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◆ 房総の道の駅で春を感じる

2024/2/16 UP!

立春が過ぎ、2月も半ばとなりました。暦の上では、もう春ですね。実際、温暖な房総半島では、あちこちで春の便りが届き始める時期となってきました。

そんな、待ちわびた春の訪れを、誰でも手軽に感じられるのが、道の駅じゃないでしょうか?地元ならではの様々な季節の商品が揃っていますし、地域特有のユニークな体験ができる所もありますよね。

そこで今週は、「房総の道の駅で春を感じる」をテーマに、春らしさを体験できる、千葉県内の道の駅を取り上げていきたいと思います。

【道の駅 おおつの里花倶楽部】2月12日(月)

まず今朝ピックアップするのは、南房総市にあります、「道の駅 おおつの里 花倶楽部」です。こちらの特徴は、なんと言っても、総面積4000坪という大型ハウスが併設されていること。そこでは季節の花々を鑑賞できるだけでなく、花摘みも楽しむことができるんです!

この時期ですと、キンギョソウやストック、ポピーのほか、スターチス、ストレリチアなどが咲き揃っているそうですよ。花摘みは有料ですが、観賞するだけなら入園は無料、というのもウレシイですよね!また花だけでなく、特産の房州びわを使ったオリジナル商品や、地元の特産品なども豊富に販売されています!

そんな「おおつの里花倶楽部」へのアクセスは、富津館山道路の富浦インターからだと、県道185号線を5分ほど北上すれば到着です。温かいハウスの中で、キレイな花を心ゆくまで楽しめる道の駅。みなさんも春を感じに行ってみませんか?

【道の駅 とみうら枇杷倶楽部】2月13日(火)

今週は、「房総の道の駅で春を感じる」をテーマにお送りしています。昨日の「おおつの里 花倶楽部」につづいて、今朝ピックアップするのは、同じく南房総市にあります「道の駅 とみうら枇杷倶楽部」です。

こちらの道の駅といえば、特産のビワが有名でオリジナルの「びわソフト」などのグルメや、ビワ狩りなどの体験ができることで、もうすっかりお馴染みの施設ですよね。また、この時期ならではの人気レジャーなのが、すぐ裏手にある「いちご庭園」でできる、いちご狩りです!

栽培されているのは、酸味が少なく、甘みをしっかり感じられる「あきひめ」や、果実が大きく、香りがいい「紅ほっぺ」、そして甘みが強くてまろやかな酸味のある「やよいひめ」のほか、糖度が高めで、酸味もしっかりあって美味しい「あまおとめ」に、お馴染みの「とちおとめ」、などなど。イチゴ好きにはもうたまらない、これら人気の品種を味比べしながら、30分間食べ放題が楽しめるんです!

その他、摘み取ってお土産として持ち帰ることができる、「いちごの摘み取りプラン」も用意されています。いちご狩りには予約が必要ですので、事前に枇杷倶楽部のホームページからお申し込みくださいね。

そんな「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」へのアクセスは、富津館山道の富浦インターからだと、館山バイパスを西に向かえばスグです。おいしい摘みたてのイチゴを、お腹いっぱい味わえる。みなさんも早春の千葉で、そんな幸せ限定の時間を過ごしてみませんか!?

【道の駅 たけゆらの里おおたき】2月14日(水)

「房総の道の駅で春を感じる」をテーマにお送りしている、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。三カ所目にピックアップするのは、大多喜町にあります、「道の駅 たけゆらの里おおたき」です。

実は大多喜町は、ある春の味覚の一大産地として有名なんですが、みなさんはご存知だったでしょうか? そうです・・・、スバリ、たけのこです!大多喜町の竹林は粘土質で、たけのこに最適な土壌といわれています。そのため、えぐみが少なく、あく抜き不要なたけのこが多く採れるんだそうです。

たけのこの旬は、3月下旬から4月下旬にかけてなので、最盛期はあと1か月以上先になります。でもシーズンともなると、こちらの「たけゆら食堂」では、季節限定の豪華な「たけのこ御膳」がドーンと登場!たけのこの炊き込みご飯や、たけのこの天ぷら、たけのこの唐揚げ、ピリ辛メンマ、たけのこのステーキからたけのこのお味噌汁まで、たけのこ尽くしの御膳が楽しめます。また、道の駅ならではの品ぞろえが勢揃いの「採れたて市場」では、新鮮たけのこを求めて、朝からたくさんの方が訪れますよ!

さらに、今の時期も房総ジビエとして人気のイノシシ肉や、オリジナルのアイスクリーム、地域の農産物など、地元のおいしいものが盛りだくさんです!

そんな「道の駅 たけゆらの里おおたき」へのアクセスは、圏央道の市原鶴舞インターからだと、国道297号線を勝浦方面へ25分ほど走れば到着です。豊かな自然あふれる山里へ、ぜひみなさんも、春のドライブがてら訪れてみてはいかがでしょうか!

【道の駅 グリーンファーム館山】2月15日(木)

今週お送りしているテーマは、「房総の道の駅で春を感じる」です。

今朝ピックアップするのは、ちょうど明日、2月16日にグランドオープンを迎える、館山市の「道の駅 グリーンファーム館山」です。直売所では、農家さん自慢の旬の野菜や果物、花などを販売。その他にも、お土産や加工品、地元の老舗のお菓子屋さんとコラボしたスイーツなど、ここでしか買えない、オリジナル商品が揃います。

また、袖ヶ浦市の人気店、「のうえんカフェ」もオープン。南房総地域では初めての出店で、とれたての野菜を中心に、ボリューム満点のメニューが勢ぞろい!本店でも人気のロールキャベツやチキンカツ、ジビエ肉を使った限定メニューも提供されるそうです。

そして、ジビエや地元野菜等のセットを緑豊かな農園を望むエリアで、手ぶらで気軽にバーベキューューを楽しむこともできるうえ、好きな食材を持ち込むことも可能。初心者でも扱いやすいアメリカ製のガスグリルで、快適に楽しめるそうです。

さらに、道の駅からクルマで5分の場所にある「須藤牧場」の新鮮な牛乳やソフトクリーム、生シェイクが楽しめる他、ジビエ肉を使ったハンバーガーなども味わえますよ!

そんな「道の駅 グリーンファーム館山」へのアクセスは、富津館山道路の富浦インターからだと、15分ほどで到着します。いよいよ明日オープンする、千葉県30番目の道の駅で、ぜひみなさんも、春の一日を楽しんでみてはいかがでしょうか!

【道の駅 三芳村鄙の里】2月16日(金)

「房総の道の駅で春を感じる」をテーマにお届けしてきました今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最後にピックアップするのは、南房総市にあります「道の駅 三芳村鄙の里(みよしむらひなのさと)」です。

実はこちらの道の駅、去年の12月23日に、リニューアルオープンしたばかり。地元産の新鮮な野菜や果物のほか、日本の酪農発祥の地とされる三芳だけに、美味しい牛乳や乳製品、ソフトクリームなども人気です!そんな「三芳村鄙の里」では、この時期、春らしい農産物の収穫体験ができますよ。それが、「食用菜花の摘み取り」です。

道の駅で受け付け後、指定の袋を購入して畑へ。袋は小が350円、大が550円。あとは、菜花を摘み放題できます!農家さんが収穫方法を丁寧に教えてくれるので、誰でも簡単にでき、道具の準備もいらないそうです。4月までは、菜花のほかに、ポピーの摘み取りも体験できるんですって!

そんな「道の駅 三芳村鄙の里」へのアクセスは、富津館山道路の富浦インターからだと、およそ15分で到着です。田園風景の中で、春の味覚をたっぷり楽しめそうですね!

今週は、「房総の道の駅で春を感じる」をテーマにご紹介しました。

◆ スピードの弊害

2024/2/9 UP!

みなさんは普段、安全なスピードで運転していますか?

警視庁が以前行った調査によりますと、規制速度を超過、つまりスピード違反の状態で起きた交通事故は、そうでない場合に比べて、死亡事故に至る確率が11.9倍も高かったといいます。つまりスピードの出し過ぎは、死亡事故へつながる、大変危険な行為だということです。

そこで今週は、「スピードの弊害」をテーマに、スピードを出し過ぎるとどんな危険性があるのかを、
改めて、取り上げていきたいと思います。

【速度が速いと停止距離が延びる】2月5日(月)

まず、スピードが速くなるにつれてどうしても長くなるのが、「停止距離」です。

ご存知の通り、クルマはすぐには停まれません!危険を察知して、アクセルをブレーキに踏みかえてから、実際にブレーキが効き始めるまでに進む距離を「空走(くうそう)距離」といいます。この空走距離は、ブレーキが全く効いていない状態ですので、スピードが速ければ速いほど、前に進んでしまうのは当然のことですよね。また、ブレーキが効き始めてから、クルマが停止するまでの距離を「制動距離」といい、この制動距離も、速度が2倍になると、4倍も長くなってしまうそうです。そして、この「空走距離」と「制動距離」を合わせたものが、「停止距離」です。あくまで目安ですが、時速60キロで走行中、急ブレーキをかけた時の停止距離は、44メートルにもなるといいます。

このようなことからも、スピードを出せば出すほど、危険を回避することが難しくなるのが分かりますよね。みなさん、ハンドルを握ったら、くれぐれも安全なスピードで運転をお願いします!

