三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

毎週月~木 18:35頃~「YOU 遊 チバ」はこちら
※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

採れたて新鮮な卵を直売!「九十九里ファーム」@匝瑳市

2024/10/23 UP!

  • 今週はちばのマルシェをテーマにご紹介しています。
  • 「この前 目玉焼きが、会心の出来だった!」中西悠理がご紹介しました、匝瑳市(そうさし)にある「九十九里ファーム」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • ●ホームページ

https://99-farm.com

  • ●インスタグラム

https://www.instagram.com/99farmtamagoyasan

             
  • 自社のこだわりのエサを与えて鶏を育て、卵を生産する。また、その鶏糞の堆肥を使って自社の畑で野菜を作る、 循環型農業も実践している匝瑳市(そうさし)にある「九十九里ファーム」。新鮮卵の直売はもちろん、その卵を使ったスイーツも販売しています。
  • 多古町の「たまごやさんCocco」では、お食事ができ「たまごかけご飯」が堪能出来ます!(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 目玉焼きが上手く焼けたら、誰かに言いたくなりませんか?わたしだけ?
バラエティ豊かな大豆食品が揃う「なごみの里君津」@君津市

2024/10/22 UP!

  • 今週はちばのマルシェをテーマにご紹介しています。
  • 「一度 手に取ってみてください!」な中西悠理がご紹介しました、君津市にある直売所「なごみの里君津」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.nagokimi.com

             
  • 君津市にある地域密着型の直売所「なごみの里君津」。季節ごとの野菜が、どーんと山のように並びます。秋・冬は、自然薯をはじめ、キャベツや白菜、大根 などが並び、旬の味を求めて多くのお客様が訪れます。
  • そして、旬を迎えた地元の希少な大豆「小糸(こいと)在来(ざいらい)」。枝豆はもちろん、「小糸在来」を使用したスイーツも開発。数量限定で販売しています。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • すい〜。今しか楽しめない金木犀の香りを吸い尽くそうとしております。
旬の採れたて野菜を堪能!「かしわで」@柏市

2024/10/21 UP!

  • 今週はちばのマルシェをテーマにご紹介します。
  • 「今まさに 収穫の時期を迎えている!?」中西悠理がご紹介しました、柏市にある今採(いまど)り農産物直売所「かしわで」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • ●ホームページ

http://www.kasiwade.com

  • ●インスタグラム

https://www.instagram.com/kashiwade1

             
  • 2004年に地域の15人の農家が集まってオープンした柏市の「かしわで」。今年20周年を迎え、登録生産者の数は、今ではおよそ230名にも のぼり、『農業に関する情報の受発信基地として広く消費者に利用される施設』として、地域はもちろん、多くの観光客も訪れる、人気のスポットです。
  • ビュッフェレストラン「さんち(や)」では、旬の野菜をたっぷりと味わえる美味しいメニューが並びます。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 駅前の金木犀の香りに吸い寄せられて…
映画で再注目!『南総里見八犬伝』ゆかりの地

2024/10/18 UP!

来週金曜日、役所広司さん主演の映画「八犬伝」が公開になりますね。南総里見八犬伝は、「(じん)(ぎ)(れい)(ち)(ちゅう)(しん)(こう)(てい)」の8つの玉を持つ剣士(八犬士)たちが活躍する物語で、あのドラゴンボールにも影響を与えたと言われています。江戸時代後期に人気を博した、全98巻、106冊にわたる長編小説です。映画では、「南総里見八犬伝」の物語部分をダイナミックに描く「虚構」のパートと、その作者滝沢馬琴の人生と、それを支えた人々の「実話」パートが交錯しながら進んでいく映画です。「物語」の舞台は安房地域の館山市や南房総市にあって、聖地巡礼で訪れる人も多いため、映画の公開を機にまた盛り上がりをみせている「館山市」が力を入れている「里見のまちづくり」をご紹介します。

映画「八犬伝」は、 役所広司さんが南総里見八犬伝の作者・滝沢馬琴を演じます。長年の執筆中に視力を失うなどの困難にも負けず28年の歳月をかけて書き上げた馬琴の人生を描く実話パートと交錯する、八剣士たちがダイナミックに躍動する物語世界の舞台は、館山市や南房総市に点在していて、映画をきっかけに館山を訪れる人も増えそうです。まずは館山市観光協会、里見のまちづくり実行委員会の間宮(まみや)直美(なおみ)さんに、観光案内所にやってくる方がどんなことをたずねてくるのか教えてもらいました。

間宮さん:館山は里見氏が戦国時代にこの地を収め、滝沢馬琴の南総里見八犬伝の舞台にもなった里見ゆかりのまちです。里見のまちづくり実行委員会は、地元館山の方はもちろん、訪れた方にも親しみやすいイベントや地域のルーツを感じられる旅をご用意しております。館山観光案内所はJR館山駅の東口階段。降りたところにございます。こちらでは八犬伝ゆかりのグッズを販売しているとともにゆかりの地の行き方のご案内とご説明いたしますので、一度お寄りください。そうですね。まず、まあ一番あの皆様、あの聞かれるのは館山城への行き方というのを聞かれるのと一緒にあまり観光化されていない。居城跡である稲村城址ですとか、あとは伏姫の洞穴など、あのやはり聞かれることが多いですね。

