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◆ ヘッドライトを有効に使う

2024/9/27 UP!

きのう9月22日は、「秋分の日」でしたね。「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」という趣旨の国民の祝日で、昼と夜の時間がほぼ同じになる日、ともいわれています。

これから、どんどん夜の時間が伸びていき、それにともない、クルマの運転では、ライトの使用時間が長くなっていきます。そこで今週は、「ヘッドライトを有効に使う」をテーマに、さまざまなポイントについて取り上げていきたいと思います。

【ライト点灯のルール】9月23日(月・振休)

まず今朝は、ヘッドライトを点灯するタイミングについて、改めて確認しておきましょう。

道路交通法では、ヘッドライトを点灯するのは、夜間、つまり日没から日の出までと決められています。例えば、9月下旬の千葉県の日没時間は、午後5時半ごろです。

その時間帯だと、まだまだ明るいんじゃないの?と思う方、いらっしゃるかもしれませんね。でもこの時期、日没以降、街は急速に暗くなっていきます。ただ人間の目は、少し暗くなっても、明るく見えるように順応していくため、それほど暗さを感じていないのでしょう。しかし実際には、日没を迎えると、人間の目は急速にものを捉えられなくなっていくんです。

そこで大切なのが、「早めにライトを点灯すること」です。これは、自分の視界を確保するためだけではありませんよ。自分の存在を、周囲のクルマや歩行者などにアピールする意味でも重要です。ということでドライバーさんは、日没時間のできれば30分前を目安に、ライトを点灯するよう心がけてみてくださいね!

【オートライトについて】9月24日(火)

今週は、「ヘッドライトを有効に使う」をテーマにお送りしています。

きのう、ヘッドライトは、夕暮れ前には点灯しよう・・・というお話をしましたが、クルマの機能でヘッドライトを自動で点灯させる「オートライト機能」はご存ですか?

オートライトは、走行中、クルマが周りの明るさを感知して、自動的にヘッドライトを点灯したり、消灯したりする機能です。そのため、この機能が搭載されているクルマなら、夕方暗くなってくれば、忘れることなくヘッドライトが点灯されることになります。

この「オートライト機能」2020年4月から販売されている新型の乗用車に、搭載が義務付けられた・・・ということを、ご存知の方もいらっしゃるでしょう。また実際、そうしたクルマに乗っているという方も多いのではないでしょうか。この便利な「オートライト機能」ですが、搭載の義務化以前に販売された車種には、その機能がついていなかったり、付いていても、ドライバーさんの判断で自動や手動に切り替え出来たので、スイッチをオンにしていないと、ヘッドライドが自動でつかないことがありました。しかし、この義務化によって、今後は暗い中を無灯火で走行するクルマは、減っていくでしょう。

とはいえ、まだ街なかを走る全てのクルマではありません。きのうもお伝えしたように暗くなると、「人」も「クルマ」も見えづらくなります。今回はクルマ便利機能の「オートライト機能」をお知らせしましたが安全にドライブする為にも、オートライトの有無に関わらず、ドライバーの皆さんは、
暗くなったら早めにヘッドライトを点灯するよう心がけてくださいね。

【ライトは上向きが基本】9月25日(水)

ヘッドライトには、上向きのハイビームと、下向きのロービームがあるのは、みなさん、もちろんご存知でしょう。そして夜間の走行中には、ハイビームにしておくのが基本だということも、すでに耳にされたことがあるんじゃないでしょうか?

これは、道路交通法で定められたルールです。もちろん、他のクルマとすれ違う時や、他のクルマの直後を走る時などは、ロービームに切り替えなければいけません。そのため、交通量の多い市街地を走る際には、ロービームで走ることになりますよね。

ではなぜ、ハイビームの方が、基本とされているのでしょうか?その理由は、それぞれのライトで照らせる範囲にあります。ロービームで照らせるのは、およそ40メートル先まで。対するハイビームは、100メートル先まで照らすことができます。この差が、とても重要なんです。

仮に時速60キロで走行している場合、ブレーキを踏んで停止するまで、クルマは一般におよそ45メートル進んでしまうとされています。つまりロービームを使用していると、歩行者などを発見して急ブレーキを踏んでも、間に合わない計算になるんです。

ということで、対向車や前にクルマがいない道路状況では、積極的にハイビームを使うことを心がけてくださいね。

【光軸は適正に】9月26日(木)

今週お送りしているテーマは、「ヘッドライトを有効に使う」です。

ところでみなさんは、「光り」の「軸」と書く「光軸(こうじく)」をご存知ですか?光軸とは、ヘッドライトの光が照らす方向のことをいいます。これがズレていると、必要な範囲を照らせなくなくなったり、対向車にまぶしい思いをさせてしまったりと、非常に危険です。

光軸がズレてしまう原因としては、段差に乗り上げるなど、クルマに大きな衝撃が加わったり、ヘッドライトのバルブ、つまり電球を自分で交換したりした場合などが考えられます。でも、乗っている本人からすると、そのズレは分かりにくいかもしれませんね。そこで、JAFのホームページでは、そんな光軸がズレていないか、簡単にチェックできる方法が紹介されています。

まず、ヘッドライトのロービームは、上方向を照らす光がカットされています。このカットされた部分と照射部分の境目を「カットオフライン」と呼びます。このカットオフラインは、通常、ヘッドライトの高さよりも、下に来るように調節されているのが正しい状態。通常は1%程度、下向きになるように調節されています。

そこで、クルマのすぐ前に立って、カットオフラインを自分の体に映し、そこを指で押さえておきます。そして、そのままクルマから5メートル遠ざかり、カットオフラインが指で押さえた位置よりも5センチ下に来ていれば、光軸は問題ないということになります。ただ反対に、指で押さえた位置よりも上に来てしまったら、速やかにカーディーラーなどへ相談して、正しく調整しましょうね!

【レンズのクリーニング】9月27日(金)

「ヘッドライトを有効に使う」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。ところで、夜間の走行に欠かせないヘッドライトですが、街なかを見ていると、ヘッドライトのレンズが曇ったり、黄ばんだりしているクルマを見かけることが、しばしばあります。

そんな状態になる原因としては、レンズの劣化を防ぐために表面に施されているコーティングが、紫外線などの影響ではがれたり、走行中の飛び石などでヘッドライトの表面に少しずつ細かい傷がつき、そこに汚れが付着したりすることが考えられます。

こうしてレンズが曇ってしまうと、ライトの明かりが十分な距離まで届かず、歩行者などの発見が遅れることにもなりかねません。また、愛車の顔ともなる目立つ部分ですので、見た目にもカッコ悪いですよね。そこでオススメしたいのが、レンズのクリーニングです。

レンズの表面を磨いて細かなキズやくすみを落とし、保護のためのコート剤を塗ることで、新車のときのような輝きを取り戻します。併せて、ヘッドライトのバルブを交換するのもオススメですよ。ライトの明るさに物足りなさを感じているという方は、どうぞお近くのカーディーラーへ、お気軽にご相談ください!

今週は、「ライトを有効に使う」をテーマにご紹介しました。

◆ 高齢者の事故をふせぐ

2024/9/20 UP!

きょうは、「敬老の日」ですね。千葉県では、総人口、およそ631万人に対して、65歳以上の高齢者の人口は、およそ174万人。つまり、総人口の27.5パーセント、4人に1人以上を高齢者が占めています。

今後、さらに高齢化が進むと見られていますが、そうなると心配なのが、高齢者が関係する交通事故の増加です。そこで今週は、「高齢者の事故を防ぐ」をテーマに、さまざまな注意点などについて取り上げていきたいと思います。

【高齢者の交通事故の状況】9月16日(月・祝)

まずは千葉県内を例に、高齢者の交通事故の発生状況をチェックしておきましょう。

2023年の高齢者が関係する交通事故の発生件数は、4952件。うち、負傷者数は2673人、死者数は69人で、いずれも前の年よりも増加しています。ちなみに、千葉県内の交通事故による全死者数は127人でしたので、高齢者はその半数以上を占めていることになります。いかに多くの高齢者が犠牲になっているかが分かりますね。

また、高齢者はどんな状況の時に、交通事故に遭っているかといいますと、最も多いのが、歩行中の事故で36人。続いて多いのがクルマに乗車中の16人。そして、自転車に乗車中、バイクに乗車中と続いています。

では、高齢者を交通事故から守るために、クルマを運転する側としては改めてどうすればいいのでしょうか。明日からご紹介していくとともに、週後半では、高齢ドライバーさんについても取り上げます。

【高齢歩行者への注意】9月17日(火)

今週は、「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにお送りしています。

きのうもお話しましたが、千葉県内の交通事故による死者数の、半数以上を占めているのが高齢者です。特に歩行中に、多く事故に巻き込まれています。では、どうして高齢の歩行者は、交通事故に遭いやすいのでしょうか?

