2026/8/21 UP!
8月20日が「交通信号設置記念日」だということ、皆さんはご存知だったでしょうか?
これは1931年、昭和6年のこの日に日本ではじめて3色の信号機が設置されたのを記念して、制定されました。設置されたのは、東京の京橋交差点や、現在の銀座四丁目交差点をはじめとした34か所。当時は、信号の色が変わるたびにベルが鳴る仕組みだったそうですよ。
そこで今週は、道路交通において大変重要な、「信号のいろはを学ぶ」をテーマに、信号についての基本的な情報を取り上げていきたいと思います。
【信号の赤色はなぜ一番右?】8月17日(月)
一般的な3色の信号機は、左から青・黄・赤と並んでいます。では、どうして赤色が一番右にあるのか、ご存知ですか?その理由は、安全な交通のために一番大切な赤色を見やすくするためです。
日本で走っているクルマのほとんどが、右ハンドルですよね。そのため前方を見て運転している時に目に入りやすいよう、右側が赤色になっているんです。
また、もし一番左に赤色があると、街路樹が道路脇から伸びてきたら、真っ先に隠れて見えなくなってしまいますよね。それもあって、影響されにくい一番右側に赤色が配置されているそうですよ。
では、安全な交通のために最も重要な赤信号ですが、その正しい意味については、明日、詳しくご紹介します!
【赤信号の意味】8月18日(火)
クルマ用の信号機には、一般に赤・青・黄の3色が使われていますが、それぞれの意味、あなたは正しく理解されていますか?ということで今朝は、赤信号の意味からチェックしてみましょう。
赤信号の意味を聞かれると、多くの方が「止まれでしょ?」と答えると思います。大きくいえば間違いではないのですが、赤信号の意味は、それだけじゃないんです。
道路交通法で赤信号は、「停止位置を越えて進行してはならない」とされています。停止位置とは、信号の手前に引かれている停止線のこと。つまり、止まるのは当たり前で、停止線を越えた場合は違反になる、ということです。
ただ、街なかを見てみると、停止線を大きく越えて止まっているクルマをよく見かけます。これは明らかな違反で、取り締まられる可能性があるんですよ!
ただし、例外があります。それは、赤信号になった時点で、すでに停止線を越え、左折や右折を始めている場合です。この場合は、赤に変われば、そのまま進んでOK。例えば、青信号で左折や右折を始めたものの、直面する歩行者の横断が続き、待っているうちに赤信号になってしまった場合などがこれに当たります。そのまま交差点の中にとどまっている方が危険なので、安全が確認できたら、速やかに交差点を出るようにしてくださいね。
【青信号の意味】8月19日(水)
きのう、赤信号の正しい意味をご紹介しました。今朝は、青信号の意味について取り上げたいと思います。
青信号の意味を聞かれれば、多くの方は、「進め」と答えるんじゃないでしょうか?しかし道路交通法では、その内容は微妙に違っているんです。では、なんと書かれているかといいますと、「直進し、左折し、右折することができる」です。
ちょっと聞くと、何が違うのか分からないかもしれませんね。でも大切なのは、「することができる」という部分です。
もし、これが「進め」なら、青になれば何が何でも、無条件に前へ進まなければいけないことになってしまいます。しかし「進むことができる」という表現なら、進むだけでなく、停止していることもできる訳です。その停止している理由は何かといいますと、もちろん安全の確保です。つまり青信号は、歩行者やクルマなど、他の交通状況がよければ「進んでもよい」、という意味なんです。
しかし巷では、まだ青信号に変わる前からじわじわと前に出始め、青信号になったとたんにスタートダッシュするようなクルマも見かけます。そんな状況では、安全確認なんてできる訳がありません。
信号が青になったら、横断歩道を渡り遅れた歩行者はいないか、そして遅れて飛び込んできたクルマはいないかなど、しっかり安全確認をしてから進むようにしましょう!
【黄信号の意味】8月20日(木)
きのうまで、赤信号、青信号の意味について取り上げてきましたが、今朝は、黄信号についてです。車両用の3色の信号の中でも、おそらく一番意味を勘違いしている人が多いのが黄信号でしょう。あなたは黄信号の意味を、「注意して進め」とか、「もうすぐ赤に変わるので急いで進め」なんて思っていませんか?
道路交通法で黄信号は、「停止位置を越えて進行してはならない」と規定されています。つまり、基本的な意味は赤信号と同じで、「とまれ」なんです。
じゃ、赤信号と何が違うの?と思うかもしれませんね。実は黄信号には、赤信号にはない例外があります。それは、黄色に変わった時点で停止線に近づいていて、安全に停止できない場合です。つまり、急ブレーキをかけなければいけなかったり、後続車に追突される危険性があったりする場合には、そのまま進んでいいことになっているんです。
ただ、この例外を拡大解釈して、黄信号を無視している人が少なくないようです。そして今では、「黄信号はとまれ」という大原則さえ忘れてしまっている人が、増えているのかもしれません。
黄信号無視を繰り返していると、そのうち感覚がマヒして、赤信号への変わり際や、赤信号でさえ突っ切るようになる可能性があります。そうした運転は、重大な事故につながりかねません。黄信号の意味をきちんと理解し、しっかり守るようにしてくださいね!
【点滅信号に注意】8月21日(金)
運転中に、赤色や黄色が点滅する点滅信号を、あなたもこれまでに目にしたことがあると思います。
夜間や、交通量が少ない交差点などで運用されることが多いこの点滅信号、以前より、見かけることは少なくなってきていますが、その意味を理解しないで交差点に進入すると、出会い頭の事故につながりかねません。
そこで、改めてその意味を確認しておきましょう。まず、黄色が点滅している時には、歩行者とクルマは、他の交通に注意して進むことができます。
一方、赤色が点滅している時には、歩行者は注意して進むことができますが、クルマは停止位置で一時停止して、周囲の安全を確認してから、進むことができます。
ただ、点滅信号は交通量が少ないところに設置されているので、「どうせ何もこない」と考えて、注意や一時停止を怠るクルマが少なくないようです。しかし実際に、点滅信号のある交差点での出会い頭の事故は発生しています。他のクルマなど来ないだろう、と決して思わず、信号を守って、安全を確認するようにしてくださいね!
今週は、「信号のいろはを学ぶ」をテーマにご紹介しました。
2026/8/14 UP!
お盆休みが近づいてきましたね。おクルマで、旅行や帰省などを予定されている方、多いんじゃないでしょうか。そんな長距離を安全にドライブするためには、様々な注意したい点があります。そこで今週は、「お盆のロングドライブを安全に」をテーマに、気を付けたいポイントをお送りしていきたいと思います。
【長距離ドライブ前の準備・点検】8月10日(月)
今朝は、事前の準備についてです。特に点検は、安全なドライブをするには大切ですよね。とういことでまずは、タイヤの状態をチェックしてみましょう。タイヤの溝が十分に残っていないと、雨が降った時に、スリップやハイドロプレーニング現象の原因になります。また、タイヤ側面などに、深い傷やヒビ割れがある状態だと、走行中、パンクやバーストが発生することがあるので危険です。必要に応じて、早めに交換するようにしてくださいね。さらに、タイヤの空気圧が適正でないと、やはりタイヤの損傷やバーストの原因になることがあるので、事前にちゃんと調整するようにしてください。
その他、バッテリーや冷却水、オイルなどのチェックも重要です。不安だという方は、お近くのカーディーラーなどに見てもらうと安心ですよ。
そして出発する前に、燃料を満タンにしておくのがオススメです。お盆休み中には、いつどこで渋滞に巻き込まれ、動けなくなるかわかりません。高速道路でも、サービスエリアなどに必ずガソリンスタンドがあるわけではなく、100キロ以上先までない、というケースもあります。楽しい夏のロングドライブ、イザという時に慌てなくてすむよう、事前の給油を心がけましょうね。
【長距離ドライブの注意点】8月11日(火・祝)
渋滞が多く、帰省などでいつもより長い距離を走るようなドライブでは、日頃の運転とは違った点に気を付ける必要があります。そこで今朝は、そんな長距離ドライブ中の注意点について、改めてチェックしておきましょう。
まずは、時間的な余裕をもって出発するようにしてください。特にお盆期間中は、各地で激しい渋滞が予想されます。そんな渋滞などで思わぬ時間がかかると、イライラして、無駄な車線変更や無謀な急ぎ運転の原因になりかねず、事故へとつながる可能性もあるので要注意です。
そして大切なのは、定期的に休憩を取ることです。普段、ロングドライブに慣れていないのであれば、90分から120分ごとに、15分から30分程度の休憩をとるのがオススメです。休憩する時には、クルマの中で休むのではなく、一旦クルマを降りて、少し体を動かすほか、飲食するなどして、気分転換をするようにしましょう。
また高速道路を走行中には、自分のペースで走ることが大事です。速いクルマが、ドンドン追い抜いて行くこともあるでしょうが、そうしたクルマについていこうとすると、ペースを乱して、余計な疲れにつながります。安全走行の基本は、あまり車線変更せず、走行車線を保って一定のペースで走ることです。到着時間にも、それほど大きな違いはありませんよ。
その他、前の晩は十分な睡眠をとるなど、体調をしっかり整えたうえで、出発するようにしてくださいね!
