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◆ 自転車との事故を防ぐ

2024/5/24 UP!

風薫る5月。天気のいい日には、さわやかな風の中、サイクリングなんて最高の季節ですね。

でもその一方、警察庁の資料によりますと、自転車が関連する事故は年々減少傾向にあるものの、交通事故全体に占める割合は、ここ数年、増加傾向となっています。つまり交通事故の中で、自転車事故の減り方が鈍い、ということの表れです。

そこで今週は、「自転車との事故を防ぐ」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。

【自転車との出会い頭の事故に注意】5月20日(月)

まず、自転車と車両の交通事故の中で圧倒的に多いのが、「出会い頭」の事故だそうです。2022年の統計では、自転車乗車中の事故の、およそ53%を占めていたといいます。

そんな事故の多くが、見通しの悪い交差点で発生していると考えられます。ということからも、生活道路などをクルマで通行する際は、スピードを抑えて走るのはもちろんですが、路面に描かれた十字路や丁字路の表示にも目を配って、小さな交差点も見逃さないように注意しましょう。

そして、一時停止の標識や表示がある場所では、当然のことですが、交通量の有無に関わらず、ちゃんと停止線でクルマを一時停止させ、自転車が来ていないか、しっかり確認してください。また、そうした標識などがない交差点でも、左右の見通しが効かないような場所では、徐行することが義務付けられています。ドライバーさんは必ず徐行して、自転車の有無を確認しましょうね。

【電動アシスト自転車との事故に注意】5月21日(火)

今週は、「自転車との事故を防ぐ」をテーマにお送りしています。

最近は、電動アシスト自転車についても、バッテリーが小型化され、価格だって随分と手ごろになり、街なかで一気に増えましたね。上り坂でも楽に走行できますし、お子さんの送迎や買物などにも便利。
さらに、運転免許を返納した高齢者さんたちの新しい移動の手段としても、どんどん利用が広がっています。ただ、この電動アシスト自転車、操作の仕方によっては、思わぬ動きをすることがあって、交通事故につながる恐れがあるので注意が必要です。

例えば、電源を入れた状態では、ペダルに足を載せているだけでも、ペダルの踏み込みを感知してモーターが駆動。アシストが働いて、意図せずに走り出すことがあります。実際に、交差点や横断歩道付近から急に車道へ飛び出して、事故になったという報告もあるんです。

またその重さも問題です。機種によっては、30キロを超えるほど重いものもあり、子供を乗せたりすれば、全体で100キロを超える場合があります。そのため、停車中や発進する時など特に不安定になり、転倒する可能性があります。

ということで、運転中に、電動アシスト自転車を見かけたら、近くを通行する際など、急な飛び出しや転倒に、気を付けてくださいね。特に高齢の方が運転している場合は、不安定になりやすいので、十分ご注意ください!

【子どもが乗る自転車との事故に注意】5月22日(水)

「自転車との事故を防ぐ」をテーマにお送りしている、今週の、「「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、4月から6月にかけて、子どもの自転車事故が増加する傾向にあること、皆さんはご存知だったでしょうか?警察庁が、2023年までの5年間に、自転車に乗った小学生や中学生、それに高校生が、死亡したり、重傷を負ったりした事故について、分析を行ったんだそうです。

それによると、死亡・重傷者数を月別に統計を行った結果、1月から3月にかけては、合わせて947人だったのに対し4月から6月にかけては、合わせて1479人に上ったということです。これは、春から自転車で通学を始める人がいることや、暖かくなって自転車を利用する子どもが増えることなどが、影響しているとみられています。

中でも、高校に進学したばかりの1年生の自転車事故が、5月・6月に突出して多くなるという統計もあります。というのも高校生は、中学生に比べると通学路が長距離になる傾向があります。そんな長距離の通学路を、4月はまだ緊張感をもって走っていますが、5月・6月になって慣れてくると、注意不足を招く上、危険な場所がまだよくわかっておらず、事故を起こしやすくなるからだといいます。

そうした自転車の事故が、特に多く発生している場所が、交通量が比較的少なく、歩道のない裏道の交差点です。そこで、ドライバーさんはこの時期、そうした裏道の交差点などでは、自転車が飛び出してくるかもしれないと考えて、十分な安全確認をするよう、くれぐれも心がけてくださいね!

【高齢者の自転車との事故に注意】5月23日(木)

きのう、4月から6月にかけては、子どもが乗る自転車の事故が多い、というお話をしましたが、自転車事故が多いのは、子どもばかりではありません。高齢者が乗る自転車の交通事故も、多く発生しているんです。

例えば、2022年の自転車に乗用中の死者数では、65歳以上の高齢者の割合が65.5%を占めていたそうです。

こうした高齢者の自転車事故で、一番多いのが、「出会い頭」の事故だといいます。その原因として、高齢者側の安全確認不足の他、一時停止や信号の無視などの違反があげられるのですが、そこには、高齢者ならではの事情も関係しています。

例えば、高齢者は加齢によって視力や聴力が低下し、安全確認や危険の察知が難しくなるといいます。
特に聴力の低下は、周りの気配が分かりづらくなり、衝突事故につながる危険性が高くなります。また危険に気づいたとしても、とっさに急ブレーキをかけたり、転倒を避けるなどの行動をとることが難しくなります。それに加齢によって認知機能が低下すると、状況の判断がにぶくなり、危険の予測や対応が難しくなるということもあるんです。

ということで、高齢者が乗る自転車を見かけた時は、思わぬ行動や急な転倒などがあるかもしれないと予測して、その動きに十分注意を払うようにしましょう。特に信号のない交差点などでは、急な飛び出しに用心して、一時停止や徐行するなど、皆さんも慎重な運転を、ぜひ心がけてくださいね。

【自転車に乗ったらルールを守ろう】5月24日(金)

今週は、「自転車との事故を防ぐ」をテーマにお届けしてきました。

いつもは、クルマのドライバーさんの目線で情報をお伝えしているこの番組ですが、ドライバーさんだって、普段の生活では、自転車を運転する機会があることと思います。そんな皆さんにお聞きします。

自転車に乗る際、ちゃんとルールを守れている自信がありますか?


ということで今朝は、自転車の主なルールを、改めて確認しておきましょう。

まず、自転車は軽車両です。車道と歩道の区別がある道路では、車道を通行するのが原則です。道路の左に寄って、通行してくださいね。また、信号を守ったり、一時停止の標識や表示を守ったりするのは、もちろんクルマと同じですし、道路を横断する時には、安全確認を忘れずに行ってください。

そして、夜間はライトを必ず点灯することや、お酒を飲んだら運転してはダメなのもクルマと一緒で、
スマホなどを見たり、操作しながら運転する「ながらスマホ」についても、大事故の原因となりかねないので、絶対にやめましょう。

さらに自転車では、去年4月から、ヘルメットの着用が努力義務となりました。ぜひヘルメットを着用しましょうね!

今週は、「自転車との事故を防ぐ」をテーマにご紹介しました。

◆ 駐車場で気をつけたいこと 

2024/5/17 UP!

ゴールデンウィークは終わりましたが、新緑のまぶしいこの季節、天気のいい日には、やっぱりお出かけしたくなりますよね!そして、クルマで向かった目的地や立ち寄り先で、必ず利用することになるのが、駐車場です。

駐車場は、道路上ではないため、事故は起きにくいはず・・・と、つい油断している人、結構いらっしゃるかもしれませんね。でも、日本損害保険協会によると、車両事故のおよそ3割が、駐車場で起きているといいます。そう、意外にも駐車場は、交通事故多発地帯なんです!そこで今週は、「駐車場で気をつけたいこと」をテーマに、さまざまなポイントをチェックしていきたいと思います!

【クルマをバックで停める時は要注意】5月13日(月)

まず、今朝取り上げたいポイントは、駐車スペースに、バックでクルマを入れる時です。実は、駐車場での事故で一番多いのが、このタイミングなんだそうで、他のクルマや塀、柵などに接触するケースが多いといいます。

対策としては、バックでクルマを駐車スペースに入れる時には、ミラーやバックモニターだけに頼らず、ちゃんと目視で、後方や横方向の安全確認を行いましょう。そしてバックする際は、ゆっくり歩くぐらいのスピードで進むようにするのが、大切です。

また、他のクルマや駐車場の柱などに「接触するかも…」と思ったら、決して無理をせず、やり直しましょう。同乗者がいる場合は、降りて誘導してもらってもいいでしょうね。安易な判断からこすってしまっては、あとの祭りです。泣くに泣けませんよ!