まず、高齢者の中には、加齢などから、視力や聴力が低下している方がいらっしゃいますよね。そのため、クルマの接近に気づきにくかったり、その距離を、見誤ったりすることがあります。それにより、急に道路を横断するなどして、事故に遭うことがあるんです。

そこでドライバーの皆さんは、運転中、前方に道路を横断しそうな高齢者を見かけたら、その動きに注意して、速度を落とすようにしましょう。もし実際に横断を始めたら、例え横断歩道がない場所でも、徐行や一時停止をして、高齢の歩行者を先に行かせるようにしてくださいね。これは、道路交通法に定められたルールですよ!

特に夕暮れ時などは、高齢者がよりクルマに気づきにくいので、早めにヘッドライトを点灯して、自分のクルマを目立たせるようにしましょう。

そして高齢者は、体力が低下していると、信号が青から赤に変わっても、横断しきれない場合があります。ドライバーさんは、前方が青になって、先頭車両として発進する際など、渡り遅れた高齢者がいないか、しっかりと確認してから発進するようにしてくださいね!

【道路の右側からの横断】9月18日(水)

「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。きのう、高齢者は歩行中に、交通死亡事故に多く巻き込まれている、というお話をしました。中でも、多いのが道路の横断中だといいます。しかも、横断の前半よりも、後半に事故に遭うケースが多いんだそうです。これは、クルマのドライバーさん側から見ると、道路の右側から横断してきた高齢者が、事故に遭いやすいということです。

その理由としては、きのうも触れましたが、高齢者は視力や聴力の低下などによって、クルマの接近に気づかなかったり、クルマとの距離を見誤ったりすることが挙げられます。さらに、体力の衰えから速やかに道路を渡り切れないため、横断中の後半、事故に遭ってしまうというケースもあります。

また、クルマ側の視点から見ると、右側から渡ってくる歩行者は、どうしても、発見が遅れがちになります。特に夜間は、道路の右側はライトで十分照らされていないため、事故につながりやすくなってしまいます。

ということで、ドライバーのみなさんは、高齢の歩行者が、突然道路を渡ってくるかもしれないという意識を、常に持つように心がけましょう。また夜間や早朝は、ライトで照らされていない道路右側にも気を配り、歩行者がいないか、十分注意しながら走行してくださいね。

【はればれ運転】9月19日(木)

今週お送りしているテーマは、「高齢者の事故を防ぐ」です。

近年、高齢ドライバーが絡む交通事故が多発していて、社会問題化していますね。個人差はありますが、高齢になるにつれて、身体能力は徐々に低下していきます。それが、気づかぬうちに運転操作のミスへとつながるため、交通事故を起こす可能性がどうしても高くなってしまんです。

そこで千葉県警が、高齢ドライバーによる交通事故を防ぐ施策の一環として推進しているのが、「はればれ運転」と銘打った運転です。それはどのような運転なのか、ご紹介しましょう。

「はればれ運転」とは、「危険を避けるため、運転する時と場所を選択し、運転能力が発揮できるよう、心身及び環境を整え、加齢に伴う運転技能の低下を補うような運転方法を採ること」をいいます。

例えば、雨の日や夜間には運転に不安を感じることありますよね?そんな時に、無理をして運転をしないのが「はればれ運転」です。よほどの事情がない限り、運転は晴れた日や昼間に行うようにするのがいいですね。また、長距離の運転で疲れを感じることがありませんか?長距離の運転は、集中力の低下につながる可能性があります。そこで運転は、スーパーや病院など、近所までにしておくのが、「はればれ運転」です。もちろん、体調が悪い時も無理は禁物。そんな時は、バスやタクシーなど、他の交通機関を利用するのがオススメです。

高齢ドライバーのみなさん、ぜひ、心と体に余裕をもって「はればれ」な気持ちで、安全運転を心がけてくださいね!

【免許の自主返納】9月20日(金)

「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。ところで、高齢の方など、日頃から運転に不安を覚えていて、そろそろ免許の自主返納を考えている…という方、いらっしゃるかもしれませんね。

自主返納の手続きは、現在持っている運転免許証が有効で、本人が直接申請することが条件となります。千葉県での申請手続きは、千葉市の「千葉運転免許センター」、または流山市の「流山運転免許センター」、さらに、千葉県内の各警察署や幹部交番などで行えます。返納の手続きの際には、もちろん運転免許証が必要となりますので、忘れないでくださいね。

免許証の返納を行うと、「運転経歴証明書」を申請することができます。これは住所や氏名、生年月日などが記載されていて、身分証明書として、一生涯使うことができるものです。また自主返納した方は、バスやタクシーなどの公共交通機関の乗車運賃割引など、さまざまな「支援措置」を受けることができます。詳しくは、千葉県警のホームページなどでご確認ください。

大きな事故を起こしてからでは、手遅れです。

少しでも運転に不安を覚えたり、周囲の人から心配されたりしたら、免許証の自主返納、一度、真剣に考えてみませんか?

今週は、「高齢者の事故を防ぐ」をテーマにご紹介しました。

◆ バイクとの事故に注意

2024/9/13 UP!

9月も2週目に入りましたが、秋風がそよぐのは、もう少し先になりそうですね。でもこの先、涼しくなるにつれて、屋外で過ごしやすくなってくるでしょう。すると、バイクでツーリングに出掛けるライダー達も増えてくるんじゃないでしょうか。そこで今週は、そんな「バイクとの事故に注意」をテーマに、さまざまな注意点などを、取り上げていきたいと思います。

【バイクとの出会い頭の事故に注意】9月9日(月)

まず、クルマとバイクの事故で最も多いのが、交差点での出会い頭の事故なんだそうです。中でも、信号のない交差点で、クルマの右側から走って来たバイクとの出会い頭の衝突事故が、多く発生しているといいます。その理由の一つが、右側は安全確認がしにくい、ということが考えられます。

というのも、左側通行の日本では、右側から来るクルマやバイクは、交差道路の手前側を走ってくることになり、角度的に、遠くまで見通すことが難しくなってしまうんです。特にバイクは、車体が小さく、左寄りを走ってくると、より確認しづらくなるのが、分かりますよね。そこで、信号のない交差点に進入する場合は、交差道路の右方向を、より入念に確認することが大切です。

また、一時停止の標識や標示のある交差点も要注意ですよ!そうした場所では、停止線の前で必ず止まり、少しずつクルマの先端を交差道路に出して、自分の存在を周囲にアピール。その上で、左右の状況を見通せる位置まで徐々に進んで再び停止、安全が確認できてから発進するようにしましょう。

【バイクとの右直事故を防ぐ】9月10日(火)

クルマとバイクが絡む交通事故で、多くの死亡事故が発生しているのが、交差点を直進しているバイクと、対向車線から右折してくるクルマが衝突する、いわゆる「右直(うちょく)事故」です。

では、そんな右直事故はどうして起きるのでしょうか?その理由の一つが、直進してきているバイクが、周囲を走行しているクルマなどの死角に入ってしまい、右折車のドライバーから見えなくなってしまうことです。そこで対向車、特にトラックなどの大型車の陰には、バイクが隠れているかもしれないと考えることが大切です。そして、もし対向車に、パッシングなどで先に右折するよう道を譲られても、一気に右折してはダメですよ。対向車の陰の状況が見える場所で一旦停止し、安全を十分確認するようにしてくださいね。

またもう一つ、バイクとの右直事故が起きる原因と考えられるのが、バイクがクルマに比べて、車体が小さいことです。というのも人は、大きなものほど近く・速く動いているように見え、小さなものほど遠く・遅く動いているように見えてしまうんです。これは「遠近錯視」という目の錯覚。そのためバイクが接近して来ていても、まだ距離があり、しかもスピードが遅いと勘違いされてしまうんです。その結果、「行けるだろう」とクルマが強引に右折を始めて、事故になってしまうといいます。

そこで、ドライバーさんは、バイクは「小さく、遠く、スピードが遅く」見えるという特性を理解したうえで、余裕を持った右折を心がけるようにしてくださいね!

