2021/8/15 UP!
今週のベイエフエム / ザ・フリントストーンのゲストは、お笑いタレントの「じゅんいちダビッドソン」さんです。
2015年に、サッカー選手「本田圭佑」さんのネタで「R-1ぐらんぷり」優勝! その後もテレビやラジオ、イベントなど、様々な分野で活躍されています。最近では、どハマりしている趣味のキャンプが高じて、YouTubeにキャンプ動画を配信。なかなかうまくならず、失敗ばかりすることから“へたキャン”と呼ばれるようになり、これが大好評! チャンネルの登録者は15万人を超えているんです。また、先頃『こまかいことを気にしない へたキャン入門』という本を出されました。
きょうはそんな「じゅんいちダビッドソン」さんに、じゅんいちさん流のキャンプの楽しみ方や、芸人仲間と行くちょっと変なキャンプのお話などうかがいます。
☆写真協力:主婦の友社
へたでも楽しいキャンプ
●今週のゲストは、今やキャンプ芸人として大人気のじゅんいちダビッドソンさんです。 きょうはよろしくお願いいたします。
「お願いします。この間も喋っていたんですけど、キャンプ芸人って言われるけど、キャンプ芸人ってなんやねん!?(笑)」
●(笑)でも、本当に空前のキャンプ・ブームですよね?
「そうですね。割とこの2年ぐらい前から、コロナもあってなかなか居酒屋さんとか行けないから、じゃあキャンプ場なら大丈夫だろうということで、結構始めた方が多いんじゃないですかね」
●芸能界でもやっぱりキャンプ好きな方は多いんじゃないですか?
「多いし、乗っかって増えていると言うか・・・僕もちょっとブームになる直前ぐらいから始めたんですけど、ヒロシさんとか、バイキングの西村君とかに誘われて始めて。焚火会というソロキャンプ好き芸人軍団でやっているんですけど、そうじゃない人も結構ちょこちょこ最近増えていますね」
●多いですよね。そんな中、じゅんいちダビッドソンさんは先頃、新しい本『こまかいことを気にしない へたキャン入門』という本を出されましたけれども、私も読ませていただきました。
「どうでした? 読んでみて」
●失敗談も多く載っていて、”あ、完璧じゃなくてもいいんだ!”っていう風に思えて、これなら私もできそうかも、やってみたいっていう風に思えました。すごく楽しく読めました!
「本を出す時なんとなく、芸人なんで、ルールとして嘘をつかんとこうと思って。だからキャンプのルーティーン編みたいなページがあるんですけど、一応嘘つきたくないから、本やからルーティンを載せているけど、“普段は毎回違いますよ”とか、ちゃんとコメントで入れてるんですよ」
●ありましたね、注釈が(笑)
「やっぱりよく言われるのが、へたキャンとかも誰かが言い出したことなんですけど・・・なんならうちの嫁に言われだしたんかな?」
●へたキャンは上手、下手の下手ですよね?
「そう、なんかね、失敗多いんですよ。うっかりなんか忘れたりとか、うっかりテントが風で飛んでいったりとか、そういうのが多くて、YouTubeでそういうのをディレクターが面白がって流していたら、それをテレビ番組が取り上げて、嫁がそれを見て、“あなた、すごいね”と、“へたキャンっていう新しいジャンルを築いたね”みたいなこと言われて。
それを僕がTwitterでこんなん言われたって書いたら、周りが“へたキャン、へたキャン”言い出して、なんか僕が出すコンテンツ、全部へたが付くんですよね。これも『へたキャン入門』でしょ? 1年前に出た本も『へたキャンご飯』でしょ? レギュラー番組も『下手なキャンプでごめんなさい』って言って、こっち望んでないんですけど、周りが勝手にへたありきでコンテンツを作るんで(笑)」
●失敗するキャンプだからこそ楽しいっていうことですか?
「いやいや! 失敗しないほうが楽しいですよ! ただ、失敗しても、例えばキャンプ行きましたと、こんな料理、カレーライス作ってみたいと、作りました。ちょっとまずかった、でもそれもいい思い出になりますよって、それもキャンプ。
家でまずかったら、ただまずいだけやけど、キャンプで焚き火して、みんなで作ったカレーがまずかったら、なんやねん! っていう思い出になるし、もちろん美味しいほうがいいんですけど、例え失敗しても怪我とかするような失敗じゃなければ、楽しめるっていう・・・」
●それも含めての思い出になりますよね。
「と、僕は思いますけどね」
●そもそもキャンプに目覚めたっていうのは、昔からってわけではないってことですか?
