2024/2/29 UP!
「THE CHANGING SAME ~変わりゆく、変わらないもの~」を大切にしながら、
こだわりを持った独自の視点で、国内外の多種多様な音楽とその文化を、
レコードやCD・DVD、雑誌や書籍を通してより多くお客様のもとへアウトプット。
日本におけるインディーズ音楽シーンの草分け的存在である P-VINE。
毎週水曜28時からおよそ50分 P-VINE によるサウンドキュレーションをお楽しみいただけます。
前半は、先日Pヴァインからリリースした『3ChordFold』のLPも好評だったTerrace Martin、彼が率いるバンドGray Areaが2020年に行ったライヴの模様を収録したアルバム『Live At The JammJam』が、3/6にCDにてリリースされます。Kendrick ScottやKamasi Washingtonの作品で重宝され、自らリーダー作もリリースしている若手最重要ベーシストのJoshua Crumbly(ジョシュア・クランブリー)、Knowerのバンド・メンバーでもあるキーボーディストのPaul Cornish(ポール・コーニッシュ)、そしてあのThundercatの兄であり、プリンスやカマシのドラマーとして腕を振るってきたRonald Bruner Jr.というジャズ界のキーマンが勢ぞろいした本作より、Terrace Martin本人がプロデュースしたKendrick Lamarの傑作『To Pimp a Butterfly』に収録された名曲「For Free?」のジャズ・カヴァーと、Kamasi Washingntonがゲスト参加した「Juno」の2曲をお送りしました。
1. For Free?
2. Juno
後半は、
5つのグラミー賞受賞歴を持つ世界的なジャズ界ピアニストのBilly Childsの実の息子であるLAのSSW、Aaron Childs。彼が2017年からこれまでにデジタルのみでリリースをしてきた『My Way』、『Peach』、『No Rewrites』の3枚のEPに収録されている合計15曲を1枚にコンパイルした豪華CD『The Soul Nostalgia Collection』が3/6にCDでリリースとなります。
父親からの影響を感じられるSOULやJAZZのエッセンスが反映された楽曲はソウル・ノスタルジアと評され、2017年にファッションブランドMAISON KITSUNEの音楽レーベルKitsune Musiqueのプレイリスト入り、2018年にはiPhone 11のCMでの楽曲起用など各所で高く評価されている彼の初のフィジカル作品ということで話題にもなっておりますが、今回はその『The Soul Nostalgia Collection』より、楽曲をいくつか抜粋してお送りしました。
1. No Rewrites
2. Peach
3. Overnight
4. Good Times
5. Pressure
6. Warrior
7. Sunshine