【駐車場では歩行者に注意】5月14日(火)

今週は、「駐車場で気をつけたいこと」をテーマにお送りしています。

交通事故というと、一般道や高速道路など、道路上で起きるものというイメージを持っている方、多いかもしれませんね。でも、きのうもお話しましたが、実は交通事故のおよそ3割は、駐車場で起きているんだそうです。

飲食店やスーパーマーケット、コインパーキング、高速道路のサービスエリア、そしてマンションの駐車場などなど・・・。現代のクルマ社会においてなくてはならない駐車場は、街なかや郊外のいたる所どこにでもありますが、そのすべての場所で共通するのが、歩行者に十分注意しなければいけない、ということです。

特に大きな駐車場では、ドライバーさんは、駐車できるスペースを探して、キョロキョロ周囲を見ているので、つい歩行者などへの注意がおろそかになりがちです。さらに歩行者のほうも、クルマのスピードが遅いイメージの駐車場では、クルマに対する警戒心が薄れがちになります。また、ほとんどのクルマが停まっているため、小さいお子さんはもちろん、大人でも駐車しているクルマの陰になって、発見が遅れることがあります。

そこで駐車場では、歩行者が急に飛び出してくるかもしれないと考えて、いつでも停まれる速度で徐行し、十分注意して運転することが重要です。ドライバーの皆さんだけでなく、お子さん連れの方々にとっても、駐車場は事故多発地帯であること、忘れないでくださいね。

【駐車スペースへの停め方】5月15日(水)

駐車場にクルマを停める時、皆さんはどんなことに注意していますか?特に、大勢の人が利用する、商業施設の駐車場や、高速道路のサービスエリア・パーキングエリア、そして観光地の駐車場などでは、停め方ひとつで、事故の原因にもなりますし、多くの人に迷惑をかけてしまう可能性があります。今朝は、そんな駐車場での停め方について、ルールやマナーなどをチェックしておきましょう。

まず駐車する際、皆さんは駐車スペースに対して、ちゃんとまっすぐにクルマを停められていますか?
車体を斜めにしたり、区画線をはみ出したりしていると、他のクルマとの接触の原因になります。駐車スペースの中に、キチンと停めるようにしましょう。また、隣のクルマとの間隔を詰め過ぎるのも、ドアの開け閉めや、クルマを出し入れする時、接触する原因になりかねませんので、注意してください。

そして、高速道路のサービスエリアやパーキングエリアでは、「普通車」「大型車」「二輪車」「バス」など、車種によって駐車スペースが決められています。案内表示に従って、決められた場所へ正しく駐車するようにしてください。駐車場が混んでいるからと、普通車を大型車のスペースに停めてしまうと、大型車が駐車できなくなり、運転手さんたちの大切な休憩時間を奪ってしまうことにもなります。

ドライバーみんなで、ちゃんとマナーを守り、駐車場を利用するようにしましょうね。

【車いすマークの駐車場】5月16日(木)

今週お送りしているテーマは、「駐車場で気をつけたいこと」です。

きのう、サービスエリアやパーキングエリアなどで、「普通車」や「大型車」といった、決められた区分を守って停めることが大切とお話しました。そうした例は、他にもあります。

例えば、さまざまな施設の駐車場で、車いすのマークが描かれた駐車スペースを、みなさんも見かけたことがあると思います。あの車いすマークは、「障がい者のための国際シンボルマーク」などと呼ばれ、障がいのある人が利用できる建物や、施設であることを示す世界共通のマークです。だから、「すべての障害のある人」が停められますので、車いすに乗っていなくても大丈夫なんです。

ところが近年は、そのスペースに、障がいのない人たちが駐車するケースが目立ってきているそうで、障がいのある人が利用できない、という問題も起きています。

そこで最近、全国で導入が進んでいるのが、「パーキング・パーミット制度」です。

これは、障がいのある人のための駐車スペースなどで、条件に該当する人に、利用証を交付する制度のことです。一度交付されれば、様々な駐車場で利用できます。千葉県でも2020年7月から実施していて、障がい者、介護が必要な高齢者、妊産婦、けが人など、歩行が難しいと認められる人に利用証を交付しています。詳しくは、千葉県の健康福祉部健康福祉指導課に、お問い合わせくださいね。

【手が届かなくても無理をしない】5月17日(金)

ところで、駐車場に入る時に自動発券機で駐車券を受け取り、出る時、運転席から料金を機械に投入する有料駐車場を利用すること、リスナーの皆さんもよくあると思います。ただ、この駐車券を受け取ったり、料金を支払ったりする際に、クルマを発券機などに十分寄せることができず、手が届かなくて苦労した経験、ありませんか?

そんな時、皆さんはどうしていますか?運転席からなんとか腕を伸ばして、駐車券を取ったり、支払いをしたりしていませんか?

でも、そういった場面であまり無理をしていると、ブレーキペダルを踏んでいる足が離れてしまい、
クルマが動き出すことがあるんです。そうなると思わず慌ててしまい、冷静な対処ができなくなる可能性があります。すると、どんな事故が起きるか分かりませんよね。

そこで、もし手が届かないと思ったら、シフトをパーキングに入れ、サイドブレーキをかけたのち、クルマから降りて駐車券を受け取ったり、清算したりするようにしましょう。こういう時は、カッコよさより、安全が最優先ですよ。

今週は、「駐車場で気をつけたいこと」をテーマにご紹介しました。

◆ 今が旬の千葉の味覚狩り

2024/5/10 UP!

5月に入り、新緑の美しい頃となってきましたね。この時期になると、季節ならではの様々な味覚も旬を迎え、毎年楽しみにしていらっしゃる方も、たくさんいらっしゃることでしょう。

そこで今週は、「今が旬の千葉の味覚狩り」をテーマに、さまざまなスポットを取り上げていきたいとい思います。

【富津海岸の潮干狩り】5月6日(月・振休)

初日のきょうは「富津海岸潮干狩場」を、ご紹介しましょう。今のシーズン、千葉でのレジャーといえば、やっぱり潮干狩りは外せないですよね!

ここは、とにかく施設が充実しているのがポイント!潮干狩り場の目の前には、およそ1200台の無料駐車場があるほか、足洗い場、貝洗い場なども完備。また、有料の休憩所やコインロッカー、コインシャワーなどもあるので、ご家族連れはもちろんのこと、老若男女を問わず、あらゆる方々が安心して出かけることができますね。さらに、塩抜き用の海水も用意されているので、ペットボトルを持参していくと便利ですよ。

そんな「富津海岸潮干狩場」は、館山自動車道の木更津南インターからだと、「富津岬方面」へ15分ほど走れば到着です。今年は8月31日・土曜日まで開催されていますが潮の干満によって営業日と営業時間が異なりますので、事前に富津漁協のホームページなどで、潮見表のチェックを、どうぞお忘れなく!

ぷっくりと旨味が詰まったアサリやハマグリ。ぜひみなさんも、千葉ならではの旬の味覚、楽しんでみてくださいね!

【白子たまねぎ狩り】5月7日(火)

今週は、「今が旬の千葉の味覚狩り」をテーマにお送りしています。

二日目のきょうピックアップするのは、全国でも珍しい味覚狩りですよ!それは、白子町の「たまねぎ狩り」です!

白子町の特産である「白子たまねぎ」は、辛みが少なく、水分たっぷりでみずみずしく、甘味を感じるのが特長。たまねぎ狩りでは、そんな「白子たまねぎ」を自ら掘り出して収獲できます!たまねぎ狩りは、今月1日から始まっていて、31日・金曜日まで行われます。町内40カ所以上の畑で実施されていますので、「たまねぎ狩り」の「のぼり旗」を目印にしてください。料金は10キログラム1500円、5キログラムで800円です。収穫用のハサミと手袋を用意していってくださいね。

さらに今月12日には、恒例の「白子たまねぎ祭り」が開催されます。例年実施されていた、「たまねぎ掘り取り体験」は行われないそうですが、白子たまねぎをはじめ、地元の特産品の販売のほか、多くの模擬店が出店する予定だそうです。会場は、「白子古所(ふるところ)海岸」前の広場です。

そんな白子町へのアクセスは、千葉東金道路から東金九十九里有料道路、そして九十九里有料道路を経て、白子インターで降りればスグです。

甘くておいしいと評判の白子のたまねぎ!皆さんもぜひ、収獲体験をしてみてはいかがでしょうか?

【道の駅やちよのそら豆収穫体験】5月8日(水)

「今が旬の千葉の味覚狩り」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

1年のうち、初夏のわずかな期間しか収穫できず、ビールのおつまみにぴったり!そんな農作物といえば、何を思い浮かべますか?色々ある中でも、やっぱり、そら豆は外せませんよね!

ということで今朝は、八千代市にあります、「道の駅やちよ」で行われる「そら豆収穫体験」をピックアップしたいと思います。

「道の駅やちよ」は、都市生活者と農家の交流を目的とした道の駅で、直売所も入る「八千代ふるさとステーション」と、農業体験や調理実習のための「やちよ農業交流センター」という2つの施設を持つ、「都心に一番近い体験型道の駅」です。

「そら豆収穫体験」もその一環として今年の5月15日・水曜日から26日・日曜日まで、開催されます。オーナー制で、区画を設定して行われる、このそら豆収穫体験ですが、募集区画数は300で、1区画につき、5株のそら豆が植えられています。料金は、1区画につき2000円。2区画まで申し込めます。予約は4月25日から行われていて、無くなり次第、終了となります。

そんな「道の駅やちよ」へのアクセスは、東関東自動車道の千葉北インターからだと、国道16号を経由して約11キロ、30分ほどで到着です。

鮮度が命のそら豆。ぜひ最高に美味しい、採れたての旬のおいしさを味わってください!

