三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

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※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

愛犬とお出かけ“ドッグフレンドリー”な九十九里ステイを満喫「ASOVILLAGE」

2024/5/10 UP!

来週月曜日、5月13日は愛犬の日。令和4年のデータによりますと、千葉県にはおよそ31万頭の飼い犬の登録があるそうです。ペットは大事な家族の一員。今回は、ワンちゃんと共にゆったりとした時間を過ごせる九十九里の宿と、その地域での取り組みをご紹介します。

山武市にある愛犬と共に過ごせる宿ASOVILLAGE(アソビレッヂ)をご紹介します。まずはどんな施設なのか、運営している会社「アウタビ」の海保(かいほ)秀和(ひでかず)さんに伺いました。

海保さん:アソビレッジという施設を運営しております株式会社AUTABIの海保秀和と申します。千葉県山武市の九十九里浜のすぐ横に、愛犬と同伴できる愛犬と行ける貸別荘の村ですね。「アソビレッジ」なのでそういった施設を運営しています。ドックランが全ての施設に百坪以上、天然芝のドッグランがついているような施設でして愛犬とずっと終日ゆっくりと遊べるような施設になっております。完全プライベートな空間でして、他の方たちとあったりもしないということで、非常に人気な施設になってますね。2017年に九十九里浜の横で「&WAN九十九里」という愛犬と泊まれる宿、フレンチフルコースなど出すような、愛犬と同じ目線で食事をできるようなホテルをオープンさせていただきまして。2021年にコロナ禍だったので、完全プライベートでコロナの影響もないような完全プライベートな貸別荘の事業としてアソビレッジをオープンさせていただきました。

最初に犬とフレンチを楽しめるレストランと宿を始めて、その後、より「プライベート感」を大切にした貸別荘・・プールがあったり屋内ドッグランがあったりと、ニーズに合わせて選ぶことができる8棟をオープンされました。ペット用アメニティも、トイレシート・除菌消臭剤・ご飯用や水飲み用食器・リードフック・足拭き/体拭きタオルから蚊取り器具・ベッドスロープ・食器スポンジ・お散歩バッグ・マナーボトルなどなど充実してますね。では、なぜそういう施設を作りたいと思うようになったのでしょうか?そのきっかけは、海保さんが愛犬、トイプードルのマリンちゃんと初めて九十九里の海にでかけたときのこんな驚きだったそうです。

海保さん:衝撃を受けたのはですね。まあ、浜辺に犬を連れて行った時にですね、本当に喜んで。こんな運動神経良かったのかってぐらい走り回っていてですね。やっぱり、家の中で飼ってるワンコみんな多いですけれども、外に出たらこんだけのびのびと走れるんだなってのを知ってですね。九十九里のその魅力に気づいた。そんな背景がありました。まあ、そもそももう十年以上前はですね、外飼いの犬っていうのが当たり前で、犬の小屋がっていうのが当たり前だったのが、十年前位からですね、より家の中に入っていて、ちょっと小型化というのもあったんですけども。そこから本当に家族同然、心の中にどんどん入って行ったみたいな形で。まあ、愛犬と旅行に行ったりとか食事をしたりとか愛犬にお洋服着せたりとか、本当に完全に子供化っていうのが進んでいったのがここ5年ぐらいじゃないかなと思います。今までだとあのトリミングサロンとかペットホテルに犬を預けて旅行に行ってたっていうのが当たり前だったんですけど、犬と一緒に旅行に行けることによって、犬に後ろめたい気持ちを持たずにですね旅行に行けるようになったっていうのがまあ、我々のちょっと強みというか、あのお客様を喜ばせることができるところだったのかなと思います。

「犬に後ろめたい気持ちを持たなくていい旅行の形」。ペットのことが気になってしょうがないと、思い切り旅行も楽しめないという方が、連れていって共に過ごせるのは素敵ですよね。海保さんは、「九十九里は夏の海のイメージが大きいけれどもそれ以外の季節でもこの土地が持つ素晴らしさを感じてもらいたい」と、さまざまな施設を作っていらっしゃるということです。実際にどんな過ごし方ができるんでしょうか。

(アンド)WAN(ワン)」の人気のコースと、アソビレッヂ初・「あの」ペットも楽しめるプランもご紹介していただきました。

海保さん:アンドワン九十九里という施設はですね、愛犬と食べるフレンチコースっていう、ちょっと全国ではまだ珍しいパターンでやらせていただいてるんですけども。えっと同じ目線で机で同じ目線で愛犬と一緒にコース料理を食べるって言うので、まあ愛犬にもちろん害がないような、糖分とか、塩分を控えたような、アレルギーにももちろん対応した愛犬フードを準備しております。半年先の予約を取らせていただいてるんですけれども、あの開けたらすぐ土日なんかはすぐ埋まってしまうみたいな感じでありがたいことに運営させていただいてます。最近はですね、アソビレッジの中で「猫棟」っていうのができまして「猫だけのお客様」も「猫と犬を飼っているお客様」にも特化したような施設も最近はオープンさせていただいてます。本当にペットっていうか、もう本当に家族になるような、猫も犬もですね。そういった施設を目指して今運営しています。

そして海保さんは、これらの取組を自分たちの施設だけではなく、地域全体で盛り上げていきたいとおっしゃいます。

海保さん:2018年から「九十九里ビーチドッグフェスティバル」という、地域も巻き込んだ、行政と一緒に取り組むようなフェスをですねやっておりまして、まあ1500名ほどの人がいらっしゃったりとか、1000頭ほどの犬がいらっしゃったりとか、そんな動きをしていたりとかですね。それとは別に九十九里ドッグフレンドリーネットっていう、地域の愛犬同伴可能な施設皆さんで集まってですね。30施設ぐらいあるんですけど、点で戦うんじゃなくて、面で皆さんで戦っていこうと言う形の組織を作って今運営しております。九十九里の地域産業が色々減ってきちゃっている中で「九十九里」に「犬」という掛け算をさせていただいて。地域にたくさん人を呼び込むことによって、「九十九里と言ったら愛犬家事業だよね」っていうふうに雰囲気を醸成するっていうところに今力を入れて注いでいる形ですね。今後も皆さんの力を借りてですね、地域がより一層愛犬フレンドリーエリアになるようにですね皆さんに足を運んでいただけたらなと思ってます。

のびのび走り回るワンちゃんの姿を見ながら、人間も癒されるリゾート。皆さんの頭の中に描いたイメージが体感できるドッグフレンドリーな九十九里エリア。アソビレッジやアンドワン九十九里の詳しい情報はそれぞれのホームページをご覧ください。

https://www.asovillage.jp

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