【速度が速いと衝撃力の大きさも増大】2月6日(火)

「スピードの弊害」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。運転中、スピードを出し過ぎると、さまざまな危険性が増大していきます。そんな危険を伴う弊害の一つが、事故を起こした時に受ける衝撃力の大きさです。

例えば、スピードが2倍になると、壁などに衝突した時の衝撃力は、どのぐらい大きくなるか、みなさんはご存知でしょうか?

「スピードが倍なんだから、衝撃力も倍かな…」なんて思うかもしれませんが、そんな程度では済まないんです。実は、クルマが衝突したとき、衝撃力はスピードの2乗に比例して大きくなっていきます。
つまり、スピードが2倍になると衝撃力は4倍に、スピードが3倍になると9倍にもなってしまうんです。

例えば、時速60キロの普通自動車がコンクリートの壁に衝突した場合では、その衝撃力は、高さ14メートルから転落したのとほぼ同じと言われています。高さ14メートルといえば、ビルの5階に匹敵する高さです。これが倍の120キロで衝突したとなると、衝撃力が4倍になるわけですから、高さ56メートル、ビルの19階から転落したのとほぼ同じになるというワケです。この高さは、富津市に立つ東京湾観音と同じで、そんな所から落ちたらと思うと、ゾッとしますよね。

スピードの出し過ぎは、そんな大きなリスクが常に付きまとうということを、みなさん、絶対忘れないでくださいね!

【速度が速いと遠心力も大きくなる】2月7日(水)

今週お送りしているテーマは、「スピードの弊害」です。スピードを出し過ぎることで、様々な危険性をともなう弊害も増えてきます。その一つが、遠心力の大きさです。

カーブなどを曲がろうとするときには、クルマの重心に遠心力が働き、クルマは外側に滑り出そうとします。この力も、スピードが速くなると大きくなっていくのは、ドライバーのみなさんなら、よくご存知だと思います。ちなみに、今週ご紹介しているスピードの出し過ぎによる様々な弊害ですが、スピードの2乗に比例して大きくなるものが、度々出てきましたよね。ブレーキの制動距離や衝突した時の衝撃力もそうでした。実は、きょう取り上げる遠心力もそうなんです。

つまりカーブなどでハンドルを切った場合に、速度が2倍になれば遠心力は2×2で4倍に、速度が3倍になれば、遠心力は9倍にもなってしまうんです。

その結果、速すぎる速度でカーブへ進入すると、予測以上に遠心力が働いて曲がり切れなくなってしまいます。そして、ガードレールに激突したり、反対車線にはみだして対向車と正面衝突したり、また、クルマ自体が外側に振れて横転したりする危険が伴うという訳です。でもコレ、裏を返せば、スピードを半分にすると、その力は4分の1になる、ということでもあります。

みなさんもカーブなどへ入る時は、遠心力を最小限にして安全に曲がり切るようにするために、手前で十分にスピードを落とすこと、しっかりと心がけてくださいね。

【速度が速いと視野が狭くなる】2月8日(木)

「スピードの弊害」をテーマに、今週はお送りしています。

きのうまでご紹介してきた、スピードを出し過ぎることで発生する弊害は、クルマに物理的にかかる力が中心でした。しかしスピードを出し過ぎることのマイナスは、それだけではありません。運転している人にも、影響があるんです。それが特に現れるのが、視力です。

実は、スピードを出せば出すほど、視力が低下してしまうんです。ちなみに、私たちが普段、視力検査で測るのは、止まったものを止まった状態で見る視力で、「静止視力」と呼ばれています。対するクルマの運転で使っているのが、動いているものを見る視力で、「動体視力」と呼ばれるものです。

例えば、静止視力が1.2の人の動体視力は、時速50キロでは0.7ぐらいだそうですが、これが時速80キロになると、0.3以下にまで低下してしまうといいます。さらにスピードを出すことで、見える範囲、つまり視野もせまくなります。例えば、時速40キロの場合、視野は100度程度あるものの、時速130キロになると、わずか30度ほどになってしまうそうなんです。

ヒトは、運転に必要な情報のほとんどを、目から得ているといいます。それだけに、視力が低下するということは、危険の見落としや、発見の遅れにつながる可能性が高くなり、改めて言うまでもなく、非常に危ない状態と言わざるを得ません。運転操作を妨げ、重大事故につながるスピードの出し過ぎは、
知らぬ間にドライバーの視界をも奪っています。みなさん、くれぐれも注意してくださいね!

【速度が速いと運転も難しくなる】2月9日(金)

「スピードの弊害」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。スピードを出し過ぎることで起きる、さまざまな危険性について、月曜からお話してきましたが、その影響はまだありますよ。

例えば、スピードを出すことで、運転はどんどん難しくなります。同じようにハンドルを切っても、スピードが速い方が、クルマの反応が敏感になり、挙動が大きくなっていきます。当然、それだけ操作ミスをする可能性も高くなりますし、また、修正することも難しくなっていく訳です。

このように、さまざまな弊害をともなうスピードの出し過ぎですが、そもそもスピード違反について、意外と軽く見ている人たちが、実際のところ、多いのではないでしょうか?そのため、スピード違反で捕まっても、「運が悪かった」「なんで自分だけが」などと考える人が、今もってかなりいるようです。

「ちょっとした違反だから」と考えるのは、大きな間違いです。月曜日にも紹介しましたが、スピード違反は、死亡事故にもつながりやすい、非常に重大な違法行為です。どうかこの機会に、自分の運転を見つめ直し、安全運転を心がけていただくことを、つよく願います。

今週は、「スピードの弊害」をテーマにご紹介しました。

◆ 花粉症と運転

2024/2/2 UP!

もうすぐ2月ですね。
例年2月に入るとすぐにやってくるのが、スギ花粉のシーズンです。
花粉症の方にとっては憂鬱な、本当にイヤな季節ではないでしょうか。

そこで今週は、「花粉症と運転」をテーマに、さまざまな対策などを取り上げていきたいと思います。

【花粉症が運転に与えるリスク】1月29日(月)

初日の今朝は、花粉症がもたらす、運転へのリスクについて考えてみましょう。

花粉症は、日々の暮らしにおいて、さまざまに影響を及ぼすワケですから、もちろん運転するにあたっても、いろいろと支障があります。まず目の痒みやかすみ、涙目になることで、前方を見づらくなってしまいます。視界が悪い上に、鼻水、鼻づまりが加わると、集中力が散漫になることも考えられますよね。そうなると、急な飛び出しや、路上に障害物があっても、よけるのが遅れてしまうかもしれません。

そして、影響が大きいのが、くしゃみです。

くしゃみをする時って、どうしても目を閉じてしまいますよね。その時間は、一般的には2、3秒でしょうか。たったそれだけの時間でも、時速60キロで走行していれば、およそ35メートルから50メートルも、ほとんど前を見ないで運転することになります。さらに、くしゃみが出る瞬間の、カラダへの衝撃は相当なもので、腕などが硬直し、ハンドル操作を誤ることがあります。

ということで、花粉症の症状が出ている時には、万一の事態に備えて、速度を落とし、車間距離を十分とって、いつも以上に安全運転を心がけましょう。症状がひどい場合には、運転を控えるようにしてくださいね。

【クルマに乗る前にしておきたいこと】1月30日(火)

いつまでも止まらない鼻水、くしゃみ、そして目のかゆみ・・・。多くの人にとって来てほしくないアノ季節が、今年も間近に迫っています。そう、国民病ともいうべき、花粉症です。ということで今週は、「花粉症と運転」をテーマにお送りしています。

花粉症でお悩みの方が、少しでも快適にクルマを運転するためには、車内に花粉を持ち込まないこと、これが鉄則です。そこで今朝は、そのためのポイントを、いくつかご紹介していきたいと思います。

まず基本中の基本としては、クルマに乗り込む時に、着ている服をよくはたくなどして、花粉を払い落とすことです。手ではたくだけでも、かなり違うそうですが、コロコロ転がす、粘着ローラーなどを用意しておくと、便利で簡単なうえに、しっかり花粉が取れて、より効果があるそうですよ。

さらに服だけでなく、バッグや靴などにも花粉は付きやすいので、面倒でも手を抜かず、念入りに払っておきましょう。また同乗者がいる場合には、同じように花粉を落として乗り込むよう、協力をお願いすることも忘れないようにしてくださいね。

さらに、着用する服の素材も大切です。毛足の長いウールやフリース、そしてファーが付いたような衣類は、花粉が付きやすいので、さけるようにしましょう。お勧めは、綿やナイロン、ポリエステルなど表面が滑らかな素材です。

