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ホッキョクグマを知る〜ホッキョクグマの未来は、私たちの未来

2026/3/1 UP!

 今週のベイエフエム / ザ・フリントストーンのゲストは、北海道大学大学院・獣医学研究院の教授「坪田敏男(つぼた・としお)」さんと、札幌市円山動物園の動物専門員「鳥居佳子(とりい・よしこ)」さんです。

 坪田先生はクマの生態研究の第一人者、そして鳥居さんは円山動物園でホッキョクグマの飼育を担当。坪田先生は、北海道大学総合博物館の館長でもいらっしゃいます。

 鳥居さんは、坪田先生が在籍する北海道大学大学院・獣医学研究院で博士課程を修了。現在、客員研究員として、ホッキョクグマの人工授精について研究されています。

 そんなおふたりが先頃、共著として『クマなく伝えたい ホッキョクグマのすべて』という本を出されました。

 きょうは、その本をもとに、改めてホッキョクグマとはどんな生き物なのか、その特徴のほか、国内で取り組んでいる繁殖、そしてホッキョクグマの聖地ともいわれるカナダ・ハドソン湾での現地調査、さらに地球温暖化が及ぼす影響などうかがいます。

☆写真協力:実業之日本社

坪田敏男さん
鳥居佳子さん

ホッキョクグマの毛は無色透明!?

※この番組では以前、写真家のかたにホッキョクグマのお話をうかがったことはあるんですが、改めて、ホッキョクグマとはどんな生き物なのか、教えてください。

坪田さん「3年前の4月に初めて野生のホッキョクグマにあったんですけども、まず、第一印象としては真っ白でデカイなという感じでしたね。今までツキノワグマやヒグマの研究をしてきた中で、やっぱり格別にデカい、ものすごく迫力のあるクマだなっていうのが第一印象でしたね」

●ヒグマが進化してホッキョクグマになったっていうことなんですか?

坪田さん「そうですね。クマは全部で8種類いるんですけども、ホッキョクグマは、その中でいちばん新しく進化してきたクマで、ヒグマから枝分かれしたクマということになります」

●ほかのクマとの大きな違いは、肉食にあると言えますか?

坪田さん「そうですね。何と言っても(ホッキョクグマの)いちばんの特徴は肉食ということですね。

 クマ類は先ほど言ったように全部で8種いるんですけども、ホッキョクグマを除く7種は、どちらかというと草食に近い雑食のクマとして進化してきたんですね。

 もともと食肉類の動物ですので、もちろん肉を食べることはできますし、肉を食べたほうが効率よく消化も吸収もできるはずなんですけれども、なぜか進化の中でクマは草食に近い雑食に進化してきたという動物なんですね。

 なので、ホッキョクグマも1回はヒグマとして雑食、特に草食に近い雑食に進化してきたのが、最近になって肉食を取り戻して、クマの中では唯一、肉食を示しているクマということになりますね」

●ホッキョクグマは、全身が白い毛に覆われているように見えますけれども、本に毛は無色透明だと書かれていました。これはどういうことなんですか?

坪田さん「我々の目には白く見えるんですけれども、本来、ホッキョクグマの毛というのは無色透明でグラスファイバーみたいな、そんな毛なんですね。それが光の加減で、日光が当たって反射したり吸収したりする中で、我々の目には白く見えるというところですね。

 ただし真っ白ではなくて・・・我々もカナダのハドソン湾で見ましたけれども、周りは氷、大氷原ということで、真っ白なんですけども、ホッキョクグマはちょっと黄色味がかっていましたね。そういう点では本当の真っ白ではないんですけど・・・」

●その毛は生え変わっていくんですか?

坪田さん「毎年生え変わりますね。夏毛と冬毛を変わるがわる交換して、今ならば冬毛になっているというところですね」

※ホッキョクグマは、体形や顔の形もヒグマとは違いますよね?

