2023/10/28 UP!
今日のテーマは「この秋注目のアート展」でお送りします。
さて、「現代のレオナルド・ダ・ヴィンチ」と称される、オランダ出身のアーティスト、テオ・ヤンセン。
その代表作「ストランドビースト」は、プラスチックチューブや粘着テープといった
身近な材料を組み合わせた、風の力で歩く作品なんです。
その姿はなんとも不思議で、まるで生きているようにも見えるんですが・・・・
(一見、大きな虫のような雰囲気。ナウシカの王蟲に見えなくもない・・・)
なんでも物理学の計算に基づいてつくられた作品「ストランドビースト」。
歩行や方向転換、水に対する感知などの機能も持っているとか。
ヤンセンの芸術家、発明家、そして科学者としての顔が反映された作品だと
いわれています。
そんな不思議なアート作品「ストランドビースト」の展覧会「テオ・ヤンセン展」が、
千葉県立美術館にて、昨日から開催中です。
10mを超える作品を含む10体以上の「ストランドビースト」を展示。
また、テオ・ヤンセンのアイディアスケッチや試作段階の模型などを公開するほか、
「ストランドビースト」を歩かせるイベントも毎日実施しています。
この機会にぜひ、歩くアート「ストランドビースト」を体感してみては?