三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

毎週月~木 18:35頃~「YOU 遊 チバ」はこちら
※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

“空”も“川”も“海”も満喫!「成田空港-九十九里サイクリング」

2024/9/16 UP!

  • 今週は千葉のサイクリングスポット!」をテーマにご紹介します。
  • 「補助輪を外したのは 小1の夏!」の中西悠理がご紹介しました、「成田空港-九十九里サイクリング」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://cycling-nrt-99beach.com

  • 横芝(よこしば)光町・芝山町・山武市(さんむし)の3つの自治体と、千葉大学・成田空港、そしてモンベルによる 産官学連携プロジェクト「サイクルツーリズム事業」が手掛ける「成田空港‐九十九里サイクリング」。交流人口を増やし地域を活性化することを目的にスタートしました。
  • 成田空港のある芝山町を走る『歴史、空』コース・海へと続く町、横芝光町を走る『カフェ、川』コース・山の幸、海の幸を楽しみながら山武市を走る『グルメ、海』コース・芝山町・横芝光町・山武市を周遊する『空、川、海』コースが有り、どれもサイクリストが行きたい!立ち寄りたい!と思える観光名所や、グルメスポットを取り入れながら、自然を満喫できるようになっています。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • これは、いつも読んでいるYOU遊チバの原稿。雑な字ですがこんな風にいっぱい書き込んでおります。関西人なので、特にアクセントは要注意…。
ミンナで創る祭「上総いちはら国府祭り」

2024/9/13 UP!

実りの秋、五穀豊穣を感謝して、あちこちでお神輿が巡行したり、伝統ある祭り以外でも「イベント」も多いですよね。

地域の魅力を発信しようとさまざまなお祭りも生まれていますが、今回は、昨年31万人を集め大変話題になりました市原市の「上総いちはら国府祭り」をご紹介します

「上総いちはら国府祭り」は10月の5日と6日に開催予定のこのお祭りは、市原市で平成23年からスタートしたもので、市原市最大級のお祭りとして、街に新たな交流と賑わいを生み出しているんです。歴史と文化に根差した市原市の魅力を広めるため、市と地元企業、市民とが協力して創り上げています。今年で11回目。比較的新しいこのお祭りの始まりについて、五井(ごい)駅東側の区画整理事業、総合公園や大規模店舗の誘致などを行い、街づくりのお仕事をされてきたEタウン更級まちづくり協議会事務局の三宅邦(みやけくに)(あき)さんにお話を伺っています。

三宅さん:Eタウンこの市原市更級地区は田んぼであったんですけれども、田んぼの地権者の方々が集まって、五井駅前東土地区画整理組合というものを作りました。組合施工の区画整理を行った新たな街更級という地域ができたんですが、それに伴って、もともと市原市役所の前で市民祭りを行っていたものをリニューアルして新しくできた街に国府祭りとしてリニューアルさせたのが、今現在の「上総いちはら国府祭り」になります。もちろんその区画整理まちづくりの中でハード面が大きく変わるわけですけれども、ここにまあ歴史だとか文化だとか、そういったものを、市原市市域ものすごい広いですし、人口も非常に多いですから。お互いがこう共通認識が持てるような、その誇りや文化、歴史の継承、こういったものを祭りでやっていこうじゃないかっていうような話が出まして、この国府祭りが出来上がっていったという形ですねはい。

更級(さらしな)地区というのはJR内房線と小湊鉄道の五井駅の東側の地区のことです。今は綺麗に区画整理されていますが、この更級がある市原市は「上総(かずさ)(のくに)」の国府が置かれたとされる、中世からの歴史のある街なんです。 

そんな歴史あるこの地域ですから、新しい街を作るだけでなく、歴史と文化に根ざした市原への誇りや郷土愛を育んでいきたいと、市役所前で行われていたお祭りを引き継ぐ形で新しい祭りを始めることになったんですね。でも、新しいイベントを作り出すのは並大抵のことではありません。

