2025/10/10 UP!
秋の行楽シーズン。おクルマでお出かけされる機会も、多いと思います。そんな外出先で、ほぼ利用することになるのが、駐車場ですよね。
駐車場って、本来はクルマが止まっている場所ですから、安全なイメージがあるかもしれませんが、実は多くの事故が発生しているんです。そこで今週は、「商業施設の駐車場での注意点」をテーマに、さまざまな情報をご紹介していきたいと思います。
【商業施設の駐車場での注意点】10月6日(月)
まず基本的な注意点ですが、広い駐車場の中では、駐車スペースを探そうと、ドライバーさんがキョロキョロと脇見運転をしがちです。しかし、駐車場では、先行するクルマや後続車もいますし、発進しようとしているクルマもいます。
また、駐車車両や柱の陰などから、いつ歩行者が出て来るか分かりません。そのため、歩行者を見落とさないようにしつつ、他のクルマの動きにも十分注意を払いましょう。さらに、何か危険を見つけた時でも即座に停まれるよう、時速10キロ程度の徐行で、慎重に運転することが大切ですよ。
そして駐車場内では、書かれている制限速度や一時停止など、指示を守るようにしましょう。進行方向を守らないで逆走したりすると、クルマの流れを妨げることになりますし、事故の危険性が高くなります。そうした自分勝手な運転は、絶対にやめてくださいね!
【バックでの駐車に注意】10月7日(火)
今週は、「商業施設の駐車場での注意点」をテーマにお送りしています。
きのう、商業施設の駐車場での、注意点についていくつかお話ししました。そうした駐車場での事故で、特に多いのがバックしている時の事故です。例えば、バックしている時に他のクルマや壁などにぶつかるケースで、駐車場内での事故全体のおよそ4割を占めているといいます。
では、そうしたバック中の事故を防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか?
まずバックする時は、バックモニターに頼り過ぎるのは禁物です。バックモニターは後方の全てを映し出している訳ではありません。ミラーはもちろん、自分の目でも直接見て、安全を確認するようにしましょう。
また、後続車を待たせた状態で駐車すると、どうしても「相手を待たせている」という気持ちから、
焦りが出て、ミスをする可能性が高くなります。立体駐車場なら上の方の階、そして最も奥まった場所が空いているものです。時間に余裕があるなら、最初からそうした場所まで行って、落ち着いて駐車するのもいいでしょうね。
さらに、バックを始めて、隣のクルマなどに「ぶつかるかも!?」と感じたら、決して無理をせずに切り返しましょう。
そのまま強引にバックを続けてチャレンジするメリットは、何もありませんよ!
【駐車場出入口の機械に手が届かなかったら】10月8日(水)
今週は、「商業施設の駐車場での注意点」をテーマにお送りしています。
ところで、商業施設の駐車場やコインパーキングなどで、入口の発券機で駐車券を受け取り、出る時に料金を機械に投入するようになっている所、多いですよね。ただ、そうした機械にクルマを十分寄せることができなくて、手が届かなくて苦労した経験、みなさんはありませんか?そんな時、なんとか手を伸ばして対応している人が多いと思いますが、あまり無理をするのは、危険ですよ。
というのも、無理をして手を伸ばしていると、ブレーキペダルを踏んでいる足が離れてしまうことがあるんです。すると、クリープ現象で、クルマが勝手に前へ動き出してしまいますよね。
このような時、落ち着いてブレーキペダルを踏めればいいのですが、ハンドルも握っていない状態でクルマが急に動き出すんですから、どうしても慌ててしまいます。すると、ブレーキペダルを踏み損なうこともあるでしょうし、場合によっては、間違えてアクセルペダルを踏んでしまうかも…。そうなると、どんな事故が待っているか分かりません!
そこで、もし機械に手が届かないと思ったら、サイドブレーキをかけて、シフトをパーキングに入れ、クルマが動かない状態にしてから、駐車券の受け取りや支払いをするようにしましょう。それでも届かない場合は、ドアを開けたり、クルマから降りて対応するなどしてくださいね。
【小さな子どもと一緒の時は】10月9日(木)
ご家族でお出かけする時など、小さなお子さんも一緒に乗って、商業施設の駐車場を利用することがあるでしょう。そんな時、注意して欲しいことがあります。
まず、お子さんだけを先にクルマから降ろすのは、絶対にやめましょう。クルマを降りた子どもたちが、走ってくる他のクルマの前に飛び出すなど、どんな行動をするか分かりません。大人がクルマを降りてから、子どもを降ろす習慣をつけましょう。
また、ドアの開け閉めも、大人が行うようにしてください。そうすることで、子どもが勝手にクルマから降りて、他のクルマと接触事故を起こしたり、ドアで手を挟んだりする事故を防ぐことができます。
そしてクルマを降りた後も、要注意です。
みなさんは駐車場内を移動するとき、お子さんを、一人で歩かせていませんか?小さい子どもたちは、どれだけ口で危ないと言っても、何かに気を取られてしまうと、突然、走り出してしまうことがあります。そんな時に、クルマが走ってきたら・・・と思うと、ゾッとしますよね。そのため、小さな子どもと駐車場内を歩く時には、しっかりと手をつなぐようにしてくださいね。
【コンビニワープは超危険】10月10日(金)
きのうまで、商業施設などの駐車場を利用する時の注意点を取り上げてきましたが、最終日のきょうは、そんな駐車場で最近問題になっている、ある運転についてピックアップしたいと思います。それが、「コンビニワープ」と呼ばれるものです。
これは、信号待ちを回避するため、交差点の角にあるコンビニなどの駐車場や敷地内を通り抜けて、近道をする行為を差します。
確かに、信号無視をしている訳ではありませんので法律的に取り締まるのは難しいかもしれません。でも、大変危険な運転として、広く社会問題になっているんです。
というのも、駐車場の中を通過すると、店から出て来た歩行者などと事故になる危険性があります。それに、最初から通過するためだけに駐車場へ入っていますから、その速度も、通常よりは速いはずです。そんな状況で事故になれば、被害も大きくなるでしょう。
身勝手なコンビニワープは、過去に死亡事故も発生している重大なマナー違反です。
絶対にやめてくださいね!
今週は、「商業施設の駐車場での注意点」をテーマにご紹介しました。
2025/10/3 UP!
秋分の日が過ぎ、これからは夜の時間の方が、どんどん長くなっていきますね。
そんな秋本番へと向かう時期、より大切になるのが、前方を明るく照らすヘッドライトです。そこで今週は、「ヘッドライトと安全運転」をテーマに、さまざまな情報をご紹介していきたいと思います。
【早めのライト点灯】9月29日(月)
まず、あなたは、ヘッドライトをいつ点けて、いつ消していますか?なんとなく暗くなったら点けて、明るくなったら消すと思っている人、多いんじゃないでしょうか?
でも、道路交通法では、ヘッドライトを点けていなければいけないタイミングは、きっちり決められているんです。それが「日没から日の出まで」の夜間。その他、トンネルの中や濃い霧がかかっているなどして視界が悪い時も、ライトを点灯しなければいけません。
ただ、実際に街なかを見てみると、日没の時点でヘッドライトを点けているクルマは、決して多くありません。というのも、今の時期、千葉県だと日没は午後5時半ごろ。人の目には、まだまだ明るく感じてしまうんです。しかし、日没以降、街は一気に暗くなってゆき、見えているつもりでも、人の目は急速にものを捉えられなくなっていくんです。
特に夕暮れ時は、一日の中でも、歩行者が死亡する交通事故が多発する時間帯です。そうした事故を防ぐためには、早めのライトの点灯が大切。日没時間のできれば30分前を目安に、ライトを点灯するよう心がけてみてくださいね!
