2021/1/2 UP!

「これは貴重な写真だな!」と見入ってしまった!
1984年10月、W.A.S.P.の初来日公演の際、私のアイディアで新宿ツバキハウスで記者会見を行った。
新聞、写真週刊誌、音楽誌の記者やカメラマンが50人ほど詰めかけた。フロアに椅子を並べ、VIPの横にスペースを作り、メンバー4人用の椅子を並べた。場内が暗転になる中、スモークが漂い、ドレッシングルームから4人が出てきた。その4人が椅子の横に立った。カメラマンがいっせいにフラッシュをたいた。しかし、その4人、実はツバキハウスでも有名な”和製W.A.S.P.”のメンバー。衣装もそっくりで、ブラッキー役の某君は股間にノコギリまで付けていた。驚く記者たち。その時、会場に”I Wanna Be Somebody”が大音量で流れ、本物のW.A.S.P.が登場するという演出だ。イベント終了後、DJブースの前に移動し、W.A.S.P. と東芝EMI、ウドー音楽事務所の関係者と記念写真を撮った。手元に残っている当日の写真はこれのみ。中野サンプラザ公演には、あの西城秀樹さんも観にきていた!!
私がW.A.S.P.と出会ったのは、1983年だと思う。EARTHSHAKERのアルバムのプロデュースでサンフランシスコを訪れた際、後にTESLAのバックライン担当になるダニー・マックレンドンがレコード・ショップに連れて行ってくれた。その店こそ初期のMETALLICAやベイエリアのスラッシュ・メタルバンドなどに多大な影響を与えた「The Record Exchange」。
店主のビルがW.A.S.P.のサンフランシスコ公演の写真をくれた。
「何だ、コレ!!」….
それから間もなく、IRON MAIDENのマネージャーがW.A.S.P.と契約したことを知った…。