【夜間もバイクとの右直事故に注意】9月11日(水)

きのう、バイクとクルマによる右直事故について取り上げましたが、夜間になると、また違った要因がそこに加わってきます。

さる7月17日午前5時ごろ、福岡県久留米市の国道を走行していた軽自動車が、コンビニの駐車場に右折して入ろうとした時、対向車線を直進して来た大型バイクと衝突する事故がありました。軽自動車を運転していた男性は、「バイクの後ろを走っていたクルマのライトに気をとられ、バイクの存在に気づかなかった」と話しているそうです。

夜間、クルマやバイクは、もちろんヘッドライトを点灯していますよね。そのなかで、クルマは2つのヘッドライトを点灯させているので、分かりやすいのですが、ほとんどのバイクは、ライトが1つしかありません。そのため、その存在を確認しにくいことがよくあります。さらに、数台のクルマが後ろにいると、バイクのヘッドライトがクルマのライトにまぎれてしまい、よりバイクの存在が、分かりづらくなってしまうことがあるんです。また、ライトが1つのバイクは、遠近感をつかみにくく、どのぐらい接近しているか、分かりづらいこともあります。

夜間、交差点を右折する時などは、バイクを見落としたり、距離を見誤りがちであることを頭に入れて、慎重に安全確認するようにしてくださいね。

【バイクとの車間距離】9月12日(木)

今週お送りしているテーマは、「バイクとの事故に注意」です。

リスナーの皆さんは、日ごろの運転から、前のクルマとの間に十分な車間距離を意識しつつ、ハンドルを握っていることと思います。この十分な車間距離を取るという行為は、高速道路はもちろん、一般道においても、追突などの事故を防ぐために非常に重要です。

では、前を走っているのがバイクだと、どうでしょうか?クルマと同じように、車間距離は十分取れていますか?町なかを見ていると、バイクとの車間距離がかなり短いクルマを見かけることがあります。バイクとの車間距離を、つい詰めてしまうのには、いくつか理由があるようです。まずバイクは、大抵の場合すぐに前のクルマを追い抜き、サァーと行ってしまうので、それほど注意を払っていないドライバーさんが少なくない、ということがあるようです。

また、バイクは車体が小さいため、つい軽く見てしまわれがちです。車間距離を取る時も、目の前のバイクとの距離ではなく、その前のクルマとの距離を測ってしまうこともあるでしょう。しかし、前を走っているのがバイクでも、十分な車間距離が必要なのは、いうまでもありません。

それにバイクは、時速40キロ程度の低速の時は、急ブレーキをかけると、クルマよりも短い距離で停止します。つまり、十分な車間距離を取れていないと、イザという時クルマが止まり切れず、バイクに追突する恐れがあるんです。

ということで、目の前をバイクが走っている時は、意識して、適切な車間距離を取るように心がけてくださいね。

【すり抜け運転のバイクに注意】9月13日(金)

「バイクとの事故に注意」をテーマにお届けしてきた今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで車体の小さなバイクは、クルマとは違う、特徴的な動きをすることがあります。その一つが、渋滞や赤信号の車列などで、バイクがクルマの脇を通過していく、いわゆる「すり抜け運転」です。この「すり抜け運転」、さまざまな交通ルールに抵触する可能性がありますし、多くの事故の危険性もはらんでいます。

例えば、クルマのドアミラーやボディと接触したり、その際、バランスを崩して転倒する可能性もあります。さらに道路の端には、金属片や古クギなどが転がっている場合があり、それを踏んで、パンクなどの原因になることだってあり得ます。そのため、すり抜け運転は、危険度の高い行為といえます。

とはいえ、すり抜け運転をするバイクは後を絶たないでしょうから、クルマを運転する側でも、十分に注意する必要があります。特に渋滞中の道路で、車線変更する時には、後方からバイクが接近してきていないか、十分に確認し、早めにウインカーを出すなど、意思表示を明確にしましょう。

また左折時に、後ろから来たバイクを巻き込む可能性もあります。左後方の確認は必ず行うとともに、巻き込み防止のため、クルマを左に寄せて、左折するようにしましょうね。

今週は、「バイクとの事故に注意」をテーマにご紹介しました。

◆ クルマの地震対策

2024/9/6 UP!

きのう9月1日は、「防災の日」でしたね。そして先月には、日向灘を震源とする大きな地震が発生。それを受けて、「南海トラフ地震臨時情報・巨大地震注意」が発表されました。そんなこともあって、地震への備えの大切さを改めて感じていらっしゃる方、きっと多いのではないでしょうか。

そこで今週は、「クルマの地震対策」をテーマに、さまざまな情報を取り上げていきたいと思います。

【車内に防災グッズの備え】9月2日(月)

近年では、ご家庭に持ち出し用の防災グッズを用意されている方、たくさんいらっしゃるでしょうね。同じように、普段からクルマによく乗るという方は、クルマにも、防災グッズを積んでおくと、イザという時安心ですよ。

まず、ぜひ備えておきたいのが水です。

災害用として置いておくなら、長い期間保存できる、防災用の水がいいでしょうね。もし一般の水なら、順次飲むなどして、こまめに入れ替えるようにしましょう。また、食料もあると、より安心です。
ただ夏場など、車内は温度が激しく上昇するので、高温での保管に対応した非常食などがオススメです。

そして今では、スマホの充電器も必須でしょうね。クルマとつなぐ充電ケーブルも便利ですが、手回し式のものなら、電池切れの心配がなく、持ち運びもできます。

さらに、日頃服用しているお薬はもちろん、バンソウコウや、包帯、消毒薬、ハサミなどもあると安心ですし、携帯トイレや生理用品といった衛生用品のほか、懐中電灯や折り畳みマットもあると重宝します。自分の環境に合わせて、災害への備えをしておきましょう!


【運転中に大地震が発生したら】9月3日(火)

今週は、「クルマの地震対策」をテーマにお送りしています。おクルマを運転中に、もし大地震が発生した場合、どのように対応したらいいか、皆さんはご存知ですか? 今朝は、その基本的な流れを確認しておきましょう。

大地震が発生した時、慌ててブレーキを踏むと、後続車に追突される危険性があります。まずは落ち着いて周りの状況を見ながら、ハザードランプを点灯し、ゆっくり左端に寄せて、停止しましょう。

クルマを停めてからも、外に飛び出すと後続車にはねられたり、落下物にぶつかったりするなど、様々な危険があります。揺れが落ち着くまで、車内で様子を見ましょう。そしてラジオやテレビ、スマートフォンなどで情報収集し、周囲の状況を確認しながら、次の行動を判断します。

引き続き運転する場合は、道路の損傷や路上に障害物があるかもしれません。また、信号が消えていることも考えられますので、十分注意して走行しましょう。

一方、クルマを置いて避難する時は、できるだけ道路の外にクルマを移動します。やむを得ず、道路上に置いて避難する時は、道路の左端に寄せて、エンジンを止め、サイドブレーキを掛けます。そして、緊急車両や救援車両の通行の邪魔になった場合でも、すみやかに移動できるよう、エンジンキーは付けたままにしておくか、運転席など分かりやすい場所に置いて、ドアロックはしないでください。この時、余裕があれば車検証を持ち出し、連絡先のメモなどを車内に残していけると、なおいいですね。

この手順、イザという時に備えて、繰り返しイメージしておきましょう!

【地震の時の停電に注意】9月4日(水)

「クルマの地震対策」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

大きな地震が発生したあと、大規模な停電が起きることがあります。そんな時、おクルマの運転はできるだけ避けたいところです。でも、どうしても乗らなければならない時、気を付けなければいけないポイントが、色々あります。

まず夜だと、街灯や街の明かりも消えてしまっている中では、歩行者や自転車などが、とても見つけづらくなります。極力スピードを落として運転し、ヘッドライトは可能な限りハイビームに。そして、道路を横断しようとしている歩行者などはもちろん、道の脇を歩いている歩行者も見落とさないよう、十分に注意を払いましょう。

さらに心配なのが、信号機の点灯が消えることです。大きな交差点などでは、主に警察官が交通整理に当たりますので、その指示に従ってください。

しかし小さな交差点では、整理員がいない場合も多いでしょう。そんな場所では、昼も夜も、事故の危険性が非常に高くなります。そうした交差点では、手前で一時停止して、歩行者やクルマが接近していないか十分確認してから通行してください。その時、自分の方が優先道路だからと、自己アピールだけを押し通すのはよくありません。現場の状況を理解し、譲り合いの気持ちを忘れないようにしてくださいね。

そして計画停電など、あらかじめ停電することが分かっているエリアは、その時間帯、やむを得ない場合を除いて、極力運転しないように心がけるのも必要ですよ。

【車中泊避難での注意】9月5日(木)

今週お送りしているテーマは、「クルマの地震対策」です。

大地震が発生し、自宅が被災した時、クルマに避難する「車中泊」を選ぶ方がいらっしゃいます。「避難所がいっぱいだった」「プライバシーを守りたい」「ペットが一緒だから」など、理由はさまざまだと思いますが、車中泊をする場合には、気を付けなければいけないポイントがあります。

中でも、「エコノミークラス症候群」への対策は重要です。狭い車内に、同じ姿勢でいることで、足の静脈に血栓ができ、それが肺に移動して動脈が詰まる「肺塞栓症」を起こすことがあります。これが、エコノミークラス症候群です。

その対策としては、適度に水分を取るようにしましょう。そして、時々車外に出て歩いたり、体操したりして体を動かすようにしてください。かかとを上げ下げしたり、足首をまわしたり、ふくらはぎをマッサージするのもいいですね。また寝る際は、足をあげるか、できるだけ体を水平にしましょう。

一方、クルマは家の中に比べて、温度の変化が激しくなります。夏は熱中症、冬は低体温症への対策が欠かせません。今の時期なら、サンシェードで日差しを防いだり、防犯対策をした上で、クルマの窓を開けるなどが考えられます。ただ、日中はできるだけ車内にいないようにした方がいいでしょうね。

どうしても我慢できない時には、エアコンも使用できますが、長時間アイドリング状態にしていると、一酸化炭素中毒の危険性が高まります。一晩中のアイドリングなどは避けた方がいいでしょう。止むを得ず車中泊避難をする場合は、周囲の人たちと協力しながら、マナーを守ることを心がけるようにしてくださいね!

