2022/12/16 UP!
今週のテーマは「海辺で過ごす贅沢な時間」です。心も体も満たされる鴨川の「宿 中屋」さんをご紹介します。城崎海岸 天津小湊温泉に昔からあるお宿です。
「宿 中屋」さんは、旅行業者など旅のプロが選ぶ「人気温泉旅館ホテル250選」に通算5回以上選ばれて、最高評価「5つ星」認定された、全室オーシャンビューのおもてなしの宿。8代目女将にお話伺います。
女将の中田淳子さんに、まずはこの土地とお宿の歴史について伺いました。
中田さん:天保年間から宿を営んでおりまして、160年以上の歴史を刻んでおります。代々、旅館を営んでおりました。日蓮聖人がご生誕されたのが小湊でございまして、その生誕の地として知られております誕生寺や清澄寺が古くから参詣に訪れる人も多く、そして名跡名称の地として親しまれて、お越し頂いた方が多かったようでございます。ここは漁業で大変栄えた街でございまして、あの漁業が終わって帰ってきた後に、まあ皆さん華やかな宴席を設けてくださって、芸者さんもたくさんいらして大変そういった意味でも栄えていたようでございます。
昔は芸者さんもたくさん集まっていたという中屋さんですが、昭和49年に現在の場所に移転し、木造3階建てから鉄筋コンクリートの近代的なホテルに変身しました。最初は周りにホテルもなかったそうですが、だんだんライバルが出現。建物も年月と共に傷み出して苦戦を強いられる日々が続いたそうです。そんなある日、大きな転機が訪れます。そのきっかけとなったのは意外なものでした。
中田さん:ちょっと低迷をしていた時期がございます。その時に、私の主人である社長、現社長なんですが「親父が、掘った井戸をもう一度調べてもらおう」と。先代が昭和58年に水道代倹約のために井戸をほっていてくれたんですが、その井戸は全く何も使わずにそのまましまっておりました。ただ、もう一度ダメ元で調べてもらおうと思っておりましたら、なんとその井戸が温泉だということが判明致しまして、そこから私どもまた温泉旅館として再出発できる時になりました。本当に「灯台下暗し」で、本当でもこれは本当ありがたいことだなと思って。それから少しずつ温泉宿として、ただ建物も古いし直さなきゃいけない部分がございましたので、とにかく温泉とあと居心地の良さ、そして料理はしっかりとご提供していこうと。大変料理は定評がありましたので、料理には原価を抜かずしっかりとご提供しようというところから、少しずつ少しずつですが、お客様のリピーターを増やして行く努力を続けていきました。
建物についても、コロナ禍の数年前、大宴会場を個室の食事処に改装したり、露天風呂付きのお部屋を整備するなど、居心地の良さをしっかり考えて少しずつ変えていきました。大切な人と過ごすプライベートな空間づくりが 時代にマッチしたんですね。こちらに写真がありますが、夕日を見ながらお風呂に入れるお部屋は大変人気なんだそうですよ。さらにお料理。高い評価をうけている調理長の佐藤義昭さんは、採れたてのお魚など地元の食材を使って見た目も華やかな美味しいお料理を一つ一つ丁寧に作っていらっしゃいます。
おもてなしの宿、「中屋」さんですが、お泊まりになるお客様の年齢層、だんだんと変わってきたそうなんですね、どのように変わってきたのでしょうか?
