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◆ この時期おすすめの整備

2024/11/15 UP!

先週木曜日、11月7日は立冬でした。今年は猛暑のあと、秋になっても気温の高い日々が続きましたが、これからは、次第に本格的な冬へと向かっていくでしょう。そんな季節の変わり目のこの時期に、ぜひオススメしておきたいメンテナンスなどがあります。

そこで今週は、「この時期おすすめの整備」をテーマに、さまざまな情報をご紹介していきます。

【夏に酷使したタイヤを点検・交換】11月11日(月)

まず、今朝取り上げるのが、タイヤです。

ゴム製品のタイヤにとって、太陽光に含まれる紫外線は、まさに大敵。紫外線にさらされることで、ゴムの劣化が進んでしまうんです。特に近年の記録的な暑さでは、その日差しの強さはいうまでもないですよね。そんな猛暑の夏、そしてずっと気温の高かった秋と、紫外線にさらされてきたみなさんのおクルマのタイヤ、良い状態を保てていますか?

紫外線などによってタイヤの劣化が進むと、ゴムが固くなり、特にタイヤの側面の部分などにクラックと呼ばれるヒビ割れが起こります。小さなクラックであれば問題なく走行できますが、タイヤの中に補強材として入っているスチールコードに達するほどになったら、そのタイヤはもう使用することができません。そのまま使っていると、走行中のバーストなどの原因となり、大変キケンです。

ということで、夏、秋と紫外線にさらされたタイヤを、冬を前にしたこの時期、カーディーラーなどで、しっかりと点検してもらいましょう。そしてヒビ割れなど、もしも劣化が進んでいるようなら、
早めに交換を行ってくださいね。

【バッテリーのメンテナンス】11月12日(火)

今週は、「この時期おすすめの整備」をテーマにお送りしています。昨日のタイヤに続いて、今朝ピックアップするのは、バッテリーのメンテナンスです。

バッテリーを一番酷使するシーズンといえば、やはり夏ですよね。日々、カーエアコンをフル稼働するのはもちろん、海や山といったレジャーに出かけた先などで渋滞にはまってノロノロ運転ということが重なると、オルタネーターによる発電も十分にできません。そんな中で、カーエアコンなどの電装品を使うことは、バッテリーに大きな負担となります。

また、今年は秋も暑かったですから、やっぱりカーエアコンが欠かせなかったという方、多いかもしれませんね。そんな夏・秋を経て、本格的に寒くなる前の今の時期こそ、ぜひバッテリーのチェックと、メンテナンスを行っておきましょう。

というのも、バッテリーは気温の影響を受けやすく、冬の低温状態では、その性能を十分に発揮することが出来なくなってしまうんです。そのため、バッテリー上がりなどのトラブルが起こりやすくなってしまいます。もちろん、バッテリーがまだ新しく、元気な状態なら問題ありませんが、夏・秋に酷使し、さらに年数が経って劣化したものだと、いざという時、エンジンが動かない・・・なんてことになりかねません。

バッテリーの寿命は、2年から3年が目安。しばらく交換をしていない・・・という方は、ぜひこの機会に、カーディーラーなどで、バッテリーの点検・交換をしておきましょう。

【カーナビの地図ソフト更新】11月13日(水)

「この時期おすすめの整備」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。初めての土地で、迷わずドライブするために欠かせないのが、カーナビですよね。
今では、多くの方が利用されていると思います。

ただ、このカーナビ。常に最適なルートを表示してくれるかというと、必ずしもそうではありません。
カーナビに入っている地図ソフトが古くなっている場合、最新のルートやスポットを案内できないんです。実は、多くのカーナビの地図ソフトは、毎年6月と11月に、新しいバージョンがリリースされます。つまり今こそが、地図ソフトの更新に、絶好のタイミングという訳です!

では、地図ソフトを更新するとどんなメリットがあるんでしょうか?

例えば、新規開通した道路を利用した効率のいい道案内をしてくれます。また、登録されている電話帳も新しくなるので、電話番号による目的地の検索も簡単にできます。それに、近年多い市町村合併や編入にも対応しています。古いソフトだと、新しい住所を入力しても、役に立ちませんからね。そして増え続ける、充電スポットや水素ステーションなど、おクルマに必要な最新の情報も収録されています。

ただ地図ソフトの更新方法は、カーナビの機種によってさまざまです。まずは、説明書を確認するか、
お近くのカーディーラーにお問い合わせください!

【冬用タイヤの準備】11月14日(木)


今週お送りしているテーマは、「この時期おすすめの整備」です。

月曜日にタイヤの点検や交換についてご紹介しましたが、この時期、タイヤについてもう一つ、オススメしておきたいことがあります。それが、冬用のスタッドレスタイヤの購入です。

ふだん雪がほとんど降らない、千葉県をはじめとした南関東でも、ふいに大雪が降ったり、路面がカチカチに凍結することがありますよね。そんな時、各地で多くの事故が発生しています。そこで最近では、南関東でも、冬場にスタッドレスタイヤを愛用される方、増えているようです。

とは言っても、積雪や路面凍結に備えるのは、11月だと、まだちょっと早い気がするドライバーさん、多いかもしれませんね。でも、早めにスタッドレスタイヤを購入しておいた方がいい理由があるんです。というのもスタッドレスタイヤは、新品の状態では、その性能を十分に発揮できません。実は新品のタイヤは、表面を薄い皮のようなもので覆われているんです。そのため、200キロぐらい走り慣らして、表面の皮を少し剝いた方が、雪や氷に対して、その性能をいかんなく発揮できるんです。

また、スタッドレスタイヤの販売は、雪の時期が近づいてくると、需要の高い雪国が中心になります。
そのため南関東では、在庫が十分にない・・・といった状況になることがあるんです。そのため、欲しいタイヤを確実に手に入れるためには、早くから予約した方がいいという訳です。

新しくスタッドレスタイヤの購入をお考えの方は、早めにお近くのカーディーラーなどにお問合せくださいね。

【エンジンオイルの交換は必要?】11月15日(金)

「この時期おすすめの整備」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最後に取り上げるのは、エンジンオイルの交換についてです。

エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑などを行い、エンジンをスムーズに回転させる大切なものです。そのためエンジンオイルには、使用する環境に応じた適度な粘り気、粘度がついています。このエンジンオイルの粘度について、夏と冬では、エンジンオイルを交換して、粘度を変えるべき、なんていうハナシを聞いたこと、皆さんはありませんか?

かつては、寒い冬には粘度の柔らかいエンジンオイルを使用し、暑い夏には、硬いエンジンオイルを使用する、といった使い分けが、実際、よく行われていました。では今でも、季節に合わせて交換するべきなんでしょうか?

結論から言いますと、現在においては、1年を通じて同じ粘度のエンジンオイルを使って問題ありません。これは、エンジンオイルの性能が向上したためです。ただ、超極寒の土地を走るようなときには、
環境に応じたモノを選んだ方がいいケースがあります。その際は事前に、カーディーラーなどへ相談してみてください。そしてもちろん、季節や場所を問わず、エンジンオイルの定期的な交換は、欠かせませんよ!

今週は、「この時期おすすめの整備」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉の紅葉スポット

2024/11/8 UP!

今日は、三連休の最終日。レジャーなどでお出かけされる方、結構いらっしゃるでしょうね。今年は猛暑の影響で、各地で紅葉の遅れが指摘されていましたが、来月にかけて、千葉県周辺でも、紅葉が進んでいくことでしょう。

そこで今週は、「千葉の紅葉スポット」をテーマに、さまざまな紅葉の名所を取り上げていきたいと思います。

【ふなばしアンデルセン公園の紅葉】11月4日(月・振休)

まず今朝ピックアップするのは、船橋市にあります「ふなばしアンデルセン公園」です。最近では、親子3世代に渡ってのびのびと遊べる公園として、とても人気がありますよね!およそ38万平方メートルという広大な園内は、フィールドアスレチックや、19世紀のデンマークの牧歌的風景が再現されたメルヘンの丘など、特色ある5つのゾーンに分かれています。

また園内は、四季折々の草花で彩られていて、季節を問わず、常時150種類10万株が美しく咲き誇ります。秋には、球根ベゴニアや、サルビア、マリーゴールドなどが楽しめます。

そしてこれからの季節は、モミジ、クヌギ、コナラ、ヌマスギなどの紅葉が見ごろを迎えます。中でも、園内中央にある「太陽の池」周辺の、「太陽の橋」から望む光景は、まさに絶景のひとこと!さらに、手漕ぎボートから眺める紅葉もオススメですよ。例年の見頃は、11月中旬から12月上旬ごろです。

そんな「ふなばしアンデルセン公園」へのアクセスは、東関道の千葉北インターからだと、国道16号を経由して30分ほどで到着です。ご家族連れで、ぜひ美しい紅葉を楽しんでみてください!

