2022/2/4 UP!
毎年この時期がくると、憂鬱な気分になる・・・という方、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そう、スギなどの花粉シーズンのことです。
そこで今週は、「クルマの花粉症対策」をテーマにお送りしていきたいと思います。
【花粉症の運転への影響】1月31日(月)放送分
「たかが花粉症」と軽く考える人、いるかもしれませんが、実は、運転への影響は相当大きなものがあります。
例えば、代表的な症状の一つがくしゃみですよね。くしゃみの衝撃は相当大きくて、時には肋骨を骨折する人もいるほど。それだけに、ハンドルの操作ミスにつながることがあります。また、くしゃみが出る時って、人間はどうしても目をつぶってしまいますよね。それにくしゃみの前後も、その前兆と余韻で、前をしっかり見ることができないもの。そんな時間が、仮に合わせて2秒ほどだとしても、時速60キロで走行中なら、34メートルも前を見ないで運転していることになってしまうんです。それも1回で終わればまだしも、症状にありがちの、何回も連続して出るようなら、危険はさらに大きくなります。そして花粉症では、鼻水も出てきます。それだけでも気になりますし、鼻が詰まれば、集中力も低下するでしょう。さらに目のかゆみや涙も、運転に大きく影響します。
ということで、花粉症の方がハンドルを握る時は、車間距離を十分にとって、副作用の少ない治療を選ぶなど、対策を徹底して、安全運転に十分努めるようにしてくださいね。もし症状が強く出ている時は、決して軽く考えず、運転をやめる検討をすることも大切ですよ。
【花粉を持ち込まないポイント】2月1日(火)放送分
今週お送りしているテーマは、「クルマの花粉症対策」。クルマを運転するにあたっての、花粉症対策の基本は、何といっても車内に花粉を持ち込まないこと、これが重要です。ということで今朝は、そのためのポイントを、いくつかピックアップしてみたいと思います。
まずは、その日着る洋服選びが大切です。
例えば、ウールやフリース素材、ファーがついたものなど、毛足の長い洋服には、花粉が付着しやすくなります。そこで花粉の多い時期には、表面がツルツルした素材を選ぶようにしましょう。ただ毛足が長くなくても、静電気が起こりやすいポリエステルなどの洋服を着る場合は、静電気除去スプレーなども、積極的かつ上手に活用できるといいですね。
そしてクルマに乗りこむ前に、髪の毛や衣服についた花粉を払い落すようにしましょう。粘着ローラーなどを使うのも便利ですよ。
また、クルマに乗ってエアコンを使用する場合は、内気循環にしておいてください。
外気導入にしていると、エアコンを通して、花粉が入ってくる可能性がありますからね。さらに、こまめな車内の掃除も大切です。しかし掃除機などを使うと、風で花粉を再び舞い上げてしまいます。そこで雑巾などで、水拭きするのが効果的。特にダッシュボードの凹凸部分やエアコンの噴出し口、スイッチ、メーターパネルなど、花粉が溜まりやすいところは丁寧に拭き取るようにしてくださいね!
【高機能のクリーンエアフィルター】2月2日(水)放送分
2月は、スギなどの花粉が多く飛び始めるシーズン、ということで、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「クルマの花粉症対策」をテーマにお送りしています。きのう、「エアコンを外気導入にしていると、外から花粉が入ってきてしまう」というお話をしました。でも、それを解決するアイテムがあるんです。
みなさんは、「クリーンエアフィルター」というものをご存知でしょうか?これはエアコン用のフィルターのことで、外から空気を取り込んだり、車内の空気を循環したりする時に、そこに含まれるホコリなどをブロック!さらに、外から侵入する排気ガスのニオイやニオイのもとなども吸着してくれるんです。いわば、カーエアコンのマスクのようなもの、と言えば分かりやすいでしょうか?
そのため使い続けているうちに、だんだんと汚れていきます。そして、十分な空気が通過できなくなっていくと、エアコンの効きが悪くなってしまうんです。そういうわけで、定期的な交換は欠かせません。
そんな交換の時にオススメしたいのが、花粉除去の機能を強化したクリーンエアフィルターです。これは特殊なフィルターで、取り込んだ外気から花粉を取り除き、車内をクリーンで快適な空間に保ってくれますよ。近づくシーズンを前にして、花粉症でお悩みという方、ぜひカーディーラーなどへ、お気軽にお問い合わせくださいね!
【花粉はボディにも悪影響】2月3日(木)
今週は「クルマの花粉症対策」をテーマに、様々なポイントをご紹介しています。ところで花粉は、花粉症の人にとっては、いうまでもなく迷惑千万な存在ですが、実はクルマにとっても悪影響を与えるものだということを、みなさんご存知ですか?というのも、花粉がボディについたまま放置していると、塗装を傷めてしまう可能性があるんです。
花粉って、サラサラした粉・・・というイメージを持っている人、結構いらっしゃるかと思います。もちろん、降って来たばかりのときはそうなんですが、雨などの水に触れると、その性質が変わってしまうんです。水に濡れた花粉は外側の膜が割れて、中からペクチンという成分が出てきます。ペクチンといえば、フルーツなどにも含まれていて、ジャムを作る時、ゼリー化するために欠かせない成分。つまり、ベタベタしているんです。これがボディの塗装面にへばりつくと、それが花粉ジミの原因になります。
一度ついた花粉ジミは、簡単には落ちません。しかもそのまま放置すると、塗装を侵食して、ボディにダメージを与えてしまいます。それを防ぐために大切なのが、こまめな洗車です。シミになる前であれば、簡単に花粉を落とすことができます。ただ、何度も何度も洗車するのは、やっぱり何かと大変ですよね。そこで完全な対策ではありませんが、ボディコートなどを塗っておけば、ダメージを軽減してくれます。
【花粉症の薬に注意】2月4日(金)
ところで、花粉症の症状を抑えるために薬を飲んでいるという方、リスナーさんの中にも多いんじゃないでしょうか?でも薬によっては、副作用で眠気をもよおすなど、服用後に運転をしてはいけない薬もありますので、十分な注意が必要です。
特に気をつけたいのが、抗ヒスタミン薬です。
抗ヒスタミン薬は、開発された時期によって、「第1世代」と「第2世代」があって、眠気などの副作用の出方が違っています。眠くなりやすいという意味では、「第1世代」のほうが、要注意です。そうした薬の説明書を見ると、服用後はクルマの運転を控えるように書かれていますので、事前によく確認しておきましょう。
一方、現在、最も一般的になっているのが、「第2世代」と言われる、抗ヒスタミン薬です。第2世代の抗ヒスタミン薬は、薬の成分が脳に回りにくいため眠気が少ないといいます。ただ、「眠くなりにくい」と書かれた抗ヒスタミン薬でも、眠気が全く起こらないとは言い切れません。そこで、どうしてもクルマに乗らなければいけないものの、花粉症が気になっているという方は、ぜひお医者さんや薬剤師さんに相談してみてください。症状を和らげる他の薬や対策を教えてくれるはずですよ。
今週は、「クルマの花粉症対策」をテーマにご紹介しました。ぜひ改めてチェックして、ワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!
2022/1/28 UP!