【木更津のすだて遊び】5月9日(木)

今週お送りしているテーマは、「今が旬の千葉の味覚狩り」です。

今朝は、味覚狩りとはいっても、ちょっと変わった体験、「すだて遊び」をピックアップしたいと思います。「すだて」あそびの「す」は、竹を組んで作った定置網の一種。遠浅の海を利用して満潮の間に「すだて」に魚を追い込んで囲み、干潮になって捕まえるという昔ながらの漁法が、「すだて漁」です。

「すだて遊び」では、お客さんは屋形船に乗ってすだての場所まで行き、実際に海に入って、素手や網などを使って魚を捕まえていくんです。泳ぎ回る魚などを自らキャッチしにいくのは、テンション上がること間違いありません!

そんな伝統の「すだて遊び」を行っているのは、東京湾では、木更津の金田地区の業者さんだけなんだそうです。例えば、「すだて実三丸(じつさんまる)」では、手頃な価格で楽しめる「乗合」と、20名前後で施設をまるごと貸し切って行う「貸切」の2種類があります。

獲れるものは日によってさまざまで、スズキ、カレイのほか、イカやカニなんかも。そんな捕まえた魚はその場で調理し、プリプリのお刺身として提供。また、自慢のあさり釜飯や揚げたての天ぷらなどとともに、新鮮な海の幸を船の上で堪能できるそうですよ!

そんな「すだて遊び」を行っている「すだて実三丸」は、アクアライン出口の木更津金田インターからだと、5分ほどで到着です。

春から夏にかけて行われる、昔ながらの粋な「すだて遊び」。ただ、潮の巡りによって開催できる日が限られるそうなので、詳しくはホームページをご確認くださいね。

【道の駅とみうら枇杷倶楽部 ビワ狩り】5月10日(金)

「今が旬の千葉の味覚狩り」をテーマにお届けしてきた今週ですが、この時期、旬を迎える千葉県特産のフルーツといえば、風味が良くて甘~い房州ビワは、やっぱり外せませんよね。房州ビワは、初夏の味覚として皇室に献上されているほどの名品。中でも南房総市富浦町は、その代表的な産地です。そこで最終日の今朝は、富浦町にあります、「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」のビワ狩りを取り上げてみたいと思います。

こちらでは、例年5月中旬から6月中旬にかけてビワ狩り体験ができます。とったばかりのジューシーな完熟びわを、ガブリと食べるビワ狩り体験は、産地ならではの醍醐味です!毎年大人気のビワ狩りは、週末を中心に混雑しますので、予約するのがオススメ。予約方法など詳しくは、「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」のホームページをご確認ください。

採りたてのフレッシュなビワはもちろん、オリジナルのびわソフトクリームをはじめ、びわパフェやケーキなどのスイーツも販売されています。みなさんも、他では味わえない絶品ビワグルメを、今こそ満喫してみてはいかがでしょうか?

そんな「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」へのアクセスは、富津館山道路の富浦インターからだと、館山バイパスを西に向かえばスグです。今週は、「今が旬の千葉の味覚狩り」をテーマにご紹介しました。

◆ 高速道路のルールとマナー

2024/5/3 UP!

きょうは、「昭和の日」ですね。

ゴールデンウィークということで、この連休中、高速道路を使って遠出される予定の方、たくさんいらっしゃると思います。そこで今週は、「高速道路のルールとマナー」をテーマに、改めて基本的なポイントなどを、おさらいしておきましょう!

【最高速度を守って安全な速度で運転】4月29日(月・祝)

まず初日のきょう、お伝えしておきたいのは、「法定速度内での安全な速度で、運転する」ということです。普通自動車の高速道路での最高速度は、ご存知の通り、時速100キロ。ドライバーさんは、この速度内で、道路や交通などの状況に応じて、安全な速度で運転しなければなりません。ただ標識や標示によって、最高速度が指定されているところがあります。そうした場所では、それが法定速度より優先されますので、その速度を越えて運転してはいけないことになっています。

また2020年より、高速道路の一部区間で、最高速度が時速120キロなどになっている場所もありますよね。千葉県内ですと、東関東自動車道の四街道インター付近から、成田ジャンクション付近までの上下線、およそ20キロの間が、最高速度・時速120キロとなっています。

ただ、最高速度について注意しなければいけないのは、必ずしも、その速度で走行して構わない、ということではないということです。例えば、天気の悪い時には、その状況に応じた安全な速度で走らなければいけません。最高速度で走ることを、権利のように考えるのは間違いです。くれぐれも安全な速度で走ることを、心がけてくださいね。

【十分な車間距離をとる】4月30日(火)

今週は、「高速道路のルールとマナー」をテーマにお送りしています。

きのう、高速道路を走行する速度についてお話しましたが、今朝は、特に車間距離について取り上げたいと思います。前のクルマが、何らかの理由で急ブレーキをかけたり、また事故が発生したりしても、「安全に停車」するためには、十分な車間距離をとっておくことが大切です。

よく時速80キロなら80メートル、時速100キロの時には100メートル、といった車間距離を取るようにしようと言われます。ただこれは、路面が乾燥していて、タイヤもすり減っていない状況でのお話。もし雨で路面が濡れていたり、タイヤが摩耗したりしている場合には、この2倍ほどの車間距離が必要と言われています。

しかし、この100メートルなどの距離は、走行中どうやって測ればいいのでしょうか?車間距離確認区間なら、距離が書かれた標識を目安にすることができますので、便利ですよね。ただ、そうした標識がない場所においては、前のクルマから、3秒以上あけるようにすれば、十分安全な距離を確保できます。

具体的には、前のクルマが通過した場所を覚えておいて、そこを3秒以上あとに、自分が通過すればOKです。しかし、普通に「1、2、3」と数えると、早くなり過ぎる傾向があります。そこで、「1011、1012、1013」と、1010を足したうえで、声に出して数えるのがオススメですよ。

高速道路で十分な車間距離をとることは、安全運転の基本です。みなさんも日頃から意識してくださいね!

【追越車線を走り続けない】5月1日(水)

「高速道路のルールとマナー」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、2車線以上ある高速道路では、一番右端の車線は「追越車線」となっていて、それ以外は「走行車線」と呼ばれています。しかし、そんな追越車線を、追い越しが終わってからも、ずっとそのまま走り続けているクルマを見かけることがあります。実はコレ、「通行帯違反」という、れっきとした交通違反なんです。

普通自動車の場合、原則として、一番左側の「走行車線」を通行することになっていて、「追越車線」は、追い越しをする時などを除いて、走行してはいけないことになっているんです。そして追い越しが終わったら、速やかに走行車線に戻るのが決まりです。これに違反すると検挙される可能性があって、違反点数1点、反則金は普通車の場合6000円となります。

また、この追越車線を走り続ける行為は、交通違反であるだけでなく、後ろから来た速いクルマのドライバーを邪魔する形となり、あおり運転の原因になってしまうことも少なくないようです。無用なトラブルに巻き込まれないよう、追い越しが終わったら、速やかに走行車線へ戻りましょう。

また、追い越し車線を、我が物顔で走り続けているクルマは、普段からスピード違反の常習犯である可能性があります。そうしたクルマのドライバーさんも、我が身を振り返り、安全な運転について、今一度考えてみてくださいね。

【高速道路上に停車しない】5月2日(木)

今週お送りしているテーマは、「高速道路のルールとマナー」です。

ところで、「高速道路上では駐停車してはいけない」ということが、道路交通法で定められているのを、みなさんはご存知だったでしょうか?ご存知の通り高速道路は、時速100キロものスピードで、多くのクルマが走り抜ける、大変危険な場所です。本線上はもちろんですが、路肩においても、停車中のクルマに後続車が追突する事故が、あとを絶ちません。また、停車したクルマの周囲を人が歩き回った結果、後続車にはねられてしまうといったケースも、少なくないといいます。

ということで、高速道路上にクルマを停めて、休憩や携帯での通話、カーナビの設定をするなどの行為は、絶対にやめてください。そうしたことは、サービスエリアやパーキングエリアで行うようにしてくださいね。

また、パンクなどの故障や交通事故などで、やむを得ず路肩などに停車したような場合にあっても、絶対に、自分で修理しようなどと思ってはいけません。停車したら、クルマの50メートルほど後方に停止表示板や発炎筒を設置し、速やかにガードレールの外に避難しましょう。そして、非常電話や道路緊急ダイヤル「♯9910」などで、道路管理者へトラブルがあったことを伝え、救援を依頼してください。この時、決して、その周囲をウロウロ歩き回ってはダメですよ。

高速道路上では、一瞬の気のゆるみと判断ミスが、ドライバーさんや大切な人を巻き込む大事故へとつながります。思っている以上に危険な場所だということを、絶対に忘れてはいけませんよ!