【葛飾八幡宮のイチョウ】11月5日(火)

今週は、「千葉の紅葉スポット」をテーマにお送りしています。

今朝ピックアップするのは、市川市にあります「葛飾八幡宮」です。こちらの神社の創建は、平安時代、実に1100年以上もさかのぼります。宇多天皇の勅願によって、京都の「石清水八幡宮」より勧請し、下総の国総鎮守八幡宮として鎮座したのが始まりだそうです。平将門や源頼朝、徳川家康など、名だたる武将からも崇敬を集め、現在も、厄除け開運・必勝・安産・育児守護の神さまとして広く親しまれています。

そんな、こちらの社殿の横にあるのが、推定樹齢およそ1200年といわれるご神木、「千本公孫樹」です。国の天然記念物にも指定されていて、秋になると、黄色く染まった見事な姿を見せてくれます。
多くの幹が寄り添って支え合う姿をしていることから、縁結びのご利益があると伝えられています。

また、参道のイチョウ並木も見頃を迎えると、黄色の落ち葉が地面を覆い、黄金色に包まれた美しい秋の風情に包まれます。参道を歩くだけで、ぜいたくな気分になるでしょう!11月下旬には、ライトアップのイベントも行われますよ。

そんな「葛飾八幡宮」へのアクセスは、京葉道路の市川インターからだと、およそ15分で到着です。
皆さんもぜひ、美しい黄色に癒されてみてはいかがでしょうか。

【戸定が丘歴史公園の紅葉】11月6日(水)

「千葉の紅葉スポット」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。三か所目にピックアップするのは、松戸市にあります「戸定が丘歴史公園」です。

この公園には「戸定邸」というお屋敷があるんですが、実はこちら、徳川十五代将軍・慶喜の弟で、最後の水戸藩主となった、徳川昭武が明治時代に住んだ邸宅なんです。明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物で、国の重要文化財に指定されています。慶喜もこの屋敷を度々訪れては、昭武とともに趣味の写真撮影などを楽しんだそうですよ。

その他、国指定の名勝である美しい「戸定邸庭園」や徳川昭武ゆかりの品を数多く展示する「戸定歴史館」など、見どころいっぱいの公園です。

園内には、さまざまな木々や草花が植えられています。秋には、モミジやカエデ、イチョウなどが鮮やかな赤や黄に染まり、美しい風情ある景色を楽しむことができます。例年の見頃は、11月中旬から12月中旬にかけてです。

そんな「戸定が丘歴史公園」へのアクセスは、東京外環自動車道の松戸インターや、三郷南インターからだと、それぞれ10分ほどで到着します。歴史に思いを馳せながら、見事な紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【千葉県立北総花の丘公園の紅葉】11月7日(木)

今週お送りしているテーマは、「千葉の紅葉スポット」です。今朝は、印西市にあります、「千葉県立北総花の丘公園」の紅葉について、取り上げてみたいと思います。

「北総花の丘公園」は、千葉ニュータウンの中心に位置する、総面積50ヘクタールの総合公園です。
広大な芝生の広場を中心に、北総地域の自然を残した雑木林や小川、池などが設けられています。植物を通じての、文化、情報とコミュニティーの発信をテーマにしていて、開発前の自然が残された里山の自然を、身近に感じることができるスポットです。

園内には多くの花々や木々もあって、特に秋にはモミジやハナミズキなど、およそ20種の樹木が美しい紅葉を見せてくれます。

水辺と森に囲まれた園内は、AゾーンからEゾーンまで5つのゾーンに分かれていて、秋はBゾーンの池周辺が、特にオススメ!紅葉を楽しみながら、イイギリやヤマボウシなどの木の実も、見ることができますよ。紅葉の見頃は、例年では10月下旬から11月上旬頃となっています。

そんな「北総花の丘公園」へのアクセスは、東関東自動車道の千葉北インターからだと、国道16号や県道61号を経由して、40分ほどで到着です。紅葉に染まる里山の雰囲気を感じながら、秋の一日、ゆっくりと散策を楽しんでみてはいかがでしょう。

【本土寺の紅葉】11月8日(金)

「千葉の紅葉スポット」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最後にご紹介するのは、松戸市にあります「本土寺」です。

この「本土寺」が開かれたのは700年以上前の鎌倉時代のこと。日蓮上人とも関係が深く、直筆の書などが残されていて、国の重要文化財に指定されています。そんな「本土寺」では、季節ごとにさまざまな草木が境内を彩ります。中でも、梅雨どきのアジサイは有名で、別名「あじさい寺」と呼ばれるほど。ただ、秋の紅葉も見事なんです。

「やまもみじ」や「大盃」、そして関東の気候に合うよう品種改良した「秋山紅」と呼ばれる三種類のモミジ、およそ1500本が境内を紅く染めます。五重塔や回廊などの建物と紅葉のコラボも、素敵ですよ!木々が色づき始めるのは、例年11月中旬からです。

そんな本土寺へのアクセスは、常盤自動車道の流山インターからだと、およそ15分で到着します。
風情豊かに境内を彩る、鮮やかなモミジ。晩秋ならではの魅力的な景色が楽しめそうですね。

今週は、「千葉の紅葉スポット」をテーマにご紹介しました。

◆ 山道ドライブのポイント

2024/11/1 UP!

秋が深まってきました。各地で色づいてきた紅葉も、次第に本番を迎えることでしょう。そんなこれからの季節、皆さんもドライブ先で、山間部の道を走る機会があるんじゃないでしょうか?

そこで今週は、「山道ドライブのポイント」をテーマに、山道を走る時の注意点などを取り上げていきたいと思います。

【山道での運転】10月28日(月)

まず山道といえば、上り坂や下り坂、そしてカーブが多いですよね。また、道路沿いなどに草木が茂っている場所もあるでしょう。そのため、どうしても見通しが悪いところが多くあります。そんな山道を安全に走行するためには、何といってもスピードを抑え、車間距離を十分に保つことが大切です。そして山道で一番気を付けなければいけないのが、カーブを曲がるときです。特に下り坂は、スピードが出てしまいがち。減速が不十分なままカーブに進入すると、遠心力で曲がりきれず、対向車線にはみ出したり、ガードレールに接触したりするなど、大変危険です。

そこで、下り坂では、カーブに入る前にブレーキを踏んで、安全に曲がれるスピードに減速しておくことがポイント。カーブに入ってからブレーキを踏んだのでは、クルマの挙動が不安定になりやすいんです。そしてカーブの出口が見える辺りから、徐々にアクセルを踏み、加速していくようにしましょう。

みなさん、山道ではいつも以上に慎重な運転をお願いします!

【下り坂ではエンジンブレーキを活用】10月29日(火)

今週は、「山道ドライブのポイント」をテーマにお送りしています。

山道を運転する時によく言われることの一つが、「長い下り坂では、フットブレーキばかりを使わない」というものがありますよね。その理由は、ずっとフットブレーキを使い続けていると、ブレーキが効かなくなってしまうことがあるからです。その原因として考えられるのが、二つの現象です。

一つが、「フェード現象」。

これは長い下り坂でフットブレーキを使い続けることで、ブレーキディスクとブレーキパッドが摩擦し続け、非常に高温になってしまいます。実はブレーキパッドには、その素材によって、許容される温度があって、それを越えてしまうと、ブレーキが一気に効かなくなってしまうんです。これが、「フェード現象」とよばれるものです。

そしてもう一つが、「ベーパーロック現象」です。

こちらも、フットブレーキを使いすぎ、ブレーキが高温になることで発生します。その熱によって、ブレーキペダルを踏んだ力をブレーキに伝える、「ブレーキ・フルード」という液体に含まれる水分が沸騰し、気泡が発生。それにより、ペダルを踏んだ力をブレーキに伝えることができず、ブレーキが効かなくなってしまうんです。

このようなリスクを避けるため、長い下り坂では、エンジンブレーキもできるだけ併用して、スピードを調整するようにしましょう。マニュアル車の方はもちろん、オートマ車でも、ずっとD・ドライブレンジのままで走るのではなく、S・セカンドや L・ローといった低速ギアも使って、エンジンブレーキを上手に利用してくださいね。

【カーブでの錯覚】10月30日(水)

「山道ドライブのポイント」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

山道に多くあるカーブ。これらのカーブでは、正面衝突事故が起こることもありますが、その多くは、右カーブを走っているクルマが、対向車線にはみ出して起こっているんだそうです。なぜ、そんなことになるかといいますと、そこには目の錯覚が関係しているといいます。

みなさんも、カーブを思い浮かべてみてください。

実際の道幅は、自分の車線も対向車線も同じですよね。しかし右カーブでは、対向車線の方が広く見え、反対に左カーブでは、自分の車線の方が広く見えてしまうんです。また、人は広く見える方に寄って行ってしまう性質もあります。そのため、左カーブでは自分の車線を守って走行するクルマが多いのに、右カーブでは、広く見える対向車線側に、はみ出しやすくなるというわけです。