あと注意しなければいけないのが、静電気。静電気が発生しやすいポリエステルなどの洋服は、前もって静電気防止スプレーを吹き付けておくと、花粉を落としやすくなりますよ。

【花粉を防ぐクリーンエアフィルター】1月31日(水)

きのう、車内に花粉を持ち込まないためのポイントをいくつかお話しましたが、風が吹く時などは、ドアを開けただけでも入ってきたりするので、完全にシャットアウトするのは、やはり難しいでしょう。そこで大切になってくるのが、車内の空気をキレイにすること。そのために欠かせない重要な役目をもつのが、カーエアコン内部にある、クリーンエアフィルターです。

カーエアコンは、外の空気を取り込んだり、室内の空気を循環させたりしながら、冷房や暖房などを行っていますが、その際、空気をクリーンエアフィルターに通して、ろ過しているんです。そして同時に、空気中に含まれているホコリや花粉などをブロック。さらに、外から侵入する排気ガスのニオイや、ニオイのもとを吸着する働きも行っているんです。

特に、最近のクリーンエアフィルターでは、花粉を取り除く性能や、脱臭などに優れた効果を発揮するモノが増えています。そうしたフィルターを使えば、車内に入り込んだ花粉も、しっかりキャッチしてくれるはずですよ!

ちなみに、クリーンエアフィルターは、汚れがたまって空気の通りが悪くなると、エアコン自体の効きが悪くなってしまいます。そのため、定期的な交換が欠かせません。長く花粉症でお悩みの方は、フィルター交換の際に、花粉除去の性能の高いフィルターを、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?

【花粉の掃除】2月1日(木)

どんなに設備を整えて、日頃から気を付けていたとしても、花粉は、遠慮することなく車内へと入り込んできます。そうなったら、することは一つ。

そう、ズバリ、掃除ですよね!

今朝は、そんな車内の花粉を掃除する時の、気を付けたいポイントについてお話したいと思います。

まずシートの隙間や縫い目、足元のマットなどは、ホコリやごみと一緒に、掃除機で吸い取ると便利です。そして、表面が乾いているダッシュボードなどは、静電気でホコリや花粉が付着しやすい場所です。固く絞って水拭きすると、簡単にキレイになります。特にエアコンの噴出し口など、でこぼこした所やメーターパネルなどは、花粉が溜まりやすいので、なるべく念入りに拭くようにしましょう。

こうした一連の掃除は、作業中、花粉が舞わないように、風が穏やかで、比較的花粉が少ない日を選ぶなど、掃除を行うタイミングを見計らうのも、大事なポイントですよ。

さらに、ボディに付いた花粉も面倒なものです。雨などの水分が加わると、中からペクチンという粘りのある成分が出てきて、ボディにしつこく付着。そのまま放置していると、シミのようになり、塗装を傷めてしまうこともあるんです。防ぐには花粉がべったりと付着する前に、こまめに洗車することが大切で、また、ボディへの悪影響を軽減するためには、あらかじめカーディーラーなどで、ボディコートを施しておくのも有効ですよ!

【花粉症と薬】2月2日(金)

「花粉症と運転」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、花粉症でお悩みの方の多くが、市販の鼻炎薬など、なにかしらの薬を服用されているんじゃないでしょうか。ただ花粉症の薬の中には、その副作用で眠気をもよおしたり、集中力や判断力、作業能率が低下したりすることがあります。特に、古いタイプの薬や市販薬は副作用が強かったり、症状を十分に抑えられなかったりするケースがあるようです。

その代表的な例が、抗ヒスタミン剤。中でも「第1世代」と呼ばれる抗ヒスタミン剤は、脳への影響が大きく、強い眠気など、副作用が出やすいとされています。そのため説明書などを見ると、「運転をしてはいけない」と書かれているはずです。それに対して、現在主流になっているのが、副作用が少ないとされる「第2世代」という抗ヒスタミン剤です。

ただし、そんな第2世代ならまったく心配なく、クルマの運転ができるという訳ではありません。薬によっては、やはり運転が禁止されていたり、運転できるとしても、注意が必要と書かれているモノもあります。医師や薬剤師などと相談して、運転に影響が少ない薬を選ぶことが大切ですよ。

今週は、「花粉症と運転」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉県の日帰り温泉

2024/1/26 UP!

先週土曜日、1月20日は、「大寒」でした。

「大寒」は、二十四節季の一つで、「一年で一番寒さが厳しくなるころ」です。つまり、今の時期こそが、真冬の寒さ本番!ということですね。

そんな時期にこそ入りたいのが、やっぱり温かい温泉じゃないでしょうか?そこで今週は、「千葉県の日帰り温泉」をテーマに、さまざまなスポットをピックアップしていきたいと思います。

【成田空港温泉 空の湯】1月22日(月)

まず今朝取り上げるのは、芝山町にあります、「成田空港温泉 空の湯」です。こちらの温泉施設の一番の特徴は、その名の通り、「成田空港」のすぐそばにあって、露天風呂から、離着陸する飛行機を眺められること。間近から聴こえてくるジェット機の迫力ある音も、マニアの方には、さぞたまらないでしょうね!

もちろん、温泉そのものも魅力的です!露天風呂のかけ流し湯は、強塩泉の泉質で、温泉成分が身体に染み込みやすく、保温効果が持続しやすいそうですよ。千葉県の温泉は、ヨード分の多さが特徴と云われていますが、こちらの温泉は特に濃度が高いそうです。その他、オートロウリュのドライサウナや、女性用にはハーブを使ったハーブサウナを完備。また、岩盤浴や個室貸切風呂なども充実しています。

そんな「成田空港温泉 空の湯」は、東関東自動車道の成田インターからだと、10分ほどの場所にあります。

【南総城山温泉 里見の湯】1月23日(火)

今週は、「千葉県の日帰り温泉」をテーマにお送りしています。今朝ピックアップするのは、館山市にあります「南総城山温泉 里見の湯」です。

館山が、江戸時代後期の長編小説、『南総里見八犬伝』の舞台であることから名付けられたこちらの温泉施設。館山駅からほど近い場所にあります。温泉は、塩化ナトリウムを多く含み、身体がポカポカになる保温効果や、血行促進による美容効果も期待できるそうですよ。

緑に囲まれた美しい庭園露店風呂のほか、炭酸ガスの効果で血行を促進し、美容や健康に良いとされる高濃度炭酸泉、さらに3種類の鉱石ベッドを備えた岩盤浴など、設備が充実しています!

そして入浴後には、のんびり過ごせる「湯上りラウンジ」や、リクライニングチェア1台ごとに液晶テレビが備えられた、「リクライニングルーム」でリラックスして過ごせるのも嬉しいところ。露店風呂付きの個室もあるので、家族やカップルでプライベートな時間を満喫したい方にも、断然オススメですよ!

そんな「南総城山温泉 里見の湯」は、富津館山道路の富浦インターからだと、館山バイパスを経由して20分ほどの場所にあります。


【edén】1月24日(水)

「千葉県の日帰り温泉」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。三日目の今朝ピックアップするのは、海中展望台で有名な「かつうら海中公園」の敷地内に、2022年に誕生した「edén(エデン)」です。

こちらは天候・季節に左右されない、天然温泉のサーマルスプリングスパと地中海料理レストラン、千葉の名産品などが揃うショップが集合した、複合施設です。

スパの温泉は、君津市にある「濃溝温泉 千寿の湯」から運んできたもの。泉質は「重炭酸ソーダ泉」。「美人の湯」と言われる成分が多く含まれているそうで、肌の表面をやわらかくして、古い角質や皮脂に溶け込んだ汚れを落とす作用が期待でき、肌がしっとりするんだそうです。

そしてスパは、入江を一望する情景と、リアス式海岸の岸壁にトーンを合わせてデザインされていて、
水平線と一体になるインフィニティ体験ができます。スパには、サウナも併設されていますよ。ちなみにレストランでは、地元漁港で水揚げされた新鮮な魚介を使ったパエリアや、勝浦の農園で採れた野菜を使ったタパスなどが味わえます。

そんな勝浦市の「edén」は、圏央道・市原鶴舞インターからだと、国道を経由して40分ほどの場所にあります。

【スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯】1月25日(木)

今朝ピックアップするのは、流山市にあります「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」です。
こちらの施設では、炭酸泉をなんと5種類も用意。体温に近い温度帯で、冷たくも熱くも感じない不感温度を採用した「源泉不感炭酸泉」など、ここでしか楽しめない貴重な炭酸泉を用意しています。ほかにも、地下1200メートルから湧く良質な天然温泉や、7色のイルミネーションが幻想的な「ほたるの温泉」など、ユニークな風呂がナント15種類も楽しめますよ!

