2022/11/25 UP!
今日は今年10周年を迎えリニューアルした館山のご当地グルメをご紹介します。館山といったら、もう、海の幸ですよね?
とっても豪華でお得な「館山炙り海鮮丼」なんですが、予約でいっぱいになるほどの人気なんですね。
今日はその理由に迫りたいと思います。
館山の「炙り海鮮丼」です。実は10年前からあるご当地グルメで、召し上がったことがあるリスナーの方もいらっしゃるかと思います
が、今年リニューアルして、さらに豪華になったということなんです。まずは 館山市新ご当地グルメ推進協議会会長の小金晴男さんに、どういった思いでこの海鮮丼を作ったのか伺いました。

小金さん:館山の小金はるおと申します。館山市新ご当地グルメ推進協議会の会長を務めさせて頂いております。
小さい民宿旅館、あるいはホテル勤めが経験値で長くて、じゃあ館山においでになるお客さんが、何を求めて、またなんの観光ということで、若い頃からやはり一つの課題がありました。その中で、やはり館山は魚種の多いところなんですね。これをやはり私どもお客さんに食べさせてあげたときに、あ、こんなオイシイのがこの館山にあるのか? そのひと言で、わたし、この魚をお客さんに提供できれば、館山のその観光の価値っていうんですかね。わざわざ来てもらえるような価値が得られると、そんなことを思って。館山は食にあると。そんなことでどこの旅館に来ても飲食店来てもいい味が出せて絶対当たりはずれのない店づくり観光地づくりがやはり一番必要かなと思いまして、まあ、こういう協議会を設立したって、そんな考え方ですかね。

館山炙り海鮮丼は、特製の3段重ねのどんぶりで提供され、見た目の豪華さも特徴のひとつです。現在の海鮮丼は、「炙り海鮮」「お刺身&カルパッチョサラダ」
「海鮮押し寿司と野菜巻き寿司」が入って、税込二千五百円。その人気のほど、評判を 館山市役所・食のまちづくり推進課の矢代まことさんにお話を聞いています。
矢代さん:令和4年10月の頭の今の現在ですけれども、126,000食を超えて提供しております。年間1万食を超えるペースでこれまでずっと売り続けて、またくさんのお客様に楽しんでいただけたという形ですね。リピーターが、、、現在、半数近くの方がリピーターですけど、一番多いリピーターというのが、4回以上食べているという、かなりヘビーユーザーの方が多いというのが特徴ですね。これを食べて文句が言えるのは量が多すぎるということだけで、他に文句が出るような商品ではないと思います。これがお得じゃなかったら何がお得なのかなっていうぐらいですかね。

この館山炙り海鮮丼は、実際館山に行かないと食べることができないんですが、これはわざわざ足を運びたくなる豪華さですよね。
内容は季節などによって違いがあるそうです。今までのお客様の感想、調理場からの意見などをもとに、より楽しめる内容になっています。実はこれ市内4か所で提供されているんですが、それぞれに違う魚が出ていたりするんだそうです。館山炙り海鮮丼のルールを小金会長に伺いました。
小金さん:館山炙り海鮮丼はですね、まず館山は南総里見八犬伝で、八人の武士がいて、じゃあ魚で8種類揃えて南総里見八犬伝にちなんで、8種類魚が揃えられる街は館山だと。それだったら新鮮な魚8種類。でも今日は今日、明日は明日で漁によって違いますんでね、その時の最高の魚を提供できるっていうのが非常に受けましてですね。8種類1回で食べられるわけですから。それと同時に「炙り」っていうのは、生だけじゃなくて、ちょっと炙って火を通してあげるとか、またお寿司にしたりとかね。生で、そのまま食べられるとか、そういうその魚もいろいろな味わい方をできるっていうことが、この館山新ご当地グルメなんですね。はい、4か所の今、ホテル旅館が2軒、飲食店が2軒と4か所で召し上がれるようなスタイルになってます。

バラエティに富んだ豪華なメニュー、宿泊のお客さんからは「お酒と一緒に、夜いただきたい」という声もあるそうなんですが、ランチタイム限定なんです。どのくらいお得なのか伺いました。
小金さん:いろいろリニューアルしてきて、2500円というお値段でやらせていただいてますが、これはもう原価割るっていうわけじゃないんですけど、もう限定食、20食ぐらいしか提供できないんですよ。正直。でもやはり「これを食べてください。館山を知ってください」ということで無理無理その4軒にお願いして、また、あるいは全国のご当地グルメを監修してるヒロ中田が、館山は少し異常だと。原価かけすぎですよ。でもやろうと。ですから、私、お客さんがね、まあなんかの機会できたら、必ず食べていけば、笑顔で帰れる商品は私はこれしかないと思って。でもでもやはり各のお店にはね、すごく負担かけました。でもよくね、10年頑張ってくれたなと思ってね。また、それをお客さんもね、足繁く大勢、いらっしゃる。そんなことで、やりがいある商品だなと思ってますから。この炙り海鮮丼は食べないと損しちゃうじゃないけど、ぜひおいでいただくような商品だなと思ってます。
全国のご当地グルメを監修している人から「原価かけすぎで異常だ」といわれても、皆さん がんばって続けていただいているのはありがたいことです。

会長のお話に出てきました、ヒロ中田さんは、旅行雑誌の制作などに広く携わってきて現在は全国各地のご当地グルメのプロデュースも数多く手掛けていらっしゃる方。今回の館山炙り海鮮丼リニューアルにも参加されています。そんな方がいうんですから、相当ですよね。館山の皆さんの気合や地域を盛り上げようという強い気持ちも感じられます。
館山炙り海鮮丼」はランチタイムのみの提供で、数に限りがあります。日にちによってはかなり早いタイミングで予約が埋まってしまうという事なので、予定を立てたらお早めの予約をおすすめします。「館山炙り海鮮丼」で検索すると詳しい情報が出ています。
館山炙り海鮮丼の詳細はこちら→https://www.tateyama-gourmet.com/