特にセンターラインのない道路の右カーブでは、道路の左側を走っているつもりでも、気付いたら、右に寄ってしまっていた、ということも起こりやすくなります。

ということで、カーブの多い山道を通行する時には、そうした錯覚が起こることを、頭に入れておく必要があります。そして、特に右カーブを曲がる時には、視線をカーブの先に置いて、キープレフトを意識して走行するようにしましょう。

【「落石のおそれあり」の標識】10月31日(木)

今週お送りしているテーマは、「山道ドライブのポイント」です。

山間部の道を走っていると、崖から石が落ちている絵が描かれた黄色い標識を、皆さんも見たことがあると思います。これは、「落石のおそれあり」の標識で、「落石注意」という呼び方でも知られていますね。ただ、この標識、一体何に注意したらいいのか、よく分からないという方、いらっしゃいませんか?実はこの標識、二つの意味があるんです。

一つは、絵に描かれている通り、「落ちて来る石に対して、注意してください」、という意味です。

落ちてくる石がクルマにぶつかると、クルマにキズがついたりへこんだりします。また、石の大きさによっては、車線の外に押し出され、崖から転落してしまうことがあるかもしれません。さらに、もっと大きな石が直撃すれば、クルマがつぶされるなんて、恐ろしい事態もあり得ます。

一方、もう一つの意味は、「すでに路面に落ちている石に、注意してください」という意味です。

確率でいえば、上から落ちて来る石に出会うより、こちらの、既に落ちている石を見つける方が、可能性としては高いでしょうね。ただ、例え小さくても、道路上の石を踏んでしまうとパンクする場合があります。またサイズによっては、石に乗り上げて運転を誤り、横転などしてしまう危険性だってあります。

ということで、「落石のおそれあり」の標識を見つけたら、山側はもちろん、路面にも十分注意しながら、速やかに通り抜けるようにしましょう。

【未舗装路は走らない】11月1日(金)

「山道ドライブのポイント」をテーマにお届けしてきました今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

山間部に出かけた時、道路が舗装されていない「未舗装路」を見かけることがあります。普段、そうした所を走ることはあまりないでしょうから、興味を持つ人が中にはいるかもしれませんね。でも、特別な準備なしに、そうした未舗装路を走行するのは避けた方がいいでしょう。

というのも、そうした道は、路面が荒れているため、ハンドルを取られ、思わぬ事故につながる恐れがあります。また、雨の後などで路面がぬかるんでいれば、タイヤがぬかるみにはまってしまい、身動きが取れなくなる可能性もあるでしょう。さらに、そうした道には、段差や陥没のほか、とがった石などもあって、タイヤがパンクする危険性もあります。

ただ、どうしてもそうした場所を通行しなければならない場合は、細心の注意を払わなくてはなりません。例えば、急発進すると、スリップしてしまうことがあります。アクセルはゆっくり踏むようにしましょう。そして走行中は、スピードを抑えるとともに、ブレーキも効きにくいので、先の道路状況をよく確認し、早めに優しくブレーキを踏むようにしてください。急ハンドルもスリップにつながる恐れがあるので、要注意です。

今週は、「山道ドライブのポイント」をテーマにご紹介しました。

◆ 秋に気をつけたいこと

2024/10/25 UP!

10月も下旬に入り、いよいよ秋が深まってきましたね。昼の時間が短くなり、気温も低くなるなど、この季節は、おクルマで走っている時の状況が、次第に変わってきます。そこで今週は、「秋に気をつけたいこと」をテーマに、さまざまな運転のポイントを取り上げていきたいと思います。

【早朝や夕方の事故に注意】10月21日(月)
秋と言えば、日の出が遅くなり、日の入りが早くなりますよね。朝早く家を出る人の場合、まだ辺りが暗い、なんてこともあるでしょう。また、仕事などから帰る際も、陽が沈み大抵暗くなってら・・・、
というのも、秋冬ならではのことですよね。

そこで、そんなこれからの時期、特に注意していただきたいのが、早朝や夕方の歩行者との事故です。

早朝は、早起きの高齢者が散歩や畑仕事などに出掛けることがあります。ところが、ドライバーさんの感覚からすると「こんな時間帯には、歩行者などいないだろう」という思い込みから、油断が生じやすい時間帯でもあります。それに、周囲がまだ暗いですから、道路状況が見えにくく、危険性の高い時間帯といえます。

もちろん夕方だって、要注意です!

特に、日没前後のマジックアワーなどと呼ばれる時間帯は、歩行者など、周囲のものが見えづらくなります。ということで、早朝や夕方にクルマを運転する時は、可能な範囲で、ライトを上向きに点灯し、
前方の安全をしっかり確認することが大切ですよ!

【朝夕の日差しに注意】10月22日(火)

今週は、「秋に気をつけたいこと」をテーマにお送りしています。

これからの季節、クルマを運転していると、太陽をまぶしく感じる場面に出会うことがあります。夏のようにギラギラと照る太陽ではないのに、どうしてそこまで、まぶしさを感じてしまうんでしょうか?

これは、太陽が通る高さに関係があります。夏の太陽は、空の高いところを通るので、頭上から多くの光が照り付けます。一方、秋・冬は、空の低いところを太陽が通るため、光の量は少なくても、長い時間太陽が視界に入ってきて、まぶしく感じるんです。

警察庁の附属機関である「科学警察研究所」の分析によると、太陽の高さが、地平線から10度から30度の時に運転中のドライバーさんの目に太陽の光が直接入りやすく、交通事故率が高くなるんだそうです。

その高さに太陽がある時間帯を、千葉県内で発生した事故を例に調査。夏至と冬至に近い日にちの午後で比較したところ、夏至に近い場合が、16時10分から17時50分の100分間。冬至に近い場合が、12時50分から15時20分の150分間と、午後だけでも、冬の方が1.5倍も長かったんです。

運転中、太陽の光によるまぶしさを防ぐためには、サンバイザーもいいのですが、太陽の位置が低いと防ぎきれません。そんな時、背筋を伸ばして、少しでも太陽光を遮る方法もありますが、そうすると高い位置に設置された信号機が見にくくなり、信号を見落とす可能性がでてきます。そこで、秋冬でも、サングラスを上手に併用するのがオススメですよ!

【秋からは霧が発生しやすい】10月23日(水)

「秋に気をつけたいこと」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

これからの季節は、霧が発生しやすい時期です。おクルマを走行中、もし濃い霧に出くわしたら、皆さんはどのように運転しますか?ということで今朝は、濃霧に出合った際の基本的なポイントをチェックしておきましょう。

まず、霧が発生すると視界が悪くなるので、事故を防ぐために、いつもよりもスピードを落とし、車間距離を十分取るようにしましょう。そして、視界を確保するためにヘッドライトを点灯します。ただこの時、遠くまで見通したいと、ハイビームにすると、霧で光が乱反射して、かえって視界が悪くなります。ロービームにするようにしてくださいね。フォグランプや、リアフォグランプを備えているクルマは、ぜひ活用するようにしましょう。

また、霧が濃くなり、遠くのものが見えづらくなったら、中央の車線など、近くのものを目印にして運転するのがいいでしょう。ガードレールの上の反射板なども目印にいいですね。

ただ、あまりに霧が濃くなってきた場合、無理をして運転するのは、とても危険です。安全な場所にクルマを停めて、霧が晴れるのを待つようにしましょう。一般道では、何らかの施設の駐車場。高速道路ではサービスエリアやパーキングエリアがお勧めです。ただし、追突される危険性があるので、道路脇に停車するのは避けてくださいね。

【落ち葉にも注意】10月24日(木)

今週お送りしているテーマは、「秋に気をつけたいこと」です。

これから先、木々が色づき、美しい紅葉が楽しめるシーズンとなりますが、そのあとは、多くの葉が散っていきます。そんな落葉の季節にも、運転するにあたり気を付けたいポイントがあります。

まず、乾燥した落ち葉や枯草は、非常に燃えやすいということ。クルマを停車した場所に、多くの落ち葉や枯草があり、高温の排気管に触れたりすると、アイドリングをしている間に、火が付く危険性があるんです。未舗装の場所や、落ち葉が降り積もった場所などにクルマを停める際は、十分注意するようにしてくださいね。

そしてもう一つ、落ち葉で気を付けたいのが、濡れて降り積もった落ち葉などをタイヤで踏むと、
非常にスリップしやすいということです。多くの植物の葉の表面には、ワックスのような油を含む層があって、それが水に濡れると分解されて表面に浮き出し、滑りやすくなってしまうんです。その滑りやすさは、条件にもよりますが、凍結した道路や雪道に近いと言われることもあります。

