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◆ バスの周りでは注意

2023/9/29 UP!

道路上では、乗用車やトラック、そして工事関係の特殊車両など、さまざまなクルマが走っています。そんな中でも、今週注目したいのが、バスです。というのも、バスは大勢のお客さんを乗せていますし、車体も大きいので、その周囲を走行する際、注意しなければいけないことが色々あるんです。

ということで今週は、「バスの周りでは注意」をテーマに、その重点ポイントを取り上げていきたいと思います。

【停留所でバスが右ウインカーを出したら】9月25日(月)

まず、みなさんに問題です。

前方の停留所に、バスが停車しています。近づいた時、右のウインカーを出しました。みなさんは、どうしますか?

正解は……、そう、バスに進路を譲るために減速などし、追い越してはダメということ。それは、まだバスが動き始めていなくてもですよ。

ところが町なかでは、バスまで距離があるにも関わらず、加速して強引に追い越していくクルマをよく目にします。ご存知ない方いるかもしれませんが、発車の合図を出しているバスを、追い越すなどして妨害するのは、れっきとした道路交通法違反です!「乗合自動車の発進の保護」違反ということで、取り締まりを受ける可能性があって、その場合、反則金6000円、違反点数は1点となります。ただし、急ブレーキや急ハンドルをしなければいけない状況では、別です。

発進しかけているバスを妨害すると、バスが急ブレーキをかけ、車内の乗客が転倒、大ケガする可能性があり、大変危険です。ドライバーのみなさん、バスには、子供からお年寄りまで、たくさんの人が乗っているということを常に意識して、日頃からバス優先のルールを守ってくださいね。


【バス専用・優先レーンについて】9月26日(火)

ところで、都市部の道路などで見かけることのある、「バス専用」レーンや、「バス優先」レーン。みなさんは、その違いとルール、ちゃんと覚えていますか?二回目の今朝は、そのバスレーンについて再確認しておきましょう。

まず、「バス専用」レーンの場合は、自転車などの軽車両や、原付きバイクなどを除いて、クルマは原則、通行してはいけないことになっています。

でも、「バス専用」レーンは、一番左側の車線に設定されていることが多いですよね?では、交差点を左折したい時は、どうしたらいいと思いますか?実は、交差点を左折などするために、一時的に「バス専用」レーンを走ることは、認められているんです。また、工事や事故、駐車車両などでやむを得ない場合も、例外として通行してもいいことになっています。

では一方、「バス優先」レーンの場合はどうでしょうか?こちらは、一般のクルマも走行することができますが、路線バスなどが近づいてきた時には、速やかにそのレーンから出なければいけません。もし道路が混雑していて、バスが近づいてきてもスムーズにそこから出られないと思われる時には、初めから「バス優先レーン」を走ってはいけないことになっているんです。

バスのスムーズで安全な運行のため、ドライバーのみなさん、ルールをしっかり守って運転してくださいね!

【乗降中のスクールバスを追い抜く時は】9月27日(水)

ここで、みなさんにひとつ問題です。

道路の前方に、幼稚園のスクールバスが停車して、先生の誘導で、園児がバスから降りている状況とします。走行中のみなさんは、その横を追い抜く時、どのようにしますか?

何も気にせず、そのままのスピードで通過しますか?それとも、徐行して安全確認する?はたまた、一時停止したのち安全を確認しますか?

正解は……、徐行して安全確認をしなければいけない、でした。

道路交通法では、児童や幼児などが乗り降りするために、ハザードランプを点けて停車しているスクールバスの横を通過する時は、徐行して安全確認することを義務付けているんです。というのも、バスの陰から、急に子供たちが飛び出してくるかもしれませんからね。そういった事態も想定しながら、安全確認しつつ、何かあったらすぐ停車できるように、「徐行」することが求められているんです。

ただ、日本では、一時停止までは求めていませんが、アメリカでは、停止したスクールバスを追い抜くこと自体が禁止されています。それだけバスの陰からの飛び出しは、事故の危険性が高いということですね。

大人から見ると、子供たちは予想できない動きを取ることがあります。子供たちを事故から守るため、スクールバスの周辺では、想像力をはたらかせて、特に慎重な運転をお願いします!

【停車中の路線バスの死角にも注意】9月28日(木)

きのう、園児や児童が乗り降りしているスクールバスの側を通過する時には、徐行して安全確認しなければいけない、というお話をご紹介しました。でも、注意しなければいけないのは、スクールバスに限った話ではありません。それは、路線バスなどでも同じことです。

バス停に停車中の路線バスは、発進の合図のウインカーが出ていなければ、もちろん追い抜くことができます。しかしその時、走行の流れのまま、ただ横をすり抜けて、何の注意も払わないというのは、とても危険です。

というのも、バスを降りた乗客が、道路の反対側に渡ろうとするなどして、バスの陰から道路に飛び出してくることがあるからです。そのため路線バスを追い抜く時には、バスの前に出る直前で、減速や一時停止するなどして、歩行者がいないかを確認することが大切です。

また歩行者が飛び出してくるのは、左側からだけとは限りませんよ。停留所にバスが停車していると、反対側の歩道から、バスに乗ろうと歩行者が道路を横断してくることも考えられます。さらに片側一車線の道路などでは、反対車線に停車したバスにも要注意。やはりその死角から、歩行者が出てくる可能性があるんです。

多くの人が乗り降りするバスの周辺には、それだけあらゆる危険が潜んでいます。みなさんも周辺を通過する時は、常にそういった意識をアタマに入れて、慎重に運転するようにしてくださいね。

【周りのクルマもオーバーハングを意識しよう】9月29日(金)

今週のテーマは「バスの周りでは注意」ですが、ところでみなさんは、「オーバーハング」という言葉を耳にしたことがありますか?これは、バスやトラックなどの車体が長いクルマを運転する際に、気をつけなければいけないとされているポイントの一つです。

オーバーハングとは、タイヤの中心から外側にはみ出した車体の部分を指す用語です。

クルマの前輪から車体の前面までを、フロントオーバーハング。後輪から後ろにはみ出した部分を、リアオーバーハングとも呼びます。ただ、単にオーバーハングといった場合、リアオーバーハングのことを差すケースが多いようですね。

では、このオーバーハングの何が問題なのかといいますと、交差点などを右左折する時に、後方のオーバーハングが、反対車線や隣の車線にはみ出してしまうことがあって、対向車や後続車などが、それに接触する危険性があるんです。

大型車のドライバーさんは、みなさん、そのことをよく分かったうえで、十分注意しながら運転されています。同時に、周りのドライバーさんも、そのことを理解して、右左折するバスには、不用意に近づき過ぎないことが大切です。

例えば、片側1車線の道路で右折待ちしているバスが右折を始めた途端に、後ろから無理矢理左側をすり抜けようとするような運転は、接触の危険性がありますので、絶対にやめましょう。

今週は、「バスの周りでは注意」をテーマにご紹介しました。

◆ 高齢者の交通事故を防ぐ

2023/9/22 UP!

千葉県内で、65歳以上の人口は、去年4月1日時点で、約174万人。総人口およそ631万人に占める割合は、27.5パーセントに達しています。すでに4人に1人以上が、高齢者という状況です。今後は、さらに高齢化が進んでいくとみられ、2030年には、およそ30パーセントに達すると予想されています。そうなると心配なのが、高齢者が関係する交通事故の増加です。

そこで今週は、「高齢者の交通事故を防ぐ」をテーマに、様々なポイントを、取り上げていきたいと思います。

【高齢者の死亡事故が多い】9月18日(月・祝)

きょう9月18日は、「敬老の日」ですね。まず今朝は、千葉県を例に、高齢者の交通事故の発生状況などをチェックしておきましょう。

2022年に発生した「高齢者が関係する交通事故」の発生件数は、前の年よりやや増えて4779件でした。ただし、死者数や負傷者数は、いずれも前の年より減少したそうです。

ただ、減ったからと、喜んでばかりもいられません。というのも、交通事故による高齢者の死者数は、全死者数の51.6パーセント、つまり5割以上を占めており、ここ数年では、ほぼ横ばいの状態なんです。人口のおよそ4分の1である高齢者が、交通事故の死者数の半分以上を占めているんですから、この比率はあまりに大きすぎますよね。

では、そうした高齢者の交通事故を防ぐために、私たちは、日頃からどんなことに気を付けたらいいんでしょうか?そのあたりを、明日以降、いろいろ取り上げていきたいと思います。

【高齢歩行者の傾向】9月19日(火)

きのう、千葉県内の交通事故による死者数の半分以上を、高齢者が占めているというお話をしました。では、高齢者はどんな状況の時に、そうした死亡事故に遭っているのでしょうか?