【大地震後の避難にクルマは使わない】9月6日(金)

「クルマの地震対策」をテーマにお届けしてきた今週ですが、大きな地震が発生し、自宅が被災するなどした場合、避難が必要になるケースもあるかと思います。そんな時に注意したいのが、「一般的な避難の時に、クルマを使用しない」ということです。

大地震が発生したあとは、どうしても道路が混雑します。そこに避難するクルマまで加わると、いっそう激しい渋滞が発生し、身動きが取れなくなることも予想されます。そうなると救急車や消防車、自衛隊の車両など、緊急車両が通行できなくなってしまい、被害への対応が、どんどん遅くなってしまうんです。

ということで、大地震のあとの避難などに、クルマを利用するのは控えるようにしてくださいね。

ただ、その一方、津波から避難する場合には、クルマの使用が一般に認められています。強い揺れや、弱くても長い揺れを感じたり、また地震を体で感じなくても、「津波警報」などを見聞きしたときは、
いち早く海岸から離れ、可能な限り高い場所へ避難しましょう。

ただその場合でも、道路が損傷していたり、障害物があったり、停電で信号が作動していないこともあります。クルマを利用する際には、十分気をつけて運転するようにしてくださいね。

今週は、「クルマの地震対策」をテーマにご紹介しました。

◆バスに対して気を付けたいこと 

2024/8/30 UP!

普段クルマを運転している時、バスに対して、特別な注意を払っていますか?バスは、単なる大型のクルマ、というだけではありません。多くの人が乗る、公共交通機関です。それだけに周囲のドライバーさんは、バスが安全に運行できるよう、十分配慮しなければいけないんです。

そこで今週は、「バスに対して気を付けたいこと」をテーマに、さまざまな注意点など取り上げていきたいと思います。

【発進の合図を出したバスを妨害しない】8月26日(月)

例えば、前方のバス停で、乗客を乗り降りさせるためにバスが停車していたとします。すると、バスが右ウインカーを出して出発の合図をしました。その時、後ろから接近中のあなたは、どうしなければいけないかお分かりですよね?

そう、後続車は減速するなどして、バスに進路を譲る必要があります。発進を妨げてはいけないんです。

このことを、マナーの問題だと思っている人もいるかもしれませんが、れっきとした道路交通法で定められたルールなんです!違反すると、普通車の場合は反則金6000円、違反点数は1点となります。

しかし町なかを見ると、発進の合図を出しているバスを、強引に追い越していくクルマが非常に目立ちます。発進しかけているバスを妨害する行為は、定時運行の妨げになる上、急ブレーキをかけなくてはならなくなった場合、車内の乗客が転倒して大ケガしてしまう可能性があり、大変危険です。バスには、たくさんの人が乗っているということを意識して、バス優先のルールを守ってくださいね。

【車線変更でバスにブレーキを踏ませない】8月27日(火)

日ごろ運転をしていて、バスの前へ車線変更すること、あると思いますが、その時、バスのどのぐらい前に入ったらいいか、意識されていますか?あまり気にせず、直前でも入ってしまう・・・という人は、その行動を、ぜひ改めるようにしてください。

というのも、バスには座っている乗客だけでなく、立っている乗客もいます。そんな立っている乗客が転倒する原因になるため、バスは、普通のクルマのような急ブレーキを踏むことができないんです。

例えば、一般のクルマで急ブレーキといわれる程度のブレーキをバスがかけると、立っている乗客は、間違いなく転倒してしまいます。一方、一般のクルマが高速道路の料金所に入る時に踏む、急ブレーキの3分の1ほどの緩いブレーキでも、バスの乗客にとっては、急ブレーキに感じてしまうというんです。

つまりバスは、安全に運行するために、一般のドライバーさんにはあまり想像できないレベルで、
ブレーキを踏むことに対して注意を払っていることが、分かりますよね。ですから、バスのすぐ目の前に車線変更して割り込むことは非常に危険な行為なんです。ということで、バスに少しでもブレーキを踏ませるような車線変更は避けるべきです。

目安としては、バスが2秒後に通過する場所に入るようにすること。もし、それだけの車間距離が確保できない場合は、バスの前に車線変更するのは控えるようにましょう。

【バスの直前を右折しない】8月28日(水)

「バスにブレーキを踏ませるような、バス直前への車線変更はしないように」というお話をしました。同様のバスへの配慮としては、他のシチュエーションもあります。

例えば、2022年4月、新潟県でこんな事故がありました。午後6時半過ぎ、新潟市中央区の信号のある交差点を直進していた路線バスが、対向車線から右折してきた乗用車との衝突を避けるために急ブレーキをかけ、乗っていた5人が転倒。ケガをしたということです。これは直進車と対向右折車が衝突する、いわゆる「右直事故」と呼ばれるケースに近いですね。

交差点を右折するときに、対向車線を直進してくるクルマがバスや大型トラックなどの場合、少し距離があいていると、先に右折しようとする人がいます。

おそらく、そのドライバーさんは、こうした大型のクルマはあまりスピードを出さないので、先に行けると考えてしまうのかもしれませんね。また急ブレーキを踏めないバスは、車間距離に余裕をもって走行することが多く、その間で右折できると思うのかもしれません。しかし、バスにブレーキをかけさせるようなタイミングで右折するのは、危険以外のなにものでもありません。対向車がバスに限らず、右折は、十分な余裕をもって行うようにしてくださいね。

【乗降中のバスを追い抜く時の注意点】8月29日(木)

乗客の乗り降りのためバス停に停車しているバスは、発進の合図を出していなければ、もちろん追い抜くことができます。でもその時、後ろを走っているドライバーの皆さんは、必要な注意をちゃんと払っているでしょうか?バス停で停車中のバスを追い抜く場合、いくつかチェックしなければいけない点があります。

まずは、バスが本当にバス停に停車し、乗客が乗降しているか確認しましょう。中には、信号待ちしているバスをバス停に停車中と勘違いして追い抜こうとするケースもあるようです。乗客が乗降中であるかどうかは、左ウインカーが出ているか、また「乗降中」と表示されているかどうかで確認できます。そして追い抜く際は、センターラインに寄ったら、対向車との距離を確認しましょう。ここで無理をすると、大事故につながりかねません。

また、バスの前に、ちゃんと自分のクルマが入れるスペースがあるかも、重要なチェックポイントです。バスの前方が赤信号で他のクルマが並んでいるような状態では、バスを追い越しても車線に戻ることができませんからね。

あとは、バスの前後を横断する歩行者がいないか十分に注意しながら、すぐに停止できる速度で追い抜くようにしましょう。そのままの速度で通り抜けるなんて、ありがちな事故の元です。絶対にやめてくださいね!

【スクールバスを追い抜く時】8月30日(金)

「バスに対して気を付けたいこと」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのう、バス停で乗客が乗降中のバスを追い抜く時の注意点についてお話しました。

では、通園・通学のための、いわゆる「スクールバス」が、路上に停車してハザードランプを点滅している中、先生の誘導で子供たちがバスを乗り降りしていた場合、後ろから走ってきた皆さんは、そのバスをどのように追い抜きますか?ひょっとして、そのままの速度で、通り抜けていませんか?

その対応は、実は道路交通法で定められています。児童や幼児などが乗り降りするために、ハザードランプを点灯して停車しているスクールバスのそばを通過する時には、「徐行」して「安全確認」することが義務付けられているんです。

こうしたルールがあるのは、もちろん、バスの陰から急に子供たちが飛び出してくるかもしれないからですよね。安全確認をしながら、何かあったらすぐに停車できるよう、「徐行」することが求められている訳です。子供たちは、大人には予測できない動きをすることがあります。子供たちを悲惨な事故から守るため、スクールバスの周辺では、特に慎重な運転をお願いします!

今週は、「バスに対して気を付けたいこと」をテーマにご紹介しました。

◆ 暑い夏に困ること

2024/8/23 UP!

