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「SDGs〜私たちの未来」特別編〜高校生が社会課題にチャレンジ! 「SDGs QUESTみらい甲子園」〜

2025/5/25 UP!

 今週のベイエフエム / ザ・フリントストーンのゲストは、「SDGs QUESTみらい甲子園」総合プロデューサーの「水野雅弘(みずの・まさひろ)」さんと、千葉県大会の最優秀賞チーム「WAKE2(以下、ウェイク)」の「草場美海(くさば・みう)」さん、「古澤梨子(ふるさわ・りこ)」さんです。

 以前この番組でもご紹介したことがある「SDGs QUESTみらい甲子園」。これは、高校生が考える社会課題解決のためのSDGsアクション・アイデアコンテストで2024年度は全国23のエリアで開催!

 千葉県大会は去年9月のエントリー開始から、12月の締め切りまでに140を超える応募があったそうです。そして一次審査を経て、ファイナリスト12チームが決まり、プレゼンテーション動画による最終審査で、最優秀賞を含め、6チームの受賞が決定。今年3月20日にそごう千葉店でファイナルセレモニーが開催されました。

 今週は、この番組のシリーズ企画「SDGs〜私たちの未来」の特別編として、「SDGs QUESTみらい甲子園」をクローズアップ!

千葉県だけで144チームがエントリー!

●今週はゲストを3人お迎えしてお送りします。
まずは「未来教育株式会社」代表取締役 、水野雅弘さんです。水野さんは「SDGs QUESTみらい甲子園」総合プロデューサーでもいらっしゃいます。きょうは札幌からリモートでご出演いただきます。水野さん、よろしくお願いします。

水野さん「よろしくお願いいたします」

「SDGs QUESTみらい甲子園」総合プロデューサーの「水野雅弘」さん

●そしてスタジオには2024年度千葉県大会の最優秀賞チーム「ウェイク」のおふたり、草場美海さんと古澤梨子さんに来ていただきました。おふたりは「渋谷教育学園 幕張高等学校」と「昭和学院 秀英高等学校」の合同チームでエントリーし、見事、最優秀賞チームに選ばれています。おめでとうございます。おふたり、よろしくお願いします。

草場さん、古澤さん「よろしくお願いいたします!」

千葉県大会の最優秀賞チーム「WAKE2」の「草場美海」さん、「古澤梨子」さん

●まずは、水野さんにおうかがいします。2019年から始まった「SDGs QUESTみらい甲子園」、改めてその開催趣旨について教えていただけますか?

水野さん「はい、ラジオを聴いているみなさんもご存じの通り、今世界は気候変動や様々な格差、いろんな問題を抱えています。そうした社会課題に向けて、持続可能な社会へ向かうために、高校生たちが未来を切り開く力、これを育んでいこうということで、2019年からSDGsを起点とした社会課題解決策を発表するコンテストとしてスタートしております」

●今年で6回目の開催ということですが、開催エリアは全国で何か所くらいになったんですか?

水野さん「はい、2019年の時は2か所だったんですけど、今は40の都道府県、23のエリアで開催いたしました」

●すごいですね~。こんなに広がるんですね。

水野さん「そうですね。当初は2か所での開催、関西と北海道だったんですけれど、(今は)1万人以上の生徒にチャレンジしていただけるようになりました」

●とんでもない規模ですよね。そして今年3月20日に千葉県大会のファイナルセレモニーが開催されました。千葉県大会へのエントリーの総数は、どれくらいだったんですか?

水野さん「はい、千葉県だけで144チーム676名と、本当に多くの生徒さんに挑戦していただきまして感謝しています」

●今年の応募テーマの中で、今年はこういう傾向があったなというのを感じたりされましたか?

水野さん「これは千葉に限りませんけど、地域の課題で持続可能な、住み続けられる街といったゴール11だったりとか、高校生はエシカルに関心が高いので、エシカル商品に関わるようなゴール12が多かったんですけれど、今年は特に平和であるとか、また千葉県でいうと持続可能な農業を少し高度にレベルアップしたようなアクションアイデアがたくさん見つかりました」

●そして1次審査を経てファイナリストの12チームが選ばれ、それぞれのチームでプレゼンテーション動画を作り、最終的にはチーム「ウェイク」が最優秀賞に選ばれたということですよね。まず12チームに絞るというのも大変だったんじゃないですか?

