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◆ クルマのミラーに注目!

2022/9/9 UP!

クルマを運転していると、安全確認のため、いろいろなミラーのお世話になりますよね。でもみなさん、日頃、こうしたミラーをただ漫然と見ていませんか?実はそこには、安全のための様々なポイントがあるんです。そこで今週は、「ミラーに注目!」をテーマに、その注意点などを取り上げていきたいと思います。

【クルマのミラーの種類】9月 5日(月)

まず今朝は、クルマに付いているミラーです。クルマには、いくつものミラーがありますが、それらを、全部同じ鏡だと思っている方、中にはいらっしゃるかもしれませんね。それらは目的に合わせて、2種類の鏡が使われているんです。

ルームミラーには、反射面が平らな「平面鏡」が使われています。平面鏡は、普段、洗面台などで目にするものと同じで、左右は逆ですが、同じ大きさに映ります。そのため、距離感を正確につかみやすいのが特徴です。そこで、後続車との距離が分かりやすくなるよう、ルームミラーに使われています。ただし、映る範囲が限られているので、死角が生まれやすいというデメリットもあります。

一方、ドアミラーなどに使われているのが、中央が盛り上がっている「凸面鏡」です。凸面鏡は、平面鏡よりも広い範囲を映すことができるんですが、鏡の端に行くほど、形のゆがみが大きくなってしまい、正確な距離感をつかみにくくなってしまいます。でも、広い範囲で危険を発見できるため、ドアミラーなどに使われています。

みなさんも、こうしたミラーの特性を理解し、安全運転に役立てるようにしてくださいね。

       
【ミラーの合わせ方】9月 6日(火)

運転中の安全確認に欠かせない、ルームミラーやドアミラー。それだけに、きちんと角度を合わせておかないと、その効果を十分に発揮することができません。

まず、どのミラーでも、調整する時に肝心なのが、適切な運転姿勢をとることです。極端にハンドルに近づいたり、のけぞったりした姿勢では、きちんと調整することはできませんよ。

そして、ルームミラーを合わせる時は、あるポイントがあります。それは、日本車のような右ハンドルの場合は、ミラーに近い、左手で合わせることです。

というのも、右手を使ったり、両手で調整したりすると、体がシートの背もたれから離れてしまい、運転姿勢に戻った時、見え方が変わってしまうからです。もちろん、左ハンドルのクルマの場合は、右手で角度を合わせてくださいね。その上で、なるべくリアウインドウ全体が映るように調整します。

続いて、左右のドアミラーです。どちらも、ミラーの内側・4分の1ぐらいに自分のクルマのボディが映るようにし、残る4分の3に、後ろの景色が映るように合わせます。車体が映ることで、後続車との距離感がつかみやすくなるんです。

次に、上下方向ですが、路面がミラーの2分の1ぐらい映る位置に合わせましょう。あまり上に向けすぎると、車体の近くが見えなくなってしまい、反対に下に向けすぎると、後ろの様子がわかりづらくなります。

みなさん、ミラーの調整は念入りにお願いしますね!


【カーブミラーには死角がある】9月 7日(水)

見通しの悪い交差点やカーブなどに設置されている、カーブミラー。

ドライバーのみなさんは、そんな場所を走るとき、安全確認のためにきっとチェックされていると思います。ただ、そのカーブミラーが、全ての危険を映し出していると思い込むのはよくありません。

先月8日、奈良県広陵町で、こんな事故がありました。信号のない交差点を進行していたバイクと、右側から走ってきた2トントラックが出会い頭に衝突。バイクを運転していた男性は頭を強く打ち、病院へ搬送されるも、その後、死亡が確認されました。

トラック側に一時停止標識があったそうですが、運転手は、「交差点に入る手前で、カーブミラーを確認してスピードを落としたが、完全には止まっていなかった。バイクに気がつかなかった」などと話しているそうです。

この運転手が、どこまで丁寧にミラーをチェックしたかは分かりませんが、カーブミラーは、交差道路のすべてを映している訳ではありません。特にバイクや歩行者のような、車にくらべ小さな相手は、死角に入ったり、確認しにくいことがあります。

また場所によっては、カーブミラー自体の角度が、何らかの原因で変わってしまっていることもありますよね。そう考えると、カーブミラーに映っていないから安全と、安易に考えるのは、危険すぎます!カーブミラーだけを頼りにしないで、目視による安全確認も、ぜひ併せて行うようにしてくださいね。


【ミラーを見過ぎるのも要注意】9月 8日(木)


今週お送りしているテーマは、「ミラーに注目!」ですが、あまりミラーにばかり気を取られるのも良くないようです。

2019年12月27日、宮城県気仙沼市の救急車が、三陸自動車道でトラックに追突。ケガのため搬送中だった男性に付き添って救急車に同乗していた女性が、腹部などを強く打ち、死亡する事故がありました。

その後の調べで、この事故は、救急車を運転していた消防士のわき見運転が原因だったそうです。なんでも、「後ろに横たわる患者が気になって、ルームミラーで確認しながら運転していた」とのこと。前のトラックは、救急車のサイレンに気づいて左によけようとしていたそうなので、しっかり前を見て運転していれば、追突は避けられた可能性は高いでしょうね。

ただ、私たちも運転している時に、前方以外のことが気になり、ついミラーに注意が行ってしまう時があるものです。例えば、後部座席に乗せた子供が泣き出し、その様子を確かめようとしたり、後続車が車間距離を詰めて来るのが気になり、何度も後ろをチェックしたり…。ただ、そんな時に、前のクルマが減速などすれば、追突事故につながりかねません。

走行中にミラーをあまり見過ぎることも、事故の原因となってしまうこと、ドライバーの皆さんは、常に意識しておいてくださいね。


【サイドミラーの接触に注意】9月 9日(金)


運転する時には、事故防止のためにミラーの確認は欠かせません。でも、ミラーそのものが、事故の原因になってしまうということ、皆さんはご存知でしょうか?注意しなければいけないのが、サイドミラーです。

例えば、狭い道路などを通行していて、路肩にいる歩行者などに接触。ケガをさせたりするケースがあるんです。ただ、ドライバーさんの意識としては、狭い道などでは、スピードを出していないので、サイドミラーが当たったとしても、大したことはないだろうという油断があるようです。

しかしサイドミラーといえども、接触すれば、大ケガを負わせることもありますし、最悪の場合、死亡事故に至るケースもあります。それに歩行者などに接触すれば、それは交通事故ですし、転倒などした相手を放って走り去れば、立派な「ひき逃げ」ということになります。

たかがサイドミラーの接触と、決して甘く見ず、歩行者などがいる場合は十分な距離を保ち、注意して運転するようにしましょう!また対向車とすれ違うときも、ミラー同士が接触する危険性がありますので気をつけてください。

今週は、「ミラーに注目!」をテーマにお送りしました。

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