三宅さん:もともとは市原市市民祭りですから、まあ、基本的には同じものじゃないんですけれども、市原市市民祭りが終わって、やめて、じゃあ新たな祭りをということで、この新しい街に国府祭りというものを作ったということですね。2011年です。                                                いや、正直手探りでしたね。観光協会の方々も非常に頑張っていただきましたし。各地のその自治会なんかのそのねり踊りの方々。フラダンスをやったり、ヒップホップダンスをやったり。もうオール市原でいろんなところでいろんなことをやってきた方々が発表する場として、ええ、もう本当に手作りの祭りといった形でしたね。私の記憶だと2日間でまあ約3万人ぐらいだったと思います。

初回2日で3万人も集まったのは大変な数だと思います。「時代絵巻行列」や山車(だし)山鉾(やまほこ)の巡行、伝統の練り踊り、市原ゆかりの更級日記旅立ち行列や東日本最大級の山鉾などが巡行。大変盛り上がる「上総いちはら国府まつり」の見どころについてさらに詳しくご紹介していきます。

まちづくりの計画段階で、祭りの構想も同時に練っていた三宅さんたち。祭りのためにどうしても譲れなかったことがあるそうなんです。それは街のデザインについて。一体どんな点にこだわったんでしょう?

三宅さん:この街をまず作る時にデザインする時にですね。(幅)36mの大通りを作りました。これは、もともとその祭りで使ったりだとか、そういったものを念頭に、実は中央分離帯がないんですね。県警とはだいぶ協議しました。中央分離帯を作ってしまうと、祭りの支障になるということで、これは何としてもということで協議をし重ねた結果、36mの片側二車線、非常に大きな道路ができたんですね。長さは650mですね。歩道は5mの歩道がありますから、出店を当日出店が200店舗ほど出るんですけれども、それでも皆さん、通行が可能だし、その路側帯のところに皆さん座って見れるような形になったんですね。ですので、演じられる方、まあよさこいの方も、ねり踊りの方も、こんないいステージで驚いてます。私は幸せだよと大変ご好評いただいてますね。

幅36メートルの大通りで中央分離帯がない道、贅沢な広さですね。

「練り踊り」と「よさこい踊り」の皆さんが進んでいく大通りは「上総大路」といって、長さは650メートル、幅はなんと36メートルで、そのほかに歩道が5メートル幅。ぎっしり人が集まる場所としては、相当恵まれているわけなんです。警察や役場ともしっかりと協議を重ねたということで、ここは相当ご苦労されたようです。

  今年の踊りのチームの募集はすでに終わっていますが、見に来ていた人たちが、来年はそこに参加しようという風に、毎年参加チームが増えているんです。上総大路のほかにも、各所にステージがあり、上総更級(かずささらしな)公園、アリオ市原のサンシャインコートなどでもパフォーマンスが繰り広げられます。

最初3万人であった集客が、2019年には18万人位まで増え、コロナ禍をはさみますが、昨年がなんと驚異的に増えて31万人。開始から比べると十倍以上にもなります。今年もどのぐらい集まるのか楽しみですね。最後に三宅さんからメッセージをいただきました。

三宅さん:昨年2023年、31万人を数える来場者。これには私もびっくりしましたね。市原市というのは市域も広いですし、人数もたくさんいるところですから、共通認識として、これからはあの国府祭りがあるよね?共通の話題としてあげられるような祭りになっていければなというふうに思いますね。で、他県の方とかに私、市原出身なんだって言った時に、あ、確かなんか大きな祭りで国府祭りってあるよね。何?知ってるの?なんていう話題があったら本当に嬉しいですね。                                         当日、ご来場の際は公共交通機関をお使いになるか、お車の場合は市原市役所に大きな駐車場をご用意してありますので、そこから無料のシャトルバスが出てますので、こちらを使いになると非常にスムーズにご来場いただけると思います。ぜひともたくさんの方のご来場をお待ちしております。

「あ、青森のねぶたでしょ」みたいに市原、上総いちはら国府祭りでしょ?って言われるようになりたいということですね。お祭りのフィナーレには花火も予定されています。会場のスケールが大きく、とにかく楽しいこの盛り上がり、ぜひみなさんも参加して体感してはいかがでしょうか。

https://ichihara-fes.com

「吾妻神社馬だし祭り」と弟橘姫の伝説@富津市

2024/9/12 UP!

