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◆ クルマの盗難に気をつけよう

2026/10/9 UP!

10月7日は『盗難防止の日』です。これは、自動車盗難や車上ねらい、住宅侵入盗難などの被害を防ぎ、その犯罪をなくすことを目的に、「日本損害保険協会」が2003年に制定しました。

そこで今週は、「クルマの盗難に気をつけよう」をテーマに、様々な注意点や対策などを取り上げていきたいと思います!

【自動車盗難が身近な犯罪】10月5日(月)

まず自動車盗難は、どれくらい起きているのでしょうか?警察庁の統計では、全国での年間の認知件数は、ピーク時の2003年には、なんと6万4223件あったといいます。これが2021年には、5182件まで大きく減少したものの、ここ5年間は増加傾向に転じていて、2025年には6386件発生しています。

では、自動車盗難が多く発生している都道府県はどこでしょうか?去年、2025年に自動車盗難が発生した都道府県ワースト5を見てみると・・・、1位が愛知県で1051件、2位が埼玉県の756件、3位が神奈川県の649件、そして4位茨城県、5位に千葉県と続きます。このようにワースト5には、千葉県を含む関東地方の4県が占めています。海に近いエリアが多いのは、海外への輸送がしやすいという背景もあるそうです。

どうですか? 自動車盗難の被害が、思いのほか身近で、なおかつ多く発生していることがわかりますよね。自動車盗難は、もう他人事ではありません。あなたも日頃から、十分な警戒をお願いします!

【CANインベーダー】10月6日(火)

自動車盗難の手口は、年々巧妙化しています。そんな中、ちょっと前までよく耳にしたのが「リレーアタック」。これは、スマートキーの微弱な電波を特殊な機械で中継・増幅し、クルマのキーが近くになくても、ドアを開け、エンジンなどをスタートして盗み出す手口でした。

しかしここ最近は、それに代わるものとして、新たな手法が横行しているんです。その一つが「CANインベーダー」と呼ばれるもの。どういう手口なのでしょうか?

まずクルマは、様々な機能を制御するため、各所にコンピューターがあって、それらをつなぐ通信のため、配線のネットワークが張り巡らされています。「CANインベーダー」は、特殊な機械をこの配線に接続。コンピューターに信号を送って、ドアロックを解除したり、エンジンなどを始動させたりすることができるんです。

しかも、その配線につなぐために、クルマを大きく壊す必要もありません。フロントバンパーの一部を少し外すなどすれば、内部の端子に接続できるんだそうです。

では、そんな「CANインベーダー」から、大切なおクルマを守るために、私たちはどんな対策をとればいいんでしょうか?まず効果的なのは、様々な最新の防犯アイテムを取り入れつつ、ハンドルロックやタイヤロックといった、従来の物理的なアイテムも併用すること。あなたも愛車の防犯対策、改めてチェックしてみてくださいね!

【ゲームボーイ】10月7日(水)

きのう「CANインベーダー」という、最近横行している自動車盗難の手口についてお伝えしました。しかしその他にも、拡大が懸念されている新たな手口があります。

その一つが、通称「ゲームボーイ」と呼ばれる手法です。「ゲームボーイ」というと、往年の大人気携帯ゲーム機を思い起こす人が多いかもしれませんね。でも、内容は全く違います!

これは、本来なら緊急の時にドアの開錠を行うツールとして、鍵の専門業者向けに販売されている機械を悪用した手口です。その端末機器の形がこのゲーム機に似ていたことから、「ゲームボーイ」と呼ばれるようになったそうです。

クルマの故障などを診断するための機器を接続するポートから、この端末を使ってクルマのコンピューターにアクセス。そして、キーレスエントリーやプッシュスタートシステムなどのセキュリティを、解除してしまうといいます。

使い方は比較的簡単なため、技術的な知識があまりない人でも、クルマの盗難が容易に出来てしまうんだそうです。また、対象となるクルマの種類も、これまでより多いといいます。

そんな「ゲームボーイ」による被害を防ぐためには、最新のセキュリティのアップデートを、常に適用していくことが大切。同時に、ハンドルロックやタイヤロックなどの物理的な対策も行うのがオススメですよ。

【自動車盗難の対策アイテム】10月8日(木)

きのうまで、自動車盗難への対策について触れてきましたが、今朝は、盗難対策のアイテムについて取り上げてみましょう。

まずは、物理的なアイテム、ハンドルロックやタイヤロックです。これは、ステアリングやホイールに専用の器具を装着し、固定するもの。着脱にはやや手間がかかりますが、それは窃盗犯にとっても同じこと。彼らは時間がかかるのを嫌うため、それなりの効果が期待できます。

続いては、ドアをこじ開けたり、ガラスが破壊されたりすることによる衝撃を感知すると、音や光で警告を発する、お馴染みのカーセキュリティです。大きな音が鳴ったり、光ったりすることで、犯行を思いとどまらせる効果があります。

その他、位置情報を発信する追跡アプリや、車両追跡サービスを利用するのも、万一盗難にあった際、クルマを追跡できるので心強いですね。

そして、狙われやすい車種や希少なクルマの場合は、車種が特定されるのを防ぐために、クルマ用カバーを使うのも効果的です。盗難そのものを防ぐことはできませんが、他の盗難対策と組み合わせて使うようにしましょう。

また、クルマに直接取り付けるものではありませんが、駐車場にセンサーライトを設置するのも、有効なセキュリティ対策です。犯人はライトで照らされ、誰かに見られることを嫌います。カメラ付きのものであれば、防犯性はさらに高まりますよ!

【車上荒らし対策】10月9日(金)

クルマを標的とした犯罪には、クルマ自体を盗む他に、パーツや車内に置いていたモノを盗む、車上荒らしがあります。

車上荒らしの手口としては、カギのかかっていないドアを開けて車内に侵入したり、窓ガラスを割って、犯行に及ぶというのが代表的。

そのため対策としては、クルマから離れる時、例え短時間でも必ず施錠することが大切です。また、クルマ用の防犯ブザーやドライブレコーダー、防犯カメラなどを取り付けておくと、さらなる抑止力になります。そして何より、クルマから離れる際は、車内に貴重品などを置いたままにしないようにしましょう。

その他、火曜日にも少しふれた、「リレーアタック」という手口が使われることも、まだまだ多いようです。これは、バッグの中や玄関に置いてあるスマートキーが発する微弱な電波を、特別な機械で受信して増幅。その電波を使って、クルマのロックを解除して侵入するというものです。

防ぐためには、スマートキーを持ち運ぶ時や保管する際、電波を遮断する専用のケースや、金属製の缶などに入れておくと安心ですよ。

今週は、「クルマの盗難に気をつけよう」をテーマにご紹介しました。

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