坪田さん「そうですね。今回も実物を見て確かめましたけども、やっぱり流線型をしているんですね、体全体が。頭の部分も細くシュっとしていると言いますか。

 我々、ヒグマであれば、調査中に首輪を付けて、彼らの位置情報を取るんですけども、ホッキョクグマの場合は首輪を付けると、首の部分がいちばん太くて鼻先に向くにしたがって細いものですから、すぽっと抜けてしまうんですね。なので、首輪式のGPSが付けられないということでしたね。そのくらい形が違うということがわかりました」

●ほかのクマと同じように冬眠はするんですよね?

坪田さん「一般的に普通のホッキョクグマは冬眠しないんですね。それは冬から春にかけてアザラシを食べることができるので、特にその時期が彼らにとってはいちばん飽食できる、たくさん食べることができる季節ということで、冬眠している場合ではないんですね」

●なるほど。

坪田さん「ただし、メスだけは子供を産んで育てるために冬眠をするということで、穴の中に入って代謝を下げて、ほかのクマと同じように冬眠状態になっているっていうことがわかっています」

ホッキョクグマの繁殖、人工授精

※鳥居さんは、札幌市円山動物園の動物専門員として、ホッキョクグマを担当されています。現在、何頭のホッキョクグマを飼育しているんですか?

鳥居さん「札幌市円山動物園は今3頭のホッキョクグマを飼育展示しております。1頭がオスの『ライト』という個体で12歳のホッキョクグマです。あと2頭はメスのホッキョクグマになりまして、母親の『ララ』っていう個体とその娘の『リラ』という個体の、合わせて3頭を飼育しています」

写真協力:実業之日本社
円山動物園で飼育している「ララ」

●普段見ていて、どんなことを感じますか?

鳥居さん「3頭それぞれに個性があります。本にも取り上げていますけれども、やっぱり1頭1頭、性格が全く違うし、遊具とかに対する反応も違うので、結構日々見ていて飽きない動物だなと思っています」

●ホッキョクグマには、どんな餌を与えているんですか?

鳥居さん「魚が中心なんですけども、今はホッケとかサバといった魚と、あと魚だけだとカロリーを賄えないので、馬の肉とかもあげています」

●1日に与える餌の量は、どれくらいになるんですか?

鳥居さん「今の冬の時期だとかなり食欲も上がってきているので、1日に10キロから12キロぐらいをあげています」

●飼育担当者として、どんなことにいちばん気を遣われていますか?

鳥居さん「まずは、元気であることがいちばんだと思うので、みなさんに元気な姿をお見せできるように、本当に些細なこと、変化、そういったものになるべく気付けるように日々観察しております」

●鳥居さんは、ホッキョクグマの繁殖の研究をされているんですよね?

鳥居さん「はい、そうです」

●具体的にはどういう研究なんです?

鳥居さん「現在はホッキョクグマの精子を凍結保存して、半永久的に保存できる技術を確立しようということで、動物園や水族館にご協力いただいて、オスから精液を採って、どういう条件で保存したらいいのかっていうのを調べています」

●日本の動物園で、人工授精で誕生した例はあるんですか?

鳥居さん「2例、実際に行なってはいるんですけれども、仙台市八木山動物公園でペアのホッキョクグマに対して人工授精を行なって、ずっと何回もチャレンジしてきて、ようやく2頭の双子が育っています。

 ただこの人工授精の例は自然繁殖、オスとメスの交尾も含めて、最後のダメ押しで人工授精しているというような形なので、人工授精単独でっていう成功例はまだないです」

●坪田先生は、動物園での繁殖にどんなことを期待されていますか?

坪田さん「これから段々やっぱり野生のホッキョクグマを持ってきて、動物園で飼育することは難しい、今そういう状況になっていますので、動物園の中で繁殖させて、それを日本の動物園へ分散させて飼育していくっていう、そういう方法を取り入れざるを得ないと思います。

 やっぱり数が減っていっては困りますので、なんとか人工授精などの繁殖技術も使って繁殖させて、数を増やして欲しいなっていうふうに期待しますね」

『クマなく伝えたい ホッキョクグマのすべて』

(編集部注:現在、日本で何頭のホッキョクグマが飼育されているのか、鳥居さんのお聞きしたら、2月初旬の段階で32頭、ということでした。

 新しい本『クマなく伝えたい ホッキョクグマのすべて』には、去年12月に生まれた一頭を除き、全国の動物園・水族館で飼育されている31頭を写真入りで紹介。

 解説文は、実際に飼育を担当されているかたが書いていて、普段の観察から感じ取った特徴や性格などに触れた文章にホッキョクグマへの愛情を感じますよ。顔も体型も性格も、みんな違っていて、ほんと個性的で面白いですから、ぜひ読んでください。