  • 今週は千葉の秋まつり!」をテーマにご紹介しています。
  • 「ねじり鉢巻き!」の中西悠理がご紹介しました、富津市(ふっつし)で行われる「吾妻(あづま)神社の馬だし祭り」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.city.futtsu.lg.jp/0000000610.html

             
  • 五穀豊穣、海の安全、大願漁祈の祭礼として開催される「吾妻(あづま)神社の馬だし祭り」。県の無形民俗文化財に指定されています。
  • 神社に奉納する馬・神馬(じんめ)が神社前の階段を駆け上がり、「オブリ」を飾った神輿が神馬と共に岩瀬海岸向かいます。浜では神馬とともに疾走する「馬だし」や、神輿を担いで海の中に入る「お(はま)(で)」など、伝承を今に残す神事として、大切に受け継がれている貴重なお祭りです。
  • 富津市の 「吾妻(あづま)神社の馬だし祭り」は、9月15日(日)に開催されます。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • う〜!わっしょいわっしょい!
梯子の上での舞が見どころ!「岩沼の獅子舞」 @長生村

2024/9/11 UP!

  • 今週は千葉の秋まつり!」をテーマにご紹介しています。
  • 「縁日の 焼きとうもろこしに 憧れがある!」中西悠理がご紹介しました、長生村(ちょうせいむら)で行われる「岩沼の獅子舞」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.vill.chosei.chiba.jp/0000000302.html

             
  • 300年以上の歴史がある「岩沼の獅子舞」は、長生村にある皇産(みむ)(すび)神社(じんじゃ)の祭礼に合わせて開催され、県の無形民俗文化財にも指定されています。
  • 「羽手」「おから」「仕立て四つ足」「亀の舞」などの演目が披露され、圧巻なのは、高さ15mのはしごの上で演じられる「(らん)(ぎょく)の舞」。子供達の演目もあり、出店もあり、ご家族で楽しめるお祭りです。
  • 今年の「岩沼の獅子舞」は、10月12日(土)・皇産霊神社で夕方頃から始まります。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 獅子舞の大技はもちろん、子供たちが挑戦する舞にも是非注目してください!
“安房国”の盛大なお祭り「安房やわたんまち」 @館山市

2024/9/10 UP!

  • 今週は千葉の秋まつり!」をテーマにご紹介しています。
  • 「お祭りの後は ちょっと切ない!」中西悠理がご紹介しました、館山市で行われる「安房(あわ)やわたんまち」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.city.tateyama.chiba.jp/minato/page100195.html

             
  • 1000年以上の歴史を誇る、安房地域最大のお祭り「安房やわたんまち」。正確には、「鶴谷(つるがや)八幡宮(はちまんぐう) (れい)大祭(たいさい) 安房(あわ)(こく)司祭」(しさい)と言い、県の無形民俗文化財に指定されています。
  • 1日目は11社の御神輿による圧巻の「神輿振」。2日目は、鶴谷八幡宮への入祭を行う4基の山車と1基のお船が練り歩き、迫力満点!!
  • 今年は9月14日土曜日・15日日曜日の2日間 開催されます。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 夏祭りとは違った魅力がある秋のお祭り。お囃子の音がすると、なんだかワクワクするんですよね。
城下町を神輿が練り歩く「佐倉の秋祭り」 @佐倉市

2024/9/9 UP!

