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◆ チャイルドシートが子供の命を守る

2026/6/26 UP!

千葉県では6月を、『シートベルトとチャイルドシート着用推進強化月間』としています。

そこで先週は、「シートベルトは必ず着用」をテーマにお送りしましたが、今週は、「チャイルドシートが子供の命を守る」をテーマに、様々な情報をお届けしていきたいと思います。

【チャイルドシートを使わないと…】6月22日(月)

今朝は、チャイルドシートを使うことがどれだけ大切か、チェックしてみましょう。

まず、6歳未満のお子さんをクルマに乗せる場合は、チャイルドシートを使用しなければいけないことが、道路交通法で定められています。違反した場合は減点1となり、反則金などはありません。

ただし罰則には関係なく、大きな問題があります。それは勿論、万一、事故などで何かに衝突した時のお子さんへの影響です。そもそも座席についているシートベルトは、大人用に作られています。そのため子供がチャイルドシートを使わず、大人用のシートベルトを使用した場合には、クルマが何かに衝突した際、体を保護することができません。そして首などに、重大な損傷が残る危険性があるんです。

警察庁によりますと、チャイルドシートを使用しなかった場合、事故の際の致死率は、適正に使用していたケースと比べると、統計上、なんと5.3倍も高いといいます。

チャイルドシートは、大切なお子さんの命と安全を守る、唯一の安全装置です。
正しく使用するよう、徹底してくださいね!それが、保護者など周囲の大人の務めですよ!

【チャイルドシートの使用率】6月23日(火)

今朝は、チャイルドシートの使用率がどのぐらいなのか、チェックしてみましょう。

警察庁とJAFが、去年5月から6月にかけて、チャイルドシートの使用率について合同調査を行いました。その結果によりますと、道路交通法でチャイルドシートの使用が義務づけられている6歳未満では、チャイルドシートの使用率は82.4%。前年の調査の78.2%より4.2ポイント増加しました。この数値は、年々上昇していています。

ただ、これを年齢別に見ると、どうでしょうか?1歳未満では、93.2%と非常に高い結果だったんですが、1歳から4歳では84.8%となり、これが5歳になると66.7%まで減少してしまうんです。年齢が高くなるごとに、使用率が低下していることがわかります。

さらに気になるのが、チャイルドシートを使用しているケースのうち、どれだけ正しくクルマに取り付けられているのかを調べた結果によると、適切に取り付けられていたのは74.8%と、およそ4分の3。そして、お子さんを適切に座らせることができていた割合は、わずか55.6%、半分強ほどだったというんです。

きのうもお話した通り、チャイルドシートは、お子さんの命を守るための大切な安全装置です。しかしそれも、正しく使用しなければ、効果を十分に発揮することができません。ぜひ、体格にあったチャイルドシートを必ず使用し、説明書などで正しい取付方法、使用方法を確認してくださいね!

【子供をクルマに乗せる時に注意したいこと】6月24日(水)

お子さんがチャイルドシートを嫌がるからか、時々車内で、お子さんを膝の上に抱っこしている人を見かけることがあります。もし事故があっても、「自分がしっかり抱きとめるから、大丈夫!」などと、その人は思っているかもしれませんが、それは完全な思い違いです。

クルマが何かに衝突した時、乗っている人が前に飛び出す勢いは、相当なもの。例えば、時速40キロで壁などに衝突した瞬間、体重5キロの赤ちゃんでも、なんと150キロもの重さになるといいます。大人といえども、とても支えきれるものではありませんよね。抱っこは、チャイルドシートの代わりには、全くならないことを、覚えておいてくださいね。

一方、せっかくチャイルドシートを使用しても、チャイルドシートを、助手席に設置している人がいます。これも、安全のためには、決しておすすめできません。

というのも、もし事故が発生すると、助手席のエアバッグが膨張し、お子さんやチャイルドシートに激しく激突。重症や死亡事故に至る可能性があるんです。

また助手席で、後ろ向きのチャイルドシートを取り付けるのは、大変危険なのでやめましょう!

もしやむを得ず、助手席にチャイルドシートを取り付ける場合は、助手席のシートを一番後ろに下げて、前向きのものを取り付けるようにしてくださいね!

【6歳以上は学童用チャイルドシート】6月25日(木)

6歳未満のお子さんは、チャイルドシートを使用しなければいけないのが道路交通法のルールです。では、6歳になれば、チャイルドシートを使わなくてもいいんでしょうか?

すでにほとんどの方がご存知だと思いますが、クルマに乗るすべての人は、シートベルト着用の義務があります。しかし、月曜日にも触れましたが、クルマのシートベルトは大人用のもので、身長150センチ程度から、安全に使えるように設計されているんです。しかし、これをもっと身長が低いお子さんが使うと、シートベルトが首やお腹にかかってしまい、万一の事故の時、そうした場所に重大な損傷を受ける危険性があります。

そこで6歳以上で、150センチ程度に至らないお子さんは、ジュニアシートとも呼ばれる、学童用チャイルドシートを使用しましょう。これは、クルマのシートベルトを正しく着用するために、高さなどを調節して、補助をする役割があります。

学童用チャイルドシートには、背もたれつきのタイプと、背もたれのない、ブースタータイプがあります。背もたれつきのタイプは、シートベルトの位置を調整するガイドが付いていますので、安全に使用しやすくなっています。一方、ブースタータイプは、シートベルトによる子どものお腹への圧迫を防ぐことができますが、体格によっては、肩ベルトが首にかかる可能性があります。迷った場合は背もたれつきのタイプを選ぶと安心です。

【未承認のチャイルドシートに注意】6月26日(金)

チャイルドシートを購入する時、注意しなければいけないことがあります。それが、一部に出回っている未承認のチャイルドシートです。

国の安全基準への適合が確認されたチャイルドシートには、2012年7月以降のものには、アルファベットのEに○(まる)が付いた「E(イー)マーク」、それ以前のものには、自動車の「自」に○がついた「自(じ)マーク」が付いています。

こうしたマークがついていない、未承認のチャイルドシートでは、十分な強度がなく、万一の事故が起こった際、お子さんの安全を守ることができないといいます。

何年か前には、こうした未承認のチャイルドシートが、大手通販サイトでも大量に販売されていて、大きな問題になりました。現在では、ほとんど目にすることはなくなりましたが、それでも中には、そうした粗悪な品が紛れていることがあります。さらにフリマアプリなどでも、未承認のモノが出品され、気付かずに購入してしまうケースがあるようです。

未承認のチャイルドシートの特徴は、とにかく値段が極端に安いこと。購入を検討する際には、値段に惑わされず、認証マークを必ず確認するようにしましょう。

今週は、「チャイルドシートが子供の命を守る」をテーマにご紹介しました。

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