そこでクルマを運転している時、落ち葉が積もった場所を見かけたら、できるだけその落ち葉を踏まないように通行した方がいいでしょう。もし道路一面に散らばっていて、避けるのが難しい場合は、スピードを落とし、ハンドル操作やブレーキ操作をなるべく避けてください。決して、たかが葉っぱと油断することなく、くれぐれも慎重に運転するようにしましょうね。

【風邪薬などを飲む場合は要注意】10月25日(金)

「秋に気をつけたいこと」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

秋が深まり、気温が低下してくると、風邪をひく人も増えてくると思います。そんな時に、風邪薬を飲まれる方、やっぱり多いでしょうね。しかし風邪薬に限らず、さまざまな薬には、服用すると眠くなる成分が含まれていることがあるので、要注意です。

薬とクルマの運転については、道路交通法第66条に「何人も、過労、病気、薬物の影響その他の理由により、正常な運転ができないおそれがある状態で、車両等を運転してはならない」と定められています。つまり、薬の副作用などによって正常な運転ができない場合、クルマを運転することを禁止しているんです。

ちなみに罰則は1年以下の懲役、又は30万円以下の罰金。違反点数は25点となり、一発で免許取消です。普段から何気なく、風邪気味だから風邪薬を飲むという方もいると思いますが、この罰則の重さを見ると、運転前に、決して気軽に服用してはいけないことが、分かりますよね。

ということで、市販薬では、説明書などをよく読み、服用後は運転してはいけない、などの記載がある薬を飲んだら、ハンドルを握らないようにしましょう。また処方薬でも、医師や薬剤師の指示を守って、運転をするようにしてくださいね!

今週は、「秋に気を付けたいこと」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉のお手軽釣りスポット

2024/10/18 UP!

秋のレジャーシーズンまっさかり!皆さん、いろんな趣味などを楽しんでいると思いますが、さかな釣りも、そんなレジャーの一つですよね。

そこで今週は、「千葉のお手軽釣りスポット」をテーマに、千葉県で、初心者でも気軽に釣りを楽しめるスポットを五つ、ピックアップしていきたいと思います!

【清水公園のニジマス釣り】10月14日(月・祝)

まず今朝取り上げるのは、野田市にあります「清水公園」です。

千葉県民には、もうすっかりお馴染みの清水公園。「自然とともだち」をキャッチフレーズに、日本最大級の「フィールドアスレチック」をはじめ、キャンプやバーベキュー、ポニー牧場など、さまざまな楽しみ方ができる総合公園です。

こちらの公園には、初心者でも手軽にニジマス釣りが出来る釣り堀があります。天然石で囲われた2つの池に、2000匹を超えるニジマスが放流されていて、子どもから大人まで十分楽しめます。

釣り堀の入場は無料。200円で、釣り竿やバケツ、餌などを受け取ります。そして釣ったニジマスは、その場で焼いてもらい、食べることができるんです。料金は、焼き代込みで1匹600円。ただし、釣った魚を生のまま持ち帰ったり、池にリリースしたりはできませんので、ご注意くださいね。

そんな「清水公園」は、常磐自動車道の柏インターチェンジからだと、国道16号を経由して約12キロ、30分ほどで到着します。自然の中、家族で釣ったばかりのニジマスを、ぜひ思いっきり味わってみてはいかがでしょうか!

【太海フラワー磯釣りセンター】10月15日(火)

今週は、「千葉のお手軽釣りスポット」をテーマにお送りしています。今朝ピックアップするのは、鴨川市にあります、「太海(ふとみ)フラワー磯釣りセンター」です。太平洋に面した磯を利用してつくられた海の釣り堀で、手軽に海釣り気分が味わえると人気の場所です!ただしこちらでは、竿やエサの持ち込みは禁止されていますので、注意してくださいね。

まず1500円で竿や餌を受け取り、フィッシングスタート!ちなみに、竿は竹の「延べ竿」で、浮き釣りの仕掛けが付いています。

気になるのは魚の種類ですが、マダイやイシダイ、メジナ、カサゴ、ウマヅラハギ、さらに、高級魚・シマアジや大物のオオニベなど、およそ30種類の魚がいるそうです!ただ、大物を釣り上げるのは、かなり難しいそうですよ!

コチラでは、釣った魚は全てリリースするのがルール。魚がかかったら釣り上げてしまう前に係員を呼んで、釣り針を外してもらいましょう。魚を持ち帰りたいという場合は、魚の販売も行っていますので、そちらを利用してくださいね。

そんな「太海フラワー磯釣りセンター」へのアクセスは、館山自動車道の君津インターチェンジからだと、房総スカイラインなどを経由し、60分ほどで到着します。

雄大な太平洋を眺めながらの海釣り気分。きっと爽快な休日を過ごせるはず!外海を泳ぐ元気な魚たちの強い引きに、確かな手ごたえを感じることができる、釣り人納得の魅力的なスポットです!

【手賀沼フィッシングセンター】10月16日(水)

「千葉のお手軽釣りスポット」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

三カ所目にピックアップするのは、柏市にあります「手賀沼フィッシングセンター」です。柏市と我孫子市、白井市、印西市にまたがる手賀沼。その東側、「奥手賀」と呼ばれるエリアに位置する「手賀沼フィッシングセンター」には、ニジマスや金魚釣りが楽しめる釣り堀のほか、キャンプ場、ドッグラン、レストランなどが揃っています。

ニジマス釣りでは、まず竿をレンタルします。竿は1本1500円で、エサ付き、時間は無制限となっています。竿の持ち込みはできませんので、注意してくださいね。そしてこちらでは、釣ったニジマスは、全て買い取りとなります。料金は1キロに付き、2000円です。釣ったニジマスは、その場で焼いて食べることもできますよ。ちなみに、小学生以下の子供向けの金魚釣りは、竿の料金は500円で、制限時間は30分。1匹まで持ち帰ることができます。

そんな「手賀沼フィッシングセンター」へのアクセスは、常磐自動車道の柏インターチェンジからだと、30分ほどで到着します。施設内のレストランでは、スパイスと地元の食材を活かしたオリジナルカレーや自家焙煎珈琲なども楽しめます。手賀沼を眺めながら、一日のんびり過ごしてみてはいかがでしょう!

【九十九里海釣りセンター】10月17日(木)

今週お送りしているテーマは、「千葉のお手軽釣りスポット」です。今朝は、釣りの初心者はもちろん、釣り好きの人もハマるという人気の釣り堀、九十九里町にあります「九十九里海釣りセンター」をピックアップしたいと思います。

こちらは海の魚を釣る釣り堀なんですが、陸上にある施設です。釣り堀の広さは横幅30メートル、縦70メートルという、関東最大級のスケールを誇ります。

特徴は大きさだけではありませんよ! 釣れる魚が、とにかく豊富なんです!マダイをはじめ、カレイやイシダイ、スズキ、シマアジ、イナダ、ヒラマサなどなど、なんと50種類以上!

料金は、8時の開園から15時の閉園までの「1日コース」の場合、大人は1万1000円、女性や中学生以下は8000円。最長4時間の「短時間コース」なら、大人8000円、女性や中学生以下は6000円です。釣った魚はすべて持ち帰りでき、1人20匹までは釣り放題。それ以降は、大きい魚順に100グラムにつき250円がプラスとなります。貸し竿や釣り餌も用意されていますので、手ぶらで行っても楽しむことができますよ!

そんな「九十九里海釣りセンター」へのアクセスは、千葉東金道路の東金インターチェンジからだと、
国道126号を経由して九十九里有料道路へ入り、九十九里インターチェンジで降りてから3分ほどで到着します。ご家族やお友達、そしてカップルなど、一緒に大物を目指して、釣りの面白さを存分に味わってみてはいかがでしょうか!

【オリジナルメーカー海づり公園】10月18日(金)

「千葉のお手軽釣りスポット」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。きのうまでの釣り堀とは変わり、最後は、実際の海で、誰でも気軽に海釣り体験ができる、市原市の「オリジナルメーカー海づり公園」をピックアップしたいと思います。

千葉県唯一の桟橋スタイルの釣り施設で、沖に向かって渡り桟橋を歩くと、長さおよそ300メートル、幅10メートルから15メートルの釣り桟橋が延びています。養老川の河口に位置しているので、
淡水を好む魚と海を回遊する魚の両方を狙うことができるといいます。例えば、春にはカレイやメバル、夏から秋にはアジ、イワシ、ハゼ、冬にはサヨリなど、季節によってさまざまな魚が集まってくるそうですよ!

料金は、1人920円。65歳以上の方は、460円。見学のみの場合は、1人220円。65歳以上の方で110円。中学生以下の入場は無料です。管理棟では竿のレンタルのほか、仕掛けやエサを販売しています。また、釣り桟橋には指導員が常駐しているので、釣りが初めての人でも安心して挑戦できますね!

