2023/6/16 UP!
全国有数の農林水産物王国である千葉県。実はメロンも令和2年のデータで全国8位の生産量を誇り、各地域で、特色あるものを作っています。夏は涼しく、冬は暖かい九十九里の最東端・旭市飯岡では、タカミメロンの栽培にいち早く取り組み、現在は、青肉のタカミ、赤肉のタカミレッドに青肉のオルフェの3種類をブランド化。「おひさまエナジー飯岡メロン」として、世に送り出しているんです。
今回は、飯岡地区のJAちばみどり 飯岡メロン部会・今年のメロン部会長、高野光永さんにそもそもなぜメロンを作るようになったのか伺いました。

高野さん:飯岡は海に面してまして、気候的にもとても暖かく土壌の方も作物がとても育ちやすくて、農業にとても適してる場所なんで、もともとは、とてもたくさんの野菜を作っていたんですけど、夏場の作物でこれといったものがなくて、一部の農家さんがメロンを作ってたんですよ。それでみんなでそのメロンを作ってみようかと言うことになりまして、松戸にある研究所の方からタカミメロンを紹介していただきまして、タカミメロンを作ろうということで今に至っています。飯岡メロンと言うメロンを作っていますけど、 品種的にはタカミメロンの青肉。 同じタカミメロンの赤肉という品種を作っています。

1990年、当時・日本園芸生産研究所という名前だった、現在の園芸植物育種研究所が開発した、漢字で「貴い味」と書く、この「タカミメロン」の栽培をスタート。2010年ごろからは果肉がオレンジの「タカミレッド」、さらにタカミメロンの収穫終わりから、8月半ばのお盆時期まで出荷できる「オルフェ」と いう品種を加え、現在3種類の「飯岡メロン」を生産しているということなんです。
味の解説と、気になる農家さんの後継者問題についてもお話いただきました。

高野さん:飯岡メロンの特徴は、まず爽やかで。 みずみずしく、とてもジューシーです。味の方は糖度が15度以上あって、これがとても甘いんですよ。食べていただければわかるんですが、作ってる私でも、なんてうまいんだなって思っちゃうぐらい、 馬鹿にうまいんですよ飯岡では今約70軒ぐらいの生産者でメロンの方を作っています。そうですね。ほかの産地はメロン農家はやはり減少気味にあるんですけど、私どもの当産地では後継者の方がメロン作りに関してはとても情熱があって、後継者不足という問題にはなっていませんね。 新たに就農してくれる若者たちも実は結構いるんですよ。先輩の農家たちが家族ぐるみで技術なんかを皆さんで共有して教え合って 助け合っています。

今年、飯岡メロンのオンラインショップの受付がスタート、今日6月16日には、直売所もオープンしました。直売所では、完熟したものを販売するのが原則で、最高に甘さがのっているピークのものが並んでいるそうです。一番美味しいタイミング、ぎりぎりをまで見計らえるのも、直売所ならではですよね
今日は旭市のブランドメロン「おひさまエナジー 飯岡メロン」をご紹介しています。ご存じの通り、 2011年3月の東日本大震災で飯岡地区は津波の被害を受けました。その時に全国の方から助けられたことがあって今がある、、、そんな想いもメロンづくりの中にあるようです。 高野さんのお話です。

高野さん:東日本大震災ではとても甚大な被害を受けまして、飯岡地区でも沿岸部を中心にとても被害がありました漁業だけでなく、農業もハウスが倒壊したり、田んぼの方に海水が入ったりと、実は大変だったんですよ。その後、風評被害などもあって、農業なども大変だったんですよ。その震災の復興のために、全国から色々な人たちが(復興のために)助けていただきまして、とてもありがたかったです。津波で流れ込んだ土砂や倒壊した家屋の撤去などに、たくさんの人たちが力を貸してくれて。 とても感謝しております。今、そのおかげで、こうして農作物を作れているのも協力してくれた手助けのおかげだと思っております。私たちはできたメロンや農作物で皆さんに恩返ししたいなと。その思いは今も続いております。

