MONDAY TUESDAY WEDNESDAY
テレビ朝日ミュージック TOWER RECORDS via
KIPP TOWER RECORDS disk UNION
tunecore JAPAN Spincoaster origami PRODUCTIONS

音楽カルチャーを支え、独自のスタイルで発信を行う
レコード総合ショップ、音楽メディア、レーベルなど、
個性溢れるサウンドコンシェルジュとbayfmがタッグ。
独自の視点で「今、そしてこれから」を映し出す、
「最高、最旬、注目」の音楽をキュレーションし、お届けいたします。

EVERY Mon.-We. 26:00〜

プレゼント、ゲスト・・・盛りだくさんな1週間
プレゼント、ゲスト・・・盛りだくさんな1週間
1/31(水)P-VINE zone:#31 Johnnivan、Flat Line Classics、BES、yanaco、「Memphis Unlimited」

2024/2/1 UP!

「THE CHANGING SAME ~変わりゆく、変わらないもの~」を大切にしながら、

こだわりを持った独自の視点で、国内外の多種多様な音楽とその文化を、

レコードやCD・DVD、雑誌や書籍を通してより多くお客様のもとへアウトプット。

日本におけるインディーズ音楽シーンの草分け的存在である P-VINE

毎週水曜28時からおよそ50分 P-VINE によるサウンドキュレーションをお楽しみいただけます。

1月31日(水)の放送を聴く

前半は、先週から今週にかけて配信シングルがリリースとなったアーティストの楽曲をお届けしました。

まずは、日・米・韓のメンバーからなる多国籍ロック・バンド Johnnivan。本日1/31に、最新曲となる配信シングル「Final Girl」をリリースいたしました。今作は、前作シングル「Kayoesque」同様、歌詞は別れをテーマに内省的な感情を歌いつつ、サウンドは対照に楽観的でボーカルとギターの旋律が光る壮大なダンスポップナンバー。Bjorkのソングライティングに着想を得つつも、The National/Coldplay/Haim/Holly Humberstoneといった現行アーティストのサウンドメイキングにもインスピレーションを受けて制作が進められたとのこと。パーソナルなテーマに対してジャンルの垣根を超えるだけでなく、これまで以上に表現の幅も広げて進化し続けるバンドの強い姿勢が伺える一曲となっています。

1. Final Girl 

2. Kayoesque 

次は、東京・品川の注目すべきヒップホップ・クルー、Flat Line Classics。来るEPからの先行シングル第2弾として、名古屋の音楽家/プロデューサー、RAMZAとのタッグによる”Ourback$“が1/24リリース。近年のシーンのトレンドでもあるドリルにアプローチし、DazとWeird the artがスキルフルな掛け合いを披露した一曲になっています。1/11には第1弾シングルとして「Blueprint」をリリース。こちらはDJ SCRATCH NICEがプロデュースを担当した新章の幕開けを予期させる一曲で、Spotify「+81Connnect FRESH」のカバーアーティストにも選出されるなど、各所で既に話題を呼んでおります。

1. Ourback$ 

2. Blueprint 

続けてHIPHOPの新曲をお届け。 SCARS、SWANKY SWIPEとしての活動でも知られるシーン最高峰のラッパー、BES。彼の来たるニューアルバムからの先行シングル、”EL COCINERO“が本日1/31に配信解禁となりました。本作はWILYWNKAと再びコラボした一曲となっており、注目のプロデューサー、Gerardparmanがトラックを手掛けた脳の髄まで快楽を届けてくれるブチアゲ必至な極上のヒップホップ・チューン。

BES / EL COCINERO feat. WILYWNKA

そして打って変わってアンビエント。ジャパニーズ・アンビエントを源流にエレクトロニカ、チルアウトといったビートレスなサウンドからダウンテンポ、トリップホップ、ブレイクブビーツまで、90年代以降のエレクトロミュージックを縦横無尽に横断する電子音楽家 yanaco。生命の”生(Leaving)”から”死(Arriving)”までのストーリーを鮮やかに表現する12曲連続シングル配信プロジェクト『Leaving / Arriving』第8弾、「Solaris」が1/26にリリースとなりました。プロジェクトも後半戦に差し掛かったところですが、今作はストリングスやピアノの音色が美しい、どこか悲し気なサウンドが耳を惹く一曲。

yanaco / Solaris

後半はメンフィス・ソウルをお届け。日本におけるソウル・ミュージック研究の第一人者、鈴木啓志氏が10年ぶりに書き下ろした書籍『メンフィス・アンリミテッド──暴かれる南部ソウルの真実』が、ele-king booksより本日1/31に発売となりました。ソウル・ミュージックの入口にあり、なおかつ出口にあるような音楽、メンフィス・ソウル。その奥深い世界を解き明かす一冊となっておりますが、本書の刊行に合わせ、本書の中でも大きな議論となっている一曲「That’s How Strong My Love Is」のTommie Youngによるヴァージョンを中心に鈴木氏がメンフィス・ソウル及びその周辺の作品をコンパイルしたコンピレーション『Memphis Unlimited』が、1/24にCDにて発売となりました。メンフィス・ソウルを味わい尽くす一枚として是非書籍と共にお楽しみいただきたい1枚ですが、今回はそのコンピレーションからいくつか楽曲を抜粋してお送りしました。

1. Tommie Young / That’s How Strong My Love Is 

2. Larry Davis / I’ve Been Hurt So Many Times 

3. Ernie Johnson / Dreams To Remember 

4. Johnny Copeland and His Soul Agents / Ghetto Child 

5. Johnny Copeland / You Must Believe In Yourself 

6. Bill Coday / Jury Of Love (8 Men 4 Women) 

前の記事
次の記事
サイトTOPへ戻る
WHAT’s NEW
    MONTH