三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
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桜めぐり その2 サクラのまちの春イベント「桜に染まるまち、佐倉」

2025/3/14 UP!

千葉県にはたくさんの桜の名所があり、各地で桜めぐりを楽しむことができます。今回は、その名も「佐倉市」の「桜」。これからの時期、たくさんの人が訪れるサクラのまちの春イベントをご紹介していきましょう。

かつて佐倉城の城下町として栄え、今も江戸時代の面影を残す佐倉市。毎年、“桜”をテーマにした春のキャンペーンイベント、「桜に染まるまち、佐倉」が  開催されていて、今年も明日3月15日からスタートします。まずは市内で見られる桜について佐倉市役所 佐倉の魅力推進課の合田優実(ごうだゆみ)さんにお聞きしました。

合田さん:佐倉市内には、城下町エリアを中心に約1000本、50品種の桜が咲き誇ります。戦後、城址公園を公園として整備するにあたって、イメージアップのために植樹されたと聞いています。現在では、その桜の木々も大きく育って、私たちを毎年楽しませてくれています。佐倉市民の皆様だけでなく、市外からも多くのお客様が来られていて、昨年は、4万人の方が桜を見に来られました。私も佐倉で生まれ育ったものではないんですけれども、佐倉城址公園の桜は広々とした広場に一面あの桜の木がうわっていて、私も毎年楽しみにしています。

佐倉城址公園があるのは、江戸の東の防衛拠点と言われた佐倉城の跡地で、明治維新以降には兵舎や病院などが建てられて、終戦まで数々の連隊が駐屯していました。ですからイメージアップの意味も込めて、桜の植樹が行われたんですね。そして、佐倉城址公園以外にもたくさんの桜があります。合田さんおすすめのお花見スポットも教えていただきました。

合田さん:城下町エリアの見所としては、最も集中しているのが佐倉城址公園内なんですけれども、他にも藩主の館である旧堀田邸の桜庭園、広いお庭の中で桜を楽しむことができます。私の一番のおすすめは、国立歴史民俗博物館のエントランスホールから望む桜です。ガラス窓が屏風のように仕立てられていて、一面大パノラマで桜を望むことができます。エントランスホールまでは入館料がかかりませんので、撮影スポットとして穴場でおすすめです。国立歴史民俗博物館では、桜柄の振袖など関連する資料も展示されていますので、入館料はかかりますが、ぜひ関心のある方はお楽しみいただければと思います。

この番組でも以前ご紹介した旧堀田邸のお庭の桜も立派なんですね。風情のある城下町・佐倉を、“桜”をテーマに盛り上げる「桜に 染まるまち、佐倉」1000本を超える桜の木々が咲き誇り、街を「桜色」に染めるこれからの季節、佐倉市ではたくさんのイベントが企画されています。佐倉市役所の合田さんに教えていただきました。

合田さん:桜の期間に佐倉市内ではいろいろなイベントがあるんですけれども、まず一つ目は、京成電鉄さんと一緒に「桜に染まるまち、佐倉」というキャンペーンを行っています。小さなお子様のいるファミリー層をターゲットとしてメインイベントに据えています。市内の桜の名所や観光スポットを回りながら、謎を解いてお楽しみいただけるものですすべてクリアするとオリジナルのポストカードを記念にお渡ししますので、ぜひご参加ください城下町エリアをあちこち歩いていただかなければいけないんですが、キャンペーン期間中の土日に限り、市内の循環バスも臨時で、出させていただくので、上手に利用していただければと思います。

市内いろんなところの桜を見ながらの謎解き。楽しそうですね。土日なら臨時のバスもあるなら挑戦しやすいですね。

こちらのイベントに必要な解答用紙、京成線の主要駅や佐倉市内各所で手に入れることができる『桜に染まるまち、佐倉2025「さくらのまちマップ」』が解答用紙となっていますので事前に手に入れてから挑戦してみてください。ポストカードが無くなり次第終了となるそうです。

佐倉の街を歩いていただくとわかるんですが、懐かしい丸型のポストが今も現役で使われていて、その数は市内で15基。毎年1基ずつ桜色に塗り替えるという取り組みを始めて今年で4年目になるそうです。可愛いデザインは佐倉東高校の美術部の生徒さんの作品なんですよ。桜色のポストを探しながらの街歩きも楽しいんじゃないでしょうか。そして、城下町エリアの玄関口である京成佐倉駅にも、大きな仕掛けをするそうです。

合田さん:実は明日からなんですけれども、「桜に染まるまち、佐倉」のキャンペーン期間中、京成佐倉駅の駅看板が地名の佐倉からお花の桜に表示が変わって、お花の桜バージョン、ピンク色の看板になります。桜色一色で盛り上げようとしていることを感じていただけると思います。佐倉の城下町エリアの商店では、この時期に合わせて桜に関連する商品がたくさん売られています。例えば、大津屋さんの桜味のピーナッツ、小川園さんの桜の風味がする緑茶。地元のロコビア=地ビールを作っているお店ではサクラゴーゼというクラフトビールが期間限定でお求めいただけます。他にも桜のお饅頭やお酒などこの時期しか味わうことのできない商品、たくさんございます。

ラジオは音だけなんでわかりづらいかもしれませんが、駅の名前も期間限定で地名の佐倉からお花の桜に変わるんです 桜駅、素敵ですね。

そして、地元の商店などがこの時期だけのために用意した「桜関連商品」、それを楽しみに毎年来られるリピーターも多いそうです。

「桜に染まるまち、佐倉」の開催期間は、3月15日から4月6日までです。佐倉市には、桜以外のお花スポットやイベントもあり、4月1日からは のチューリップが咲き誇る佐倉ふるさと広場の「佐倉チューリップフェスタ」、さらに毎年5月頃の「佐倉くさぶえの丘ローズフェスティバル」へと続いていきます。国立歴史民俗博物館や武家屋敷などの散策とともに、ぜひ花盛りの佐倉市を楽しんでみてください。詳しくは佐倉市のホームページをご覧ください。

https://www.city.sakura.lg.jp/soshiki/sakuranomiryoku/event_kanko/sakurasakura/event.html

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