2020/4/4 UP!
外出自粛の週末、いかがお過ごしでしょうか。
東北取材2020、今週は宮城県の南三陸町で林業を営む
今週は波伝の森山学校 合同会社 CEO 渡辺啓さんにお話をお伺いしてきた模様をお届けしました。渡辺さんは震災後長期ボランティアとして南三陸町を訪れたことをきっかけに南三陸で暮らし始めました。元々ログハウスの企画営業をされていたそうで被災した山々を見てなんとかしなければという思いを抱いた渡辺さん。荒れている山々…どうすればこの資源を活かせるのか…様々な思いをめぐらせ、山林の所有者が自ら木の伐採・搬出・製材・乾燥・出荷などを担う『自伐型林業』を通したまちづくりをしていこうと考え、現在まで森林整備など林業をお仕事とされています。
動画は渡辺さんの奥様が営業されているカフェ。日本製のログハウス「板倉」という伊勢神宮と同じ伝統工法です。素敵ですよね。それだけではなく我々が注目したのは【環境にも良い】という点。
例えばリフォームやお家の建て替えの際に国産の木を使うだけでも山は再生していき、またリユース、リサイクルも可能だそうなんです。渡辺さんのお話に惹き込まれてしまい明日にでも家を建てたくなってしまいました…
(家を建てる際は必ず施主さんに木の伐採をしてもらうとの事。自分で伐採した木を家のどこかに使用することによって、よりお家を大切にされるようになるとのこと。確かに!!この部分、私が切ったんだよ、となれば愛着も格別ですもんね…)
話が尽きなかったのはきっと、あたたかいログハウスでひらく師匠の熱い思いを伺ったからだと思います。次は伐採しに行きたいな。
東北といえば海を想いがちですが、こうして山々を大切に守っていらっしゃる方がいることも、もっともっと発信していきたいと思います。
カフェレストラン「ちょこっと」↓
波伝の森山学校 合同会社↓