2021/3/5 UP!
今回の取材は長柄町です。長柄町と千葉大学がタッグを組んで作り上げたものについてなのですが、、、それがこれ
ながらとガラナ〜いろはにほへと〜
です。
千葉大学で地方創生などのプロジェクトをされている工学博士の田島翔太助教授を中心に長柄町を盛り上げるプロジェクトが始まっていました。
それがこの写真にあるドリンクです。ガラナドリンクなんです。まさかとは思いましたが、田島先生に名前の由来などを伺いました。するとこんなお答えが

「ダジャレです。地方創生の授業の一環で始めました。長柄町には飲料メーカーのジャパンフーズや香料を扱うナリツカコーポレーションの工場がある。そこで役場の皆さんと学生も交えて、どうやろうかと考えているときに『ながらとがらな』が出てきた。そこから検討が始まったということですね。」
ちなみに、ガラナの原産地はアマゾン川流域で、日本ではありません。長柄町でも作られてないようです。
最初は他にも色々と案が・・・町でとれる無花果(イチジク)やタケノコ、自然薯という話もあったそうですが、ドリンクにするにはちょっとハードルが高すぎる。しかも、日本中各地でご当地ドリンクが作られている中、インパクトのあるドリンクを作りたかった。それならこれだろう!ということでガラナに行き着いたようなんです。確かに「ながらながらながらながら、、、、ガラナ!」になりますね。

飲料開発、間のデザインなども学生が積極的に参画し、今から1年前に完成。さぁこれから街をこのドリンクで宣伝するぞ!という時になって新型コロナ感染症の拡大。企画していたさまざまなイベントは全て休止になってしまいました。それでもまずは町民の方々に配布などをして町内の認知を図ってきて、今年春以降は、実際に販売に向けた動きが始まるようです。
田島先生は「ラジオやテレビで紹介されたことが功を奏してコンビニがおいてくれることになった。これからは販路の開拓が課題。町の事業でもあるので、儲けを求めている感じではないが、売れたら、売上金の一部を基金にして災害の時のまちづくりに生かしていきたい。一方で、このドリンクの開発に携わった学生のほとんどがこの春卒業してしまうんです。今後は新しい学生で新しい活動をしていく。町の人たちもそれを受け入れてくれている。すごくありがたいことです。来年度以降も頑張りたい」とおっしゃっています。

お近くのコンビニで見かける日も近いのではないでしょうか?ぜひ一度お試しあれ
https://www.town.nagara.chiba.jp/soshiki/2/4144.html