そして、趣向の異なる3つのサウナを用意。中でも自慢の「ドラゴンサウナ」は、今行くべき全国サウナ「サウナシュラン2022」 で、堂々の1位を受賞!これは5台のストーブが10分おきに順次ロウリュをスタートし、毎時0分ちょうどには、5台が一斉に開始します。これが話題の「ドラゴンロウリュ」!サウナ―なら、ぜひ体験しておきたい圧巻のロウリュです!

さらに3種類の水風呂や、岩盤浴なども備えていて、そのバリエーションの豊富さに加え、コワーキングスペースなどもあるので、「ととのい」ながらワーケーションをするにも、イチオシですよ!

そんな「スパメッツァおおたか 竜泉寺の湯」は、常磐自動車道の流山インターからだと、13分ほどの場所にあります。

【のだ温泉 ほのか】1月26日(金)

今週は「千葉県内の日帰り温泉」をテーマにお届けしてきましたが、最後にピックアップするのは、野田市にあります「のだ温泉 ほのか」。源泉かけ流しの天然温泉や、お肌に良い人工温泉、9種類の岩盤浴、サウナなどを楽しめる「美と癒しのスパリゾート」です。

天然温泉の泉質は、ナトリウムー塩化物強塩温泉で、体を温める効果が大きく、血液の循環を良くし、筋肉をやわらげるといいます。また、入浴後は保温効果が高く、湯ざめがしにくいので、冷え性などにも効果が期待できるそうですよ。

また2022年7月には、温泉露天風呂付の貸切個室「家族風呂 琥珀の湯」が8室オープン。そのうち3室には、個室サウナも完備されていて、温泉とサウナをプライベート空間でゆっくり堪能したい方にオススメです。

そして、定食から丼物、各種麺類を提供するレストランのほか、休憩処や寝ころび処、女性専用休憩処、漫画処、インターネットコーナー、さらにキッズスペースなどもあるので、ご家族そろって丸一日、様々な楽しみ方ができそうですね!

そんな「のだ温泉 ほのか」は、常磐自動車道の柏インターからだと、15分ほどの場所にあります。

今週は、「千葉県内の日帰り温泉」をテーマにご紹介しました。

◆ 積雪時の注意

2024/1/19 UP!

暖冬といわれているこの冬ですが、やはり寒い日だってあります。先月も、強い寒波が到来し、北日本や北陸地方など、突然の大雪に見舞われた地域がありましたね。でもこれは、千葉県をはじめとした南関東でも、他人事じゃありません。大雪はいつやって来るか、分かりませんからね。

そこで今週は、「積雪時の注意」をテーマに、雪が積もった時の運転について、注意点などを取り上げていきたいと思います。

【雪道ではノーマルタイヤは絶対NG】1月15日(月)


まずは、雪道走行の基本中の基本。タイヤについてです。

何より大切なことは、積雪が予想される日には、ノーマルタイヤで出かけては絶対にダメ!ということ。雪が降っても積もることの少ない南関東では、スタッドレスタイヤやタイヤチェーンを持っていないドライバーさんも多いでしょう。そのため、雪が降っている時でも、「なんとかなるだろう」とノーマルタイヤで出かけてしまい、スリップ事故や渋滞の原因になってしまうケースが後を絶ちません。雪が積もった道を、ノーマルタイヤで安全に走るのは、どんな熟練のドライバーさんでも、至難の業です。そんな離れ業に、ぶっつけ本番で挑戦することほど、無謀なことはありませんよね。

ということで、雪が予想される日には、冬用タイヤなどに履き替えるか、タイヤチェーンを忘れずに用意してください。もし、そうしたものが用意できない場合は、クルマで出かけるのは、極力見合わせるようにしてくださいね。

【雪道運転の基本】1月16日(火)

きのう、積雪が予想される日には、冬用タイヤやタイヤチェーンの用意が欠かせない、というお話をしました。でも、そうした準備を整えてあったとしても、普段と同じように運転していい訳ではありませんよ。雪道を走行する時ならではの、注意点があるんです。

まず、よく言われることですが、「急」がつく運転をしないことです。急発進・急ハンドル・急ブレーキ、がそうですね。

雪が積もった路面は、タイヤのグリップ力が極端に落ちます。そのため発進する時には、タイヤがスリップしないように、オートマ車ならクリープ現象を利用するなど、じんわりゆっくり発進しましょう。

一方、近年のクルマには、ほとんど「ABS」=「アンチロック・ブレーキ・システム」が付いているので、雪道でブレーキをかけても、ロックしにくくなっています。しかしそれでも、ガツンと急にブレーキを踏むと、車体が不安定になることが考えられます。そのためフットブレーキを多用せず、早めにエンジンブレーキも上手に使って減速し、その後、必要に応じてゆっくりブレーキを踏むことが大切です。また、急なハンドル操作を行うと、スリップしてコントロールできなくなる場合があります。車線変更の時などは、慎重に行うようにしましょう。

雪に慣れていない南関東の人にとって、積雪した道路は、未知の世界です。運転する際は、細心の注意を払うようにしてくださいね!

【坂道での注意】1月17日(水)

「積雪時の注意」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのう、雪道に慣れていない人のための、基本的な運転のポイントについて改めてご紹介しました。しかしその他にも、雪道での運転で、鬼門となる場所があります。それが「坂道」です。

よくニュースの映像などでも、坂道でコントロールを失ってスリップしたり、立ち往生したりする様子が映ること、ありますよね。それだけ坂道は、注意が必要な場所なんです。注意点は、クルマの駆動方式によっても違うのですが、今朝は特に、対象となるクルマの多い、「前輪駆動」いわゆるFF車についてお話したいと思います。

上り坂では前輪にかかる荷重が減るため、途中で停車したりすると、前輪がスリップして、上れなくなることがあります。そこで、平坦な所で少し助走を付けて、できるだけアクセルを踏む量を一定にして上ってしまうようにするのがいいでしょう。

反対に下り坂では、前輪の荷重が増加して、前輪のグリップ力が増す一方、後輪にかかる重さが減って、そのグリップ力が低下します。すると、ちょっとハンドルを切り過ぎたり、急なアクセル操作によって、スピンすることがあるんです。そこで下り坂でも、アクセルは一定に保ち、ハンドル操作も、カーブに合わせて少しずつ切るように注意してくださいね。

【大雪が降ったあとは…】1月18日(木)

ふだん雪がほとんど降らない千葉県をはじめとする南関東ですが、それでも南岸低気圧の影響で、時折、ビックリするほどの雪が降り、あっという間に積もってしまうことがあります。そんな大雪の後は、いつも通る街や道路も、環境が一変!いろいろ注意しなければいけないポイントがありますので、
今朝は、その辺りをチェックしておきましょう!

まず、クルマの往来がほどほどにある道路は、時間とともに、交通量で自然にとけたり、除雪されたりして、比較的通行しやすくなっていることでしょう。ただ道路脇に、除雪された雪が山積みになっているケースでは、どうしても道路幅が狭くなってしまいます。そんな場所で、対向車とすれ違う時は、接触しないように気を付けてください。

また、歩道の除雪が行われていないため、歩行者などが、車道に出てくる場合があります。そういった場所は足元が悪いので、突然転倒することも考えられるでしょう。歩行者のそばを通行する時には、できるだけ安全な距離を取った上で、その動きにも十分注意を払いましょう。

そして雪が降った後、それが溶け出すと、夜の間に、凍結してしまいます。中でも注意しなければいけない状態が、「ブラックアイスバーン」です。路面に薄く氷が張り、単に路面が濡れているだけに見えてしまう状態のことで、うかつにその上を通行してしまうと、スリップすることがよくあるんです。「黒く見える場所は凍っているかもしれない」と考えて、スピードを落とし、慎重に通行するようにしてくださいね!

【雪の後クルマに乗り込むには】1月19日(金)

「積雪時の注意」をテーマにお届けした今週ですが、ところで、多めに雪が降った後は、クルマに乗り込む際にも、注意したいことが色々あるんです。今朝は、その辺りをチェックしてみましょう。

まず、いきなりドアを開けてはいけませんよ。というのも、そのままドアを開けてしまうと、雪がどさっと落ちて、車内に入り込んでしまうんです。ドアを開ける前に、運転席側のドアと屋根の雪を取り払っておきましょう。

続いて、フロントガラスなどの雪を取り除きます。凍結している場合は、エンジンを掛けたらエアコンをつけ、「デフロスター」に合わせましょう。5分もすれば溶けてくるはずです。「デフロスター」は、ダッシュボード中央のインストルメントパネルにある、扇型に温泉マークのような3本の矢印が描かれているので、きっとすぐにわかると思います。お湯をかけるという方もいらっしゃるでしょうが、熱湯は禁物ですよ。ガラスが破損する場合があるので、30度から40度程度のぬるま湯にしましょう。

そして、出発前に忘れてはいけないのが、屋根の雪を取り除いておくことです。というのも、ブレーキをかけたときに雪がドサッと目の前に落ちて、視界を塞いでしまうことがあるので、とてもキケンなんです!また走行中、道路に雪の塊が落下すると、後続車がそれをよけようとして、事故につながる可能性もあります。そんな点にも、十分注意を払うようにしてください!