 ところで、世界にはいったい何頭くらいの、野生のホッキョクグマがいるのか、坪田先生によると、およそ2万から2万5千頭。生息域は北極圏、例えばカナダやアラスカ、ノルウェーやデンマークなどだそうです)

カナダ・ハドソン湾、ヘリコプターで足跡探し

※今回の本のハイライトと言えるのが、先ほどもお話がありましたが、ホッキョクグマが集まる、聖地ともいわれるエリア、カナダ・マニトバ州にあるハドソン湾での生態調査だと思います。

 この調査は、ホッキョクグマ研究の第一人者で、坪田先生の長年のご友人である、カナダ・アルバータ大学のアンドリュー・E・デロシェール教授の現地調査に同行するという形で、2023年4月に実現しました。

写真協力:実業之日本社

●ホッキョクグマの調査は、そう簡単には行けませんよね?

坪田さん「そうですね。私もクマの研究をやって50年近くなるので、いろんなクマの研究をやってきましたけれども、ホッキョクグマだけは全く携わることができなくて、一度は行ってみたいなとずっと思っていたんですけども、なかなかチャンスが来なかったですね」

●鳥居さんもハドソン湾の調査に同行されたんですよね?

鳥居さん「はい、そうです。坪田先生のお陰で参加することができました」

●坪田先生からお誘いがあったっていうことですか?

鳥居さん「そうですね。この書籍の計画があったっていうこともあって、“一緒に行かないか!”って誘っていただきました」

●どんなことに期待していました?

鳥居さん「実際に飼育している身として、本当にホッキョクグマっているのかな? っていう、不思議な感覚ですけれども・・・飼ってはいるけれども、本当に野生で同じ姿が見られるのか? っていうのは意外とピンと来てなくて、実際に目で見て確かめたいと思いました」

●坪田先生、現地ではどんな方法で調査されたんですか?

坪田さん「ハドソン湾の近くにあるチャーチルっていう街がベースとなって、我々もそこに滞在していたんですね。そこにヘリコプターが一機到着しまして、なかなか来なくて、やきもきしていたんですけれども、3日目にやっときました。

写真協力:実業之日本社

 そのヘリコプターに乗ってハドソン湾に出て行くんですね。そこでアンドリュー先生とか大学院生が新鮮な足跡を見つけたら、それをパイロットに伝えて旋回しながら足跡を追跡していくと・・・。

 そうするとそこにホッキョクグマがいるということで、アンドリューがライフルで麻酔薬を投与して、麻酔が掛かったホッキョクグマから、いろんな研究材料を採って、最後にGPS機能の付いたイヤータグ、耳標(じひょう)を付けて調査終了という、そういうのを何回か繰り返してやっていました」

●ヘリコプターから足跡って探せるものなんですか?

坪田さん「我々(調査自体が)初めてでしたので、キツネの足跡かなって思えるような小さい足跡が、実はホッキョクグマの足跡だったんですね。もちろん(氷原に)縦横無尽に足跡はいっぱい付いているんですよね。

写真協力:実業之日本社

 その中からほんの、どうでしょうね・・・10分前とか1時間程前に歩いた新鮮な足跡を見つけ出すテクニックは、我々にはちょっとわからない、想像以上の何かがあるんだろうな〜と思いましたね。アンドリューは的確にそれを見つけて、追跡して行くと、間違いなくホッキョクグマがいましたね」

ホッキョクグマのお乳の味

※坪田先生のご友人、カナダ・アルバータ大学のアンドリュー・E・デロシェール教授の調査に同行するという形で、2023年4月に実現したカナダ・ハドソン湾での現地調査について、さらにお話をうかがっていきましょう。

●初めて、野生のホッキョクグマを目の当たりにした時は、どうでしたか?