圧倒的に多いのが、歩行中です。続いて、クルマの運転中で、3位が自転車の運転中、そして4位が二輪車、つまりバイクの運転中と続きます。この順位は、ここ数年、変わっていません。

では、クルマを運転する側のドライバーさんは、高齢の歩行者を守るために、普段どんな所に気を付けて運転するべきなんでしょうか?

まず、高齢の歩行者が最も事故に遭っている歩行中で、いちばん多いのが道路の横断中です。高齢の方は、歩くスピードが遅くなるほか、走ってくるクルマの速度や距離を見誤った状態で、道路の横断を始める傾向があります。そのため、横断歩道がある場所はもちろんですが、歩行者の横断が禁止されていたり、歩行者用の信号が赤信号の時であっても、道路を横断してくる高齢者がいるかもしれないと考え、十分な注意を払ってくださいね。

また夜間においては、ヘッドライトが照らしにくい道路の右側から横断してくる歩行者がいないか、
しっかり注意を向けることも大切です。

クルマが接近しているのは、高齢の歩行者にも見えているはず…などと勝手に思い込むのは、非常に危険だということ、みなさんも常に意識しておいてくださいね。

【高齢の歩行者に向けて】9月20日(水)

このコーナーでは普段、ドライバーさんの目線から、注意点などお話することが多いんですけど、今朝は、高齢の歩行者の方々に向けて、その立場から、交通事故に遭わないためのポイントを、お話ししたいと思います。

まず、高齢の歩行者が交通事故に遭うのは、自宅から半径500メートル以内という、徒歩圏のご近所が多いそうです。そこで、たとえ歩き慣れた道であっても、気を抜いたりせずに、クルマや自転車には十分注意してくださいね。

特に、道路を横断する時には、近道だからと、横断歩道など何も無い道路を渡るのは危険です。少し遠回りになるような場合でも、横断歩道がある場所を渡るようにしてください。そして横断歩道を利用する際も、手を挙げたり、クルマのドライバーさんと目を合わせたりするなど、道路を渡ろうとしていることを、分かりやすく伝えるように心がけてくださいね。クルマのほうで自分に気づいて、「止まってくれるだろう」と一方的に思い込むのは、とても危険ですよ。

信号がある場所でも、信号が変わりそうなら、無理は禁物です。次の青信号まで、1回待つゆとりを持ちましょう。

そして、早朝や夕方、夜間などは、明るい色の服装を心がけて、できるだけ反射材を身に付けるようにしてくださいね。また、なるべく明るい場所を選んで歩くことも大切です。ご高齢の方のみならず、みなさんもお出かけされたら、周囲への注意を常に怠らず、十分気を付けるようにしましょうね。


【高齢ドライバーの傾向】9月21日(木)

近年、高齢のドライバーさんによる交通事故が、社会問題にもなっています。

では、高齢のドライバーさんが運転する場合、そんな方々は、どんなことに気をつけなければいけないのでしょうか?

まず、歳を重ねることによって、身体機能の低下があるという認識を、自分自身で持つことが大切です。例えば「動体視力」や「判断能力」そして瞬時に正しい動作を行う「反応能力」などの機能は、年齢とともに、確実に低下していくものです。「自分はまだまだ大丈夫」と思い込まず、その事実を受け入れて、ちゃんと認識するようにしましょう。

また、高齢のドライバーさんに多く見られるのが、「自分は、長年無事故で運転しているから心配無用」という大いなる過信や、そういった過去の経験にとらわれてしまうことです。そのため、「この交差点は、これまで人が出て来たことはないから、止まらずに通過しても大丈夫」などと、自分本位の運転に陥る傾向があるようです。そこで、たとえ走り慣れた道路であっても、今一度基本に立ち返ってルールを再確認し、改めて慎重な運転を心がけるようにしてくださいね。

そして最近では、衝突被害軽減ブレーキなどの先進安全技術で、安全運転を支援してくれる「セーフティ・サポートカー」など、通称「サポカー」も普及してきています。是非、そうしたクルマの利用も、積極的に検討してみてくださいね。


【#8080/安全運転相談ダイヤル】9月22日(金)

今週のテーマは、「高齢者の交通事故を防ぐ」です。

ところでみなさんは、「#8080(シャープ・ハレバレ)」/「安全運転相談ダイヤル」というものをご存知ですか?これは歳をとるにつれて感じるさまざまな運転への不安…例えば、視野が狭くなったり、体の動きが若い頃より鈍くなったり、物忘れが多くなった、運転中ヒヤッとすることがあったなど、そうした不安について、高齢者本人やそのご家族が、電話で相談できる窓口なんです。

♯8080(シャープ・ハレバレ)に電話すると、看護士などの医療系の専門職員をはじめ、専門知識の豊富な職員が対応してくれるそうです。これは全国どこからでも、この同じ番号で、その地域の安全運転相談窓口につながります。そして、歳をとることによる身体機能の低下を踏まえて、安全運転を続けていくために必要な助言や指導のほか、運転免許証の自主返納制度や、自主返納者に対する各種支援施策などについて教えてくれるんです。

ちなみに運転免許を返納すると、それに代わる公的な身分証明書として「運転経歴証明書」の交付を受けられます。また、タクシーやバスの運賃割引など、さまざまな特典もあるんです。

もし運転に不安を感じている方がいらっしゃるなら、まずは、こちらに相談してみてはいかがでしょうか。

今週は、「高齢者の交通事故を防ぐ」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉県のグランピング施設を楽しむ

2023/9/15 UP!

暑さが収まってきて、徐々に涼しくなってきたら、「キャンプに行きたいッ!」という方、結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?中でも、自分で道具を用意しなくても気軽にキャンプ気分を楽しめるグランピングは、今大人気ですよね。

そこで今週は、「千葉県のグランピング施設を楽しむ」をテーマに、話題のスポットをご紹介していきたいと思います!

【ETOWA KISARAZU】9月11日(月)

まず、今朝ピックアップするのは、木更津市の『ETOWA KISARAZU(エトワ木更津)』です。こちらは、2019年3月に統合されて使われなくなった旧木更津市立富岡小学校の跡地を活用。2022年12月にオープンした、アウトドアリゾートです。校舎内は、マーケットやカフェラウンジ、プレイルームなどが入り、校庭には巨大なファイヤーピットとバーベキュースペース、宿泊キャビンが並んでいます。

ディナーは豪快なバーベキューで、塊のままのお肉を、シェフが焼き上げてくれるそうです。また、120種類以上のドリンクも用意されていて、学校でお酒を楽しむという、ドキドキした非日常を体験することもできますよ。

こちらの施設では、人と人が「会って、話す」ことの価値を、コンセプトとして大切にしているそうです。そこで夜の時間も思い切り楽しめるように、チェックアウトが13時と、遅めに設定されています。夜更かししても、朝はバタバタせず、ゆっくり過ごすことができますね!

そんな「エトワ木更津」は、圏央道の木更津東インターからだと、5分ほどの場所にあります。


【CAMPGROUND BREEZE TATEYAMA】9月12日(火)

二日目の今朝ピックアップするのは、館山市にある、「CAMPGROUND BREEZE TATEYAMA(キャンプグラウンド・ブリーズ・館山」です。

こちらの施設、厳密にいうとグランピング施設とはちょっと違います。実は、キャンプ未経験者や初心者のための、道具付きのキャンプ体験施設なんです。

テントをはじめ、テーブルやイス、寝袋、マット、ランタン、食器、調理器具、さらにはバスタオルまで、人数分の必要な道具が全てそろっているので、手ぶらでキャンプが楽しめるんです。しかもレンタル品は、有名メーカーの最新モデルが揃っていて、満足のいくレベルが高いものばかり。

もちろん、自分のキャンプ道具を持ち込んでのキャンプも可能。オートキャンプ、ソロキャンプなど、スタイルに合わせてサイトを選ぶことができます。また、日帰りでバーベキューを楽しむこともできるそうですよ。

そして、目の前は館山のキレイな海!さすがにこの時期だと、海水浴にはちょっと遅いですが、ビーチコーミングや海に沈む夕日などは、十分楽しめます。ウォールペイントなどが設置されたフォトスポットもあって、素敵な写真が撮れそうですね。

そんな「キャンプグラウンド・ブリーズ 館山」は、富津館山道路の富津インターからだと、5分ほどの場所にあります。

【別庭 雫花】9月13日(水)

