2024/6/14 UP!
今回ご紹介するのは香取市の水郷佐原あやめパークです。
歴史的な街並みで 有名な佐原の町より少し北にある、与田浦を臨む水辺空間で、島や樹木、橋などが昔懐かしい水郷の風情をつくりだしています。あやめパークという名前ですが、季節ごとに色んなお花を楽しむことができ、今まさにアヤメ科の「花菖蒲」が見頃を迎えています。それでは、水郷佐原あやめパークの園長・篠塚量正さんに水郷佐原あやめパークについて伺います。
篠塚さん:あやめパークは駐車場含めて全体としておよそ9ヘクタールございます。その中に花菖蒲を植栽しておりますけれども、花菖蒲は400種類、そして約150万本の花が咲きます。うちの園はですね、植栽方法としては、品種ごとに名札をつけて管理をしております。皆様に提供しています花もですね。すべて名札をつけて見ていただけるようにご案内しております。我々も台帳の中でどこに何があるかということをわかった上で管理しております。
あやめ、菖蒲、かきつばた、といろいろありますが、見分け方は以下の通りです
見分けポイントその1:花弁=花びらの根元部分!アヤメ⇒網目模様、カキツバタ⇒白い筋、花菖蒲⇒黄色い筋が入っている。
その2:生えている場所です。アヤメ⇒乾燥したところが好き、カキツバタ⇒水の中、花菖蒲⇒中間で、湿り気のある土地で育つ。そして花が咲く時期も少し違うそうですよ。
篠塚さん:あやめパークとして、あやめ科の植物を扱ってますけども、まずあのゴールデンウィークにはアヤメ科のアヤメが咲きます。それが終わりますと水辺でですね、かきつばたが花を咲きます、それが終わりまして、5月の下旬からですね、メインとなります花菖蒲が咲きます。うちの園は5月の下旬からですね6月の中旬下旬くらいまでですね「あやめまつり」を開催しておりまして、その約一ヶ月間は花菖蒲をお楽しみいただけます。いわゆるあの水辺をですね水郷の水辺を楽しんでいただこうということで水辺を生かした体験できるようなイベントも行っております。園の中でですね、サッパ舟を浮かべまして、船頭によって池の中を周遊していただく。そして花をご覧いただけるという体験も行っています。
園内には水路が張り巡らされていまして、お話にありました通り、船頭さんがさっぱ舟と呼ばれる小舟を操りながら、水上から間近に見られる花を案内してくれます。
この期間中に、大変注目を集めているイベントがあります。一体それはどんなイベントなのでしょうか?
篠塚さん:あやめまつり期間中に3組の方に嫁入り舟を行っていただいております。この方々すべてですね結婚式をここで挙げていただいております。昭和40年代まで続いてたその水郷の嫁入り舟をですね再現する形でですね、同じような形で嫁入り船で結婚式を挙げていただいております。結婚式はですね、私どもの地元にあります香取神宮の神官さん、そして巫女さんがちゃんとおいでいただいて、香取神宮と同様な形で結婚式を挙げていただいております。園のですね中心にあります島でですね、結婚式行いますので。周りからですね、皆さんの祝福を受けてですね、舟に乗って島で結婚式を挙げていただいています。
結婚式を行う場所は「結の島」といいます。式が終わると、お披露目のためにさっぱ舟に乗って園内の水路を回ります。この企画、大変人気で、籍は入れたけど結婚式はここで!ということでお待ちになっている方もいるぐらいなんです。今年は6月16日にも行われる予定です。そんなハッピーなイベントが終了し、花菖蒲の見頃がおわると、池や水路にはハスの花が咲いてきます。その一方で、職員の皆さんは、来年のために作業を始めるんです。
篠塚さん:あやめまつり終わったあとですね、7月8月の非常に暑い中ですね 株の植え替え作業を外で行っております。全ての株を堀りあげまして、選別したうえでまた植え替えるという形で、また来年花が咲くように頑張ってます。できてもう50年ぐらいですね、なってまして、地元にですね花の育種をされる方もいらっしゃいます。まあそのかたがですねたくさんの種類を作られまして、こちらの方に花を寄贈していただいております。特にですね。珍しい花では、花菖蒲はいわゆる青ですとか紫、白が多いんですけれども、ピンクの濃い花アカバナですね。ここしか見られない赤い濃い「美人桜」という品種がございます。これはあのここでできたものでここしか見られない非常に赤い綺麗な花ですので、ぜひともご覧頂ければと思います。
植えっぱなしではなく、きっちりお手入れされているからこそ、毎年私たちが美しい景色を楽しめるんですね。今ご紹介のあった「美人桜」という珍しいピンクの花は、水郷佐原あやめパークでのみ見ることができます。
同じ品種の花の写真を撮るために、毎年いらっしゃるお客さんもいるそうです。水郷佐原あやめパークの「あやめ祭り」、開催は6月23日まで。ぜひ皆さんもお出かけになって、お気に入りの花菖蒲を見つけてください。
2024/6/13 UP!
