2025/10/25 UP!
今日のテーマは「究極のモンブラン」。
さて、日本でいただくモンブラン。
最初に作ったのは、東京・自由が丘の洋菓子店「モンブラン」の創業者、
迫田千万億(さこた・ちまお)さんだと言われています。
彼がフランス・シャモニーで名峰モンブランをみて、
その美しい姿に感銘を受けたところから始まります。
洋菓子職人だった迫田さんは「この美しい名前の名前をつけた店をやりたい」と考え、
シャモニー市長へ直談判!その許可を得て帰国したんだとか。
そして1933年、洋菓子店「モンブラン」を開業。
そのオープンにあたり、看板商品として生まれたのが、
栗を使った洋菓子「モンブラン」でした。
「モンブラン」は、もとは中世ヨーロッパのレストランなどでデザートとして出ていた、スイーツ。
メレンゲもしくは生クリームとマロンクリームを盛り付けたシンプルな皿盛りのデザートでした。
迫田さんが考え出した日本版モンブランは、カステラ生地の中に栗の甘露煮をイン!
その上に生クリームと黄色いマロンクリームを絞り出し、雪を表現したメレンゲを
乗せたスタイル。
今のモンブランの原型となったそうです。
とってもシンプルで飽きのこないスイーツですよね〜。




