三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

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※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

第33回 鎌ヶ谷市

2021/2/19 UP!

今回の取材は鎌ヶ谷市です。鎌ヶ谷大仏やなしの生産などが知られているところです。この鎌ヶ谷に北海道日本ハムファイターズの球場があります。そこに行ってきました。

ある時は一軍の選手が調整のために、そして新人の選手が 一軍で活躍するために育つ場所、それが鎌ヶ谷スタジアムです今回は、北海道日本ハムファイターズ首都圏事業部ディレクターの中原信広 さんにお話を伺ってきました。

中原さんに、鎌ヶ谷球場とはどういうところなのかを聞きました。「球団理念として、スポーツコミュニティの実現というのがある。地域に必要とされる存在になりたい。ということで取り組み始めたのが15年前。たくさんの人たちと交流する、野球を知らない方々にもきていただいて。ここで思い出を作ってもらおうと取り組み出したのが2006年からでしたね。だいぶ認知も進んできていると思います」とのことでした。

球場を外から見ると、今メジャーリーグで活躍しているかつての日ハムの選手、例えばダルビッシュ投手や大谷翔平選手などの大きな写真が球場の外壁にドーンと描かれています。ここを経験して、さらに大きなステージで戦っている選手ばかりです。これを見るだけでもテンション上がってきますね。

北海道日本ハムファイターズは球団内に鎌ケ谷事業部を設け、このファイターズタウンを中心としてファイターズと地元市民との結びつきを更に強めようと様々なイベントを企画、実施をしています。若手選手はこれらを通じて技術や体作りだけではなく、一軍昇格後の北海道民だけでなく全国でのファンに対する姿勢やファンサービスのあり方を学んでいるんだそうです。そして鎌ヶ谷スタジアムのすぐ近くには2軍選手の寮があります。勇翔寮と言います。その寮の中にある出世部屋について教えていただきました。

「404号室が出世部屋。ダルビッシュ、大谷、中田翔、今では吉田選手。昔はおじさんばかりがお客さんであったが、今では女性がとにかく多い。甲子園で活躍した選手がいるからでしょうか?ここで応援していた選手が一軍で活躍すているのを見るのは嬉しいです。」とのこと。コロナ禍で現在は、選手との交流をすることはできていません。

実は鎌ヶ谷の寮に入ったらまず最初にすることは鎌ヶ谷市に住民票を移すことなんだそうです。つまり鎌ヶ谷市民になる。いわば、本当に皆さんのご近所さんになるです。ここから一軍の北海道に巣立っていく、まさに鎌ヶ谷市はファイターズにとって「書類上でも」故郷なんですね。

中原さんはさらに語ります。

「鎌ヶ谷と北海道、共に盛り上げていきたい。選手たちは普通にそこら辺を歩いている。ダルビッシュも帰国した時に顔を出してくれたこともある。みんなここが好きなんです。気にかけてもらっているのは嬉しいです。お客さんには「あいつ(選手)は俺が鎌ヶ谷で見届けて育てたんだ」でいいと思います。そうやってみんなで築いていく球場になれたらと思います。」

試合がある日は近くの駅などからシャトルバスも出ているようです。ぜひ、球場に行って、自分が見る、応援することで育てるファイターズの選手を見つけてみてください!

近所に、選手たちも食べによく来るという中華料理店があり、取材の帰りに立ち寄りました。店の名前は東新軒。いろんな選手の色紙が壁一面に掲出されてました。今回は吉田輝星選手に因んだ「輝星くんカレー」をいただきました。星型のチーズがアクセントのようです。お客さんもファイターズファンの方と地元のかたなので、「あの選手は今年はイケる」とか知らない人同士で盛り上がることも多いそうです。

https://www.fighters.co.jp/farm/

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