「でも小っちゃい頃、好きで、たまに父親に連れて行ってもらったりとかしていたんですよ。大人になってからは、どっちかというと魚釣りが趣味で、休みの日は釣りばっかり行ってたんですけど、ある時さっきも言いましたけど、ヒロシさんとバイキングの西村君に誘われて、キャンプに1回行って一瞬でハマって、そこからどっぷりですね」
●すぐに自分でグッズ買ってみようとか!?
「いや、もうなんなら、その日のキャンプ中にAmazonでテントを注文しました」
●ええ!?
「そう、家に帰ったらもう届いていて、そのテントを持ってもう1回キャンプに行きました(笑)」
僕らは“ソログル”キャンプ
※ところで、キャンプのノウハウは、誰かに教わったんですか?
「ノウハウは、僕もそうですけど、一緒に行く仲間に特に教えもしないし、教わりもしないし、なんならネットで調べたりする人が多いんですかね。僕の場合はもうやってみて、あかんかったらまた次、違うやり方してみたいな。で、なんとなく学んでくるというか、別に正しいやり方を知らなくても、僕、何百回もキャンプをやっていますけど、未だになんかロープの、ロープワークって言うんですけど、結び方とか1個も覚え切らなくて、ずっと我流ですよ。それでもなんとかやれているんで、別にそれでもいいかなと思っていますよ」
●初めてヒロシさんたちに連れていってもらって、何がそんなに楽しくてハマったんですか?
「もともとそのふたりとも仲良かったので、その仲の良い友人と、真っ暗闇の中で焚き火をぼーっと見ながら、特に大はしゃぎするわけでもなく、淡々とお酒を飲むっていう、この贅沢な雰囲気と空間というか、こんないい時間があるんやっていう風なハマり方ですよね」
●YouTubeの「ちゃんねるダビッドソン」にキャンプの動画もたくさんアップされていますけれども、芸人仲間の皆さんと行く時も、それぞれソロキャンプしているっていう感じなんですね。
「そうですね。だから本当にそのやり方も良くて、僕らの仕事って時間もバラバラじゃないですか。だから入る時間も帰らないといけない時間もバラバラなので、それぞれがソロキャンプっていうこのスタイルが良かったんですよね」
●好きな時に好きなものを食べるとか、本当に食事もバラバラですし・・・。
「バラバラですね。たまにちょっとお裾分けはしますけど、眠くなったら先輩後輩、関係なく寝ますし。だからそれこそ朝起きたら誰もいない時とかありますから」
●本当ですか?(笑)
「あります、あります! 朝起きたら誰もいない時もあるし、4〜5人残ってんのに自分ひとりだけ、朝4時に起きて撤収して帰らないといけない時とかもありましたね」
●基本的にはソロ・キャンプをされているってことですね?
「そうですね。だからその焚火会のメンバーで一緒に行って、誰かと何かを共同でやったことは1回もないですかね。なんとなくそれぞれやっていて、なんとなく誰かの焚き火の周りになんとなく集まってきて、なんとなく帰っていくみたいな、そういう集団というか、やり方というか・・・」
●みんなで同じテントにとかではなくて、やっぱりソロっていうことに意味があるということですか?
「そもそも、みんなまあまあおっさんなんで、おっさん同士みんなで同じテント(に寝るのは)イヤでしょ? だからソロで良かったなってすごく思いますね」
●ソロ・キャンプの良さって何なんですかね? やっぱり自分の空間があるとか!?