- 今週は「初夏の花めぐり」をテーマにご紹介しています。
- 「花の名前がサッといえる人に キュンとくる!」中西悠理がご紹介しました、松戸市にある「本土寺のアジサイ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- 通称「あじさい寺」とも呼ばれる、松戸市の本土寺。時期限定の 『紫陽花 御朱印』も頒布されています。
- 10品種・5万本以上のあじさいが咲き誇り、歴史ある名刹と相まって趣のある景色を楽しむことができます。
- また、菖蒲池の5000本の花菖蒲も最盛期! あじさいと花菖蒲の美しいコラボレーションをお楽しみください。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- 扇風機の登場に、驚きを隠せない中西。もう夏なのか…
2024/6/12 UP!
- 今週は「初夏の花めぐり」をテーマにご紹介しています。
- 「幼稚園では ゆり組でした!」の中西悠理がご紹介しました、袖ケ浦市にある東京ドイツ村の「ゆり園」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- 花と緑のテーマパーク・東京ドイツ村で今が見頃なのが、ユリ!「ゆり園」では、3万株・9万輪ものユリを楽しめます。
- ユリの甘くてフローラルな香りを楽しむなら遊歩道を! 一面に広がるユリ畑を高い位置から一望するなら大観覧車! お腹が空いたら、BBQで木更津牛を! ドイツ村で一日楽しんじゃいましょう!!
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- 春爛漫も良いですが、初夏の爽やかかつ、しっとりとした雰囲気も好きです。
2024/6/11 UP!
- 今週は「初夏の花めぐり」をテーマにご紹介しています。
- 「実家のベランダに ラベンダーが咲いていた!」中西悠理がご紹介しました、佐倉市にある「佐倉ラベンダーランド」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- 北海道富良野市のようなラベンダー畑を佐倉市にも作りたいと、2003年から植付けをスタートした「佐倉ラベンダーランド」。6種類6300株のラベンダーが今を見ごろに咲き誇ります。
- 現在、7月15日までラベンダー祭りが開催中。一面を紫色に染めるラベンダー畑を観賞し、香りを楽しみ、「ラベンダーソフトクリーム」を堪能してください!
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- この日は、初夏の日差しが気持ちの良い日でした!そして、写真もライトをあてたかのように明るく撮れて、ばんざいです。笑
2024/6/10 UP!
- 今週は「初夏の花めぐり」をテーマにご紹介します。
- 「いつか大輪の華を咲かせてみせる!」中西悠理がご紹介しました、千葉市にある千葉公園の「大賀ハス」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.city.chiba.jp/oogahasu/index.html?top
https://www.city.chiba.jp/oogahasu/matsuri/index.html
- 千葉市発祥の大賀ハス。1951年に植物学者の大賀一郎博士が検見川で発見し、世界中で話題になりました。
- 大輪のピンクの花を咲かせる大賀ハスは、開花してからわずか4日ほどで花びらが散り始めます。見頃の6月中旬から下旬、早朝午前6時からハス池を解放していますので、午前中に鑑賞する事をお勧めします。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- 大賀ハスまつりで行われるイベント、『象鼻杯』のポーズ。一体どんなイベント!?と気になる方はぜひ聴いてくださいね。
2024/6/7 UP!
この時期、夏を先取りするように「スイカ」を見るようになりました!