今朝も昨日に続き、館山市のスポットを取り上げてみたいと思います!その名は「別庭 雫花(しずか)」。

目の前に海を臨む、料理自慢の温泉旅館、「海の湯宿 花しぶき」に寄り添うように建てられた5つのヴィラが、この「別庭 雫花」。ヴィラは、スタンダードな「プライベートヴィラ」と、ゆとり設計の「ラグジュアリーヴィラ」の2つのタイプから選ぶことができます。どちらも、プライベートサウナと温泉の露天風呂付き。「くう、ねる、ととのう」を堪能できる極上の空間になっています。

こちら「雫下」での滞在は、1泊朝食付きが基本スタイル。夕食は、「花しぶきリゾート」の総料理長が腕を振るった限定コースを、オプションで予約することができます。例えば、ヴィラで、あわびや伊勢海老、厳選した牛肉など、贅沢なバーベキューを楽しめるほか、「花しぶき」で地魚満載の会席料理を味わうこともできるそうですよ。

その他にも、近隣での外食や、ヴィラへの食べ物の持ち込みもOKです。

そんな「別庭 雫花」は、富津館山道路の富浦インターからだと、およそ25分の場所にあります。

【農園リゾートTHE FARM】9月14日(木)

四日目の今朝は、香取市にあります、「農園リゾートTHE FARM(ザ・ファーム)」をピックアップしてみたいと思います。

「農園リゾートTHE FARM」は、「農のある暮らしをすべての人に」がコンセプト。施設内では、一年を通じて60品目、100種類以上の野菜を露地栽培していて、宿泊している人は、季節によって様々な野菜の収穫を体験することができるんです。

そして、気になるグランピング施設ですが、宿泊するのは、北欧のテントメーカー、「ノルディクス」の大型コットンテント。テントの中にはセミダブルベッドが2台にチェア、その他家具やエアコンなどが設置されているので暑い日はもちろん、寒い季節でも安心して宿泊できますね。

各テントが張られているウッドデッキには、屋根付きのテーブルセットが設置されていて、夕食はそれぞれ、迫力の1ポンドステーキがメインのバーベキューなどが楽しめますよ!

また、「かりんの湯」という温泉露天風呂も完備していて、満点の星空の下、さっぱりと疲れを癒すこともできます。

そんな「農園リゾートザ・ファーム」は、東関東自動車道の大栄インターチェンジから、旭・九十九里方面への県道、旧 東総有料道路を経由して、20分ほどの場所にあります。

【Glee Club】9月15日(金)

「千葉県のグランピング施設を楽しむ」がテーマの今週、最後にピックアップするのは、東金市にあります「Glee Club(グリー・クラブ)」です。

犬を飼っていらっしゃる方は、やっぱり、愛犬と一緒にグランピングに行きたい! と思われるでしょうね。「グリー・クラブ」は、そんな愛犬と楽しめる完全貸切のグランピング施設です。手作り施設のため、豪華なグランピングという訳にはいかないかもしれませんが、その分、“ワンちゃんファースト”で滞在が楽しめる、と人気になっています。

例えば、敷地内は周囲を囲まれているので、ワンちゃんはフリー状態で利用できます。思いっきり好きなだけ走り回れるくらい、広さも十分です。また、ワンちゃんと一緒に泳げる綺麗なプールも設置されています。そして、テントは冷暖房完備なうえ、バーベキュースペースは屋根付きなので、雨の日も安心ですよ!

そんな「グリー・クラブ」は千葉東金道路の小沼田インターから東金九十九里有料道路を経由して10分ほどで到着です。

今週は、「千葉県のグランピング施設を楽しむ」をテーマにご紹介しました。
お出かけの際は、その場の状況に合わせて自己判断でマスクを着用するなど、基本的な感染対策をお願いします。

◆ シートベルトを安全につかう

2023/9/8 UP!

先週は、チャイルドシートの大切さについてご紹介しましたが、大人にも、同じように大切なモノがありますよね? そう、シートベルトです。そこで今週は、「シートベルトを安全に使う」をテーマに、その重要性を再認識していきたいと思います。

【シートベルトを正しく装着】9月4日(月)
初日のきょうは、シートベルトの正しい装着の仕方について、改めて確認しておきましょう。

まず肩ベルトは、脇の下を通したりせず、肩にきちんと掛けてくださいね。そうでないと、事故の際、
上半身を拘束してくれないことがあるそうですよ。この時、肩ベルトが首に少しでもかかっていると、
首を傷める危険性があるので、こちらも気をつけてくださいね。

そして腰ベルトは、シートに深く腰掛けて、腰骨のできるだけ低い位置にぴったり着用します。もし、ベルトがお腹にかかっていると、万一事故になった場合、腹部が強く圧迫され、内臓を損傷する危険性があります。つづいて、金属のタング・プレートをバックルに差し込んだら、肩ベルトの下の方を持って、少し「キュッ!」と上に引き、体に密着させます。ベルトがゆるんでいると、十分な効果を発揮できませんからね。

あとは、全体にねじれやよじれがないか確認してください。ねじれがあるとベルトの幅が狭くなるため、事故の時の衝撃を分散できず、そこだけ強い力を受けて、思わぬダメージとなってしまう可能性があります。

みなさんもシートベルトを装着する時は、確実かつ丁寧にお願いします!

【後部座席でシートベルトをしない危険性】9月5日(火)

今週は、「シートベルトを安全に使う」をテーマに、お送りしています。

去年、警察庁とJAFが合同で行ったシートベルトの着用状況の全国調査によると、運転席や助手席では、一般道路・高速道路ともにどちらも96%以上の人が着用していました。ところが、後部座席での着用率は一般道路で42.9%、高速道路などで78.0%と、いずれも低い数字だったんです。

後部座席は、前の席のシートバックが目の前にあるので、守られている気がして、比較的、安全だと思ってしまうかもしれません。でも、事故の際には、いろんな危険性があるんです!

まずシートベルトをしていない本人が、交通事故の衝撃で、前の席や天井、ドアなどに叩きつけられることになります。そして体が固定されていないことで、窓ガラスを突き破るなどして、クルマの外へ放り出されることもあるんです。そうなれば、硬いアスファルトに叩きつけられたうえ、後続車にひかれることだって十分に考えられます。

そんなこともあって、後部座席でシートベルトをしていないで事故にあった場合、その致死率は、シートベルトをしている場合と比べて、高速道路でおよそ19.8倍、一般道路で3.2倍も高くなるんだそうです。さらに衝突の勢いで、後部座席の人が前のシートバックに激突すると、前の席の人がシートとエアバッグに挟まれて頭に大ケガなどを負い、命を落とすこともあるといいます。

シートベルトをすることは、自分の命はもちろん、前の席の人の命を守ることにもつながります。車内では全員が、シートベルト着用のルールを必ず守ってくださいね!

【妊婦さんのシートベルトについて】9月6日(水)

「シートベルトを安全に使う」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところでクルマに乗ったら、全ての座席でシートベルトの着用が義務付けられているのは、みなさんもちろんご存知だと思います。でも中には、体調やケガなどの影響で、シートベルトを着用するのが難しいケースもありますよね。例えば、妊娠中の女性も、そうでしょう。

実は道路交通法では、負傷や障害、妊娠などのため、シートベルトを着用することで具合が悪くなったり、療養上適当でなかったりするような場合は、シートベルトの着用が免除されることになっているんです。

でもこの交通ルール、「妊婦さんは絶対にシートベルトをしなくていい」と言っている訳ではないんです。安全上、シートベルトをした方がいいということは、変わりません。シートベルトをしないでもし事故に遭ったら、お母さんだけでなく、お腹の赤ちゃんにも大きな影響を及ぼすのは、間違いありませんからね。

とは言っても、妊婦さんがシートベルトを装着する際には、気をつけなければいけないポイントがあります。まず、シートに正しい姿勢で深く座り、腰ベルトはお腹のふくらみを避けて、下腹部の低い位置を通すようにしましょう。肩ベルトも、胸の真ん中を通し、お腹のふくらみを避けて、側面へ回すように装着します。

しかし、妊娠の状態は人や時期によって違いますので、シートベルトの着用が適当かどうかは、担当のお医者さんなどへ確認するようにしてくださいね。

【古いクルマの後部座席のシートベルトに注意】9月7日(木)

今週お送りしているテーマは、「シートベルトを安全に使う」です。リスナーさんの中にも、2010年ごろまでに作られた、少し古いクルマに乗っている方、結構いらっしゃると思います。そうしたクルマの後部座席のシートベルトには、実はちょっと変わった特徴があるのを、そんな皆さんはご存知だったでしょうか?

それは、シートベルトを一度全部引き出してしまうと、巻き取る方向にしか、ベルトが動かなくなるロック機能が付いているんです。それを解除するためには、ベルトを一度すべて巻き取ってしまう必要があります。

では、どうしてそんな仕組みが付いていたんでしょうか?