普段クルマを運転していて、坂道に出合う機会、ちょくちょくありますよね。何気なく通過している人、多いかもしれませんが、そこには平坦の道とは違って、いろいろと気をつけたいポイントがあるものです。
そこで今週は、「坂道でのポイント」をテーマに、お送りしていきたいと思います。
【坂道のルール】1月24日(月)放送分
まず初日のきょうは、坂道に関する交通ルールを 改めて確認しておきましょう。
まず気をつけなければいけないのが、坂の頂上付近です。坂の頂上付近は、その先の交通状況を見通しにくい場所。そのため、事故の原因になりかねませんので、頂上付近では駐停車が禁止されています。
また、そんな坂の頂上付近を、スピードを出して通過しようとすれば、向こう側に停車車両や横断中の歩行者がいた場合、気付くのが遅れてしまいます。そのため、坂道の頂上付近は、徐行するのがルールです。スピードを落として、向こう側の安全確認をしてから下り始めるようにしましょう。
さらに頂上付近では、追い越しも禁止されています。そして坂道と一口に言っても、緩やかな坂と、勾配が急な坂がありますよね。特に勾配の急な坂道では、上りも下りも駐停車は禁止されています。さらには、徐行するのがルールで、追い越しも禁止されていますよ。
みなさん、ルールを守って、安全に坂道を通行してくださいね。
【下り坂でのポイント】1月 25日(火)放送分
「坂道でのポイント」をテーマに、坂道を通行する時の注意点などをご紹介しています。
坂道にはもちろん「上り坂」と「下り坂」がありますが、みなさんはどちらの方が、事故の危険性が高いと思いますか?実は「下り坂」の方が、事故が多い傾向にあるんだそうです。その理由は、やはりスピードが出やすいからで、死亡事故につながりやすいというデータもあります。
そのため、きのうも少し触れましたが、勾配が急な下り坂では、徐行するのが決まりです。また勾配が緩やかな場所でも、次第に加速していきますので、こまめにスピードメーターを確認して、安全なスピードを保つようにしましょう。
さらに下り坂では、カーブも要注意。カーブに入る前に、十分に減速するのが基本です。下り坂では、カーブを曲がっている間でも加速しますので、減速が不十分だと、遠心力が働き、センターラインをはみ出したり、ガードレールに接触するなどして、事故につながる危険性が高くなります。そして、カーブを曲がりながらブレーキを踏むと、クルマが不安定になりやすく、場合によっては、スリップなどを起こすことがあります。カーブの手前で、しっかり減速しておきましょう。
また、狭い坂道で、上りのクルマとすれ違う場合は、基本的に上りの方が優先です。下りの側は、一時停止して道を譲るようにしてくださいね。
【オートマ車の坂道発進】1月26日(水)放送分
きのうは、「下り坂」での注意点についてお話ししましたが、今朝は「上り坂」についてです。
「上り坂」での運転といえば、まず坂道発進を思い浮かべる人、多いんじゃないでしょうか?
ただ、この坂道発進が難しいのは、なんといってもマニュアル車ですよね。以前は、クラッチをうまくつなげず、ズルズルと坂道で後退するクルマを見かけたものですが、最近では、ほとんど目にする機会がなくなりました。
今大半を占めるオートマチック車の場合、クリープ現象でクルマが常に前に進もうとするので、
アクセルを軽く踏めば、後退せずに坂道発進することができます。
ただ、急勾配の上り坂の場合、クリープ現象の力より、後ろに下がろうとする力の方が、強く働くケースもあります。そんな時には、まずサイドブレーキをしっかりと引いて、クルマが後退しないようにします。そしてアクセルを踏み込んでいき、エンジン音が変わってクルマがガクンと振動すれば、後ろに下がる力より、前進する力の方が強くなったという合図。サイドブレーキを徐々に戻して発進しましょう。
また、坂道で下がるクルマが少なくなったとはいっても、上り坂で、信号待ちや渋滞などで停車する時は、念のため、前のクルマとの車間距離をあけて停まるようにしてくださいね。
【長い下り坂ではエンジンブレーキを併用】 1月27日(木)放送分
ところで、長い坂をクルマで下る時、フットブレーキだけに頼らず、エンジンブレーキを併用するよう、よく言われますよね。みなさんは、それがどうしてかご存知でしょうか?そこには、二つの理由があります。
一つは、ブレーキに発生する「フェード現象」です。フットブレーキを踏むと、ブレーキディスクとブレーキパッドが接触して、摩擦熱が発生します。しかし、これがあまり長時間になると、ブレーキパッドが許容できる温度を越えてしまうんです。そうなると、ブレーキパッドの摩擦係数が急に低下して、ブレーキの効きが悪くなってしまいます。これが「フェード現象」です。そして二つ目の理由が、「ベーパーロック現象」です。こちらはフットブレーキをかけ続けることで、その摩擦熱が、ブレーキペダルの力をブレーキパッドに伝えるブレーキオイルへと伝わっていきます。ただ、それがあまりに高温になると、ブレーキオイルが沸騰して、中に気泡が発生してしまうんです。こうなると、ブレーキペダルを踏んだ力が気泡をつぶすことに使われてしまうため、ブレーキパッドを押す力とならず、ブレーキが効きにくくなります。これが「ベーパーロック現象」です。
坂道でブレーキが効かなくなることほど、怖いことはありません。そんな事態になるのを防ぐために、長い坂を下る時には、低めのギヤを使い、エンジンブレーキも併用しながら走ることを、心がけてくださいね。
【坂道でAT車がエンスト?】1月28日(金)放送分
今週お送りしているテーマは、「坂道でのポイント」です。
ご存知の通り、坂道では重力の働きで、上り坂なら後ろ方向、下り坂なら前方向に進む力が働きますよね。これによって、意外なことが起こる場合があるんです。それが、オートマチック車のエンストです。その原因となるケースが、「クルマが進む方向」と「シフトレバーの位置」が合っていないときです。
例えば、上り坂にいる時、Dレンジのまま勾配を利用してバックしようとしたり、反対に下り坂で、Rレンジのまま前進させたりすると、エンジンへの負担が大きくなり、オートマチック車でも、エンストを起こすことがあります。
理由がはっきりしているエンストは、機械的にはそれほど大きな問題ではありませんが、ただ、事故につながる危険性があります。というのも、エンジンが止まると、パワーステアリングが作動しなくなって、ハンドルが重くなったり、ブレーキをアシストする機能がストップして、ブレーキがとても重くなったりします。坂道でそんな状態になると、クルマをコントロールできず、前後のクルマにぶつかったり、ガードレールに接触したりする恐れがあります。
ということで、特に坂道でのシフトレバーの操作には、十分注意してくださいね。
「坂道でのポイント」ぜひチェックして、ワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!
2022/1/21 UP!
これから一年で最も寒い時期。
先日、千葉県も大雪に見舞われましたが、首都圏では、ひとたび雪が積もると、鉄道が止まったり、道路上でも多くの事故が発生したりと、各地で交通が大混乱しますよね。
そこで今週は、「雪への注意点」をテーマに、さまざまなポイントをチェックしていきたいと思います。
【滑り止め対策が重要】1月 17日(月)放送分
まず今朝は、雪対策の基本中の基本であるアレについて、お話ししていきましょう。
雪が降り積もった時のドライビングで、事故が起きる原因としてなんといっても多いのが、ノーマルタイヤで走行することです。天気予報で雪が降るかもしれないと分かった時は、必ず、スタッドレスタイヤに履き替えるか、タイヤチェーンなどを用意しましょう。雪が積もった道をノーマルタイヤで走れば、どんな熟練ドライバーでもスリップは避けられませんよ。
それに、ノーマルタイヤのまま滑り止め対策をしないで、雪道や凍結した道路を運転することは、沖縄県を除く各都道府県で道交法違反になるのを、皆さんご存知でしたか?違反した場合は、反則金も課せられ、大型車は7000円、普通車は6000円、自動二輪車は6000円、そして原動機付自転車で5000円となっています。
よくニュースなどで、雪道をノーマルタイヤのままで走って、スリップや事故を起こしたドライバーさんが、「こんなに降るとは思わなかった」と話しているのを目にしますが、大きな事故を起こした後では、取り返しがつきません。スタッドレスタイヤや、タイヤチェーンなどが用意できない場合は、運転を見合わせる判断も大切ですよ。
【積雪時の運転の基本】1月 18日(火)放送分
きのう、雪が積もった道を運転するには、スタッドレスタイヤや、タイヤチェーンなどが欠かせない、というお話しをしました。ただ、そうした対策をした上でも、雪道での運転にはよりいっそうの注意が欠かせません。そこで今朝は、雪道運転の基本について、取り上げてみたいと思います。
まず、急ブレーキ、急ハンドルなど、「急」のつく操作は、スリップの原因になりますので、行わないようにしましょう。発進する時も、“ゆっくり”がポイントです。マニュアル車の場合は、2速で。オートマチック車の場合は、クリープ現象を利用して、じわりと走り出すようにしてください。そしてブレーキをかけても、すぐに止まれるワケではありませんよ。場合によっては、タイヤがロックしてブレーキが効かなくなることもあります。そのため車間距離は、いつもの2倍は保つようにしましょう。
またカーブでは、曲がり始める前までに、しっかり減速しておくことが重要です。ブレーキを掛けながら曲がると、タイヤが急にロックして、ハンドル操作が出来なくなる可能性があります。さらに下り坂では、フットブレーキだけを使っていると、やはりタイヤがロックしてしまうことがあります。下り坂では、エンジンブレーキも使いながら、十分に速度を落として下りるようにしましょう。雪道では、いつも以上に慎重な運転を心がけてくださいね!
