2025/5/29 UP!
「THE CHANGING SAME ~変わりゆく、変わらないもの~」を大切にしながら、
こだわりを持った独自の視点で、国内外の多種多様な音楽とその文化を、
レコードやCD・DVD、雑誌や書籍を通してより多くお客様のもとへアウトプット。
日本におけるインディーズ音楽シーンの草分け的存在である P-VINE。
毎週水曜28時からおよそ50分 P-VINE によるサウンドキュレーションをお楽しみいただけます。
本日最初は、ドイツの電子音楽家 Michael Luckner(ミハエル・ルックナー)によるソロ・プロジェクト、GUITAR が2002年にモール・ミュージック(Morr Music)からリリースした1stアルバム『Sunkissed』がヴァイナルで再発! 本作は、ドイツ・ケルンを拠点に活動していたMichaelが、自身の持つエレクトロニカの手法をベースにシューゲイズ・サウンドを取り込んだ、ゼロ年代のエレクトロ・シューゲイズを象徴するアルバム。柔らかなエレクトロ/ダンス・ビート、フィードバックするノイジーなギターのループと精細なシーケンス、Ayako Akashibaをフィーチャーしたウィスパー・ヴォイスの蠱惑的で美しいメロディ、そして各パーツをコラージュ的なアプローチで構築したサウンド・プロダクション。どこまでも享楽的で、まさにマイ・ブラッディ・ヴァレンタインが「Soon」の時点で予見したエレクトロ・シューゲイズの理想形であり、シューゲイズとエレクトロニカの双方を新たな地平へと導き、後続のシーンに多大な影響を与えた1枚。今回の再発にあたり、(ミハエル本人監修のもと)新たにマスタリング。最新仕様でのリイシューとなっています。
本日はその『Sunkissed』をアルバム全曲お送りしました。
SIDE A:
1.sunkissed
2.house full of time
3.see sea, bee and me
4.feel flows free
4.see sea, bee and minmal me
SIDE B:
1.hot sun trail
2.how so bright of universe
3.melt
続いては、オーストラリアの偉大なる吟遊詩人 JOHN BUTLER、待望の新作ソロ・アルバム『PRISM』がリリース決定。アルバムより先行シングル第2弾「SO SORRY」が本日解禁。荒々しさと優しさが並存し、リスナーをとファンクに満ちたインストゥルメンタルの瞑想な爆発へと突き進む、BUTLERのソロ・パワーを讃える1曲です。本日はその「SO SORRY」をお送りしました。