2024/6/20 UP!
「THE CHANGING SAME ~変わりゆく、変わらないもの~」を大切にしながら、
こだわりを持った独自の視点で、国内外の多種多様な音楽とその文化を、
レコードやCD・DVD、雑誌や書籍を通してより多くお客様のもとへアウトプット。
日本におけるインディーズ音楽シーンの草分け的存在である P-VINE。
毎週水曜28時からおよそ50分 P-VINE によるサウンドキュレーションをお楽しみいただけます。
前半は、羅針盤 リイシュープロジェクト、遂にアナログLPが登場ということで、『らご』『せいか』の2タイトルがアナログにて本日発売となりました。『らご』は、冒頭の「永遠〈えいえん〉のうた」から、山本精一がこれまでに見せてきた表現とは遠く離れたポップ・ソングが並びつつ、耳への心地よさと皮一枚下にはヒリヒリとした緊張感が漲っている一枚。『せいか』は、山本精一が歌うバンド、というところからバンドとしてさらに深化を見せた一枚で、ビーチ・ボーイズへの偏愛を感じさせる「せいか」から山本精一のリスナーとしての遍歴を追っているような内容にもなっております。
本日はその2枚より、抜粋した楽曲をいくつかお送りしました。
1. 永遠<えいえん>のうた(アルバム・ヴァージョン)
2. せいか
3. アコースティック
4. クッキー
5. いのち
後半は、韓国のオルタナティヴな音楽を紹介する新シリーズ『K-ALT』第二弾、韓国のオルタナティヴ・エレクトロバンド Glen Check の最新アルバム『Bleach』が、国内盤CDにて待望のフィジカルリリースとなりました。2011年にデビュー後、2年連続で韓国のグラミー賞とも呼ばれる韓国大衆音楽賞の最優秀ダンス・エレクトロニック・ミュージック賞を受賞。2012年と2013年にはサマーソニックへの出演を果たし、2015年には渋谷WWWでのワンマンライブを成功させ日本でも根強い人気を誇っている彼ら。前作から約9年ぶりとなった本作は幼少期をフランスとアメリカで過ごし、幅広い音楽に触れてきたという経験からエレクトロニカ、ロック、R&Bなど1980年代から現在までの様々なジャンルからインスピレーションを受け制作された傑作となっています。本日はその『Bleach』よりいくつか楽曲を抜粋してお届けしました。
1. Acid Test
2. Dazed & Confused
3. Sins
4. Dive Baby, Dive
5. Runaway
6. 4ever