2020/7/17 UP!
ミンナノチカラ〜CHIBA〜2回目は勝浦市で取材をしました。千葉県は水産物もおいしいものがたくさん水揚げされています!勝浦というとカツオとイメージされる方も多いと思います。勝浦漁業協同組合の渡辺和明さんになぜ、勝浦=カツオなのかを伺いました。

勝浦漁業協同組合の渡辺和明さん
すると、意外な話を聞くことができました。
勝浦はもともとは鯖(さば)が有名だったのだそうです。しかしながらだんだんと漁獲量が減ってきたところで、勝浦で海鮮問屋をされていた方が高知の漁師さんたちと知り合いになってカツオ漁の水揚げを勝浦に誘致したのだそうです。。勝浦が東京にも近いので、港、漁師にとってお互いに都合がいい。こんなことから勝浦にカツオが揚がりだしたのだそうです。つまり、勝浦の近海にカツオが泳いでいるということではなく、勝浦に水揚げしやすいからということになるんですね。今では、日本でも屈指のカツオ水揚げ港になっています。渡辺さんにはおいしいカツオの食べ方をいろいろと教えていただきました。その中で、意外だったのはマヨネーズ。カツオの刺身に塗ったり、醤油にマヨネーズを溶いて食べると、魚臭さも中和されて、お子様でも抵抗なく食べられるのだとか。いい話を聞きました。
続いてお話を伺ったのは、勝浦で長年、加工品の販売をされているサラヤ保崎商店の保崎仁さん。勝浦はタンタンメンも有名になっていますが、水産加工品でもご当地グルメを作りたいと、挑戦しています。

サラヤ保崎商店の保崎仁さん
カツオを使ったおいしいものはないかと試行錯誤しながら生まれたのが
「かつうんかつ」

何か縁起がよさそうな名前ですね。つまりこれはカツオののフライです。カツオは高たんぱく、低カロリーの魚で、勝浦市学校給食にも採用されているんだそうです。市内の飲食店でも扱っているところがあるので、おこしの際はぜひ食べてもらいたい。ということでした。そのほかにも、朝市も有名ですし魅力ある勝浦、また立ち寄りたい場所になりました。