中田さん:元々は年齢層が本当に高くて、ほとんど平日だったらご年配のご夫妻しか居らっしゃらなかったようなところだったんですが、今は本当に年齢層はまちまちで、本当にお若いかたから本当にご年配の方、たくさん来ていただいてます。そしてまたこの頃は少しちょっと緩和されたためか四世代の旅行もだいぶ増えて参りました。コロナになる前は、やはり四世代のご家族が、やはり土曜日とか、そのひとときだけ・・介護施設にいらっしゃる方が呼び寄せて、そしておじいさまおばあちゃまとご一緒に曾孫さんとご一緒に住んでいただくご家庭のような場として、喜んでいただいていたのが、本当に目に浮かびますが。今はだんだん少しずつそういったものを増えて参ります。で、若い方たちもおかげさまでリピーターの方も増えて、ロケーションを見てホッとして、そして温泉に入って、そして美味しい料理を食べて、やっぱり「ここの料理、もう一回食べに行きたかったのよ」って言ってくださる方が大変多いということは、本当にありがたいことで調理場もそれだけ頑張ってくれております。
とにかく、このお宿に来たらリラックスして過ごして、いい気持ちになって帰っていただきたいというその一心でおもてなしをしていらっしゃる宿。最後に女将さんに、一番好きな景色について教えていただきました。
中田さん:お子様の頃にいらして、そして今現在、ご自分が親になって、そしてまた来たら、本当に変わらない中屋でほっとしたというお声をきいたりした時に、旅館冥利に尽きるなと思います。やはりこの一回こっきりでない、つなぐという気持ちを代々大事にして、そしてその後も大事にして行きたいなと思っております。ここの屋上から見る海が大好きですね。私はこうやっぱりこう清掃した後、お客様にちょっときてチェックして入ったりとか、時々見に行ったりするんですけど、見た時ああなんていい景色なんだろうと。胸キュンと言いますか?ああ、本当にいい夕日の後の残照がぽっとこう一番星が出るんですよ。そういうと毎回私感動。毎回感動してやっぱり一番好きなところは、この城崎海岸のこの海かなって思います。
取材に伺ったスタッフも、働いている皆さんも、女将さんと同じ気持ちでお客さまと接している、気持ちのいい宿だと言っていました。夕日と一番星、見てみたくありませんか?。「継続して評価されている宿」のおもてなしを実感されてみてはいかがでしょうか。
2022/12/15 UP!
- 「人生最後の食事は お茶漬けが理想 !」の中西悠理がご紹介しました、「網元の宿ろくや」と姉妹店の「鏡ヶ浦温泉 rokuza」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- そのお料理と温泉とホスピタリティで人気の「網元の宿ろくや」と「鏡ヶ浦温泉 rokuza」。
- 自前の船の定置網漁の大漁船盛り、岩井湯本温泉の貸し切り露天風呂など、ラグジュアリーな時間が流れています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 早くもクリスマスまであと10日。
- 収録終わりにbayfmのスタジオがあるWBGのツリー前で撮ってもらいました。
2022/12/14 UP!
- 「来年リニューアル予定 !?」の中西悠理がご紹介しました、大網白里市にあるワーケーション施設「Gwwwl白里」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- 白里海岸まで車で5分の「Gwwwl白里」。2000坪の敷地に、コワーキングスペースや宿泊施設、芝生の広場が広がります。
- 季節や天候によって、その時の気分でリフレッシュしながらのお仕事は、集中力抜群で捗りますね!!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- サーファーの方にもおすすめのワーケーション施設。仕事の合間にサーフィンで気分転換、なんてかっこよすぎますね。
2022/12/13 UP!
- 「ハンモックに乗ると 必ずコロがり落ちる !?」中西悠理がご紹介しました、富津市にある「BAYSIDE KANAYA」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.bayside-kanaya.jp/
- 太平洋を一望出来る、24棟のグランコテージが整然と並ぶ「BAYSIDE KANAYA」。黄金アジのフィッシュサンドは絶品です!
- ペットと宿泊もでき、ペットゲージ・ペットトイレ・ドッグランなど、アメニティも充実しています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 海を前に心も体もリラックス♪(妄想)
2022/12/12 UP!
- 「SNSもがんばって更新中 !」の中西悠理がご紹介しました、一宮町にある「釣ヶ崎グランピングリゾート」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- ハートのプールで話題になった、釣ヶ崎グランピングリゾート。要予約のBBQは、豪華なひとときを満喫できます。
- グランピングドームのお部屋も魅力的ですが、他にもロウリュウサウナ、お汁粉作り、マシュマロ焼き、ポップコーン作り、燻製作り、薪割り体験など、アクティビティも充実しています!!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 海辺で過ごす時間といえば夏のイメージがありますが、ここはプールサイドのイルミネーションやロウリュを楽しめる貸切りサウナなどなど、冬にもおすすめなポイントが沢山なんです!