千葉県でスイカ、と言えば「富里スイカ」!千葉県内では随一の生産量で、PRイベントなども盛んにおこなわれています。今回は、今まさに旬を迎えている「富里スイカ」の農家さんをご紹介したいと思います。
「富里スイカ」は、富里市の北総台地の水はけのよい土壌と、昼夜の寒暖差の大きさにより、甘く育つのが特徴です。市内でスイカ栽培を行っている農家さんはおよそ165軒。最盛期の6月には市をあげて「すいかまつり」のイベントが行われるなどまさに「すいかのまち・富里」。そんな富里市で明治44年から続く「尾崎農園」の代表、尾崎隆さんに、お話を伺いました。
尾崎さん:当初は成田空港で勤めていましたので、まあスイカ農業に携わってからは13年ほど経ちます。スイカというのは、やっぱりあの種植えて収穫するだけであれば問題はないんですけど、スイカっていうのはそのスイカの玉を出荷するまでにいろいろな行程があってそれぞれが難しくて大変で。私は1年目に、スイカを自分で作るんだと言ってちょっと畑を借りて作ったんですけど、まあ収果率0%で全滅しました。心折れました。もうなんでそうなのって理由がわからなくて。まあ、それから試行錯誤が始まったんですけどね。
初めての年は1個もスイカが実らなかった。それはショックだったでしょうね・実は尾崎さん、尾崎農園に婿入りされたんです。奥様のお母様の節子さんは、平成25年に富里市で開催された品評会である「富里すいか共進会」で最高位の「千葉県知事賞」を受賞された方。一方尾崎さんは、農業未経験で、実際自分が農家になってみて、簡単そうに見えていたすいかづくりがいかに大変かということを実感したそうです。
スイカは別名「うんたま(運玉)」とも呼ばれ「 いい土、いい天候、いい手入」などの 条件が上手く揃う「運」も大切なんだそうですが、富里市のスイカ農家の多くは、できるだけ美味しいスイカをつくるために、作る前に土の検査をして、栄養状態など色々把握した上で作られています。そして生産者全体で交配カレンダーによる徹底した栽培管理を行う事で安定して質の高いスイカを出荷できるんだそうです。
富里スイカは、5月ごろ収穫する「ハウス栽培」から収穫が6月頃の「大型・中型トンネル栽培」、そして7月以降収穫の「大型トンネル栽培」の主な3つの作型にわかれているんですが、品質をあげるために、こんな作業も行われているんです。
尾崎さん:スイカはスイカの種だけで単独でとることも出来ます。スイカもやっぱり生き物なので病気にもなりやすいですし。そこでスイカを接ぎ木してあげる、ユウガオというものがあるんですが、それと接ぎ木をしてあげることによって病気の面だとか、おいしさの面だとか、そういったところが変わってくるので、接ぎ木作業というのは大事な作業になりますね。数えたことないですけど、どれぐらいやるのかな?もうあの朝起きてから夜 日が沈むまでずっと機械のようにやってますね、接ぎ木作業。ユウガオが直径5mmから7mmぐらいですか。スイカはもっと細いですから、どれぐらいですかね。根っこから水分をとるのは夕顔、葉っぱの光合成を受けるのはスイカの葉っぱっていう感じですね。
ユウガオはスイカと同じウリ科の植物で、相性がいいので昔からこの農法が取り入れられているそうです。一本一本接ぎ木をして、しっかりとつながったところで、畑に植え替えます。ユウガオの水を吸い上げる力や病気に対する抵抗力をつけるんですね。
ここで尾崎さんには美味しいスイカの選び方のコツを教えていただきました。
尾崎さん:まず、スイカの頭の上に弦があるんですが、弦のところがぴょこんと凹んでるもの。スイカの表面が緑と深緑の部分があるんですが、そこがゴツゴツしてるもの。スイカのおしりに丸い模様があるんですが、それがきゅっと締まっているもの。その3点を見逃さなければ美味しいスイカに辿り着くと思います。産直とかスーパーとかでスイカを叩いてると怒られちゃうと思うので、そこは皆さんにどうのこうのはないんですが、もし叩けることができるんであれば、叩いた時に手の響きがあります。軽く透き通った響き、そして音も軽いもの。どんよりしたものとかではなく、低い音ではなく、軽い音がするもの。そういったものを選ぶと間違いないと思います。
スタジオでも美味しいスイカ、送っていただきました。美味しくいただきましたよ。
そしてもう一つ美味しいスイカを手に入れるためのアドバイスをいただきました。
尾崎さん:どうせスイカを食べるんだったら、新鮮な物。で一番いいのは、やっぱり農家さんの所に行って、一番おいしいのちょうだいって言われれば、それに間違えるものはないと思うので、そしていただけると本当に美味しい間違いなく美味しいスイカにたどり着けると思いますね。九州の方とか関西の方とか、いろんな車のナンバーで遠くから来てるんだなっていうお客さん、そういう人たちは知ってしまったんですね、味を。本当のスイカの美味しい味を知ってしまったんですね。富里農協しかり、市役所しかり、農家にとっては本当にね、いろんなことをPRしてもらって本当にありがたく感じてます。スイカロードレースもそうですけれども、そういったイベントをたくさんやってもらって、いろんな人たちにスイカの本当のおいしさを味わってもらえたらなと思います。
富里スイカは直接販売をしている農家さんのほか、JA富里市直売所や末廣農場で購入いただけます。お話にあった「富里スイカロードレース」というマラソン大会のエントリーはすでに終了していますが、来週末16日に行われます。また今年は5年ぶりに「富里市すいかまつり」が6月23日に開催されます。(朝9時~15時@富里中央公民館前駐車場 雨天決行(荒天中止))採れたてのスイカを試食するコーナーや、「富里すいか」をはじめとする地元野菜などの販売が行われる予定なので、この機会にぜひ足を運んでみてくださいね。
※畑の写真撮影5月上旬
富里すいか祭り2024 https://www.city.tomisato.lg.jp/cmsfiles/contents/0000015/15244/suikachirashi.jpg
2024/6/6 UP!