坪田さん「最初に捕まえたのがオスのデカいホッキョクグマで、おそらく体重500kg以上の大物でしたので、その迫力にまずは圧倒されましたね。これまで捕まえたヒグマとかツキノワグマとは全く違って、真っ白いクマということで、その新鮮味は忘れることがないものだと思いますね」

写真協力:実業之日本社

●鳥居さんはどうでした? 飼育しているホッキョクグマとの違いみたいなものって感じましたか?

鳥居さん「そうですね。その姿形はやはり動物園で飼育しているクマたちとは変わりはないんですけれども、とにかく綺麗でしたね。すごく綺麗だったのが意外だなと思いました」

●カナダ・ハドソン湾での調査で何か印象的な出来事があったら、お聞きしたいんですけれども、坪田先生いかがですか?

坪田さん「そうですね・・・第一印象はなんといってもいちばん強いインパクトを与えてくれましたけども、全部で9頭のハンドリングに立ち会ったので、段々慣れてきたというところはありましたね。

 あと印象に残っていることといえば・・・最終日に普通に調査に行っていたんですね。我々としては天気がいい中で、またきょうも何頭か捕まえられるのかなと思っていたんでけども、かなり向こうに雲が立ち込めていたんですよね。

 そうするとアンドリューが早々に“きょうは調査はやめて帰ろう”って言い出したんです。それがちょっとびっくりでしたね。それはそれだけヘリコプターにかかる費用がものすごく膨大なもので、よほど天気がよくないと調査はやらないんですね。その決断の潔さっていうところにも、ちょっとびっくりしましたね」

●鳥居さんはいかがですか?

鳥居さん「私はクマの生態調査っていうのが初めてだったんですけども、野生のホッキョクグマで出会った中で、メスのホッキョクグマを調査する機会もありました。
 そのメスがたまたま泌乳をしていたメスグマで、みんなでお乳を絞って“味を確かめろ!”っていう話になって(笑)、ホッキョクグマの乳汁を舐めたっていうのは、すごく思い出に残っています」

●味はいかがでした?

鳥居さん「えっと・・・美味しくなかったです(笑)。すごく脂っこくって甘味が全然なくて・・・子グマがすごく小さくて10キロくらいに大きくなるまで、お母さんが1対1で育てていくんですけども、こんなに脂肪たっぷりなミルクで育つんだなっていうのは改めて実感しました」

ホッキョクグマ、絶滅の危機

※今回の本には、ホッキョクグマ研究の第一人者、アンドリュー・E・デロシェール教授への20の質問とその回答が載っています。とても示唆に富んだ内容だと思うんですが、ホッキョクグマが絶滅の危機にあるのは、事実なんでしょうか?

坪田さん「はい、そうですね。かなり危機的な状況にあると思います。今2万頭から2万5000頭がいますけれども、ホッキョクグマの専門家に言わせると、向こう45年とか50年の間に半減するんじゃないかと・・・つまり1万頭ぐらいにまで減るんじゃないかと・・・。

 それも今の温暖化がこの状態が続けばというところで、もし温暖化が加速して、さらに悪化するようなことがあれば、もしかしたら2100年にはホッキョクグマは1頭もいなくなるんじゃないかっていう、そういう推測も出ていますので、それぐらい厳しい状況にあるのは間違いないですね」

●ハドソン湾に集まるホッキョクグマも減っているんですか?

坪田さん「具体的な数字は今回聞かなかったんですけども、アンドリューの話を総合すると、やはりハドソン湾のホッキョクグマもかなり温暖化の影響を受けていて、死亡率が高まっていて、繁殖率が下がっている。

 特に夏の期間が彼らにとってはいちばん厳しいので、夏の期間がだんだん伸びるということで、餓死するホッキョクグマも出てくるんじゃないかっていうことを言っていました。ハドソン湾もかなり厳しい状況にあると思います」

●鳥居さん、地球温暖化は野生のホッキョクグマの繁殖にも影響はありますよね?

