2026/10/30 UP!
秋が次第に深まっていきますね。季節が移り変わっていくことで、運転環境にも様々な変化が出てきます。
そこで今週は、「秋の運転で要注意!」をテーマに、様々なポイントを取り上げていきたいと思います。
【早めのライトオンを徹底】10月26日(月)
まず、これからの季節、なんといっても大切なのが、早めのライトオンです。
日没時間が早くなることで、いわゆる「薄暮(はくぼ)」や「黄昏時(たそがれどき)」、「トワイライトタイム」などと呼ばれる日没前後の時間帯に、クルマを運転する機会も多くなります。
それぞれ素敵な表現のように聞こえる時間帯ですが、実は道路交通の世界では、「魔の時間帯」とも呼ばれているんです。というのもこの時間帯、非常に交通事故が多いんです!警察庁の統計を見ると、特にクルマと歩行者が衝突する死亡事故が多く発生しています。
そうした事故を防ぐためには、早めにヘッドライトを点灯することが何より大切です。
ヘッドライトは、自分の視界を確保するのはもちろん、周囲の歩行者やクルマなどへ、自分の存在をアピールするためにはとても重要です。薄暗い中、ライトを点けずに走ることで歩行者などがクルマの接近に気づかず道路を横断し、事故につながるケースがとても多いんです。
ライトを早めに点灯するのは、運転の基本中の基本です。日が暮れ出したら即ライトオン!これを徹底してくださいね!
【太陽光が目に入ってまぶしい】10月27日(火)
秋から冬にかけて、クルマを運転中に太陽の光がまぶしいと感じること、あなたは多くないですか?これは太陽の通り道が、夏とは違うからなんです。
学校の理科の授業でも習ったと思いますが、夏場は、朝、東から昇った太陽は、空の高い位置を通過して、西に沈みます。そのため、太陽の光が直接目に入る高さに、太陽がある時間が短いんです。一方、冬場は、太陽が夏より空の低いところを通過するので、より長い時間、目に入りやすい高さにあることになるんです。
さらに秋冬は、日の出が遅くなり、日の入りの時間が早くなりますよね。その結果、多くの方がクルマを運転する通勤中や帰宅中にも、太陽がまぶしい高さに入ってくるケースが増えるんです。
ということで、秋冬のシーズンは、運転中の光への対策が欠かせません。一番手軽な対策としては、運転席上部にあるサンバイザーを使うことです。ただし、サンバイザーは太陽光への対策としては有効ですが、上の方の視界を妨げてしまい、標識や信号機などを見落とす可能性があるので、ご注意ください。
また、サングラスも色の濃いものは、眩惑(げんわく)対策としては有効ですが、日陰やトンネルの中では、周囲が見えづらくなることがありますので、こちらも使用する際は、気をつけるようにしてくださいね!
【野生動物との事故に注意】10月28日(水)
秋、山あいの道を走る時に、ぜひ注意してほしいのが、野生動物との事故です。千葉県では、クマについての出没情報は今までありませんが、シカやイノシシ、そしてキョンなど、様々な動物が生息しています。秋はこうした動物が、活発に動き回る季節です。その傾向は、10月から12月にピークを迎えるといいます。
中でも気を付けたいのが、日没から日の出までの夜間。動物たちが活発になる時間帯ですし、見通しが悪くなるので、クルマと衝突する事故などのリスクが高くなります。
そこで、「動物注意」という黄色い警告標識があるような場所では、早めにヘッドライトを点灯するようにしましょう。そして対向車や前にクルマが走っていなければ、上向きのハイビームにしてください。野生動物はライトが当たると目が光りますので、遠くからでも発見しやすくなりますよ。その上で、急な動物の飛び出しにも対応できるよう、あらかじめスピードを落として走行するようにしましょう。
しかし、もし実際に野生動物が飛び出してきた時、慌てて急ハンドルを切るのは、ガードレールに衝突するなど、大きな事故につながる可能性があります。できるだけ急ハンドルは避けて、まずはブレーキを踏むのが最優先です。少しでもスピードが落ちれば、動物が避けてくれる可能性がありますし、万一、衝突したとしても、スピードが落ちていれば、被害を減らすことが出来るかもしれませんからね。
【落ち葉は滑りやすい】10月29日(木)
この先、秋が深まってくると、紅葉を経て、木の葉が地面に散りますよね。この落ち葉、1枚、2枚であれば特に問題はないのですが、たくさん散り積もっているような場所をクルマで通行する時には、注意が必要です。
というのも、落ち葉ってかなり滑りやすいんです!特に、濡れている落ち葉は滑りやすく、場合によっては、雪道や凍結した路面と同程度に、滑りやすくなることもあるといいます。
その原因となるのが、葉に含まれている油分です。多くの木の葉には、乾燥から植物を守るために、クチクラ層という油分を含む層があります。落ち葉が雨などの水に濡れると、このクチクラ層が分離されて、葉から多くの油分が浮き出てしまうといいます。
特に油分を多く含んでいるのが、表面がツヤツヤしているイチョウやツバキなどの葉。中でもイチョウの葉は、乾燥していても滑りやすいほど、油分が多く含まれています。
では、おクルマを走らせていて、そんな落ち葉が積もった場所に出くわしたら、ドライバーさんは、どんなことに注意したらいんでしょうか。
まずは、スピードを十分に落とすことです。そして、急ブレーキや急ハンドルなどの操作をせずに通過するよう気を付けてください。特に雨上がりは、要注意ですよ!
【観光地でドライブ中の注意】10月30日(金)
秋の行楽シーズンは、まさに、ドライブにもピッタリの季節ですよね。ただそれだけに、運転中、気をつけたいこともあります。
まず、せっかくのお出かけだからと、あれこれ予定を詰め込んで、過密なスケジュールにならないよう注意してください。急ぎや焦りが生まれるだけでなく、疲労の原因にもなります。運転への集中力が欠けると、事故の原因にもつながりますからね。また、長時間の運転も同様に危険です。少なくとも2時間に1回は、休憩を取るようにしてくださいね。
そして、慣れない観光地などでは、カーナビに頼る人も多いでしょう。しかし、カーナビばかりを気にして、前方への注意がおろそかになってしまうのは、大変危険です。そこで助手席に同乗者がいる場合は、道案内を任せるなどして、ドライバーさんは運転に集中するよう努めましょう。
また、観光地を歩く人たちは、景色に見とれたり、お店を気にしたりして、周囲への注意が薄れている場合があります。そのため、急に思いもよらない行動をとる可能性も・・・。観光客の多い道では、人の動きに注意することを忘れず、スピードは控えめに、十分気をつけて運転してくださいね。
今週は、「秋の運転で要注意!」をテーマにご紹介しました。