「SDGs QUESTみらい甲子園」

水野さん「先ほど申し上げた、これだけ多くの生徒さんがチャレンジした中で、いろんな切り口、高校生らしい着眼点、発想力もありますけれども、しっかりと調べて、そしてアクションアイデアコンテストなので、アイデアだけでもいいんですが、実践につなげている。そうした解決策を統合的に見ていくって感じで、審査員は本当に僅差で(評価が)分かれています。『ウェイク』が最優秀賞チームに選ばれましたけれども、そういう意味ではみなさん、どこがいいとか悪いではありません」

「トビタテ! 留学JAPAN」で意気投合!?

●ここから千葉県大会の最優秀賞に選ばれたチーム「ウェイク」のおふたり、草場美海さんと古澤梨子さんにお話をうかがっていきます。

古澤さん、まずおふたりは通っている高校が違うと思うんですけれども、もともと友達だったんですか?

古澤さん「私たちは今高校3年生なんですが、1年前までは知り合いですら、ありませんでした。初めて出会ったのは、文部科学省が主催する留学支援制度の『トビタテ! 留学JAPAN』の事前研修の場で出会いました。全くの他人から、学校が本当にたまたま隣だったことなどをきっかけに意気投合して、後日会うほど仲良くなりました」

●え〜すごい〜! 本当に運命の出会いみたいな感じなんですね。

水野さん、こういう形の混合チームでの応募って結構あるんですか?

水野さん「そうですね・・・それほどたくさんはないんですが、だいたい各地域、ファイナリスト12チーム選ばれる中の1チーム程度が混合チームですね。
 去年も神奈川ですと、中学の時に“高校に入ったら(みらい甲子園に)ぜひ出そうよね!”と言ったチームは、4つの学校が一緒になって、高校1年生で、“デニムのアップサイクルをしよう”といったアイデアを出していただいた、とても印象的なチームがありましたけれども、全国でもファイナリストに1チームぐらいは混合型です」

●学生の時にこんなことをしたら、一生の仲になりそうですよね?

水野さん「本当ですね~。思い出というよりも、そこに持続可能なタネがまかれることで、一緒に未来を作っていく喜びって、きっと(「ウェイク」の)おふたりもそうだと思うんですけれど、一生忘れないんじゃないかなと思います」

●そうですよね~。草場さんにお聞きしたいんですけど、「ウェイク」の場合、チームを組んで「SDGs QUESTみらい甲子園」へ応募しようと誘ったのは、どっちだったんですか?

草場さん「私です! 私たち『ウェイク』はあと3人のメンバーがいて、5人でNGO団体として活動していて、フィリピンの貧困問題に取り組んでいるんです。その中で千葉県大会は、千葉の高校に通っている高校生でチームを組むことだったので、私と梨子のふたりでチームを組みました。

 もともと生理の貧困の活動は、私がひとりでやっていたことだったんですけど、ふたりでチームを組んで応募しようって誘って協力してもらいました。留学先でも一緒に生理の貧困の活動をやったりとか、帰国してからもプレゼンテーションとかを用意して、一緒にコンテストに応募したっていう感じです」

「SDGs QUESTみらい甲子園」

きっかけは、映画『パッドマン』!?

※古澤さん、改めてチーム「ウェイク」の探求テーマについて、説明していただけますか。

古澤さん「プラン名は“生理の1週間を笑顔で! Smile Period Project生理の貧困をなくすには? 発展途上国における布ナプキンの可能性を探る!!“というもので、生理の貧困について取り組みました」

●先ほど草場さんからもテーマが生理の貧困っていうのがありましたが、そもそもこの探求テーマにしたのはどうしてなんですか?