【高速道路を運転中、眠くなるのは?】8月12日(水)
長距離ドライブ中に、高速道路を運転していて、前の晩しっかり寝たはずなのに、つい眠気に襲われ、ぼんやりしてしまった経験、あなたはありませんか?それ、「高速道路催眠現象」のせいかもしれませんよ。
「高速道路催眠現象」というのは、十分な睡眠をとったにも関わらず、高速道路を運転中、意識が朦朧としたり、眠気に襲われたりする現象のこと。その結果、車線を外れたり、追突したりして、重大な事故につながる危険性があります。
どうしてこうしたことが起こるかといいますと、高速道路では、山間部など、風景があまり変わらないことがありますよね。また、道路的にもカーブが少なく、信号機や交差点などもありません。さらに、ずっと一定の速度で走行し続けるため、どうしても、運転操作が単調になってしまうんです。その結果、眠気を感じたり、たとえ目を開いていたとしても、判断力や注意力が鈍くなったりしてしまいます。
では、その対策には、どんなことに気を付けたらいいんでしょうか?まず高速道路に入ったら、事故防止のために、十分な車間距離を取りましょう。そして運転中にあくびが出始めたら、危険信号です。運転時間に関係なく、早めに休憩を取り、仮眠するなどして、体を休めるようにしてください。ガムをかんだり、顔を洗ったり、クルマを降りてストレッチ体操をするなど、気分をリフレッシュするのも効果的ですよ!
【長距離運転で疲れにくい姿勢】8月13日(木)
長時間ハンドルを握っていると、疲れを感じることはありませんか?クルマの運転は、常に緊張して、周囲に注意を払わなくてはいけませんし、目を酷使するので、疲れを感じやすくなるものです。
そんな運転の疲れを、大きく左右するのが、実は姿勢です。正しい運転姿勢を取ることで、長時間のドライブでも疲れにくくなり、安全運転にもつながります。そこで今朝は、正しいドライビングポジションについて、改めてチェックしてみましょう。
まずシートに座る時は、腰やお尻とシートの間に隙間ができないよう深く腰掛けてください。そして、オートマ車の場合はブレーキペダルを、マニュアル車の場合はクラッチペダルを思い切り踏み込んだ時に、膝が伸び切らず、少し曲がる程度の位置に、シートの前後位置を調整します。
次に、腰と背中を背もたれに付けます。そしてハンドルの上部を両手で握って、腕が軽く曲がるぐらいに背もたれの角度を調整しましょう。
シート高さを調節できる場合は、快適に感じる範囲で高く調節すると、視界が広がって見やすくなりますよ。
最後は、追突されたときに首を守るヘッドレストを調節します。耳の後ろにヘッドレストの中心が来る高さに合わせましょう。
あなたも、ご自分の運転姿勢が自己流になっていないか?ぜひこの機会に、改めてチェックしてみてくださいね!
【ドライブ終盤は油断大敵】8月14日(金)
長時間のドライブも終盤。「目的地まであと少し」とか、「見慣れた街並みに入った」などと思うと、ふっと肩からチカラが抜けたような気持ちになること、あなたはないですか?
でも、そんな時こそ、気を引き締めて運転することが大切です。こうした瞬間には、人はつい「油断」してしまうもの。その結果、わき見運転や安全確認を怠って、思わぬ事故につながる可能性があります。目的地に近づいた時こそ、改めて気を引き締め、運転に集中することが重要です。
また、似たようなシチュエーションで、注意が必要なケースがあります。それは、ロングドライブ中、高速道路などで長い渋滞につかまり、ノロノロ運転を余儀なくされた時です。
やっとの思いで渋滞を抜けると、それまでの遅れを取り戻そうと、つい、スピードを出してしまう人が多いんです。長時間の運転で疲れた時に、いきなり猛スピードで走り出すんですから、事故の危険性がより高まります。
長距離ドライブでは、ゴールが近づいた時、そして渋滞を抜けた時こそ、気持ちを引き締めて、運転するように気を付けてくださいね!
今週は、「お盆のロングドライブを安全に」をテーマにご紹介しました。
2026/8/7 UP!
8月11日は「山の日」ですね。そこで、高い山のない房総半島ではありますが、今週は「千葉の山を楽しむ」をテーマに、魅力あるスポットを取り上げていきたいと思います。
【城 山 公 園】8月3日(月)
今朝は、館山市のランドマークともいえる、「城山公園」をピックアップしてみましょう。標高およそ66メートルのこちらは、山というより丘、という感じでしょうか。ここにはかつて、曲亭馬琴(きょくてい・ばきん)の『南総里見八犬伝』でおなじみの戦国武将、里見氏の居城「館山城」がありました。この城は、1580年、里見氏の八代目・里見義頼(さとみ・よしより)によって築城するも、江戸時代の初期に廃城となりました。
その後、長い時を経て、1982年・昭和57年、山頂に三層四階の模擬天守を再建し、周辺は「城山公園」として整備されました。現在、天守の中は、『南総里見八犬伝』に関する資料を展示する、「八犬伝博物館」になっています。
またこちらは、“花の公園”としても広く親しまれていて、早春のウメ、春のツバキやサクラ、そしてツツジなど、季節の花々を楽しむことができますよ!
そんな「城山公園」は、富津館山道路の富浦インターチェンジからだと、およそ20分で到着します。
山頂から見渡す館山市内、そして鏡ケ浦(かがみがうら)の別名を持つ、館山湾の眺めは、とにかく絶景ですよ!
【鋸 山】8月4日(火)
今朝ご紹介する場所は、お楽しみいっぱいの千葉県の山といえば、やっぱりココでしょう!鋸南町(きょなんまち)と富津市の間に位置する「鋸山(のこぎりやま)」です!
標高は、329メートル。山の尾根がギザギザとしていて、まるでノコギリの刃のように見えることから、「鋸山」と呼ばれるようになりました。
そして、この山の南斜面一帯には、東京ドーム7個分という広大な敷地を持つ、「日本寺(にほんじ)」があります。その起源は、およそ1300年前までさかのぼるそうで、とにかく見どころがいっぱいあるんです!
高さおよそ31メートルと、奈良や鎌倉のモノよりはるかに巨大な大仏や、江戸時代に27人が21年もの歳月をかけて彫り上げた、千五百羅漢石像群、などなど。また、旅番組などでもよく紹介されて、特に有名なのが、断崖絶壁から100メートル下を覗くことができるスリル満点のスポット、「地獄のぞき」!足がすくむこと間違いなしでしょうね!
そんな「鋸山」へのアクセスは、富津館山道路の富津金谷インターチェンジで降りれば、スグに到着です。
山頂へはクルマやロープウェーでも行けますし、低い山なので、初心者でも歩いて登りやすい山です。頂上から東京湾を見渡す景色も抜群!歴史と絶景が詰まった鋸山を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!
【鹿 野 山】8月5日(水)
今朝ご紹介するのは、君津市にあります「鹿野山(かのうざん)」です。
この山は、標高379メートルで、千葉県内では、愛宕山(あたごやま)に次いで、2番目に高い山です。その山頂には、聖徳太子によって日本で4番目に開かれたという、関東最古の名刹「鹿野山(かのうざん) 神野寺(じんやじ)があります。そして、その近くに整備されているのが、「鹿野山九十九谷展望公園」です。
この公園の眼下に広がるのは、房総丘陵。視界に映る山ひとつひとつは、決して高くはありませんが、山と谷が織りなす景色がそれは見事で、「九十九谷(くじゅうくたに)」と呼ばれています。特に、日の出前後や夕暮れ時の情景は大そう素晴らしく、「ちば眺望100景」の一つにも選ばれているんですよ!