【降雪時の路面の変化】 1月19日(水)放送分
今週は「雪への注意点」をテーマに、運転で気をつけたいポイントを、ご紹介しています。
ところで、雪が降った時の路面は、その時の状況によって、様々に変化します。ということで今朝は、そんな雪が降った時の路面状況について、取り上げてみたいと思います。
まず、雪やみぞれが降り始めても、降り方がそれほど激しくなく、路面に落ちてすぐに溶けてしまうような状態であれば、雨が降っている時とそれほど変わりはありません。取りあえずノーマルタイヤでも大丈夫ですが、降り方に注意しつつ走行し、ひどくなりそうなら、チェーンを装着するか、安全な場所で停車しましょう。次に、降り積もった雪が踏み固められて出来る「圧雪」路面は、スタッドレスタイヤなどを装着していれば走行可能です。
ただ、普通の路面より滑りやすいため注意が必要です。そして、首都圏でも気温の高い南関東で多いのが、降った雪が圧雪にならず、水分を多く含んだ、シャーベット状の路面になることです。この状態では、とけかけた雪にハンドルが取られて滑りやすくなるので、より慎重な運転を心掛けてくださいね。
また、雪がとけた水が再び凍るとさらに危険です。中でも、路面に薄い氷が張った状態の「ブラックアイスバーン」は、路面がただ濡れているだけのように見え、凍結していることに気づかないことがよくあります。路面が黒く見えたら、「凍結しているかも・・・」と思って、十分に注意しましょうね!
【大雪の後のポイント】 1月20日(木)放送分
関東地方でも、近年、度々降っている大雪。降っている時はもちろんですが、やんだ後も、道路状況がいつもとは大きく変わっているので、十分注意しなければいけません。そこで今朝は、大雪が降ったあとに気をつけたいポイントを、取り上げてみたいと思います。
大雪の翌日以降、何より気をつけなければいけないのが、きのうも少し触れましたが、路面の凍結です。特に、路面が濡れているだけに見える「ブラックアイスバーン」は、うかつにその上を通るとスリップにつながるので、要警戒です。路面では、雪がなくなったあとも、道路脇に除雪した雪が積み上げられている場合があります。そうした場所では、道路の幅がいつもより狭くなっていますので、対向車とすれ違う時など、接触しないよう気をつけましょう。
そして、道路脇に積み上げられた雪で、歩行者、特に小さなお子さんなどを見つけにくくなることがあります。さらに、歩道に残った雪を避けて、歩行者が急に道路側へと出てくるケースもあるでしょう。歩行者の飛び出しなどには、十分気をつけてくださいね。また、歩行者や自転車が、雪や氷で滑って急に転倒することだって考えられます。
ドライバーの皆さん、その動きにもよく注意を払うようにしましょうね!
【クルマの雪下ろし】1月21日(金)放送分
朝起きたら、クルマの上にどっさり雪が積もっていた・・・。
そんな時、みなさんはどのように雪下ろしをしていますか?時間がない時や、面倒に感じた時など、フロントガラスの部分だけ雪を降ろして、屋根の雪はそのままに、出発していませんか?
ただ、これは非常に危険なことなんです。実は、屋根の上に積もった雪は、走行しているうちに、車内の暖房の熱などが伝わり、屋根と雪が接している所からとけていきます。その結果、ブレーキを踏んだ時のはずみで、雪が一気に、フロントガラスに滑り落ちてくることがあるんです。そうなると視界が急にふさがれ、大 変危険です。また、屋根から雪が道路に落ちると、後続車などに迷惑をかけることにもなります。運悪く、その雪が後続車にぶつかってしまえば、キズを付けたりする可能性だってあるんです。さらに、後ろをオートバイが走っている場合は、落ちた雪の塊が原因で、転倒事故につながる危険性さえあります。屋根の雪は、自分だけでなく、周囲に危険を及ぼす可能性もあるということを忘れず、しっかり雪下ろしをしてから、出発するようにしましょうね。
「雪への注意点」ぜひチェックして、冬のワンダフルドライブ、目いっぱい楽しんでくださいね!
2022/1/14 UP!
きょうは「成人の日」ですね。
国民の祝日に関する法律によりますと、「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」というのが、「成人の日」の趣旨だそうです。
しかしながら、クルマの運転をみるとドライバーさんの大半は、そんな成人である大人が運転しているはずなのですが、とてもそうは思えないルールやマナーの違反が、今もいたるところで目につきます。
そこで今週は、「大人の運転」をテーマに、様々なポイントをチェックしていこうと思います。
【譲り合いの心が大切】1月 10日(月祝)
今朝はまず、運転マナーについて考えてみましょう。
ただ単に「マナー」というと、抽象的であいまいな感じがするかもしれませんが、安全運転を心がける上で、何よりも大切なのは、「譲り合いの心」ではないでしょうか。
そして、時間に追われているなど、心に余裕がない状態になると、つい自分本位の運転になりがち。時間にゆとりを持って出発するなども、大切なことです。
「待ってあげる」「譲ってあげる」「止まってあげる」「よけてあげる」など、自分中心ではなく、相手のことも思いやった運転を心がけることで、
交通は一段とスムーズになり、事故やトラブルなども少なくなるはずですよ。
【あおり運転と罰則強化】1月 11日(火)
今週のテーマは、「大人の運転」です。
最近よく「あおり運転」が、ニュースなどで報道されますね。ドライブレコーダーの普及によって、その映像を目の当たりにする機会が増え、より注目されるようになっています。
あおり運転は、重大な交通事故につながる悪質で危険な行為です。そんな運転をする人は、とても大人の運転マナーを持ち合わせているとはいえませんよね。2020年6月、道路交通法が改正され、あおり運転に「妨害運転罪」が適用となり、厳罰化されたのは、みなさんも既にご存知だと思います。
「妨害運転罪」に違反した場合は、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられ、違反点数は25点、つまり一発で免許取り消しとなります。そして、高速道路上で他のクルマを停めるなど、著しい危険を発生させた場合は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金。違反点数35点、もちろん即免許取り消しです。
依然あとをたたない、死亡事故をも招いてしまうあおり運転は、決して許すことのできない重い犯罪だということを、皆さんもハンドルを握ったら、どうか忘れないでくださいね!
【怒りのコントロール】1月 12日(水)
きのうは、あおり運転の危険性と罰則について、ご紹介しました。ではなぜ、あおり運転をする人がいるのでしょうか?
そこにはやはり、「怒り」の感情がつきものです。「通行の邪魔をされた」「前のクルマが遅いから思ったように走れない」などと感じてしまうことで、その怒りを解消するために、攻撃的な運転をしてしまうのでしょう。
でも、そんなことをしていれば、事故やトラブルになるのは必然で、無理もありません。そこで大切になってくるのが、「怒りの感情」をコントロールすることです。それは「アンガーマネジメント」とも呼ばれ、いろいろな方法があります。
その1つが、「6秒ルール」と呼ばれるものです。これは、何か腹の立つことがあっても、反射的に行動に出ないことがポイント。そして6秒間我慢すると、怒りの反応がある程度収まり、冷静に対処できるようになるんです。もし、6秒数えるだけでは効果がないような場合は、「怒らなくて大丈夫」などと、気持ちを落ち着ける言葉を、心の中で繰り返すのもいいそうですよ。その他、家族の写真など大切なものを見える所に置いておく、深呼吸するといった方法も、怒りをコントロールするのに有効だそうです。
皆さんも、たとえ運転中にイラっとすることがあっても、そこは大人の理性で、その怒りをうまくコントロールするようにしてくださいね!
【むやみにクラクションを鳴らさない】1月 13日(木)
ところでみなさんは、普段、運転していて、クラクションを鳴らすことがありますか?