草場さん「私のきっかけは、インド映画の『パッドマン』(*)という映画があるんですけど、それを観た時に世界で多くの女性が生理の貧困で苦しんでいることを知ったんです。

 さらに詳しく調べていったら、生理の貧困が貧困だけでなくて、女性の健康であったり、生理中、学校に通えないといった教育問題、さらにジェンダー平等といった様々な問題に関わっていることを知りました。

 それでたまたま、私がもともと布ナプキンを使っていたので、これを活かしたら生理の貧困を解決できるんじゃないかと思って、「トビタテ! 留学JAPAN」に応募して、実際フィリピンでこの布ナプキンの効果を試してみたいっていうふうに思って、探求テーマを設定しました」

(*『パッドマン 5億人の女性を救った男』
 https://www.sonypictures.jp/he/2352201

フィリピンで普及活動

※チーム「ウェイク」のおふたりは、実際にフィリピンに短期留学して、現地でいろんな活動をしてきたということですが・・・

 古澤さん、どんなことに取り組んだのか、教えてください。

古澤さん「私たち、去年の夏にフィリピンに3週間、留学に行ったんですけど、主に現地では3つの活動をしてきました。ひとつめは“布ナプキンを知ってもらおう!”という活動を行なっていて、その良さや使い方を書いたチラシと共に学校などにお邪魔をして、現地の女の子に(布ナプキンを)紹介しました。

 ふたつめに行なったのは“布ナプキンをプレゼントする!”ということです。紹介をしてからの一歩が難しいんじゃないかな? って、ふたりで話していて、布ナプキンをプレゼントして実際に使ってもらうことで、魅力を知ってもらおうと考えて行ないました。

 そして、3つめは“可愛いを追求した布ナプキンを届けること”です。可愛い布を使った布ナプキンを作り、気に入ってもらえるようにしました。というのも気持ちが沈みがちな生理中でも笑顔で過ごせるようにしたいというのが、私たちが大事にしたいことのひとつだからです。私たちは以上のような取り組みをフィリピンで行なってきました」

●実際に同じくらいの年齢の女の子たちにお話を聞いたということですよね? どういった反応がありましたか?

草場さん「そうですね。生理中にどういうふうに過ごしているかを聞いたところ、1日にナプキンを交換する頻度が2回か3回って言ってました。それは全然足りていないと感じて、布ナプキンを紹介したら、これがあれば洗って繰り返し使えるので、生理のたびにナプキンを買う必要がなくて、すごく金銭的に助かるというコメントがたくさんもらえました。

 実際使った感想とかも聞いたりしたんですけど、“漏れちゃうかなって思ったけど、思ったより漏れなかった”とか、あとは“すごく肌触りが良くて、快適でよく眠れた”という感想をたくさんもらえて嬉しかったです。

 あと、私が思っていなかった予想外の反応だったのが、“環境にすごくいいね”というコメントをたくさんもらって、調べたらフィリピンってプラスチックゴミの流出量が世界で2位とか3位なんですね。結構、今問題になっているみたいで、ナプキンも実際、プラスチックゴミの(順位としては)ペットボトルとか、いろいろあるんですけど、5位がナプキンって言われていて、ゴミ問題にもなっているので、布ナプキンは、そういう点でもメリットがあるんだなと感じています」

布ナプキン

●すごくいろんないいことがあるんですね。きょうは実際に布ナプキンを持ってきてくれているんですよね。本当に可愛いですよね! やっぱりこの可愛さやデザインにも思いを込めたんですか?

草場さん「はい、生理中は精神的に不安定になってしまったりとかすると思うので、できるだけ明るく生理の期間を過ごせるようにということを考えて、可愛い布を選んで、特に和風の柄を選んで持って行ったのですが、その和風柄で作ったナプキンがすごく人気で、たくさん手に取ってくれました」

●水野さん、こういった形で過去に実際に海外に行って調べてきて、発表するというケースはあったんでしょうか?