昭和を代表する日本画家、東山魁夷(ひがしやま・かいい)の「残照(ざんしょう)」という作品は、この展望公園からの眺めがモチーフになった、といわれています。
そんな「鹿野山」へのアクセスは、館山自動車道の君津インターチェンジからだと、25分ほどで到着です。
まるで墨絵の世界とも称えられ、天候や時間帯、季節によって様々な表情を見せてくれるこのスポット、あなたにも、かつてない素晴らしい絶景写真が撮れるかもしれませんよ!
【清 澄 山】8月6日(木)
今朝ピックアップするのは、鴨川市にあります「清澄山(きよすみやま)」です。標高は377メートル、千葉県で3番目に高い山です。
その山頂付近にあるのが、「大本山 (だいほんざん)清澄寺(せいちょうじ)」。1200年もの歴史を持つというこの古刹は、日蓮聖人(にちれん・しょうにん)が出家をし、日蓮宗を開いた場所として知られています。
境内で特に目を引くのが、高さ約47メートル、幹回り約15メートル、樹齢およそ800年という杉の巨木、「清澄の大スギ」。「千年杉」とも呼ばれています。国の天然記念物に指定されていて、長寿のパワースポットとしても根強い人気があります。
本堂の南には、「旭が森(あさひがもり)」と呼ばれる、日蓮聖人の銅像が建っている場所があって、ここからの朝日は、「日本の朝日百選」にも選ばれています。富士山や離島を除けば、なんと日本で一番早く日の出が見られる場所だといいます。そのため、初日の出スポットとしても有名ですね!
そんな「清澄寺」がある「清澄山」は、圏央道の市原鶴舞インターチェンジからだと、国道297号を経由して約30キロ、1時間ほど走れば到着します。
長い歴史を感じられるこの「清澄山」。あなたもぜひ訪れてみては!
【富 山】8月7日(金)
今朝は、千葉県を舞台にした名作ゆかりの地で、散策にもピッタリのスポットをピックアップしたいと思います。それが、南房総市にある「富山(とみさん)」です。標高は約350メートル、ラクダのコブのように北と南に二つの峰があります。
この山が、どんな作品の舞台になったかといいますと、それは月曜日にも少し触れた、江戸時代に曲亭馬琴(きょくてい・ばきん)が書いた小説、『南総里見八犬伝』です。物語の中では「とやま」と呼ばれ、里見家の伏姫(ふせひめ)と飼い犬の八房(やつふさ)が隠れてこもった山、ということになっていますが、なんと実際に、伏姫と八房が住んだという洞窟まであるんですよ!
また北の峰の山頂には、展望台があって、遠くは、富士山や伊豆七島(いずしちとう)まで見渡すことができます。
そんな「富山」へのアクセスは、富津館山道路の鋸南富山(きょなんとみやま)インターチェンジで降りれば、15分ほどで到着です。実は、天皇・皇后両陛下も、皇太子ご夫妻の時代に、散策されたことがあります。そんな富山へ、みなさんも訪れてみてはいかがでしょうか?
今週は、「千葉の山を楽しむ」をテーマにご紹介しました。
2026/7/31 UP!
暑い暑い夏。 猛烈な暑さは、クルマにとっても、時に思わぬトラブルの原因になることがあります。
そこで今週は、「夏の高温に要注意」をテーマに、気を付けたい注意点などを取り上げていきたいと思います。
【炎天下の車内の温度は?】7月27日(月)
今朝取り上げるのは、真夏の炎天下で、車内はどのぐらいの温度になるか、です。これについては、JAF・日本(にほん)自動車連盟で実験を行っています。
その実験では、8月の炎天下、外気温摂氏35度という状況の中、正午から午後4時ぐらいまで、車内の温度を測定したそうです。それによりますと、窓を閉め切った黒のミニバンでは、エンジンを止めてからわずか30分後には、車内の温度はおよそ45度を記録。その後、気温はさらに上昇を続け、午後3時頃には55度を突破したといいます。
摂氏55度なんて、びっくりするような気温ですよね!脱水症状や熱中症に、即なりかねない危険な温度です。そんな車内にとどまるのはもちろん、わずかな時間と思っても、小さなお子さんやペットなどを置き去りにしていくのは、大変危険です。
ただJAFの実験では、カーエアコンをつけたままにしていれば、車内温度を25度程度の適温に保つことができたそうです。しかし、もし燃料切れなどでエンジンが止まれば、エアコンも切れてしまいます。そうすると、わずか15分ほどで摂氏30度を超え、危険な領域に達してしまうんです。
ということで、たとえエアコンをつけていたとしても、お子さんなどを置き去りにするのは、絶対にやめましょう!
【高温の車内に放置してはいけないもの】7月28日(火)
きのうもご紹介しましたが、実験では、炎天下に駐車したクルマは、3時間ほどで車内温度がおよそ55度にもなったそうです。そんな高温にさらされる車内ですから、うかつに置いていると、思わぬトラブルにつながるモノがあります。今朝は、そうした夏場の車内に放置してはいけないモノについて、代表的なものを、取り上げていきたいと思います。
まず、気を付けなければいけないのが、ガスが充填されたモノです。制汗剤などのスプレー缶や、バーベキューで使ったガスボンベ、そして使い捨てライターなどもそうですね。 こうしたものを放置していると、高温で中のガスが膨張して、破裂することがあるんです。
似たようなものでいえば、未開封の炭酸入りのドリンクも、高温の車内では破裂する可能性があります。また口を付けたドリンク、特に砂糖の入った甘いモノは、炭酸が入っていなくても、熱で細菌が繁殖。ガスが発生し、それが膨張して破裂することがあるので要注意です。
そして、スマホやタブレットなどの精密機器は、高温の状況では、故障する危険性が高まります。最近は、スマホをカーナビの代わりにする人も多いですが、短時間でもスマホホルダーに置いたままにしないようにしましょう。また、モバイルバッテリーも、高温によって破裂や火災を引き起こすので十分注意してくださいね。
その他、メガネなどのプラスチック類も、ダッシュボードの上などに放置すると、高温になって変形することがあるので、気を付けましょうね!
【早く車内の温度を下げるには】7月29日(水)
炎天下に駐車していたクルマのドアを開けた途端、車内からモワーッとあふれ出てくる熱気のかたまり・・・。そのあまりの異様な熱さに、思わずうんざりしてしまったこと、あなたにも経験があると思います。
では、そんな高温になってしまった車内の温度を、できるだけ早く下げるには、どうしたらいいのでしょうか?
実は、JAF・日本(にほん)自動車連盟では、巷で言われている、ドアの開け閉めや、冷却スプレー、エアコンの内気循環、外気導入など、様々な方法を試して、一番早く、車内の温度を下げられる方法を実験したんだそうです。
その結果、最も早く車内の温度を下げたのは、エアコンとクルマの走行を組み合わせた方法でした。
具体的な手順としては、まず窓を全開にして、カーエアコンを外気導入に。そして温度設定は最低にし、クルマを走らせます。そして2分後に窓を閉めて、エアコンを内気循環にし、3分間走行したそうです。すると、55度あった気温を5分後に、28度まで下げることができました。
この方法だと、短時間で温度を大きく下げられるので、燃料の消費や排ガスも抑えられ、環境面でもメリットが多いといいます。この夏、あなたもお出かけの際、ぜひ一度、試してみてはいかがでしょう?
【車内の高温部分に注意】7月30日(木)
月曜日から、炎天下にあるクルマの車内温度が高くなった場合の、注意点や対策についてご紹介してきましたが、気をつけなきゃいけないのは、空気の温度だけじゃありません。
ドライバーさんなら経験があると思いますが、クルマに乗り込んで、ハンドルやシフトレバーに触れると、思いのほか熱くなっていて、驚いたことがありませんか?