鳥居さん「そうですね。今回調査でも見られたんですけど、海氷の氷が結構分断されていて細かくなっているところもありました。

写真協力:実業之日本社

 そうなるとホッキョクグマは海氷を、私たちの地面と同じように使って歩いて、繁殖相手となるオスやメスを見つけていくので、そういうふうに氷が分断されてしまうと、繁殖相手を見つけることがすごく難しくなる、出会いにくくなるっていうことがひとつと・・・。

 あとメスが妊娠出産にかけて、体脂肪を増やしていかなきゃいけないんですけれども、海氷が分断されてしまったり薄くなったり、あるいは(海氷が)できるのが遅くなったりしてしまいますと、アザラシを食べられる期間が短くなってしまったり、食べにくくなってしまったりします。

 そうなると赤ちゃんにしっかりミルクを与えることができなくなるので、そういった意味で生育率っていうのも低くなってしまいます」

●坪田先生、もしホッキョクグマが絶滅してしまったら、どのようなことが起きると考えられますか?

坪田さん「ホッキョクグマの絶滅は決して我々人類にとっても他人事ではなくて、やっぱりホッキョクグマが生きていられない地球環境は、我々人類も生きていけないような環境と考えるべきで、やっぱりホッキョクグマの今の状況が我々に警鐘を鳴らしているんだと思うんですよね。

 それを我々はしっかりと捉えて、ホッキョクグマの保全を進めつつ、我々人類の未来をしっかり考えていく必要があるんだろうなっていうふうに思っています」

※最後におふたかた、それぞれにうかがいます。研究者として、この本を通して、どのようなことを伝えたいですか?

坪田さん「まずはホッキョクグマの魅力をみなさん伝えたい。そんな動物が地球上に生き残って進化の結果、現在生きているんだというところで、非常に面白いユニークな生態を持っていますので、そういうのをまず伝えたいなと思いますね。

 その次に、先ほど話があった地球温暖化によって今脅威を受けている。それに対して我々人類が何を考えなくちゃいけないのか、あるいは具体的にどういう行動を取らなくちゃいけないのか、そういうことをみなさんといっしょに考えるきっかけになればいいなと思っています」

●鳥居さんはいかがでしょう?

鳥居さん「おそらくホッキョクグマはとても人気のある動物なので、ホッキョクグマの名前を聞いたことない人ってほんとに少ないと思うんですね。

 その中でも漠然としたイメージは持っていても、よくよく考えたら詳しいことは知らないなっていう人は多いかもしれないので、この本を取っていただいて、ホッキョクグマについて少しでも詳しく、お友達とか家族にこういう動物なんだよ! って教えてあげられるようになれたらいいなと思います。

 また、動物園や水族館で飼育されているホッキョクグマたちがどういう生活をしているのか、どんな個性のあるホッキョクグマたちが今、日本で活躍しているのかも本書で触れていますので、ぜひ興味を持って動物園や水族館に見に来ていただけたらいいなと思います」

写真協力:実業之日本社
円山動物園で飼育している「リラ」

(編集部注:地球温暖化は人ごとではないですよね。坪田先生と鳥居さんが共著として出された本『クマなく伝えたい ホッキョクグマのすべて』の帯に書いてある「ホッキョクグマの未来は、私たちの未来」という言葉に深く共感します。

 温暖化を食い止めるために、私たちにできることはなにか、みんなで考えて行動しなくてはいけないのではないでしょうか)


INFORMATION

『クマなく伝えたい ホッキョクグマのすべて』

『クマなく伝えたい ホッキョクグマのすべて』

 本書はホッキョクグマの生態に始まり、全国の動物園・水族館で飼育されているホッキョクグマを写真入りで解説。そしてカナダ・ハドソン湾で行なった現地調査の模様など、とても面白く、読みやすい本に仕上がっています。以前、この番組に出てくださったイラストレーター「きのしたちひろ」さんが描いたホッキョクグマの可愛いイラストにもご注目ください。

 実業之日本社から絶賛発売中。詳しくは出版社のサイトをご覧ください。

◎実業之日本社:https://www.j-n.co.jp/books/978-4-408-53903-4/

 坪田先生が館長を務める北海道大学総合博物館、そして札幌市円山動物園のオフィシャルサイトもぜひ見てくださいね。

◎北海道大学総合博物館:https://www.museum.hokudai.ac.jp

◎札幌市円山動物園:https://www.city.sapporo.jp/zoo/

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