【渋滞時に大切なこと】5月3日(金・祝)

「高速道路のルールとマナー」をテーマにお届けしてきた今週ですが、最終日のきょうは、高速道路につきものの、「渋滞の時の注意点」です。

渋滞というと、スピードが遅いこともあって、ひょっとして皆さんも、安全だと思いこんでいませんでしょうか?でも実は、多くの事故が起きているんです。

例えば、渋滞の時、ゆっくり走っているという油断から、つい脇見運転をしていませんか?渋滞の時には、車間距離も短くなっています。そのため、前のクルマが停まったことに気づくのが遅れると、すぐに追突する危険性があります。不用意な脇見運転は、NGですよ!

そして渋滞の時、少しでも前に行きたいからと、車線変更を頻繁に繰り返すクルマも、よく見かけますよね。こちらについても、マナー違反と言えます。というのも、こうした運転は、目的地へ早く着く効果はほとんどないうえ、接触事故の原因になりかねない、非常に迷惑な行為だからです。

また渋滞時に、車線の合流でよく見かけるのが、進路変更してくるクルマを、意地でも入れないといった運転です。これも事故につながる、マナーに欠けた運転です

。事故防止に大切なのは、譲り合いの精神。車線変更してくるクルマがいる場合は、お互いさまです。できるだけ入れてあげるようにしましょう。

今週は、「高速道路のルールとマナー」をテーマにご紹介しました。

◆ 千葉県のバラの名所

2024/4/26 UP!

いろいろな花が咲き誇るこの時期にあって、熱狂的な愛好家が多くいるバラも、その一つですよね!特に千葉県には、多くの個性的なバラ園があって、訪れる人を楽しませてくれます。

そこで今週は「千葉県のバラの名所」をテーマに、さまざまなスポットの情報をご紹介していきたいと思います。

【京成バラ園】4月22日(月)

まず、今朝ピックアップするのは、八千代市にあります、関東最大級のバラのテーマパーク、「京成バラ園」です。3万平方メートルの敷地で、1600品種、1万株ものバラを楽しむことができます!

園内の中央には、シンメトリ、つまり左右対称に作られた美しいフランス様式の「整形式庭園」があって、一歩なかに足を踏み入れれば、美しく咲く春バラの色彩と豊かな香りに、またたく間に心を奪われることでしょう。

「ベルサイユのバラ」をはじめ、「京成バラ園」で誕生した数々の品種のバラや、園長プロデュースによる、バラと草花を組み合わせた庭「アポロンの箱庭」など、さまざまな花や庭が見られるのはもちろん、バラの苗やバラグッズの購入、また、カフェやレストランでこだわりのグルメも堪能できます。

そして、おととい20日にスタートした春のシーズンイベント「アリスのブルーミング・カーニバル」では、「京成バラ園」で初の取組となる昼のパレードも実施され、「バラのテーマパーク」として、お子さんから大人まで一緒に楽しめそうです!

そんな「京成バラ園」へのアクセスは、東関道の千葉北インターからだと、国道16号を八千代方面へ、およそ20分走れば到着です。皆さんも、美しいバラに、目も心も癒されてみてはいかがですか。

【谷津バラ園】4月23日(火)

今週は、「千葉県のバラの名所」をテーマにお送りしています。

ところでみなさんは、「ちばローズ・ガーデン・ロード」という名前を耳にされたことがありますか?これは、きのうご紹介した「京成バラ園」をはじめとした、千葉県内の4つの有名なバラ園をつなぐルートのことなんです。ということで今朝も、「ちばローズ・ガーデン・ロード」にあるバラ園、習志野市にあります「谷津(やつ)バラ園」をピックアップしたいと思います。

面積およそ1万2600平方メートルの園内に、およそ800品種、7500株が植えられている「谷津バラ園」。噴水を囲む宮廷風の広場や巨大アーチ、長さ60メートルのバラのトンネルなど見応えたっぷりです!

春バラの見頃は、例年5月中旬から6月中旬ごろまで。歴史的にも優れた価値を持つ品種が多く、庭園には甘く上品な香りが広がります。「プリンセス・ミチコ」や「クイーン・エリザベス」など、日本の皇室や各国の王室ゆかりの気品高いバラを集めたコーナーも、マニアたちに限らず好評ですよ!

そんな「谷津バラ園」へのアクセスは、京葉道路の花輪インターからだと、国道14号を経由して10分ほどで到着です。ただ、春バラの季節は、大変混みあいます。また、駐車スペースがあまり広くないこともありますので、公共交通機関の利用も、あわせてご検討くださいね。

バラ園の周辺で販売されている、バラのアイスクリームなどのグルメも大人気!そちらも、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

【里見公園バラ園】4月24日(水)

「千葉県のバラの名所」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。今朝も、千葉県内の4つの有名なバラ園をつなぐ、「ちばローズ・ガーデン・ロード」に含まれるバラ園、市川市の「里見公園バラ園」をピックアップしたいと思います。

江戸川に面した台地の上にあって、四季折々の自然が美しい「里見公園」。ここはかつて、下総国の国府が置かれた場所で、下総国の政治・文化の中心地でした。また「国府台城」という城があった跡で、
室町時代には、里見氏と北条氏の戦いが、2度に渡って行われたといいます。そんな高台から一望する江戸川の流れは、まさに絶景です!

そんな公園内には、2003年、市川市の市政70周年の記念事業として、噴水広場にバラ園が整備されました。毎年112種類あまり、およそ700本以上のバラを楽しむことができます。また、この一角は2004年にドイツのローゼンハイム市から、パートナーシティの締結記念に寄贈されたつるバラ「マリア・リサ」をはじめ、ドイツのバラを集めたローズガーデンとなっていて、5月半ばには見ごろを迎えます。

そんな「里見公園」へのアクセスは、外環道の松戸インターからだと、県道1号を経由して10分ほどで到着です。噴水とバラのコラボレーションも素晴らしく、晴れた日には絶好の撮影スポットとなります!ぜひ、カメラ片手に園内を散策してみてください!

【佐倉草ぶえの丘】4月25日(木)

今週お送りしているテーマは「千葉県のバラの名所」。千葉が誇る4つのバラ園をつなぐ「ちばローズ・ガーデン・ロード」から、ラストにピックアップするのは、佐倉市の「佐倉草ぶえの丘」です。

緑豊かな自然の中でさまざまな体験・ふれあいを通じて、子供たちに豊かな人間性を育んでほしいという願いから、1979年に設立された「佐倉草ぶえの丘」。こちらでは、ミニ鉄道やアスレチックなどを楽しめるほか、野菜の収穫や陶芸などの体験教室に参加することもできます。さらに、キャンプ場やログハウスなども完備されているんです。

そんな施設内にあるバラ園では、原種やオールドローズのコレクションを中心に、1250品種、2500株ものバラが植えられていて、世界的にも高い評価を受けています。中には、日本の「バラの父」と呼ばれる、鈴木省三氏によって生み出された品種が植えられているコーナーもありますよ。

そして、香りのいいオールドローズやモダンローズを集めた、「香りのコーナー」などもあって、こちらは一歩足を踏み入れると、その素敵な香りに包まれること請け合いです!春バラの見頃は、例年5月中旬から6月上旬まで。バラと共に「たくさんの草花」も植栽されていて、白・ピンク・ブルーといった淡い色の草花を見ることもできます。

そんな「佐倉草ぶえの丘」は、東関東自動車道の佐倉インターからだと、およそ25分で到着です。園内をゆっくりと散策しながら、次々と移り変わるバラと草花のおりなす風景を、存分に楽しんでみてください。

【千葉銀行本店敷地内のバラ園】4月26日(金)

今週は「千葉県のバラの名所」をテーマにお届けしてきましたが、最終日の今朝は、去年、ちょっと変わった場所に出来た、新しいバラ園をピックアップしたいと思います。それが千葉市中央区に去年オープンした、「千葉銀行本店」敷地内のバラ園です。

こちらのバラ園は、本店ビルの建て替えに伴い、旧本店ビルがあった敷地内に、新しく整備されました。その新設に当たっては、初回の月曜日にも取り上げました、千葉県を代表するバラ園「京成バラ園」の協力を得ながら、整備が行われたそうです。そして、およそ1600平方メートルのバラ園に、
80品種、およそ1300株が植えられました。

このバラ園は8つのエリアに分かれていて、各エリアのテーマに沿って品種が選ばれているそうです
例えば、「熱情」や「恋心」など、愛や恋にまつわる名前を持つバラを集めたエリアや、上質な香りを持つ品種をそろえたエリアなどがあるんです。

そんな「千葉銀行本店」へのアクセスは、JR千葉駅からだと徒歩15分ほどで到着です。千葉駅周辺にいらっしゃった時には、素敵なバラ園を散策してみてはいかがでしょうか。

今週は、「千葉県のバラの名所」をテーマにご紹介しました。

◆ ウィンカーについてまなぶ

2024/4/19 UP!

