2020/5/28 UP!
木曜日限定のコーナー
Daiwa Sakura Aid ~BLOOMING LIFE~
桜の話題で『花咲く毎日』をお楽しみください♪
さて、今年の桜のシーズンは、あっという間に過ぎ去ってしまいましたが、
“桜”のついた植物は、他にもたくさんあります。
たとえば、「桜」に「桃」と書いて「桜桃」。
こちらは、いわゆる「さくらんぼ」のこと。
また、さくらんぼの実を付ける桜の品種「セイヨウミザクラ」の総称
でもあります。
同じく「桜」に「桃」と書いて「ゆすらうめ」と読む庭木も存在します。
白やピンク色の花を咲かせ、6月頃には赤い実がなるそうです。
それから、「桜蓼」はタデ科の多年草。
湿地に自生していて、高さ50センチほどに成長します。
8月から9月にかけ、淡紅色の細かい穂のような形の花を咲かせるとか。
そして、赤い房状の花の様子を、満開の桜に見立てた「房桜」。
こちらは山あいに自生し、濃い紅色の花をふさ状に垂らす姿が特徴的です。
この花が咲くのは来年の早春。2月頃からとなります。
そして、「桜」と言う文字が付いた植物の中で有名なもののひとつが、
そうです、「秋」に「桜」と書く「秋桜」。
コスモスは、明治のはじめごろに日本に入ってきた外来種です。
栽培が簡単で手間がかからないので、明治の末には全国的に広まりました。
ちなみにこの花の和名は、「秋桜」ですが、それを「コスモス」と
読ませ定着させたのが、皆さんもご存知の通り、昭和52年。
山口百恵さんが歌った「秋桜」という歌謡曲によるものでした。
作詞作曲は、さだまさしさん。
曲のタイトル「秋桜(あきざくら)」を「コスモス」と読ませ、
嫁ぐ娘が、母を思う気持ちを込めたこの曲は大ヒット。
それから、この呼び方が定着していったとされています。
さあ、コスモスの花が咲き乱れるのは、もう少し先。
桜の季節がおわったあとは、こちらの秋の桜を楽しみにしたいものですね。
♪きょうの桜ソング♪
『 さくらんぼ / 大塚愛 』