2020/1/16 UP!
「奢る、奢られる」これって、単にお金の問題だけではありません。
そこには、奢る方の見栄やプライドなどのエゴが垣間見えたり‥
奢られる方にも「おごってくれたらラッキー」「おごって貰えるのが当たり前」といった
卑しさ・・も見え隠れ!?
そんな「奢り・奢られ」問題について、
リスナーの皆さんと共にトークしました。
実はピカ子、昔こんな経験をしたそうです。
タクシーを降車する際、「おつりはいりませんよ」と伝えたところ‥
「お金はいらないよ。若手の施しはいらないよ」と言われたのだとか。
そのとき、奢ること、お金を使う、差し上げたりすることが
必ずしも相手が喜ぶこととは限らない、と学んだそうです。
実際に、ピカ子は普段から「私は奢られるのが苦手」と公言しています。
皆さんは、奢られるのは好きですか?
それとも、奢られるのは苦手ですか?
リスナーの方からも、色んな意見が寄せられました。
その中で、ピカ子が【粋な、奢られ大賞】に選んだエピソードがこちらです。
メッセージをくれたのは、自営業の方。
3年前、経営している工場が火事になり、
機械が使えなくなってしまったそうです。
その際、受注している仕事の一部を大先輩の会社で受けていただき、
急場をしのぎました。
後日、改めて先輩の元を訪れ、お礼を伝えると・・
その先輩は自販機で100円の缶コーヒーを買って
手渡してくれたのだとか。そして
「この仕事のお金は全部終わった後でいいから」と。
その言葉をきいて、涙がこみあげてきたといいます。
明日のことも見えなくなっていた時に飲んだ
この缶コーヒーは、どんなコーヒーよりも美味しかったそうです。
これを聞いたピカ子は、
結局、お金じゃなくて「気持ち」
【粋】と言うのは、どれだけ相手を慮るか、
思いやるかということで、粋な行動が自然に生まれるもの
と絶賛しました。
it!! | bayfm78 | 2020/01/16/木 13:00-16:00