【オートライト機能について】9月30日(火)
今週は、「ヘッドライトと安全運転」をテーマにお送りしています。
きのう、夕暮れ時には、ライトを早めに点灯しましょう、というお話しをしました。でも、最近では、自分で操作しなくても、自動で点灯してくれるオートライトが増えていますよね。2020年4月以降に販売された新型車に、搭載が義務付けられたオートライト機能。走行中のクルマが、周囲の明るさを検知して自動的にヘッドライトを点灯したり消灯したりする機能です。実際に、オートライト機能付きのクルマに乗っているという方も、今では多いでしょうね。
もちろん2020年以前にも、オートライト機能が搭載されたクルマはありました。しかし以前のものは、ドライバーさんが、自分の意思でオートライトを解除することが出来ましたし、どのぐらいの明るさで、ライトがオン・オフになるのかの基準も、メーカーごとに大きく違っていたんです。
その点、新しく義務化されたオートライト機能は、ドライバーさんによって解除することができません。そのため、ドライバーさんの感覚に頼らず、忘れずにヘッドライトを点灯することができるんです。また、周囲の明るさが1000ルクス未満になると点灯し、7000ルクス以上になると消灯するよう、統一もされました。
ただ、オートライト機能が搭載されたクルマは、まだ一部です。それ以外のクルマに乗っていらっしゃる方は、くれぐれも、早めの点灯を心がけてくださいね!
【トンネルでは必ずヘッドライトを点灯】10月1日(水)
ヘッドライトを使うのは、夜間だけじゃありません。よくあるのが、トンネル内を走行する時です。
ところが最近、トンネルの中の照明が明るいこともあって、ヘッドライトを点灯していなかったり、スモールライトしか点けていなかったりするクルマを、見かけることがあります。
運転している本人は、十分周りが見えていると感じるのかもしれませんね。しかし、周囲のクルマのドライバーさんから見ると、ルームミラーやドアミラー越しに、そのクルマがはっきり認識できるとは限りません。さらに雨の日など、ガラスやドアミラーに雨粒が付いていれば、なおさら見落とす可能性は高くなるでしょう。
また、トンネルの中は、照明がどんなに明るくても、昼間の外の明るさよりはどうしても暗くなります。するとトンネルに入った直後、その暗さに目が追い付かず、暗さに慣れるまでは、周囲が見えにくくなってしまいます。視力が回復するまでに、若い人で平均8秒、高齢者は平均24秒もの時間がかかるというデータもあるんです。
そんな状態の時には、無灯火のクルマや、スモールライトしか点けていないクルマを見落としてしまう可能性は、なおさら高くなります。
ヘッドライトには、自分の視界を確保するだけでなく、周囲に対して、自分の存在をアピールするという大切な役割があります。トンネルなど薄暗い場所では、必ずヘッドライトを点灯しましょう!
【対向車のライトで目がくらんだ時には】10月2日(木)
夜間走行するときのヘッドライトは、遠くまで照らせるハイビームが基本で、ロービームは、対向車や前にクルマがいる場合などに使用するものだということを、ご存知のドライバーさん、多いと思います。しかし、交通量の多い街なかにおいても、ハイビームのまま走行しているクルマを見かけることが、よくあります。特にそんな対向車に出会った時は、まぶしくて困りますよね。
では、そんなライトのまぶしさで目がくらんでしまった場合、どうしたらいいのでしょうか?
もし強い光によって目がくらんでしまったら、そのまま運転するのは危険です。すぐに道路わきに停車して、視力が回復するのを待ちましょう。でも、そんな状態にならないようにするコツもあります。
通常、いきなり目がくらむことはありません。対向車のヘッドライトにまぶしさを感じたら、まずは、ブレーキペダルに足を置いて、少しスピードを落としながら、目線を少し左側前方に置くようにします。この時、目を細めておくのがポイントですよ。
最近では、ハイビームとロービームの切り替えが自動になっているクルマも増えてきましたが、切り替えがスムーズでないケースもあるようです。そんな時には、対向車などに迷惑をかけないよう、確実なライトの操作を心がけてくださいね。
【レンズのクリーニング】10月3日(金)
今週は、「ヘッドライトと安全運転」をテーマにお届けしています。
ところでみなさんは、ヘッドライトのレンズが、曇ったり、黄ばんだりしているクルマを見かけること、ありませんか?レンズが曇ってしまうと、ライトの明かりが前方に十分届かず、歩行者などの発見が遅れてしまう可能性があります。それに、クルマの正面で目立つため、見た目にもカッコ悪いですよね。
では、どうしてそんな状態になるのでしょうか?
まず、レンズの劣化を防ぐために表面に塗られているコーティングが、紫外線などの影響ではがれたり、走行中の飛び石などでヘッドライトの表面に少しずつ細かい傷がつき、そこに汚れが付着したりすることが、原因と考えられるそうです。
そんな時にオススメなのが、レンズのクリーニング。表面を磨いて細かなキズやくすみを落とし、コート剤を塗って保護すれば、新車の時のような透明感や輝きが復活します。併せて、ヘッドライトのバルブ、つまり電球の交換もオススメですよ!レンズのクリーニングやバルブ交換をご希望の方は、お近くのカーディーラーなどへ、お気軽にご相談ください!
今週は、「ヘッドライトと安全運転」をテーマにご紹介しました。
2025/9/26 UP!
明日は、昼と夜の長さが等しくなると云われる「秋分の日」。季節は徐々に、秋へと進んでいきます。
ところで、秋の花にもいろいろありますが、コスモスを思い浮かべるという方、やっぱり多いかもしれませんね。千葉県内にも、多くのコスモスの名所があります。
そこで今週は、「千葉県のコスモス畑を歩こう」をテーマに、各地にあるコスモスの名所を取り上げていこうと思います。
【あけぼの山農業公園のコスモス】9月22日(月)
まず、今朝ピックアップするのは、柏市にあります「あけぼの山農業公園」です。
四季折々に美しい花が咲き誇るこちらの公園。バーベキュー施設や、子供用の遊具などもある市民の憩いの場所ですね。花々に囲まれて立つオランダ風車は、この公園のシンボルにもなっています。
そんな風車を秋に彩るのが、2.2ヘクタールの花畑一面に咲きそろう、白・黄・ピンク・赤のコスモスです。秋風に花が揺れる景色は、風情満点ですよ!こちらの例年の見ごろは、10月上旬から下旬にかけて。風車をバックに広々としたフォトジェニックな花畑では、素敵な写真がいっぱい撮れそうですね!
そんな、柏市の「あけぼの山農業公園」へのアクセスは、常磐自動車道、柏インターチェンジから国道16号線を経由して、20分ほど走れば到着します。
可憐なコスモスの花に囲まれて、思いっきり秋を満喫してみてはいかがでしょうか?
【与田浦コスモスまつり】9月23日(火・祝)
「千葉県のコスモス畑を歩こう」をテーマにお送りしています。今朝は、千葉県のコスモスの名所の中から、現在、香取市で行われている「与田浦コスモスまつり」をピックアップしてみたいと思います。
与田浦は、元々は海だった場所ですが、利根川の堆積作用によって閉ざされ、現在のような湖となりました。その近くにあるのが、今年で21回目となる「与田浦コスモスまつり」の会場。秋になると、3ヘクタールの敷地に、300万本近くのコスモスが咲き揃うことで知られています。あたり一面に、ピンク色の絨毯を敷き詰めたような光景は、まさに圧巻ですよ!
今年の「与田浦コスモスまつり」は、10月13日・スポーツの日まで開催されていて、入場は無料です。車いすでの入場もできますよ。
そして、コスモスまつりの期間中、毎日無料でコスモスの摘み取りができるほか、朝採りのイチジクや野菜、お米など、地元の物産品の販売も行われています。
そんな、香取市の「与田浦コスモスまつり」会場へのアクセスは、東関東自動車道を「佐原香取(さわらかとり)インターチェンジ」で降りれば、20分ほどで到着です。高架橋を走る列車とコスモスのコラボも楽しめるそうです!みなさんも、ぜひ訪れてみてはいかがですか?
【富田さとにわ耕園のコスモス】9月24日(水)
今朝は、千葉県のコスモスの名所の中から、千葉市若葉区にあります「富田さとにわ耕園」を、ピックアップしてみましょう。
こちら、正式名称は「千葉市富田都市農業交流センター」。都市と農村の交流施設で、広大な農場の一角に花畑が広がり、一般に公開されています。春には、シバザクラやネモフィラが一面に広がり、夏にはアジサイ、秋にはコスモスなど、四季折々の美しい花々に彩られます。
また、農業体験農園や収穫オーナーのほか、とれたて野菜や新鮮な卵など、農産物の直売も行われていて、お土産にもオススメですよ!