  • 今週は千葉の秋まつり!」をテーマにご紹介します。
  • 「小さい頃 近所のだんじりを引いていた!」中西悠理がご紹介しました、佐倉市で行われる「佐倉の秋祭り」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.sakura-maturi.jp

             
  • 300年の歴史があると言われていて、「麻賀(まかた)多神社(じんじゃ)」の御祭禮(ごさいれい)が母体となっている「佐倉の秋祭り」。佐倉城の旧城下町を中心に4つの神社の合同祭として、毎年10月中旬に開催されています。
  • 麻賀多神社の大神輿や山車人形、御神酒所、はなぐるまはなぐるまなど、見所たっぷり!!
  • 今年は10月11日 金曜日・12日土曜日・13日日曜日の3日間の開催です。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 収録終わりに、小さな秋を探してみました。でも、落ち葉拾いはさすがにまだ早かったみたい…
『多古米』の魅力広げる「たちばなふぁーむ」

2024/9/6 UP!

新米が出回る季節になってきましたね。

千葉県は8月中旬に新米ができる、関東一の早場米の産地でもあるし、米所として美味しいお米、ブランド米がいくつもあるんです。ふさおとめ、ふさこがね、粒すけ、こしひかりなど。そして千葉の三大銘柄米として 多古米、長狭米、いすみ米があります。

今回は、千葉県多古町の地域で作られているコシヒカリ「多古米」の魅力をいろんな方法で発信している農家さんの活動についてご紹介していきます。

ご紹介するのは、多古町で農業をされている「立花ふぁーむ」の皆さん。お母様の立花眞佐子さん、娘さんの青木清子さん、そして息子さんの立花よしおさんが、それぞれ多古米の魅力を発信していらっしゃいます。

多古町では地元で作られたお米の美味しさを競う「多古米グランプリ」という大会が毎年行われていて、旨み成分などを機械で測定する1次審査と、審査員による実食の2次審査を通じ、その年のNo.1多古米を決定しています。お母さんの眞佐子さんは、昨年の大会で、65歳以上の部の優勝と総合グランプリを獲得された、まさに多古米の匠の方なんです。美味しいお米を作る秘策はどんなところにあるんでしょう?

立花眞佐子さん

お嫁に来てからここ50年になります。ずっとお米作りやってまして立花眞佐子といいます。今年からね、若い人と年寄りの方の2部にわかれて。ちょうど高齢者の方に入ったからおいしかったと思うんです。有機肥料で少しやってたから6種類ぐらい入ったかな?燕のふんとか海草とかだから土作りができてたからおいしかったのかなって。お水もね、その年は暑くて夜水引いてくれたの。 だからそれが良かったのか、みんな食べて美味しかったのかな?審査員の方々は、、、

100名をこえる参加者の中、堂々の総合グランプリ。「たちばなふぁーむ」のお米はすべて「有機栽培」か、化学肥料・農薬を通常の半分以下に減らす「減農薬・減化学肥料栽培」で作られているそうなんですが、そうしたことを10年続けてきた成果だと思うともおっしゃっていました。そして、その多古米のおいしさをもっと広めていこうと数年前から活動を始めたのが結婚で多古町を出て今は横浜にお住まいの娘の清子さんです。当たり前に食べていた多古米の味がとても評価が高いと知って、そんな味を周囲の方に知って貰いたいと、多古米を中心としたランチを横浜で提供するようになったんです。最初は横浜で、月に2回程度、農家カフェというのを始めた清子さん、そのメニューはどんなものだったんでしょう?そして、食べた方々の反応はどのようなものだったんでしょう。青木清子さんにリモートで伺いました。

青木清子さん:

