2025/8/22 UP!
夏はゲリラ雷雨や台風など、身の危険を感じるほどの、すさまじい天気に見舞われることがあります。そこで今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。
【冠水路は通行しない】8月18日(月)
ところで最近は、大変な豪雨によって、短時間のうちに道路が冠水することが、各地で起こっています。運転中、そんな冠水路に遭遇した場合、どうしたらいいのでしょうか?まず一番の安全対策は、冠水した所を避けることです。そうした場所を走って、吸気口やマフラーから浸水すると、エンジンが止まって、再始動できなくなる恐れがあります。
また、水深がクルマの床面を越えると、もう危険です!車内に浸水したり、電気装置が壊れたりと、いろいろな不具合が発生する可能性があります。さらに、床面より深い場所でクルマが浮いてしまうと、
ハンドル操作が不能になり、流される危険性もあります。
「じゃあ、浅ければ大丈夫じゃない?」と思う方、いらっしゃるかもしれませんね。しかし冠水路は、水の濁りや反射によって、一見しただけでは、どのぐらいの深さなのか正確に判断することは困難なため、うかつに入っていくことは、とても危険なんです。
それでもやむを得ず走行する場合は、なるべく速度を落として通行するようにしてください。
そして走行後は、水に浸かった部分のチェックを必ず行いましょう。ブレーキが固着したり、サビが発生したりする他、電気装置が損傷を受けている可能性があります。カーディーラーなどで、点検や洗浄を受けるようにしてくださいね。
【水没して動けなくなったら】8月19日(火)
今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマにお送りしています。
ゲリラ豪雨など、非常に激しい雨が降った時、特に危険とされているのが、道路や線路などをくぐるため、周囲より低くなっている「アンダーパス」と呼ばれる場所です。こうしたポイントは、周囲から水が流れ込むため、あっという間に冠水します。そこへ、クルマが進入し動けなくなって水没、そして、ドライバーさんなどが死亡する、といった事故も度々発生しています。
冠水したアンダーパスは通らず、必ず迂回して欲しいのですが、それでも誤って入ってしまい、立ち往生してしまった時、ドライバーさんは一体どうしたらいいのでしょうか?
まず、水位がドアの下の部分より高くなると、水圧でドアを開けることが難しくなります。そこで、パワーウインドウが作動するうちは、窓をあけて脱出します。
パワーウインドウも動かなくなったら、ドアの窓ガラスを割って脱出してください。そのために、脱出用ハンマーを普段から車内に備えておくと、イザという時に安心ですね。この時、フロントガラスは砕けにくい強化ガラスになっているので、必ずドアの窓を割るようにしましょう。
そして、クルマから出て冠水路を歩く場合も要注意です。水に流れがあると足をすくわれる可能性がありますし、マンホールのフタが外れているなど、どんな危険が潜んでいるか分かりません。もし、自分にはとても歩けないと判断した時は、クルマの屋根の上にのぼって、レスキューなどを待つ、という判断も大切ですよ。
【雹が降ったら】8月20日(水)
夏場、大気の状態が不安定な時など、天気が急変して、「雹」が降ってくることがあります。雹とは、直径が5ミリ以上の氷の粒のこと。場合によっては、ゴルフボール大になることもあるといいます。
固い氷の粒ですから、勢いよくクルマに当たれば、ボディに無数のへこみを作るなど、クルマを傷つける可能性がありますよね。運転中にもし、そんな「雹」が急に降り出したら、みなさんはどうしますか?自宅の駐車場に車を止めている場合なら、厚手の毛布や布団などをかければ、「雹」の衝撃を和らげて、損傷を抑えることができます。
一方、運転中に「雹」が降り出した場合は、可能な限り早く、屋内駐車場へ避難しましょう。しかし、そうした場所が見当たらず、運転に危険を感じるほどの「雹」が降っているような場合には、まず周囲の安全を確認しながら減速します。そして、道路の左端に寄せてクルマを停め、「雹」がやむのを待ちましょう。この時、防寒対策も兼ねて、日頃から毛布を積んでいるなら、それをボディにかけるのもいいでしょうね。
ただ、「雹」によってクルマにキズが付いてしまい、修理が必要になった場合、車両保険で補償されるかどうかは、契約内容によって違ってきます。「雹」による損傷に自分の任意保険が使えるかどうかは、加入している保険会社に確認してみてくださいね。
【台風の時には運転は控える】8月21日(木)
夏から秋にかけて多く、発生すれば天気予報から目が離せなくなるモノといえば、そう、台風ですね。
強風と大雨をもたらすだけに、台風が最接近している日に運転するのは、大きな危険を伴います。
例えば、豪雨によって視界が非常に悪化。ワイパーをいくらフルに稼働させても、前方がほとんど見えなくなることもありますよね。また大雨によって、スリップもしやすくなるので、慎重な運転が欠かせません。
さらに、強風も要注意です。風によって、思わずハンドルを取られることもあるでしょう。それに、軽自動車や二輪車などの比較的軽い車両や、ワンボックスカーやトラックなど背の高いクルマは、強風によって車体がふらついたり、横転する危険性があります。その他、看板や屋根の一部、街路樹などが風に飛ばされ、道路上に落下することもあるので、厳重に警戒しましょう。
その他にも、川の近くでは氾濫、海の近くでは高潮、そして山間部では、土砂崩れなどに巻き込まれる危険性もあります。台風情報などを小まめにチェックして、そうした場所には、近づかない方が無難でしょうね。
ちなみに、台風が去ってもクルマの走行には注意が必要です。暴風によってガラスの破片や木の枝、がれきなどが路上に散乱している場合があって、タイヤがパンクする危険性が高いそうです。台風通過後も、不要不急の運転は控えた方がいいでしょう。
【台風に備えてクルマを守る】8月22日(金)
今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマにお届けしてきました。
ところで、屋外に駐車している場合、台風の豪雨や強風によって、クルマに大きな被害が出ることがありますよね。それを防ぐために、台風が接近してきたら、周囲にある、風に飛ばされてクルマに当たりそうなモノは、片付けておくようにしましょう。
例えば、植木鉢や看板などがそれにあたります。また、持っているなら、クルマのカバーをかけておくだけでも、モノが当たった衝撃を和らげてくれますよ。
そして日頃から、役所などが発表しているハザードマップをチェックして、自宅付近が、どのような災害の危険性があるのかを、チェックしておくことも大切です。
それによって、駐車場所が、浸水や土砂災害などの危険性を伴うということが分かったら、台風が来る前に、クルマを安全な場所へ避難させた方が安心ですね。浸水の危険性がある場合は、高い土地にある駐車場のほか、立体駐車場などに移しておけば、万が一、近くの河川が氾濫してもクルマを守ることができますよ。
今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマにご紹介しました。