「そうですね。やっぱり自分のペースでやっているけど、でもその空間は友人と共有しているっていう、僕ら”ソログル”とかいう言葉で言っているんですよ。ソロ・グループ・キャンプみたいな。ひとりのペース、自分のペースは乱されないけれども、場所を共有している楽しさもあるみたいな。だからいいとこ取りっていうか、もちろんその分それぞれお金はかかるでしょうけど」
●程よい距離感で楽しめるんですね。
<焚火会、TAKIVILLAGE>
お話に出てきた、ソロキャンプ好きな芸人さんのグループ「焚火会」、メンバーはヒロシさん、バイキングの西村さん、うしろシティの阿諏訪さん、とろサーモンの村田さん、ベアーズの島田キャンプさん、ウエストランドの河本さん、スパローズの大和さん、インスタントジョンソンのスギ。さんで、現在は9人だそうです。
キャンプによく行くエリアは、都内から車で行ける場所ということで山梨、神奈川、群馬、千葉あたりが多いそうですが、千葉でおすすめのキャンプ場として、いすみ市のTAKIVILLAGE(タキビレッジ)をあげてくれました。ネットで調べたら、高台の開けた場所にあって周りは雑木林という絶好のロケーション、フリーサイトでかなり良さげな感じでしたよ。
◎TAKIVILLAGE HP:https://takivillage-camp.site/
山林を賃貸!? プライベート・キャンプ場
●奥様と一緒にキャンプに行かれた時も、ハンモックを張るのにかなり手間取っていた様子をYouTubeで見たんですけど(笑)
「僕、ハンモック苦手でね(笑)。だから諦めたんですけど、今までハンモックを張って、朝起きたら大体、下の地面に付いてることが多くて」
●下調べとかもせずに臨まれていた様子がYouTubeに載っていて、奥様からもかなりつっこまれていましたけど。
「うちの嫁が、僕のいじり方がすごい上手いみたいで、YouTubeの“ちゃんねるダビッドソン”にあげているんですよ。なんか一定数、うちの嫁ファンがいて、顔は出させていなくて、声だけなんですけど、最近“嫁ットソン”出ないんですね、とかコメントが来たりするんですよ。結構つっこまれましたね、あの時は(笑)」
●いや面白かったです! やっぱり我流っていうのがモットーなんですか?
「モットーってわけではないんですけど、めんどくさいから調べていないだけというか、あと、できると思っているんで。テントとかも初めて買ったテントを1回も開けずに現地に持っていって、それこそ軍が使っているテントを海外から個人輸入して。現地で開けたいんですよ、下調べとかせずに」
●なるほど!
「現地で開けたら、やっぱり海外からの中古品なんでね、ポールが入っていなくて、布しか入っていなくてっていうこともありましたね。だから現地でポールの代わりになりそうな枝を拾って(テントを)建てたんですけど。下調べして完璧にやっていくよりも、テンションでいきたいので、自ずとミスは増えてしまうのかなっていう自己分析はありますけど」
●それこそがもうへたキャンなんですね!(笑)
「まあそろそろ達人って呼ばれたいですけどね」
●最近キャンプするための山林を買われたそうですね?
「買ったんじゃなくて賃貸なんですよ」
●賃貸!? そういう手もあるんですか? どういう仕組みなんですか?
「そこの持ち主が、別に売るつもりも貸すつもりもなく大事にしていた山林で、たまたま僕が探しているって話を聞いて、僕のことを見ていてくれて、じゅんいちさんやったら賃貸とかでいいですよってやってくれたんで、変な話、特別扱いしてもらったんですけど。それで面白いですよ、本当に契約書を交わしてね。間に入ってもらって、アパートとかと一緒、2年契約の自動更新です(笑)」
●へ〜! そうなんですね! 山を!
「礼金とかないですけど、敷金もゼロでしたよ、そういえばね」
●言える範囲でいいんですけど、どの辺りに?
「県で言うと長野県です。都内から僕が行ける範囲で借りたかったんで、長野県ですね」
●YouTube(の動画)でもかなり広いなっていう印象がありました。
「広いですね結構。割となだらかで、傾斜地がそんなにないような林間ですね。だから山というよりは森というイメージですね」
●そこをマイ・キャンプ場として使っていくんですね?
「そう。おそらくこの放送が始まる頃にはもう終わっているんですけど、プライベート・キャンプ場としてオンラインサロン(※)のメンバーは使うことができるので、そのためにトイレを設置して、許可を取って林道に今、砂利を敷いてるんです。
で、砂利敷きが終わってトイレが使えるようになったらサロンのメンバーは、めちゃめちゃ安い料金で、500円ぐらいとかで使えるみたいなキャンプ場としてオープンするんですけど、今まだその作業が完璧に終わっていないんで、まだオープンはしていないっていう状態です」
●どんなキャンプ・サイトにしようって考えるのも楽しそうですね!