季節は、夏、真っ只中!夏は暑いのが当たり前とはいいつつも、今年の暑さは、また一段と厳しいですよね。そんな夏は楽しいこともある反面、困ったこともいろいろあって、それはクルマについても同じです。

そこで今週は、「暑い夏に困ること」をテーマに、注意点や対策など取り上げていきたいと思います。

【夏の虫対策】8月19日(月)

まず、夏の夜、ドライブをして、翌朝クルマを見ると、ボディに虫の死骸が付いていて困った経験、あなたはありませんか?これ、見た目が悪いだけじゃありませんよ。実はその体液が、ボディの塗装面に浸透して、変色させたり、跡が残ったりすることがあるんです。そして、そのまま放っておくと、カチカチに固まってしまい、ちょっとやそっとでは取れなくなってしまいます。そうなると、さらに塗装へダメージを与えることに・・・。

そんなことにならないよう、虫の死骸がついてしまったら、なるべく早めに洗車するのがオススメです。それだけで簡単にキレイになります。

もし、がっちり固まってしまった場合は、ムリにこすらず、付着した場所にタオルをあて、70℃くらいのお湯をかけてしばらく置いてみてください。柔らかくなって、落としやすくなるはずです。また、虫取り専用のクリーナーも市販されていますので、試してみてもいいでしょうね。

さらに、カーディーラーなどで行っているボディコートをしておけば、虫の死骸や鳥のフンといった厄介な汚れがついても、格段に落としやすくなりますよ。

【夏の雷】8月20日(火)

今週は、「暑い夏に困ること」をテーマにお送りしています。

今や夏につきものと云えるのが、ゲリラ雷雨です。関東でも近年は、至るところで頻繁に発生しています。激しい雨はもちろん困りますが、雷はやっぱりイヤなものですよね。近くに落ちたりすると、その光と音に、思わず恐怖を感じます。ご存知の通りクルマは、電気を通しやすい鉄で出来ているので、「雷が落ちて来やすいんじゃないの!?」とか、「もし落ちたら、大変なことになるんじゃないの!?」などと不安になっている方、結構いらっしゃるかもしれませんね。

でも、基本的に心配はいりませんよ!というのも、クルマの中は、雷に対して比較的安全な場所なんです。確かに、クルマにも雷が落ちることはあるんですが、その際、電気はボディを伝って、タイヤから地面へと流れていき、中に乗っている人が、感電することはほとんどないんだそうです。また、カーナビやETCなどの電装品にも、それほど影響はないといいます。しかし、せっかく安全な車内にいても、ドアノブなど、外の金属に触れていては、もちろんダメですよ。

そして、雷が激しい時に注意しなければいけないことがあります。それは、雷鳴や稲光に驚いて、運転を誤ることです。もし恐怖を感じるほどの激しい雷雨に遭遇したら、できれば安全な場所にクルマを停めて、雷雲が遠ざかるのを、車内で待った方がいいですよ。

【夏の雹】8月21日(水)

夏に多いゲリラ雷雨ですが、その時、雨や雷以外に、厄介なものが降ってくることがありますよね。
そう、それが「雹(ひょう)」です。「雹」は直径が5ミリ以上の氷の塊。ゴルフボールほどの大きさになることもあるといいます。それがはるか上空から落ちて来るんですから、当たったら、たまったものではありません。人に当たればケガをすることもありますし、クルマに当たれば、ボディがへこんだり、フロントガラスが割れたりすることもあります。

さらに、雹の影響はそれだけではありませんよ。雹が降り出すことで、視界が急激に悪くなり、路面の状況も悪化。また雹が排水溝を塞いでしまい、道路が一気に冠水することもあって、そのまま運転を続けるのは、危険でもあるんです。

そこで、もし激しい雹が降ってきたら、無理に運転を続けず、屋根のある駐車場など安全な場所へ避難した方がいいでしょう。近くにそうした所がない場合は、安全を確認しながら、道路の左端にクルマを停めましょう。その時、毛布などを車に積んでいたら、ボディに掛けると、キズを最小限に抑えることができますよ。

ちなみに、雹によってボディにキズが付いたり、ガラスが割れるなどした場合、通常、車両保険で補償されます。詳しくは、加入している保険会社に確認してみてくださいね。

【車内の温度を下げる】8月22日(木)

今週お送りしているテーマは、「暑い夏に困ること」です。夏によく困ってしまうことの一つが、
炎天下に駐車していたクルマに乗り込もうとした時、車内の気温があまりに高くなり過ぎている場合。
ご経験ある方もいると思いますが、げんなりしてしまいますよね。この車内温度を下げる方法は、いろいろとありますが、オーソドックスな方法としては、窓を開け放ったり、カーエアコンをかけてしばらく待つ・・・といったところでしょうか。ただ、どうしても時間がかかります。

でも、外で待つのも暑いですし、なるべく早く出発したいですよね。では、どうやったら車内の温度を早く下げることができるんでしょうか?

JAF・日本自動車連盟では、さまざまな方法をテストして、最も早く車内温度を下げたある方法を提案しています。それはエアコンに加えて、窓をあけて走行すること。

具体的な方法をご紹介しましょう。

まず、窓を全開にします。そして、カーエアコンの温度設定はロー、つまり最低温度に設定し、外気導入にして走行します。そして2分後に窓を閉め、内気循環に切り替え、3分ほど走るんです。JAFのユーザーテストでは、この方法で、55度あった室内温度が、わずか5分で28度まで低下したそうです。

車内を一刻も早く、快適な温度にしたい方は、ぜひ早速、試してみてはいかがでしょうか?

【海に行ったらすぐに洗車】8月23日(金)

「暑い夏に困ること」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、暑い夏に、つい行きたくなる場所の一つが、海じゃないでしょうか?海水浴などのマリンレジャーはもちろんですが、海沿いのカフェやレストランを訪れたり、海岸線を走って景色を眺めるだけでも、気持ちいいですよね!でも、海の近くをドライブすると、ある困った問題が発生しやすくなります。それが、サビです。

鉄で出来ているクルマは、塩分に触れることで、どうしてもサビやすくなります。その点、海の近くでは、例え海水を直接浴びなくても、風や巻き上げられる砂にも塩分が含まれていて、ただ通過するだけでも塩にさらされることになるんです。

そこで大切なのが、海に行ったら、なるべく早く洗車して、塩を洗い流すこと。これ、クルマのボディだけじゃありませんよ!特に形が複雑で、状態をチェックしづらいクルマの下回りは、重点的に洗うことが必要です。また、そんな下回りのサビが心配という方は、リフトを備えたカーディーラーなどに依頼して、サビのチェックと洗浄をお願いするのもオススメですよ。

今週は、「暑い夏に困ること」をテーマにご紹介しました。

◆ 知っておきたい高速道路の便利なサービス

2024/8/16 UP!

今日、山の日の祝日と、お盆期間を合わせて今年の夏休みは最大9連休、という方、いらっしゃるようですね。高速道路を利用して、遠くまでお出かけする機会も増えると思います。そんな高速道路には、知っていると便利なサービスがあります。ただ、普段、高速道路を利用しない方にとっては、ちょっと分かりにくいかも知れません。

そこで今週は、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をご紹介していきたいと思います。

【高速道路での体調不良】8月12日(月・祝)

まず、ドライバーさんや同乗している方が、高速道路を走行中に、もしも体調が悪くなった場合、どうしますか?目的地まで我慢する・・・という方、中にはいるかもしれませんが、体調が悪いのをこらえるのは辛いですし、何より、無理をして運転し、交通事故など起こしたら大変です。

そんな時には、最寄りのサービスエリアで、インフォメーションにいるエリア・コンシェルジュや、
近くにいるスタッフに相談してみてはいかがでしょうか?

