2025/2/20 UP!
「THE CHANGING SAME ~変わりゆく、変わらないもの~」を大切にしながら、
こだわりを持った独自の視点で、国内外の多種多様な音楽とその文化を、
レコードやCD・DVD、雑誌や書籍を通してより多くお客様のもとへアウトプット。
日本におけるインディーズ音楽シーンの草分け的存在である P-VINE。
毎週水曜28時からおよそ50分 P-VINE によるサウンドキュレーションをお楽しみいただけます。
本日は、最初は、伝説のサックス奏者 Clifford Jordan が円熟の最後期90年代に高音質に拘ったメイプル・シェイド・レコーズに遺した4枚のアルバムが新たな仕様でCD再発&初ヴァイナル化!1987年USボルチモアのジャズクラブで行われたカルテット編成によるライヴ・レコーディング『Live At Ethel’s』が本日発売となりました。スタンダードから自身の楽曲まで、叙情的でしっとりとしながらもスウィングする円熟のパフォーマンスを披露した充実の内容となっております。今回は『Live At Ethel’s』からいくつか楽曲を抜粋してお送りしました。
Summer Serenade
Lush Life
続いては、 元めんたんぴんの池田洋一郎とヴォーカリスト野方攝が中心となった金沢出身のNew Waveバンド、コクシネル が86年にバルコニー・レコードからリリースした1stアルバム『ボーイズ・ツリー』が初アナログリイシューにて本日発売となりました。浮遊感のある野方攝(のがたせつ)のヴォーカルが美しい楽曲の数々、なかでも強烈な存在感を示す名曲「夜の歌」を収録した今作は、ジャパニーズ・アンダーグラウンドの名盤と言っても過言ではない1枚。2002年のCD再発時には、曲順が再構成されジャケットも別デザインが採用されましたが、今回のリイシューではオリジナル盤通りの曲順、ヤギヤスオによるオリジナル盤のデザインを再現し銀を乗せた豪華でクールなジャケットとなっています。本日はその『ボーイズ・ツリー』を丸まるお送りしました。
1.叫び
2.記憶
3.少年の木
4.夜の歌
5.天と地の偶像
6.再生