飯岡海岸には最大6mの津波が襲い、大きな被害をもたらしました。農業もしばらくの間、復活できないのではないかと考えていたそうですが、県内はもとより、全国各地から復旧・復興のために多くの方が来て下さった。それを目の当たりにして農家のみなさんは「農作物でお返しすることしかできない」と強く思われたそうなんですね。このメロンにはそんな想いがつまっているんです。
さて、飯岡地区自慢の「飯岡メロン」、さらに多くの皆さんにその魅力を知っていただけるようにと、こんな取り組みもしています。
高野さん:メロンは球だけじゃなくて、実は加工品としても。 みなさんに提供しております。まず、メロンからメロンのピューレを作ります。それからゼリーや おまんじゅうや羊羹などを作ってます。その他、山崎パンさんとコラボしてメロンのクリームが入ったパンやシュークリーム。今年はスフレケーキなんかも 作ってもらっています。こちらのほうもぜひ味わってみてください。先ほどあの震災の恩返しということもあったんですけど、私の一番の思いは飯岡メロンで皆さんが笑顔になって、そして幸せになってくれることが私の一番の願いです。

地元の小学校のデザートにも提供されることがあるそうで、子供たちが毎年楽しみにしているそうです。通常メロンは食べごろまで常温で追熟させて、食べる直前に冷蔵庫で数時間冷やすといい、といわれています。飯岡のメロンは完熟を見極めて収穫されていますが、収穫後5日ほど置いてから食べ頃の硬さになって、次第に柔らかくなりながら2週間近くおいしく食べられる、食べ頃期間の長いメロンだということです。先ほどご紹介した飯岡の直売所は7月14日までの開設予定期間中はお休みなしで、午前9時から午後4時までオープンの予定です。

7月1日土曜には、メロンを購入した先着200名、タカミメロンとタカミレッドの食べ比べができる「メロンまつり」開催!ということなので、ぜひ現地にいって美味しいタカミメロン味わってください!
おひさまエナジー 飯岡メロン、オンラインショップからのお取り寄せも可能です。
おひさまのエナジーぜひ味わってみてくださいね
2023/6/15 UP!
- ●今週は 千葉県のおいしい夏の味覚をテーマにご紹介しています。
- 「イワシの群れと共に やって来ました!」の中西悠理がご紹介しました、銚子の「入梅イワシ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- ●銚子市観光協会

- ●方宝たつみ

- 梅雨に入る時期の「入梅いわし」は、太って丸みを帯びて、1年の中で最も脂が乗っている美味しいいわしです。
- 銚子市などでは「うめぇもん入梅いわし祭」を開催中! 参加店舗で「入梅いわし おまかせ御膳」が楽しめます。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 特に入梅イワシは一年で一番脂が乗っていて美味しいのです!まさに、今こそ食べたい夏の味ですね。
2023/6/14 UP!
- ●今週は 千葉県のおいしい夏の味覚をテーマにご紹介しています。
- 「頭の中は 常夏!?」の中西悠理がご紹介しました、富里市の「富里スイカ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- ●JA富里
- ●富里スイカロードレース大会
- お馴染みの冨里スイカ。甘くて美味しいスイカは、表面の縞模様がはっきりしていて緑の部分が少し盛り上がっているものを選ぶのが良いそうですよ!
- 4年ぶりの開催となる「第40回 富里スイカロードレース大会」は人気の大会。「給スイカ所」では多くのランナーがスイカをほうばって、甘い水分補給を楽しんでいます!
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 梅雨空が続いていますが富里スイカの爽やかな甘さで、蒸し暑さを吹き飛ばしましょう!
2023/6/13 UP!
- ●今週は 千葉県のおいしい夏の味覚をテーマに ご紹介しています。
- 「特に出世欲は無い!」中西悠理がご紹介しました、船橋市の海光物産の「江戸前船橋 瞬〆すずき」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。


- 新鮮で美味しい状態を保つために生まれた「江戸前船橋 瞬〆スズキ」。
- クセのないあっさりとした白身は、刺身、和食、中華、フレンチ、イタリアンと幅広いメニューで味わうことができます。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- なんだか『夏到来!!』という感じの、カラッとした写真が撮れました。
2023/6/12 UP!
- ●今週は 千葉県のおいしい夏の味覚をテーマに ご紹介します。
- 「すっかりピュアさが無くなった!?」中西悠理がご紹介しました、船橋市にあるかまくら農園の白いトウモロコシ「ピュアホワイト」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.choshi-geopark.jp/geosite/01/index.html

