2020/8/7 UP!
今回は、袖ケ浦市 林 というところにある北川鶏園を訪ねました。お話を伺ったのは3代目社長の北川貴基さん。

こちらは昨年の台風で、鶏舎が倒壊するなどの被害がでてしまったそうです。

この上の写真の空き地にはもともと鶏舎が立っていました。例年とは違う方向からの強風で15ある鶏舎のうち4棟が倒壊。全部の鶏を救うことはできませんでしたが、従業員の皆さんの懸命な救出で一部を助けることができたそうです。休み返上で懸命の復帰作業が続いたそうです。その時に従業員の皆さんのぷりんセス・エッグへの気持ちの強さを改めて知ったと北川さんは振り返ります。現在は新たな鶏舎を立てる準備をしているということです。

こちらで作られている卵はぷりんせすエッグというもの。
この卵の存在を知ったのは、いろいろなこだわりのケーキ屋さんや老舗の料理屋さんから「ぷりんセス・エッグを使っている」と言われたことからなんです。
その卵の特徴といえば、とにかく 卵白が強い。ということは強いメレンゲが作れる。
ケーキだけではなく有名すき焼き店でも使われているそうです。
北川さんによりますと、袖ケ浦のこの土地は、強い鶏を育てるために必要な自然豊かな土地であり、なおかつ、 都内の飲食店にも新鮮な卵を届けられる利点がある。袖ケ浦の地の利を生かして、食のプロの期待に応えられる高品質の卵づくりを行っているということです。
このぷりんセス・エッグは、すでに多くの方に評価されています。農林水産大臣賞3年連続で受賞するなど実力は充分。北川社長、次の世代に受け継がれる100年の名産にしていきたいと考えていらっしゃいます。期待したいですね!こちらの卵は県内の房の駅で「房の卵」という名前でも販売しています。

現在は衛生上の観点から鶏舎での直接販売はしていません。袖ケ浦市の蔵波という場所には、ぷりんセス・エッグの自動販売機があります。新鮮な卵、ここでも買えますよ。
