2026/1/9 UP!
来週月曜日は成人の日。2022年に成年年齢が18歳に引き下げられましたが、みなさんは二十歳の頃はどんなことにチャレンジをされていましたか?
今回ご紹介するのは、「大学生の飲食業チャレンジ」。「飲食店紹介サイト 食べログ」などにも掲載されている、決して「お店屋さんごっこ」ではない、独立したお店です。大学構内にあるお店を切り盛りしている学生さんの頑張りをお伝えします。

市川市にキャンパスを置き、2028年に創立100年の節目を迎える千葉商科大学。「有用の学術と商業道徳の涵養」という建学の精神を掲げ、実社会に役立つ学問を大切にする大学の食堂スペースには、学生自身が飲食店を出店・経営できる「学生ベンチャー食堂」があるんです。在学中の起業のチャンスを提供するこの取組はまさに「実学の場」として2011年以来、多くの店が学生の手によって運営されてきました。ここでお店を出した学生が、実際に卒業後に飲食店を経営しているケースもあるというんですね。
学生が、実際に飲食業の店舗経営や運営を体験してるんですね。

今回はその中の二つのお店と店長をご紹介したいと思います。「学生ベンチャー食堂」は、お店をやりたいと思った学生が、綿密な事業計画を提出し、学長、副学長に向けてのプレゼンテーションなどを行った上で、個人事業の開業届出や営業許可を取得し開業しているお店です。まずは、昨年春に開業した、和食とフェアトレードを掛け合わせた食事処「兎なり」を運営している3年生の桂川幸二郎さんに、この挑戦への想いを伺いました。

桂川さん:高校時代に元々経営者とか起業を将来してみたいという思いがあって、それを大学生のうちに大学の支援を受けながら、千葉商科大学ならできるということで、千葉商科大学に進学してきました。大学がフェアトレードを推進している大学ってのもやはりあとは自分が高校時代からフェアトレードを知っていて、気持ちとしても共感する部分が多かったので、一つここはフェアトレードをテーマにしたお店、飲食店の「兎なり」をオープンしようと思いました。基本的には揚げ物を中心とした竜田揚げのお弁当であったり、天丼などの丼弁当を販売していたり、あとはうどんのメニューですね。うどんとちっちゃい丼のセットなど和食系のメニューで、そこにフェアトレードの商品を掛け合わせた商品を提供してます。大学1、2年生のときのアルバイト経験が主になっていて、一つは和食のチェーン店で働いたのと、もう一つは地域のお弁当屋さんでアルバイトした経験が今ここに生きて調理できているかなと思います。

高校時代から起業への想いがあって、この大学を選んだんですね。若い人は揚げ物が好きな人多いから人気があるのではないでしょうか?

桂川さんが高校生の時から関心を持っているフェアトレードとは、途上国の生産者から適正な価格で商品を継続的に購入することで、生産者の生活改善と経済的自立を支援する「公正な貿易」のしくみのことで、こちらのお店では「ごま」や「黒胡椒」「エプロン」などをフェアトレードで仕入れ、使っています。

実際にやられていて桂川さんはどのような思いを今、持っているのでしょう?
桂川さん:一つ実学って言葉を大事にしている大学なので、自分が挑戦したいことを積極的に後押ししてくれるっていうこの環境がすごい自分にとってありがたいかなと感じていて食堂を軸に他の学内のイベントに出店させていただいたりとか、学外のイベントでまたブースで出展させていただいたりとか。この食堂から大学内でいろんなことに繋げられているのがすごい楽しいなと思ってますし、この大学でよかったなって思ってます。自分が経営しているこの「兎なり」は月曜日から金曜日の11時から14時まで営業しております。地域の皆さんももちろんご利用していただけますので、自分の想いとしても地域の皆様にもこの自分の取り組んでるフェアトレードとかあとは自分がこだわりを持って作ってるこの商品を食べていただきたいなと考えておりますので、ぜひご利用いただけますと幸いです。よろしくお願いします。

毎日の営業で、しかも学業もあるわけですから相当なタフさも必要になってきますよね。
そこは「若さ」というところもあるのではないでしょうか?お昼時は混みあうので、校内の広場でお弁当の販売などもされていて、大変人気だそうです。