そして秋の風物詩といえば、やっぱりコスモス。園内の畑には、色とりどりのコスモスが咲き誇ります。マリーゴールドやガーデンマムとともに、カラフルな秋の景色を楽しめますよ。こちらのコスモスの見ごろは、例年10月上旬から中旬にかけてです!
そんな「富田さとにわ耕園」へのアクセスは、御成街道を八街方面へ向かい、富田入口交差点を越えて、1キロ先の案内看板を左折すると到着です。
秋の晴れた日、澄んだ青空に映える花畑は、まさに絶好の撮影スポットですよ!
【ふなばしアンデルセン公園】9月25日(木)
「千葉県のコスモス畑を歩こう」をテーマにお送りしています。今朝ピックアップするのは、船橋市にあります「ふなばしアンデルセン公園」。子どもはもちろん、大人まで童心に返って楽しめ、四季折々の花々と風車のある風景を思いっ切り堪能できる、全国屈指のレジャースポットです!
およそ38万平方メートルという広大な園内は、フィールドアスレチックや、19世紀のデンマークの牧歌的風景が再現されたメルヘンの丘など、特色ある5つのゾーンに分かれています。
そして秋になると、園内には、白・ピンク・赤紫・黄色など色鮮やかなコスモスがおよそ10万株咲き揃い、毎年、多くの人が訪れます。公園のシンボルとしておなじみの風車と美しいコスモス畑が織りなす異国情緒あふれる景色は、写真映えすること間違いなしです!!
そして、10月1日・水曜日から31日・金曜日まで、「コスモスまつり」が開催されます。
約10万株のコスモスで彩られるほか、メルヘンの丘ゾーンに、広さ約600平方メートルのコスモス迷路もオープンします!
そんな「ふなばしアンデルセン公園」へのアクセスは、東関東自動車道を千葉北インターチェンジで降りれば、国道16号を経由して30分ほどで到着です。
お弁当を持ってピクニックを楽しむのもいいですね!
【武田川コスモスロード】9月26日(金)
「千葉県のコスモス畑を歩こう」をテーマにお届けしています。
最終日のきょうは、千葉県のコスモスの名所の中から、木更津市の「武田川コスモスロード」を
ピックアップしてみようと思います。
JR馬来田駅から真里谷城址のある城山までのおよそ12キロの散策路は、「うまくたの路(みち)」と呼ばれています。その起点から1.6キロほどのコースが「武田川コスモスロード」です。
秋には、この道沿いに植えられた赤やピンク・白など、色とりどり、たくさんのコスモスが花開きます。ちなみに早春には、黄色く咲きそろった菜の花も見られるんです!この道は、地元のボランティアのみなさんが、コツコツと整備を行っていて、コスモスや菜の花の植栽を行っているんだそうですよ。
そんな「武田川コスモスロード」へのアクセスは、館山自動車道の姉崎袖ケ浦インターチェンジからだと、久留里街道などを経由して、15分ほどの場所にあります。みなさんも、のんびりと散策してみてはいかがでしょう?
今週は、「千葉県のコスモス畑を歩こう」をテーマにご紹介しました。
2025/9/19 UP!
きょう9月15日は、「敬老の日」ですね。今後ますます進むと見られる、高齢化。それに伴って心配されるのが、高齢者が関わる交通事故の増加です。
そこで今週は、「高齢者と交通事故」をテーマに、様々な注意点などを取り上げていきたいと思います。
【高齢者の交通事故の状況】9月15日(月・祝)
まず、65歳以上の高齢者の交通事故発生状況について千葉県警の令和6年のデータを例に、見てみましょう。
去年、千葉県で発生した全ての事故は、1万2587件。その内、高齢者が関係する交通人身事故は4561件で、全体のおよそ36パーセントを占めていました。
しかし、死者数に限って見ると、高齢者は事故全体のおよそ51.9%、 実に半数以上を占めているんです。いかに高齢者の事故が、悲惨な結果となっているかがわかりますね。
では、そうした高齢者は、どんな状態で事故にあっているんでしょうか?
最も多かったのは、自動車の運転及び同乗中の事故で27人。次いで、歩行中の25人、そして自転車乗車中の11人、バイクの乗車中の5人と続いています。例年、最も死者数が多いのは歩行中の事故だったのですが、去年はこれがおおきく減少。その代わりに自動車運転中の事故が増加し、最多となりました。
では、高齢者を交通事故から守るためには、どうしたらいいのでしょうか?
明日から、その注意点などを取り上げていきたいと思います!
【高齢の歩行者に気をつける】9月16日(火)
今週は、「高齢者と交通事故」をテーマにお送りしています。
きのうも触れましたが、去年、千葉県内で発生した交通事故で、歩行中に亡くなった高齢者は、25人。これは、歩行者全体の死者数の半数を大きく超えています。では、高齢の歩行者の事故が、どうしてこれほど多いのでしょうか?そしてドライバーさんは、どんなことに気を付けるべきなんでしょうか?
まず高齢者は、一般的に視力が低下するうえ、足腰などの筋力も衰えることで、前かがみの姿勢になりやすくなります。そのため、視線も足元に向かいがちです。すると、近づいて来るクルマの発見が遅れたり、距離やスピードについて、判断を誤ったりすることがあります。
その結果、クルマの接近に気づかないまま、道路を横断し始めたり、立ち止まったり、引き返したりと、ドライバーさんが思いもよらない行動をとることがあります。
また、運動機能が低下している人も多く、クルマに気づいたとしても、走って道路を渡るなど、とっさに危険を回避できないケースもあるでしょう。
ということで運転中に、高齢者を道路脇で見かけた時は、急に道路を横断してくるかもしれないと考え、その動きに、十分注意を払うようにしてください。そこが、横断禁止の場所や歩行者信号が赤の場合でも、決して油断しないことが大切です。
そして、もし高齢者が道路の横断を始めたら、一時停止や減速などして、先に渡ってもらうようにしましょうね。
【高齢歩行者が注意すべきこと】9月17日(水)
今週は、「高齢者と交通事故」をテーマにお送りしています。
高齢歩行者の交通事故を防ぐためには、ドライバーさんが気をつけるのはもちろんですが、高齢者のみなさん自身の注意も必要です。
そこで、日ごろはドライバーさん向けに情報をお送りしているこのコーナーですが、今朝は、高齢の方、そしてそうしたご家族がいる方々に向けて、いくつか注意点などをご紹介したいと思います。
実は、高齢の歩行者の事故は、自宅から半径500メートル以内という近所で多く発生しているのをご存知ですか?通り慣れた道でも油断しないで、安全確認をしっかりして、クルマや自転車に十分注意しましょう。
そして何と言っても、交通ルールを守ることが大切ですよ!
歩道や路側帯、道路の右側など、正しい場所を歩きましょう。また、信号無視や横断禁止場所を横断するのは、重大な事故につながる危険な行為です。絶対にやめてくださいね!
夕暮れ時から夜間、明け方にかけては、明るい場所を選んで歩くようにします。その際、明るい色の服を着るようにしたり、反射板やLEDライトを身に着けたりして自分を目立たせることも、事故を防ぐためには大切ですよ。
ご高齢のみなさん、十分に注意してくださいね!
【はればれ運転を心がける】9月18日(木)
月曜日にも取り上げましたが、千葉県では、高齢のドライバーさんが関わる交通事故が増加しています。そこで千葉県警が呼びかけているのが、『はればれ運転』です。
『はればれ運転』とは、「危険を避けるため、運転をする時と場所を選び、運転能力が発揮できるよう心身そして環境を整え、加齢による運転技能の低下を補うような運転方法を採ること」をいいます。
例えば、雨の日は視界が悪くて、路面の状態が分かりにくかったり、他のクルマや歩行者が見えづらかったりしますよね。そんな時には、急用がないのであれば、クルマの運転を控えることが大切です。
また体調が悪い時には、運転に大切な判断能力などが低下するもの。そこで体調が悪い時には、運転をやめて、タクシーを利用したり、家族に運転をお願いしたりすることも、この『はればれ運転』に当たります。
そして長時間や長距離の運転は、疲れから事故につながる可能性があります。運転は近所のスーパーや病院など、近場までにするようにしましょう。
高齢ドライバーのみなさん、ぜひ、心と体に余裕をもった、この『はればれ運転』を心がけてくださいね!