今週は、「積雪時の注意」をテーマにご紹介しました。

◆ 交通事故の大きな原因は「過信」

2024/1/12 UP!

先週、「安全運転の基本」というテーマで、運転するにおいて、まず気を付けるべきポイントをご紹介しました。ただ、安全運転を実現するためには、ドライバーさんの心の中、意識を変えていくことも重要です。そこで今週は、「運転への意識を変える」をテーマに、お送りしていきたいと思います。

【交通事故の大きな原因は「過信」】1月8日(月・祝)

ところで、みなさんも毎日のように、全国各地で交通事故が発生し、死者や負傷者が出ていることを、ニュースなどで耳にしていると思います。

では、そうしたニュースを聞いた時、みなさんはどのように感じていますか?おそらく多くの人が、「自分はそんな事故を起こさない」「自分には関係ない」と思っていないでしょうか?

こうした、「自分は大丈夫」と思い込む「自己過信」は、実は、誰もが陥る心理です。というのも、常に交通事故のリスクに向き合い、不安な気持ちの中でクルマを運転するのは、非常に大きなストレスがかかります。そのため、リスクをある程度無視して、心理的に穏やかに過ごそうという意識が、自然に働いてしまうんだそうです。

しかしこの「自己過信」こそ、交通事故の大きな原因の一つといえます。何しろ、誰にでも起こりうる危険性を、自分には関係ないと、最初から無視してしまうんですから、教訓も何もあったものじゃありません。安全運転を心がけるなら、交通事故は自分も起こすかもしれない、と真摯に考えるようにし、
ハンドルを握ったら必ず交通ルールを守り、運転に集中するよう努めてくださいね。

【運転技術の過信も危険】1月9日(火)

今週は、「運転への意識を変える」をテーマにお送りしています。

きのう、「自分は交通事故を起こさない」という「過信」こそ、交通事故の大きな原因だというお話をしました。さらに、ドライバーさんが抱きがちな「過信」が、もう一つあります。それが、自分の運転技術への過信です。

世の中には、本当に運転が上手い人がいる一方、「自分は運転が上手い」と思い込んでいる人もいて、
それらは、全く意味が違うのはみなさんもお分かりだと思います。

最近では、クルマの性能が向上したため、少しぐらい無謀な運転をしても、クルマの方でトラブルになるのを防いでくれたりします。そんなクルマの性能を、自分の運転技術によるものと、あからさまに勘違いしているケースも少なくないようです。

実際、運転がうまいと過信している人は、傾向として、無理な運転や、無謀運転をするケースが多いんだそうです。例えば、スピードを出し過ぎたり、車間距離を詰めたり、スピードを十分に落とさずカーブに進入する・・・などです。確かに、そうした運転には、テクニックが必要かもしれません。でもそれは、公道を安全に走るための技術とは、違いますよね。

本当の意味での上手い運転とは、丁寧で落ち着きある運転で、周囲のクルマや歩行者などに配慮ができる、そんな運転ではないでしょうか。ぜひみなさんも、ご自身の運転技術を驕るのではなく、謙虚な姿勢で、安全運転に徹する姿勢を心がけてくださいね。

【安全運転は気持ちいい】1月10日(水)

「運転への意識を変える」をテーマにお送りしている今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。ところで、もちろんみなさんは、クルマを運転する時、交通ルールを守って、安全運転を心がけていると思います。でも中には、「安全運転は疲れるし、面倒くさい」などと、心の中でなんとなく思っている方、いらっしゃるかもしれませんね。

確かに、安全運転を徹底するには、安全確認する範囲も広いですし、注意するべき点も多く、警戒感も常に欠かせません。でも、そんな安全運転を、「面倒だから」と最初からあきらめてしまうのは、もしかしたら、もったいないことかもしれませんよ。というのも、安全運転に徹底して取り組んでみれば、
むしろ心地よい運転だと、感じられるかもしれないんです。

ただそのためには、しばらくの間、練習が欠かせません。どんな練習かといいますと、とにかく日頃から交通ルールを守り、安全な運転をしっかりと心がけていくんです。

例えば、「横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば、ちゃんと停まって道を譲ってあげる。」 「スピードを抑え、一時停止もちゃんと停まり、安全確認も徹底する」…。すると次第に、ルールを守ることが普通になって、イメージ通りに運転出来ていることが、楽しくなってくるそうなんです。ただ、これらを義務だと感じてやっていると辛くなるので、どこまで達成できるか、ゲーム感覚で挑戦するのもいいでしょうね。

交通ルールを守って運転するのが、楽しくて、気持ちいい。ぜひそんな感覚を、みなさんも味わってみてはいかがでしょうか。

【心理状況や体調も重要】1月11日(木)

今週お送りしているテーマは、「運転への意識を変える」です。

安全にクルマを運転するためには、心や体のコンディションが万全であることも、とても大切な要素です。イライラしていたり、体調が悪かったりすると、それが運転に悪影響を与え、事故を起こす危険性が高くなってしまいます。

例えば、待ち合わせの時間に遅れそう・・・など、急いだり、焦ったりしている状況はよくありません。小さなことでイライラしてしまいがちで、冷静な判断ができなくなったり、相手を思いやる余裕が失われたりします。その結果として、スピードの出し過ぎや、一時停止の無視、追い越しや車線変更を繰り返す、といった危険で自分本位な運転につながりやすくなります。

そんなことにならないためには、まず、時間にゆとりを持つことが大事です。渋滞が予想される時期や時間帯などは特に注意して、できるだけ早めに出発するようにしましょうね。

そして、疲れている時や体調がすぐれない時は、運転中に、注意力が散漫になり、判断力も低下。運転操作も鈍くなる可能性があります。睡眠を十分に取るなど、普段から体調管理を徹底して、常にベストコンディションでハンドルを握れるように心がけましょう。

道路交通法でも、疲れがひどいときや、病気で体調を崩している時には、運転をしてはいけないと定めています。あまり体調がすぐれない時には、運転を控えるという判断も、必要ですよ。

【優先意識を主張し過ぎない】1月12日(金)

先週も少し触れましたが、事故全体の半数以上が、交差点とその付近で発生しています。交差点には、さまざまな方向からクルマや歩行者、自転車などがやってきて、直進や右折、左折…と、複雑に交差します。そんな交差点などで、スムーズに通行できるように定められているのが、「優先」のルールです。

でも、交差点内などでドライバーさんが、この「優先意識」を主張し過ぎるのも、実は、事故やトラブルの原因になることがあるんです。例えば、もし相手が優先関係を無視してきた場合、あなたも優先の原則にこだわっていると、事故につながる可能性がありますよね。

交通ルールは万能ではありません。実際の道路上には、交通規則では決められないさまざまな状況があります。その時々の交通事情に合わせて、臨機応変に、「お先にどうぞ」と相手に譲ることも大切です。「待ってあげる」「譲ってあげる」「止まってあげる」「よけてあげる」など、自分中心ではなく、相手を優先する運転を心がけることで、交通はスムーズになり、事故やトラブルも少なくなるはずですよ。

今週は、「運転への意識を変える」をテーマにご紹介しました。

◆ 安全運転の基本

2024/1/5 UP!

あけまして、おめでとうございます。
2024年最初の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」です。
今年も、安全で快適なカーライフをサポートする情報を、週替わりのテーマに沿って、ご紹介していきます!

【安全速度を守ろう】1月1日(月・祝)

さて、新年一回目にお送りするテーマは、「安全運転の基本」です!リスナーのみなさんは、「安全運転5則」ってご存知ですか?1980年、交通事故防止キャンペーンの一環で、ドライバーが守るべき5つの項目を警察庁が定めたものです。今週はそれを元に、いろいろなポイントをご紹介したいと思います。まず、「安全運転5則」の一つ目が、「安全速度を必ず守る」ということです。「法定速度」や「制限速度」という言葉はよく耳にすると思いますが、みなさんは「安全速度」の意味を、理解していますか?これは、その時その場の状況に合わせて、安全に走行できる速度のことです。

考えてみてください。制限速度が時速50キロの道路でも、大雨や雪、濃霧など、天候が荒れた時には、同じように50キロのスピードで安全に走るのは難しいですよね。また、子供が多く遊んでいる公園の付近では、子供が急に飛び出してくることを想定して、いつでも停まれるような速度で走ることが大切です。

ということで、いくら制限速度が時速50キロの道路でも、いつもそのスピードで走っていいということはありません!その場の状況に合わせて、安全に走行できる「安全速度」を常に意識して、思いやりのある運転をするように努めてくださいね!