実は、ダッシュボードやハンドルなどは、直射日光が当たりやすく、そんな時にはなんと、7、80度に達することがあるんです。
もし、触れないほど熱い時には、濡れタオルを用意して、ハンドルなどを拭いてみてください。2、3回拭けば、触れる程度の温度に下がるはず。車内にはタオルを数枚、常備しておくと便利ですよ。
ただ、一方で気を付けなければいけないのが、小さなお子さんをクルマに乗せる時です。チャイルドシートのバックルの金属部分やシートの表面など、思わぬ高温になっていることがあります。そこに普段の調子でお子さんを座らせた結果、素肌に当たり、ヤケドしてしまう危険性だって十分あります。
そこで、小さなお子さんをチャイルドシートなどに座らせる時には、まず大人が金属部分やシートの表面などに触って、座らせて問題ない温度か確認してから、座らせるようにしましょうね。
【運転中の脱水症状に注意】7月31日(金)
夏のドライブ中、あなたはしっかり水分の補給をしていますか?実は、「かくれ脱水」になっているかもしれませんよ!
エアコンが効いて快適な車内にいると、汗ばむこともありませんし、自分が脱水状態にあるなんて、まず思わないでしょう。
ところが実際には、夏のドライブでは、窓越しであっても、日差しが当たることが多く、意外なほど、汗をかいているものなんです。ただ、エアコンが効いた車内では、空気が乾燥していて、汗がすぐに蒸発してしまい、汗をかいていることに気づきにくいんです。
では、そんな「かくれ脱水」になると、どんな問題があるんでしょうか?実は、脱水症状に陥ると疲労が蓄積し、集中力も低下。交通事故を起こす可能性も高くなるといいます。
そこでドライブ中でも、1時間に200ミリリットル程度の水を飲むようにした方が、いいそうですよ。暑さを感じていなくても、こまめな水分補給を忘れないようにしてくださいね!
今週は、「夏の高温に要注意」をテーマにご紹介しました。
2026/7/24 UP!
7月20日は「海の日」ですね。そんな海において、船が安全に航海するために大切なのが、「灯台」です。三方を海に囲まれた千葉県には、数多くの灯台があります。
そこで今週は、「千葉の絶景灯台」をテーマに、千葉県内にある、美しい景色が楽しめる灯台をピックアップしていきたいと思います。
【太東埼灯台】7月20日(月・祝)
まず今朝取り上げるのは、いすみ市にあります、「太東埼灯台(たいとうさきとうだい)」です。こちらは、九十九里浜の最南端にあたる太東埼にある中型の灯台で、高さは15.9メートル。白亜(はくあ)の円形灯台です。
この灯台は、1950年、旧・太東村(たいとうむら)に設置された後、1952年に海抜およそ63メートルの山頂に移築されました。しかし、海岸浸食の影響で倒壊する恐れが出たため、100メートル後方の現在の場所に、1972年、建て直されました。
灯台が立つ広場からは、太平洋の大海原が一望できて、眺望抜群!絶好の初日(はつひ)の出スポットとしても有名なんです。
そんな「太東埼灯台」へのアクセスは、千葉東金道路の東金インターチェンジからだと、東金九十九里有料道路、九十九里ビーチラインを経由して、40分ほどで到着します。
8月ごろに咲くコスモスが名物で、灯台と花と海という、見事なコラボレーションが楽しめるそうですよ!
【野島埼灯台】7月21日(火)
今朝ピックアップするのは、房総半島の最南端に位置する、南房総市の「野島埼灯台」(のじまさきとうだい)」です。
実はこの灯台、1866年・慶応2年に、アメリカ・イギリス・フランス・オランダの4か国と江戸幕府の間で結ばれた「江戸条約」によって、全国に8基建造された日本最初の洋式灯台の一つで、明治2年に日本で2番目に点灯された、歴史ある灯台です。
高さは29メートル。 白亜の八角形をしていて、その美しさから、「白鳥の灯台」と呼ばれて親しまれています。
そしてこちらは、全国に16基しかない「のぼれる灯台」の一つなんです。らせん階段で展望台までのぼることができ、そこから望む房総半島や大海原の眺望は、まさに絶景ですよ!
また、「きらりん館」という灯台資料展示室が併設されていて、灯台建造の歴史や逸話など、様々なことを学ぶことができます。
そんな「野島埼灯台」は、富津館山道路の富浦インターチェンジからだと、30分ほど走れば到着です。
ちなみに、灯台の周辺には、30分ほどのハイキングコースがあって、途中には、「2人で座ると幸せになれる」といわれる、「ラバーズベンチ」というベンチがあります。夕日もきれいなスポットなので、ぜひ、大切な人と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか!
【飯岡灯台】7月22日(水)
きょう注目するのは、旭市にあります「飯岡灯台(いいおかとうだい)」です。
断崖がおよそ10キロにわたって続き、イギリスのドーバー海峡の「白い壁」に似ていることから、
「東洋のドーバー」と呼ばれる「屛風ヶ浦」。その南端、「刑部岬(ぎょうぶみさき)」に建つのが「飯岡灯台」で、1956年から点灯を開始した、高さ9.8メートルほどの小型の灯台です。
この「飯岡灯台」がある刑部岬は、高さ60メートルもの断崖絶壁になっていて、日本屈指の景勝地として知られています。そのため周辺は、公園として整備されていて、灯台の他に、「飯岡刑部岬展望館 ~光と風~ 」という展望施設があるんです。
こちらの3階の「光と風のデッキ」からは、周辺にある飯岡漁港や九十九里浜、屏風ヶ浦、そして太平洋などの大パノラマを望むことができ、その景色は圧巻のひとことで、実に素晴らしいものです!
そんな「飯岡灯台」のある「刑部岬」へのアクセスは、千葉東金道路から銚子連絡道路を経由して、終点の匝瑳(そうさ)インターチェンジからだと、およそ35分で到着です。
岬にたたずむ灯台自体も、SNSや写真、絵画などに取り上げられるほどの、人気フォトジェニックです!あなたも素敵な1枚を、ぜひ狙ってみてはいかがでしょうか!
【犬吠埼灯台】7月23日(木)
今朝取り上げるのは、銚子市にある「犬吠埼灯台(いぬぼうさきとうだい)」です。
関東の最東端である犬吠埼は、三方を海に囲まれた、周囲500メートルほどの岬。そこにそびえる高さおよそ31メートルの白亜の灯台が、「犬吠埼灯台」です。
イギリス人技師ブラントンの設計で、1874年・明治7年に完成した、国産レンガによる第1号の建造物です。それだけに歴史的価値が高く、2020年には、国の重要文化財に指定されました。また、「世界灯台100選」や「日本の灯台50選」にも選ばれています。
またこちらの灯台は、火曜日にご紹介した「野島埼灯台(のじまさきとうだい)」と同じく、国内に16基しかない「のぼれる灯台」の一つ。99段のらせん階段をのぼると、目の前には雄大な太平洋の絶景が広がります!波が荒磯に打ち付けられる様子は、まさに大迫力です。
さらに併設された「資料展示館」では、たくさんの資料が展示されています。目玉は、高さおよそ5メートル、総重量約13トンもある灯台の大型レンズ。実際に回転する状態で展示されているのは、全国でもここだけだそうですよ。
そんな「犬吠埼灯台」は、東関東自動車道の佐原・香取(さわら・かとり)インターチェンジからだと、およそ60分で到着します。
日本一の見学者数を誇る大人気の灯台。あなたもぜひ訪れてみては、いかがでしょうか!
【洲埼灯台】7月24日(金)
今朝ピックアップするのは、館山市にあります「洲埼灯台(すのさきとうだい)」です。
1919年・大正8年に点灯を開始した高さ14.7メートルのこちら、コンクリート造りの灯台としては初期に作られたため、国の登録有形文化財に指定されています。
ちなみに、この「洲埼灯台」と、対岸の三浦半島にある「剣埼灯台(つるぎさきとうだい)」を結ぶラインから内側が、東京湾と定義されているんだそうですよ。
こちらの灯台は、中に入ることはできませんが、敷地内で眺望を楽しむことができるようになっています。晴れた日には、富士山や伊豆半島、三浦半島なども見渡すことができ、その眺めはまさに絶景!また西に向いているので、夕暮れ時も最高ですよ!