- 白くて甘~いトウモロコシ「ピュアホワイト」。
- 繊細に気を使いながら栽培され、あのシャインマスカットと同等以上の糖度を誇る旬の逸品です。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- ピュアホワイト、甘さも白さも魅力です!
- 他のトウモロコシ達からも羨望の眼差し!?
2023/6/9 UP!
今年令和5年は千葉県誕生150周年の年。
千葉県は上総、下総、安房の三国に分かれていて、明治4年7月の廃藩置県ののち、明治6年6月15日に木更津県と印旛県が合併して千葉県が設置されました。
この150周年という機会に、「県誕生から150年を振り返り、続いていく未来(100年後)に想いを馳せる」をテーマに、県内各地で芸術祭や記念コンサートなどさまざまなイベントが企画されています。
今回は 熊谷俊人千葉県知事をゲストに、房総半島の歴史を振り返りながら、150周年記念事業への想いや千葉県の将来像などについて伺いました。

※千葉県誕生150周年記念事業に関して詳しくは こちらの特設ホームページでご確認ください。
2023/6/8 UP!
6月15日は、千葉県民の日。そして今年は千葉県誕生150周年!
今週は、千葉県誕生150周年をテーマにお届けしています
- 「よせては かえす!」中西悠理がご紹介しました、「鴨川の海から広がったサーフィン」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会でも、大いに盛り上がった千葉県のサーフィン!
- その歴史に名前を刻みながら、日々波に向き合い続けている多くのレジェンドサーファーの皆さんが今も活躍されています。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- これから千葉県はどんな未来が続いていくのか…ますます目が離せません。これからもさらにはりきって、千葉の魅力をお伝えしていきます!
2023/6/7 UP!
6月15日は、千葉県民の日。そして今年は千葉県誕生150周年!
今週は、千葉県誕生150周年をテーマにお届けしています
- 「22世紀まで 長生きしている気がする!?」中西悠理がご紹介しました、「十世紀梨里帰りプロジェクト」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

- 千葉県を代表する果実のひとつが「梨」ですね! 毎年多くの種類の、本当に美味しい梨が、我々を楽しませてくれます。
- その中のひとつ「二十世紀梨」は、松戸市が発祥の品種。日本を代表する梨のルーツは、この千葉県・松戸市にあります!
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 20世紀梨の里帰り、とても素敵なお話です。
- 私も、小さい頃千葉によく遊びに来ていたので、懐かしい思い出がつまっています。こうして大人になって千葉県とご縁ができて戻ってこられたのは幸運でした!
2023/6/6 UP!
6月15日は、千葉県民の日。そして今年は千葉県誕生150周年!
今週は、千葉県誕生150周年をテーマにお届けしています。
- 「来年でアナウンサーになって 十周年を迎える!」中西悠理がご紹介しました、「銚子の醤油の歴史」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.choshi-geopark.jp/geosite/01/index.html
- 千葉県の醤油の歴史を語るのに欠かせないないのはもちろん「銚子の醤油」! 市内では、レンガ造りの蔵などノスタルジックな雰囲気で、醤油のまち・銚子を実感できます。
- 「山十商店」の発酵調味料「ひ志お」。年に一度しか蔵出ししないヒゲタ醤油の「江戸造り醤油 玄蕃蔵」。ヤマサ醤油の「ソヤノワール」など、歴史があるからこそ味わえる醤油や醤油グルメが沢山あります。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- 千葉といえば醤油をはじめ、本当に美味しいものの宝庫!これからも、どんな千葉の食材と出会えるのか…楽しみでお腹が鳴りそうです。
2023/6/5 UP!
6月15日は、千葉県民の日。そして今年は千葉県誕生150周年!
今週は、千葉県誕生150周年をテーマにお届けします。
- 「9月で生誕32周年を迎える!」中西悠理がご紹介しました「千葉県のシンボル」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.pref.chiba.lg.jp/kouhou/kids/chi-bakun/sorakara/symbol.html
- 今年は千葉県誕生150周年の年。千葉県の事を改めてみつめてみるのはいかがでしょうか!?

●チーバくん
- 千葉県誕生150年記念のロゴマークには、県の特産品であるイセエビや落花生と一緒に、鯛が描かれています。
- 千葉県を象徴する鳥は「ホオジロ」。木は「マキ」。魚は「鯛」!
- そして忘れてはならないシンボルはやっぱり「チーバくん」ですよね!!
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!

- ハッピーアニバーサリー千葉県!!
- お祝いの気持ちを込めて描きました。
- (チーバくんが150歳という意味ではありません…)