土曜深夜のハードロック/へヴィメタル専門プログラム

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METAL REPORT:RONNIE ATKINS!!

2022/6/5 UP!

リスナーのNさんから、ロニー・アトキンスの「MAKE IT COUNT RONNIE ATKINS ON TOUR 2022」のレポートが届きました。

「伊藤さん、こんばんは。ロニーのLiveの話の前にホーセンスでのことを少し書き足しますね。

 コペンハーゲンから電車で特急に乗れれば2時間ちょっとで行くことができますが私は切符を買うのに手間取りタッチの差で特急を乗り過ごし10分後に発車し、3時間弱かかる各駅停車で目的地へ向かいました。

 ホテルに到着後、こちらに来たもう一つの目的、PRETTY MAIDSのアルバムジャケット等がデザインされたラベル(7種)のラム酒をバスに乗って購入しに行きました。
通販では即完状態でしたが、お店では最新アルバム「UNDRESSE YOUR MADNESS 」を擁したデザイン1本だけで次の入荷は月曜日とのことでそちらを購入。本当は2本持って帰る準備をしていたのでちょっと残念でした。

 さて、本題のLiveについてですが、結論から言えば私は何を心配していたんだろう?全く問題ないです。そうですよ、彼はプロなんですから。ダメだと思うならばステージに上がりません。むしろ彼の身体のことを頭に置いて参戦するのは彼に失礼だと思います。

 オープニングアクトのSTATEMENT が終わり30分ほどのチェンジの後、SEをバックにアランを皮切りにメンバーが登場、最後にロニーが姿を現し1曲目がスタート!とロニーから向かってすぐ左側2列目にいた私の位置からはギターと、キーボードの音が全く聞こえず、キーボードに至っては本当に音が出ていなかったようでモルテンが苛立つようにタオルを床に叩きつけ、暫くコーラスのみ参加という状態でしたがギターソロが終わる頃に音が復活しました(ほっ)その後はトラブルも発生せず進行していきました。

 会場の大きさは東京で言うとO-east位でしょうか。一階はスタンディング、二階は結構な数の椅子席は配置されており、お客さんの入りは7〜8割程度で女一人で来ても怖い思いもせず楽しく最後まで観れました。セットリストは2枚のソロアルバムを中心とし、あいだあいだにPRETTYMAIDSの各年代の曲を散りばめ、オーラスはソロアルバムを作るきっかけとなった「WE DON’T NEED ANOTHER HERO 」で締めくくる“THE HISTORY OF RONNIE ATKINS”という構成でした。

 終演後、バーで飲んでいるとしばらくしてロニーをはじめメンバーが出て来てくれて疲れた様子見せずファンと談笑し、私も日本から来たことを伝えることが出来ました。本当、いつものロニー、2018年11月、チッタでの公演翌日、成田空港でお見送りした時に茶目っ気たっぷりに次のアルバム(UNDRESS YOUR MADNESS)のデモを聴かせてくれた時のままの彼でした。

 余談ですが、実は私とロニーの写真を「私が撮ってあげるわ」と言って撮影してくださったのはあの分厚いPRETTY MAIDSの本を作成されたOzzieさんだったんです。彼女にも無事に挨拶が出来ました。

 今回のスカンジナビアツアーは残すところあと18日のフェスのみですが、9月にハンブルグで行われる3日間のフェスでは初日にアコースティック、三日目にエレクトリックセット出演することが昨日発表されました。近い将来、日本でも彼らが日本のファンの前で演奏する日が来ることを切に願いロニーに元気をもらってホテルに戻りました。

 本当に今回ほど渡航して良かったと思った旅行はありません。トランジットを含め長時間の移動、帰国時の煩わしさも何のそのでした。

 浜さん、クリストファーとのTABOOの曲が発表されましたね。本当は二人のPRETTY MAIDSでの活動が観られれば最高なのですが、それぞれPRETTY MAIDSで出来ないことをやって何時かはまた浜さんが奏でるアコギで曲を作り始める日が訪れる事を願いながら遠い日本で見守りたいと思います。」

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