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◆ 千葉の山を楽しむ

2026/8/7 UP!

8月11日は「山の日」ですね。そこで、高い山のない房総半島ではありますが、今週は「千葉の山を楽しむ」をテーマに、魅力あるスポットを取り上げていきたいと思います。

【城 山 公 園】8月3日(月)

今朝は、館山市のランドマークともいえる、「城山公園」をピックアップしてみましょう。標高およそ66メートルのこちらは、山というより丘、という感じでしょうか。ここにはかつて、曲亭馬琴(きょくてい・ばきん)の『南総里見八犬伝』でおなじみの戦国武将、里見氏の居城「館山城」がありました。この城は、1580年、里見氏の八代目・里見義頼(さとみ・よしより)によって築城するも、江戸時代の初期に廃城となりました。

その後、長い時を経て、1982年・昭和57年、山頂に三層四階の模擬天守を再建し、周辺は「城山公園」として整備されました。現在、天守の中は、『南総里見八犬伝』に関する資料を展示する、「八犬伝博物館」になっています。

またこちらは、“花の公園”としても広く親しまれていて、早春のウメ、春のツバキやサクラ、そしてツツジなど、季節の花々を楽しむことができますよ!

そんな「城山公園」は、富津館山道路の富浦インターチェンジからだと、およそ20分で到着します。

山頂から見渡す館山市内、そして鏡ケ浦(かがみがうら)の別名を持つ、館山湾の眺めは、とにかく絶景ですよ!

【鋸 山】8月4日(火)

今朝ご紹介する場所は、お楽しみいっぱいの千葉県の山といえば、やっぱりココでしょう!鋸南町(きょなんまち)と富津市の間に位置する「鋸山(のこぎりやま)」です!

標高は、329メートル。山の尾根がギザギザとしていて、まるでノコギリの刃のように見えることから、「鋸山」と呼ばれるようになりました。

そして、この山の南斜面一帯には、東京ドーム7個分という広大な敷地を持つ、「日本寺(にほんじ)」があります。その起源は、およそ1300年前までさかのぼるそうで、とにかく見どころがいっぱいあるんです!

高さおよそ31メートルと、奈良や鎌倉のモノよりはるかに巨大な大仏や、江戸時代に27人が21年もの歳月をかけて彫り上げた、千五百羅漢石像群、などなど。また、旅番組などでもよく紹介されて、特に有名なのが、断崖絶壁から100メートル下を覗くことができるスリル満点のスポット、「地獄のぞき」!足がすくむこと間違いなしでしょうね!

そんな「鋸山」へのアクセスは、富津館山道路の富津金谷インターチェンジで降りれば、スグに到着です。

山頂へはクルマやロープウェーでも行けますし、低い山なので、初心者でも歩いて登りやすい山です。頂上から東京湾を見渡す景色も抜群!歴史と絶景が詰まった鋸山を、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか!

【鹿 野 山】8月5日(水)

今朝ご紹介するのは、君津市にあります「鹿野山(かのうざん)」です。

この山は、標高379メートルで、千葉県内では、愛宕山(あたごやま)に次いで、2番目に高い山です。その山頂には、聖徳太子によって日本で4番目に開かれたという、関東最古の名刹「鹿野山(かのうざん) 神野寺(じんやじ)があります。そして、その近くに整備されているのが、「鹿野山九十九谷展望公園」です。

この公園の眼下に広がるのは、房総丘陵。視界に映る山ひとつひとつは、決して高くはありませんが、山と谷が織りなす景色がそれは見事で、「九十九谷(くじゅうくたに)」と呼ばれています。特に、日の出前後や夕暮れ時の情景は大そう素晴らしく、「ちば眺望100景」の一つにも選ばれているんですよ!

昭和を代表する日本画家、東山魁夷(ひがしやま・かいい)の「残照(ざんしょう)」という作品は、この展望公園からの眺めがモチーフになった、といわれています。

そんな「鹿野山」へのアクセスは、館山自動車道の君津インターチェンジからだと、25分ほどで到着です。

まるで墨絵の世界とも称えられ、天候や時間帯、季節によって様々な表情を見せてくれるこのスポット、あなたにも、かつてない素晴らしい絶景写真が撮れるかもしれませんよ!

【清 澄 山】8月6日(木)

今朝ピックアップするのは、鴨川市にあります「清澄山(きよすみやま)」です。標高は377メートル、千葉県で3番目に高い山です。

その山頂付近にあるのが、「大本山 (だいほんざん)清澄寺(せいちょうじ)」。1200年もの歴史を持つというこの古刹は、日蓮聖人(にちれん・しょうにん)が出家をし、日蓮宗を開いた場所として知られています。

境内で特に目を引くのが、高さ約47メートル、幹回り約15メートル、樹齢およそ800年という杉の巨木、「清澄の大スギ」。「千年杉」とも呼ばれています。国の天然記念物に指定されていて、長寿のパワースポットとしても根強い人気があります。

本堂の南には、「旭が森(あさひがもり)」と呼ばれる、日蓮聖人の銅像が建っている場所があって、ここからの朝日は、「日本の朝日百選」にも選ばれています。富士山や離島を除けば、なんと日本で一番早く日の出が見られる場所だといいます。そのため、初日の出スポットとしても有名ですね!

そんな「清澄寺」がある「清澄山」は、圏央道の市原鶴舞インターチェンジからだと、国道297号を経由して約30キロ、1時間ほど走れば到着します。

長い歴史を感じられるこの「清澄山」。あなたもぜひ訪れてみては!

【富 山】8月7日(金)

今朝は、千葉県を舞台にした名作ゆかりの地で、散策にもピッタリのスポットをピックアップしたいと思います。それが、南房総市にある「富山(とみさん)」です。標高は約350メートル、ラクダのコブのように北と南に二つの峰があります。

この山が、どんな作品の舞台になったかといいますと、それは月曜日にも少し触れた、江戸時代に曲亭馬琴(きょくてい・ばきん)が書いた小説、『南総里見八犬伝』です。物語の中では「とやま」と呼ばれ、里見家の伏姫(ふせひめ)と飼い犬の八房(やつふさ)が隠れてこもった山、ということになっていますが、なんと実際に、伏姫と八房が住んだという洞窟まであるんですよ!

また北の峰の山頂には、展望台があって、遠くは、富士山や伊豆七島(いずしちとう)まで見渡すことができます。

そんな「富山」へのアクセスは、富津館山道路の鋸南富山(きょなんとみやま)インターチェンジで降りれば、15分ほどで到着です。実は、天皇・皇后両陛下も、皇太子ご夫妻の時代に、散策されたことがあります。そんな富山へ、みなさんも訪れてみてはいかがでしょうか?

今週は、「千葉の山を楽しむ」をテーマにご紹介しました。

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