農家カフェと銘打って、母から前日に送ってもらったとれたての、夏でしたらおくらとかゴーヤとかそういうものをその多古米とおかずとランチセットにして提供すると「新鮮な野菜ってこんなに美味しいんだね」なんて言ってくれて。母があと自家製のお味噌も作ってるので、自家製味噌で作ったトン汁とかね。あとはヤマトイモが有名なので、ヤマトイモ農家の人から泥付きで直送してもらったりとか。で、泥付きのヤマトイモ詰め放題とかも、結構都会の主婦にはウケるんですよね。産地直送の田舎を楽しんでもらうっていうのが、町でのそのカフェ営業で。ただただランチをいっぱい売りたいとかではなく、多古町を知らせたいっていうコンセプトでみんなこう。じゃあ私も多古町応援するわみたいな方も来てくれて。横浜のカフェのお得意様が3組ぐらいあのうちの田んぼに田植えに手伝いに来てくれたり、二拠点ならではの繋がりもできましたね。

収穫したものをその場でいただける農家カフェは多くありますが、横浜で多古町の作物を新鮮な状態で出す。それで多古町にも来てくれるっていうのは面白い展開ですね。

古くは江戸時代から時の将軍や皇室への献上米となり、また食味日本一に輝くなど、おいしさには定評がありますが、流通量が少ないため「知る人ぞ知る」銘柄米とも言われる多古米をもっとたくさんの人にしってもらいたい、という清子さんの活動はさらに広がっていきます。

多古米グランプリ2023で見事総合グランプリに輝いた眞佐子さんをはじめとするたちばなふぁーむの皆さん。娘の清子さんが東京湾を挟んだ横浜で、多古米を始めとした多古の野菜の美味しさを発信するカフェを始めて、大人気に。そうしていると、場所を貸してくれている方からこんな提案をされたそうなんです。

青木清子さん:

2018年の11月に横浜を基本に活動して、そこにシェアキッチンをされてる方が近所にいらっしゃって、そこを間借りして多古米のランチを始めました。多古米美味しいねって横浜の方たちにも結構評判になって,実際にやっぱ食べてもらうっていうのがすごく宣伝になるんだなあっていうのを実感しまして、五年経ちまして。そしたらそこのオーナーさんから、多古町にもシェアキッチンとかで作ってみたらどうってすすめられて町の役場にも相談しに行ったんですね。なんとか保健所にも何度も足を運んで渋々オッケーをもらって、町もまあ農業の六次化っていうことで、すごく応援してくれて、もうすぐ二年になるんですけど、現在ポロポロと増えて6組借りてくれてる方がいます。

シェアキッチンの認可をとるのもいろいろ苦労されたようですが、多古町で、というか、立花さんの家の一部を改装して「多古町のシェアキッチン」が完成しました。多古町や近隣の町にお住まいの方から利用の申し込みがあり、多古米の米粉を使った焼き菓子を作られる方などがいるそうです。専用の調理機材があるシェアキッチンの存在は、地元の方々に大きなチャンスを与える施設になっていきこの地域の食材を使った新しい食品が、ここから生まれてきているんです。

スタジオでは酵素玄米の試食をしました。

これは、多古米の玄米に小豆と少量の天然塩を加えて炊き上げ、炊飯器などで3日程度そのまま保温することで、活性化した酵素の働きで、玄米がモチモチと柔らかくなっているものです。電子レンジで温めて食べることができるんです

こんな風にいろいろな可能性が広がっていくのは素晴らしいですね。6次産業化することも魅力の発信につながっていくのでしょう。

現在、多古シェアキッチン・メンバーを募集していまして、1時間1100円から利用可能です。お試し無料体験もあるそうです。菓子製造許可付きキッチンですので、腕に自信のある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?最後に 眞佐子さんの息子で代表の立花良夫さんにもお話うかがいました。

立花良夫さん:

グランプリ取った母の息子です。多古米の将来の話です。今年からの多古町がオーガニックビレッジ宣言っていうのを出して、有機Jasのお米を増やして作ってでそれを、地産地消のような格好ですね、小中学校の給食に出したりとか、生産と消費量が有機農産物がそう回るような仕組みを作ろうという取り組みなんですよ。ちょうど今頃は、多古は稲刈り真っ最中ですね。もう一面黄色いんですよ。黄金色になってます。輝いてますよね。今機械化が進んでるんでね、稲刈りの翌日にはね。あの出荷可能になるんですよ。新米ですね。今年もおいしい新米できておりますのでね。皆さんぜひ多古米を買って食べてみてください。まあ食べればわかりますよ。