運転しているときは、声を掛けたりして、他のクルマのドライバーさんとコミュニケーションをとることは、なかなか出来ませんよね。その代わりに、自分の意思を周りへ伝える方法がクルマにはあるんです。その一つが、ウインカーです。

大切な役目を持つこのウインカーですが、街なかを見ていると、正しく出せていない人が、少なからずいるのが現状です。そこで今週は、「ウインカーについて学ぶ」をテーマに、様々なポイントなどを取り上げていきたいと思います。

【ウインカーを正しく出す】4月15日(月)

まず、改めてですが、ウインカーの意味について確認しておきましょう。正式名称は「方向指示器」という通り、クルマの次の進路や動き方などを、周囲へと知らせるために使用するものです。でも、ただ次の動きを知らせるだけじゃありませんよ。それに付随するその他の情報も、周囲に伝えているんです。

例えば、交差点の手前で左にウインカーを出せば、「次の交差点で左折する」ということだけでなく、
「そのために間もなくブレーキを踏んで減速します」という情報も、伝えていることになりますよね。

それなのに、曲がる直前、または曲がりながら、ほんの1、2回、ウインカーを出す程度では、後続車のドライバーさんに、意思を伝えるには短すぎますし、タイミングも遅すぎです。さらに、ブレーキを踏んだ後にウインカーを出しているようであれば、後続車に減速する意思を伝えず、急に減速する訳ですから、追突される可能性だってあります。

出し方一つで、事故防止に役立つ一方、ダメな出し方では、事故の原因にもなりかねないウインカーについて、ぜひこの機会に、改めて確認しておきましょう!

【道交法で定められているウインカーの出し方】4月16日(火)

今週は、「ウインカーについて学ぶ」をテーマにお送りしています。

二日目の今朝は、法律で定められたウインカーの使い方を、確認しておきましょう!まず、交差点などで右左折する時は、曲がる地点の30メートル手前からウインカーを出します。でも、意思表示したからいいだろうと、出してすぐ止めてはダメですよ。右左折が終わるまで、ウインカーを点滅させてください。

続いて、進路変更、いわゆる車線変更です。進路変更をする3秒前にウインカーを点滅させ、四輪が全て隣の車線に移るまで、ウインカーを出しておきましょう。

そして走行中に、ウインカーを出すタイミングは、これだけではありませんよ。

例えば、交差点を左折する前には、バイクなどの巻き込み防止のため、道路のできるだけ左端に寄せる・・・と、皆さんも自動車学校で習ったはずです。このように同じ車線の中でも、大きく進路が変わる場合は、進路変更に当たるんです。そのため、やはりその3秒前にウインカーを出さなければいけません。つまり、交差点などで左折する場合は、進路変更を始める3秒前、プラス、左折する30メートルの間は、ずっとウインカーをつけておく必要がある訳です。

もちろん、交差点を右折するとき、できるだけ道路の中央に寄ってから、右折するという場合でも、同じですよ。皆さん、ウインカーの出し方のルール、ぜひ今一度、確認しておいてくださいね!

【ハイフラ現象が発生したら】4月17日(水)

「ウインカーについて学ぶ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。月曜日に、ウインカーを出すタイミングの遅い人が少なからずいる、ということを取り上げましたが、では、どうしてそうした人は、ウインカーを早めに出さないのでしょうか?

その理由は、状況によってさまざまかもしれませんが、実はその中に、「ウインカーを早めに出すのはカッコ悪い」などと考えている人が、かなりいるそうなんです。しかも、そうしたことを考えるのは、若い人や初心者よりも、ベテランドライバーに多いといいます。「ウインカーを早く出すと、初心者みたいに思われるから恥ずかしい」ということなのかもしれませんね。

しかし、「ウインカーを出さない、出すのが遅い」というのは、マナーの問題ではなく、れっきとした道路交通法の違反です。それに、左折時の巻き込み事故や、右折車と直進車の事故、いわゆる右直事故、さらには追突事故などの原因となります。

そう考えれば、適切なタイミングでウインカーを出さないドライバーこそ、周囲のことを顧みない、危険かつ運転が下手なドライバーといえます。うまいと思っている自分が、そんな風に周囲から見られているなんて、むしろ逆に、カッコ悪いですよね。ウインカーを早めに出すのが「恥ずかしい」なんてことは、絶対にありません!ぜひ適切なタイミングで出して、事前に自分の意図を周囲に伝えるよう、皆さんも心がけてくださいね!

【高速道路で正しい車線変更はわずか1.5%】4月18日(木)

今週お送りしているテーマは、「ウインカーについて学ぶ」です。

月曜日に、ウインカーの出し方について問題のあるドライバーさんが多いということに触れましたが、JAFのオンラインメディア「ジャフ・メイト・オンライン」では、高速道路において、正しくウインカーを出しているクルマの、実態調査を行ったそうです。

この調査は、交通量の多い東名高速道路の東京料金所付近で行われました。そして、上下線それぞれ100台ずつチェックする調査を2回行ったそうです。

まず、車線変更の際には、その3秒前にウインカーを点滅させるのが、ルールでしたよね。しかし調査の結果、車線変更の時にウインカーをまったく点滅させない、いわば「論外」のドライバーが、3%もいたんだそうです。

では反対に、ちゃんと3秒前にウインカーを点滅させ、車線変更が終わるまでルール通りにウインカーを出していたクルマは、どれぐらいいたと、皆さんは思いますか?

なんと全体の1.5%しかいなかったんだそうです。

残り98.5%は、ウインカーを点滅させて3秒以内に車線変更を始めていたり、車線変更と同時にウインカーを出したり。さらには、車線変更をはじめてからウインカーを点滅させるクルマも見られたそうです。

ウインカーは、自分の次の行動を伝える、大切なツールです。いい加減な出し方は、事故につながる行為だということ、ドライバーさんは改めて認識しておいてくださいね!

【不十分なウインカーはあおり運手の原因にも】4月19日(金)

「ウインカーについて学ぶ」をテーマにお届けしてきた今週ですが、月曜日の初回から、ウインカーを正しく出さないと、交通事故の原因になりかねないというお話をご紹介してきました。でも、それだけじゃありませんよ。ウインカーについては、いい加減な出し方をしていると、あおり運転を誘発する原因にもなりかねないんです。

車線変更や合流では、その3秒前にウインカーを点滅するのが、道路交通法で定められたルールでしたね。そのぐらい前もって意思表示をすることで、周囲のドライバーさんも、こちらの次の動きを予測して備えてもらうことが出来るんです。

ところが、高速道路などでは、きのうも取り上げましたが、車線変更の時に、ハンドルを切るのと同時にウインカーを出したり、そもそもウインカーを出さなかったりする人が多いのが現状。そんな時、後続車のドライバーさんにとっては、「急に割り込まれた!」という印象になりかねず、ついカッとして、あおり運転につながってしまう可能性があるんです。

もちろん、あおり運転は重大なルール違反です。しかし、十分な合図もなしに車線変更する側も法律に違反しますし、大変危険ですよね。特に高速道路などでは、交通の流れが速い分、危険も増します。
皆さんも、早めの点滅を心がけるようにしてくださいね!

今週は、「ウインカーについて学ぶ」をテーマにご紹介しました。

◆ 知っておきたい燃料のこと

2024/4/12 UP!

最近では、ガソリンなどの燃料を使わない、EV・電気自動車も普及してきていますが、それでも、まだまだ多くの方が、ガソリンスタンドで給油していることでしょう。でも燃料について、意外と知らないこと、みなさんは多くないですか?ということで今週は、「知っておきたい燃料のこと」をテーマに、さまざまなポイントをご紹介していきたいと思います。

【燃料の種類について】4月8日(月)

まず今朝は、改めてですが、燃料の種類について、おさらいしておきましょう。

クルマの燃料には、いろいろな種類があります。主なものは、「レギュラー」、「ハイオク」、「軽油」の3つです。

「レギュラー」は、最も一般的なガソリンで、日本で「ガソリン」と言えばコレのことですね。

続いて「ハイオク」も、ガソリンの一種ではありますが、「レギュラー」に比べてオクタン価が高く、高いエネルギー力を持っています。

このオクタン価って、通常あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。ガソリンというものは、純粋なまま燃料として使用すると、異常燃焼を起こして、エンジンが不自然な動きを起こしたりするものなんです。そのため、異常燃焼が起きないように改良されています。オクタン価は、そのガソリンとしての「燃えにくさ」を示す数値。数値が高いほど、その性質が良いということになります。

そして軽油は、石油を原料に、ガソリンより高い温度で蒸留した燃料で、主にディーゼルエンジンに使用されます。そのため「軽油」ではなく、「ディーゼル」と表示されていることもありますので、みなさん、間違えないように気を付けてくださいね。

【燃料の入れ間違いに注意】4月9日(火)

今週は、「知っておきたい燃料のこと」をテーマにお送りしています。

きのう、燃料の種類についてお話しましたが、セルフ式のガソリンスタンドで給油する際、燃料を入れ間違えるケースが、意外にも多いといいます。特に注意しなければいけないのが、ガソリンと軽油の入れ間違いです。

ただ、自分が普段乗っているクルマなら、間違えることはほぼないでしょうね。気を付けなければいけないのは、会社のクルマやレンタカーなど、普段とは違うクルマに乗る時です。そうしたクルマを利用する時には、取扱説明書などで、燃料の種類を確認しておきましょう。

では、もし燃料を入れ間違えたら、どんなことが起こるんでしょうか?まず、ガソリン車に軽油を入れてしまった場合は、エンジンの出力が低下して、加速が鈍くなり、次第に排気ガスが黒くなっていきます。そして、そのままエンジンが止まってしまうこともあるそうです。

一方、軽油のディーゼル車にガソリンを入れた場合は、最初のうちはエンジンがかりますが、すぐに出力が低下。排気ガスが白くなり、エンジンが止まってしまいます。

このように、走行し始めてからトラブルに気づいた場合は、なるべく早く停車して、エンジンを止め、ロードサービスなどに連絡してください。ただし、多少の修理が必要になる可能性は高いようです。

入れ間違えた際、エンジンを動かす前に気づいて処置すれば、大きなトラブルにはならないようですよ。みなさんも、いつもと違うクルマに乗る時は、燃料の確認、しっかり行ってくださいね!