「信号が変わったのに前のクルマが発進しない」とか、「ウインカーも出さずに割り込まれた」「直進していたら、対向車がギリギリで右折していった」など、いろいろなシーンで、クラクションを鳴らすことがあるかもしれませんね。ただ、その鳴らし方によっては、相手の気分を逆なでし、トラブルの原因につながることがあります。そもそも、大人のマナーを心得ているドライバーさんなら、クラクションをむやみに鳴らすようなことは、控えるべきです。
さらに、クラクションをむやみに鳴らす行為は、交通違反に問われる可能性があるのを、ご存知でしょうか?というのも、実はクラクションは、どういう時に鳴らすか、道路交通法で定められているんです。クラクションを鳴らしていいのは、原則として、「警笛鳴らせ」の道路標識がある場所です。その他では、危険を回避するためにやむを得ない場合だけで、そうした目的以外で使うことは禁じられています。ちなみに、「警笛鳴らせ」の標識があるのは、主に、山間部のカーブや曲がり角、坂の頂上など見通しの悪い場所です。この標識がある場所では、危険のあるなしに関わらず、クラクションを鳴らして、自分の存在を知らせなければいけません。
むやみやたらとクラクションを鳴らすのは、
トラブルの原因になるだけでなく、交通違反でもあります。
クラクションは、正しく使うようにしてくださいね。
【大人の運転にチャレンジ】1月 14日(金)
今週は、「大人の運転」をテーマに、お送りしてきましたが、みなさんは大人らしい上手な運転とは、どんな運転だと思いますか?
決して、猛スピードで飛ばしたり、曲がりくねった道を、タイヤを鳴らしながら走るような運転でないということは、少し良識を持ち合わせた方なら、簡単に分かることです。上手な大人の運転と言われるのは、交通ルールやマナーを守り、一緒に乗っている人が、安心して座っていられ、さらに、周りのクルマや歩行者などに、不安を与えたり、迷惑をかけたりしない運転です。
そうした運転をしっかり身に付けるためには、やっぱり日頃からの意識づけが大事です。ただ漫然と運転しているだけでは、沁みついた運転習慣をなかなか変えることはできないものです。そこで一定期間を決めて、しばらくの間、法定速度をしっかり守り、一時停止も必ずゆっくり丁寧に止まり、安全確認なども徹底する・・・。そんな完全な安全運転を目指して、運転されてみてはいかがでしょうか?
そうしているうちに、いつの間にか大人の運転が習慣づいて来るはずです!
みなさんも、一度チャレンジしてみてください!
今週は、「大人の運転」をテーマにご紹介しました。
2022/1/7 UP!
2022年最初の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」です。
今年も、安全で快適なカーライフをサポートする、様々な情報をご紹介していきたいと思います。
ところで、コロナ禍もつづくなか、新しい年を迎えて、「今年は、去年よりいい年であってほしい」と、多くのみなさんは思っていることでしょう。そこで今週は、運気をアップさせる「千葉県のパワースポット」をテーマに、いろいろな場所を取り上げていきます!
【館山市・安房神社】1月3日(月) 放送
初日のきょうは、館山市にあります、「安房神社」です。安房神社が創始されたのは、なんと今から2680年以上も前の、紀元前660年と伝えられています。
主祭神は、天太玉命(アメノフトダマノミコト)で、日本の全ての産業創始の神様です。
特にものつくり、企業隆昌、事業繁栄、商売繁盛、技術向上、学業向上などに、ご利益があるといいます。安房神社には他にも、多くの神様が祭られていて様々なご利益があるそうですよ。そして安房神社といえば、山梨県富士吉田市の「新屋山神社(あらややまじんじゃ)」などと共に、「日本三大金運神社」の一つとして知られていて、全国から多くの人が参拝しています。
そんな「安房神社」は、富津館山道路の富浦インターからだと、国道127号と410号を経由して30分ほどの場所にあります。
【一宮町・玉前神社】1月4日(火) 放送
今週お送りするテーマは、「千葉県のパワースポット」。「今年こそ、素敵な出会いがほしい!」と熱望されている方、リスナーの皆さんの中にも、いらっしゃるんじゃないでしょうか。
そこで今朝は、千葉県内でも縁結びのパワースポットとして特に女性に人気がある、一宮町の「玉前神社(たまさきじんじゃ)」を取り上げてみたいと思います。
こちらは、永禄年間の大火により多くの記録等が焼失したため、創建年代や由来は不明ですが、平安時代に書かれた『延喜式』にも記されている、歴史と格式ある神社です。御祭神は、海の女神・玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、縁結び・子授け・安産・子育てにご利益があるとされています。
また縁結びは、男女の縁だけではなく、人と人の縁を結ぶことでもあるという解釈から、商売や事業などの祈願をされる方も多いそうですよ。境内には、「子宝・子授けイチョウ」という3本のイチョウの木があって「雄株」「雌株」「子供イチョウ」の順番にふれると、子供が授かり良縁が得られると伝えられています。
そして、玉前神社で人気のお守りといえば、紫の袋に月の満ち欠けが描かれた「月日守(つきひまもり)」。特に女性の心と体の健康にご利益があるんだそうです。また生涯を通して、縁結び、子授け、安産、子育てなどを見守ってくれるそうですよ。
そんな玉前神社は、九十九里有料道路の一宮インターからだと、県道123号を経由して、10分ほどの場所にあります。
【君津市・三石山観音寺】1月5日(水)放送
今週は「千葉県のパワースポット」をテーマにお送りしています。
きのう、縁結びのご利益で知られる一宮町の「玉前神社」についてご紹介しましたが、今朝はもう1カ所、縁結びのパワースポットをピックアップしてみましょう。それが君津市にあります「三石山観音寺(みついしやまかんのんじ)」です。
こちらは、標高282メートルの三石山の山頂に建つ真言宗智山派のお寺です。その名前の通り、山頂に寄り添って立つ、大きな3つの岩があって、その真下に本堂があります。ご本尊は、十一面観音と薬師如来です。
三石山入り口案内板から道を登って行くと、縁結びの参道という札が立てられた坂があり、この坂を徒歩で登って、「奥の院」の縁結びのご本尊に祈願すると、願いが成就すると伝えられています。また、縁結びに掛けて、祠にハンカチを結び付けて祈願すると、ご利益があるんだそうですよ。
こちらのお寺は、願い事が1つは叶うということで、「ひとこと観音」ともよばれています。なんとあの高橋尚子さんも、金メダルに輝いたシドニーオリンピックでは、このお寺のお守りを身に付けて出場したそうですよ!
そんな「三石山観音寺」は、圏央道の木更津東インターからだと、国道410号線を経由して40分ほどの場所にあります。
【長南町・笠森観音】1月6日(木) 放送
今朝は、長南町にあります「笠森観音(かさもりかんのん)」をピックアップしてみましょう。
「笠森観音」は、奈良時代後期・西暦784年、天台宗の開祖として知られる最澄が、クスノキの霊木で十一面観音を彫り、山の上に安置したのが始まりと伝えられています。
こちらの観音堂は、ゴツゴツとした岩山の上に建てられています。長さの違う61本の柱で支えられた舞台が四方を取り囲む、「四方懸造(しほうかけづくり)」という、国内で唯一の珍しい建築様式で建てられていて、国の重要文化財に指定されているんです。
さらにこのお寺は、春分の日と秋分の日に太陽が通る道である北緯およそ35度23分を結ぶ直線上に建てられています。これは「御来光の道」や「レイライン」と呼ばれ、「富士山」や「大山」、「出雲大社」など、地理的な名所や歴史的な建造物が立ち並ぶ不思議なライン。ちなみに火曜日に取り上げた、一宮町の「玉前神社」も、このレイライン上にあります。そして、こちらのお寺で注目されているのが、境内で頒布されている「黒招き猫」。金運や子宝、志望校合格、恋愛成就などに強いご利益があると評判で、人気になっているそうですよ!
そんな「笠森観音」は、圏央道の茂原長南インターからだと、国道409号線を経由して7分ほどの場所にあります。
【香取市・香取神宮】1月7日(金) 放送
今週のテーマ「千葉県のパワースポット」最終日のきょうは、関東屈指のパワースポットともいわれる、香取市の「香取神宮」を取り上げてみましょう。
「香取神宮」は、全国に約400社ある香取神社の総本社で、茨城県の「鹿島神宮」「息栖神社」と並ぶ、東国三社のひとつです。ご祭神は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」古くから、家内安全、心願成就、縁結び、安産などの神様として深く信仰されてきました。さらに「勝運」「交通安全」「災難除け」の神様としても有名です。
そして拝殿左手にある「三本杉」は、源頼義の祈願によって、1つの杉の木が三又に分かれたといわれている大木。真ん中の杉は空洞になっていて、その中に立つと、パワーを頂けるという人もいますよ。また、境内の西にある「奥宮」は、「経津主大神)の荒魂」を祀る社です。お参りして、しっかりとパワーを頂きましょう!