「そうですね。でもそこは最初、いろいろ、例えば井戸を掘って、小屋を作ってとか考えていたんですけど、森自体がすごく綺麗なんで、ここはあんまり人工的なことはせんとこって話になってね。もうトイレだけしか付けんでいいんじゃないか。あとは綺麗にしてくれているから、そのままの状態をなるべく残すようにしようみたいなことで、そこに関しては落ち着きました。実は明日、関西に土地を見に行くんですよね」
●関西ですか?
「関西にまた第2弾でキャンプ場を作ろうと」
●え〜!? すごいですね!
「関西にも結構メンバーがいるんで、長野県に来れないじゃないですか。だから各地にちょっと作りたいなと思って、何個か(キャンプ場を)」
●すごいじゃないですか!
「そういうのを今やっていますね」
(※)じゅんいちさんのプライベートキャンプ場は、会員制オンラインサロン「じゅんいちダビッドソンのキャンプ村」のメンバーになれば、利用できるとのことです。メンバーの募集は不定期なんですが、次回は9月3日(金)の午後6時から申し込み開始となっています。会員になりたい方はじゅんいちさんのオフィシャルサイトをご覧ください。
◎じゅんいちダビッドソンのキャンプ村:http://jd-campmura.com/lp/onlinesalon-t/
嫁「なんでドラム缶!?」
※じゅんいちダビッドソンさんはキャンプ用の道具もいろいろ試されているようですが、アウトドアでお風呂に入ろうと、ドラム缶まで買っちゃったんですよね?
「そうですね。キャンプ場でも備え付けで置いているところはもちろんあるんですけど、どこでもできないじゃないですか。もちろん直火って言って地面の上で直接、焚き火を許してくれているところじゃないとできないんで、今ほとんど(直火が許されているキャンプ場は)ないんですけど、それでもやっぱり自由に持ち運びができるので、最初買ってやった時はやっぱり面白かったですね」
●どんな感覚なんですか?
「最初は”お、ほんまに入れるんや!”って感覚でしたね。焚くとね(お湯が)沸くのに結構時間はかかるんですよ、1時間ぐらいとか、下から火を焚いて。1回、番組ですけど、そのドラム缶風呂に満天の星空の下で入ったことがあって、それはもうめちゃめちゃ最高でしたね」
●いいですね〜。奥様の反応とかっていかがだったんですか?
「嫁はそのドラム缶風呂よりも、ドラム缶を買った時に、僕、嫁に言ってなかったんですよ。で、いわゆるインターネットで買ったんで、急にあれ(ドラム缶)が家に届いて、その時、嫁が受け取ったんですけど、何か分かってなくて、”なんかでかいの届いてんけど、何!?”って連絡がきて、”あ、ごめん言うの忘れてた! ドラム缶!” ”なんでドラム缶!?”みたいな、そっちのびっくりをしていました」
●ドラム缶、売っているんですねっていう感じですよ。すごいですよね(笑)
「ホームセンターに売っているんですけどね。今は家に届けてもらえるところで買えるんでね」
●キャンプするのにいちばん好きな季節ってありますか?
「4月から5月か、11月から冬にかけて、夏以外かな」
●あ、そうなんですね。冬でも?
「冬は冬で雪の中とかでやったことあるんですけど、なんかそれはそれで素敵なんですよね。あんまり味わえない空気というか、雪の中で焚き火して、クソ寒い中、焚き火して、暖かいキムチ鍋とか作って、熱燗を入れて飲んで、みたいなね」
●いいですね〜。それぞれの季節での良さがあるんですね。
「あります、あります。5月くらいが(キャンプを)やる人多いじゃないですか、やっぱり。あれはすごく気持ちいい季節だと思いますけどね」
●今まででいちばん印象に残っているキャンプってありますか?