オーガニックビレッジ宣言、有機農業に地域ぐるみで取り組むという、多古町の素敵な姿勢で作られた美味しい多古米を地元の子供達も給食などでしっかり食べて、その美味しさをDNAに刻み込む。まさに食育の一環とも言えるんじゃないでしょうか

すでにもう新米をいただいた、なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、お米の保存には冷蔵庫を使っていただくと食味が長持ちするそうです。ぜひ、今年も美味しい新米、召し上がってくださいね。

20年前からネット販売を始め、有機農法、農家カフェ、シェアキッチン、など様々なことに挑戦し続けてきたたちばなふぁーむのみなさんのこれからにも、期待しましょう。詳しくはたちばなふぁーむの公式サイトをぜひご覧ください。

https://tachibana-farm.com

手賀沼のほとりで育まれる古代米「エグチライスファーム」

2024/9/5 UP!

  • 今週はちばの新米!」をテーマにご紹介しています。
  • 「疲れた体に 塩むすびが染み渡る!」中西悠理がご紹介しました、柏市にある「エグチライスファーム」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 手賀沼のほとりで、環境に配慮した安心・安全な美味しいお米と無添加のおもち・あられなどをつくっているのが「エグチライスファーム」。「作りたいのは、100年後の農業のカタチ」をスローガンに、心豊かな食生活を創造し、地域社会の持続可能な発展に貢献 していきたいという想いで日々挑戦を続けています。
  • 特別栽培米のコシヒカリ・にじのきらめき・夢ごこちや、古代米の『(あさ)(むらさき)』という黒米、『夕焼けもち』という赤米も育てています。お米本来の美味しさと甘みを味わってください。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 秋空の下で新米のおにぎりを食べられたら最高ですね!秋ってお腹空くんだよなあ〜(年中)
美味しいお米で“ご縁”を結ぶ「1分おむすび」

2024/9/4 UP!

  • 今週はちばの新米!」をテーマにご紹介しています。
  • 「1分待って欲しい!」中西悠理がご紹介しました、木更津市にある「1分おむすび」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://1min-omusubi.jimdofree.com

             
  • 農薬や化学肥料を使わない有機栽培の「強い米」にこだわり、価値のある美味しいお米をおむすびにして販売している「1分おむすび」は、ドライブスルーで買えるおむすび専門店。
  • 地元食材にもこだわり、常時20種類ほどのおむすびが1分で購入できます。愛情たっぷりの縁をむすぶ「おむすび」を、忙しい人にも美味しい食事として届けられるよう、日々いろいろな事にチャレンジ中です!(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 今年も美味しい新米が沢山食べられますように…
安房鴨川からの贈り物「米屋新蔵」

2024/9/3 UP!

  • 今週はちばの新米!」をテーマにご紹介しています。
  • 「次のごはんが楽しみで生きている!」中西悠理がご紹介しました、鴨川市にある「米屋(こめや)新蔵」(しんぐら)(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://komeyashingura.jp

             

  • 皇室献上米としての誇りを胸に、蛇紋岩(水)・棚田(土)・日照時間の長さ(太陽)に恵まれた長狭米は、心地よい食感と適度な粘り、香りや米のうまみがしっかり味わえる、千葉県を代表する銘柄米のひとつです。
  • その伝統の長狭米を守るため、一切の妥協を許さず、日々努力・挑戦を続けているのが明治39年に創業した老舗米店「米屋新蔵」。
  • お米の無駄を無くす為、米の加工食品も開発。「ぬれ揚げ煎」や「純米ばうむ」は、鴨川のお土産としても人気の商品です。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • あれ?お昼ご飯のおにぎり、見当たらない…。
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