実は、サービスエリアの中には、体調がすぐれない人のための救護室を設けている所があるんです。ただし、医師が常駐しているわけではありませんので、診察を受けたり、薬をもらうことなどはできません。でも必要に応じて、近くの病院を紹介してくれたり、救急車の手配をしてもらうこともできるそうですよ。

せっかくの旅が辛いものにならないよう、体調が悪い時には、くれぐれも無理はしないでくださいね。

【スマートインターチェンジ】8月13日(火)

今週は、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマにお送りしています。

ところでみなさんは、「スマートインターチェンジ」をご存知ですか?これは高速道路の本線や、サービスエリア・パーキングエリア、そして高速バスの停留所から乗り降りができるように設置されている、ETC専用のインターチェンジのことです。

一般のインターチェンジに比べて導入しやすいため、近年、各地に設置されるようになっています。そのため、これまで高速道路の沿線付近にありながら、最寄りのインターチェンジまでは遠かったという地域でも、高速道路へアクセスしやすくなっている所が増えているんです。ちなみに、スマートインターチェンジは、今年6月10日の時点で、全国に160カ所。千葉県には4カ所設置されています。

その4カ所というのは、新空港自動車道の「成田スマートインターチェンジ」、館山自動車道の「君津パーキングエリア・スマートインターチェンジ」、圏央道の「大網白里スマートインターチェンジ」、そして、同じく圏央道の「茂原長柄スマートインターチェンジ」です。

ただしスマートインターチェンジは、ETCを使っていないと利用できないのはもちろん、利用できる車種や営業時間、出入りする方法が決まっている場合があります。利用される際は、事前に各高速道路会社のホームページなどで、利用条件を確認してみてくださいね。

【行きすぎたら特別転回】8月14日(水)

「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

高速道路を走行していて、目的のインターチェンジを通り過ぎてしまったり、ジャンクションで間違った方向に行ってしまったりした場合、みなさんはどうしますか?次の出口で降りて、再び乗り直して戻ってくる・・・などでしょうか?でも、お金が余計にかかってしまうので、ちょっと残念ですよね。

しかし、実はそんな時に、いい方法があるんです!それが「特別転回」と呼ばれる方法です。その手順を説明しましょう。

まず、行き過ぎたことに気づいたら、次のインターチェンジで本線を降りて出口に向かいます。ただこの時、ETCレーンではなく、一般レーンに入り、料金所のスタッフに事情を話してください。すると、再び高速道路に戻るためのルートを誘導してくれますので、その指示に従いましょう。

ただ、ここで気になるのが料金ですよね。でも、心配は無用です。料金は、最初に高速道路に乗ったインターチェンジから、目的のインターチェンジまでの分となります。間違えて通行した分の料金は、支払う必要はありません。

ただ、インターチェンジの中には、その構造や道路状況によって、「特別転回」を受けられないケースもあるそうなので、その点はご了承ください!また行き過ぎたことに気づいた時、Uターンしたり、バックしたりするのは逆走です。大変危険なので、絶対にしないでくださいね!

【長距離逓減の救済】8月15日(木)

今週お送りしているテーマは、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」です。

高速道路の料金は、一定の距離以上を降りずに走り続けたほうがお得になる、「長距離逓減(ていげん)制」が適用されています。でも、場合によっては、工事や事故などの影響で通行止めになり、その区間の手前のインターチェンジで、高速道路を降りなければいけないケースもありますよね。そんなとき、「長距離逓減」は、途絶えてしまうんでしょうか?

大丈夫、安心してください!ちゃんと最後まで調整された料金で支払うことができるんです。

その手順は、現金で料金を支払う場合は、まず通行止め区間手前のインターチェンジで高速道路を降りて、そこまでの通行料金を一端支払います。そしてこの時、「高速道路通行止め乗り継ぎ証明書」
というものを受け取っておいてください。係員のいない自動料金精算機でも受け取ることができます。

その後、通行止めが解除された先のインターチェンジで、普段通り、「入口通行券」を受け取って、再び高速道路へ。そして目的地のインターチェンジの出口で、「乗継証明書」と「入口通行券」を一緒に係員に渡せば、所定の計算式で算出された調整料金が適用されるんだそうです。

ちなみに、ETCを利用している場合は、同じETCカードで、普通通りETCレーンを通行すれば、自動的に調整された料金が適用されるそうなので、ドライバーさんは特に何もする必要はないそうですよ。

【エリアコンシェルジュのサービス】8月16日(金)

「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマに、ドライバーさんたちにとって、うれしい情報などをお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最終日のきょうは、サービスエリアやパーキングエリアに常駐する、エリアコンシェルジュについて取り上げてみたいと思います。

インフォメーションコーナーなどで見かけるエリアコンシェルジュですが、どんなことに対応してくれるのか、ご存じない方も多いんじゃないでしょうか?そもそもエリアコンシェルジュとは、高速道路や、サービスエリア・パーキングエリアで、快適に過ごすための案内やお手伝いをしてくれる総合案内係のこと。

交通情報や通行料金などの相談から、サービスエリアで評判のお土産や、人気のグルメ、さらに周辺の観光スポットの案内まで、丁寧にアドバイスしてくれるそうです。

また、車いすやベビーカーの無料貸し出しの案内。ほかにも、老眼鏡、ルーペ、筆談用のメッセージボードなども、無料で貸してくれるんだそうです。ただし、車いすなどは数が限られますので、事前に、電話で問い合わせしておくのがオススメですよ。

今週は、「知っておきたい高速道路の便利なサービス」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉県で思いっきり水遊び

2024/8/9 UP!

今年の夏も、全国的に猛暑となっていますね。そんな日には、やっぱり冷た~い水の中へ、ザブンと飛び込みたくなるんじゃないでしょうか!

ということで今週は「千葉県で思いっきり水遊び」をテーマに、さまざまな「ウォーター・レジャー・スポット」を取り上げていきたいと思います。

【稲毛海浜公園プール】8月5日(月)

初日の今朝は、千葉県最大級の大型プールで、県内外から「いなプー」の愛称で親しまれている、千葉市美浜区の「稲毛海浜公園プール」をピックアップしたいと思います。

エリア内には、タイプが異なる5つのプールがあって、メインプールでは、プールにいながら海にいるような感覚を存分に楽しむ事ができます。そして国内では珍しく、プールとビーチを行き来できるのが、「いなプー」の大きな特徴ですよね。

またエア遊具は、今年全面リニューアル!大人も楽しめる高さおよそ6メートルのスライダーや、お子様向けの遊具など、さまざまなタイプが用意されています。これら4種類の遊具が、2000円で1日遊び放題です!

さらに今年は、日中だけではありませんよ!8月17日・土曜日から9月1日・日曜日まで、午後6時から8時半の間、初開催となるナイトプールの営業を行う予定なんです!夜だって、思う存分楽しむことができますね!

そんな「稲毛海浜公園プール」へのアクセスは、東関道の湾岸千葉インターからだと、およそ11分で到着です。今年のプール営業は、9月23日まで。ただし9月は、土日祝日のみの営業となりますのでご注意ください!

【勝浦ウォーターアイランド】8月6日(火)

今週は、「千葉県で思いっきり水遊び」をテーマにお送りしています。

今朝ピックアップするのは、勝浦市にあります「勝浦ウォーターアイランド」です。こちらは、「三日月シーパークホテル勝浦」前の「勝浦中央海水浴場」に、夏限定でオープンする恒例の「ウォーター・レジャー・スポット」です。この「勝浦ウォーターアイランド」には、浜辺に4種類のプールとスライダーなどを設置する「オン・ザ・ビーチ」と、海の上に浮かべた遊具で25種類以上のアトラクションを用意した「オン・ザ・シー」があります。

やっぱり人気は、アレコレ揃った「オン・ザ・シー」で、ジャンボスライダーやジャンプ台、バランスブリッジ、トランポリンなど、まさしく海上アスレチック! 元気に跳ね回って、海を満喫できます!もちろん、浜辺の「オン・ザ・ビーチ」も内容充実していますよ!

大型スライダーが付いたプールや、子供用のスライダー、そして3歳から利用できる雲の形のトランポリン、さらに、日差しの強い日にもひと安心の屋根付プールなど、子どもから大人まで楽しめます!

そんな「勝浦ウォーターアイランド」へのアクセスは、圏央道の市原鶴舞インターからだと、国道297号に入り、40分ほどで到着です。今年の営業は、9月1日までで、ちなみに「オン・ザ・シー」は、事前予約が必要です。ただ「三日月シーパークホテル勝浦」に宿泊などしている方は、割引料金で利用できるそうなので、ホームページをご確認くださいね。

【こてはし温水プール】8月7日(水)

「千葉県で思いっきり水遊び」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。今朝は、千葉市花見川区にあります、「こてはし温水プール」をピックアップしたいと思います。天井がガラス張りとなっているこちらは、青い空と日差しを感じる、開放的な屋内温水プールです。

一般に屋内プールは、スイミングプールだけ…、という所も少なくありませんよね。でもこちらの施設には、25メートルプールはもちろん、流れるプールやウォータースライダー、そして子どもプールなど、さまざまなプールがあるんです。そのため水泳に限らず、泳げない人もウォーキングや水遊びなど、それぞれの目的に合わせて、思いっきり楽しむことができます!ドーナツ型の浮輪も持ち込めるということなので、泳ぎに自信のない方にとっても安心ですね。

何しろ今年は、例年にも増して日差しが強いですから、「日焼けしたくない、でも泳ぎたい!」という方には、まさにピッタリのスポットですよ。さらに、夏休み期間中は屋外プールも開放されるので、子供用プール、ウォータースライダーも楽しむことができます。

そんな「こてはし温水プール」へのアクセスは、東関道の千葉北インターからだと約800メートル、5分ほどで到着です。プール以外にも卓球やバドミントンができるスポーツ室のほか、エアロバイクやランニングマシンなどを備えたトレーニング室もありますので、日ごろ運動不足を感じている方にもオススメですよ!