実は、チャイルドシートをしっかり固定するため、2000年から2010年ごろまでに製造された国産乗用車に限り付いていた、特別なものなんだそうです。

正しく使えば便利な機能ですが、一方、お子さんなどがシートベルトで遊んでいて、うっかり首に巻き付けてしまい、窒息するなどの事故が度々発生したんです。そのため現在販売されている新車に、このロック機能は付いていません。ただ、当時のクルマにお乗りで、もし、お子さんなどが後部座席のシートベルトを首などに巻き付けてしまった場合は、躊躇なくベルトを切断しましょう。その場合には、ハサミだと切れにくいことがありますので、水没時などの脱出ハンマーについているベルトカッターを使うのが便利です。イザという時に備えて、車内に用意しておくと安心できますよ。


そしてお子さんには、シートベルトで遊ばないよう、よく教えてあげてくださいね!

【シートベルトをつけるタイミング】9月8日(金)

今週は、「シートベルトを安全に使う」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げています。

もちろんみなさんは、クルマを運転するとき、シートベルトをしていると思いますが、ではその装着についてお聞きします。いつ、どのタイミングでつけていますか?エンジンなどを動かす前でしょうか? それともそのあとでしょうか?中には、クルマが走り出してから片手でシートベルトを装着しようと、
四苦八苦している人を見かけるケースもあります。

しかしそれでは、うまくバックルに差せなかった時、バックルの位置を確認しようとして、脇見運転にもつながりますし、ハンドル操作を誤る可能性だってあります。これらは、もちろん道路交通法違反です。走り出してからつけるのは、論外ということです!

では、正しいタイミングはいつなんでしょうか?

それは、エンジンなどをスタートさせる前です。というのも、エンジンなどをスタートさせれば、何らかの原因で、クルマが急発進する可能性がないとは言えません。万一に備えて、シートに座ったら先ずシートベルトをしましょう。おそらくみなさんも、自動車学校や教習所で、その順番で習っているハズ。習った手順には意味があるということです。今一度、基本から確認してみてはいかがでしょうか。

今週は、「シートベルトを安全に使う」をテーマにご紹介しました。

◆ 子供を守るチャイルドシート

2023/9/1 UP!

お子さんのいるご家庭では、おクルマに乗る時、もちろんチャイルドシートを利用されていると思います。チャイルドシートは、万一の事故の時に、お子さんの命を守る、いわば安全装置です。

そこで今週は、「子供を守るチャイルドシート」をテーマに、さまざまなポイントをご紹介していきたいと思います。

【子供の命を守るチャイルドシート】8月28日(月)

ところでみなさんは、チャイルドシートの着用率って、どのぐらいだと思いますか?

警察庁とJAF・日本自動車連盟が、去年の4月22日から6月30日までに、合同で行った「チャイルドシート使用状況」の全国調査があります。その結果によりますと、全国平均の使用率は74.5%で、2019年に行われた前回の調査に比べて4ポイント増えていました。この使用率は、年々増加傾向が続いているそうです。

では、チャイルドシートを使用していれば、どれぐらい子供の安全を守ることができるんでしょうか?

6歳未満の子供がクルマに乗っている時、チャイルドシートを使っていたかどうかで、「事故の際の致死率」がどのぐらい違うかを調べたデータがあります。平成30年から令和4年までの合計で見てみると、なんとチャイルドシートを使っていない場合、適正使用者より、なんと4.6倍も致死率が高いそうなんです。

かけがえのない小さな命を守るのに、いかにチャイルドシートが大切か分かりますよね。お子さんのいるみなさん、チャイルドシートは必ず使用してくださいね!

【適切な取り付けと着座】8月29日(火)

チャイルドシートの全国平均の使用率が、74.5%だったというお話をしましたが、ただ使っているとは言っても、それだけでは十分ではありません。その効果を発揮するためには、適切な方法で取り付け、お子さんを正しく座らせることが肝心です。

しかし実際のところ、不具合は多く、取り付けられたチャイルドシートのうち、適切な取り付けが出来ていた割合は65.2%、そして適切に座らせることができていた割合は、半分以下の49.5%だったそうです。これでは、せっかく用意したチャイルドシートがもったいないですよね!

正しい取り付け方、座らせ方は、製品によっても違いはありますが、多くの製品にも共通する、大事なポイントがあります。

まず、取り付けたチャイルドシートがグラグラしていませんか?これは最も多い、間違った取り付け方です。体重をかけてシートベルトのゆるみを取り、しっかりと据え付けるようにしましょう。

さらに、シートベルトを通す場所の間違いもよく見られます。取扱説明書をよく確認して、正しく通してくださいね。そして座らせ方ですが、子供用ベルトを緩めにしている場合が、多いようです。それでは実際の事故の時、大変危険です。

また、子供用ベルトの高さが低すぎる例もよく見られます。これは小さい頃に合わせて、そのままにしているケースがあるようで、お子さんの成長に合わせて調節するようお願いします。

ということで、今一度、取扱説明書をよく確認して、正しく取り付けるとともに、お子さんを正しく座らせてあげてくださいね!

【チャイルドシートをどこに取り付けるか?】8月30日(水)

チャイルドシートの正しい取り付け方と、着座の仕方について取り上げましたが、取り付ける時には、
「車内のどこに取り付けるか!?」ということも、とても重要なんです!

まず、避けて欲しい場所があります。それは助手席です。

というのも、最近はほとんどのクルマに、助手席にもエアバッグが装備されています。エアバッグって、ふわふわした風船のように思っている人もいるようですが、実際に開く時には、ものすごい勢いで開くんです。しかも助手席のエアバッグは、運転席のモノより大きめ。そこにチャイルドシートを取り付けていると、お子さんがエアバッグとチャイルドシートで挟まれ、重大な事態に陥る危険性があるんです。ということで、助手席へのチャイルドシートの取り付けは、お子さんの安全のために、決してオススメできません。

続いて、後部座席の中央です。

こちらは前後左右からの衝突では、衝撃が届きづらい場所ではありますが、シートの形状やシートベルトの方式から、しっかり取り付けられないことがほとんどです。

ということで、クルマのタイプや乗車する人数にもよりますが、オススメの設置場所は、後部座席の助手席または運転席の後ろです。詳しくは、おクルマやチャイルドシートの取り扱い説明書を、よくご確認くださいね。

【だっこはダメ?】8月31日(木)

町なかを見ていると、時々、小さなお子さんをチャイルドシートではなくて、お母さんなどが車内で抱っこしているのを見かけることがあります。ひょっとしたら、チャイルドシートに座るのをお子さんが嫌がるので、抱っこをしてあげているのかもしれませんね。そして、小さいお子さん程度なら、事故などがあっても、十分抱きとめられると思っているのかもしれません。

でもそれでは、もしも交通事故が起きたとき、大切なお子さんを守ることはできないんです。

例えば、こんなデータがあります。

時速40キロで壁に正面衝突した場合、ぶつかる瞬間に体重5.5キロの赤ちゃんが、なんと110キロもの重さになってしまうというんです。急激に飛び出す重さ110キロのものを、みなさんはしっかり抱きとめておくことができますか?それに、きのうも助手席のエアバッグのお話を紹介しましたが、助手席で抱っこしていたら、事故によってエアバッグが展開すると、その爆発的な衝撃で、お子さんが致命傷を負う可能性もあるんです。

ということで、クルマで万一事故にあった時、お子さんの命を守れるものは、チャイルドシート以外にありません。ご家族のみなさん、ぜひ正しく、そして確実に装着するようにしてくださいね。

【ジュニアシートも大切】9月1日(金)

今週は、「子供を守るチャイルドシート」がテーマです。

6歳未満のお子さんは、クルマに乗る際、必ずチャイルドシートを使用するのがルールです。
では、6歳の誕生日を迎えれば、チャイルドシートは使わなくていいのでしょうか?

もちろん、そんな訳はありませんよね。

そもそも、クルマに乗っている人は全員、シートベルトを使用することが義務付けられています。
でも、この大人用のシートベルト、身長が140センチ程度から安全に使えるように設計されているんです。では、身長が140センチ未満の子供の場合はどうしたら良いでしょうか?そこで欠かせないのが、シートベルトを子供の体に合わせて、安全に使用できるように調整する学童用のチャイルドシート、いわゆる「ジュニアシート」です。

ジュニアシートには、背もたれが付いたタイプと、ブースタータイプと呼ばれる座面だけのモノの2種類があります。ブースタータイプは、ベルトによるお腹の圧迫を防いでくれますが、体格によっては、肩ベルトが首にかかってしまう可能性があります。その点、背もたれ付きには、シートベルトを適切な位置に調整するガイドが付いているので、背もたれ付きを選べば、なにかと便利ですね。

大切なお子さんの安全を守るため、6歳になっても、大人用のシートベルトがフィットするまでは、ジュニアシートを使用しましょう!

