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◆ 信号のいろはを学ぶ

2026/8/21 UP!

8月20日が「交通信号設置記念日」だということ、皆さんはご存知だったでしょうか?

これは1931年、昭和6年のこの日に日本ではじめて3色の信号機が設置されたのを記念して、制定されました。設置されたのは、東京の京橋交差点や、現在の銀座四丁目交差点をはじめとした34か所。当時は、信号の色が変わるたびにベルが鳴る仕組みだったそうですよ。

そこで今週は、道路交通において大変重要な、「信号のいろはを学ぶ」をテーマに、信号についての基本的な情報を取り上げていきたいと思います。

【信号の赤色はなぜ一番右?】8月17日(月)

一般的な3色の信号機は、左から青・黄・赤と並んでいます。では、どうして赤色が一番右にあるのか、ご存知ですか?その理由は、安全な交通のために一番大切な赤色を見やすくするためです。

日本で走っているクルマのほとんどが、右ハンドルですよね。そのため前方を見て運転している時に目に入りやすいよう、右側が赤色になっているんです。

また、もし一番左に赤色があると、街路樹が道路脇から伸びてきたら、真っ先に隠れて見えなくなってしまいますよね。それもあって、影響されにくい一番右側に赤色が配置されているそうですよ。

では、安全な交通のために最も重要な赤信号ですが、その正しい意味については、明日、詳しくご紹介します!

【赤信号の意味】8月18日(火)

クルマ用の信号機には、一般に赤・青・黄の3色が使われていますが、それぞれの意味、あなたは正しく理解されていますか?ということで今朝は、赤信号の意味からチェックしてみましょう。

赤信号の意味を聞かれると、多くの方が「止まれでしょ?」と答えると思います。大きくいえば間違いではないのですが、赤信号の意味は、それだけじゃないんです。

道路交通法で赤信号は、「停止位置を越えて進行してはならない」とされています。停止位置とは、信号の手前に引かれている停止線のこと。つまり、止まるのは当たり前で、停止線を越えた場合は違反になる、ということです。

ただ、街なかを見てみると、停止線を大きく越えて止まっているクルマをよく見かけます。これは明らかな違反で、取り締まられる可能性があるんですよ!

ただし、例外があります。それは、赤信号になった時点で、すでに停止線を越え、左折や右折を始めている場合です。この場合は、赤に変われば、そのまま進んでOK。例えば、青信号で左折や右折を始めたものの、直面する歩行者の横断が続き、待っているうちに赤信号になってしまった場合などがこれに当たります。そのまま交差点の中にとどまっている方が危険なので、安全が確認できたら、速やかに交差点を出るようにしてくださいね。

【青信号の意味】8月19日(水)

きのう、赤信号の正しい意味をご紹介しました。今朝は、青信号の意味について取り上げたいと思います。

青信号の意味を聞かれれば、多くの方は、「進め」と答えるんじゃないでしょうか?しかし道路交通法では、その内容は微妙に違っているんです。では、なんと書かれているかといいますと、「直進し、左折し、右折することができる」です。

ちょっと聞くと、何が違うのか分からないかもしれませんね。でも大切なのは、「することができる」という部分です。

もし、これが「進め」なら、青になれば何が何でも、無条件に前へ進まなければいけないことになってしまいます。しかし「進むことができる」という表現なら、進むだけでなく、停止していることもできる訳です。その停止している理由は何かといいますと、もちろん安全の確保です。つまり青信号は、歩行者やクルマなど、他の交通状況がよければ「進んでもよい」、という意味なんです。

しかし巷では、まだ青信号に変わる前からじわじわと前に出始め、青信号になったとたんにスタートダッシュするようなクルマも見かけます。そんな状況では、安全確認なんてできる訳がありません。

信号が青になったら、横断歩道を渡り遅れた歩行者はいないか、そして遅れて飛び込んできたクルマはいないかなど、しっかり安全確認をしてから進むようにしましょう!

【黄信号の意味】8月20日(木)

きのうまで、赤信号、青信号の意味について取り上げてきましたが、今朝は、黄信号についてです。車両用の3色の信号の中でも、おそらく一番意味を勘違いしている人が多いのが黄信号でしょう。あなたは黄信号の意味を、「注意して進め」とか、「もうすぐ赤に変わるので急いで進め」なんて思っていませんか?

道路交通法で黄信号は、「停止位置を越えて進行してはならない」と規定されています。つまり、基本的な意味は赤信号と同じで、「とまれ」なんです。

じゃ、赤信号と何が違うの?と思うかもしれませんね。実は黄信号には、赤信号にはない例外があります。それは、黄色に変わった時点で停止線に近づいていて、安全に停止できない場合です。つまり、急ブレーキをかけなければいけなかったり、後続車に追突される危険性があったりする場合には、そのまま進んでいいことになっているんです。

ただ、この例外を拡大解釈して、黄信号を無視している人が少なくないようです。そして今では、「黄信号はとまれ」という大原則さえ忘れてしまっている人が、増えているのかもしれません。

黄信号無視を繰り返していると、そのうち感覚がマヒして、赤信号への変わり際や、赤信号でさえ突っ切るようになる可能性があります。そうした運転は、重大な事故につながりかねません。黄信号の意味をきちんと理解し、しっかり守るようにしてくださいね!

【点滅信号に注意】8月21日(金)

運転中に、赤色や黄色が点滅する点滅信号を、あなたもこれまでに目にしたことがあると思います。

夜間や、交通量が少ない交差点などで運用されることが多いこの点滅信号、以前より、見かけることは少なくなってきていますが、その意味を理解しないで交差点に進入すると、出会い頭の事故につながりかねません。

そこで、改めてその意味を確認しておきましょう。まず、黄色が点滅している時には、歩行者とクルマは、他の交通に注意して進むことができます。

一方、赤色が点滅している時には、歩行者は注意して進むことができますが、クルマは停止位置で一時停止して、周囲の安全を確認してから、進むことができます。

ただ、点滅信号は交通量が少ないところに設置されているので、「どうせ何もこない」と考えて、注意や一時停止を怠るクルマが少なくないようです。しかし実際に、点滅信号のある交差点での出会い頭の事故は発生しています。他のクルマなど来ないだろう、と決して思わず、信号を守って、安全を確認するようにしてくださいね!

今週は、「信号のいろはを学ぶ」をテーマにご紹介しました。

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