そんな「オリジナルメーカー海づり公園」へのアクセスは、館山自動車道の市原インターチェンジからだと、およそ15分で到着します。誰でも快適に海釣りが楽しめる、評判のスポットです!

今週は、「千葉のお手軽釣りスポット」をテーマにご紹介しました。

◆ チャイルドシートの大切さ

2024/10/11 UP!

秋の行楽シーズンということで、ご家族でドライブに出かける予定がある方、多いんじゃないでしょうか。そんな時、小さいお子さんがいるご家庭で欠かせないのが、チャイルドシートです!

そこで今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマに、さまざまなポイントをご紹介していきたいと思います。

【チャイルドシートの大切さ】10月7日(月)

まずは、チャイルドシートを使用するにあたり、そのルールをおさらいしておきましょう。チャイルドシートは、6歳未満のお子さんがクルマに乗る時、使用しなければいけない決まりになっています。

もちろん、赤ちゃんが生まれて、病院から退院する時も、クルマに乗せるならば、チャイルドシートを使用しなければいけませんよ。そういう予定があるという方は、ぜひ早めに用意するようにしてください。

では、どうしてチャイルドシートが必要なのでしょうか?それはもちろん、万一の事故の際、お子さんの命を守るために、非常に重要だからです。

警察庁の統計によると、チャイルドシートを使用していなかったケースでは、適正に使用していた場合と比べて、自動車事故を起こした時の致死率は、ナントおよそ4.2倍にもなるといいます。チャイルドシートは、車内でお子さんの安全を守る唯一の方法で、いわば安全装置です。おクルマを運転する親御さんたちは、お子さんの成長に合わせたチャイルドシートを選び、正しく使用するようにしてくださいね!

【チャイルドシートの着用率】10月8日(火)

今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマにお送りしています。

お子さんの安全を守るために重要なチャイルドシートですが、このチャイルドシートの使用率って、皆さんはどのぐらいだと思いますか?警察庁とJAF・日本自動車連盟が、今年5月、合同でチャイルドシート使用状況の全国調査を行いました。その結果によりますと、全国平均の使用率は78.2%で、
去年の調査に比べて2.2ポイントプラスとなりました。この調査結果によれば、使用率は年々増加傾向にはありますが、まだ20%以上のクルマでチャイルドシートが使われていないというのは、残念なことですよね。

しかも、年齢別にその使用率を見てみると、1歳未満では91.7%とかなり高い数値だったものの、
5歳では57.9%と、大幅にダウン。年齢が上がるにつれて、使用率が低下しているんです。これは、体が大きくなって、使っていたチャイルドシートが合わなくなったものの、買い替えずに済ませている・・・、そんなご家庭が多いのかもしれません。さらに、心配なことがもう一つあります。取り付けられたチャイルドシートのうち、正しく取り付けが出来ていた割合は、69.8%、そしてお子さんを適切に座らせることができていた割合は、わずか55.7%だったというんです。

チャイルドシートがせっかくあっても、取り付け方などが正しくないと、効果を十分に発揮することができません。ぜひ今一度、取扱説明書をよく確認して、正しく取り付け、正しくお子さんを座らせてあげてくださいね!

【チャイルドシートを取り付ける場所】10月9日(水)

今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマにお送りしている、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのうは、チャイルドシートを正しく使用することが大切、ということをご紹介しましたが、実はどの場所に取り付けるか・・・ということも、とても重要なんです。

「どこでも、好きな場所でいいんじゃない?」と思う方、中にはいらっしゃるかもしれませんが、お子さんの安全のために、避けた方がいい場所があるんです。それが、助手席です。

というのも、最近のクルマでは、助手席には間違いなく、エアバッグが装備されていますよね。実は、このエアバッグが膨らむ勢いは、私たちの想像を超えるほどのもの。このエアバッグの膨らみによって、子どもに重大な被害を及ぼすことがあるんです。特に、乳児が使用する後ろ向きのチャイルドシートは、助手席で使用するのは非常に危険なので、絶対にやめましょう。

幼児用のチャイルドシートも、やむを得ず助手席に装着する場合は、座席を一番後ろに下げた状態で、取り付けるようにしてくださいね。

その他、後部座席の中央も、座席の形状やシートベルトの方式から、しっかり取り付けられないことがあります。ということで、クルマのタイプや乗車する人数にもよりますが、オススメの設置場所は、運転席または助手席の後ろの座席です。詳しくは、おクルマやチャイルドシートの取扱説明書をよくご確認ください。

【6歳以上はジュニアシートを使おう】10月10日(木)

今週お送りしているテーマは、「チャイルドシートの大切さ」です。

月曜日にも取り上げたように、チャイルドシートは、6歳未満のお子さんがクルマに乗る時に、使用することが義務付けられています。では、6歳以上のお子さんはどうでしょうか?確かにルール上は、チャイルドシートの使用義務はありません。ただ、大人と同じように、一般のシートベルトをしていればいいかというと、そんなことはないんです。というのも、シートベルトは大人の体形を元に設計されていて、身長150センチ程度にならないと、安全に使用することができないんです。

では、小さなお子さんが普通のシートベルトを使用していると、どうなるんでしょうか?

例えば、腰に巻くベルトが腹部を通っていると、事故の衝撃で内臓を損傷する危険性があります。
また、肩のベルトが首を通っていると、事故の衝撃で首を絞めつけたり、首の骨が折れることもあるといいます。

そこで大切なのが、身長150センチ程度になるまでは、学童用のチャイルドシート、いわゆるジュニアシートを使用することです。ジュニアシートには、背もたれが付いたタイプと、座面だけのブースタータイプと呼ばれるものの2種類があります。ブースタータイプは、ベルトによるお腹の圧迫を防いでくれますが、体格によっては、肩ベルトが首にかかってしまう可能性があります。一方、背もたれが付いたタイプは、シートベルトを適正な位置に調整するガイドが付いていますので、安心して使用することができますよ。

お子さんが6歳になったら、ぜひジュニアシートを使用してくださいね。

【抱っこでは子供を守れない】10月11日(金)

「チャイルドシートの大切さ」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

街なかを走行しているクルマを見ていると、時々、車内でお子さんを抱っこしている姿を目にすることがあります。もしかしたら、小さいお子さんなら、事故があったとしても、抱きとめられると思っているのかもしれませんね。でもその考えは、甘いと言わざるを得ません。

というのも、こんな実験データがあるんです。

時速40キロで走行するクルマが壁に正面衝突した場合、乗っている人に加わる衝撃は、体重のおよそ30倍にもなるといいます。つまり、体重5キロの赤ちゃんでも、衝突の瞬間、なんと150キロもの重さになる訳で、大人といえども、とても支えきれるものではありません。

しかも、もし抱っこしている人が、シートベルトを着用していなかったら、その人にかかった衝撃力まで、お子さんにかかることになります。そのまま前の席の背もたれなどに激突すれば、とても無事でいられませんよね。

お子さんをクルマに乗せるときに、チャイルドシートを装着しないという選択肢はありません。子どもの安全を守るのは、私たち大人であることを、皆さん、しっかり肝に銘じておいてください。

今週は、「チャイルドシートの大切さ」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉のグランピングで遊ぶ

2024/10/4 UP!

明日から10月ですね。暑さも落ち着いてきて、いよいよ秋の行楽シーズン本番です。そんな中で、自然の中でゆったりと過ごしたいという方にまだまだ人気なのが、グランピング!
そこで今週は、「千葉のグランピングで遊ぶ」をテーマに、話題のスポットをご紹介していきたいと思います!

【高滝湖グランピングリゾート】9月30日(月)

まず、今朝ピックアップするのは、市原市にあります「高滝湖グランピングリゾート」です。
高滝湖のほとりにあるこちらは、廃校になった旧高滝小学校をリノベーションして、2021年4月に誕生したグランピング施設。

日の光が差し込む「ドームテント」や、100%コットンで三角の形がかわいい「ベルテント」、そして、星空も見上げられるスケルトンの「クリアドームテントなど、バリエーション豊かな空間で、グランピングが楽しめJます。もちろん全室冷暖房完備で、快適に過ごせますよ!

さらに、小湊鉄道より譲り受けたという、廃車になった鉄道車両に宿泊することもできるんです。また、ペット同伴OKのテントもありますよ。

施設内には、人工温泉の貸切風呂や、無料のシャワールームも完備。気になるディナーはバーベキューで、牛肉・豚肉のほか、海鮮や、地元・高滝産の季節野菜などを贅沢に味わえます!

そんな「高滝湖グランピングリゾート」は、圏央道の市原鶴舞インターチェンジから8分ほどで到着します。秋空のもと、心地よく非日常を味わってみてはいかがでしょう?