【蓮沼ウォーターガーデン】8月8日(木)

今週お送りしているテーマは、「千葉県で思いっきり水遊び」です。四か所目に取り上げるのは、山武市にあります「蓮沼ウォーターガーデン」です。こちらは千葉県最大級のプールで、東京ドームの1.5倍という広大な敷地の中には、19ものプールや様々なスライダーが揃っていて、バラエティに富んだ遊びがいっぱいです。数あるスライダーの中でも人気なのが、4つのスライダーを組み合わせた全長182メートルの巨大スライダー「スプラッシュシェイカー」。最大3人乗りの大きなゴムボートに乗って、地上20メートルの絶壁で急上昇・急降下するなど、迫力満点!

その他、2歳のお子さんから利用できる「トドラーキッズスペース」では、巨大なバケツから大量の水が頭上に降り注ぐ「スーパースプラッシュ」や、でこぼこに囲まれた滑走面を滑る「キッズロデオ」のほか、浮き輪に乗って長い滑り台を大人に手を引かれて滑る「マウンテンストリーム」など、コチラならではの楽しさテンコ盛りです!

また今年は、水と音楽が融合した新しいアトラクション、「サウンドスプラッシュ」が登場!泳いでいる来園者に向けて、一斉に放水される音楽と水の共演という新感覚を、全身で享受できること請け合いですよ!

そんな「蓮沼ウォーターガーデン」へのアクセスは、圏央道の松尾横芝インターからだと、15分ほどで到着です。今年の営業は、9月16日・敬老の日までですが、9月の平日はお休みになりますのでご注意ください!ぜひご家族で、素敵な夏の思い出を、いっぱい作ってくださいね!

【富津公園ジャンボプール】8月9日(金)

「千葉県で思いっきり水遊び」をテーマにお届けしてきた今週、最後にピックアップするのは、富津市にあります「富津公園ジャンボプール」です。東京湾に突き出た半島状の約5キロの砂洲、富津岬に位置する富津公園は、内房の海に囲まれた、緑のアウトドアフィールドが広がる「遊び」いっぱいの公園です。その一帯は「千葉県立富津公園」になっていて、キャンプ場やテニスコートなど、様々なレジャー施設があります。

そんな岬の先端にあるのが、「富津公園ジャンボプール」です。プールは5種類あって、競泳プールやちびっこプールの他にも、流れるプールや波の出るプール、スライダープールと実にバラエティ豊富!スライダーにも、12メートルの高さからまっすぐに滑り降りる「直線スライダー」や、120メートルのパイプの中を回転、蛇行しながら滑る「スパイラルスライダー」があって、それぞれ違った楽しさが味わえますよ!

そんな「富津公園ジャンボプール」へのアクセスは、館山自動車道の木更津南インターからだと、20分ほどで到着します。今年の営業は、9月1日・日曜日までです。ちなみに、水の中では、喉の渇きを感じにくくなります。でも、プールの中でも汗はかきますので、脱水症状にならないよう、適切な水分補給を忘れないでくださいね!

今週は、「千葉県で思いっきり水遊び」をテーマにご紹介しました。

◆ クルマの死角に注意する

2024/8/2 UP!

みなさんは、普段クルマを運転している時、運転席から見ることができない「死角」を、いつもしっかりと意識していますか?死角に潜む危険について、あらかじめ意識したり、予測したりしておくのは、安全運転をする上でとても大切です。

そこで今週は、「クルマの死角に注意する」をテーマに、気を付けたい点などを、いくつか取り上げていきたいと思います。

【クルマの周りの死角】7月29日(月)

まず、クルマの周りにはたくさんの死角があるということは、みなさんもご存知だと思います。

例えばクルマの前後には、大きな死角がありますよね。特に後方は、前方より死角が大きくなります。そうした場所に、小さいお子さんが入り込んでしゃがんでいたりすると、運転席からは確認することが出来ません。ですから発進やバックをする際には、周囲の十分なチェックが必要です。シートからよく見えない場合には、クルマから降りて、直接確認するようにしましょう。

そして、ドアの窓から下も、全て死角です。こちらも背の低いお子さんがそこにいると、窓から外を見るだけでは、発見できないことがあります。子供の多い場所などでは、ドアを開ける時、ドアミラーですぐ横などを確認してから、開けるようにしてくださいね。

また、みなさんに一度試して頂きたいのは、誰かにお願いして、運転席から見える範囲ギリギリの所に立ってもらい、クルマを降りて、その死角の広さを確かめてみることです。きっとその範囲の大きさに驚くと思いますよ!その感覚を、ぜひ日ごろの安全運転に役立ててくださいね。

【ピラーの死角は大きい】7月30日(火)

今週は、「クルマの死角に注意する」をテーマにお送りしています。

きのう、クルマの周りに出来る死角についてお話しましたが、運転席からの視界を邪魔するものとして、甘く見てはいけないのが、ピラーです。

ピラーというのは、ボディと屋根の部分をつないでいる窓の柱のこと。クルマの屋根を支え、さらに衝突した時の衝撃を抑えて、ボディの剛性を高めるためにも必要不可欠なパーツです。フロント部分から順にAピラー、Bピラー、Cピラーなどと呼ばれます。

そんな重要なピラーですが、実は、意外に大きな死角を作ってしまうんです。特に問題となるのは、交差点を右左折する時。ピラーの陰になって、歩行者や自転車を見落としてしまうことがあります。中でも右側のAピラーは、ドライバーさんの目の前にあるので、死角が大きくなり、より注意が必要です。また、右折する時のクルマの動きと道路を横断中の歩行者の動きがシンクロして、歩行者がずっとAピラーに隠れたままになってしまうこともあるんです。

そういう状態を防ぐために大切なのが、頭を左右に振って、死角にいる歩行者を見落とさないことです。ピラーの向こう側もしっかり確認すること、日ごろから習慣づけるようにしましょう。

そして、後方のピラーも要注意ですよ!進路変更などをするときには、ルームミラーだけでなく、サイドミラーによる確認と、直接目で見る目視を組み合わせて、死角による見落としなどがないように、努めてくださいね。

【車種による死角の違い】7月31日(水)

「クルマの死角に注意する」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

一口に「死角」と言っても、クルマの大きさや車高が違えば、死角にも差が出ます。そこで今朝は、タイプ別に、それぞれ死角の違いを見ていきましょう。

まずは、コンパクトカー。コンパクトカーの車体は小さめですが、セダンなどと比べると車高がやや高いので、車体の周りで、地面に近いところの死角が広くなりがちです。注意しましょう。

続いて、セダン。セダンは車高が低めなので、車体のそばの低い位置の死角は、比較的小さいといえるでしょう。とはいえ、もちろん他の車種と同様に、注意は必要ですよ。

そして、ステーションワゴン。セダンと同じく車高が低めの車種です。ただ、車体後方にピラーが複数あるので、斜め後方の死角が多くなります。左折や車線変更などの際には、特に十分な安全確認が大切ですよ。

次にミニバンですが、車高が比較的高いため、車体のすぐそばの死角が大きくなるのが特徴です。クルマを移動する時や、駐車する時などは、車体周辺の安全を、忘れず確認するようにしましょう。

最後は、SUVです。こちらも車高が高いですし、さらにボンネットも長めに設計されているクルマが多いですね。そのため、前方の死角が他の車種に比べて大きいのが特徴です。もちろん、車体スグそばの死角にも、しっかり注意を払うようにしてくださいね!

【バックカメラの有効性】8月1日(木)

今週お送りしているテーマは、「クルマの死角に注意する」です。2022年5月から、新型車においてバックカメラの装備が義務化され、今では多くのドライバーさんたちが、このバックカメラを利用していると思います。その目的はもちろん、リアウインドーからでは見えない、クルマの後方の死角を無くすためですよね。

では、このバックカメラを利用すれば、どこまで死角を無くすことができるんでしょうか?JAFが以前行ったユーザーテストの結果を元に、ご紹介したいと思います。

まずバックカメラでは、クルマの真後ろに置いたものや、真後ろで遠くにあるものは、見ることが出来ました。特に小さな子どもや三輪車など、背丈の低いものは、目視やミラーなどでは確認できなかったので、バックカメラの有効性がより示された形といえます。

ただ一方、バックカメラにも死角があることが分かったんです。例えば、車体近くの右後ろや左後ろなどにあるものは、見ることができませんでした。また車体の横の方にあるものも、確認することができなかったんです。ただ、そうしたバックカメラで見ることが出来なかったものは、目視やミラーを使うことで確認できる場合があります。ということで、バックカメラは死角を減らす非常に便利なアイテムですが、後方をすべてカバーする訳ではありません。ただ漠然と頼りっぱなしにするだけではなく、目視やミラーも加えて、常にしっかりと安全確認を行うことが、大切ですよ。

【死角があったら“かもしれない運転”】8月2日(金)

「クルマの死角に注意する」をテーマにお届けしてきた今週ですが、運転席から見えない死角には、クルマの構造上から見えない、というだけでなく、道路上にあるさまざまな障害物による死角もあります。

停留所で停車中のバスの陰から、歩行者が道路を横断してきたり、見通しの悪い信号のない交差点で、自転車が突如飛び出して来たり…。こうした道路上の死角から、予想しない形でクルマや自転車、歩行者などが出てくれば、確かに驚くでしょうし、事故になる危険性だって高いですよね。

そこで、そんな事故を防ぐのに大切なのが、あらかじめその死角に、危険が潜んでいるかもしれない、と予測しながら運転することです。そう、何も想定していないから事故に遭う可能性が高くなるんです
十分注意し、あらかじめ減速などして備えておけば、事故になる可能性は、大きく減らせるはずです。

こうした運転を、「かもしれない運転」と呼びます。

「人が、飛び出してくるかもしれない」「バイクが、対向車の陰から出て来るかもしれない」など、
常に様々な危険を予測しておけば、瞬時における反応や動作などが、随分と違ってくるはずです。
皆さんも普段から、「かもしれない」を意識して運転するよう心がけてくださいね!

