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◆ 渋滞とのつきあい方 

2023/5/5 UP!

今年のゴールデンウィークは久々に、おクルマで遠出されるという方、多いでしょうね。ただお休みの日のドライブにつきものなのが、渋滞です。ゴールデンウィーク後半戦も各地の高速道路で長い渋滞が予測されているようです。

そこで今週は、「渋滞との付き合い方」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。

【渋滞での基本的な注意点】5月1日(月)

初日のきょうは、渋滞での運転の基本について、改めて確認しておきましょう。

まず気をつけたいのが、脇見運転です。

渋滞中は、ノロノロ運転がつづくので、つい緊張感が途切れがち。その上、車間距離も短いため、うっかりしていると、前のクルマが止まったことに気づかず、すぐ追突してしまうことになります。また、脇見運転や漫然運転をしていると、隣りの車線のクルマが動き出したのに合わせ、つい自分もつられてスタートしてしまい、まだ停車中の前のクルマに追突するということもあります。前方のクルマの動きに、しっかりと注意を払いましょう。

そして渋滞していると、少しでも先に進もうと、車線変更を繰り返すクルマをよく見かけます。でも、車線をあわただしく変えても、それほど早く進める訳ではありませんし、周囲のクルマなどと接触事故を起こすリスクが高くなるだけです。

渋滞中は、むやみに車線変更をしたり、追越しをするのはやめましょうね!

【渋滞で気をつけたいこと】5月2日(火)

昨日高速道路の渋滞で、車線変更を繰り返すのは、まわりのクルマと接触する危険性が高くなるだけで、そんなに早く進めるワケではない、というお話をしました。

でも、渋滞中の車線変更では、その他にも、気をつけなければいけないポイントがあるんです。それが、すり抜け運転をしてくるバイクです。

渋滞中でも、バイクはクルマの間を縫うようにすり抜けていくことがありますよね。後ろから接近してくるそうしたバイクに気づかずに車線変更すると、接触や衝突事故を起こしてしまうことになります。そのため、不用意に車線変更を繰り返すのは、絶対にやめましょう。

そして、やむを得ず車線変更する場合も、後方の確認をしっかり行い、ウインカーも早めに出して、自分の意思を周囲にしっかり伝えることが大切ですよ。

その他、渋滞に関連して、気をつけて欲しいのが、長い渋滞を抜けた後です。ストレスいっぱいの渋滞をやっとの思いで抜けると、これまでの遅れを取り戻そうとしてか、ついついアクセルを踏み込んでしまう人が多いようです。言うまでもなく、スピードの出し過ぎは、事故の元です。

皆さんも、渋滞を抜けた時こそ気持ちを新たに、慎重な運転を心がけてくださいね!

【抜け道は安易に使わない】5月3日(水)

長い渋滞につかまった時、抜け道を使おうと考える方、結構いらっしゃるでしょうね。

でも、この「抜け道」、あまり安易に使うのは、オススメできません。というのも、抜け道と呼ばれているルートの多くは、その地域の人々が暮らしている、いわゆる「生活道路」であることが多いからです。

「生活道路」とは、その名の通り、日常生活に利用されている道路で、クルマよりも歩行者や自転車の通行が多い道路のこと。センターラインのない狭い道が多く、クルマが行き違うのもやっと、という所もあります。また多くは住宅街ですので、生垣や塀などがあって、見通しの悪い交差点もかなりあります。そして朝夕など、子供たちの通学路になっている所も少なくありません。そんな厳しい条件が重なる上に、横断歩道のない場所での横断や、交差点での飛び出しなど、普段クルマが少ない場所ならではの、さまざまなリスクが潜んでいます。実際、こうした生活道路では、幹線道路よりも多くの交通事故が発生しているんです。

渋滞を避けたいから…という思い付きで、普段走り慣れないエリアの生活道路を通行するのは、実に危険なことだということを、みなさんも改めて覚えておいてくださいね。

【渋滞を緩和する走り方】5月4日(木)

今更ながらですが、渋滞って、本当に百害あって一利なしですよね。なんとか防いだり、解消できたりしないものかと、皆さんも思いませんか?・・・でも、実はあるんです! 渋滞を解消する方法が!

その方法を提唱しているのが、「渋滞学」の権威としてメディアでもおなじみの、東京大学 先端科学技術センターの西成活裕教授です。

その方法というのが、いたってシンプル!それは「車間距離を十分に開ける」こと、なんだそうです。

まず渋滞がどのように出来るかといいますと、クルマの通行量が多い時にブレーキを踏むと、後続車にブレーキを踏ませてしまいますよね。すると、その後ろのクルマもブレーキを踏み、さらにその後ろも・・・と、どんどん後続車へ伝わってしまいます。

これが、多くの渋滞が発生する仕組みなんだそうです。

その点、十分に車間距離を開けていれば、前のクルマが多少ブレーキを踏んでも、後ろのクルマは一定のスピードで進むことができますよね。そうすれば、後続車にブレーキのバトンを渡すことがなくなる、という訳です。

その分け目となる車間距離が、40メートル。それ以上車間距離を開けられれば、渋滞を回避するのに有効だと西成教授はいいます。でも、ドライバー全員がやらなければ意味がないのでは?と思いますよね。ところが、近くにいる10人程度のドライバーが実践するだけで、渋滞の解消に大きな効果があるんだそうですよ。

みなさんも、渋滞をなくす運転を、早速心がけてみませんか。

【合流はジッパー方式を試してみて】5月5日(金)

高速道路などで渋滞がひどくなりやすい場所の一つが、インターチェンジやサービスエリアなどから、
本線に合流するポイントではないでしょうか?そんな場所で、スムーズに本線へと入れるうえに、渋滞の緩和にも効果的と言われる合流方法があるんです。


それは加速レーンの先頭まで走り、そこから1台ずつ交互に合流していく方法。
これは、その見た目がジッパーを閉じる様子に似ているため、「ジッパー法」や「ファスナー法」などと呼ばれています。

この方法のどんな所がいいかといいますと、これまでのように、加速レーンのあちこちで合流しようとすると、本線にいるクルマが、何台も同時にブレーキを踏むことになって、渋滞を悪化させる可能性があります。さらに、接触事故のリスクもありますよね。

その点、加速レーンの先端でのみ合流するようにすれば、本線のスムーズな流れをキープしたまま、安全に合流することができる、というワケです。

ただ本線の渋滞を後目に、加速レーンの先頭まで走っていって合流することに、罪悪感を覚える人もいるようです。でも結果的に、合流がスムーズになり、渋滞も緩和するとなれば、ドライバーさんたちは、試してみる価値があるんじゃないでしょうか?皆さんも機会があれば、一度実践してみてくださいね!

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