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Every Sat. 24:30~24:57

3/4のTAKUMIZM

2023/3/5 UP!

映画「零落」の3/17の公開に向け

「クリエーターズ・ファイル」。

今夜は、「零落」の脚本を担当された

倉持裕さんがご登場。

2004年には「ワンマン・ショー」で岸田國士戯曲賞を受賞。

江戸川乱歩の8本の短編を原作にした

「お勢登場」、「お勢、断行」ほか

数多くの舞台、

そしてテレビドラマ「中学生日記」や「13歳のハローワーク」、

映画「十二人の死にたい子どもたち」「アイ・アムまきもと」、

またコント番組「LIFE!〜人生に捧げるコント〜」

などを担当されました。

●倉持さんの人生を変えるような衝撃を受けた漫画は?

「色々あるが、手塚治虫の「時計仕掛けのりんご」。

小学生の頃の漫画で一言で言うなら怖い話ばかりの短編集。

「時計仕掛けのりんご」は、ある山間の小さな町が住民たちが

気づかないうちに外界との連絡が遮断され、

他とは違う内容の新聞が届いたり、外の情報が全く入ってこなくなる。

他の街に行こうとすると戦車がたちはだかり、

実は軍のクーデターに利用されていく・・・という内容。

この短編集に入っている一編「バイパスの夜」は、

深夜のタクシーの車内だけで展開する。

運転手と乗客が無言で乗っているが、

暇つぶしにお互いさっき犯した罪を告白し始める。

それが嘘なのか本当なのか曖昧で、

車内がすごい緊張感に包まれると言う話。

この短編集に共通しているのは、

平和な日常が気づかないうちに暗転していくということ。

それを読んで恐ろしい闇とかダークサイドは、

離れたところにあるのではなく、日常に並走していると感じた。

その感覚は、自分の作品にも影響されている。」

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