今週は、「クルマの死角に注意する」をテーマにご紹介しました。

◆ 猛暑でのクルマのトラブル

2024/7/26 UP!

全国各地で、すでに6月から猛暑日を記録していますが、本格的な夏の暑さは、これからが本番です。暑すぎる気候は、熱中症や脱水症状など、さまざまな悪影響を体に及ぼします。でもそれは、人に限ったことではありません。実はクルマにとっても、いろいろなトラブルの原因になるんです。

そこで今週は、「猛暑でのクルマのトラブル」をテーマに、注意点やその対策など取り上げていきたいと思います。

【ブレーキのトラブル】7月22日(月)

ということで、まず取り上げる「夏場に起こりがちなトラブル」は、ブレーキのトラブルです。特に、熱くなることで、より起こりやすくなってしまう現象が二つあるといいます。

一つ目は長い坂道をくだる時など、フットブレーキを使いすぎることで発生する「フェード現象」。ブレーキディスクとブレーキパッドが摩擦によって加熱し過ぎ、その結果、摩擦係数が極端に低下し、ブレーキが効かなくなる現象です。

もうひとつ、「ベーパーロック現象」は、やはり坂道などでフットブレーキを使いすぎることにより、ブレーキフルードが沸騰して気泡が発生するため、ペダルを踏み込んだ力をブレーキに伝えることが出来なくなってしまう現象です。

どちらもブレーキの熱が関係した現象ですが、暑い日の運転では、元からブレーキ部分の温度が高いうえ、放熱性も悪くなるので、フェード現象やベーパーロック現象がより起こりやすくなるそうなんです。

ということで、特に夏場は、長い下り坂を走行する時は、エンジンブレーキなどを上手に使って、フットブレーキばかり使いすぎないように心がけましょうね。

【バッテリーのトラブル】7月23日(火)

今週は、「猛暑でのクルマのトラブル」をテーマにお送りしています。

今朝取り上げるのは、バッテリーについて。夏はバッテリートラブルが多い季節、というイメージを持っている方、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。でも、バッテリーは寒さには弱いんですが、暑さが直接バッテリーに悪影響を及ぼすわけではありません。

では、どうして夏場、バッテリートラブルが多いかといいますと、それは電力の使い過ぎが原因です。

クルマには、さまざまな電装品がありますよね。中でも電力消費が激しいのが、夏には欠かせないカーエアコンです。しかし空気を冷やすためのコンプレッサーは、主にエンジンの出力によって動いているので、それほど多くの電力を消費しているわけではありません。何が電力を使っているかというと、実は風を送るためのファンなんです。暑さが増すと、ついファンを最強にして使いがちですが、これがバッテリーに負担をかけているんですね。

さらに夏は、レジャーや帰省などで、渋滞に巻き込まれることも多いと思います。そうなるとノロノロ運転になりますよね。当然、ブレーキを度々踏むことになりますが、その度に点灯するブレーキランプも、かなり電力を消費する原因になっているんです。

もちろん、バッテリーが元気な状態なら、多少の無理でも乗り切ることができるでしょう。しかし、何年も使って劣化したような状態では、ちょっとした負担でも、バッテリー上がりにつながります。もう長くバッテリーを交換していないとか、劣化が心配というような方は、この機会にぜひ、カーディーラーなどで、バッテリーの点検・交換を行っておきましょう。

【オーバーヒート】7月24日(水)

「猛暑でのクルマのトラブル」をテーマにお送りしている今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、暑い夏場に起きるクルマのトラブルというと、昨日のバッテリートラブルにつづき、オーバーヒートを思い浮かべるという方、おそらく多いんじゃないでしょうか。オーバーヒートは、クルマのエンジンが熱くなりすぎた状態のことで、最悪の場合はクルマが動かなくなります。では運転中に、オーバーヒートが発生したら、どうなってしまうのでしょうか?また、その時、適切に対処する方法を、皆さんはご存知でしょうか?

まず、水温計の針が異常に高温を示したり、警告灯が点灯したら要注意。他にも、「スピードが出ない」「エンジンの回転が安定しない」などの症状が出てきたら、オーバーヒートを起こしている可能性があります。すぐに周囲の安全を確認して、他のクルマの邪魔にならない場所に停車しましょう。ただ停車した際に、エンジンを止めてしまうと、冷却ファンなどの冷却機能がストップしてしまうので、すぐにエンジンを切らないようにしてくださいね。

そして、ボンネットを開けて、エンジンルームの風通しをよくします。この時、エンジンルームは非常に高温になっていますので、中のパーツ類に触れることのないよう、十分に注意してください。もしも、冷却ファンが止まってしまっていたり、冷却水が漏れてなくなっていたりした場合は、すぐにエンジンを止めましょう。

オーバーヒートの状況によっては、再度エンジンをかけることもできますが、できればそのままカーディーラーなどに連絡し、原因や経緯を調べたうえで、修理など行うようにしてくださいね。

【ETCカードの破損】7月25日(木)

今週お送りしているテーマは、「猛暑でのクルマのトラブル」です。

炎天下の車内は、エアコンを止めてから、1時間ほどで50度を超え、直射日光が当たるダッシュボードなどでは、70度にも達するといいます。そんな高温に、長時間さらされることもある車内ですから、熱に弱いものを放置するのは、当然、良くありません。そして、その置き去ってはいけないモノの一つが、ETCカードです。

ETCカードを挿したままエンジンを切ると、ETC車載器から「ETCカードが残っています」などと、アナウンスが流れますよね。それでも、つい面倒くさくて、そのまま挿しっ放しにしてしまうという方、リスナーの皆さんの中にも、いらっしゃるかもしれませんね。

ETCカードも、一般的なカード類と同じくプラスチックで出来ていますから、熱には弱いんです。気温が50度を超えた中では、変形してしまう可能性さえあるといいます。さらに、ETCカードに埋め込まれているICチップの部分は、特に熱に弱く、高温になる車内に放置していると、壊れてしまうことがあるんだそうです。

ETCカードが破損した場合には、基本的に再発行が必要です。しかし、再発行となると手間も掛かりますし、場合によっては手数料が生じることもあります。

そういった面倒なトラブルを回避するためには、クルマを降りる際、毎回忘れずにカードを抜き取ることを徹底するのが、一番カンタンかつ確実な対策ですよ。

【タイヤのトラブル】7月26日(金)

「猛暑でのクルマのトラブル」をテーマにお届けしてきた今週ですが、最終日は、タイヤについてお話しておきましょう。近年、夏場にパンクやバーストなど、タイヤのトラブルが急増しているといいます。その原因の一つと考えられているのが、夏の連日の暑さです。

タイヤは、クルマのなかでも、路面に唯一接しているパーツですよね。そのため、強烈な日差しで熱せられた路面からの熱の影響を、最も受けやすくなっているんです。ただ、それだけでタイヤにトラブルが起きる訳ではありません。実はもう一つ、大きな原因と考えられているものがあるんです。それが、空気圧不足です。

タイヤの空気圧が不足すると、路面との摩擦によって熱が発生します。そうして路面とタイヤ、両方の温度が上昇することでタイヤのバーストにつながりやすくなるんだそうです。さらに夏は、熱の影響や強い紫外線を浴びることで、タイヤの劣化も進みやすくなります。すると、タイヤのゴムが硬くなってヒビ割れなどが起こり、バーストやパンクにつながりやすくなるんです。

ということで、突然のタイヤのトラブルを防ぐためには、適正な空気圧を保つように心がけ、タイヤにヒビなど出来ていないか、日ごろからチェックしましょう。そしてダメージが大きいと思ったら、早めの交換を心がけてくださいね。

今週は、「猛暑でのクルマのトラブル」をテーマにご紹介しました。

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