そんな「洲埼灯台」は、富津館山道路の富浦インターチェンジからだと、40分ほどで到着します。東京湾の入り口を守る白亜の灯台。青空と青い海に映えるその姿を見に、あなたも訪れてみてはいかがでしょうか?
今週は、「千葉の絶景灯台」をテーマにご紹介しました。
2026/7/17 UP!
街なかを行き交う、多くのバス。バスにはたくさんの人が乗っていますし、車体が大きいので、その近くを走るドライバーさんは、注意しなければいけないポイントがいろいろあります。
そこで今週は、「バスの周囲で気をつけること」をテーマに、様々な注意点などを取り上げていきたいと思います。
【停留所でバスが右ウインカーを出したら】7月13日(月)
まず、クルマを運転していてよく直面するのが、前方の停留所で、乗客の乗り降りのために停車していた路線バスが、右にウインカーを出しているケースです。
この右ウインカーの意味、あなたはご存知ですよね?そう、「発進します」という意味です。ただ、この右ウインカーをバスが出しているのに、後ろから猛スピードで追い抜いていくクルマを見かけます。でもこれ、「乗合自動車発進妨害」という立派な法律違反ですよ!
バスの後方にいるクルマは、バスが発進の合図を出したら、その進路変更を妨げてはいけないことになっているんです。というのも、バスが危険を感じて急ブレーキをかけると、乗客、特に立っている人が、転倒して大ケガするなどの危険性がありますからね!ちなみに、この違反での反則金は、普通車の場合6000円。違反点数は1点です。
バスを単なる大きいクルマと思ってはダメです。そこには多くの人が乗っていることを、くれぐれも忘れないでくださいね!
【乗降中のバスを追い抜く時は】7月14日(火)
きのう、停留所から路線バスが発進しようと右ウインカーを出している時に、後ろから追い抜くなどして妨害する行為は、法律違反だというお話をしました。
もちろん、乗客が乗り降りしている途中で、まだ右ウインカーを出していない時なら、その横を追い抜くことができます。しかし、漫然と横をすり抜けて、前に出ようとするのは、とても危険です。
まず大切なのが、対向車の確認ですね。バスは車体が大きいので、道路の形状などによっては、対向車線の安全確認が非常に難しくなります。
「バスが動き出す前に追い抜きたい!」などと焦って、安全確認をおろそかにすると、対向車などと事故になってもおかしくありません。
また停留所の近くでは、バスを降りた人や、これから乗ろうとする人が、急に道路を横断することがあります。特にバスを降りた人が、バスの前方から道路を横断する場合、車体に隠れて、直前まで姿が見えません。バスを追い抜いて前方に出る場合、スピードを落として、十分に安全を確認することが大切ですよ。
その他、周辺の自転車や歩行者の動きにも気を配り、安全に通行するよう、しっかりと心掛けてくださいね。
【対向車線のバスの降車客にも注意】7月15日(水)
きのう、前方の停留所で、路線バスが乗客を乗り降りさせている時、それを後ろから追い抜くには、十分な安全確認が必要、というお話をしました。
でも、注意が必要なのは、前方のバスだけじゃありません。実は、対向車線側の停留所に路線バスが止まっている場合にも、気を付けなければいけません!
というのも、こんな場面を想像してみてください。
あなたは、片側一車線のそれほど広くない道路を走行していたとします。すると対向車線のバス停に、路線バスが停車して、乗客を乗り降りさせています。でも、「対向車線のことだから」と、あまり気に留めず、その場を通過しようとしました。しかしこの時、バスを降りた人が、バスの後方から道路を横断しようと、急に出てきた……。
これ、あらかじめ意識していないと、かなりハッとしてしまうシーンじゃないでしょうか?実際、ドライバーは右側から横断してくる歩行者を見落としやすい傾向があります。それが急にバスの陰から現れるんですから、反応が遅れれば、大事故につながる危険性だってありますよね。
車体の大きなバスは、大きな死角を生みます。同一車線でも、対向車線でも、「バスの陰からは人が出てくるかもしれない」という意識を、常に持つようにしてくださいね。
【バス専用レーンと優先レーン】7月16日(木)
大きな道路を走っていると、「バス専用レーン」や「バス優先レーン」という標識や表示を見かけることがありますよね。そんな場所では、普通のクルマはどのように通行しなければいけないか、あなたはご存知ですか? 今朝は、その辺りをおさらいしておきましょう!
まず「バス専用レーン」です。これは朝夕のラッシュ時などに、路線バスがスムーズに運行できるように設けられているバス専用の通行帯です。そのためこのレーンでは、指定時間中、基本的にバス以外の車両は走行することが出来ません。
では、あなたが次の交差点で左折したいのに、一番左の車線がバス専用レーンだった場合、どこを走ればいいんでしょうか?実はこの場合は例外で、左折する車両も、左端のバス専用レーンを通って、左折していいんです。
それでは、一方の「バス優先レーン」はどうでしょうか?こちらは、一般のクルマも走行することができます。ただし、路線バスなどが近づいてきた時には、速やかにレーンから出なければいけないんです。もし道路が混雑していて、バスが近づいてきてもスムーズに外に出ることが出来なさそうな場合は、始めからバス優先レーンを走ってはいけないことになっています。
ということで、バスのスムーズで安全な運行のために、あなたもルールを守って通行してくださいね!
【乗降中の通学通園バスの横を通過する時は…】7月17日(金)
ここで問題です。 昼下がりの住宅街でおクルマを運転中、前方にハザードランプを点滅させた幼稚園の通園バスが停車して、園児たちを降ろしています。 あなたはその横を通過したいのですが、どのように進むのが正しいと思いますか?
同じような状況は、今週火曜日にも取り上げましたが、ここでポイントなのが、路線バスではなく幼稚園の通園バスだということ。
正解は、通園バスの横を通行するときは、徐行して安全確認をしなければならず、ちょっと減速するだけではダメなんです。
実はこれ、マナーや努力目標ではなく、道路交通法で定められた交通ルールで、対象となるのは、幼稚園の通園バスだけではありませんよ。
保育園や特別支援学校、小学校、中学校などに、児童・生徒を送ることを目的とし、そのことが表示された「通学通園バス」が対象です。通学通園バスが、ハザードランプを点滅させているのは、児童・生徒の乗り降りのために停車している時です。
その横を通過する際は、子供たちの急な飛び出しに対応できるよう、いつでも止まれるような徐行で進み、安全確認しなければいけません。運転中に通学通園バスを見かけたら、このルール、しっかり守ってくださいね!
今週は、「バスの周囲で気をつけること」をテーマにご紹介しました。
2026/7/10 UP!
夏から秋にかけては、ゲリラ雷雨や台風などで、大雨に見舞われることが多い季節です。特にここ何年かは、その激しさに驚かされますよね。おクルマを運転中だと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
そこで今週は、「大雨で大ピンチ」をテーマに、様々な注意点や対策について取り上げていきたいと思います。
【冠水路はなぜ危険なのか】7月6日(月)
大雨が降ると遭遇しがちなのが、道路の冠水です。よくテレビのニュースなどで、水しぶきをあげながら、ザブザブと冠水路を走るクルマの映像が流れますが、実はアレ、あまりオススメできることではありません。というのも、冠水路はとても危険だからです。
まず冠水した場所では、濁りや光の屈折で、水の中の様子を正確に知ることができません。そのため、もしマンホールや側溝のフタなどが流されたりしていると、気づかずにタイヤがはまり、身動きできなくなってしまうことがあります。
そして思ったよりも水深が深いと、エンジン内部へ吸気口やマフラーから水が侵入し、致命的な故障につながる危険性があります。そうなると最悪の場合、廃車になることもあるんです。また、車体が浮いてしまうケースもあり、クルマをコントロールすることができず、流されて川などに転落する恐れだってあるでしょう。
どうですか?冠水路の怖さが分かりましたか?ということで運転中、冠水した場所に出くわしたら、決して無理に通行せず、できるだけ迂回するようにしてくださいね!
【やむを得ず冠水路を通行する場合は】7月7日(火)
きのう、冠水路を通行すると、どんな危険があるのかを取り上げました。お話した通り、冠水路に遭遇したら、迂回するのがベストですが、中には、やむを得ず通行しなければならない場合もあるでしょう。
では、どのぐらいの深さの冠水路なら、クルマを走行させることができるのでしょうか?