2022/12/9 UP!
SDGsに取り組むパン屋さんのお話です。どんなチャレンジをしているのでしょうか。ご紹介していきます。長い歴史をもつ千葉市にあるパン屋さん「川島屋」まずは「川島屋」について代表取締役社長・川島隆弘さんに伺いました。
川島社長:川島屋はですね。大正5年に創業しました。稲毛で和菓子屋として開業したのが始まりになってます。関東大震災がありまして、東京の方からパン職人さんが職を求めて来たということがありまして、その当時まだパン文化というのが千葉の方では珍しかったというのもありまして、私どものお店でその職人さんたちを受け入れてパンを作り始めたというのがきっかけというふうに聞いております。現在川島屋ではですね。パン事業と致しまして「マロンド」「石窯パン工房ルマタン」というブランドでもパン屋を行っています。それ以外に千葉県の学校給食パンとご飯の納入というのをさせて頂いています。またそれ以外に、お米をたきまして地元のスーパーさん、そういったところに納めるといったようなこともしております。その他に、乳製品の宅配販売事業というのもやっております。
現在では千葉県内の学校給食のパンやご飯も提供していらっしゃるということは、「川島屋」さんと知らずにお世話になっているお子さんもたくさんいらっしゃるでしょうね
さて、歴史ある川島屋さんですが、今回のコロナ禍で学校が休校になったことで大打撃を受けることになります。いったい何があったのでしょうか。
川島社長:コロナ禍があり、学校が休校になってしまったということで、学校給食がなくなってしまった。工場自体、学校給食をメインに作業しているものですから、実際、学校給食で使う材料、これがやっぱり賞味期限を間近に控えるというものが出てきてしまったという問題があったそうです。学校給食のそういった賞味期限近い材料を、私どもの方で買い取らせて頂いてですね、それを学校給食パン」として販売の方をさせていただきました。「食パン」と「コッペパン」この二種類で作らせていただきました。食品を作るものとしては、やっぱりその食品がお客さんのところに行かずに捨てられてしまうというのは、やっぱり非常に悲しいと考えてますんで。そうなるのをやっぱりいくらかでも防げたらなというのは、やっぱり常に思っております。食材が無駄になって捨てられてしまうのは、やはり食品を製造するものとして見過ごせなかった、無駄にせずにすんでほっとしている、と社長の川島さんはおっしゃっていました。さて、県内を中心に、パンの製造販売などをされている川島屋さん。千葉市では個人や企業が持つものやスキル、場所などを、インターネットを介して提供したり共有したりする「シェアリングエコノミー」という事業を推進しているのですが、ある日、千葉市から「余ったパンでビールを作りませんか?」というお話がきました。「パンでビール?」戸惑いながらもさらに新しい取り組みにチャレンジしました。
川島社長:千葉市さんの方から「ヨーロッパの方でパンビールというものがある」と。幕張ブルワリーさんというビールを造っている会社さんがありますと、一緒にパンのビールを作ってみないかという話がありました。それが実際にね、ちゃんとビールになるのかというのは、正直、不安な部分が結構ありました。パンの味がしたかというと、あまりしなかったというところではあるんですけれども、ビール自体はあの幕張ブルワリーさんの力でも非常に美味しいビールになって、パンを材料にしてビールができるんだなというのは、もう素直にびっくりしましたね。ビールを作る時に沈殿物、ビールのオリというものが出るっていうことを伺いまして、パンの中に入れてパンができるんじゃないかなという風に思いましてですね。まあ、うちのほうでパンビールじゃなくて、今度はビールパンを作ってみようとちょっと考えました。結果的にパンにすることができました。循環型というような形で、いろんな一つの材料がですね、パンになったりビールになったり、またそれがパンになったりっていう形で、ぐるぐる回るというのは、ちょっと作っているこちら側としても非常に面白い取り組みだったなと思ってます。
確かにビールの原料も、パンの原料も「麦」。できないこともないかなとは思うけど、日本ではあまり聞かない話ですよね。その「パン・クラフトビール」はクラウドファンディングのプロジェクトとして行われ、今年1月に完成しましたが、好評で売り切れてしまいましたので今日は残念ながら味わえません。でも味は大変良かったというお話でしたよ実は川島屋さんは、このプロジェクトだけでなく、以前から千葉県の生産者の皆さんと協力してフードロス削減に取り組んできていらっしゃいます。どんな内容なのでしょうか。