【免許証の自主返納について】9月19日(金)
今週は、「高齢者と交通事故」をテーマにお届けしています。
ところで、高齢のため、最近自分の運転に不安を覚えたり、家族から、そろそろ運転をやめるように促されたりしたという方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。そんな時に考えていただきたいのが、免許証の自主返納です。
運転免許証やマイナ免許証の返納は、やむを得ない事情がある場合を除き、本人が直接申請する必要があります。申請の手続きは、千葉県内では、「運転免許センター」や、千葉県内の全ての警察署・幹部交番、そして「印西警察署白井分庁舎」で行うことができます。
免許証の返納を行うと、「運転経歴証明書」を申請することができます。
これは免許証と同じサイズで、住所や氏名、生年月日などが記載され、身分証明書として、一生涯使うことができます。またマイナンバーカードに、運転経歴情報を記録することもできますよ。
自主返納した方は、バスやタクシーなどの公共交通機関の乗車運賃割引など、様々な「支援措置」を受けることができます。詳しくは、千葉県警のホームページなどで確認してください。
あなたも免許証の自主返納、真剣に考えてみませんか?大きな事故を起こしてからでは、もう手遅れですよ。
今週は、「高齢者と交通事故」をテーマにご紹介しました。
2025/9/12 UP!
あさって9月10日は何の日か、ご存知ですか?実は、「車点検の日」なんです。
これは「兵庫県自動車整備振興会」が制定したもので、「クルマ」と9月、「点検」と10日の「テン」の語呂合わせ。自動車整備の大切さをアピールし、交通安全につなげる日とされています。
ということで今週は、「点検整備の大切さ」をテーマに、さまざまなポイントをご紹介していきたいと思います。
【点検整備の大切さ】9月8日(月)
まずは、点検整備をすることの大切さについて、改めて確認しておきましょう。
クルマは、走行する距離が長くなったり、時間が経過したりするうちに、どうしても様々な部品が、摩耗や劣化をしていきます。そのため、定期的に適切な点検・整備を行わないと、故障のほか、それが原因となる交通事故につながりかねません。さらに、燃料の無駄や排気ガスの増加など、環境面にも悪影響を及ぼす可能性があります。
そんな問題の発生を防ぎ、安全にクルマを運転するためには、クルマのユーザーさん一人ひとりが、責任をもって、点検整備を行う必要があります。
適切な点検整備を行い、クルマが安全に走行できる状態を保つことは、法律にも定められたユーザーさんの義務です。ぜひこの機会に、クルマの点検整備の大切さをチェックしてみてくださいね!
【定期点検整備について】9月9日(火)
今週は、「点検整備の大切さ」をテーマにお送りしています。
ところで、クルマの点検には、法律で行う間隔が定められた「定期点検整備」と、日頃からドライバーさんが自ら行う「日常点検整備」があるのを、ご存知でしょうか?今朝はそのうち、「定期点検整備」についてチェックしてみましょう。
「定期点検整備」は、定期的に行わなければならない少し大がかりなものです。
自家用車の場合は、1年ごとに行われる12カ月点検と、2年ごとに行われる24カ月点検があります。これらは、専門的な知識や技術が必要なので、カーディーラーや国の認証を受けた整備工場などで行います。
と、ここで、「定期点検整備」と「車検」は違うものなの?と思った方、いらっしゃいませんか?特に2年ごとに行われる「定期点検整備」は、「車検」と同時に行われることが多いので混同されがちですが、
実は全くの別もので、役割が違うんです。
まず「車検」は、クルマが保安基準を満たしているかどうかを検査するもの。
一方、「定期点検整備」は、クルマが故障なく、快適で安全に走行できるかを確認するものです。
定期的にクルマの状態をチェックすることで、故障やトラブルを防いだり、本来の走行性能を維持したりする役割があります。
「定期点検整備」を受けるのは、ユーザーさんの義務です。忘れずに、受けるようにしましょうね!
【日常点検整備/エンジンルーム】9月10日(水)
きのう「定期点検整備」について紹介しましたが、法律で義務付けられたクルマの点検整備にはもう一つ、ドライバーさんが自分で行う、「日常点検整備」があります。そこで、きょうから金曜日までの3回に渡り、マイカーの15項目ある点検について、その内容を取り上げていきます。
今朝は、エンジンルーム内の点検5項目です。
まずブレーキ液について、リザーバータンク内の液量が、上限ラインと下限ラインの間の規定の範囲にあるかチェックします。
2つ目は、冷却水の量。こちらもリザーバータンクを見て、液量が規定の範囲にあるか点検してください。
次は、エンジン・オイルの量です。こちらは、まずエンジンに付いているオイル・レベルゲージを引き抜き、付着しているオイルをふき取ります。そして再度ゲージを奥まで差し込み、抜き取った時にオイルの量がゲージに表示された範囲内にあるかをチェックしてください。
4つ目は、バッテリー液の量をチェックします。こちらも、液量が上限ラインと下限ラインの間の適正な範囲にあるかを見てください。
最後に、ウインド・ウォッシャー液も十分な量があるかを点検します。
明日は、運転席での点検についてご紹介します。
【日常点検整備/運転席】9月11日(木)
今週は、「点検整備の大切さ」をテーマにお送りしています。
昨日からは、ドライバーさん自身が行わなければいけない、15項目の「日常点検整備」について、改めて確認しています。今朝は、運転席で行う点検6項目です。
まずは、ブレーキについて。ブレーキ・ペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床板とのすき間、いわゆる踏みしろが適度にあるか、また踏みごたえが適当であるかを点検します。
次は、パーキングブレーキです。パーキングブレーキをいっぱいに引いたり、踏んだりした時に、その引きしろや踏みしろが、多すぎたり少なすぎたりしないか、チェックします。
3つ目は、ウォッシャー液を出してみて、噴射する向きや高さが適当か点検してください。
続いて、ワイパーの動きもチェックします。ワイパーを作動させて、低速、高速の各動作がおかしくないか、ウォッシャー液がキレイに拭き取れるかを点検しましょう。
5つ目は、エンジンを始動してみて、スムーズに回転するかを点検します。エンジンが始動する時や、
アイドリングの状態でおかしな音がしないかもチェックしてください。
最後に、エンジンの低速・加速状態の点検をします。エンジンが温まった状態でアイドリング時の回転がスムーズに続くか、また、エンジンを徐々に加速したとき、アクセル・ペダルに引っかかりがないか、スムーズに回転するかも走行するなどして点検してくださいね。
【日常点検整備/クルマの周り】9月12日(金)
水曜日からは、ドライバーさん自身が行う「日常点検整備」について、改めて確認しています。今朝は、クルマの周りで行う4項目をチェックしましょう。
まずは、タイヤの空気圧。タイヤの接地している部分のたわみ具合によって、空気圧が不足していないかを点検します。もしタイヤゲージがあれば、より正確に点検できますよ。
次に、タイヤの亀裂や損傷などがないか、そして釘や石、その他の異物が刺さったり、噛み込んだりしていないかをチェックします。
3つ目は、タイヤの溝の深さが十分あるかを、接地面のスリップ・サインを目印に点検します。スリップ・サインは、タイヤ側面の三角マークのある位置の接地面に現れますよ。
最後は、ランプ類の点検です。エンジンスイッチを入れて、ランプ類の点灯・点滅具合がおかしくないか、レンズなどに汚れや損傷がないかを確認します。
こうした「日常点検整備」で、「いつもと違う」など、少しでも異常を感じたら、カーディーラーや整備工場に相談してくださいね。
今週は、「点検整備の大切さ」をテーマにご紹介しました。
2025/9/5 UP!
小さいお子さんのいるご家庭では、一緒におクルマで外出する機会、なにかと多いのではないでしょうか。ただその時、大切なお子さんの安全を守るために、みなさんは十分に配慮が出来ていますか?
