2026/3/20 UP!

この番組では、今までもいくつか千葉県産の農産物を使ったスイーツを紹介してきましたが、今回は千葉県が国内生産量の約8割を占める、「落花生」を使ったスイーツです。茂原市にある菓子屋Norramの「ピーナッツキャラメルバターサンド」をご紹介します。
今年は明治9(1876)年に、千葉県で落花生の栽培が始まってからちょうど150年の記念の年。日本一の“落花生県”である千葉では、今でも新たな落花生グルメの数々が県内各地でつくられています。中でも、茂原市にある「菓子屋Norram」の看板メニュー「ピーナッツキャラメルバターサンド」は、一口頬張れば口の中が落花生の風味で満たされると評判の新感覚スイーツ。今回はその「菓子屋Norram」の御須郁代さんにお話を伺っています。まずは、御須さんが、茂原にお店を開くまでのキャリアについて伺いました。

御須さん:調理師の専門学校に通った後に、フレンチレストランのコックさんとして働いてたんですけれども、途中からパティシエに転職して、技術も知識も身につけることができたので、開業、独立に踏み切ろう!と思って2023年に3月に開業いたしました。最初は工房で製造に専念して、オンラインショップと道の駅だったりとかに納品をして販売していただくっていうスタイルで、やっていこうと思っていたんですけれどもご近所の方だったり、友人だったり、直接販売、お客様を工房の方に来ていただいて、直接販売してみたいなっていうことから、翌年の2024年の2月から工房直売という形で販売を始めました。
都内のフレンチレストランにお勤めされた後、パティシエ、ショコラティエとして経験を積まれていたそうです。お店の名前は「菓子屋Norram」。この「Norram」という名前ですが、御須さんが以前飼われていたわんちゃんの名前、「マロン」ちゃんを、ローマ字にして逆から読ませた、ということなんです。
マロンでノランなんですね。そのお店の商品として、ピーナッツのスイーツが生まれたんだね。
そのきっかけについてこんな風に教えてくれました。

御須さん:ピーナッツを使ったお土産っていうのがありますけど、新しいスイーツっていうのを作ってみたいなっていうのがありまして、もちろん梨とか枇杷とかも考えはしたんですけれども、自分の中ではピーナッツが一番しっくりきたので、それでピーナツを採用しました。ピーナッツをふんだんに使用しているんですけれども、千葉県産を使用しています。それで構造としてはピーナッツパウダーを混ぜ込んだピーナッツサブレを上下に使用してまして、その間にピーナッツのバタークリームをサンドしています。そのバタークリームもピーナッツペーストをふんだんに使用してるんですけれども、その他にも千葉県産の生のピーナッツを自分でローストして、粗く刻んだものも入れています。そのピーナッツバタークリームの中に塩キャラメルを入れております。

この「ピーナッツキャラメルバターサンド」は食のちばの逸品2024で審査員特別賞を受賞しるんです。サブレにクリームが挟まれているお菓子で、サブレの表面には落花生の殻の模様をイメージした格子状の線が描かれています。こちら、なんと一つ一つ全部、御須さんの手書きなんです!一つ一つ生地の上に卵黄を塗って、そこにフォークを使って線を書いているそうなんですよ。
JR外房線本納駅から新茂原方面へ県道31号線沿いに車で5分、徒歩で20分程度の場所にある菓子屋Norram。周りは田園風景が広がっており、その中に工房と直売所があります。御須さん、最初はお店をやるつもりはなかったそうですが、お知り合いからの「直接買いたい」という声などを受けて直売所を開いたところ、じわじわと広がる反響に驚きを感じるようになりました。
御須さん:もちろん茂原市内のお客様が多いんですけれども、市外から例えば君津市だったり成田市だったりとか、結構遠方からリピートしてくれるお客様がいらっしゃいますね。それ以外にもいろんな口コミとかで知っていただいて県外の都内とか、神奈川県とか、そちらからも来ていただくお客様もとても増えました。ピーナツキャラメルバターサンドは、もちろん甘みはあるんですけれども、塩味を加えておりまして、甘じょっぱいスイーツになってます。その塩味を加えることによってピーナッツの深みだったり、旨みがより際立つと思っていて塩味を加えたんですけれども、もちろんコーヒーとか紅茶と合わせて召し上がっていただくのもいいんですけれども、私個人としては濃い緑茶と合わせていただくと、とても美味しくお召し上がりいただけるかなと思っています。

千葉県産のピーナッツをサブレ生地にも挟んであるクリームにもふんだんに使い、クリームの中に入っている砕いたピーナッツは茂原のもので、御須さん自身がロースト。中に入っている塩キャラメルのちょっとした苦味がまたいいんです。スタジオでも試食いたしました。
リピート率が高いのもわかりますよね。しかも、これ一つ一つ手作りですから、大変ですね。ということで、平日は作るのに専念していて、直売は主に土日に限定ということになってしまうのだそうです。大変だと思いますが、御須さん、こんな風に話してくれました。
御須さん:とてもありがたいお言葉をいただくことが増えて、本当に忙しいんですけどそういうお言葉が本当に励みになって、頑張れています。自信を持って販売している。商品たちではあるんですけど、実際直接言葉としてもらえるのは本当に嬉しいですね。この看板商品のピーナツキャラメルバターサンドなんですけれども、オンラインショップでは5個入り1箱としてご購入いただけます。それ以外ですと、工房直売、土日メインの営業にはなるんですけれども、こちらに来ていただくと、ピーナツキャラメルバターサンドその他のシュークリームだったりとか、焼き菓子もございます。これからの季節ですと、茂原市内の美味しいイチゴを使ったバターサンドなどの販売も予定しておりますので、ぜひお越しくださいませ。
お客さんの声がチカラになっているんですね。そして御須さんが作るほかのスイーツも直売所に行けば買うことができるんだね。いちごバターサンドも気になりますね。

直売所を開いてからまだ日が浅いのですが、御須さんも週末の開店を楽しみにしているそうです。(※)千葉の新しいお土産として、たくさんの方に食べて頂けるよう、これからも一つ一つ心を込めて作っていきたいと思いますとおっしゃっています。
これは、ぜひ一度食べてもらいたいですね。
菓子屋Norramの「ピーナッツキャラメルバターサンド」について、お店の営業日、ネット販売などについてはインスタグラムやホームページなどをご覧ください。
※3月21、22、28、29は都合によりお店はお休みとのことです。
https://www.instagram.com/kashiya_norram/?hl=af