今週は、「子供を守るチャイルドシート」をテーマにご紹介しました。
内容は、ベイエフエムのホームぺージや、
ラジコのタイムフリーでも確認できます。
ぜひチェックして、ワンダフルなドライブ、楽しんでくださいね!

≪  後CM 40秒  ≫

◆ (運転中の)緊急事態に備えて

2023/8/25 UP!

クルマを運転しているとき、あるいは駐停車しているときなどに、万が一、予想もしていなかったトラブルに遭ったら、みなさんは、ちゃんと対応できる自信がありますか?

ということで、まだまだ夏の行楽シーズン真っ只中の今週は、「緊急事態に備えて」をテーマに、意外なトラブルが発生した時の対処法などを取り上げていきたいと思います。

【走行中のエンスト】8月21日(月)

はじめに、みなさんは運転中、エンジン・ストール、つまりエンストしたことがありますか?

マニュアルのクルマなら、クラッチ操作のミスで、停車時や発進時に、エンストするのはよくあることですよね。でも、実はオートマチックのクルマでも、何らかの理由で、エンストを起こすことがあるんです。しかも走行中に・・・。もしそんな状態になった場合、いったいどのように対処したらいいのでしょうか?

まず、走行中に警告灯が一斉に点灯すれば、エンストした可能性があります。エンジンが止まっていることが分かったら、落ち着いて、ハザードランプを点灯させ、後続車にトラブルが発生したことを伝えましょう。

そして、惰性で進みながら、安全な場所に停車させます。

ただ、エンジンが停まっていると、パワーステアリングなどが停止して、ハンドルやブレーキの操作が、重くなってきます。そんな時は、いつも以上の力で操作するようにしてくださいね。

停車したら、エンジンが再始動できるか試してみましょう。それでも、エンジンの警告灯が点灯したり、エンジンからおかしな音がするようなら、すぐにスイッチを切って、カーディーラーなどに連絡します。たとえ再び動き出したとしても、できるだけ早く点検してもらってくださいね。

【クルマが水に転落したら】8月22日(火)

まだまだ8月の後半ということで、海や川、湖など、暑さを逃れて、水辺に出かけることがあるかもしれませんね。しかし、そんな場所で、運転を誤るなどして、水の中にクルマごと転落したら、その時、皆さんはどうしますか?

まず心配になるのが、クルマごと沈んでしまうことですよね?でも、クルマはすぐには沈みません。慌てず、速やかに脱出を図ることが、とにかく大切です。ただ、ドアに水圧がかかると、人の力ではドアを開けにくくなっていきます。そこで、窓が水面の上にあるうちに、窓から脱出するようにしましょう。

水に浸かってパワーウインドウが作動しない場合には、ガラスを割って脱出するのがいいでしょう。その時に必要なのが、先のとがった脱出用のハンマーです。カーディーラーやカー用品店で購入できますので、イザという時に備えて、用意しておくと安心ですね。

ハンマーがなくて、ガラスを割ることができず、車内へと水が入ってきても、まだ脱出はできます。
車内の水位が、クルマの外と同じぐらいになると、車内からも水圧がかかり、ドアを開けることができるようになるんです。ロックを外し、大きく息を吸い込み、足などを使って、力を込めてドアを開けて脱出してください。

もしそんな状態になったとしても、決して慌てず、落ち着いて行動すること。
難しいかもしれませんが、これが一番のポイントですよ。


【脱出用ハンマーの使い方のコツ】8月23日(水)

クルマが水中に転落した時の対処法についてご紹介する中で、いわゆる脱出用のハンマーのお話が出てきましたね。みなさんは、おクルマの中に、この脱出用ハンマー、備えていらっしゃいますか?

使い道は、水中に転落した時だけじゃないですよ。豪雨で、クルマが動けなくなり、どんどん水位が上がって、ドアが開かないような状況でも、脱出用ハンマーが役立ちます。また交通事故などで、ドアが開かなくなったような場合にも、ハンマーがあれば、速やかに外へ出られるはずです。

ただ、この脱出用ハンマー、窓ガラスを割るには、ちょっとコツが必要なんです。

まず、どの窓を割るかがポイントです。というのもフロントガラスは、特殊な合わせガラスになっていて、ヒビは入るものの、なかなか割れないようになっています。そこでガラスを割る際には、運転席などのドアガラスなどを叩くようにしましょう。その際、ガラスの中央より、窓枠に近い部分を叩く方が割れやすいそうですよ。

ただし、この脱出用ハンマー、市販されている製品の中には、うまくガラスを割れないモノもあるといいます。確かな製品を選ぶのに迷った時には、ぜひ、お近くのカーディーラーのスタッフにご相談くださいね。

【クルマが水没したら】8月24日(木)

夏から秋にかけては「ゲリラ豪雨」「台風」「秋雨前線」と、大雨が降ることが、多いですよね。そうなると、川の決壊や高潮などで、クルマが水没してしまう・・・、なんてことも考えられます。もし、駐車しているクルマがすっかり水に浸かってしまったら、その取扱いには、十分注意しなければいけません。というのも、場合によっては、車両火災が発生する危険性があるんです。

まず、皆さんに覚えておいて頂きたいのが、一度浸水したクルマは、いきなりエンジンキーを回したり、スタートボタンを押してはいけないということです。これは、電気が通ることで、火が出る可能性があるからです。

そしてボンネットを開けてみて、水に浸かっているようであれば、電気系統がショートする可能性があります。そんなときは、火災を防止するために、バッテリーのマイナス側の端子を外しておくと安心です。さらに、外した端子がバッテリーと接触しないように、ガムテープで絶縁し、固定しておきましょう。

その後のクルマの処置については、カーディーラーやロードサービスなど、プロに相談するのが一番です。特にハイブリッドカーや電気自動車の場合は、感電の危険性もありますので、むやみに触らないで、すぐに連絡してくださいね。

【クルマが横転しそうになったら】8月25日(金)

映画のアクションシーンなどで、クルマが派手に横転するシーンが出てきますよね。フィクションの世界だけかと思ったら、実は、条件さえ揃えば、事故でなくても、クルマが横転することはあるんだそうです。

では、もし運転中にクルマが横転しそうになったら、どうしたらいいんでしょうか?
まずは、可能な限りブレーキをかけてください。スピードを落とすことで、横転を防ぐことができるかもしれません。それに、事故の衝撃も小さくなる可能性がありますよね。

それでも、残念ながら横転してしまった場合は、つぶれてくる屋根などから体を守るために、体をクルマの中央方向に倒すよう努めましょう。その時、体が大きく振られますので、足を踏ん張って全身に力を入れます。これだけで、全く無防備な状態で横転するよりも、被害を抑えられるそうですよ。

クルマが止まったら、エンジンを切って、速やかにクルマから脱出します。

ただし、クルマが逆さになっていると、シートベルトで身体が宙吊り状態になってしまい、ベルトを外そうにも外せません。そんな事態に備えて、シートベルトを切るカッター付きの、窓ガラスを割るハンマーなどを、運転席周りに備えておくと安心ですよ。

◆ 高速道路のトラブル対処法

2023/8/18 UP!

今年の夏は 高速道路で長距離のドライブを予定されている方、そしてお盆休みで、今まさに高速道路を運転されている方など、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

高速道路を安全かつ快適に走るには、起こりがちなトラブルの対処方法を知っておくと、イザというとき便利です。そこで今週は、「高速道路のトラブル対処法」と題して、さまざまな情報をご紹介していきたいと思います。

【高速道路で体調が悪くなったら】8月14日(月)

ところでみなさんは、運転中、急に具合が悪くなってきたら、どうしますか?

ドライバーさん本人でなくても、一緒にクルマに乗っている人が、体調を崩すことがあるかもしれませんよね?それでも、つい無理をして運転を続ける人もいるでしょうが、体調が悪化して、事故でも起こせば、大変なことになりかねません。そんな時には、最寄りのサービスエリアで、インフォメーションにいるエリア・コンシェルジュや、近くにいるスタッフに相談してみてはいかがでしょう?