【カーブの手前でしっかり減速】1月2日(火)

今週は、「安全運転の基本」をテーマにお送りしています。きょう注目するポイントは、「安全運転5則」の二つ目、「カーブの手前でスピードを落とす」です。

普段、みなさん何気なく通行しているかもしれませんが、実は、カーブにはいろいろな危険性が潜んでいます。例えば、カーブは見通しが悪いところも多いので、曲がった先に、前のクルマが停まっていたり、歩行者が路肩から出てきたりと、予測できない事態が発生することがあります。

また、スピードを出し過ぎていると、遠心力でカーブを曲がりきれず、対向車に衝突したり、道路から飛び出したりして、重大な事故につながる可能性もあるんです。

そこでカーブを安全に曲がるためには、カーブの手前で、十分に速度を落とすことがポイントです。しかしカーブへ減速せずに進入し、途中で速度が速すぎることに気づいて、慌ててブレーキを踏み足すこと、みなさんはありませんか?また、カーブの最初からずっと踏みっぱなし、という人がいるかもしれませんね。でも、クルマはカーブの途中でブレーキを踏むと、車体が不安定になりやすく、スリップにつながる可能性があるんだそうです。

ということで、カーブへ入る前にブレーキを踏む時は、「これくらいで大丈夫」と思うスピードより、
もう少し速度を落とすよう、心がけてみてください。特に下り坂では、どんどん速度が上がってしまうので、「遅すぎる」と感じるぐらい、しっかり減速するようにしましょうね。

【交差点ではしっかり安全確認】1月3日(水)

きょう注目するポイントは、「安全運転5則」の三つ目、「交差点では必ず安全を確かめる」です。

私たちのすぐ身近に、たくさんある交差点。ふだんあまり注目することがないかもしれませんが、あらゆる方向から、人や自転車、クルマ、バイクなどが行き交う場所だけに、実は通行するのに、非常に注意を払わなければいけない場所なんです。

警察庁の統計によりますと、令和4年に全国で発生した、30万839件の交通事故のうち、交差点内や交差点近辺で発生した件数は、17万665件だったそうです。その割合は、56.7%。実に半数以上が、交差点内やその近辺で発生しているんです。こうした交差点での事故を防ぐために欠かせないのが、一時停止の標識や表示がある場所では、必ず停止線で停まって、安全確認を行うことです。また、標識や表示がない場合でも、できるだけ一時停止して、安全を確認するようにしましょう。

そして「クルマが来ることはないだろう」とか、「相手が道を譲ってくれるだろう」、「歩行者が飛び出すことはないだろう」など、自分勝手な思い込みで運転する「だろう運転」は、事故を起こす大きな原因となります。日頃から、危険を予測しながら運転する、「かもしれない運転」を心がけ、常に確実な安全確認をお願いします!

【歩行者の安全が第一】1月4日(木)

「安全運転の基本」きょうピックアップするのは、「安全運転5則」の四つ目、「一時停止で横断歩行者の安全を守る」です。

みなさんは、クルマを運転中、前方の信号のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている時、どうしなければいけないか、ご存知ですよね?そう、横断歩道の手前で停止して、歩行者に道を譲るのが法律で定められたルールです。

最近では、この歩行者優先のルール、だいぶ浸透してきたようで、横断歩道の手前で停止するクルマを、よく見かけるようになってきました。

ただ歩行者優先のルールは、これだけじゃありませんよ。例えば、前方の横断歩道に、明らかに歩行者がいない時以外は、その手前で停止できるように速度を落とし、走行しなければいけないんです。もちろん、歩行者が横断を始めたら、その通行を妨げてはいけません。さらに言えば、横断歩道がない交差点や、その付近を歩行者が横断してくるような時でも、一時停止や徐行をして、歩行者の通行を妨げないようにすることが、道路交通法で定められています。

もちろん、歩行者側も交通ルールを守らなければいけませんが、道路上の歩行者たちを守るのは、ドライバーの務めです。常にその動きに気を配り、安全な通行を確保してあげてくださいね。

【飲酒運転は絶対にダメ】1月5日(金)

「交通安全の基本」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。きょうお話するのは、「安全運転5則」の五つ目、「飲酒運転は絶対にしない」です。

年末にも飲酒運転の危険性については、じっくりお話ししましたが、1月も新年会シーズンということで、お酒を飲む機会が多いかもしれませんね。でも改めて、お伝えしておきます。

飲酒運転は、絶対にしてはダメですよ!

飲酒運転は、重大な交通事故につながりかねない、極めて悪質で危険な犯罪行為です。どんなに少量の飲酒でも、アルコールは確実に運転に影響を及ぼします。「自分は大丈夫」という過信が事故を招くということを、決して忘れてはいけません!

そして、飲酒運転で罰せられるのは、本人だけではありませんよ。クルマを運転する人にお酒を提供するほか、飲酒運転をする可能性のある人にクルマを貸したり、そのクルマに同乗したりした場合も、厳しい罰則が科せられます。ぜひみなさん一人ひとりが、「飲酒運転を絶対にしない、させない」
という強い気持ちを持って、飲酒運転を根絶していきましょう!

今週は、「安全運転の基本」をテーマにご紹介しました。

◆ 冬場の高速道路で注意すること

2023/12/29 UP!

いよいよ今年も、押し詰まってきましたね。この年末年始、みなさんはどのように過ごされるご予定ですか?中には、帰省や旅行、レジャーなどを目的に、高速道路で遠出されるという方も、たくさんいらっしゃるでしょう。でも、冬場の高速道路って、突然雪が降るなど、普段とは違った問題も起こりがちですよね。寒冷地の運転に慣れている方ならまだしも、慣れていない方にとっては、いろいろな注意しなければいけないことがあるものです。

そこで、年内最後のテーマとなる今週は、「冬場の高速道路で注意すること」を取り上げ、さまざまなポイントをご紹介していきたいと思います。

【冬の高速道路で欠かせない準備】12月25日(月)

先週の「クルマの冬支度」の中でも触れましたが、まず何といっても大切なのが、冬用タイヤなどの用意ですね。冬用タイヤを履いていれば、余ほどのことがない限り、雪が降ってもだいだいの場所は通行することができます。冬用タイヤでない方は、タイヤチェーンの用意をお忘れなく。

ただ、冬用タイヤを履いていても、走行できないケースがあります。それは「大雪特別警報」や「大雪に対する緊急発表」が出されるような、異例の大雪が降った時です。そんな時には、4輪すべてが冬用タイヤであっても、チェーンを装着しないと走行できない、「チェーン規制」がおこなわれることがあります。

そのため、冬の高速道路、特に寒冷地をドライブするような時は、冬用タイヤの装備はもちろん、必ずチェーンを携行してくださいね。

【高速道路で凍結に気をつけたい場所】12月26日(火)

「冬場の高速道路で注意すること」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

冬場、高速道路で特に注意したいのが、スリップの危険性のある、凍結しやすい場所です。高速道路は、その特性上、どうしても凍結が発生しやすい場所があります。二日目の今朝は、その辺りをチェックしておきましょう。

まずその一つと言えるのが、橋や陸橋の上です。下も空中なので、風通しが良く、冷えやすい。それに、道路が地上と接していないので、地面からの熱の影響も受けず、凍結しやすいんです。

また、高速道路に多いトンネルの出入り口付近も要注意ポイントです。トンネルの出入り口も、強い風に吹かれやすく、日陰になっていることも多いため、凍結しやすくなります。さらにトンネルの中は、路面が乾いているので、ついスピードを出しがちです。しかしそのままのスピードでトンネルを出ると、急に路面の状態が変化し、スリップする恐れがあるので十分気を付けましょう。

そして高速道路は、山あいを通る区間が多いので、日陰になっている所が少なくありません。そうした場所は、雪や氷が溶けにくく、アイスバーンになっていることもあるので気を付けてください!

加えて、滑りやすい冬場の路面では、スピードの出し過ぎは非常に危険です。特に長い下り坂は、知らないうちにスピードが出てしまうので、スピードと、前のクルマとの車間距離には十分注意しましょう!

【路面の状況は時間と共に変わる】12月27日(水)

きのうは、高速道路で特に凍結しやすい場所について、ピックアップしましたが、凍結については、時間の経過による変化にも、注意を払わなければいけません。

例えば、要注意なのが朝晩の時間帯です。

昼間は、路面が濡れているだけの状態の場所でも、夜になって気温が下がると、凍結する可能性があります。「昼間は大丈夫だったから・・・」と過信することなく、同じ場所でも、夜間などは十分に気を付けて通行してくださいね。

そして積雪がある場合も、その路面の状況は、刻々と変化します。まず、積もった雪が踏み固められてできる「圧雪」は、雪が積もったばかりよりも、滑りやすくなるので注意しましょう。

一方、気温が高い時には、降った雪が溶けて水分を多く含んだシャーベット状態になります。この状態では、溶けかけた雪にハンドルが取られて、やはり滑りやすくなるので、慎重に運転するようにしてくださいね。

また、雪が溶けた水が再び凍ると、さらに滑りやすいアイスバーンと呼ばれる状態になります。中でも注意しなければいけないのが、道路表面に薄い氷が張って黒く見える、「ブラックアイスバーン」です。このブラックアイスバーンは、一見すると、路面が濡れて黒くなっているだけに見えるため、凍っていることに気が付かないことが多いんです。そのため、路面が黒く見える時には、「凍結しているかも!?」と考え、細心の注意を払って通行してくださいね!