そこで今週は、「子どもの安全のために気を付けること」をテーマに、基本から様々な注意点まで、取り上げていきたいと思います。
【チャイルドシートを必ず使う】9月1日(月)
まず今朝は、小さいお子さんをクルマに乗せる時に欠かせない、チャイルドシートについてです。
みなさんご存知の通り、6歳未満のお子さんは、チャイルドシートを使用することが、道路交通法で義務付けられています。警察庁が行った去年の事故の統計によりますと、チャイルドシートを使用していなかった場合、適正に使用していた場合と比べて、自動車事故を起こした時の致死率は、なんとおよそ4.7倍にもなるといいます。
にも関わらず、チャイルドシートの代わりに、お子さんを抱っこして乗っている方を、時々見かけることがあります。しかし、実際の衝突事故の衝撃では、人の力でお子さんを抱き留めておくことは不可能です。
チャイルドシートは、車内でお子さんの安全を守る、唯一の方法で、いわば安全装置。必ず、お子さんの成長に合わせたチャイルドシートを選んだうえで、正しく使用するようにしてくださいね!
【6歳以上はジュニアシート】9月2日(火)
今週は、「子どもの安全のために気を付けること」をテーマにお送りしています。
きのう、6歳未満のお子さんは、クルマに乗る時、チャイルドシートの装着が義務付けられていることをお話ししました。では、6歳になったらチャイルドシートを使わずに、大人用のシートベルトを使えばいいんでしょうか?実は、そうではないんです。
というのも、大人用のシートベルトは、身長が150センチ程度にならないと、安全に使用することができないんです。
もし体の小さなお子さんが、大人用のシートベルトを使い、交通事故に遭った場合、肩ベルトが首にかかって締め付けたり、首の骨が折れることもあるといいます。また、腰ベルトがお腹にかかっていると、事故の衝撃で内臓を損傷する可能性もあるんだそうです。
そこで、身長が150センチになるまでは、学童用のチャイルドシート、いわゆるジュニアシートを使うことが大切。
ジュニアシートには、背もたれが付いたタイプと、座面だけのブースタータイプと呼ばれるものの2種類があります。背もたれがあるタイプは、肩ベルトが首にかからないよう、位置を調整するガイドがついていて便利です。ただし、中には背もたれ付きのタイプが装着できないクルマなどがありますので、
その場合は、ベルトが首に掛からないように気を付けて、ブースタータイプを使用しましょう。
【パワーウインドウを操作する時】9月3日(水)
一般的に安全なはず、と思われているクルマの中ですが、実は小さなお子さんが車内でケガをするケースが意外と多いのを、皆さんはご存知だったでしょうか?中でも、小さい子どもに特に多いとされるのが、パワーウインドウで指や体を挟まれ、ケガをする事故です。
各自動車メーカーでも、物が挟まったことを感知する機能を付けるなど、対策を行っていますが、それでも事故を防ぐためには、大人の注意が欠かせません。
まず、運転席からパワーウインドウを操作する時は、必ずお子さんが顔や手を窓から出していないか、直接またはミラーで見て確認。「窓を閉めるよ」などと声をかけて、注意を促すことが大切です。
また小さいお子さんには、パワーウインドウの操作をさせないようにしてください。勝手にスイッチをいたずらしても作動しないように、運転席にある「ウインドウロックスイッチ」を使いましょう。このスイッチをオンにすると、運転席以外からパワーウインドウを操作できなくなります。
そして、チャイルドシートを正しく使うことも、パワーウインドウによる事故を防ぐことにつながりますよ。チャイルドシートに正しく座っていれば、小さなお子さんの手は、窓の上の方まで、簡単には届きませんからね。みなさん、十分に注意してくださいね!
【車内での事故に注意】9月4日(木)
今週は、「子どもの安全のために気を付けること」をテーマにお送りしています。
きのう、パワーウインドウによる事故について取り上げましたが、車内で子どもたちがケガをするケースは、他にもあります。
例えば、暑い日が続いていますが、炎天下に駐車していたクルマでは、チャイルドシートのバックルなど、金属部分がかなり高温になり、それにお子さんが触れてヤケドするケースがあります。お子さんをチャイルドシートなどに座らせる前に、体に触れそうな部分が熱くなっていないか、チェックするようにしてください。
もし熱くなっている場合は、濡れタオルなどで拭くと、温度を下げることができますよ。
また、運転席に可動式のアームレストが付いていることがありますよね。以前、このアームレストの可動部に、小さな子どもが指を挟んで大ケガする事故もありました。この事故は、停車中、後部座席に座っていた子どもが、前の席の両親を覗き込もうとした際に、誤って、立ててあったアームレストの上に倒れ込んだそうです。その時、アームレストが下がり、運転席とアームレストの間に指を挟んでしまい、ケガをしたということです。
このように車内では、何気ないところで、思いもよらずお子さんがケガをする可能性があります。
保護者の皆さんは、安全の観点からも、車内でのお子さんの行動には、十分気をつけてあげてくださいね。
【駐車場での事故を防ぐ】9月5日(金)
今週は、「子どもの安全のために気を付けること」をテーマにお届けしてきました。
商業施設や自宅などの駐車場で、小さなお子さんの事故が多く発生しています。中には、保護者の方がお子さんをひいてしまう痛ましい事故も少なくありません。
実はクルマの乗り降りは、お子さんにとっては、非常に危険な状況といえます。まず、背の低い子どもたちは、クルマの陰に隠れやすく、バックミラーに映りにくいため、ドライバーさんからの死角に入りやすいんです。それに、「そこで待っていて」と言っても、子どもたちは、待っていることができず、思わぬ動きをすることがあります。
そこで、子どもをクルマに乗せる時は、先に子どもを乗せて、大人たちが後から乗るのが鉄則です。
降りる時には反対に、子どもを後から降ろすようにしてください。とにかくクルマの周りで、子どもを一人にさせないことが大切ですよ。
そしてクルマを動かす際は、近くに家族などがいる場合、誰がどこで見ているかをしっかりとチェックしましょう。「誰かが見てくれているだろう」といった、思い込みも危険です!
また、広い駐車場内を歩いて移動する時は、手をつなぐなどして、お子さんが飛び出さないように注意してくださいね!
今週は、「子どもの安全のために気を付けること」をテーマにご紹介しました。
2025/8/29 UP!
運転マナーの基本は、「思いやり」と「譲りあい」の気持ちを持って、相手の状況や立場を考えて運転することです。そうした運転は、周囲の交通の流れをスムーズにし、交通安全にもつながります。
そこで今週は、「思いやり・譲りあい運転」をテーマに、さまざまなシチュエーションなどを取り上げながら、マナーのいい運転を考えていきたいと思います。
【駐車場などから出て来るクルマを入れてあげる】8月25日(月)
まず、今朝取り上げるシチュエーションは、道路沿いにある施設や駐車場、脇道などからクルマが出て来ようとしている場合です。あなたが運転中に、そうしたクルマを見つけたら、どうしますか?もちろん、道路を走っているクルマの方が、基本的には優先ですが、あまり優先意識を振りかざすのは、マナー的にはよくありません。
とはいっても、それなりのスピードで走行中、後続車もいるような状態で、急に停止して入れてあげるのは、追突される危険性もあります。そこで、渋滞でノロノロ走っていてちょうど止まりそうな時や、
前の信号が赤になって停車しようとしている時などに、少し早めにブレーキをかけてスペースを作り、
入れてあげてみてはいかがでしょうか?
これで、駐車場の出口渋滞などが軽減されますし、なかなか道路に出られないクルマが強引に割り込みをして、事故につながる・・・なんてことも、防ぐことができるでしょう。ぜひみなさんも、思いやり・譲りあいの運転を心がけてくださいね。
【対向右折車に道を譲る】8月26日(火)
今週は、「思いやり・譲りあい運転」をテーマにお送りしています。
運転していてよく見かけるのが、片側1車線の道路で、対向車が右折待ちのため停止しているシチュエーションです。対向車がなかなか右折できないでいると、その後続車が渋滞になってしまいますよね。そんな時も、「思いやり」「譲りあい」の気持ちで、できるだけ対向車に道を譲り、先に右折させてあげましょう。それにより、対向車線も流れがスムーズになります。
ただしこの時、特に注意しなければいけないことがあります。それは自分のクルマの左横や後方から、バイクや自転車が接近してきていないか、ということ。また、対向右折車がこれから横切ろうとしている横断歩道やその前後に、歩行者がいないかも要チェックです。それらがクリアできない場合、道を譲るのをやめる判断も必要でしょう。
というのも、道を譲られたドライバーさんは「早く行かなくては!」と焦ってしまい、慌てた状態で車を発進させてしまうことがよくあります。その結果、安全確認がおろそかになり、後方から直進してきたバイクや自転車、または横断歩道上の歩行者などと事故になることがあるんです。
これが、いわゆる「サンキュー事故」と呼ばれるもの。
せっかく道を譲ったのに事故が起きてしまっては、元も子もありません。道を譲ることは素晴らしいことですが、相手を危険に巻き込まないよう、配慮することも忘れないでくださいね。
【合流時にも思いやり・譲りあい】8月27日(水)
今朝ピックアップするシチュエーションは、幹線道路や高速道路などの合流地点です。こうした場所で合流してくるクルマを、みなさんは気持ちよく入れてあげられていますか?