走行できる目安となるのが、乗用車であればドアの下の端、つまりクルマの床面がつからない程度の水深です。これ以上深いと、クルマが止まったり、故障したりする危険性が高くなります。
そして、冠水した場所を通行する場合は、とにかくスピードを落として、ゆっくり進むことが大切です。スピードを上げて波を立てることで、吸気口などから余計に水が入ってしまう危険性がありますからね。
また、車間距離も十分に取りましょう。前のクルマが何らかの理由で急停車することがありますし、
前のクルマの水しぶきによって、前方がまったく見えない危険な状態になることも考えられます。
冠水した場所を抜けたあとも要注意。ブレーキの部品に水が入り込み、効きが悪くなることがあるんです。冠水路を通過した直後は、ブレーキを軽く数回踏んで、異常がないか確認してみてくださいね。
【豪雨時はアンダーパスを避ける】7月8日(水)
ゲリラ雷雨など急な大雨の時、特に事故の多い危険な場所があります。それが、線路や道路の下をくぐる道路、いわゆるアンダーパスです。急激な豪雨の時など、度々事故が発生し、中には死亡事故も起きています。
ではアンダーパスは、なぜそんなに危険なのでしょうか?まず構造上、周囲よりも低くなっているので、周辺に降った雨水が、自然に流れ込んできます。そのため短時間で大量の雨が降ると、道路の排水処理が間に合わず、低くなった場所に水が溜まっていってしまうんです。
また、アンダーパスの入り口付近は水深が浅くても、坂の一番低い場所は、それよりも遥かに深いことが多く、迂闊に進入すると、クルマが動けなくなってしまいます。
さらに、坂になった路面から一気に雨水が流入することで、わずかの時間で水位が上昇。アンダーパスの低い部分で立ち往生していると、クルマがみるみる水没してしまうことだってあるんです。うまく脱出できなければ、命にもかかわってきます。
ただアンダーパスの通過では、「これぐらいならこのまま通過できるだろう」という、正常性バイアスという心理状態に陥りやすいとも言われています。
そこで、大雨が降っている時はアンダーパスには近づかないようにし、無理な通行は絶対に避けてくださいね!
【水没した時に脱出するには】7月9日(木)
きのう、大雨の時、アンダーパスなどで水没する危険性があることを取り上げました。では、万一クルマが水没しそうになった場合、どのように避難したらいいのでしょうか?
まず、運転中に水が車内に入ってきたら、水によるエンジンの損傷や感電のリスクを減らすため、エンジンをすぐに切りましょう。そしてドアや窓がまだ開くうちは、それらを開けて、足元に十分気をつけて避難します。近くにカサや木の棒などがあれば、それで水の中を確認しながら進むと安心ですね。
一方、水位が上がってきて、水圧でドアが開かないような場合は、ガラスを割って脱出しなければいけません。その時に必要なのが、先のとがった脱出用のハンマーです。カーディーラーやカー用品店などで購入できますので、イザという時に備えて用意しておきましょう。ちなみに、ドアガラスを割る時は、ガラスの真ん中ではなく、端を叩くと割りやすいそうですよ。
もし、ガラスを割ることも出来ず、車内に水が侵入してきたら、胴体から首の辺りまで、水がくるのを冷静に待ちましょう。そうした状態になると、車内からも水圧がかかり、ドアを開けることができるようになります。ロックを外し、足などを使って、力を込めてドアを開けて脱出します。ただし、くれぐれも落ち着いて行動してくださいね!
【浸水したクルマはどうする?】7月10日(金)
自分の愛車が水没するなんて、考えたくないですよね!まして運転中で、しかも子供など家族も一緒だったら・・・と、想像しただけでもゾッとしてしまうという方、多いかもしれません。でも、万一そんなことになったら、どのように対処すればいいのでしょうか?
まず、クルマのフロアより上まで浸水した場合、エンジンの吸気系にも水が入っていることがあります。そんな状態でエンジンをかけると、エンジンの故障につながる可能性があるので、水が引いても、エンジンはかけないようにしてください。これは河川の氾濫などで、止めていたクルマが水没した場合も同じですよ。そして水が引いたら、クルマを購入したディーラーに連絡しましょう。
ちなみに、水没してしまったクルマは、電気系統がショートし、発火する危険があります。そこで、できるならば電流が流れないように、バッテリーのマイナス端子を外しておくと安心です。外した端子は、ガムテープなどを巻いて絶縁しておくといいですね。
ただし、ハイブリッドカーや電気自動車の場合、高電圧のバッテリーを搭載しているため、感電する恐れもあります。むやみに触らず、カーディーラーやロードサービスなどに連絡しましょう。
今週は、「大雨で大ピンチ」をテーマにご紹介しました。
2026/7/3 UP!
夏から秋にかけては、梅雨やゲリラ豪雨、台風など、雨に見舞われることが多くなる季節ですね。そんなときの運転で、私たちはどんなポイントに気を付けたらいいんでしょうか?
そこで今週は、「雨の日の運転で気を付けたいこと」をテーマに、様々な注意点などを取り上げていきたいと思います。
【雨の日の運転での基本的な注意点】6月29日(月)
雨の日は、路面が滑りやすくなります。そのため、ブレーキが効き始めてから止まるまでの「制動距離」が長くなり、乾いている時と比べて、1.5倍以上になるという実験結果もあります。前のクルマへの追突を避けるためにも、濡れた路面では、車間距離をいつもより長くとることが大切です。
また、スピードも落として運転しましょう。スピードが速いと、危険を発見しても止まり切れない可能性がありますし、普段なら問題ないカーブでも、曲がり切れず事故につながるケースが少なくありません。
さらに気を付けたいのが、視界の悪さです。視界をなるべく良好に保つため、ワイパーのメンテナンスはしっかりしておきましょう。窓ガラスが曇った時には、「デフロスター」のスイッチを入れ、風をフロントガラスに当てると、速やかに曇りをとることができますよ。
そして雨の日には、ドアミラーに雨粒が付着して、後方などが見づらくなります。右左折や進路変更する時には、ミラーを見るだけでなく、振り向いて、自分の目で後方や横方向を確認し、後続車や自転車、歩行者などを見落とさないよう、十分注意してくださいね!
【雨の日は歩行者などに注意】6月30日(火)
あなたも普段から、歩行者や自転車の動きに注意して運転されていることでしょう。しかし、これが雨の日となると、歩行者などは、普段とは違った動きをすることがあるので、特別に注意を払う必要があります。
まず、雨が降り出すと、カサを持っていない歩行者や自転車は、雨に濡れたくないからと、先を急いだりするようになります。そのため、十分に安全確認をしないまま、道路を横断したり信号を無視したりする人が、中にはいるかもしれません。
また、カサを差している歩行者も要注意です。
カサで周囲の視界が制限されている上、水たまりを避けようと下を向いて歩くため、
クルマが近づいてきていることに気づきにくい場合があります。
さらに、カサに当たる雨の音で、近づくクルマの音に気づいていないかもしれません。そこで、歩行者の近くを通行する場合は、急な飛び出しなどに対応できるよう、その動きに注意を払うようにしてくださいね。
そして、雨で視界の悪い日には、歩行者をはじめ、周囲のクルマなどに対しても、自分の存在をアピールするため、日中であっても、ヘッドライトを点灯するようにしましょう。時々、スモールランプだけを点けているクルマを見かけますが、それでは、少し離れるとハッキリ認識出来ない場合があります。
雨の日の運転では、昼間でも、ぜひヘッドライトを点灯させましょうね。
【雨の日の夜は特に要注意】7月1日(水)
雨が降っている時は、視界が悪くなるため、歩行者などを見落とさないよう気を付けなければいけませんが、昼間はもちろんのこと、夜はさらに注意が必要です。
もともと、雨が降っているとワイパーが拭き取る範囲以外は、雨粒がついて見えにくいもの。それが夜間では、より暗く見えづらくなり、ライトが照らしている範囲以外はさらに見えにくくなります。
おまけに夜間には、ちょっと厄介な現象も・・・。それは自分のヘッドライトの光と、対向車のヘッドライトの光が重なり合う所に歩行者がいると、まるで消えたように見えなくなることがあるんです。これは「蒸発現象」や「グレア現象」と呼ばれるもの。特に雨の日は、濡れた路面に光が反射して、この「蒸発現象」が起こりやすくなるんです。
クルマを走らせていて、光の中から、ふいに横断中の人が現れるんですから、こんなにコワイことはありませんよね。
もし、「あれ?路上で何か動いたような気がする」と思った時は、まずはスピードを落としましょう。そして少し目線を変えてみると、見えなくなっていた歩行者が見えてくるはずですよ。
ということで、「蒸発現象」のあるなしに関わらず、雨の日の夜間に運転する場合は、とにかくスピードを抑え、とっさの時に、クルマを止められるよう心がけることが大切ですよ。
【ハイドロプレーニング現象が起きたら】7月2日(木)
あなたは「ハイドロプレーニング現象」という言葉を覚えていますか?免許を取る時、教習所などで教わったのではないかと思います。これは、クルマが水たまりに侵入したときに、タイヤが路面から浮き上がってしまい、コントロール不能になることをいいます。タイヤと路面のあいだに水の層が入りこんでしまうので、ハンドルはもちろんブレーキも効きません。
では、もしハイドロプレーニング現象が起きたら、どのように対処したらいいんでしょうか?