というのも、サービスエリアの中には、体調の優れない人のための救護室を設けているところがあるんです。ただ、お医者さんが常駐している訳ではありませんので、診察や、薬をもらうことはできません。でも必要に応じて、近くの病院を紹介してくれたり、救急車の手配をしてもらったりすることはできるそうですよ。

特にドライバーさんの体調は、運転や安全に直結します。決して無理はしないで、具合が悪いようなら、早めに休憩を取るようにしてくださいね。


【目的のインターチェンジを通り過ぎたら】8月15日(火)

ところでみなさんは、高速道路を運転していて、目的のインターチェンジを通過してしまったりジャンクションで間違った方向に入ったりしたら、どうしますか?そんな時、絶対やってはダメなのが、本線上でUターンやバックをすること。これは、つまり逆走です!!大事故につながる危険な行為なので、絶対にやめてくださいね。

では、諦めて高速道路を降りるしかないのでしょうか?実はこんな時に、ちゃんと元に戻れる方法があるんです。

その方法は、まず次のインターチェンジで本線を降りて出口に向かいます。ただこの時、ETCレーンではなく、一般レーンに入り、料金所のスタッフに事情を話してください。すると、再び高速道路に戻るためのルートを誘導してくれますので、その指示に従いましょう。 これを「特別転回」といいます。

ここで、気になるのは通行料金ですよね。間違えて走った分も、やっぱり払わなければならないのか気になります。でも、ご安心ください。「特別転回」を利用した場合の料金は、最初に高速道路に乗ったインターチェンジから、目的のインターチェンジまでの分となります。間違えて通行した分の料金は、支払う必要はないんだそうですよ。

ただ、そんなありがたい特別転回の措置ですが、インターチェンジの構造や道路状況によって、受けられないケースもあるそうなので、その点はご了承ください!

【ETC開閉バーが開かない時は】8月16日(水)

高速道路を走行する時、今では多くの方が利用されている、ETC。わざわざ料金所に停車しなくても、自動で支払いが出来て、とても便利ですよね。ただみなさん、ETCレーンに近づけば、開閉バーは、自動で当然開くものと思っていませんか?実は、何らかの理由で開かないことがあるんです。

そんな時、みなさんはどうしますか?

すぐに思いつきそうなのが、バックして他のレーンに入り直すことですが、レーンをバックするのは、逆走と同じこと!非常に危険なので、絶対にやってはいけません!!

そこで、開閉バーが開かなかったときは、まず、停車してハザードランプを点けて、後続車に異常があったことを知らせましょう。そしてレーンに取り付けてあるインターフォンや、呼び出しブザーで係員に連絡し、その指示に従うようにしてください。

ちなみに、開閉バーが開かない原因で多いのは、ETCカードの挿し忘れや、期限切れだそうです。
つまり、ドライバー側の責任ということ。お出かけ前に、必ずチェックするようにしてくださいね。

また、ETCレーンを通過する時には、時速20キロ以下に減速するのがルールです。なぜ、そんな低速にしなければいけないかといいますと、開閉バーが開かなかったときに衝突する事故を防ぐためです。万一に備えて、このスピードも守るようにしてくださいね!

【逆走車に備えて】8月17日(木)

高速道路といえば、しばしば問題になるのが、逆走車の存在です。本線上に逆走車が発生すると、電光掲示板やハイウェイラジオなどをとおして、走行中のドライバーさんにそのことが知らされます。いつ正面から向かってくるか分からない逆走車、正面衝突などしたら、当然無事ではすみません。では運転中に、逆走車発生を知ったら、どのように対応すればいいのでしょうか?

まず行うのが、スピードを落とすことです。スピードを出し過ぎていると、逆走車に遭遇した時、よけきれないかもしれません。それにもし衝突すれば、被害がより大きくなりますからね。そして、十分に車間距離をとりましょう。前のクルマとの距離が近いと、前方の視界が制限されて、逆走車の発見が遅れる可能性があります。また逆走車は、自分は走行車線を走っているつもりで、追い越し車線を逆走してくることが多いそうです。そこでなるべく、左寄りの走行車線を走るようにしてくださいね。

ちなみに何らかの原因で、もし自分が逆走していることに気づいた場合、いったいどうしたらいいのでしょうか?そんな時には、近くの安全な場所に停車し、ハザードランプを点灯させます。そして、ガードレールの外側などの安全な場所へ避難し、110番や非常電話などで通報するようにしてくださいね。

【落下物の対応】8月18日(金)

高速道路を走っていると、時々、モノが路上に落ちているのを見かけること、皆さんもありませんか?
こうしたモノを「落下物」といいますが、その材質や大きさはさまざまです。でも、100キロものスピードで行き交う高速道路では、どんな小さな落下物でも、接触すれば、大きな事故につながる可能性があります。そのため、電光の情報板などで落下物への注意喚起を確認したら、速度を落とし、前方をよく警戒しながら運転するようにしましょう!そして、走行中にもし落下物を見かけたら、速やかに道路管理者に通報して、撤去してもらわなければいけません。通報する方法はいくつかあります。まず、本線上やサービスエリア、パーキングエリア、インターチェンジなどに設置されている非常電話から連絡をすることができます。また、料金所や各エリアにいる係員に伝えてもOKです。さらに、道路緊急ダイヤル「♯9910(シャープ・キュー・キュー・イチ・ゼロ)で連絡することもできます。ただし走行中は、同乗者の方が電話するようにしてくださいね。

落下物を見つけたら、そのまま無視したりせず、安全のためにも、出来るだけ通報するようにしてください。よろしくお願いします。

◆ 千葉県の滝巡り

2023/8/11 UP!

暑い日が続いていますね。
こんな時は、ひんやり涼しいスポットへ行ってみたいと思いませんか?
特にこの金曜日、11日は「山の日」。

そこで今週は、県内の渓谷などにある納涼スポット=「滝」に注目して、「千葉県の滝巡り」をテーマにお送りしたいと思います!

【粟又の滝】8月7日(月)

初日のきょうご紹介するのは、千葉を代表する滝といえば、やっぱりココでしょうね!
大多喜町の養老渓谷にあります、「粟又の滝」をピックアップしたいと思います!

「粟又の滝」は養老渓谷の上流にあって、渓谷随一の景観を誇るスポット。落差30メートル、長さ100メートルに渡って、緩やかな斜面をなめるように水が流れ落ちる様子は、実に幻想的です。ちなみに、今ではすっかり「粟又の滝」という名前が定着していますが、本来は「高滝 (たかたき)」という名前だったんだそうですよ。そして、この滝から養老川に沿って、遊歩道が整備されています。歩道脇に点在するいくつもの滝を眺め、マイナスイオンを浴びながら川沿いを歩けば、きっと夏の暑さを、しばし忘れさせてくれることでしょう。そんな「粟又の滝」がある養老渓谷は、圏央道の市原鶴舞インターからだと、県道171号・81号などを経由して、20キロほどの場所にあります。お出かけになる場合は、人の多い屋内ではマスクを着用するなど、状況に合わせた感染対策も忘れないようにしてくださいね。


【金神の滝】8月8日(火)

今朝は、養老渓谷からもう一つ、「金神(こんじん)の滝」をピックアップしたいと思います。

「粟又の滝」の上流方面へ800メートルほど行った川沿いに、日帰り温泉を楽しめる施設、「ごりやくの湯」があります。この温泉施設の敷地内にはハイキングコースがあって、それを1.5キロほど歩いた一番奥に、この「金神の滝」があります。

ハイキングコースは、一般に開放されていますので、誰でも気軽に歩くことができます。養老川にかかる小さな木の橋を渡ったり、多少アップダウンがあったりと、ちょっとした冒険気分も味わえますよ!

そして到着した「金神の滝」は、滝の幅はやや細めですが、落差がおよそ35メートルあり、なかなかの迫力!すぐ前には赤い鳥居があって、風情ある景観を楽しめます。マイナスイオンもたっぷりと浴びられる、人気のパワースポットですよ!

そんな「金神の滝」にアクセスできる「ごりやくの湯」は、圏央道の市原鶴舞インターからだと、
県道171号や81号などを経由して、60分ほどの場所にあります。
滝を楽しんだ後に、温泉で汗を流してさっぱりするのもいいですね!