そんな「香取神宮」は、東関東自動車道の佐原香取インターからだと、3分ほどの場所にあります。
今週は、「千葉県のパワースポット」をご紹介しました。
2021/12/31 UP!
先週の水曜日・22日は、冬至でしたね。
徐々に、日中の時間は長くなっていきますが、寒さのほうはこれからが本番です。そんな真冬の時期の運転で、注意しなければいけないのが、道路の凍結です。
そこで今週は、「凍結に注意」をテーマに、気を付けるべきポイントなどお伝えしていきたいと思います。
【路面は気温0度以上でも凍結する】12月27日(月)
まず、路面が凍結する条件ですが、それはもちろん「路面が濡れていること」そして「気温が低くなっていること」の2つです。
路面が濡れる要因といえば、雨や雪がありますよね。その他、地表が冷やされて結露が出来たり、霜が降りたり。さらに、道路に流れ出した湧き水が凍ることもあります。ただ、そうした水が凍る温度といえば、摂氏0度以下と、皆さんも学校で習ったことと思います。では、気温が氷点下にさえならなければ、路面は凍結しないのかというと、実はそこには注意が必要なんです。
というのも、天気予報などで発表されている気温は、地上から150センチほどの高さで測定されています。しかし路面は、大気中よりも熱が逃げやすく、もっと温度が低い場合が多いんです。そのため、最低気温が2、3℃と発表されていても、路面は氷点下まで下がり、凍結している可能性があります。
ということで、気温の低下した夜や朝は、決して油断せず、特に慎重な運転を心がけてくださいね。
【凍結しやすい場所】12月 28日(火)
今週お送りするテーマは、冬場の運転における重要ポイント、「凍結に注意」です。
きのう、気温が0℃以下にならなくても、路面が凍結している可能性がある、というお話しをしましたが、凍結しやすい場所では、さらなる注意が必要です。では、路面が凍結しやすい場所とは、具体的にどんな所なのか、今朝はその辺りをチェックしておきましょう。
まず、橋や高架の上です。橋や高架は、地面からの熱の影響を受けませんし、その上下を風が吹き抜けるので、より温度が下がりやすいんです。その結果、周りの大気との温度差が大きくなると、橋が結露して、それが凍結することがあるんです。それにより、前後の道路は凍結していないのに、橋の上だけ凍結している・・・なんてことが起こるので、十分注意しなければいけません。
そして、トンネルの出入り口付近も、風が吹き抜けるため、路面の温度が下がりやすい場所です。凍結するリスクが少ないトンネルの中を走り抜けて、外に出た途端、出口の路面状況が一変している、なんてことがあるので、注意が必要です。
他にも、山あいの道路の北側など、ずっと日が当たらないような場所は、気温が上がらず、凍結しやすいといえます。こうした凍結しやすい場所を通行する時は、スピードを落として、前のクルマとの車間距離を長くとるなど、特に慎重な運転を心がけましょう!また、冬用タイヤを装着していると、安心ですよ!!
【様々な路面凍結】12月 29日(水)
今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「凍結に注意」をテーマにお送りしています。凍結した路面のことを、一般的に「アイスバーン」と呼んだりしますが、実はアイスバーンには、いくつか種類があります。今朝は、その代表的なものの特徴と注意点について、チェックしてみましょう。
まず、雪がタイヤで踏み固められたり、磨かれたりして、まるで鏡のような状態になることがあります。それが「ミラーバーン」と呼ばれる状態。まさに路面がピッカピカといった具合で、とても滑りやすいアイスバーンです。
停車や発進する時のスリップの原因ともなり、追突など重大な事故につながる危険性があります。
ミラーバーンが出来やすいのは、クルマが発進や停止を繰り返す交差点などですが、積雪にくわえ、気温がかなり低くなければ出来ないので、千葉県などの南関東では、お目にかかる機会はあまりないかもしれませんね。
一方、南関東でもよく目にするのが「ブラックアイスバーン」です。
これは一見すると、路面が黒く濡れているだけに見えるものの、実際は薄い氷が張っているという状態。濡れているだけと油断してその上を通過すると、スリップなどにつながり、とても危険です。
冬場の運転中、前方に黒い路面を見かけたら、「凍結しているかも!?」という意識を持つことが大切。特に夜間や早朝は、要注意ですよ!
【フロントガラスの凍結】12月 30日(木)
きのうまでは、特に路面の凍結についてご紹介してきました。でもその他にも、クルマの運転に大きな影響を与える「凍結」があります。
例えば、寒い朝などに困るのが、フロントガラスやリアガラスの凍結です。「走っていればそのうち溶けるだろう」と、ガラスに氷が残った状態で走り出すのはとても危険です。完全に取り除いてから、出発するようにしましょう。
ガラスの凍結を溶かす最も基本的な方法が、フロントガラスなら「デフロスター」、リアガラスなら「デフォッガー」を使うことです。コントロールパネルにある「デフロスター」のスイッチには、扇型に3本の波線が入ったマーク。「デフォッガー」は、四角に3本の波線が入ったマークが描かれています。少し時間はかかりますが、スイッチを入れて5分もすれば溶けてくるでしょう。
その他、お湯をかける、という方がいるかもしれませんね。ただその場合、熱湯をかけてしまうと、ガラスが破損する可能性があるので、絶対やめてくださいね。適温は、30度から40度ぐらいなんですが、お風呂の残り湯でも、大丈夫だそうですよ。ただお湯かけ後、ガラスについた水をそのままにしていると、気温が低い場合、すぐにまた凍り付く可能性があるので、
水はしっかりと拭き取るようにしてください。
いずれにしても、作業には少し時間がかかりますので、凍結が心配される寒い朝は、お出かけ前、ゆとりを持って準備するようにしましょう。
2021/12/24 UP!
2021年も、残り少なくなってきました。これからクリスマスや年末年始など、何かとお酒を飲む機会が多くなるシーズンです。そんな時だからこそ、声を大にして言っておきたいのが「飲酒運転は、絶対にしてはダメ!」ということ。そこで今週は、「ストップ!飲酒運転」をテーマに、その危険性や注意点などをお伝えしていきます。
【アルコールの影響】12月20日(月)放送分
まず今朝は、飲酒運転がなぜ危険なのか、その辺りを、改めて確認しておきましょう。
お酒を飲んで血中のアルコール濃度が高くなると、大脳皮質の働きをコントロールしている「毛様体」という所が、麻痺した状態になります。その結果、顔が赤くなったり、視力の低下や視野が狭くなったりするなどの影響が現れ、運転能力をつかさどる部分の働きが抑制されてしまうんです。すると、安全運転に必要な情報を処理する能力や、注意力、判断力などが低下するほか、気持ちが大きくなって、スピードを出し過ぎたり、運転が乱暴になったりすることもあります。また、集中力や判断力が低下しているので、とっさの状況の変化に対応できなくなってしまうんです。
そして、運動を司る神経が麻痺しているため、ハンドル操作やブレーキ操作が遅れがちになります。さらに、体の平衡感覚が乱れてまっすぐ運転できず、蛇行運転をしたりしてしまう、という訳です。そんな状態では、クルマはまさに走る凶器です。少しでもお酒を飲んだら、絶対に運転してはいけませんよ!
みなさんも今一度、肝に銘じてくださいね!
【飲酒運転の罰則】12月21日(火)放送分
今週お送りするテーマは、「ストップ!飲酒運転」です。
ご存知の通り、重大な事故につながる飲酒運転には、非常に重い罰則が設けられています。そこで今朝は、飲酒運転の罰則について、改めて確認しておきましょう!
まず飲酒運転は、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」の2週類に分類されています。
「酒気帯び運転」は、呼気の中のアルコール濃度が、1リットル当たり0.15ミリグラム以上含まれる状態です。ただし、アルコール濃度が0.25ミリグラム以上含まれている場合は、より重い行政処分が下されることになっています。一方、「酒酔い運転」は、呼気などに含まれるアルコールの濃度には関係なく、酒に酔って、運転が困難だと思われる状態で運転することを言います。そのためアルコール濃度が0.15ミリグラム未満でも、体質によっては酒酔い運転に当たることがあるんです。
では、それぞれの罰則ですが、「酒気帯び運転」では、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となっています。違反点数は、アルコール濃度が0.25ミリグラム未満なら13点で、90日間の免許停止。アルコール濃度が0.25ミリグラム以上の場合は25点で、一発で免許取り消しです。
一方、「酒酔い運転」の場合は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金。違反点数は35点で、もちろん免許取り消しです!また、飲酒運転中に人身事故を起こせば、重い刑事罰が科せられます。
みなさん、飲酒運転が重大な犯罪であることを、お忘れなく!
