2025/11/21 UP!
この番組では、千葉県内各地の豊富な食材のポテンシャルの高さ、おいしさもご紹介してきていますが、いろいろな食材を一度に楽しめる料理というと、、、?
さまざまな食材を受け入れる、おいしいピザはいかがでしょうか?
今回は、地元の美味しい食材を活かしたピザを提供している、素晴らしいロケーションのお店をご紹介していきます。
房総半島の中央、長閑な里山の景色が続く市原市に広がる県内最大の面積を誇る人造湖、高滝湖。この湖畔に2013年にオープンし、以来、人気を集め続けるイタリアンレストラン「PIZZERIA BOSSO」があります。こちらの中村優哉店長に、まずは、このお店について伺いました。

中村店長:高滝湖の目の前にありまして。で、房総イタリアンでPizzeria Bossoなんですけど、うちの場合は,薪窯で焼いてるピザ専門店になりまして、多くのお客様に来ていただいてます。房総食材にこだわってまして、農家さんから直接仕入れたりとか、あとは直売所に行って直接見に行って野菜を仕入れてきたりしてますね。あとはいすみ市のよじゅえもん工場からチーズをもらったり、あと、佐倉の方からキノコを取り寄せたりはしてます。君津産の猪を使った猪ハムのピザも落花生と合わせて。野菜は、暖かい気候があったり、冬になれば寒かったりするんですけど、そのおかげでその旬の野菜は甘みがあったりとか、味の濃さがしっかりあるなというのは感じてますね。そうですね。海も近かったりするので、魚はもちろん美味しいですし、今はジビエも有名というか、なってきて食べやすくなってますね。そうですね、間違いないですね。

薪窯で焼く、房総の食材にこだわっているのもうれしいポイント。千葉県の真ん中で海のものも山のものも贅沢に味わえますね。」

高滝湖の湖畔・市原湖畔美術館の敷地内にあるこのお店「ピッツェリア・ボッソ」はご紹介いただいたように、房総半島の食材をふんだんに使った多種多様で本格的な薪窯で焼くピザが人気。およそ400度の高温で一気に焼き上げるピザの焼き時間は食材にもよりますがだいたい1分半ぐらい。直径は26センチほどありますが、あっという間に香ばしく、みずみずしいピザができあがります。具体的にはどんなピザがあるのでしょうか?
中村店長:ピザは 10種類ありまして、デザートのピザも入れると 11種類ですね。人気なのは房総農家のピザ。この房総農家のピザが、その時の旬の野菜を使って、農家さんから直接もらったものを使って、その四季を感じられるといいますか。12月ですと、ごぼうと三つ葉を使ったピザでしたり、白菜とゆずのピザになりますね。他では食べることのない組み合わせなんですけど、チーズベースでして、いすみ市のよじゅえもんのモッツァレラチーズとイタリア産のモッツァレラチーズを合わして使うんですけど、よじゅえもんさんのチーズがクセもなくて伸びがすごいいいので、ごぼうと野菜との相性も抜群でして。ごぼうと三つ葉もよく旨味出してくれますね。美味しく食べれるように工夫して(ますので)ぜひ食べてもらいたい。

意外な組み合わせだけど、これからの季節は根菜類も美味しいから、ごぼうとミツバのピザ、興味ありますね。ごぼうって和食のイメージだけど、ピザに使うとは、、、オリジナリティ溢れてますね。
他の季節もご紹介しますと、、、例年ですと、 春は「新玉ねぎとタケノコ」、夏は「とうもろこし ズッキー二 オクラ ミョウガ」
秋は、先ほどご紹介した「ごぼう や れんこん」。冬は「白菜 泥ネギ 加茂菜」中心に具材が載っているそうです。主に食材は房総半島産のものを調達。中村さん自身が仕入れに行きます。特にチーズに負けない、しっかりとおいしさが伝わるものをと厳しく選んでいらっしゃるということでした。
高滝湖の湖畔にある名ピッツェリア「PIZZERIA BOSSO」先ほどは季節のピザをご紹介しましたが、実はさらに房総を味わいつくせるような贅沢なピザがあるそうなんです。一体どんなピザなんでしょうか?
中村店長:ピッツァボッソっていうピザが 1枚で四季を堪能してもらえるピザでして、春が南房総産の菜の花と銚子のイワシを使ったピザで、夏が大多喜産バジルのジェノベーゼとトマトを添えたピザでして、秋が佐倉きのこ園のしいたけとスペイン産の生ハムで、冬が八街産のゆで落花生とベーコンになりますね。今の具材が全部 1枚で乗っかってます。そうですね、千葉県 1周楽しめるピザだと思いますので、具材をですね。ふふふ。トマトソースはですね。マルゲリータのピザでしたら、千葉県産のトマトを使ってお店で仕込んでます。ちょっと完熟が甘かったりしたら、お店で完熟するまで寝かせて、それを火にかけて煮込むんですけど、4、5時間かけて煮込んでマルゲリータのソースを作ってますね。煮込みっぱなしというか、かき混ぜながら。

房総の四季を一枚で感じられる、、、それは贅沢ですね。
そのほかにも「千葉県産イモ豚ベーコンと大多喜産ルーコラのピッツァ」ですとかはちみつをかけて楽しめる「高秀牧場のゴルゴンゾーラの落花生入りクワトロフォルマッジ」といったピザや、旬な果物・・イチゴ、ブルーベリー、落花生、などをカスタードクリームと一緒にピザ生地で包み焼をして、お好みのジェラートをトッピングする甘いデザートピザ「ドルチェピッツア」もあるんです。美術館に立ち寄った後で食事に来る方、バイクなどのツーリングやドライブの途中で食事に立ち寄る方、仲間とシェアしていろいろな味を楽しむなどリピーターの方も多く、お店は活気にあふれています。そして食材のおいしさと共にもう一つ、このお店でしか味わえないものがあるそうです。
中村店長:ロケーションも本当に素敵でして。天気のいい昼間もきれいなんですけど、夕暮れの日が沈んでいく時間帯もまたすごい素敵で。想像してもらいたいんですけど、お席から湖が見えまして、その奥に山がありまして。山の上に夕日がゆっくり沈んでいきます。水面が、光の筋がレストランの方に向かって射してきます。この時間が一番ロマンチックですね。その時間を楽しみに来るお客さんもいるぐらいですね。房総食材を使ったピザ専門店なんですけど、その時の一番美味しい野菜などを使ってピザを提供していますので、ぜひピザを食べに来てください。

そんな景色があれば、美味しいピザがまたさらに美味しく感じると思います。
お店は高滝湖に面していますので、湖側の窓からの景色は全面「湖」なんです。ちょっと西陽が強いかなという時はブラインドをしめる時もあるそうなんですが、サンセットタイムは、湖、山、夕日、長くなる影を楽しみながらピザを食べる贅沢な時間に変わっていきます。素晴らしい景色と、美味しい房総半島の恵みを楽しみにお出かけになってみてはいかがですか?ピザ以外にもサラダやフライ、人気の自家製ジンジャエールなどもあります。お休みは基本月曜日、そのほか営業時間など、詳しくはピッツェリア・ボッソのサイトやインスタグラムをご覧ください。

https://www.instagram.com/pizzeria_bosso_ichihara