ただ実際には、合流しようとウインカーを出しているのに、本線を走るクルマが「入れてやるもんか」とばかりに、速度をあげて通過していく場面をよく見かけますよね。また、本線が渋滞してノロノロ運転の時でさえも、ウインカーを出して合流しようとしているクルマを、頑なに入れようとしない・・・なんて光景が、至るところで珍しくありません。
ただ、こうした行動を取られると、誰だって不愉快に感じませんか?実際、こうした合流時のトラブルが、あおり運転の原因となるケースも多いといいます。
確かに道路交通法では、本線を走るクルマに優先権があり、合流するときは、本線を通行するクルマの進行を妨害してはならないとされています。しかし本線のクルマも、「思いやり」「譲りあい」の気持ちで、合流してくるクルマが、スムーズに入れるように、車線変更したり、スピードを調整してスペースを空けることが大切です。
そして渋滞時には、合流地点で1台ずつ、交互に平等に合流する「ファスナー合流」を心がけると、
交通の流れがよくなりますよ。
誰もがイヤな思いをしないように、マナーある運転を心がけましょうね!
【自転車やバイクなどへの配慮】8月28日(木)
「思いやり」「譲りあい」の気持ちが必要なのは、他のクルマに対してだけじゃありませんよ。
例えば、道路の左端を走行している自転車や原付きバイクなどを追い越す時にも、スピードを落としたり、距離を取ってあげるなど、配慮をすることが大切です。ただ実際には、自転車のすぐ側を、かなりのスピードで追い越していくクルマをよく目にしますよね。
確かにクルマからすれば、道路の左端を走行している自転車などは、たまにフラつくこともあるなど、
邪魔に感じることがあるかもしれません。しかしドライバーさんも、自分が自転車に乗るなら感じているでしょうが、自転車のすぐ側を、クルマが高速で通過されるのは、かなり怖いもの。その緊張から、思わずフラついてしまうこともあります。
そこでほんの少し速度をゆるめたり、間隔をあけたりして、「ちゃんと見てますよ、気遣ってますよ」という気持ちを、自転車やバイクの運転者に伝えてあげましょう。すると自転車側も、気持ちにゆとりをもって、安全に運転ができるはずです。
道路はクルマだけのものではありません。そこを通行するバイクや自転車、歩行者など全てに対して、配慮ある運転を心がけてくださいね!
【その他マナー上気をつけたいこと】8月29日(金)
今週は、「思いやり・譲りあい運転」をテーマにお届けしてきました。
きのうまで、様々なシチュエーションを取り上げてきましたが、その他にも、他のクルマへの配慮によって、交通がスムーズになるケースがあります。
例えば、狭い道路で対向車が接近してくる時は、相手が停まるだろうと人任せに考えずに、自分の方から率先してクルマを左に寄せて、相手を先に行かせるようにしましょう。
というのも、お互いに相手が停まるだろうとタカをくくっていると、左側に障害物があるような場所で、すれ違うことになり、対向車と接触する危険性も高くなります。そんなことにならないよう、自ら障害物などない場所でクルマを停めて、ゆとりをもってすれ違ってはいかがでしょうか?
その他、赤信号などによって交差点の手前で停止する時も要注意。その付近に駐車場やコンビニなどの施設がある場合、そこへ他のクルマが出入りすることが考えられます。そんな時には、入口を完全にふさいで停車しないよう、クルマが出入りできるぐらいのスペースを空けるようにしましょう。
マナーのいい運転を実践することは、気持ちの面だけでなく、自分にとっても、相手にとっても、事故を起こさないために大切なことです。みなさんも日頃から、是非心がけてくださいね!
今週は、「思いやり・譲りあい運転」をテーマにご紹介しました。
2025/8/22 UP!
夏はゲリラ雷雨や台風など、身の危険を感じるほどの、すさまじい天気に見舞われることがあります。そこで今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。
【冠水路は通行しない】8月18日(月)
ところで最近は、大変な豪雨によって、短時間のうちに道路が冠水することが、各地で起こっています。運転中、そんな冠水路に遭遇した場合、どうしたらいいのでしょうか?まず一番の安全対策は、冠水した所を避けることです。そうした場所を走って、吸気口やマフラーから浸水すると、エンジンが止まって、再始動できなくなる恐れがあります。
また、水深がクルマの床面を越えると、もう危険です!車内に浸水したり、電気装置が壊れたりと、いろいろな不具合が発生する可能性があります。さらに、床面より深い場所でクルマが浮いてしまうと、
ハンドル操作が不能になり、流される危険性もあります。
「じゃあ、浅ければ大丈夫じゃない?」と思う方、いらっしゃるかもしれませんね。しかし冠水路は、水の濁りや反射によって、一見しただけでは、どのぐらいの深さなのか正確に判断することは困難なため、うかつに入っていくことは、とても危険なんです。
それでもやむを得ず走行する場合は、なるべく速度を落として通行するようにしてください。
そして走行後は、水に浸かった部分のチェックを必ず行いましょう。ブレーキが固着したり、サビが発生したりする他、電気装置が損傷を受けている可能性があります。カーディーラーなどで、点検や洗浄を受けるようにしてくださいね。
【水没して動けなくなったら】8月19日(火)
今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマにお送りしています。
ゲリラ豪雨など、非常に激しい雨が降った時、特に危険とされているのが、道路や線路などをくぐるため、周囲より低くなっている「アンダーパス」と呼ばれる場所です。こうしたポイントは、周囲から水が流れ込むため、あっという間に冠水します。そこへ、クルマが進入し動けなくなって水没、そして、ドライバーさんなどが死亡する、といった事故も度々発生しています。
冠水したアンダーパスは通らず、必ず迂回して欲しいのですが、それでも誤って入ってしまい、立ち往生してしまった時、ドライバーさんは一体どうしたらいいのでしょうか?