- 今週は「まさに今が旬!の初夏の味覚」をテーマにご紹介しています。
- 「もうちょっとマメになります!?」の中西悠理がご紹介しました、船橋市にある田中農園の「西船橋産葉付き枝豆」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.instagram.com/tanaka.farm/?hl=ja
- 鮮度にこだわり「葉付き」で 出荷される「西船橋産葉付き枝豆」。粒揃いで見た目が美しく風味も良いことから、高級料亭でも取り扱われるほど、市場でも高い評価を得ています。
- 「西船橋枝豆研究会」の田中農園の田中秀和さんも、細部にまでこだわり出荷しているとの事。初夏の時期は、甘みが一段と増しコクが出るので、まさに旬の味を美味しく頂きましょう!
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- 早く茹で上がらないかなあ〜そわそわ。
2024/6/5 UP!
- 今週は「まさに今が旬!の初夏の味覚」をテーマにご紹介しています。
- 「負荷をかけずに育てたら こうなりました!?」の中西悠理がご紹介しました、旭市にある「Sai10faRM」の「白とうもろこし」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://www.instagram.com/masa82tomato
- ミニトマトで有名な旭市の「Sai10faRM」が、今の旬の時期だけの特別な白とうもろこしが、今年も出荷されます。
- 糖度が18度以上ある「甘すぎる白とうもろこし」と話題になり、毎年のリピーターがその到着を楽しみにしています。
- ご予約はお早めに!!
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- 私以上に自分に甘そうなのは、愛犬チップ。常にだらだら。
2024/6/4 UP!
- 今週は「まさに今が旬!の初夏の味覚」をテーマにご紹介しています。
- 「タネも仕掛けもあります!?」の中西悠理がご紹介しました、南房総市にある「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」で味わえる「房州びわ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
- 店の名前にも「枇杷」が入っている、南房総市にある「道の駅 とみうら枇杷倶楽部」。房州びわは、肉厚で大粒でみずみずしくて甘く、皇室にも献上されていいます。
- こだわりの「びわ」はまさに今が旬!
- もぎたての新鮮な房州びわが店頭に並び、特製の房州びわピューレを使った「完熟びわゼリー」「房州産びわカレー」、びわがふんだんに使われたスイーツなどのオリジナル商品も大人気です。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- 初夏の野菜のように、常にしゃきっと!
2024/6/3 UP!
- 今週は「まさに今が旬!の初夏の味覚」をテーマにご紹介します。
- 「栄養は足りています!?」な中西悠理がご紹介しました、東金市にある「みろく農場」の「ズッキーニ」の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
https://mirokufarm.wixsite.com/mirokufarm
- 自然の力で栽培しながら、野菜の美味しさを最大限に引き出すことを心がけている「みろく農場」。その品質の高さから数多くの飲食店からの引き合いも多く、評判を集めています。
- 今の旬は「ズッキーニ」。みずみずしく生でサラダとして食べても美味しいのですが、火を入れることで甘さがぐっと増すので、「焼きズッキーニ」や、カレーライスやパスタの具としても、美味しくいただけます。
- 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
- 去年の夏の写真です。季節の野菜をしっかり食べていたからか、栄養が体のすみずみまでいき渡っているように見える!今年も沢山食べなきゃ。