2021/3/12 UP!
東金市に行ってまいりました。
鷹狩りなどの逸話も残る東金市にある、道の駅「みのりの郷東金」を訪ねました。こちらでは、オリジナルのお菓子 東金天門どう というものを生産販売をしています。
道の駅の駅長の今関雅喜さんにお話を伺いました。

まずは、東金天門どう とは何なのでしょうか?

「東金天門どうは野菜や果物を砂糖で炊いて乾燥させたものです。道の駅に加工場ができることになり、新しい名物をここから作ろうという話になりました。苺や葡萄を使ったものなどのアイディアが色々あったのですが、まずは柚子や生姜を使った昔からある 天門どう をアレンジしようと研究を始めました。

レストランの半田シェフが開発に尽力してくれました。かぼちゃは煮崩れしてしまったり、失敗も数々ありましたが食材の味が残るような加工を目指し、色々と研究しました。一つ一つの食材の特性が違うので、煮る時間、乾燥の時間が違う。ですので、これ、実は野菜によって別々に作っているんです。季節によって、椎茸、生姜、なす、紫空豆、レンコン、ミニトマトがあるんです。実は旬の野菜は取れすぎることがある。そう なると出荷すると残ってしまって次の日に廃棄されるということもある。有効活用ができてお土産になるので農家さんにも喜んでもらっているんです。」

とのことでした。
東金地域は、さまざまな野菜や果物が栽培されています。その作物をロスすることなく、お土産として、保存食として加工しているというのは地域の活性化にもつながることになります。みのりの郷東金によられることがありましたら、東金天門どうを探してみてください。
下の写真の建物は敷地内にある加工場。ここで東金天門どうは作られています。


道の駅があるところは元は植木の取引をしていた場所なので、今でも、植栽関係の販売を行っています。