まず、水位がドアの下の部分より高くなると、水圧でドアを開けることが難しくなります。そこで、パワーウインドウが作動するうちは、窓をあけて脱出します。
パワーウインドウも動かなくなったら、ドアの窓ガラスを割って脱出してください。そのために、脱出用ハンマーを普段から車内に備えておくと、イザという時に安心ですね。この時、フロントガラスは砕けにくい強化ガラスになっているので、必ずドアの窓を割るようにしましょう。
そして、クルマから出て冠水路を歩く場合も要注意です。水に流れがあると足をすくわれる可能性がありますし、マンホールのフタが外れているなど、どんな危険が潜んでいるか分かりません。もし、自分にはとても歩けないと判断した時は、クルマの屋根の上にのぼって、レスキューなどを待つ、という判断も大切ですよ。
【雹が降ったら】8月20日(水)
夏場、大気の状態が不安定な時など、天気が急変して、「雹」が降ってくることがあります。雹とは、直径が5ミリ以上の氷の粒のこと。場合によっては、ゴルフボール大になることもあるといいます。
固い氷の粒ですから、勢いよくクルマに当たれば、ボディに無数のへこみを作るなど、クルマを傷つける可能性がありますよね。運転中にもし、そんな「雹」が急に降り出したら、みなさんはどうしますか?自宅の駐車場に車を止めている場合なら、厚手の毛布や布団などをかければ、「雹」の衝撃を和らげて、損傷を抑えることができます。
一方、運転中に「雹」が降り出した場合は、可能な限り早く、屋内駐車場へ避難しましょう。しかし、そうした場所が見当たらず、運転に危険を感じるほどの「雹」が降っているような場合には、まず周囲の安全を確認しながら減速します。そして、道路の左端に寄せてクルマを停め、「雹」がやむのを待ちましょう。この時、防寒対策も兼ねて、日頃から毛布を積んでいるなら、それをボディにかけるのもいいでしょうね。
ただ、「雹」によってクルマにキズが付いてしまい、修理が必要になった場合、車両保険で補償されるかどうかは、契約内容によって違ってきます。「雹」による損傷に自分の任意保険が使えるかどうかは、加入している保険会社に確認してみてくださいね。
【台風の時には運転は控える】8月21日(木)
夏から秋にかけて多く、発生すれば天気予報から目が離せなくなるモノといえば、そう、台風ですね。
強風と大雨をもたらすだけに、台風が最接近している日に運転するのは、大きな危険を伴います。
例えば、豪雨によって視界が非常に悪化。ワイパーをいくらフルに稼働させても、前方がほとんど見えなくなることもありますよね。また大雨によって、スリップもしやすくなるので、慎重な運転が欠かせません。
さらに、強風も要注意です。風によって、思わずハンドルを取られることもあるでしょう。それに、軽自動車や二輪車などの比較的軽い車両や、ワンボックスカーやトラックなど背の高いクルマは、強風によって車体がふらついたり、横転する危険性があります。その他、看板や屋根の一部、街路樹などが風に飛ばされ、道路上に落下することもあるので、厳重に警戒しましょう。
その他にも、川の近くでは氾濫、海の近くでは高潮、そして山間部では、土砂崩れなどに巻き込まれる危険性もあります。台風情報などを小まめにチェックして、そうした場所には、近づかない方が無難でしょうね。
ちなみに、台風が去ってもクルマの走行には注意が必要です。暴風によってガラスの破片や木の枝、がれきなどが路上に散乱している場合があって、タイヤがパンクする危険性が高いそうです。台風通過後も、不要不急の運転は控えた方がいいでしょう。
【台風に備えてクルマを守る】8月22日(金)
今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマにお届けしてきました。
ところで、屋外に駐車している場合、台風の豪雨や強風によって、クルマに大きな被害が出ることがありますよね。それを防ぐために、台風が接近してきたら、周囲にある、風に飛ばされてクルマに当たりそうなモノは、片付けておくようにしましょう。
例えば、植木鉢や看板などがそれにあたります。また、持っているなら、クルマのカバーをかけておくだけでも、モノが当たった衝撃を和らげてくれますよ。
そして日頃から、役所などが発表しているハザードマップをチェックして、自宅付近が、どのような災害の危険性があるのかを、チェックしておくことも大切です。
それによって、駐車場所が、浸水や土砂災害などの危険性を伴うということが分かったら、台風が来る前に、クルマを安全な場所へ避難させた方が安心ですね。浸水の危険性がある場合は、高い土地にある駐車場のほか、立体駐車場などに移しておけば、万が一、近くの河川が氾濫してもクルマを守ることができますよ。
今週は、「夏の激しい天気への対策!」をテーマにご紹介しました。
2025/8/15 UP!
今年の夏は、本当に暑いですよね。そんな猛暑がつづく日々には、ひんやり涼しいスポットや、涼しさを感じさせてくれる場所に行ってみたくなるものです。そこで今週は、「千葉の納涼スポット」をテーマに、さまざまなスポットを紹介していきたいと思います。
【養老渓谷(粟又の滝)】8月11日(月・祝)
まず今朝は、千葉を代表する納涼スポット、房総半島のほぼ中央、大多喜町と市原市にまたがる「養老渓谷」を取り上げてみましょう。
養老川に沿って形成された養老渓谷は、豊かな自然が残り、大小いくつもの滝が点在しています。中でも有名なのが、やっぱり「粟又(あわまた)の滝」でしょうね。この滝は、養老渓谷の上流にあって落差30メートル、長さ100メートル。緩やかな岩肌を、しぶきを上げながら水がなめるように流れ落ちる様子は、まさに壮観です!滝の周辺では水遊びも楽しめて、清涼感も満点ですよ!
そんな養老渓谷の「粟又の滝」は、館山自動車道の市原インターチェンジで下りて、国道297号や県道81号などを経由、40キロほど走れば到着です。
ちなみに、「粟又の滝」周辺には本来、滝めぐりが楽しめる遊歩道があるんですが、2年前の台風13号の影響により、まだ通行が一部規制されていますのでご注意ください。尚、「粟又の滝」については、滝周辺の散策のみ可能となっています。
【鴨川シーワールドのサマースプラッシュ】8月12日(火)
今週は、「千葉の納涼スポット」をテーマにお送りしています。今朝は、鴨川市にある水族館、「鴨川シーワールド」をピックアップしましょう。
「鴨川シーワールド」は、ご存知の通り、千葉県一の規模を誇る水族館です。海の王者シャチをはじめ、ベルーガやイルカ、アシカのパフォーマンスのほか、自然環境をリアルに再現した展示を通して、およそ800種、1万1000点の川や海の生き物たちに出会うことができます。
そんな「鴨川シーワールド」の夏の名物といえば、やっぱり「サマースプラッシュ」でしょう!シャチが幅1.5メートルもある大きな尾びれで、スタンド席に向けて水しぶきを浴びせかけます!
特に前の方の席で、その水の量、そして全身に浴びる水圧は、ポンチョを着ていても中が濡れてしまうほどで、まさに圧巻のひとこと!よく訪れる方の中には、水着やゴーグル着用で楽しむ上級者もいるんだそうです。びしょ濡れ間違いなし! きっと涼しくなれますよ!
そんな「鴨川シーワールド」へのアクセスは、館山自動車道を君津インターチェンジで下りて、房総スカイライン、県道24号などを経由して、50分ほどで到着です。
ちなみに、今年の「サマースプラッシュ」は、8月31日・日曜日まで行われる予定です。猛暑の夏、ひとときの涼を求めて、びしょ濡れ覚悟でお出かけしてみては、いかがでしょう。
【アクアリンクちば】8月13日(水)
今週は、「千葉の納涼スポット」をテーマにお送りしています。ということで、今朝はとりわけヒンヤリできるスポットを、ピックアップしたいと思います。
それは、千葉市美浜区にあります「アクアリンクちば」です!そう、こちらは千葉県内で唯一、通年営業しているアイススケート場です。
リンクは一面氷ですから、涼しいこと間違いなし!それどころか、リンク内の気温は6度から8度といいますから、外が暑いからとTシャツ一枚なんて恰好じゃ、ダメですよ!いらっしゃる際は、服装には十分気を付けてください!
もちろん、貸し靴も用意されています。またリンクサイドには、安全のためにヘルメットやヒジあて、ヒザあてなども揃っていて、全て無料で使えるので、ケガ防止のために、ぜひ着用するようにしましょうね。
さらに、お隣りには「アクアゾーン」という温水プール施設もあります。競泳用のプールはありませんが、歩行浴プールやミストサウナ、幼児用プールに屋外ジャグジーもあって、こちらも楽しめますよ!
さて、そんな「アクアリンクちば」は、京葉道路の幕張インターチェンジからだと、20分ほどで到着します。ウンザリする外の暑さを忘れて、冷た~い氷の上で、皆さんもひんやり楽しんでみてはいかがでしょうか。
【勝浦市は千葉の避暑地】8月14日(木)
今週は、「千葉の納涼スポットをテーマにお送りしています。
今朝は、きのうまでのような特定の施設やスポットではなく、ある町をピックアップしたいと思います。それが、勝浦市です。
実は勝浦市は、明治39年・1906年に観測が始まって以来、1度も35度を超える「猛暑日」を記録したことがないんです。30度を超える「真夏日」さえも少なく、東京都心と比べてみると、夏は3度から5度近くも涼しいといいます。
なぜ、勝浦市がそんなに涼しいんでしょうか?房総半島の南東部に位置する勝浦市付近は、南寄りの風によって、海の表面の温かい海水が吹き流されると、海底の冷たい水が表面に上がり、風を冷やします。それが勝浦の町に吹き込むため、気温が下がりやすいんだそうです。
また、勝浦市は平地が少なく緑が豊富なので、ヒートアイランド現象が起こりにくいことも影響しているといわれています。勝浦市といえば、歴史ある「勝浦朝市」や、海の中を気軽に楽しめる「かつうら海中公園」の「海中展望塔」、そして「勝浦タンタンメン」など、見どころやグルメも充実しています!