水野さん「そうですね。おふたりと同じように、例えばカンボジアに高校生ボランティアとして行ったりとか、タイではいろんな貧困を見てきた中で、それを応援していこうとした高校生がいました。
 数は多くないんですけれど、行かなくて海外のことを考えるチームと、行ってそこからヒントを得て、日本でそこを支援していこうというチームは、ほかにもたくさんあります。

 同じように生理の貧困に関しても、ちょうど今年、青森の大会でもインドの女性たちの貧困(問題を解決)にしようということで、自分たちが作って、現場には行ってないですけど、それを支援しているオーストラリアのNGOに寄付しようということで、学校で寄付を集めたりとか、そういうことありました。
 また、東海地区だったかな? そこも高校生たちが地元の繊維会社から布を集めて、それで布ナプキンを作って送ったというそんな事例があったんですね」

●すごい! 高校生でも世界にしっかりと目が向けられているって、本当にかっこいいですよね。水野さん、このチーム「ウェイク」が千葉県大会の最優秀賞に選ばれたのは(理由が)いっぱいあると思うんですけれども、どの点が高く評価されたんでしょうか?

「SDGs QUESTみらい甲子園」

水野さん「先ほどのように、ほかのエリアでも同じようなテーマを扱っているのはあるんですけど、このおふたりが素晴らしいのは、統合的解決ですね。生理の貧困だけではなくて、しっかりと調べてアンケートまで取って、フィリピンで実践しながら自分の学びにしていく。

 それは生理の貧困を解決することのみではなくて、健康、そして海洋プラの問題、さらに教育と多面的に・・・ご存じの通りSDGsは環境、経済、社会の調和を持って解決する、というところを高校生がしっかりと捉えていて、それがおそらく実行委員のかたがたにも、いちばん評価が高かったところではないかなと思います」

●実際に行動するのは、なかなか簡単にできることじゃないですよね。

水野さん「そうですよね」

●チーム「ウェイク」のおふたりは、今後もフィリピンの女の子たちの支援をするような活動を行なっていく予定なんですか?

草場さん「はい! 私たちは先ほどもお伝えした通り、5人でNGO団体『ウェイク』の活動を行なっていて、生理の貧困に限らず、貧困問題であったり、教育格差といった問題に対して、例えば、学校で文房具の寄付を集めてフィリピンに送ったり、SNSで貧困問題についての発信を行なったりというような活動をしています。

 これからもそういう活動を続けていく予定ですし、生理の貧困に関しても、大学生になったら、国内外問わず何か活動していきたいな。特にフィリピンにいつかもう1回行って、去年は(布ナプキンを)配るだけだったんですけど、次は作り方を教えて一緒に作れたらいいなと思っていて、いつかそういうことも実現できたらいいなと思っています」

全国イベント、関西万博で開催!

※水野さん、「SDGs QUESTみらい甲子園」の今後の展開なんですが、各エリアの最優秀賞チームが集う全国イベントは、いつどこで開催されますか?

水野さん「はい、まず6月14日にオンラインで全国交流会、全23チームのメンバーに入っていただきます。そこで交流ワークショップを行なったのち、10月8日、今まさに開催されている大阪関西万博にサステナドームというCO2を吸収するコンクリートでできたドームがあるんですね。そこに各チームのリーダーに集まっていただいて『BEYOND 2030 』、2030年以降の未来に向けて、お互いが発表していくということで、交流の時間を設けようと計画しております」

●この全国イベントでは、それぞれのチームがプレゼンテーションを行なう形なんですよね?

水野さん「そうですね。自分たちがきょうも『ウェイク』のおふたりがこの生理の貧困解決をしよう! ということが、2030年以降もPeople, Planet, Prosperityといったアジェンダ2030の5つのPから3つのテーマ、Pに別れて発表していただく形で、『ウェイク』はおそらくPeopleの世界、もちろんPlanetにも関係しますけれど、一応チームに別れてプレゼンテーションを行なっていただきます」

●その後、最終的には全国の最優秀賞チームの中からグランプリが選ばれるのですか?