【セルフ式スタンドの基本】4月10日(水)

「知っておきたい燃料のこと」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

最近では、すっかり当たり前の存在となった「セルフ式のガソリンスタンド」。今では、日頃から利用されている方、多いでしょうね。このセルフ式ガソリンスタンドですが、安全に利用するためには、守らなければいけないルールがあります。そこで今朝は、改めてその辺りの基本を再確認しておきましょう!

まず当然ですが、ガソリンスタンドでは火気厳禁です!

車内であっても、タバコを吸ったりしてはいけません。また作業前には、静電気除去シートに触れて、
体にたまった静電気を取り除いてから給油を始めましょう。

そして、やってはいけないのが、継ぎ足し給油です。定額給油などの際、センサーの働きによって一度自動停止した後に、少しでもたくさん給油しようと、継ぎ足す人がいます。

しかし、この継ぎ足し給油をすると、センサーがうまく働かず、燃料があふれてしまうことがあります。そうなると引火する可能性もあって、大変危険です。絶対にやめてくださいね!ここで大切なのは、後ろに待っているクルマがいても、焦らないことです。焦るあまり操作を急ぐと、つい燃料の選択を間違えたり、静電気を除去するのを忘れたりしかねません。後ろが詰まっていても焦らず、落ち着いて給油するように心がけてくださいね!

【セルフスタンドの注意点】4月11日(木)

今週お送りしているテーマは、「知っておきたい燃料のこと」です。

きのう、セルフ式ガソリンスタンドでの基本的なルールなどについてお話しましたが、実はそれ以外にも、ついやってしまいがちな、注意しなければいけないポイントがあるんです。四回目の今朝は、その辺りをチェックしてみましょう。

まず、給油を終えた後、ノズルから滴る燃料を切ろうと、ノズルの差込口のところで「コンコン」としていませんか?実はこれ、注意が必要な行為なんです。というのも、「コンコン」とした時に火花が出て、ガソリンの蒸気に引火する可能性があるんだそうです。一方、給油口の中は、蒸気が漏れない工夫がされているそうです。

次に、みなさんはスマートフォンなど、携帯電話を使用しながら、給油をしていたりしませんか?実はこれ、多くのスタンドで、禁止されているんです。

どうして?と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

実は、携帯電話が発する電磁波や静電気によって、引火する恐れがあるから、というのが理由のようです。さらに、携帯電話で通話していたり、画面を操作しながら給油をすると、注意力が散漫になって、
吹きこぼれなどの事故につながる可能性があります。

ドライバーの皆さん、給油中は、危険な可燃物を扱っていることを改めて意識し、ルールを守ってお願いします!

【ガス欠はクルマに悪影響】4月12日(金)

「知っておきたい燃料のこと」をテーマに、今週はお届けしてきました。

ところで、走行中にガソリンなどの燃料が切れてエンジンがストップしてしまうことを、「ガス欠」といいますよね。ガス欠になると、自力では、その場から動けなくなるので、JAFなどへ連絡しなければならず、何かと大変です。でも、それだけではなく、ガス欠を繰り返すと、クルマのさまざまな部分に悪影響を及ぼす可能性があるのを、皆さんはご存知だったでしょうか?

影響が出る可能性があるパーツとしては、燃料ポンプや、インジェクター、バッテリー、スターターモーターなどで、それらの寿命が短くなる場合があるそうです。

例えば、ガソリンタンクからエンジンに燃料を供給している燃料ポンプは、常にポンプのモーターが高速で回転しています。そのため、潤滑と冷却が欠かせないのですが、それを行っているのが、燃料に含まれている油分。なので、燃料が流れていないと、摩擦による熱が発生し、その影響で故障につながることがあるんです。

このようにガス欠は、様々な問題の原因になりかねません。クルマを運転する時、特に高速道路などを利用する際は、事前に給油して、ガス欠しないよう注意してくださいね!

今週は、「知っておきたい燃料のこと」をテーマにご紹介しました。

◆ 春の運転の注意点

2024/4/5 UP!

きょうから4月!この先は暖かい日が多くなり、外出しやすくなる季節です。
また、進学や引っ越しなどによって環境が変わり、慣れない場所を運転したり、歩いたりする方もいらっしゃるでしょう。そんな春は、交通事故に注意しなければいけません。

そこで今週は、「春の運転の注意点」をテーマに、お送りしていきたいと思います。

【こどもを事故から守る】4月1日(月)

まず、今週土曜日・6日から15日・月曜日までの10日間、「春の全国交通安全運動」が行われます。運動の重点として、千葉県で筆頭に挙げられているのが、「こどもの交通安全」に関する項目です。

もうすぐ、新しい小学1年生が入学してきますが、1年生にとっては、道路は危険がいっぱいです。 というのも、警察庁が2018年から2022年に起きた交通事故の分析を行っているんですが、それを学年別にみますと、小学1年生の死者や重傷者数は、6年生に比べると、およそ3.2倍も多く、死者にしぼると10倍に上るといいます。

これまで一人で外出することが、ほぼなかった新1年生。しかし入学後は、その行動範囲は急速に広がります。

そんな、まだ登下校に不慣れな彼らを見かけたら、まずは クルマに気づいていないかもしれないと考えて、スピードを落としましょう。そして、その横を通過する時には、十分な間隔をあけ一時停止するなど、配慮してあげることが大切です。

また通学路や住宅街などでは、子供が急に飛び出してくることがあります。見通しの悪い交差点などでは、特に要注意です!こどもが道路を横断しようとしている時は、安全に横断できるよう一時停止するとともに、渡り切るのを確認してから、発進するようにしてくださいね!

【初心者ドライバーに注意】4月2日(火)

今週は、「春の運転の注意点」をテーマにお送りしています。

この時期は、新社会人や転勤された方、さらに学生さんたちが、新たな生活に合わせて、免許を取ったり、クルマを買ったり、また、他の街から引っ越して来たりしますよね。その結果、付近の道路に慣れていないドライバーさんや、運転そのものに慣れていない人が、路上に多くなるのは仕方ありません。

でも、みなさんはそうした不慣れな運転を見て、イライラしたり、クラクションを激しく鳴らしたりしていませんか?もちろん、あおり運転したりするなんて、もってのほか!絶対にやってはいけませんよ。

まず、初心者マークを付けているクルマに対して、周囲のクルマは配慮することが法律で義務付けられています。割り込みや無理な幅寄せなどを行うことが、ハッキリと禁止されているんです。これに違反した場合は、「初心運転者等保護義務違反」となり、普通車であれば違反点数1点、反則金6000円となります。

でも、そうした法律以前に、先輩ドライバーさんは、ご自分が免許を取ったばかりの頃を思い出してみてください。そもそも誰だって、運転免許を取ったばかりの、初心者だった頃があるはずです。当時はきっとみなさんも、ガチガチに緊張してハンドルを握っていたことでしょう。しかしそんな時に、クラクションを激しく鳴らされたり、威圧的な行動をされたら、動揺して、まともに運転できなくなり、より危険な状況になりかねませんよね。

ということで、路上で初心者ドライバーや道に慣れていないドライバーを見かけたら、ぜひスペースを空けたり、スピードを抑えたりして、そのクルマが走りやすい環境を作ってあげてくださいね!

【春も飲酒運転はNG】4月3日(水)

「春の運転の注意点」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。春といえば、何かとお酒を飲む機会が多い季節です。お花見もそうですし、歓送迎会などが行われることもあるでしょうね。

でも、このコーナーでは何度もお話していますが、お酒を少しでも飲んだら、クルマを運転しては絶対にダメですよ!