【周囲の人々の責任と罰則】12月22日(水)放送分
今週は「ストップ!飲酒運転」をテーマにお送りしています。
きのうは、飲酒運転の罰則について取り上げましたが、飲酒運転で罰せられるのは、ドライバーだけではありません。今朝は、そんなドライバー周辺の人々への罰則について、チェックしておきましょう。
まず、お酒を飲んだことが分かっている人にクルマを提供した人には、「酒気帯び運転」で3年以下の懲役、または50万円以下の罰金。「酒酔い運転」の場合なら、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金となります。これは、飲酒運転をしたドライバー本人とまったく同じ罰則で、それほど責任が重いということですね。
そして、クルマを運転する人に、飲食店などでお酒を提供した場合も、厳しい罰則が設けられています。ドライバーが「酒気帯び運転」をした場合は、2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金が科せられます。
また、ドライバーがお酒を飲んでいることを知りながら、そのクルマに乗った人も、「酒気帯び運転」で2年以下の懲役、または30万円以下の罰金。「酒酔い運転」なら、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金となります。つまり、お酒の提供者とまったく同じ罰則ということです。さらに、こうした周囲の人についても、運転免許を持っているなら、免許停止、または免許取消しになる場合もあります。
【飲酒運転に関する思い違い】12月23日(木)放送分
今週のテーマは、「ストップ!飲酒運転」ですが、飲酒運転について、間違った思い込みをしている人が、未だに少なからずいるようです。今朝は、その辺りをチェックしておきましょう。
まず、自分はお酒が強いので、少しぐらい飲んでも大丈夫、と思っている人、いませんか?実は、お酒に強いといわれる人も、ほんの少しのアルコールでも摂取すると、脳に確実に影響を及ぼし、運転操作などに影響が出ることが、多くの調査・研究によって明らかになっています。お酒に強いか弱いかは、飲酒運転には関係ありません。少しでも飲んだら、運転してはダメですよ!
そして「仮眠すればアルコールが抜ける」という話もよく耳にしますが、その考えも大きな間違いです。むしろ寝ている時の方が、起きている場合と比べて、アルコールの分解スピードが遅くなります。少しぐらい寝ても、アルコールが抜けることはないんです!
また、お風呂やサウナなどに入って、汗をかくと、アルコールが早く抜ける・・・。昔からよく言われることですが、これも明らかな間違いです!アルコールは肝臓で分解されない限り、体から抜けることは、ほとんどありません。むしろ、汗をかくことで、軽い脱水状態になり、悪酔い状態や血行障害などの原因にもなりかねません。お酒を飲んでからの入浴は、むしろ危険なんですよ!
アルコールの分解に、裏ワザなどはありません!勝手な言い訳をこじつけて、クルマを運転することがないように、皆さんもしっかりと自覚してくださいね。
【二日酔いにも注意】12月24日(金)放送分
ところで、飲酒運転をやってはいけないのは、お酒を飲んだあとだけではありません。実は、翌朝も注意が必要なんです。というのも、アルコールの分解には、思っている以上に、意外と時間がかかるものなんです。
アルコールの代謝にかかる時間は、個人の体重や体質によっても違いますが、目安として、ビール500ミリリットル中に含まれるアルコールが抜けるまでに、およそ4時間かかると言われています。これは、日本酒1合やグラスワイン2杯に含まれるアルコールもほぼ同じ。倍の量を飲めば、分解にかかる時間も倍になります。つまり、深夜まで大量のお酒を飲んだ場合、翌朝になってもアルコールが体内にしっかりと残っているんです。
ということで、お酒を飲むときには、翌日の運転の予定も考えて楽しむようにしましょう。例え少量であっても、運転する12時間前までには、お酒を飲み終えるのが理想的。眠れば、アルコールがリセットされる訳じゃないこと、くれぐれも忘れないでくださいね!
今週は、「ストップ!飲酒運転」をテーマにご紹介しました。お酒を飲む機会の前にはぜひチェックして、安全で楽しいワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!
2021/12/17 UP!
来週水曜日・22日は、冬至ですね。日中の時間は徐々に長くなっていくものの、寒さはこれからが本番です。そこで今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」は、「冬のおクルマの備え」をテーマに、お送りしていきたいと思います。
【バッテリーは寒さに弱い】12月13日(月)放送分
初日のきょうは、バッテリーについてです。リスナーのみなさんの中にも、寒いのはキライ・・・という方、たくさんいらっしゃるでしょう。実はクルマのバッテリーも、寒さが苦手なんです。
バッテリーのトラブルというと、夏場に多いイメージがあるかもしれませんね。それは、カーエアコンを全開で使うなど、電気をたくさん使ってしまい、発電する量を越えてしまうのが原因です。一方、冬場のバッテリートラブルは、ちょっと理由が違います。
というのも、バッテリーは温度変化に弱く、特に低温の状態では、その性能を十分発揮できなくなってしまうんです。それに気温が低くなると、エンジンオイルに粘りが出てきます。するとエンジンをスタートする時など、エンジンが回りにくくなって、バッテリーに負担がかかってしまうんです。
もちろん、バッテリーが元気な状態なら、それぐらいのことで問題になることはないでしょう。でも、何年も使い続けて劣化したバッテリーでは、エンジンが掛からないなどのトラブルにつながる可能性があります。ということで、しばらくバッテリーの交換をしていないという方は、カーディーラーなどでバッテリーの状態をチェックしてもらい、弱ってきているようなら、早めに交換するようにしてくださいね。
【冬用タイヤのチェック】12月14日(火) 放送
リスナーのみなさんの中には、昨シーズンまでにスタッドレスタイヤを購入して、夏の間、保管していたという方もいらっしゃるでしょうね。そしてこの冬、再び交換して使用するという場合、その前にぜひ、タイヤの状態をチェックしておくことが大切です。
まずは、タイヤの摩耗状態をチェックします。スタッドレスタイヤは、溝の深さが新品の時の50%以下になると、雪道や凍結した路面での性能が大きく低下してしまいます。この50%摩耗したことを示す目安が、タイヤのブロックとブロックの間にある「プラットホーム」と呼ばれる突起です。これは、夏用タイヤにも付いている、溝の残りが1.6ミリになったことを示す「スリップサイン」とは別で、タイヤの溝の中に付けられているものです。タイヤのブロックの高さが、プラットホームと同じになったら、冬用タイヤとしての使用は限界です。ただ、夏用タイヤとしては、法律上、スリップサインが出るまで使用できますよ。
またスタッドレスタイヤは、ゴムの柔らかさが重要です。ただゴムは、時間が経つとどうしても劣化してゆきます。走行距離が少なくても、数シーズン使っているようなら、表面にひび割れなどができていないか、チェックしてみましょう。こうしたチェックで異常が見られた場合は、そのまま使い続けるのは危険です。早めにカーディーラーやカー用品店などで、新しいものと交換するようにしましょう。
【冬は空気圧に注意】12月15日(水)放送
冬は当然ながら気温が下がりますが、それによってクルマも、いろいろな部分に影響が出ます。
中でも、意外と忘れがちなのが、タイヤの空気圧です。空気は放っておいても、タイヤのゴムを通過して自然に抜けていきます。一般的にタイヤの空気圧は、1ヶ月に10から20キロパスカルの割合で、低下すると言われています。ところが冬の間は、それに加えて、寒さが原因で空気圧が大きく下がってしまうんです。
というのも、空気などの気体の体積は、気温に比例するという性質があります。みなさんも、理科の授業で習った記憶があるんじゃないでしょうか?そのため冬場、気温が下がると、空気の体積が小さくなり、いつも以上に空気圧が低下することになるんです。タイヤメーカーの資料によりますと、気温が10度低下した場合は、タイヤの空気圧が10キロパスカル低くなるといいます。