避けなければいけないのは、タイヤが滑り始めたことで慌ててしまい、ハンドルを大きく切ったり、ブレーキを強く踏んだりすることです。すると、グリップが戻った瞬間、クルマの挙動が急激に変わってしまうため、とても危険なんです。
そこで対処法としては、できるだけ何もしないことがポイント。アクセルを少しだけ戻して、タイヤのグリップが回復するのを待つようにしてください。この時、もしクルマの向きが少し斜めになっている場合は、こぶし一個程度、わずかにハンドルを逆の向きに切っておくようにしましょう。
そして、ハイドロプレーニング現象を起こさないことも大切です。日頃からタイヤの溝の深さや空気圧に注意してください。空気圧が低下していると、水の排出がうまくいかず、ハイドロプレーニング現象が起こりやすくなります。さらにスピードの出し過ぎも原因となりますので、十分気を付けてくださいね!
【泥はね・水はねに注意】7月3日(金)
雨の日、歩行者などに対して、交通事故に気を付けるのはもちろんですが、もう一つ注意しなければいけないことがあります。 あなたはわかりますか?それは、水たまりやぬかるみを通るとき、近くの歩行者に、泥水などを跳ね飛ばして、迷惑をかけることです。
実はこれ、道路交通法71条1号に基づく、「泥はね運転違反」という立派な違反行為なんです。もし違反した場合、減点はありませんが、反則金が、普通自動車の場合は6000円。中型車や大型車では、7000円となります。
では、どうしたら泥や水をはねずに通行できるのでしょうか?もちろん、ぬかるみや水たまりを避けて通れるなら、それが一番です。でも、それができない状況で、近くに歩行者がいる場合は、極力スピードを落とすしかありません。
以前、JAFが行った実験では、深さ1センチほどの水たまりを、時速40キロでクルマが通過すると、高さにして1メートル以上、距離はおよそ2メートルまで水がはねたそうです。それを例えば50センチ以下に抑えるためには、時速10キロまで落とさなければいけなかったといいます。歩行者の近くを通過する際は、十分気を付けてくださいね!
今週は、「雨の日の運転で気を付けたいこと」をテーマにご紹介しました。
2026/6/26 UP!
千葉県では6月を、『シートベルトとチャイルドシート着用推進強化月間』としています。
そこで先週は、「シートベルトは必ず着用」をテーマにお送りしましたが、今週は、「チャイルドシートが子供の命を守る」をテーマに、様々な情報をお届けしていきたいと思います。
【チャイルドシートを使わないと…】6月22日(月)
今朝は、チャイルドシートを使うことがどれだけ大切か、チェックしてみましょう。
まず、6歳未満のお子さんをクルマに乗せる場合は、チャイルドシートを使用しなければいけないことが、道路交通法で定められています。違反した場合は減点1となり、反則金などはありません。
ただし罰則には関係なく、大きな問題があります。それは勿論、万一、事故などで何かに衝突した時のお子さんへの影響です。そもそも座席についているシートベルトは、大人用に作られています。そのため子供がチャイルドシートを使わず、大人用のシートベルトを使用した場合には、クルマが何かに衝突した際、体を保護することができません。そして首などに、重大な損傷が残る危険性があるんです。
警察庁によりますと、チャイルドシートを使用しなかった場合、事故の際の致死率は、適正に使用していたケースと比べると、統計上、なんと5.3倍も高いといいます。
チャイルドシートは、大切なお子さんの命と安全を守る、唯一の安全装置です。
正しく使用するよう、徹底してくださいね!それが、保護者など周囲の大人の務めですよ!
【チャイルドシートの使用率】6月23日(火)
今朝は、チャイルドシートの使用率がどのぐらいなのか、チェックしてみましょう。
警察庁とJAFが、去年5月から6月にかけて、チャイルドシートの使用率について合同調査を行いました。その結果によりますと、道路交通法でチャイルドシートの使用が義務づけられている6歳未満では、チャイルドシートの使用率は82.4%。前年の調査の78.2%より4.2ポイント増加しました。この数値は、年々上昇していています。
ただ、これを年齢別に見ると、どうでしょうか?1歳未満では、93.2%と非常に高い結果だったんですが、1歳から4歳では84.8%となり、これが5歳になると66.7%まで減少してしまうんです。年齢が高くなるごとに、使用率が低下していることがわかります。
さらに気になるのが、チャイルドシートを使用しているケースのうち、どれだけ正しくクルマに取り付けられているのかを調べた結果によると、適切に取り付けられていたのは74.8%と、およそ4分の3。そして、お子さんを適切に座らせることができていた割合は、わずか55.6%、半分強ほどだったというんです。
きのうもお話した通り、チャイルドシートは、お子さんの命を守るための大切な安全装置です。しかしそれも、正しく使用しなければ、効果を十分に発揮することができません。ぜひ、体格にあったチャイルドシートを必ず使用し、説明書などで正しい取付方法、使用方法を確認してくださいね!
【子供をクルマに乗せる時に注意したいこと】6月24日(水)
お子さんがチャイルドシートを嫌がるからか、時々車内で、お子さんを膝の上に抱っこしている人を見かけることがあります。もし事故があっても、「自分がしっかり抱きとめるから、大丈夫!」などと、その人は思っているかもしれませんが、それは完全な思い違いです。
クルマが何かに衝突した時、乗っている人が前に飛び出す勢いは、相当なもの。例えば、時速40キロで壁などに衝突した瞬間、体重5キロの赤ちゃんでも、なんと150キロもの重さになるといいます。大人といえども、とても支えきれるものではありませんよね。抱っこは、チャイルドシートの代わりには、全くならないことを、覚えておいてくださいね。
一方、せっかくチャイルドシートを使用しても、チャイルドシートを、助手席に設置している人がいます。これも、安全のためには、決しておすすめできません。
というのも、もし事故が発生すると、助手席のエアバッグが膨張し、お子さんやチャイルドシートに激しく激突。重症や死亡事故に至る可能性があるんです。
また助手席で、後ろ向きのチャイルドシートを取り付けるのは、大変危険なのでやめましょう!
もしやむを得ず、助手席にチャイルドシートを取り付ける場合は、助手席のシートを一番後ろに下げて、前向きのものを取り付けるようにしてくださいね!
【6歳以上は学童用チャイルドシート】6月25日(木)
6歳未満のお子さんは、チャイルドシートを使用しなければいけないのが道路交通法のルールです。では、6歳になれば、チャイルドシートを使わなくてもいいんでしょうか?