お酒を少しでも飲むと、安全運転に必要な情報処理能力や注意力、判断力などが低下。スピードを出し過ぎたり、車間距離の判断を誤ったり、危険に気づくのが遅れたりします。

これはお酒に弱い人だけでなく、強い人も例外ではありませんよ。というのも、例え低濃度のアルコールでも、運転操作などに影響が出ることは、さまざまな調査研究によって明らかになっているんです。
最近、アルコール度数が2、3%という低濃度のお酒が流行っていますが、それでも飲んだら、絶対に運転してはダメですからね。

一方、グループでクルマに乗って飲食店に行った場合は、お酒を飲まない人、いわゆる「ハンドルキーパー」を決めましょう。その人はお酒を飲まないで、仲間を自宅まで送り届けることを、徹底するようにしてくださいね。

飲酒運転によって死亡事故に至る比率は、お酒を飲んでいない場合のおよそ7.1倍にも上るといいます。飲酒運転は、人の命を奪いかねない、悪質で、危険な犯罪だということ、決して忘れないでくださいね!

【居眠り運転を防ぐ】4月4日(木)

今週お送りしているテーマは、「春の運転の注意点」です。

ポカポカと暖かい春は、つい眠気に襲われがちな季節ですよね。でも、それが運転中の場合は、大事故につながりかねない非常にキケンな事態です!

「公益財団法人 交通事故総合分析センター」では、1996年から2006年までの10年間に起きた2000件の交通事故の中から、「居眠り運転が原因の一つになった交通事故」を100件ほど抽出しました。すると、前日の睡眠時間が4時間以下になると、居眠り運転の発生率が、急上昇することが分かったそうです。

居眠り運転を防ぐためには、十分な睡眠が欠かせません。必要な睡眠時間は個人差があるのでハッキリとは言えませんが、6、7時間は眠るようにした方がいいようですよ。

そして、運転中に眠気を感じたら、ガムを噛んだり、声を出したりしてみましょう。アゴを動かすと、大脳の覚醒レベルをつかさどる「脳幹網様体」に信号を送って、脳の覚醒につながるんだそうです。

それでも眠気がとれないようなら、無理をしないで、休憩・仮眠を取りましょう。ただ、仮眠は15分から30分程度が目安。あまり眠り過ぎると、起きてからかえって眠気が取れにくいことがあります。

また仮眠明けで、しっかり覚醒していない状態で運転するのは危険です。仮眠を取ったら、運転に戻る前に、必ずクルマから出て、体を動かし、外の空気を吸ったりして、頭をスッキリさせてから出発するようにしてくださいね。

【風が強い時】4月5日(金)

今週は、「春の運転の注意点」をテーマにお届けしてきましたが、春といえば、「春の嵐」と言う言葉があるように、風が強く吹くことが多いですよね。風速が10メートルから15メートル程度になると、クルマの運転に影響が出始め、高速道路などでは、風に流される感覚があるでしょう。

中でも車高の高い、ボックスタイプのクルマは、風の影響を受けやすいので、注意してください。
特に、トンネルの出口やビルの谷間などは、強風が吹きやすい場所なので、十分気を付けましょう。

ただ、風の強い日に一番危険なのは、強風でふらついた時に驚いて、急ハンドルを切ったり、急ブレーキをかけたりして、運転操作を誤ることです。そこで、風が強い時の運転では、普段よりも、ハンドルをしっかりと握るように心がけることが大切です。そして同じ風速でも、クルマの速度が速い方が、ふらつきが大きくなります。ふらつきを感じたら、慌てずに減速するようにしてください。

また、今の時期では、桜の花びらなどが風でフロントガラスに向かって、一気に吹き付けることも考えられます。そうした際は、スピードを抑えて慎重に運転し、あまりにも状況がひどい時は、安全な場所にクルマを停めて、落ち着いてから出発するようにしてくださいね。

今週は、「春の運転の注意点」をテーマにご紹介しました。

◆ 無意識にやってしまいそうな違反 

2024/3/29 UP!

みなさんは普段、もちろん交通ルールを守って、クルマを運転されていると思います。でも知らず知らずのうちに、ルール違反をしていることがあるものです。

そこで今週は、「無意識にやってしまいそうな違反」をテーマに、日常、見落とされがちなルール違反について、取り上げていきたいと思います。

【エンジンをかけたままクルマを離れる】3月25日(月)

まず、初日のきょう取り上げるのは、こんなシチュエーションです。

クルマで出かけた時、ちょっと飲み物でも買おうと、コンビニの駐車場にクルマを停めました。ただ飲み物を買うだけなので、すぐに戻ってきます。そこでエンジンをかけたまま、ドアロックもしないでクルマを離れました…。

コレ、ついやってしまいそうなシチュエーションですが、実はこの中に、ルール違反があるんです。みなさんは分かりましたか?

正解は、エンジンを切らずにクルマを離れたこと、そして、ドアロックをしなかったことです。

実は、クルマを離れる時には、パーキングブレーキはもちろん、エンジンを切って、クルマが動かないようにしなければいけません。さらに、他人に無断で運転されないように、ドアロックをするなどの措置を取らなければいけないんです。

そうした措置を怠った結果、クルマが動き出したり、盗難されたりして事故などが起きた場合、クルマのドライバーさんや持ち主が、損害賠償責任に問われる可能性があるんだそうです。「すぐ戻ってくるから…」と簡単に考えてやってしまいそうですが、そこに事故の危険性があることを、くれぐれも忘れてはいけませんよ!

【黄色実線センターラインをまたぐ】3月26日(火)

今週は、「無意識にやってしまいそうな違反」をテーマにお送りしています。今朝お話するのは、こんなシチュエーションです。

皆さんの運転しているクルマが、黄色実線のセンターラインが引かれた片側一車線の道路を走行している、と考えてください。すると前方の道路の真ん中を、原付きバイクが時速30キロで走行していました。このまま原付きバイクについて走っていると、どんどん後続車が詰まってしまうと考え、ウインカーを出してセンターラインをまたぎ、その原付きバイクを追い越しました…。

リスナーさんの中にも、「同じようにする」という方が、いらっしゃるかもしれませんね。
でも、もちろんこの行為の中に、違反があるんです。皆さんは、お分かりになりましたか?

正解は、追い越しのために、センターラインをはみ出したことです。

黄色実線のセンターラインは、追い越しのために、右側部分をはみ出して通行するのを禁止するものです。よく「追い越し禁止」と勘違いしている人がいますが、追い越し自体を禁じるものではないんです。

だから原付きバイクが左端を通行していて、センターラインをはみ出さずに追い越せるなら、何も問題はありませんよ。ただ、「追い越し禁止」の補助標識が出ている場合は、追い越し自体が禁止となります。この場合、センターラインをまたいでいなくても、追い越しをすれば違反ということになりますので、注意してくださいね!

【黄信号無視】3月27日(水)

「無意識にやってしまいそうな違反」をテーマにお送りしている今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。三回目にご紹介するのは、こんなシチュエーションです。

運転中、前方の信号が黄色に変わったので、アクセルを踏んで加速し、なんとか赤信号になる前に通過することが出来ました。

もちろん、この行為もルール違反なんですが、何がいけないのか、みなさんは分かりますか?

そう、違反は、黄信号で止まらなかったことです。

「黄信号は、注意して進めじゃないの?」なんて、思っている方も、結構いらっしゃるかもしれませんね。でも、それはれっきとした間違いなんです。

道路交通法で黄信号は、「停止位置を越えて進行してはならない」と規定されています。要するに、「とまれ」なんです。ただ赤信号と違うのは、急ブレーキをかけなければいけない場合や、後続車に追突される危険性があるなど、安全にとまれない時に限って、例外として通過することが認められているところです。つまり、先ほどのように、黄信号を確認して、わざわざスピードを上げて信号を通過するような行為は、完全な信号無視です!

もちろん違反に問われれば、赤信号無視と同じく、普通車の場合、反則金9000円、違反点数2点が加算されます。また、黄信号無視を常習的に続けていると、そのうち、赤信号無視にもつながる危険性があります。「黄信号はとまれ」だということを、改めて覚えておいてくださいね!

【横断歩道手前にクルマが停まっている場合】3月28日(木)

「無意識にやってしまいそうな違反」をテーマに、今週はお送りしています。

今朝は、こんなシチュエーションを想像してみてください。

前方に、信号機のない横断歩道があります。そのすぐ手前に、1台のクルマが、停車していました。
あなたは、横断歩道を渡る歩行者もいないように見えたので、そのクルマを追い抜いて、横断歩道を通過しました…。

さて、この行為ももちろんルール違反なんですが、何がいけなかったのか、皆さんは分かりますか?

正解は、停車しているクルマを追い抜く時に、その手前で一時停止して、横断歩道を誰も渡っていないか、左右の安全を確認しなかったことです。これは、道路交通法第38条第2項に、定められています。

もともと、横断歩道などに接近する時は、歩行者や自転車がいないことが明らかな場合を除いて、横断歩道の手前で停止することができる速度で進まなければいけない、ということが道交法で定められています。ただ、手前に停止しているクルマなどがあると、横断しようとしている歩行者などがいるかどうか、走行しているままでは確認が十分できませんよね。そのため一時停止して、確認したのち通過する義務を負わせているんです。

でも先ほどのように、「誰もいなさそうに見えるから、通過しちゃえ」というのは、勝手な想像に基づいた、典型的な「だろう運転」です。もし歩行者が出てきたら、きっと避けることができないでしょう。そこで、歩行者などが「いるかもしれない」と考えるようにし、きちんと一時停止して、安全を確認するのが大切なんです。皆さん、常に忘れないでくださいね!

