土曜深夜のハードロック/へヴィメタル専門プログラム

Every Sat. 深夜1:00~4:53

GO TO ROCK AND ROLL〜ロックの現場から〜その⑰

2022/2/12 UP!

このTシャツは1981年、IRON MAIDENのヨーロッパ・ツアーに同行していた時に実際に着ていたものだ。
フロントのデザインはシングル”Purgatory”から取られている。これが当時の最新シングル。
この頃のIRON MAIDENのパフォーマンスは切れ味が鋭く、同年の初来日公演でもその凄さが際立っていた。EP「MAIDEN JAPAN」を聴けばよく判る。当然ながらライヴの全曲をマルチテープで録音している。そのマスターテープはマネージメントが所有しているはずだ。
1981年 夏、ポール・ディアノ<vo>は声の調子が悪く、それが不摂生からきていたことで、彼はバンド内部で孤立し始めていた。その後、ポールの不調で何回かライヴをキャンセルしたことが原因になり、スティーヴ・ハリスとロッド・スモールウッドは彼の後任を探し始める。それが、1981年 夏。まさに、私がこのTシャツを着てバンドと一緒にツアーにでていた時期である。
ドイツでのいくつかのコンサートを経てロンドンに戻ったバンドはオフに入る。しかし、スティーブは後任としてSAMSONのブルース・ブルースに白羽の矢を立て、1981年8月29日 土曜日、レディング・フェスティバルの中日に会場に姿を現す。
そして、私とともにプレスエリアの最前に立ち、SAMSONのブルース・ブルースことブルース・ディッキンソンのパフォーマンスを目撃する…..

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