空気圧が減ると、安定した走行の妨げにつながります。さらに、燃費が悪くなったり、タイヤが偏って磨耗したり、また高速走行では、タイヤの破裂につながったりするなど、安全な運転を脅かす、様々な問題の原因となります。皆さんのおクルマも、定期的な空気圧のチェック、冬の季節は、特に忘れないようにしてくださいね。
【寒冷地向けの整備】12月16日(木)放送
「冬のおクルマの備え」がテーマの今週ですが、今朝は特に、寒冷地をドライブする場合の備えについて、チェックしてみたいと思います。
まず、何と言っても大切なのが、スタッドレスタイヤですよね。ただ、スタッドレスタイヤがあれば、どこへ出かけても大丈夫、ということではありません。天候や状況によっては、チェーンを装着しなければ通行できないチェーン規制が行われる場合があります。ぜひ、タイヤチェーンも用意するようにしましょう。
そして雪の中では、普通のワイパーはすぐ凍り付いてしまい、役に立たなくなってしまいます。特殊なゴムで覆われたウインターワイパーがありますので、雪の多い地域を走るなら、あらかじめ交換しておいてください。
エンジンオイルも、大事なポイントです。というのも、一般的なオイルだと、寒さで粘りが出てしまい、十分に効果を発揮できなくなる可能性があります。事前に、寒冷地用のエンジンオイルに交換しておくと安心です。
さらにウォッシャー液も、通常のものでは、凍結してしまうことがあります。事前に寒冷地用のものに交換するか、濃度を濃くしておくと、凍結防止になりますよ。
その他、もし心配なことがありましたら、お近くのカーディーラーのスタッフなどへ、ぜひご相談くださいね。
【下回りの防錆コーティング】12月17日(金) 放送
昨日、寒冷地をドライブする場合の備えについてご紹介しましたが、雪の多いエリアを走るなら、おクルマを守るために、ぜひオススメしたい整備があります。それが、下回りの防錆コーティング、つまりサビ止めです。
ではなぜ、防錆コーティングをした方がいいのでしょうか?その理由は、寒冷地で雪や氷を溶かすために道路に撒かれる凍結防止剤にあります。実はこの凍結防止剤、成分は塩化カルシウムや岩塩など。つまり簡単にいうと、「塩」なんです。この塩が水に溶けて、クルマが通過するたびに、下回りやボディへ降りかかることになります。鉄が使われているクルマにとって、サビの原因になる塩は大の苦手。特にクルマの下回りは、洗車をしにくい上、石などが当たってキズがつきやすいので、そこからすぐにサビが広がってしまいます。
そこで、下回りのサビを防ぐために、防錆コーティングがオススメなんです。下回りをコーティングしておけば、サビの発生を防ぎ、広がるのをくい止めてくれます。また、石などによるキズを防止する効果もあるんですよ。下回りの防錆コーティングをご希望の方は、ぜひお近くのカーディーラーなどにお問い合わせください。
今週は、「冬のおクルマの備え」をテーマにご紹介しました。ぜひ寒冷地へお出かけ前にチェックして、冬のワンダフルドライブ、安全に楽しんでくださいね!
2021/12/10 UP!
12月になり、街にはイルミネーションが飾られ、いよいよクリスマスムードが高まってきました。そこで今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマにお送りしていきたいと思います。
【東京ドイツ村のイルミネーション】12月6日(月)放送分
まず今朝は、千葉のイルミネーションスポットとしてはすっかりおなじみ、袖ヶ浦市にあります「東京ドイツ村」をピックアップしてみましょう。
巨大なお菓子のゲートをくぐって、お菓子の国の探検がスタート!お菓子の家や巨大なキャンディをはじめとした光の地上絵など、かわいいイルミネーションがいっぱいです!
そして2018年から行われ、すっかり「東京ドイツ村」の冬の定番となったランタンエリアは、今年ももちろんありますよ!1500年もの歴史を持つ中国ランタン。その伝統を受け継ぐ中国の企業が作った、ヤシの木や潜水艦、海賊船、汽車などなど、大小さまざまな作品が飾られ、あたたかな光を放っています!
そんな、オンリーワンパーク・東京ドイツ村は、館山自動車道の姉崎袖ヶ浦インターからだと、一般道を5分ほど走った場所にあります。ウインターイルミネーションは、来年3月21日まで毎日開催!ライトアップは、日没から午後8時までですよ!
【マザー牧場のイルミネーション】12月7日(火)放送分
今週は「千葉県のイルミネーションスポット」をご紹介しています。
二日目の今朝は、富士山のシルエットが浮かぶ夕景や東京湾越しの夜景と一体となったイルミネーションが楽しめる、富津市の「マザー牧場」をご紹介したいと思います。
「光の花園」と題して10月30日から行われている、「マザー牧場」のイルミネーション。今シーズンも、見どころは満載です!例えば、夕方から夜にかけて、時間帯によって移り変わる景色と一緒に楽しめるカラフルな「光の花畑」。国内初という円形チューブのイルミネーショントンネル、「虹色ワープホール」。さらに、キャンプ場をイメージした新エリア、「動物たちのキラキラキャンプ」や、かわいい花々で「MOTHER FARM」のロゴを作った「花文字」などなど。そしてレストランでは、この時期しか食べられない「名水もち豚のせいろ蒸し」、または、人気メニュー「ジンギスカン」が90分食べ放題のほか、開催日限定販売のスイーツなど、サイドメニューも盛りだくさん!そんな「マザー牧場」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、国道127号線を館山方面へ向かい、常代交差点を左折した先にあります。イルミネーションは、休園日を除く2月27日までの土日祝日に行われますが、12月24日から1月5日までは毎日開催しますよ!ライトアップは、午後4時から午後7時30分までです。
【千葉ポートタワーのイルミネーション】12月8日(水)放送分
千葉県内には、多くのイルミネーションスポットがありますが、その中から今朝は、千葉市の「千葉ポートタワー」で行われている「クリスマスファンタジー2021」をピックアップしてみましょう!
こちらの名物といえば、なんと言っても地上125メートルの千葉ポートタワーの壁面に浮かび上がる高さ100メートルの巨大クリスマスツリーですね。3500個の電球が夜空に瞬く光景は、今や、千葉港の冬の風物詩です。館内エレベーターからもツリーのきらめきを楽しめ、「日本夜景遺産」に認定された展望室からのナイトビューとともに、素敵なクリスマスを演出します。
そして「恋人の聖地」に選ばれた2階の「サンセットプロムナード」も人気です。こちらでは、恋人同士で二人の愛をロックして確かめ合う南京錠や、恋人の聖地の記念モニュメントがあって、ロマンチックな雰囲気を盛り上げてくれますよ!
また、この「クリスマスファンタジー」に合わせて、千葉港にひしめく数々の工場夜景と、タワーのクリスマスイルミネーションを船の上から楽しむナイトクルーズなどのイベントも行われています。
そんな「千葉ポートタワー」は、東関道・湾岸千葉インターからだと、約20分の場所にあります。「クリスマスファンタジー」は、今月25日・土曜日まで毎日開催。ライトアップは、午後5時から午後9時までです。
【イルミライ★INZAI】12月9日(木)放送分
今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をテーマにお送りしていますが、今朝は、印西市で行われているイルミネーションイベント「イルミライ★INZAI(いんざい)」を取り上げてみたいと思います。
今年で4年目となる「イルミライ★INZAI」。北総線と京成成田空港線の「千葉ニュータウン中央駅」周辺で開催されています。今回からイルミネーションの電球の数がおよそ50万球と、前回の20万球から大幅に増加!県内の自治体が実施するイルミネーションでは最大規模となります。
さらに、実施エリアも駅南口まで拡大されるんです。北口を「都市ゾーン」、南口を「自然ゾーン」、駅前デッキを「都市と自然の調和ゾーン」として、エリアごとに印西市の特色を表現したイルミネーションとなっています。駅北口にあるシンボルツリーは、これまでピンク色でしたが、色の変化に加えて新たな仕掛けや装飾をまとい、これまでとは違う新たなツリーとなっています!
また、改札を出てすぐの駅前デッキの上には、高さおよそ3メートルもある印西市のマスコットキャラクター、「いんザイ君」のオブジェもありますよ!