【除雪車は追い越さない】12月28日(木)

「冬場の高速道路で注意すること」をテーマに、今週はお送りしています。ところで、寒冷地の高速道路を走行していると、出くわすことがあるのが、除雪車です。首都圏では、あまりお目にかかれないと思いますが、道路の雪を取り除き、凍結しないように凍結防止剤を散布するなどの作業を行っています。

そんな除雪車ですが、数台で斜めに並んで車線をふさいだり、時速50キロ以下の低速で走行したりしていて、出会えば、やきもきすることがあるかもしれませんね。でも、作業中の除雪車は、なるべく追い越さないようにした方がいいでしょう。

というのも、除雪車が巻き上げた雪や、凍結防止剤が飛んで来て、ボディに当たることがあるんです。そして凍結防止剤がボディに付着すると、サビの原因になることもあります。また作業中の除雪車の周りは、雪が舞って視界が悪くなっていますし、追い越した先は、路面状況が急に変化するので、うかつに追い越すのは危険です。

ということで、追い越しや追い抜きはせず、車間距離を十分に取って、除雪車などの後を走行した方が無難です。ちなみに除雪車は、一定時間ごとに作業を中断して、後続のクルマが走行できるよう、道路脇の退避場所などに避けてくれることがあります。その時は、安全に十分気を付けて、追い抜くようにしましょうね。

【情報収集をしっかりと】12月29日(金)

冬場、特に雪道の高速道路を走行する時には、事前の情報収集がとても大切です。天気予報や、交通情報などはもちろん、ネクスコなど道路管理者のホームページやSNSでは、大雪に関する情報や、通行止めの予想される区間などが案内されていますので、お出かけ前に必ずチェックするようにしましょうね。

そしてお出かけ中も、こまめに情報を収集することが大切です。インターチェンジの手前や、料金所入口、高速道路上にある「情報版」では、交通情報などがお知らせされています。また、AMラジオで聞くことができる「ハイウェイラジオ」でも、5分ごとに更新された多くの情報が得られますので、積極的に活用して欲しいですね。

さらに、サービスエリアに設置してある「ハイウェイ情報ターミナル」でも、目的地までの交通情報や所用時間などが、分かりやすく表示されています。情報収集を怠らず、ゆとりを持った計画を立て、状況が悪くなった場合には、計画を見直すなど、より安全でゆとりあるドライブをお願いします!

今週は、「冬場の高速道路で注意すること」をテーマにご紹介しました。ぜひチェックして、年末年始のワンダフルなドライブ、どうぞ楽しんでくださいね!

◆ クルマの冬支度

2023/12/22 UP!

2023年最後の月も半ばをすぎ、週末には冬至を迎えます。この秋冬は、暖かい日が多かった印象ではあるものの、年が明ければ、やはり本格的な寒さの到来となるでしょう。そこで今週は、「クルマの冬支度」をテーマに、様々なポイントをご紹介していきたいと思います。

【冬のバッテリー上がりを防ぐ】12月18日(月)

まず、冬場に増えるトラブルが、バッテリー上がりです。これからの時期に多くなる、その原因とは何でしょうか?

実は、寒さが増すとバッテリーの性能は低下し、その実力を十分発揮できなくなってしまうことが挙げられます。というのも、バッテリーは外気温の影響を受けやすく、気温が低くなることで、バッテリーの容量も低下してしまうそうです。またバッテリーの化学反応が鈍くなり、充電効率も悪くなるといいます。

さらに、気温の低下はエンジンオイルの粘りを強めてしまいます。そのためエンジンをスタートするのに、抵抗が大きくなり、より多くの電気が必要となるんです。その他、寒い季節にエアコン暖房は欠かせませんし、日が短いためヘッドライトを使う時間も長くなるなど、電装品の使用量が増え、放電する量も多くなりがちです。

ということで、冬場のバッテリー上がりを防ぐためには、まずバッテリーの状態を点検してもらい、劣化している場合は、早めに交換することが重要です。また、平日など普段、あまりクルマに乗らないという人も、せめて1、2週間に1回程度は、1時間以上走行するなど、積極的にバッテリーを充電するように心がけてくださいね。

【冬用タイヤの点検】12月19日(火)

昨シーズンまでにスタッドレスタイヤを購入された方は、そろそろ、夏用タイヤからの交換を考えていらっしゃるかもしれませんね。でもその前に、キチンと確認してもらいたいのが、久しぶりに使用するタイヤの状態チェックです。

まずポイントとなるのが、摩耗状態。スタッドレスタイヤには夏用タイヤと同じように、溝の深さが1.6ミリ以下になると現れる「スリップサイン」という突起が、溝の中にあります。またその他に、スタッドレスタイヤの溝の深さが、新品の時の50%以下になると現れる、「プラットホーム」という突起も、溝の中にはあるんです。

「スリップサイン」が出たタイヤは、それ以上使用することは法律で禁じられています。これは夏用タイヤと同じですね。一方、「プラットホーム」が露出すると、スタッドレスタイヤは性能が大幅に低下し、雪道やシャーベット状態の路面でスリップする危険性が高くなってしまうんです。

そのためプラットホームは、冬用タイヤとして使用できなくなる目安となっています。プラットホームが表れていないか、シーズン中は定期的に、タイヤを点検するようにしましょう。

その他、タイヤゴムは時間が経つとどうしても劣化してゆきます。特に数シーズン使っている場合は、
表面にひび割れなどができていないか、丁寧にチェックしてみましょう。こうしたチェックで異常が見られた場合は、冬用タイヤを買い替えるタイミングです。お近くのカーディーラーなどで、交換するようにしてくださいね!

【タイヤチェーンの用意】12月20日(水)

「クルマの冬支度」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのう、冬用タイヤの交換前の点検についてご紹介しました。でも、雪がめったに降らない南関東では、冬用タイヤなどを用意するのは、やっぱりちょっとためらってしまう・・・という方も、少なからずいらっしゃることでしょう。

そこで、一般の夏用タイヤを使っている方は、イザという時に備えて、タイヤチェーンをあらかじめ用意しておくのがオススメです。というのも、近年の傾向では、雪が降るという予報が出ると、冬用タイヤやチェーンはあっという間に売り切れてしまい、手に入れることができなくなってしまいますからね。

そんなタイヤチェーンには、いろいろ種類があります。例えば材質では、大きく分けると「金属チェーン」と、ゴムやウレタンなどで出来た「非金属チェーン」があります。「金属チェーン」は、価格が安くて、駆動力が高いのが特徴。でも、走行するときの騒音や振動が大きいというデメリットがあります。対する「非金属チェーン」は、装着しやすく、走行中の騒音や振動が少ないのがポイント。ただし、価格はやや高めになります。

ところで、冬用タイヤを使っている方も、寒冷地にお出かけになる場合は、タイヤチェーンを用意していくようにしましょう。というのも、チェーン規制が行われると、冬用タイヤを履いていても、タイヤチェーンを携行していないと規制の対象に含まれ、通行できなくなることがあるからです。

タイヤチェーンのお求めは、お近くのカーディーラーのスタッフなどご相談くださいね。

【冬用ワイパーの用意】12月21日(木)

リスナーさんの中で、この冬、ウインタースポーツや旅行、帰省などで、雪の降る地域へお出かけされる方、もちろんたくさんいらっしゃることと思います。そうした方々は、冬用タイヤやチェーンなどの用意は済んでいるかもしれませんが、同時に冬用ワイパーへの交換も、強くオススメしますよ!

雨の日などに、クリアな視界を保ってくれるワイパー。

でも、雪の日にクルマを運転したことのある方ならお分かりでしょうが、一般的な夏用のワイパーでは、ガラスに付着した雪をしっかりふき取ることはできません。では、普通の夏用ワイパーと冬用ワイパーは、どんな所が違うのでしょうか?

通常のワイパーブレードでは、ゴムを支えるフレームの部分に雪が付着し、すぐに凍り付いてしまいます。そうなるとワイパーとしての機能が低下してしまい、雪を十分に取り除くことができなくなってしまうんです。

その点、冬用ワイパーのブレードは、フレーム部分が特殊なラバーで覆われていて、雪が溜まらず、凍らないようになっています。そのため通常の雨を取り除く働きに加えて、ガラスに付着した雪をかき分け、視界をクリアーに保つことができるんです。

この冬、寒冷地にお出かけの予定がある方は、ぜひ冬用ワイパーのご用意を、忘れないでくださいね!