水野さん「いや、実はグランプリは賛否両論いろいろありまして、どこが1位だというのはオリンピックのように、なかなか数字で、スポーツのように決められないんですね。ですから先ほど申し上げた、Planetというテーマでセッションするチームから1チーム、そしてProsperity、未来への繁栄というアイディア、特に日本の場合は地域の課題を解決してくれるチームからひとつ。

 そしてPeople、いわゆる格差だとか平等だとか貧困だとか、そうしたところのアイディアの中から1チーム、だから3つのPからの賞と、そして企業賞、応援していただいている企業を合わせて、5つの賞を決める予定です。まだ委員のかたを含めて検討していますけど、5つ(の賞を)ご用意しようかなという感じで計画しております」

●そういう形式になるかもしれないということなんですね~。

水野さん「はい、だから楽しみにしてください!」

●そうですね。本当に楽しみです。チーム「ウェイク」のおふたり、全国イベントに参加することになりますが、意気込みや楽しみにしていることってありますか?

千葉県大会の最優秀賞チーム「WAKE2」の「草場美海」さん、「古澤梨子」さん

草場さん「はい、まずは全国の最優秀賞チームということで、様々な素晴らしいアイデアが集まってくると思うので、そういうアイデアについて知って、あとはほかの高校の生徒の人ともたくさん交流ができたらいいなと思っています。
 あとは個人的にはフィリピンのパビリオンがあるって聞いているので、そこも見に行けたらいいなと思っています」

●水野さんからチーム「ウェイク」のおふたりにエールをお願いします。

水野さん「フィリピンの経験がおそらく、すごく未来へのタネがおふたりの中で育まれていて、大学で何しようか、大人になったら何しようかって・・・。ここで探求を通じた経験が、きっと自分たちの素晴らしい未来を切り開く。そして生きていくことに対しての喜びや学びを感じていると思うんですね。

 さらにNGOを作っているわけですので、世界に貢献していってほしいなと思います。万博という機会の中で世界のみなさんに見ていただけるし、全国の学校ともつながりますから、それを機会に自分たちの糧にしてリーダーシップを取っていってください」

●どうですか、おふたり?

草場さん、古澤さん「ありがとうございます! 嬉しいです! 頑張ります!」

自分の未来を切り拓け

※水野さん、次の2025年度の「SDGs QUESTみらい甲子園」はいつ頃、エントリーが始まりますか?

「毎年と同じように9月の募集開始を予定しています。千葉県大会も9月から始まって、たぶん12月に締め切るということで進めていく計画です」

●この番組を聴いてくださっている高校生、高校の先生、そして高校生のお子さんがいらっしゃる親御さんに向けて、総合プロデューサーからひと言いただけますか。

「僕たちの時代と違って、今の高校生が社会課題に向き合っていくというこの機会は、多くのアンケートの中から明確なのは、自分の進路が明確になった、ある意味でキャリアにつながるということなんですね。

 きっと『ウェイク』のおふたりも大学生になったら、フィリピンのために将来、これをやっていこうっていう(目標がある)。これはものすごく素晴らしいことなので、そういった機会に自分の発見、自分の未来を切り拓くこと。

 そして今、世界は分断したり様々な課題に直面しているけど、みなさんが未来を作るチャンスなので、ぜひ学習を超えて自分の未来を作り、世界を変えていく力になっていただけるよい機会だと思うので、ぜひ挑戦してもらえたらなと思います。よろしくお願いします!」


INFORMATION

 2024年度の集大成、各エリアの最優秀賞チームが集う全国イベントは、10月8日に大阪・関西万博の会場内にある「サステナドーム」で開催されます。千葉県大会の最優秀賞チーム「ウェイク」が新たな賞に輝くのか、ぜひご注目ください。

 そして2025年度のコンテストは、例年と同じく9月からエントリーが始まるとのことですので、高校生のみなさんにぜひチャレンジして欲しいなと思います。応募方法など、詳しくは「SDGs QUESTみらい甲子園」のオフィシャルサイトをご覧ください。

◎SDGs QUESTみらい甲子園:https://sdgs.ac

 草場さんと古澤さんのほか、全部で5人の高校生によるNGO団体「WAKE2(ウェイク)」もぜひ応援してくださいね。「WAKE2」ではフィリピンの子供たちの現状を知って欲しいということで、特にインスタグラムでの情報発信に力を入れているとのこと。

◎Instagram:@wake2_gram

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