「やっぱりみんなで、さっきの焚火会のメンバー6人ぐらいで行った、無人島でキャンプやったんですよ。いろいろ食料とか水とか買い込んで、無人島に3泊4日いたんですよ。あの時は何をするわけでもないし、何もしてないし、やることもなくなるのに、ずっとめっちゃ楽しかったですね。気の合う仲間と一緒やったっていうのはもちろんあるんですけど、あれがやっぱり今のところベスト・キャンプですかね、印象に残っているキャンプとして」
●その無人島でもソロ・キャンプの形態でやっていたんですか?
「そうです。無人島の海岸にテントが6つ並ぶ、等間隔で」
●なんかシュールですね(笑)
「シュールですね、今考えると(笑)。思い出に残っているキャンプはそれですかね」
部屋でドラム缶風呂、嫁激怒!?
※今はなかなか、キャンプにも行けない状況が続いていますが、日頃からキャンプ気分を味わうヒントがあれば、教えてください。
「LEDランタンとかね、部屋の中で暗くしてね。僕がよくやっていたのが家の中で小っちゃいテントを建てて、テレビのモニターに自分で撮ってきた焚き火の映像を映してね。
ランタンも僕はオイル・ランタンをつけてやっていたけど、危ないから、LEDランタンかなんか掛けて、ちょっと酒でも飲んだら、つまみもよくあるスキレットとかで作ったりすればね、ちょっとは味わえるけど、ただ正直2〜3回で飽きますけどね。
僕も実際やりましたから、2〜3回で飽きたから、最終的にだんだんハードルが自分の中で上がっていくじゃないですか。2〜3回でもう家キャンプに飽きて、最終的に家の中でドラム缶風呂やりましたから」
●それ、すごいですよね(笑)
「あの時もあがる時に結構お湯が溢れて、また嫁に怒られてね。大変だったけれどもYouTubeに(動画を)あげたんですよ。やっぱりテレビの人って結構見ているじゃないですか。あれうちの番組でやってくれません? っていうのが2回ぐらいあって、結局、俺トータル4回ぐらい家でドラム缶風呂やったんですよ」
●もう奥様が大変!
「そうそう(笑)」
●この新しい本『こまかいことを気にしない へたキャン入門』を、どんな方に読んでもらいたいっていうのはありますか?
「これ実は、入門する人に一個注意があって、この本をすべて鵜呑みにしてやったらミスるから、ここは取り入れる、ここは取り入れない、自分の判断力の問題があるんで、この本は実はキャンプの入門ではなくて、判断力を養うための本やと思っているんですね。
判断力を養いたい人に読んでもらいたいのと、逆にキャンプのベテランの人に読んでもらいたい! そしたらバラエティ本と捉えて読むんじゃないかなと、キャンプのベテランですごく詳しい人が読んだら、逆に面白い本だと思います。だからその2種類ですね。判断力を養いたい人とベテランのキャンパーさんに読んでいただきたいですね」
●これからキャンプを始めようっていう方はどうしたらいいですか?(笑)
「ヒロシさんの本を読めばいい!(笑)」
●ヒロシさんの本で勉強!?(笑)。では、改めてじゅんいちダビッドソンさんにとってキャンプとは?
「キャンプとは・・・でもまあ遊びですよね。キャンプとは人生ですとまではいかないですよね。人生の色んな要素のうちのひとつで、やっぱり遊びなんですよね。僕のいちばん好きな遊びですかね」
INFORMATION
『こまかいことを気にしない へたキャン入門』
本の前書きに「この本は入門という名のバラエティーブックです」と書かれている通り、見ているだけで楽しい本です。でも、ちゃんとどんな道具が必要なのかの準備編から、キャンプ場についたら何をしなくちゃいけないかなど、基本的なことはおさえてありますよ。愛用している道具や使い方の説明が、たくさん写真とともに解説してあるのでわかりやすく、失敗談も参考になりますよ。おすすめです! 主婦の友社から絶賛発売中!
◎主婦の友社HP:http://shufunotomo.hondana.jp/book/b581522.html
YouTubeの「ちゃんねるダビッドソン」もぜひ見てください。普段、どんなキャンプをやっているのか、よくわかりますよ。焚火会のメンバーも出てきたりと見所満載! 中でもおすすめは奥様が登場する回、絶妙なツッコミに笑いますよ。
◎じゅんいちダビッドソンさんHP:https://junichi-davidson.co.jp/