【下回りの防錆コーティング】12月22日(金)

「クルマの冬支度」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

きのう、冬用ワイパーについてご紹介しましたが、雪の多い地域を運転する予定があるなら、検討して頂きたい整備があります。それが、下回りの防錆コーティング、つまりサビ止めです。

みなさんご存知の通り、クルマには鉄が多く使われています。そんなクルマにとっての大敵は、塩水。
海辺を走り海水などにふれると、すぐにサビが広がってしまいます。では山あいといった、雪の多い地域のどこに塩があるかといいますと、雪や氷を溶かすために道路にまかれている「融雪剤」が、そうなんです。実は融雪剤の主な成分は、塩化カルシウムや岩塩など。コレ簡単にいうと、「塩」なんです。
つまり融雪剤で溶けた雪解け水は、塩水そのもの。そこをクルマで通過するたびに、下回りやボディに濃い塩水を浴びることになるんです。

そこで、下回りを防錆コーティングしておけば、サビの発生を防ぎ、広がるのをくい止めてくれます。
また、はねあげた石などによるキズを防止する効果もあるんですよ。そんな、愛車に頼もしい防錆コーティングをご希望の方は、ぜひお近くのカーディーラーなどにお問い合わせください。

今週は、「クルマの冬支度」をテーマにご紹介しました。

◆ 飲酒運転は絶対にしない

2023/12/15 UP!

今年は忘年会をするという職場が、4年ぶりに過半数を超えるらしく、年末はあちこちで、お酒を飲む場が盛り上がりそうですね。それに伴って、改めてお伝えしておきたいのが、飲酒運転は絶対にしてはいけない!ということです!きのうから「冬の交通安全運動」が始まっていますが、その中でも「飲酒運転の根絶」は、「重点目標」の一つに挙げられています。

そこで今週は、「飲酒運転は絶対にしない」をテーマに、様々な注意点などを今一度、取り上げていきたいと思います。

【飲酒運転は絶対ダメ】12月11日(月)

みなさんは当然ながら、「飲酒運転はいけないこと」というのは、よく分かっているはずだと思います。にも関わらず、「事故を起こさなければ大丈夫だろう」とか、「すぐそこまでだから、問題ないよ」などと身勝手に考えて、安易な運転から重大な事故を起こしてしまうケースが、未だに後を絶ちません。では、飲酒運転はなぜ危険といわれるのでしょうか?

例えば、こんなデータがあります。警察庁によりますと、2021年に発生した飲酒運転による交通事故件数は、2198件でしたが、飲酒していない場合に比べて、死亡事故に至る確率は、およそ9倍も高くなっているんだそうです。この数字を聞いただけでも、飲酒運転は、人命を奪う事故に直結する、きわめて悪質で、危険な犯罪だということが分かりますよね。

ということで、改めて「飲酒運転は絶対にしない、させない」を徹底し、ドライバーさんはもちろん、周囲のみなさんも、飲酒運転の根絶にご協力ください!

【飲酒運転の処分と罰則】12月12日(火)

飲酒運転は、きわめて悪質で、危険な犯罪です。それだけに厳しい処分や罰則が定められているのは、ご存知の通りです。今朝は、その辺りを、改めて確認しておきましょう!

まず、飲酒運転には、大きく分けると二つの段階があります。それが、「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」です。

まず「酒気帯び運転」というのは、呼気の中のアルコール濃度が、1リットル当たり0.15ミリグラム以上含まれている状態です。さらに、アルコール濃度が、0.25ミリグラム以上になると、より重い処分が下されることになります。「酒気帯び運転」の罰則は、3年以下の懲役、または50万円以下の罰金です。違反点数は、アルコール濃度が0.15ミリグラム以上、0.25ミリグラム未満なら、
13点で、90日間の免許停止。アルコール濃度が0.25ミリグラム以上の場合は25点で、一発で免許取り消しです。

一方の「酒酔い運転」というのは、呼気に含まれるアルコールの濃度は関係ありません。酒に酔って、正常な運転ができない状態であれば、「酒酔い運転」ということになります。「酒酔い運転」の罰則は、5年以下の懲役、または100万円以下の罰金。違反点数は35点で、もちろん即免許取り消しです!

そして飲酒運転をする可能性がある人にクルマを貸したり、お酒を提供したりした場合や、また同乗した場合にも、厳しい罰則が科せられます。みなさん、その重さ、改めて認識しておきましょう!

【お酒が体にもたらす影響】12月13日(水)

「飲酒運転は絶対にしない」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

云うまでもなく、重大な事故につながりやすい飲酒運転。今ではドライバーさんだけでなく、誰もがよく分かっていることです。では、アルコールを摂取するとなぜ事故を起こしやすくなるのか、皆さんは、ご存知でしょうか?

まずアルコールを摂取すると、血中のアルコール濃度が高くなります。すると脳内の、理性や判断をつかさどっている大脳皮質という場所にある、それらの活動をコントロールしている「網様体(もうようたい)」という部分が、麻痺した状態になってしまうんです。

そうなれば、安全運転に必要な情報処理能力や注意力、判断力などが低下してしまいます。その結果、気づかずにスピードを出しすぎたり、ハンドルさばきが雑になったり、といったことが起こりやすくなり、また危険を発見しても、とっさの対応が難しくなります。さらに、運動をつかさどる神経も麻痺しているため、ハンドル操作やブレーキを踏むのが遅れがちになるうえ、体の平衡感覚も乱れているので、真っすぐに走れず、蛇行運転をしたりします。それにより、信号無視や、カーブを曲がりきれなくなるほか、歩行者の見落とし、ハンドル操作の誤り、ガードレールや電柱への衝突などから、重大な事故へつながってしまう訳です。

これは、その人がお酒に強い、弱いは関係ありません。また、ほんの少ししか飲んでいなくても、アルコールは必ず脳に影響します。ということで、何度も云います。お酒を飲んだら、絶対にクルマを運転してはいけませんよ!

【飲酒運転に関する間違い情報】12月14日(木)

今週お送りしているテーマは、「飲酒運転は絶対にしない」です。

ところで、飲酒運転に関連して、「都市伝説」ともいえる間違った情報が、もう長く、世の中には蔓延、横行しているようです。今朝は、そうした情報についてチェックしてみようと思います。

まずよく耳にするのが、飲んだあと、「少し仮眠を取れば大丈夫!」というもの。でもコレ、実は大間違いなんです。

アルコールは分解するのに、意外と時間がかかるもの。例えば、ビール500ミリリットルに含まれるアルコールを分解するのにかかる時間は、体質や体格などにもよりますが、4時間から5時間とされています。しかも、眠っている間は、アルコールを代謝するスピードが、より遅くなるんです。1時間や2時間仮眠したからといって、アルコールが抜けることは、絶対にありませんよ!

その他、「シャワーや熱いお風呂に入ると、アルコールが抜ける」なんて話も、よく聞きますよね。
しかしこれも、まったく医学的な根拠はありません。むしろ、お酒を飲んで熱いお風呂やシャワーに入るのは、脱水状態になって、悪酔いや血行障害を起こす可能性があります。危険ですので、控えるようにしてください。

そして「自分はお酒に強いから、少しぐらい飲んでも大丈夫!」と豪語する人、皆さんの周りにも、まだいるかもしれませんね。でもそれも、単なる酒好きの思い込みにすぎません。どんなにお酒に強いという人であっても、少しでもアルコールを摂取すると、脳へ確実に影響をもたらすことが、様々な実験や調査で明らかになっているんです。酒豪を自負している方、その点、くれぐれも勘違いしないでくださいね。

【飲んでいるのに酔ってない?】12月15日(金)

「飲酒運転は絶対にしない」がテーマの今週ですが、ところで、お酒を飲めば酔っぱらうというのは、云わずと知れた当たり前のことですよね。ところが中には、お酒を飲んでいるのに、酔っていないように感じる時がある、というケースがあります。最終日の今朝は、そんな例について取り上げてみたいと思います。

例えば、お酒を飲んだ直後がそうです。私たちは、お酒を飲んでも、すぐに酔う訳ではありません。
アルコールが体内に吸収されて、脳に到達するまでには、しばらく時間がかかるものです。そのため飲んだ直後、大丈夫そうに感じてクルマを運転してしまうと、その数十分後には、必ず酔いが回ってきます。お酒を飲んだら、その時は平気であっても、絶対に運転してはいけませんよ。

また、長い時間飲んでいる場合も、酔っていると感じなくなっていくことがあるといいます。というのも、お酒を飲み続けているうちに、アルコールの作用に、体が慣れてきてしまって、酔っているという自覚症状が薄れていってしまうんです。飲んだ時の、「自分は酔っていない」という感覚ほど当てにならないものはない、と日頃から認識しておくことが、何より大切です。

ということで、改めて「飲酒運転は絶対にしない、させない」を、みなさんも再度、徹底するようにしてくださいね!

今週は、「飲酒運転は絶対にしない」をテーマにお送りしました。

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