そんな「イルミライ★INZAI」が開催される「千葉ニュータウン中央駅」は、東関東自動車道の千葉北インターからだと、国道16号・県道61号を経由して、40分ほどの場所にあります。イルミネーションは、来年2月20日・日曜日まで開催。点灯時間は、午後5時から午後10時30分までです。
【ルミラージュちば】12月10日(金)放送分
最終日のきょうは、千葉駅周辺にお住まいの方にとってはすっかり定番となった、「千葉都心イルミネーション ルミラージュちば」をピックアップしてみましょう。
31回目の開催を迎え、もはや千葉市の冬の風物詩となった「ルミラージュちば」。「中央公園」や「中央公園プロムナード」などが、きらびやかなイルミネーションで彩られます。そんな今回の「ルミラージュちば」は、『持続可能な未来を拓(ひら)く希望の光』がテーマ。「新型コロナウイルス感染症患者の治療に尽力する医療従事者」への感謝や、「感染拡大防止に奮闘されている飲食店事業者をはじめとする全ての方々」に対する応援と、早期収束の願いを込めて、千葉市中心部を希望の光で灯します。
イルミネーションは全体的に、暖かみのある色合いやレインボーカラーを取り入れて、冬の街を華やかに彩っていますよ!開催期間は、来年2月14日・月曜日まで。点灯時間は午後5時から午後9時までです。
今週は、「千葉県のイルミネーションスポット」をご紹介しました。ぜひチェックして、お出かけになってみてくださいね!(その際は感染症対策もお忘れなく!)
2021/12/3 UP!
あさってから、12月になりますね。いよいよ冬も本番を迎える時節となり、朝晩めっきり冷え込む日も多くなりましたが、みなさんは体調など崩されていませんか?
安全運転のためには、ドライバーさんの体調管理が最重要です。そこで今週は「体調管理と運転」をテーマに、さまざまなポイントをお伝えしていきたいと思います。
【疲労の影響】11月29日(月)放送
ということで今朝は、体調を悪くする原因の一つ、疲労が運転に与える影響についてチェックしておきましょう。
まず、疲労の影響は、「目」に最も強く現れるといわれていて、見落としや見間違いが増える可能性があります。人は、運転に必要な情報の9割を、目から得ているとされていますから、見ることがおろそかになるのはとても危険なことです。そして疲れてくると、注意力や集中力も低下していきます。その結果、漫然運転の状態になったり、場合によっては、居眠り運転につながったりすることもあるでしょう。さらに、疲労によって反応も鈍くなります。危険に気づいてからブレーキを踏むまでに時間がかかれば、それだけ停止するまでの距離が伸びることになりますよね。それでは、避けられる事故も避けられません。
このように、疲労は安全運転に大きな影響を及ぼします。目がしょぼしょぼするとか、あくびの回数が増えるといった疲労のサインを感じだしたら、休憩や短時間の仮眠を積極的にとるように努めましょうね。それでも解消されなければ、運転を切り上げるといった判断も必要ですよ。
【カゼの時は無理して運転しない】11月30日(火)放送
今週お送りするテーマは、「体調管理と運転」ですが、今、そしてこれからの季節でありがちなのが、カゼなどによる体調不良ですよね。新型コロナウイルスなどの感染症と違って、カゼぐらいだと、クルマを運転される方、少なくないように思います。
でも、カゼの時に無理をして運転するのは、決して感心できることではありません。というのも、カゼにかかると、頭痛や発熱、鼻水、ノドの痛み、倦怠感など、さまざまな症状が現れます。すると、どうしても注意力が低下したり、ハンドル操作やブレーキ操作が遅れがちになったりします。
また、せきやくしゃみが続くようだと、運転にも集中できませんよね。特に、くしゃみをする時には、人間はどうしても0.5秒ほど目をつぶってしまいます。さらに、くしゃみの前後も、その前兆と余韻であまり前を見ることができないですよね。合わせておよそ2秒間だとすると、時速60キロで走行中なら、34メートルも前を見ないで運転している状態になってしまうんです。そして、カゼ症状を抑えようと薬を飲んだ場合、薬によっては眠気を催すものもあります。そうした薬を飲んで運転するということは、危険なのはもちろん、道路交通法違反となる可能性もあるので、注意しなければいけません。
ということで、たかがカゼと甘く見ないで、体調の悪い時は、運転を控えるようにしてくださいね。
【急病による事故に注意】12月1日(水)放送分
今週は、「体調管理と運転」をテーマに、いろいろなポイントをご紹介しています。
ところで、運転中のドライバーさんが、突然、体調不良となって事故を起こした・・・といったようなニュースを、しばしば耳にしますよね。こうした、走行中に急病や発作が原因で起こる事故は、年間200件から300件ほど報告されているそうです。さらに、これまで居眠り運転などが原因とされてきた死亡事故の中には、ドライバーさんの体調の急変により起きたものがある、ということが最近の研究で明らかになっています。
突然の体調不良の中でも多いのが、脳梗塞やくも膜下出血などの脳血管疾患。次に、不整脈や心筋梗塞などの心疾患だといいます。では、こういった運転中の体調の変化を防ぐには、どのような対策をするべきなんでしょうか?
まずは、日ごろから適度な運動や食事、睡眠をとり、運転前はとくにコンディションに注意することが大切です。また、定期的に健康診断を受けるようにしましょう。もちろん持病や慢性疾患がある人は、きちんと治療を受けるようにしてください。そして、めまいやしびれ、頭痛、眠気、かゆみ、くしゃみなど、運転の妨げになる症状や体調不良を感じたら、決して我慢せず、すぐに運転を中止して休憩したり、医療機関で治療を受けたりするなどの対処を徹底しましょう。
日頃から体調を整えておくことは、安全運転に欠かせません。皆さんも十分気を付けてくださいね。
【睡眠時無呼吸症候群に注意】12月2日(木)放送分
今週は、「体調管理と運転」をテーマにお送りしていますが、健康な体を保つためには、睡眠が大事なのはご存知の通りです。ただ、本人にあまり自覚がないまま、十分な睡眠がとれていないケースがあります。例えば「睡眠時無呼吸症候群」がそうです。
この名前は、皆さんもご存知でしょう。肥満などによって、睡眠中に気道がふさがり、呼吸が一時的に止まってしまう病気です。大きなイビキをかくのが特徴で、脳への酸素の供給が悪くなり、質の良い睡眠がとれなくなってしまいます。その結果、日中に強い眠気を感じ、居眠りをしたり、集中力が欠ける状態になったりします。さらには、運転中に突然意識がなくなり、重大事故につながることだってあるんです。
アメリカで以前行われた調査結果によると、睡眠時無呼吸症候群の患者さんの事故率は、健康な人のおよそ7倍にのぼる、というデータもあります。ただ、睡眠時無呼吸症候群になっているかどうかは、自分だけでは気づきにくいものです。できればご家族や身近な人に、寝ている間の様子を聞いてみましょう。もし、睡眠時無呼吸症候群が疑われる場合は、病院で診察を受け、治療することが大切です。中には、気にせず放置している人も多いようですが、大きな事故を起こしてからでは遅すぎます。
ぜひ、早めの対応を心がけてくださいね!
【質の良い睡眠をとるために】12月3日(金)放送分
「体調管理と運転」について昨日は、睡眠時無呼吸症候群についてお話しましたが、そうした患者さんでなくても、質のいい睡眠をとることは、体調管理の上でも、そして安全運転のためにも重要です。そこで今朝は、質のいい睡眠をとるために、気をつけたいポイントをチェックしておきましょう。
まず、適切な睡眠時間ですが、個人差はあるものの、だいたい6時間から8時間だとされています。中には、日頃の睡眠不足を解消しようと、休みの日に、「寝だめ」と称して、昼近くまでの朝寝など、いつもより長く寝るという方もいるでしょうね。ただ、あまり遅くまで寝てしまったがために、体内のリズムを崩してしまってはよくありません。寝不足を解消したい時には、就寝時間を早めて、起きる時間をなるべくずらさないようにすることが、ポイントですよ。
そして、寝つきをよくするために、いわゆる「寝酒」を飲むという方もいるでしょうね。確かにアルコールを摂ると、一時的に寝つきはよくなりますが、途中で目が覚めることが多く、睡眠の質が悪くなってしまいます。それに、朝から運転する場合は、アルコールが体内に残っていて、飲酒運転につながる可能性もあります。寝酒は避けるようにしましょうね。また、就寝前までパソコンやスマートフォンなどを見ていると、その光が影響して眠りの質が悪くなってしまいます。寝る前の使用は、なるべく控えるようにしましょう。
今週は、「体調管理と運転」をテーマにご紹介しました。ぜひ運転するときには体調をチェックして、ワンダフルドライブ、楽しんでくださいね!