【四方木 不動滝】8月9日(水)

千葉県内には数多くの滝がありますが、今朝は、秘境の雰囲気が楽しめるという滝をご紹介したいと思います。それが、鴨川市にあります「四方木(よもぎ) 不動滝」です。

名刹・清澄寺のある清澄を越えて県道から山道に入り、竹と杉の林の中にあるこちらの滝。高さは10メートル、幅は8メートルあります。水の量が多い時には、滝が二つに分かれ、右が「雄滝」、左が「雌滝」と呼ばれているそうです。
滝まで向かう道のりの途中にも、「滝見台」が複数設けてあり、さらに河原まで降りて、間近に滝を見ることもできます。好きな角度から、この名瀑を鑑賞することができますね。

そんな「四方木 不動滝」は、館山自動車道の君津インターからだと、房総スカイライン、鴨川有料道路、国道128号を経て、県道81号線を北上。さらに小道を行った先にあります。ただ、県道81号からの小道は道幅が狭く、クルマのすれ違いが難しい道路です。そこで、おクルマでお出かけになる場合は、「四方木ふれあい館」の無料駐車場を利用して、20分ほど歩いて向かうのがオススメです。
そしてお出かけ先では、その場の状況に合わせた感染対策も行うようにしてくださいね。

【豊英大滝】8月10日(木)

暑い日が続くなか、涼を感じられるスポットということで、今週は、「千葉県の滝巡り」をテーマに、お送りしています。

今朝、四つ目にピックアップするのは、君津市の「清和県民の森」の近くにある「豊英大滝」です。
君津市には30カ所に及ぶ滝があるそうですが、この「豊英大滝」の特徴は、何と言っても水遊びができることです。

滝の幅はおよそ20メートル、落差は2段構造で、7.5メートルと2.5メートルになっています。
上の段の滝は、白糸を垂らしたように見え、滝壷がちょうどプールのようになっているので、サマーシーズンには多くの家族が訪れ、滝の脇の斜面から飛び込んだり、浮き輪で泳いだりする子供たちの姿も見られます。そして、落差のゆるやかな2段目の滝では、滝の斜面と水流を利用して、滑り台遊びをすることもできるそうですよ!

ただ、滝の周辺は苔で滑りやすい場所があります。滝で遊ぶ時には、足元が濡れても大丈夫な履物を
用意していった方がいいですね。そして、当然ながら雨の後などは、川が増水し大変危険です。増水している時には、絶対に近づかないようにしてくださいね。

そんな「豊英大滝」は、館山自動車道の君津インターからだと、県道92号、国道465号・410号を経由して、25キロほどの場所にあります。「豊英大滝」専用の駐車場はありませんので、混雑している時の利用は控えるようにしてくださいね。

【地蔵堂の滝】8月11日(金・祝)

きょうは「山の日」ということで、緑に囲まれた自然豊かな滝をご紹介したいと思います。

ただ、あまりにも険しい山道を歩いてのぼるのは、やっぱり大変!そこで今朝は、クルマでもアクセスしやすい、富津市の「地蔵堂の滝」を取り上げたいと思います。
この「地蔵堂の滝」があるのは、志駒川に沿って走る県道182号線、通称「もみじロード」の中間です。「地蔵堂の滝」は、志駒川に現れる滝で、落差はおよそ12メートル、三段になっています。
水が白く糸を引くように落ちていることから、別名「白糸の滝」とも呼ばれているんです。

この滝は、ちょうど橋の下に位置しているので、橋の上から滝の全景を観賞できるという、ちょっと珍しいスポットになっています。また、秋の紅葉とのコラボレーションも見事で、オススメですよ!

さて、そんな富津市「地蔵堂の滝」がある「もみじロード」は、館山自動車道の富津中央インターからだと、国道127号や県道182号線を経由して、30分ほどの場所にあります。

◆ 夏の安全運転

2023/8/4 UP!

明日から八月。暑い日はまだまだ続きますね。

実は、この「夏の暑さ」というのも、直接的に、そして間接的に、事故へとつながる原因になることがあるんです。そこで今週は、「夏の安全運転」をテーマに、暑いからこそ気をつけたい運転のポイントなど、ピックアップしていきたいと思います。

【夏の疲れに注意】7月31日(月)

ところでみなさんは、暑さのせいで、疲れを感じていませんか?

たとえば夏場の炎天下、屋外で活動しなければいけなかったり、屋外と屋内の気温差などから、気づかないうちに、ずっしり疲れがたまっていたりすることがあるものです。また熱帯夜のせいで、慢性的に睡眠不足…という方も、きっといらっしゃるでしょうね。

こうした疲れや眠気が残っていると、注意力や集中力にくわえ、判断力も低下し、ハンドルやブレーキの操作などが不安定になったり、周囲の危険を発見するのが遅れたりすることがあります。さらには、居眠り運転にもつながるため、大変危険です。

そこで、夏場にクルマを運転する場合、眠気や疲れを感じる前に、早めの休憩をとることを心がけましょう。そして、睡眠不足や体調の悪い際には、無理をしないで、運転を控えることを考えるのも大切ですよ。特に高速道路を利用して、長距離を運転するようなときはあらかじめ体調を万全に整えて、時間にゆとりをもった運転計画を立てることが、重要です。

ドライバーの皆さん、決して、夏の疲れを甘く見ないでくださいね!

【夏も飲酒運転は絶対しない】8月1日(火)

暑い夏の日、仕事終わりや友人たちと集まったりすれば、やっぱり欲しくなるのは、キンキンに冷えたビール!という方、たくさんいらっしゃるでしょうね~。また暑気払いや、海や山でのレジャー、それにサマーイベントなど、夏は、お酒を飲む機会がグ~ンと増える季節、といえるでしょう。

とは言っても、クルマの運転をしなければいけないという人は、絶対にお酒を飲んではいけませんよ!
もし「自分はお酒に強いから大丈夫」と思っている人がいたら、それは大きな間違いです。どんなにお酒に強いという人でも、飲酒運転の危険から逃れることはできません。

アルコールは少しでも摂取すると、脳の働きを確実に麻痺させます。そして、安全運転に必要な情報処理能力や注意力、判断力などが低下した状態になってしまうんです。その結果、交通事故へとつながる危険性が高くなります。

未だに勘違いしている人が多く、そこには、お酒に強い弱いは、まったく関係ありません。そもそもお酒に強いというのは、アルコールを分解するスピードが、人よりも多少早いというだけであって、アルコールの影響を受けないということではないんです。むしろお酒に強い人は、量も多く飲む傾向がありますから、より危険ともいえるでしょうね。

ひと時の楽しみを優先して、重大な事故を起こしてしまえば、元も子もありません。クルマを運転する人は、絶対お酒を飲まないように。そして周りの人も、お酒を勧める行為は違法です。絶対にダメですよ!

【路上に寝ている人に注意】8月2日(水)

きのう、飲酒運転は絶対ダメ!というお話をしましたが、もう一つ、お酒が絡むことで、運転手さんに注意して頂きたいことがあります。それが、路上で寝ている人です。

実は、お酒を飲んで酔っ払い、路上で寝ていたところ、クルマにはねられるという事故が、意外と多く発生しているんです。こうした路上で寝込んだ人がひかれる事故には、一定の傾向がみられるそうです。

まず時間帯としては、午後10時から午前4時ぐらいまでの、深い時間に多発しているということ。
また繁華街よりも、郊外の住宅街などで、たくさん発生しているといいます。

では、そうした事故を起こさないために、ドライバーさんは、どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

まず運転中、前方の路上に何かモノがあるのに気づいたら、安易にそれを踏み越えないでください。人なら大変ですし、もし硬い大きな物体の場合、クルマが重大な損傷を負う可能性もあります。また夜間の走行中、運転席からそれが人かどうかを、一瞬で判断するのはなかなか難しいものです。そこで避けるか停車をして、モノが何かを確認するようにしましょう。

もし、路上で寝ている人に気が付いた場合は、そのまま放置していってはダメですよ!事故防止のため、「110番」に通報してください。そして警察官が到着するまで、できるだけその場で安全の確保をお願いします。


【車内での脱水に注意】8月3日(木)

夏場の運転では、ロングドライブにお出かけする機会もあるでしょう。ただ、そんな時に気をつけなければいけないのは、交通事故だけではありません。意外と、ドライバーさんの脱水症状にも要注意なんです。

脱水症状というと、炎天下で活動して、汗をいっぱいかいた時に起きるイメージが、あるかもしれませんね。一方クルマの中は、カーエアコンをつけているのでとても快適。汗もほとんどかきません。それなのに、どうして脱水に注意しなければいけないんでしょうか・・・?

実は人間は、目に見える汗以外にも、たくさんの水を、放出しているんです。例えば、呼吸でも水分は出ていきますし、皮膚や粘膜からも、体内の水分を蒸発させています。その量は、大人で1日におよそ1リットルにもなるそうです。

しかし夏場、カーエアコンをつけていると車内の温度は快適ですし、空気も乾燥しているので、汗が目に見えることはないでしょう。そのため、気づかないうちに脱水が進んでしまうんです。

そうなると、めまいや吐き気、集中力の低下、発熱などを起こすことがあります。そんな状態になったら、運転に集中できず、事故につながる危険性もありますよね。

そこで大切なのが、ドライブ中に、1時間あたり200ミリリットル程度は、水分を補給すること。
水分摂取も安全運転には欠かせません、皆さん、ぜひ覚えておいてくださいね!