【FARMER`S FIELDZ】10月1日(火)

今週は、「千葉のグランピングで遊ぶ」をテーマにお送りしています。

今朝ピックアップするのは、南房総市にあります「FARMER`S FIELDZ(ファーマーズ・フィールズ)」です。こちらは、なんと1日2組限定という、プライベート感をたっぷりと味わえるグランピング施設。高台から太平洋を一望できる絶好のロケーションで、アウトドアを満喫できます!

2つのサイトにはそれぞれ、手作りのウッドデッキが設けられ、そこに八角形のコットンテントが張られています。さらにサイト内には、高さ3メートルの展望デッキがあって、その上からは白浜の海を望むことができます。また夜には、満天の星空を眺めることもできるんです!その他、焚き火コーナー、専用のトイレ、シャワーが備えてあって、自分達だけの空間を、ゆったりのんびり過ごすことができますね。

食材は持ち込むこともできますが、3日前までに予約すれば、アメリカンバーベキューなども楽しむことができますよ!そして、様々なアイテムが無料でレンタルもできるんです。料理好きの方なら、燻製器や、ダッチオーブン、ピザオーブンなどを借りて、豪快なアウトドア料理を、楽しむことができます!

そんな「FARMER`S FIELDZ」へのアクセスは、富津館山道路の富浦インターチェンジから、およそ30分で到着します。海に面したプライベート感満点のグランピングサイトで、特別な休日を、ぜひ過ごてしてみてはいかがでしょうか。

【BUB RESORT】10月2日(水)

今週は、「千葉のグランピングで遊ぶ」をテーマにお送りしている、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。今朝ピックアップするのは、長生村にある「BUB RESORT(バブ・リゾート)」です。こちらの施設は、宿泊や食事はもちろん、アクティビティも全て楽しめる、体験型グランピング施設となっています。

宿泊料金を支払うと、およそ20種類のアクティビティに参加することができるんだそうです。例えば、宝探しやスターウォッチング、そして蕎麦打ち体験にサバイバルゲームなど、盛りだくさん。
もちろん、参加は個人の自由ですので、他にお出かけしたり、部屋でゆっくり過ごすこともできますよ!

部屋はコテージや、ドームテント、ベルテントから、好みのものを選ぶことができます。ベッドやエアコン、冷蔵庫なども完備しているので、自然を感じながら、快適に過ごすことができますね!

食事は、カタカナで「トタベル」がテーマ。これは「地域と食べる」と「トラベル」から作られた造語で、地元長生村の採れたて野菜から、一宮で水揚げされた魚介類まで、幅広く地元で採れた食材を味わえます。

そんな「BUB RESORT」へのアクセスは、圏央道の茂原北インターチェンジを降りて、25分ほどで到着します。様々な体験を通じて、素敵な休日を過ごしてみてはいかがでしょう。

【TACO GLAMP THE MEXICO】10月3日(木)

「千葉のグランピングで遊ぶ」をテーマに、今週はお送りしています。きょうご紹介するのは、多古町にあります「TACO GLAMP THE MEXICO(タコ・グランプ・ザ・メキシコ)」です。

こちらは、廃校になった小学校をリノベーションしたアウトドアリゾート施設。グランピングだけでなく、オートキャンプも楽しめます。

グランピングエリアでは、コットン生地を使った、タマネギのようなかわいらしい形をした「カルパテント」や、ドーム型で全て透明な「クリアドームテント」のほか、直径6メートルで気密性・居住性などホテル並みに快適な「デラックスドームテント」など、様々なタイプのテントを用意。もちろん全て冷暖房を完備しています。さらに、ペットと一緒に泊まれるドームテントや、キャンピングトレーラーなどもありますよ!

ディナーは、地元・多古町産の元気豚(げんきぶた)のプルドポークを使ったタコスに、元気豚の肩ロースをガスグリルで豪快に焼き上げる、メキシカンバーベキューなどが楽しめます。朝食では、おいしいお米で有名な多古町ならではの多古米と、多古産あじさい卵を使った、卵かけごはんが味わえますよ!

その他、いろいろな遊具などでチェックイン前から遊べる体育館や、多くの漫画を揃えたコミックルーム、そして夏にはプールで遊ぶこともできるんです!そんな、多古町「タコ・グランプ・ザ・メキシコ」へのアクセスは、東関道自動車道の成田インターチェンズから、およそ30分で到着します。カラフルでメキシカンなグランピングで、素敵な思い出を残してくださいね!

【ちくらつなぐホテル】10月4日(金)

「千葉のグランピングで遊ぶ」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最後にピックアップするのは、南房総市にあります「ちくらつなぐホテル」です。

こちらはかつて、小学生が臨海学校で利用していた、国立の小学校の保養所をリノベーションした施設。古きよき外観は残しつつ、2019年、新たな宿泊施設へと生まれ変わりました。

こちらの施設では、定員4名の個室や、定員12名の大部屋などを備えているほか、5つある定員4名のテントで、グランピングを楽しむことができるんです。

身近に自然を感じながら宿泊できるこちらのテント。夜になると、広い庭にキャンプファイヤーが灯り、開放的な空間でのバーベキューを楽しむことができます。南房総の野菜や魚介類、美味しいお肉など、広い空の下で焼く時間は最高のひと時ですね。

そんな「ちくらつなぐホテル」へのアクセスは、富津館山道路の富浦インターからだと、国道127号、国道128号、県道187号などを経由して、25分ほどで到着します。過去と未来、そして人と人をつなぐがコンセプトのこちら、泊まるだけではなく、豊富に用意された、収穫体験などのアクティビティも存分に楽しめる施設ですよ!

今週は、「千葉のグランピングで遊ぶ」をテーマにご紹介しました。

◆ ヘッドライトを有効に使う

2024/9/27 UP!

きのう9月22日は、「秋分の日」でしたね。「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という趣旨の国民の祝日で、昼と夜の時間がほぼ同じになる日、ともいわれています。

これから、どんどん夜の時間が伸びていき、それにともない、クルマの運転では、ライトの使用時間が長くなっていきます。そこで今週は、「ヘッドライトを有効に使う」をテーマに、さまざまなポイントについて取り上げていきたいと思います。

【ライト点灯のルール】9月23日(月・振休)

まず今朝は、ヘッドライトを点灯するタイミングについて、改めて確認しておきましょう。

道路交通法では、ヘッドライトを点灯するのは、夜間、つまり日没から日の出までと決められています。例えば、9月下旬の千葉県の日没時間は、午後5時半ごろです。

その時間帯だと、まだまだ明るいんじゃないの?と思う方、いらっしゃるかもしれませんね。でもこの時期、日没以降、街は急速に暗くなっていきます。ただ人間の目は、少し暗くなっても、明るく見えるように順応していくため、それほど暗さを感じていないのでしょう。しかし実際には、日没を迎えると、人間の目は急速にものを捉えられなくなっていくんです。

そこで大切なのが、「早めにライトを点灯すること」です。これは、自分の視界を確保するためだけではありませんよ。自分の存在を、周囲のクルマや歩行者などにアピールする意味でも重要です。ということでドライバーさんは、日没時間のできれば30分前を目安に、ライトを点灯するよう心がけてみてくださいね!

【オートライトについて】9月24日(火)

今週は、「ヘッドライトを有効に使う」をテーマにお送りしています。

きのう、ヘッドライトは、夕暮れ前には点灯しよう・・・というお話をしましたが、クルマの機能でヘッドライトを自動で点灯させる「オートライト機能」はご存ですか?

オートライトは、走行中、クルマが周りの明るさを感知して、自動的にヘッドライトを点灯したり、消灯したりする機能です。そのため、この機能が搭載されているクルマなら、夕方暗くなってくれば、忘れることなくヘッドライトが点灯されることになります。

この「オートライト機能」2020年4月から販売されている新型の乗用車に、搭載が義務付けられた・・・ということを、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。また実際、そうしたクルマに乗っているという方も多いのではないでしょうか。この便利な「オートライト機能」ですが、搭載の義務化以前に販売された車種には、その機能がついていなかったり、付いていても、ドライバーさんの判断で自動や手動に切り替え出来たので、スイッチをオンにしていないと、ヘッドライドが自動でつかないことがありました。しかし、この義務化によって、今後は暗い中を無灯火で走行するクルマは、減っていくでしょう。

とはいえ、まだ街なかを走る全てのクルマではありません。きのうもお伝えしたように暗くなると、「人」も「クルマ」も見えづらくなります。今回はクルマ便利機能の「オートライト機能」をお知らせしましたが安全にドライブする為にも、オートライトの有無に関わらず、ドライバーの皆さんは、
暗くなったら早めにヘッドライトを点灯するよう心がけてくださいね。

【ライトは上向きが基本】9月25日(水)

ヘッドライトには、上向きのハイビームと、下向きのロービームがあるのは、みなさん、もちろんご存知でしょう。そして夜間の走行中には、ハイビームにしておくのが基本だということも、すでに耳にされたことがあるんじゃないでしょうか?

