2020/5/7 UP!
木曜日限定のコーナー
Daiwa Sakura Aid ~BLOOMING LIFE~
桜の話題で『花咲く毎日』をお楽しみください♪
さて、今年の桜のシーズンは、おおむね終わってしまいましたが、
まだまだ“桜”は、舌で楽しむことが出来ます。
食卓をピンク色にいろどる「桜」にまつわる食べ物。
たとえば、静岡県の駿河湾で捕れる「桜海老」。
漁の時期は年に2回で、現在、春の漁が真っ最中。6月初旬まで続きます。
さらに秋の漁が、10月下旬~12月下旬まで行われ、
それ以外は、保護のために休漁ということで、
旬の短い貴重な食材となっています。
水揚げされた桜海老は、天日干しや釜揚げ、冷凍品に加工され、全国に出荷。
かき揚げやパスタ、和え物など、様々なお料理で楽しまれています。
他にも“桜”のつく食べ物といえば「桜肉」、馬肉です。
それではなぜ、「桜」という文字が使われたのか?
一説に寄ると、お肉を食べることが禁じられていた江戸時代、
猪肉は「牡丹」、鹿肉は「紅葉」と呼ばれていたのに対し、
切って並べた馬肉が、桜色に見えたことから名付けられたと言われています。
また、千葉県の「佐倉」に幕府の牧場があり、馬がたくさんいたことから「桜」
という漢字があてられたという説、
また、馬は冬の間に栄養を蓄え、桜の時期がいちばん脂が乗っておいしくなる
ことから付けられたという説もあります。
そして1年中、桜を食卓で楽しむなら、桜の花の「塩漬け」がおすすめ。
熱いお湯やお茶を注いで「桜湯」や「桜茶」にしたり、
炊きたてのごはんやおこわ、酢飯などに混ぜて「桜ごはん」に、
また、寒天やゼリー、ケーキといった「桜スイーツ」などにして楽しめます。
美しい“桜”を観賞したあとは、こんな風に、
おいしく“桜”をいただくのもいいかもしれません。
♪きょうの桜ソング♪
『 桜 / コブクロ 』