続いては「いっしょうけんめん」=「ひとつの笑いに懸ける麺」というTシャツが目印の、笑顔が絶えないラーメン店「ラーメン結」を運営されている2年生の鈴木修造さんです。起業のきっかけと、開業までのお話からきいています。

↑左から二人目が鈴木さん
鈴木さん:昨年度、大学1年生のときにアルバイトをさせていただいた「おむすび唯」っていうお店で、行動力だったり挑戦するところ、人柄っていうところにすごい惹かれて、こんな先輩になりたいなと思ったのが第一です。こんなにお客さんから感謝されるありがとう言ってもらえるお店にそんなお店を自分も作りたいと思って起業しました。自分のアルバイト代っていうのも一部使ったんですけど、多くとしては今までの20年間親戚からもらったようなお年玉を、親が一度預かるねと言って預かってくれて、大学生になったときに、今まで我慢してきたお金だよって言って、多額の金額を自分にくれて。今までの我慢もつらかったっちゃつらかったときもあったんですけど、やっぱり今こうして学びを通しながらみんなとの思い出だったり、頑張ってくれてるメンバーとの思い出の方が大事ですし、自分はすごいそれを幸せに感じてるので、我慢してよかったなというか、それ以上に親への感謝が今大きい。
お年玉で、友だちが漫画買ったりゲーム買ったりしてる中で、20年間我慢した!ご両親も息子に「ここで使いなさい!」と渡した。素晴らしいですね。

鈴木さんも先ほどの桂川さんも運営という面では、15人ほどの学生をアルバイトとして雇っている雇用者としての立場でもあります。周りの学生さんたちは、時に従業員、時に同級生、時にお客さんとなるわけです。これはなかなか面白いですね。

ラーメンってスープの仕込みとか大変ですよね。の辺り、鈴木さんはこんなふうにおっしゃっています。
鈴木さん:月曜日分は日曜日に大学に来たりとか、ちょっとみんなより朝早く来て仕込みして、営業はみんなで楽しくやろうっていうふうに、しんどいところは自分がやりたいっていう思いでやってます。自分たちは学生にワンコインでっていうところで500円でラーメンいっぱい出してるんですけど、ただラーメン出すだけではなく、自分たちスタッフ笑顔で元気よく販売してるので、ぜひその大学生のフレッシュさといいますか、笑顔のところもぜひ注目してお店に来ていただけると嬉しいです。自分はなかなか高校時代挑戦するような人ではなかったんですけど、大学の挑戦したい人は来れば誰でも挑戦できるっていう雰囲気といいますか、ベンチャー食堂もそうだと思ってて、挑戦したいっていう思いから、ここまでたくさんの思い出だったり、やりがいを感じることができて、この大学に入れて自分は良かったですし、自分の学部もこの大学もすごいいろんなところで自慢してます。

学生のうちに挑戦できる環境って、とても恵まれているのかもしれないですね。
ラーメン結のメニューですが、鶏ガラスープがベースの「究極の醤油」、「奇跡の塩」、「幻の味噌」それぞれが五百円。おおぶりの焼豚が載ったそれぞれの味の焼豚麺はプラス百円で販売されています。大学からの支援としては場所代(賃貸料)、水道、電気といった費用が免除。そして、この学生ベンチャー食堂は、学生や大学関係者でない一般の方でも、営業時間内には利用できるということなので、ぜひ、お近くの方は足を運んでみてください。学生だからといって味に妥協は一切していない本気の味ことです。
支援があるとはいえ、本当の営業で得られる体験は本当に貴重で、彼らにとっても将来いろんなことで役に立つのは間違いないと思います。しっかり社会に羽ばたいて欲しいですね
千葉商科大学の学生ベンチャー食堂「兎なり」そして「ラーメン結」はそれぞれにインスタグラムで情報発信をしています。ぜひご覧ください。
兎なり
https://www.instagram.com/tonari_ft_cuc
ラーメン結
https://www.instagram.com/p/DH5duD0JVDt
千葉商科大学




