2020/9/19 UP!
連休は読書、いかがですか?

さて、お休み中に気になっていた本を読み始めるのもいいですよね。
たとえば、紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする「キノベス!2020」
というランキングがあるんですが、本選びのご参考にここで紹介します。
まずは、すでに話題となっていますが、
ブレイディ みかこさんの『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』。
ユーモアセンスのある筆者親子の会話に笑いつつ、泣きつつ、
肌の色、貧富の差、価値観の違いなど、自分とは異なる他者を受け入れる事の
難しさを教えてくれる1冊です。
そしてもう1冊は、凪良(なぎら)ゆうさんの『流浪の月』。
誘拐犯と誘拐された少女が、事件から十五年の時を経て偶然、再会するという、
ストーリー。単なる被害者と加害者、男と女ではない、ふたりの切実な絆が
描かれて行きます。
凪良(なぎら)ゆうさんは、もともとボーイズラブを描いていた作家さん
でしたが、今回この『流浪の月』で第17回本屋大賞を受賞。
今後注目の作家さんのひとりでもあります。
と、2冊の本をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
みなさんもこの大型連休にフィットする1冊に出会えるといいですね!