これは、道路交通法で定められたルールです。もちろん、他のクルマとすれ違う時や、他のクルマの直後を走る時などは、ロービームに切り替えなければいけません。そのため、交通量の多い市街地を走る際には、ロービームで走ることになりますよね。

ではなぜ、ハイビームの方が、基本とされているのでしょうか?その理由は、それぞれのライトで照らせる範囲にあります。ロービームで照らせるのは、およそ40メートル先まで。対するハイビームは、100メートル先まで照らすことができます。この差が、とても重要なんです。

仮に時速60キロで走行している場合、ブレーキを踏んで停止するまで、クルマは一般におよそ45メートル進んでしまうとされています。つまりロービームを使用していると、歩行者などを発見して急ブレーキを踏んでも、間に合わない計算になるんです。

ということで、対向車や前にクルマがいない道路状況では、積極的にハイビームを使うことを心がけてくださいね。

【光軸は適正に】9月26日(木)

今週お送りしているテーマは、「ヘッドライトを有効に使う」です。

ところでみなさんは、「光り」の「軸」と書く「光軸(こうじく)」をご存知ですか?光軸とは、ヘッドライトの光が照らす方向のことをいいます。これがズレていると、必要な範囲を照らせなくなくなったり、対向車にまぶしい思いをさせてしまったりと、非常に危険です。

光軸がズレてしまう原因としては、段差に乗り上げるなど、クルマに大きな衝撃が加わったり、ヘッドライトのバルブ、つまり電球を自分で交換したりした場合などが考えられます。でも、乗っている本人からすると、そのズレは分かりにくいかもしれませんね。そこで、JAFのホームページでは、そんな光軸がズレていないか、簡単にチェックできる方法が紹介されています。

まず、ヘッドライトのロービームは、上方向を照らす光がカットされています。このカットされた部分と照射部分の境目を「カットオフライン」と呼びます。このカットオフラインは、通常、ヘッドライトの高さよりも、下に来るように調節されているのが正しい状態。通常は1%程度、下向きになるように調節されています。

そこで、クルマのすぐ前に立って、カットオフラインを自分の体に映し、そこを指で押さえておきます。そして、そのままクルマから5メートル遠ざかり、カットオフラインが指で押さえた位置よりも5センチ下に来ていれば、光軸は問題ないということになります。ただ反対に、指で押さえた位置よりも上に来てしまったら、速やかにカーディーラーなどへ相談して、正しく調整しましょうね!

【レンズのクリーニング】9月27日(金)

「ヘッドライトを有効に使う」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。ところで、夜間の走行に欠かせないヘッドライトですが、街なかを見ていると、ヘッドライトのレンズが曇ったり、黄ばんだりしているクルマを見かけることが、しばしばあります。

そんな状態になる原因としては、レンズの劣化を防ぐために表面に施されているコーティングが、紫外線などの影響ではがれたり、走行中の飛び石などでヘッドライトの表面に少しずつ細かい傷がつき、そこに汚れが付着したりすることが考えられます。

こうしてレンズが曇ってしまうと、ライトの明かりが十分な距離まで届かず、歩行者などの発見が遅れることにもなりかねません。また、愛車の顔ともなる目立つ部分ですので、見た目にもカッコ悪いですよね。そこでオススメしたいのが、レンズのクリーニングです。

レンズの表面を磨いて細かなキズやくすみを落とし、保護のためのコート剤を塗ることで、新車のときのような輝きを取り戻します。併せて、ヘッドライトのバルブを交換するのもオススメですよ。ライトの明るさに物足りなさを感じているという方は、どうぞお近くのカーディーラーへ、お気軽にご相談ください!

今週は、「ライトを有効に使う」をテーマにご紹介しました。

◆ 高齢者の事故をふせぐ

2024/9/20 UP!

きょうは、「敬老の日」ですね。千葉県では、総人口、およそ631万人に対して、65歳以上の高齢者の人口は、およそ174万人。つまり、総人口の27.5パーセント、4人に1人以上を高齢者が占めています。

今後、さらに高齢化が進むと見られていますが、そうなると心配なのが、高齢者が関係する交通事故の増加です。そこで今週は、「高齢者の事故を防ぐ」をテーマに、さまざまな注意点などについて取り上げていきたいと思います。

【高齢者の交通事故の状況】9月16日(月・祝)

まずは千葉県内を例に、高齢者の交通事故の発生状況をチェックしておきましょう。

2023年の高齢者が関係する交通事故の発生件数は、4952件。うち、負傷者数は2673人、死者数は69人で、いずれも前の年よりも増加しています。ちなみに、千葉県内の交通事故による全死者数は127人でしたので、高齢者はその半数以上を占めていることになります。いかに多くの高齢者が犠牲になっているかが分かりますね。

また、高齢者はどんな状況の時に、交通事故に遭っているかといいますと、最も多いのが、歩行中の事故で36人。続いて多いのがクルマに乗車中の16人。そして、自転車に乗車中、バイクに乗車中と続いています。

では、高齢者を交通事故から守るために、クルマを運転する側としては改めてどうすればいいのでしょうか。明日からご紹介していくとともに、週後半では、高齢ドライバーさんについても取り上げます。

【高齢歩行者への注意】9月17日(火)

今週は、「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにお送りしています。

きのうもお話しましたが、千葉県内の交通事故による死者数の、半数以上を占めているのが高齢者です。特に歩行中に、多く事故に巻き込まれています。では、どうして高齢の歩行者は、交通事故に遭いやすいのでしょうか?

まず、高齢者の中には、加齢などから、視力や聴力が低下している方がいらっしゃいますよね。そのため、クルマの接近に気づきにくかったり、その距離を、見誤ったりすることがあります。それにより、急に道路を横断するなどして、事故に遭うことがあるんです。

そこでドライバーの皆さんは、運転中、前方に道路を横断しそうな高齢者を見かけたら、その動きに注意して、速度を落とすようにしましょう。もし実際に横断を始めたら、例え横断歩道がない場所でも、徐行や一時停止をして、高齢の歩行者を先に行かせるようにしてくださいね。これは、道路交通法に定められたルールですよ!

特に夕暮れ時などは、高齢者がよりクルマに気づきにくいので、早めにヘッドライトを点灯して、自分のクルマを目立たせるようにしましょう。

そして高齢者は、体力が低下していると、信号が青から赤に変わっても、横断しきれない場合があります。ドライバーさんは、前方が青になって、先頭車両として発進する際など、渡り遅れた高齢者がいないか、しっかりと確認してから発進するようにしてくださいね!

【道路の右側からの横断】9月18日(水)

「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。きのう、高齢者は歩行中に、交通死亡事故に多く巻き込まれている、というお話をしました。中でも、多いのが道路の横断中だといいます。しかも、横断の前半よりも、後半に事故に遭うケースが多いんだそうです。これは、クルマのドライバーさん側から見ると、道路の右側から横断してきた高齢者が、事故に遭いやすいということです。

その理由としては、きのうも触れましたが、高齢者は視力や聴力の低下などによって、クルマの接近に気づかなかったり、クルマとの距離を見誤ったりすることが挙げられます。さらに、体力の衰えから速やかに道路を渡り切れないため、横断中の後半、事故に遭ってしまうというケースもあります。

また、クルマ側の視点から見ると、右側から渡ってくる歩行者は、どうしても、発見が遅れがちになります。特に夜間は、道路の右側はライトで十分照らされていないため、事故につながりやすくなってしまいます。

ということで、ドライバーのみなさんは、高齢の歩行者が、突然道路を渡ってくるかもしれないという意識を、常に持つように心がけましょう。また夜間や早朝は、ライトで照らされていない道路右側にも気を配り、歩行者がいないか、十分注意しながら走行してくださいね。

【はればれ運転】9月19日(木)

今週お送りしているテーマは、「高齢者の事故を防ぐ」です。

近年、高齢ドライバーが絡む交通事故が多発していて、社会問題化していますね。個人差はありますが、高齢になるにつれて、身体能力は徐々に低下していきます。それが、気づかぬうちに運転操作のミスへとつながるため、交通事故を起こす可能性がどうしても高くなってしまんです。

そこで千葉県警が、高齢ドライバーによる交通事故を防ぐ施策の一環として推進しているのが、「はればれ運転」と銘打った運転です。それはどのような運転なのか、ご紹介しましょう。

「はればれ運転」とは、「危険を避けるため、運転する時と場所を選択し、運転能力が発揮できるよう、心身及び環境を整え、加齢に伴う運転技能の低下を補うような運転方法を採ること」をいいます。

例えば、雨の日や夜間には運転に不安を感じることありますよね?そんな時に、無理をして運転をしないのが「はればれ運転」です。よほどの事情がない限り、運転は晴れた日や昼間に行うようにするのがいいですね。また、長距離の運転で疲れを感じることがありませんか?長距離の運転は、集中力の低下につながる可能性があります。そこで運転は、スーパーや病院など、近所までにしておくのが、「はればれ運転」です。もちろん、体調が悪い時も無理は禁物。そんな時は、バスやタクシーなど、他の交通機関を利用するのがオススメです。

高齢ドライバーのみなさん、ぜひ、心と体に余裕をもって「はればれ」な気持ちで、安全運転を心がけてくださいね!