川島社長:リサイクル、弊社でも取り組んでおります。もう一歩先を進んで、フードロスであれば、捨ててしまうものを価値を高めて出すようにしようということで、私どもではそれを「アップサイクル」ということで、今取り組むようにしています。弊社では千葉県の飯岡の方で獲れますメロン。一般的に流通しないメロンというのも、やはり農家さん、生産者さんの中ではあるというところで、それをピューレにされていると。そのピューレを私どものほうでですね、メロンパンに入れて本当にメロンの果汁が入ったメロンパンと作っております。コロナ禍においては、千葉県のイチゴの観光農園さん、私どもそこになんか手助けできないかということで、いちごの方を引き取らせて頂いて、当社でジャムにしてジャムパンを販売したりということをっております。近々であれば。ワインのオリを使ってですね。これをパンにできないかとチャレンジ中です。皆さまのところに商品として届けられるように、今、頑張っておりますのでその時は皆さんよろしくお願いしたいなというふうに思っております。
捨ててしまっていたものに新たに価値をつけて提供する「アップサイクル」へ。農家さんと、パン屋さんがタッグを組んだらフードロスも減り、新たな美味しいものも食べられて、一石二鳥。お話にあったいちご狩り農園さんも、コロナの時はお客さんが来られなくなって、いちごの行き先がなくて困っていようです。
そして、お話の最後に出ていた只今試作中のを材料に取り込んだパンなんですがこちらも オリとして捨てられてしまうものをパンとしてアップサイクルする取組今回11月にイベントとして販売されました。いろんな人たちや業態の方々とコラボすることで、新しい商品を生み出し、SDGsに貢献していく。千葉県の食品業界、これからも注目ですね。
2022/12/8 UP!
- 「魚食え!コノヤロー!!!」中西悠理がご紹介しました、浦安市にある鮮魚店「鮮魚 泉銀」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100063767401994
- ロックな魚屋とは、なんともユニークですね!
- 丸魚を捌くことで、残さず食べることを提唱し、SDGsに貢献しています。
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 命に感謝して、最後まで綺麗に食べ切る。まさに日頃からできるSDGSですよね!
2022/12/7 UP!
- 「コピー機の使い方が いまいち解りません !?」の中西悠理がご紹介しました、「太陽堂印刷所のSDGsの取組み」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
http://www.taiyodoprinting.co.jp/
- 千葉県の大手印刷会社の太陽堂印刷所のSDGsへの取り組み。非常に注目が集まっています。
- ISO、プライバシーマーク、CSRなど、会社をあげて印刷業界の未来を考えています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 印刷機を前に佇む中西。
- ちなみに、最近は台本もなるべく裏紙に印刷するようにしています!
2022/12/6 UP!
- 「節電も兼ねて、バスタイムは暗闇で瞑想している !?」中西悠理がご紹介しました、「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.keiyobank.co.jp/sustainability/environment/chiba-u_project/
- 学生と企業がコラボして考える、SDGsの未来の形!
- ゼミナールやイベントを通して、学生ならではの発想や表現で、未来の形を模索しています。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 『お買い物でできるSDGS』をテーマに絵を描こうとしたのですが、全然思ったように描けなくて不満げ…。
2022/12/5 UP!
- 「何事も持続可能 !?」な中西悠理がご紹介しました、「市原市が取り組むSDGs」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=621f44144b78727a81d20e19
- 県内で初めて「SDGs未来都市」に選ばれた市原市!
- 「自治体SDGsモデル事業」にも選定され、3つのリーディングプロジェクトに取り組んでいます。
- 千葉県の新たな魅力を知って、
- 千葉県の観光・産業を応援していきましょう!
- 今年も残すところ1ヶ月弱!年末に向けて消費が増えるので、そんな時だからこそSDGSを意識したいですね。