すでにほとんどの方がご存知だと思いますが、クルマに乗るすべての人は、シートベルト着用の義務があります。しかし、月曜日にも触れましたが、クルマのシートベルトは大人用のもので、身長150センチ程度から、安全に使えるように設計されているんです。しかし、これをもっと身長が低いお子さんが使うと、シートベルトが首やお腹にかかってしまい、万一の事故の時、そうした場所に重大な損傷を受ける危険性があります。
そこで6歳以上で、150センチ程度に至らないお子さんは、ジュニアシートとも呼ばれる、学童用チャイルドシートを使用しましょう。これは、クルマのシートベルトを正しく着用するために、高さなどを調節して、補助をする役割があります。
学童用チャイルドシートには、背もたれつきのタイプと、背もたれのない、ブースタータイプがあります。背もたれつきのタイプは、シートベルトの位置を調整するガイドが付いていますので、安全に使用しやすくなっています。一方、ブースタータイプは、シートベルトによる子どものお腹への圧迫を防ぐことができますが、体格によっては、肩ベルトが首にかかる可能性があります。迷った場合は背もたれつきのタイプを選ぶと安心です。
【未承認のチャイルドシートに注意】6月26日(金)
チャイルドシートを購入する時、注意しなければいけないことがあります。それが、一部に出回っている未承認のチャイルドシートです。
国の安全基準への適合が確認されたチャイルドシートには、2012年7月以降のものには、アルファベットのEに○(まる)が付いた「E(イー)マーク」、それ以前のものには、自動車の「自」に○がついた「自(じ)マーク」が付いています。
こうしたマークがついていない、未承認のチャイルドシートでは、十分な強度がなく、万一の事故が起こった際、お子さんの安全を守ることができないといいます。
何年か前には、こうした未承認のチャイルドシートが、大手通販サイトでも大量に販売されていて、大きな問題になりました。現在では、ほとんど目にすることはなくなりましたが、それでも中には、そうした粗悪な品が紛れていることがあります。さらにフリマアプリなどでも、未承認のモノが出品され、気付かずに購入してしまうケースがあるようです。
未承認のチャイルドシートの特徴は、とにかく値段が極端に安いこと。購入を検討する際には、値段に惑わされず、認証マークを必ず確認するようにしましょう。
今週は、「チャイルドシートが子供の命を守る」をテーマにご紹介しました。
2026/6/19 UP!
千葉県では6月を、『シートベルトとチャイルドシート着用推進強化月間』と定めていることを、皆さんはご存知ですか?
そこで今週は、「シートベルトは必ず着用」をテーマに、様々な注意点などを取り上げていきたいと思います。
【シートベルトの着用率】6月15日(月)
まず、クルマに乗るときは、一般道路・高速道路を問わず、全ての席でシートベルトの着用が義務づけられているのは、ドライバーさんなら勿論、ご存知ですよね?2008年に義務化されて15年がたちますが、現在の着用率は、どのぐらいなのでしょうか。
JAFと警察庁は合同で、去年10月から11月にかけて、「シートベルト着用状況全国調査」を実施しました。それによりますと、高速道路での運転席の着用率は、99.6%、助手席は98.8%と、いずれも95%を超える高い結果でした。ただ、後部座席をみれば79.9%と、80%以下に低下してしまうんです。
さらに、それが一般道路になると、運転席は99.1%、助手席は96.5%と、ほぼ変わらず高い結果だったものの、後部座席では45.8%と、50%を下回ってしまいました。
このように、特に後部座席での着用率の低さが目立ちますね。ちなみに、千葉県における後部座席シートベルト着用率は、高速道路で75.9%、一般道路で42.1%。 いずれも全国平均を下回っています。
シートベルトは、クルマに乗る人の命を守る大切な命綱です。クルマに乗ったら、全席での着用を忘れないでくださいね!
【シートベルト非着用の危険性】6月16日(火)
きのう、高速道路・一般道路ともに、後部座席でのシートベルト着用率が低い、というお話をしました。確かに後部座席では、前の座席のシートバックがあるので、なんとなく守られていて、安全そうな気がするかもしれません。でも、もちろん、それは大間違い! 非常に危険なんです!
まず、衝突したときにシートベルトをしていないと、前方に、激しい勢いで投げ出されます。そして天井、ピラーなどに、頭や全身を激しく打ちつけ、致命傷を受ける可能性があります。その衝撃は、仮に時速60キロで進んでいる場合は、高さ14メートルから転落するのと同じだといいます。
また、事故の衝撃で窓ガラスを突き破り、路上に放り出されることもあるんです。そして、堅いアスファルトに体をぶつけたり、後続車にひかれたりすれば、最悪の場合、命を落とすこともあるでしょう。
さらに被害は、本人だけではありません。事故の衝撃で前方へ投げ出されると、目の前のシートバックに激突し、前の座席の人はシートとエアバッグに挟まれ、頭に大ケガするなどして死亡することだってあるんです。
ということで、後部座席はシートベルトをしなくても大丈夫というのは、完全な大間違い!ドライバーさんは、クルマを運転する時、同乗者全員に、シートベルトの着用を促すよう徹底してくださいね!
【シートベルトの正しい着用法】6月17日(水)
シートベルトは、クルマに乗っている人を守る重要な命綱、安全装置です。ただ、その性能を発揮するためには、正しく着用することが大切です。そこで今朝は、シートベルトの正しい着用法について、運転席を例に、取り上げてみたいと思います。
まず、シートに深く腰掛けて、背もたれから背中と腰が離れないように座ります。時々、背もたれを極端に倒して乗っている人がいますが、その状態では、事故のはずみで、体がシートベルトをすり抜け、前方に潜り込んでしまうことがあります。これは大ケガの原因となり、大変危険!背もたれは、背中をつけたまま両手でハンドルの一番上を握ったとき、肘が軽く曲がる程度に調整しましょう。
肩ベルトは鎖骨の上を通して胸骨、肋骨へと通るようにします。このとき首にベルトがかかっていると、事故の時に首を損傷することがありますので、要注意です。
また腰ベルトは、腰骨を押さえる位置に通します。これがお腹の上にかかっていると、事故の時に内臓を損傷する危険性がありますので、気を付けてくださいね!
そして、ベルトにねじれがないように、カチッと音がするまで確実に金具をバックルに差しこみます。仕上げに、肩ベルトの下の方を持って、「キュッ!」と上の方に引っ張り上げベルトのたるみを取るのがポイントですよ。あなたも正しいシートベルトの着用法、この機会に、再度確認してくださいね!
【妊娠中のシートベルト】6月18日(木)
「クルマに乗ったすべての人がシートベルトを着用すること」、これが法律で定められていることは、あなたもご存知ですよね。では妊娠中の女性は、どうなのでしょうか?
道路交通法では、健康保持上適切でない場合はシートベルトの着用が免除される・・・と定められています。ただこれは、破水や出血、陣痛などのやむを得ない場合のことで、単に妊娠中であることを理由に、シートベルトが免除される訳ではないそうです。むしろ、シートベルトを着用することは、万一の事故の時に、母体や赤ちゃんを守ることになりますからね。
ただ、妊娠中にシートベルトをする際は、注意するべきポイントがあります。
まず、前かがみにならないように、シートに深く座りましょう。多少不快であっても、腰ベルトと肩ベルトを両方着用するようにしてください。その時、腰ベルトはお腹にかからないように、腰骨の低い位置を通します。肩ベルトは、肩と胸の間を通るようにし、やはりお腹の上にかからないよう注意してくださいね。
どうしてもお腹が苦しかったり、圧迫感が気になったりする場合は、「マタニティシートベルト」などの補助グッズが市販されていますので、利用してみるのもいいでしょう。ただ、それでも心配という方は、シートベルトの利用について担当のお医者さんに相談してみてくださいね。
【シートベルトを着用するのはいつ?】6月19日(金)
あなたはクルマに乗った時、いつシートベルトを装着していますか?エンジンなどをスタートする前でしょうか?それとも、エンジンなどをスタートした後でしょうか?
中には、走り出してから、思い出したようにシートベルトをする人もいるようですが、運転しながらシートベルトを手探りで装着するのは、とても危険ですし、そもそもルール違反ですよ!
このように、クルマが動き出す前であれば、道路交通法上は、いつ装着しても問題ありません。ただ、より安全なタイミングといえるのが、エンジンなどをスタートする前です。
では、どうしてこのタイミングがいいのでしょうか?
その一番大きな理由は、エンジンなどをスタートさせると、クルマの誤作動や、ドライバーさんの誤操作で、思わぬ急発進をする可能性があるからです。そんな時にも、シートベルトさえしていれば、重大な事態から身を守ることができますよね。
あなたも教習所では、この順番で習ったはずです。今一度基本を思い出し、安全運転を心がけてくださいね!
今週は、「シートベルトは必ず着用」をテーマにご紹介しました。