【免許の自主返納】9月20日(金)

「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。ところで、高齢の方など、日頃から運転に不安を覚えていて、そろそろ免許の自主返納を考えている…という方、いらっしゃるかもしれませんね。

自主返納の手続きは、現在持っている運転免許証が有効で、本人が直接申請することが条件となります。千葉県での申請手続きは、千葉市の「千葉運転免許センター」、または流山市の「流山運転免許センター」、さらに、千葉県内の各警察署や幹部交番などで行えます。返納の手続きの際には、もちろん運転免許証が必要となりますので、忘れないでくださいね。

免許証の返納を行うと、「運転経歴証明書」を申請することができます。これは住所や氏名、生年月日などが記載されていて、身分証明書として、一生涯使うことができるものです。また自主返納した方は、バスやタクシーなどの公共交通機関の乗車運賃割引など、さまざまな「支援措置」を受けることができます。詳しくは、千葉県警のホームページなどでご確認ください。

大きな事故を起こしてからでは、手遅れです。

少しでも運転に不安を覚えたり、周囲の人から心配されたりしたら、免許証の自主返納、一度、真剣に考えてみませんか?

今週は、「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにご紹介しました。

◆ バイクとの事故に注意

2024/9/13 UP!

9月も2週目に入りましたが、秋風がそよぐのは、もう少し先になりそうですね。でもこの先、涼しくなるにつれて、屋外で過ごしやすくなってくるでしょう。すると、バイクでツーリングに出掛けるライダー達も増えてくるんじゃないでしょうか。そこで今週は、そんな「バイクとの事故に注意」をテーマに、さまざまな注意点などを、取り上げていきたいと思います。

【バイクとの出会い頭の事故に注意】9月9日(月)

まず、クルマとバイクの事故で最も多いのが、交差点での出会い頭の事故なんだそうです。中でも、信号のない交差点で、クルマの右側から走って来たバイクとの出会い頭の衝突事故が、多く発生しているといいます。その理由の一つが、右側は安全確認がしにくい、ということが考えられます。

というのも、左側通行の日本では、右側から来るクルマやバイクは、交差道路の手前側を走ってくることになり、角度的に、遠くまで見通すことが難しくなってしまうんです。特にバイクは、車体が小さく、左寄りを走ってくると、より確認しづらくなるのが、分かりますよね。そこで、信号のない交差点に進入する場合は、交差道路の右方向を、より入念に確認することが大切です。

また、一時停止の標識や標示のある交差点も要注意ですよ!そうした場所では、停止線の前で必ず止まり、少しずつクルマの先端を交差道路に出して、自分の存在を周囲にアピール。その上で、左右の状況を見通せる位置まで徐々に進んで再び停止、安全が確認できてから発進するようにしましょう。

【バイクとの右直事故を防ぐ】9月10日(火)

クルマとバイクが絡む交通事故で、多くの死亡事故が発生しているのが、交差点を直進しているバイクと、対向車線から右折してくるクルマが衝突する、いわゆる「右直(うちょく)事故」です。

では、そんな右直事故はどうして起きるのでしょうか?その理由の一つが、直進してきているバイクが、周囲を走行しているクルマなどの死角に入ってしまい、右折車のドライバーから見えなくなってしまうことです。そこで対向車、特にトラックなどの大型車の陰には、バイクが隠れているかもしれないと考えることが大切です。そして、もし対向車に、パッシングなどで先に右折するよう道を譲られても、一気に右折してはダメですよ。対向車の陰の状況が見える場所で一旦停止し、安全を十分確認するようにしてくださいね。

またもう一つ、バイクとの右直事故が起きる原因と考えられるのが、バイクがクルマに比べて、車体が小さいことです。というのも人は、大きなものほど近く・速く動いているように見え、小さなものほど遠く・遅く動いているように見えてしまうんです。これは「遠近錯視」という目の錯覚。そのためバイクが接近して来ていても、まだ距離があり、しかもスピードが遅いと勘違いされてしまうんです。その結果、「行けるだろう」とクルマが強引に右折を始めて、事故になってしまうといいます。

そこで、ドライバーさんは、バイクは「小さく、遠く、スピードが遅く」見えるという特性を理解したうえで、余裕を持った右折を心がけるようにしてくださいね!

【夜間もバイクとの右直事故に注意】9月11日(水)

きのう、バイクとクルマによる右直事故について取り上げましたが、夜間になると、また違った要因がそこに加わってきます。

さる7月17日午前5時ごろ、福岡県久留米市の国道を走行していた軽自動車が、コンビニの駐車場に右折して入ろうとした時、対向車線を直進して来た大型バイクと衝突する事故がありました。軽自動車を運転していた男性は、「バイクの後ろを走っていたクルマのライトに気をとられ、バイクの存在に気づかなかった」と話しているそうです。

夜間、クルマやバイクは、もちろんヘッドライトを点灯していますよね。そのなかで、クルマは2つのヘッドライトを点灯させているので、分かりやすいのですが、ほとんどのバイクは、ライトが1つしかありません。そのため、その存在を確認しにくいことがよくあります。さらに、数台のクルマが後ろにいると、バイクのヘッドライトがクルマのライトにまぎれてしまい、よりバイクの存在が、分かりづらくなってしまうことがあるんです。また、ライトが1つのバイクは、遠近感をつかみにくく、どのぐらい接近しているか、分かりづらいこともあります。

夜間、交差点を右折する時などは、バイクを見落としたり、距離を見誤りがちであることを頭に入れて、慎重に安全確認するようにしてくださいね。

【バイクとの車間距離】9月12日(木)

今週お送りしているテーマは、「バイクとの事故に注意」です。

リスナーの皆さんは、日ごろの運転から、前のクルマとの間に十分な車間距離を意識しつつ、ハンドルを握っていることと思います。この十分な車間距離を取るという行為は、高速道路はもちろん、一般道においても、追突などの事故を防ぐために非常に重要です。

では、前を走っているのがバイクだと、どうでしょうか?クルマと同じように、車間距離は十分取れていますか?町なかを見ていると、バイクとの車間距離がかなり短いクルマを見かけることがあります。バイクとの車間距離を、つい詰めてしまうのには、いくつか理由があるようです。まずバイクは、大抵の場合すぐに前のクルマを追い抜き、サァーと行ってしまうので、それほど注意を払っていないドライバーさんが少なくない、ということがあるようです。

また、バイクは車体が小さいため、つい軽く見てしまわれがちです。車間距離を取る時も、目の前のバイクとの距離ではなく、その前のクルマとの距離を測ってしまうこともあるでしょう。しかし、前を走っているのがバイクでも、十分な車間距離が必要なのは、いうまでもありません。

それにバイクは、時速40キロ程度の低速の時は、急ブレーキをかけると、クルマよりも短い距離で停止します。つまり、十分な車間距離を取れていないと、イザという時クルマが止まり切れず、バイクに追突する恐れがあるんです。

ということで、目の前をバイクが走っている時は、意識して、適切な車間距離を取るように心がけてくださいね。

【すり抜け運転のバイクに注意】9月13日(金)

「バイクとの事故に注意」をテーマにお届けしてきた今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで車体の小さなバイクは、クルマとは違う、特徴的な動きをすることがあります。その一つが、渋滞や赤信号の車列などで、バイクがクルマの脇を通過していく、いわゆる「すり抜け運転」です。この「すり抜け運転」、さまざまな交通ルールに抵触する可能性がありますし、多くの事故の危険性もはらんでいます。

例えば、クルマのドアミラーやボディと接触したり、その際、バランスを崩して転倒する可能性もあります。さらに道路の端には、金属片や古クギなどが転がっている場合があり、それを踏んで、パンクなどの原因になることだってあり得ます。そのため、すり抜け運転は、危険度の高い行為といえます。

とはいえ、すり抜け運転をするバイクは後を絶たないでしょうから、クルマを運転する側でも、十分に注意する必要があります。特に渋滞中の道路で、車線変更する時には、後方からバイクが接近してきていないか、十分に確認し、早めにウインカーを出すなど、意思表示を明確にしましょう。

また左折時に、後ろから来たバイクを巻き込む可能性もあります。左後方の確認は必ず行うとともに、巻き込み防止のため、クルマを左に寄せて、左折するようにしましょうね。

今週は、「バイクとの事故に注意」をテーマにご紹介しました。

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