そんな勝浦市へのアクセスは、館山自動車道を市原インターチェンジで下りると、国道297号を経由して80分ほどで到着します。その感動的な涼しさ、ぜひ一度、現地で体感してみてください!
【鋸山の地獄のぞき】8月15日(金)
今週は、「千葉の納涼スポット」をテーマにお届けしてきました。最終日のきょうは、実際の気温はそれほど涼しくないかもしれませんが、ちょっと冷や汗が出るようなスポットを取り上げたいと思います。
それが、鋸南町(きょなんまち)と富津市の間に位置する「鋸山(のこぎりやま)」です。標高は、293メートル。山腹に切り立った岩肌が露出していて、まるで鋸の歯のようにギザギザとしていたことから、鋸山と名付けられました。
この山にある、冷や汗をかく場所というのが、山の南側斜面に位置するお寺「日本寺」の境内にある、「地獄のぞき」です。
これは、山頂エリアに突き出た岩場で、その先端まで行くと、高さおよそ100メートルの断崖を見下ろすことになり、まるで空中に浮いているかのようです。下を見ると、それはもう足がすくんでしまうほどの光景で、スリル満点!間違いなく冷汗モノです!ただし、心配はご無用。柵がありますので、ちゃんと安全ですよ!
そんな鋸山へのアクセスは、富津館山道路の富津金谷インターチェンジからだと、5分ほどで到着します。
今週は、「千葉の納涼スポット」をテーマにご紹介しました。
2025/8/8 UP!
暑い日が続いています。
おクルマに乗る時には、カーエアコンが欠かせませんね。
そんなカーエアコンですが、その仕組みや機能について、
あまり詳しく知らないという方も多いんじゃないでしょうか?
そこで今週は、「カーエアコンを知る」をテーマに、
さまざまな情報を取り上げていきたいと思います。
【カーエアコンの基本】8月4日(月)
まず、カーエアコンの基本について、改めてチェックしておきましょう!
カーエアコンは、コントロールパネルにある「A/C」と書かれたスイッチをONにすることで作動します。その一番の特徴といえるのが、冷房です。冷房は、冷媒と呼ばれるエアコンガスを使い、液体が気化する時に周囲の熱を奪う性質を利用して、車内を冷やしています。また冷やすことで、空気中の水蒸気を水にして排出し、除湿もしてくれるんです。ちなみに、「A/C」スイッチをONにしないと送風の状態で、温度を下げても冷たい風は出てきませんよ。
一方、暖房は、同じ送風口から暖かい風が出てきますし、スイッチも冷房と共通ですが、実は冷房とは、全く違うシステムなんです。暖房は一般に、エンジンの熱を利用していて、「A/C」スイッチを入れなくても、暖かい風が出てきます。ただ、暖房しながら除湿したい時には、「A/C」スイッチをONにしてくださいね。
【内気循環と外気導入の違い】8月5日(火)
この時間は、ドライビングライフに役立つ情報を発信するコーナー、「レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。今週は、「カーエアコンを知る」をテーマにお送りしています。
カーエアコンの役割の一つに、車内の換気があります。それには、外気を遮断して車内だけで空気を循環させる「内気循環」と、外の空気を取り入れて車内の空気を換気する「外気導入」の2つのモードがあります。
ただ、どちらを選んだ方がいいか、迷うことありますよね?これは、目的によって考え方はいろいろあるんですが、こと空気の質については、大きな違いが出るそうです。
JAF・日本自動車連盟では、2台のクルマを、それぞれ「内気循環」と「外気導入」に設定し、4人ずつ乗車。高速道路や郊外、山道、市街地などを各1時間ほど走行する検証を行いました。そして、二酸化炭素や酸素の濃度など、車内の空気の質について測定したんだそうです。
その結果、「外気導入」にした方の車内は、二酸化炭素の濃度は、常に1000ppm(ピーピーエム)前後でしたが、「内気循環」にした方では、最大6倍以上となる、6770ppmを記録したそうです。二酸化炭素は、濃度が3000ppmを超えると、疲労感の増加や注意力の低下、さらに眠気や頭痛を訴える人が増えるといわれています。
ということで安全のためには、「内気循環」にしている場合でも、時々「外気導入」に切り替えたり、窓を開けたりして、車内の空気の入れ替えを心がけることが大切です。
【窓ガラスが曇った時は】8月6日(水)
冬場はもちろん、夏でも、雨の日など車内の湿度が高くなると、フロントガラスほか、窓ガラスが曇ってしまうことがありますよね。そんな状態で運転するのは、十分な視界が確保できず、大変危険です。
そんな窓ガラスの曇りの解消にも、カーエアコンが活躍しますよ!
月曜日にも少し触れましたが、「A/C」スイッチをONにしてカーエアコンを作動させると、
車内の温度が下がることで湿度が低下。窓ガラスの曇りがすぐに取れていきます。
さらにカーエアコンには、「デフロスター」という機能が備えられています。「デフロスター」とは、「霜取り装置」のこと。いわばドライヤーのようなもので、フロントガラスなどに集中して送風することで、乾燥させ、曇りを取り除きます。
オートエアコンが装備されている場合は、デフロスターを入れると、エアコンで除湿された空気が、
フロントガラス周辺に送風されます。手動のカーエアコンの場合は、「A/C」スイッチをONにして、
送風する場所をフロントガラス側にしましょう。この時、換気のモードは外気導入にしておくといいそうですよ。
【カーエアコンと燃費】8月7日(木)
夏場には、特に欠かせないカーエアコンですが、乗るたび頻繁に使い過ぎて、燃費に影響しないか気になるという方、いらっしゃるんじゃないでしょうか?
カーエアコンは、エンジンの回転をエアコンベルトでコンプレッサーに伝えることで、作動しています。つまりエンジンには、走行するための負荷に加えて、カーエアコンを作動させるための負荷がかかる訳です。二重に負荷がかかるので、当然、燃料を多く使うことになります。
カーエアコンの使い方や機種にもよりますが、作動することで、10%から20%程度、燃費が悪くなると言われています。ということで、燃費のことを考えるなら、不必要な時には、「A/C」スイッチを、オフにするようにしましょう。
例えば夏場など、冷房や除湿が必要な時であれば、エアコンはつけたままにしておくのは仕方がありません。しかし冬場など、暖房だけを使うのであれば、エアコンは必要ありません。「A/C」スイッチをオフにしておきましょう。
ただ、オートエアコンを備えたクルマの場合、「A/C」スイッチをオフにしていても、機械の判断で、自動でカーエアコンが作動する場合があります。暖房のみ使う場合は、「A/C」と「AUTO」のスイッチを、両方オフにしておくようにしましょう。
【炎天下で車内温度を早く下げる】8月8日(金)
この時間は、ドライビングライフに役立つ情報を発信するコーナー、「レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。今週は、「カーエアコンを知る」をテーマにお届けしてきました。ところで、炎天下にクルマを停めていると、車内の温度がびっくりするほど高くなることがありますよね。その温度は、50度以上にもなるといいます。
そんな高温になった車内温度、なるべく早く下げたいですよね。そんな時には、カーエアコン・プラス・アルファの対策が、効果的だといいます。これは、JAF・日本自動車連盟が、さまざまな実験を行った結果、導き出した方法です。
まず、全ての窓を全開にして、カーエアコンのモードは外気導入に。そして設定温度を最低にして、クルマをスタートします。その後、車内の熱気が外に出たら窓を閉め、エアコンのモードを内気循環にして、冷やします。
この方法を使うと、実験では、55度あった車内温度を、5分後に28度まで下げることができたそうです。短時間で温度を大きく下げられるので、燃料の消費や排ガスも抑えられ、環境面でもメリットが多い方法だそうですよ。炎天下に駐車した時など、一度試してみてはいかがでしょうか?
今週は、「カーエアコンを知る」をテーマにご紹介しました。