【高速道路の路肩に停車する】3月29日(金)

「無意識にやってしまいそうな違反」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。最後にお話する交通ルール違反のシチュエーションは、こちらです。

高速道路を運転中、大切な相手から電話がかかってきました。ただ運転中に携帯電話に出るのは違反だと思い、路肩に停車して10分ほど通話しました…。

さて皆さん、これはいったい何がルール違反だったと思いますか…?

正解は、高速道路の路肩にクルマを停車させたこと、です。

というのも、高速道路を走行するクルマは、警察官に停止を命じられたり、危険を防止するために一時停止したりするほかは、クルマを停めてはいけないことになっているんです。もちろん、路肩も同じですよ。ただし、事故や故障など、やむを得ない場合は、路肩に停車することが認められています。でも、先ほどのように、電話に出るというのは、やむを得ない理由とはいえませんよね。

高速道路上は、100キロものスピードで、クルマが行き交う、非常に危険な場所です。実際、高速道路上で停車中のクルマに後続車が追突する大事故が、度々発生しています。むやみに高速道路で停車するのは、絶対にやめましょう!

今週は、「無意識にやってしまいそうな違反」をテーマにご紹介しました。

◆ 春のおクルマのメンテナンス

2024/3/22 UP!

3月も半ばになり、いよいよ春本番ですね。
ポカポカと暖かくなり、身も心も軽くなって、これからますます、ドライブにはぴったりの季節となります。そこで、そんな時期を迎える今だからこそ、やっておきたい、おクルマのメンテナンスがあります。

ということで今週は、「春のおクルマのメンテ」をテーマに、さまざまなポイントを取り上げていきたいと思います。

【バッテリーのチェック&交換】3月18日(月)

まず、今朝注目したいのは、バッテリーです。

この番組でも何度かお話していますが、バッテリーは気温の影響を受けやすいもの。特に冬の低温下では、バッテリーの機能が低下して、十分な性能を発揮することはできません。それでも、早く室内を温めようと暖房を強風で使ったりしますから、冬場はバッテリーにとって、とても負担のかかるシビアな季節といえます。

そんな冬を乗り切ったバッテリーは、思いのほか、ダメージを受けている可能性があるんです。もちろん、定期的にバッテリーを交換しているなら、それほど劣化を心配することはないでしょう。ただ、何年もバッテリー交換をしていないという場合は、突然、バッテリーあがりなどを起こす恐れがあります。

バッテリーの寿命は2、3年が目安ですが、最近は、バッテリーの性能が向上していて、普段の運転では劣化の症状が分かりにくく、突然、寿命が訪れることがあります。しばらくバッテリーの交換をしていないという方は、この機会にぜひ、カーディーラーなどで状態をチェックしてみてください。

もし劣化が進んでいるようなら、早めに交換するようにしましょうね!

【春の汚れにボディコートがおすすめ】3月19日(火)

今週は、「春のおクルマのメンテ」をテーマにお送りしています。

おクルマにとって、春の季節にやっかいなことといえば、ボディがとても汚れやすくなる、ということじゃないでしょうか。特に、日ごろ屋外に駐車している方は、ほんの数日の間に、クルマがすっかり汚れて、ビックリすることがあると思います。そんな汚れの原因といえば、この時期は花粉と黄砂ですね。

2月から5月ごろにかけて盛んに飛散するのが、スギやヒノキの花粉です。花粉は、付着して夜露や雨などの水分を含むと、中からペクチンという粘りのある物質が出てきて、ボディにへばりつき、落としにくくなります。さらに、そのまま放置していると、シミになったり、塗装面にダメージを与えたりする原因となってしまうんです。

一方、やはり春、大陸から海を越えて飛んできて、クルマを汚す黄砂は、うかつにふき取ったりすると、ボディに細かなキズを作ってしまいかねません。そんな花粉や黄砂の対策としては、こまめに洗車するのが一番です。とはいえ、何度も何度も洗車をするのは大変ですよね。

そこでおすすめなのが、ボディコートをしておくことです。

ボディコートで保護しておけば、花粉などによるダメージを軽減することができます。また、日頃の洗車もグンと楽になりますよ!特に、カーディーラーで行っているボディコートを利用すれば、専門スタッフの手による高品質な仕上がりが期待できますし、何より面倒な手間もいりません。

この時期のおクルマの汚れが気になる方、ぜひお近くのカーディーラーまで、お問合せくださいね!

【下回りの洗浄&チェック】3月20日(水・祝)

「春のおクルマのメンテ」をテーマにお送りしている、今週の、「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

皆さんはこの冬、雪が多く降る場所へ、おクルマで出かけたりしませんでしたか?もし行ったという方、その後、しっかり洗車をしましたか?

というのも雪の多い地域では、道路に積もった雪を溶かすために、融雪剤がまかれていることが多いんです。この融雪剤には、塩化カルシウムなどが使われるんですが、これ簡単にいうと、実は塩なんです。塩の働きによって、雪や氷を溶かしているんですね。そのため溶けた水は、塩水ということになります。そんな中を皆さんは、クルマで走り回っていた、という訳なんです。

ご存知の通り、鉄がたくさん使われているクルマは、塩が大の苦手。塩分が付着したまま放置していると、サビが発生する原因となります。そこで大切なのが、そうした場所を走ったら、なるべく早く洗車をして、塩分を洗い流すことです。

でも、実際に下回りを洗うのって大変ですし、いろいろな事情で、洗車ができなかったという方もいらっしゃると思います。そんな方にオススメなのが、リフトを備えたカーディーラーで、下回りの洗浄とサビのチェックをしてもらうことです。

サビは一度発生すると、どんどん成長します。早いうちに適切な処置をしておかないと、あとあと後悔することになるかもしれません。ぜひ今のうちに、プロの目でしっかりチェックしてもらいましょう!

【冬用タイヤの交換】3月21日(木)

今週お送りしているテーマは、「春のおクルマのメンテ」です。

冬の間、スタッドレスタイヤを使っていた方、そろそろ夏用タイヤに交換されるタイミングだと思います。そんな交換にあたって、自分でされるという方は、来年もいい状態で使用できるよう、適切な保存方法が不可欠です。

その方法としては、スタッドレスタイヤを取り外したら、まず泥や凍結防止剤などを、水でよく洗い流します。そして直射日光を避けて、しっかり乾燥させましょう。

続いて、タイヤへの負担を軽減するため、タイヤの空気圧を、基準の半分ほどに減らします。そしてタイヤの変形を防ぐため、ホイールはつけたまま、ホイールの表面が上向きになるよう平積みにします。保管する場所は、直射日光の当たらない、風通しのいい場所にしましょう。タイヤ保管用のカバーをかぶせるのがベストですが、ない場合は、日光を通しにくい、黒いポリ袋でもOKですよ。その時、屋外で保管するならば、雨水などが入らないように、結び目を下側にしておいてくださいね。

しかし、タイヤの交換作業は、自分じゃとてもムリ!という方は、お近くのカーディーラーでも作業してくれます。また、タイヤの保管をしてくれるところもありますので、お気軽に相談してみてくださいね。

もしカーディーラーに依頼する場合、せっかくなら、タイヤを取り外したついでに、ブレーキの点検・メンテナンスもお願いしましょう。一石二鳥で、より安全運転につながりますよ!

【ワイパーゴムの交換】3月22日(金)

「春のおクルマのメンテ」をテーマにお届けしてきました、今週の「千葉トヨペット レガーメ・ワンダフル・ドライブ」。

ところで、雨が降った時、みなさんのおクルマのワイパーは、きれいに雨をふき取れていますか?

というのも、実は冬場は、ワイパーゴムが傷みやすい季節なんだそうです。その原因となるのが、雪や霜。気温が低いなか、凍った雪や霜を落とすために、ゴムが固くなった状態でワイパーを動かすと、普段にも増して、ワイパーゴムが傷んでしまうそうです。

また気温の低い日、ワイパーがガラスに凍り付いてしまった際に、スイッチを入れて、無理に動かそうとしたこと、皆さんはありませんか?そんなケースでも、ゴムが切れたり変形したりする恐れがあるそうです。

ワイパーは、ゴムが傷むと、雨水のふき取り具合が低下してしまいます。すると、雨天時の視界が悪くなるのはもちろん、目の疲労も増大させるため、大変危険です。もしふき取りが十分ではないと感じたら、迅速なメンテナンスが必要です。ワイパーはゴムだけ簡単に替えられますので、なるべく早くワイパーゴムの交換を行うようにしましょう。

今週は、「春のおクルマのメンテ」をテーマにご紹介しました。

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