【夏休み中の子供たちに注意】8月4日(金)

毎年、七・八月の今頃の時期、運転中に、普段とは違う光景に気づくこと、皆さんありませんか?

ヒントとしては、いつもの日中ならあまり見かけない人物たちと、街角の至る所で遭遇するんですが・・・・。そう、夏休み中の子供たちが、時間帯に関わらず、路上にいることです。

普段なら、平日の午前8時ごろから、午後2時・3時ぐらいまでの時間、子供たちは学校にいることが多く、路上で見かけることってほとんどないですよね。でも夏休み期間なら、それは関係ありません!さらには、夏休みの間、ラジオ体操に参加するため、早朝から会場の公園へと向かう子供たちを、目にすることがよくあります。

そのため、この時間帯には子供たちはいないはず・・・と、勝手に思い込むのは、ちょっと危険です。日中はもちろん、早朝や夕方以降も、子供たちの存在を意識した運転をするよう、心がけてくださいね。

そして、住宅街や子どもが多くいる公園や塾の周辺などでは、路地や建物の死角などからの飛出しにも警戒して、スピードを落として走行するようにしましょう。また、身長の低い子どもはクルマなどの死角に入りやすいので、交差点を右左折するときには、十分な安全確認をお願いします。

今週は、「夏の安全運転」をテーマにご紹介しました。

◆ 荒れた天気に注意

2023/7/28 UP!

夏から秋にかけては、集中豪雨や台風など、天気の荒れる日が多いですよね。そんな時、安全に運転したり、大切なおクルマを守ったりするためには、どんな行動をとったらいいんでしょうか?

そこで今週のテーマは、「荒れた天気に注意」とし、様々なポイントを取り上げていきたいと思います。

【冠水路に出くわしたら】7月24日(月)

まず、大雨が降った時に起こりがちなのが、道路の冠水です。

テレビのニュースなどを見ていると、冠水した道路を、水しぶきをあげながら走っているクルマの映像をよく見かけますが、あれは、決してオススメできる行為ではありません!

というのも、冠水した場所は、外からその水の深さを知ることができません。たぶん大丈夫だろうと思って、進入してみたら、意外と深かったということがあるんです。その結果、エンジンの吸気口やマフラーから水が入ると、エンジンが止まってしまう恐れがあります。場合によっては、エンジンに深刻な故障が発生することだってあるんです。

そして特に危険なのが、道路の下などをくぐるアンダーパスです。

こうした場所は周囲から水が集まりやすく、冠水すると水深が深くなりがちです。実際、そうした場所でクルマが動かなくなり、水圧でドアを開けることも出来ず、運転していた人が溺れて亡くなる事故も発生しています。

ということで運転中、冠水した道路に出くわしても、決して安易に、進入しないでくださいね。また、もし冠水路でクルマが動かなくなった場合は、早めに脱出することが大切です。ガラスを割るための脱出用のハンマーを、車内に備えておくと安心ですよ。

【雷の時はどうする?】7月25日(火)

夏に頻繁に起こる、ゲリラ豪雨。それにつきものなのが、激しい雷ですよね。

おクルマでお出かけ中、雷の音がきこえてきたら、みなさんはどうしますか?鉄をたくさん使用しているクルマは、電気を通すので、当然、雷が落ちる可能性があります。もしそんなことになったら、中の人やクルマへの被害が心配ですよね。でも結論からいいますと、クルマの中は、雷に対して、比較的安全な場所なんです。

クルマに雷が落ちたとしても、電気はボディを伝わってタイヤから地面に逃げていくので、中に乗っている人が感電することは、ほぼありません。ただ、車内にいても、窓や壁に体を預けていたりすると、感電する可能性もあるようなので、それらからは体を離しておいた方がいいでしょう。また、雷が落ちた時に、車内の電装品などが壊れないか心配になりますが、実は、カーナビやETCなどの電装品も、ほとんど影響はないそうなんです。

ということで、クルマでお出かけ中に、雷が近くでなり始めたら、クルマの中に避難するのが最も安全と言えそうですね。ただ、雷で注意しなければいけないのは、運転している時、光と音に驚いて、運転操作を誤ることです。もし、恐怖を感じるほどの激しい雷雨に遭遇したら、安全な場所にクルマを停めて、雷雲が通り過ぎるのを待つようにしましょうね。

【突然の雹に遭遇】7月26日(水)

夏場、積乱雲が発達して大雨が降り始めると、一緒に、雹が降ってくることがありますよね。雹とは、直径5ミリメートル以上の氷の粒で、条件によってはかなり大きなものが降ることもあります。

もし運転中、そんな雹が降り出したら、要注意です。例えば、大量の雹が一気に降ると、排水溝などを塞いで、急に道路が冠水することがあります。また、路面も氷の粒で覆われるので、注意して運転しないと、事故やトラブルにつながる危険性があるんです。それに、固い氷の粒が降ってくる訳ですから、クルマのボディに、無数のキズやへこみを作ってしまう可能性もあります。

そこで、もし運転中に雹が降ってきたら、無理に運転を続けず、屋根のある駐車場など安全な場所に避難するのがいいでしょう。

ただ、そうした場所が見つからない場合は、道路の左端にクルマを停めて、雹が落ち着くのを待つようにします。その時、毛布などをクルマに積んでいるなら、ボディにかけておくと、被害の軽減に役立ちますね。

ちなみに、雹によってボディにキズが付いたり、ガラスが割れるなどした場合、車両保険で補償される場合があります。ただ、契約内容によって対応が異なりますので、修理に自分の任意保険が使えるかどうか、加入している保険会社に確認してみてくださいね。

【台風や豪雨の時に避けたい場所】7月27日(木)

ところで、台風が接近している時や、線状降水帯が発生するような集中豪雨の時には、安全のために、おクルマでの外出は避けた方がいいでしょう。ただ、やむを得ず外出した場合でも、通行するのに、注意を必要とする場所があります。

例えば、河川のそばの道路がその一つです。

というのも、河川の決壊や氾濫などが起きると、クルマごと流される危険性があります。特に増水して氾濫危険情報などが出ている状況では、いつ・どこで、洪水に巻き込まれるか分かりません。河川の水位情報などをチェックして、危険な場合は、近づかないようにしましょう。

川の様子を見てみたい・・・なんて考えるのは、絶対にやめてくださいね。

そして同じように危険な場所の一つが、「海沿いの道路」です。台風が接近すると、気圧が低下し、海水面が通常よりも高くなる「高潮」が起きる可能性があります。そこに強風が加わると、海沿いの道路には波と風が打ち寄せ、大変危険です。中でも満潮の時間帯は、特に注意してください。

その他では、もちろん山あいの道路も要注意です。山間部では、大雨や強風によって、落石が発生したり、木が倒れたりする可能性があります。特に、何日も雨が降り続いた後などは地盤が緩んでいて危険です。やむを得ず、土砂災害の危険性のある場所を通行する場合は、ぜひ事前に、自治体などが発表している「土砂災害ハザードマップ」などで、通行する場所の危険性を確認しておきましょう。

【危険な台風に備えて】7月28日(金)

「荒れた天気に注意」がテーマの今週ですが、最後は、「危険な台風に備える」ための対応について、確認しておきましょう。

発達した大型の台風が接近してくると、水害や土砂災害など、甚大な被害をもたらすことがあります。
そんな時には、駐車しているおクルマも災害に巻き込まれる可能性がありますよね。大切な財産であるクルマを守るために、台風がきたら、私たちは、どんな対応をすればいいんでしょうか?

まず、屋外に駐車している場合、周囲にある看板や植木鉢など、風で飛ばされて、クルマに当たる可能性があるモノは、あらかじめ片づけておくようにしましょう。またクルマ用のカバーなどをして、ぶつかった時の衝撃をできるだけ和らげるように対策しておくのも、いいですね。

そして、自治体が発表しているハザードマップを見て、自分が普段クルマを停めている場所で、どんな災害が起きる可能性があるのか、日頃からチェックしておきましょう。浸水や土砂災害などの危険性が高いようなら、台風が来る前に、安全な場所へ避難させた方が安心です。

例えば、浸水などの被害が考えられる場合、高台にある駐車場や、立体駐車場などに移すことが考えられます。イザという時、慌てた状態で探すのは難しいので、事前にそうした場所を探しておくと、落ち着いて対応できますよ。

今週は、「荒れた天気に注意」をテーマにご紹介しました。

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