お話に出てきた稲村(いなむら)城跡(じょうあと)は南房総市の岡本(おかもと)城跡(じょうあと)とともに「里見(さとみ)(し)城跡(しろあと)」として平成24年に国の史跡に指定されました。ここは房総半島における山城(やまじろ)の変遷やこの地域の社会・政治情勢を知る上でも重要な場所なんです。今回の映画によって改めて注目されること、地元の皆さんはどう感じていらっしゃるのか、館山市観光協会会長で里見のまちづくり実行委員会長でもある上條(かみじょう)長永(ながひさ)さんにうかがいました。

上條さん:なかなか里見八犬伝と一言で申し上げても、なかなかこう薄れていっちゃったりしていますし、学校教育においてもそうなんですね。八犬伝っていうのを従来はちゃんとした教育というか、授業の中で昔はですが、取り入れてもらってたもんなんですけども、今そういったものもない。なくなってしまっていて、徐々にこう八犬伝というのが薄れている。ちょうどいい時期にあの映画館になったということを聞いた時に、大変喜びました。まず来ていただいた方々にご用意しているのは里見の町バスツアーだとか、また、個人向けタクシーツアーだとか、この辺をツアーとしてご用意しています。

お話にあったバスツアーやタクシーツアーは、物語に出てくる名所を巡ったり、美味しいものが食べられる場所を案内してもらったりするんですが、館山市観光協会のホームぺージによると、タクシー2時間、最大4人乗れてなんとお値段二千円です。

https://tateyamacity.com/satomi/satomi_taxitour/

さて、来週公開の映画「八犬伝」で盛り上がりを見せ始めている、物語のご当地、館山では以前から「里見」にちなんで、城山公園でLEDランタンをとばすスカイランタンや花火大会などさまざまなイベントが開催されていました。今年は、映画とコラボしたそうなんです。

上條さん:8月8日にですね館山の花火大会が毎年やるんですが、今年は銘打ってですね、映画八犬伝とのコラボレーション花火っていうことで、打ち上げさせていただきました。それで大文字焼き。大文字焼きといっても、あのLED電気で「大きく大」っていう文字を毎年つけているんですけど、今年から、今年に限っては点を一個増やしまして、犬文字焼きという形でやらさせていただきました。反応は、結構、まあなるほどねっていう感じの方もいらっしゃれば、まあ大体の方が気に入っていただいたんじゃないかなというふうに思っております。この機会だからやっちゃおうという、点をつけるだけ、点を一個増やさせていただきました。

この犬文字焼きは「里見のまち」「八犬伝」という強力なアピールにつながったようです。そのほか、八犬伝関連のグッズ、のお菓子や手拭いなども市内のお店などでいろいろ出ているそうです。そしてあちこち回ればお腹も空いてきますが、地元の皆さん、そこも抜かりはないようで、、、

上條さん:あと他にですね。八犬伝グルメスタンプラリーっていうのを10月の11日から12月の13日までやっております。館山市内のですね25店舗で里見八犬伝とコラボしたメニューをグルメキャンペーンとして開催しております。館山らしい海鮮だとかお寿司とかスイーツまあ「八」とか「伏姫」などにちなんだイメージのメニューがいっぱいあります。で、その中でも四店舗を巡っていただくと、えっと映画関連グッズなどが抽選で当たるいわゆるスタンプラリーを開催しております。皆さん、ぜひ館山にいらしてください。

実は、インタビューの後、一つ増えまして対象施設26になりました。館山市内の宿泊施設の優待券が当たるチャンスもあるそうです。ぜひ美味しいものを食べて応募してみてくださいね!12月13日までの開催です。

館山城にある「八犬伝博物館」には「南総里見八犬伝」の版本や名場面の錦絵のほか、1973年から2年間NHKで放送されブームになった人形劇「新・八犬伝」の人形の実物も展示されていてファンにはたまらない場所になってます。そして今回の映画のパネル展示や八犬士をモチーフにしたご当地ガチャもありますので、この機会にぜひ実際に足を運んでいただきたい。八犬伝の物語を彩る実在の場所、美味しいお店など、館山の魅力をお得なタクシーツアーやスタンプラリーで楽しめるチャンスです。詳しくは「里見のまちづくり実行委員会」のホームページでご確認ださい。

https://tateyamacity.com/satomi/satomi_taxitour/

グルメで楽しむ“八犬伝”(城山公園里見茶屋、伏姫BURGER)」

2024/10/17 UP!

  • 今週は“八犬伝”ゆかりの街の魅力あるスポットをテーマにご紹介しています。
  • 「お団子は 八つまでいけます!」な中西悠理がご紹介しました、「里見(さとみ)茶屋」(ちゃや)と「(ふせ)(ひめ)バーガー」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • ●里見茶屋

https://www.instagram.com/satomicyaya

             
  • 館山城を眺めながら一休みできる城山公園内にある「里見茶屋」では、地元産の米から作るこだわりの「房州里見だんご」が味わえます。「房州里見だんご八種セット」が大人気です。
  • ●伏姫BURGER

https://www.instagram.com/fusehime_burger

  • 北条海岸通り沿いのハンバーガーショップ「伏姫BURGER」は、早くも大人気の注目スポット。「里見伏姫牛」を育てる昭和運送興業が手掛けていて、ソフトな食感でジューシーな里見伏姫牛を堪能できます。

  • 現在館山市では、 映画「八犬伝」グルメスタンプラリーを開催中です。詳しくは「館山美食発見」サイトをご覧ください。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 収録の日は、一足早く冬のように寒い日でした。今季初のコート…ついこの前まで暑かったのになあ。
物語の舞台を巡る「富山(とみさん)トレッキング」

2024/10/16 UP!

  • 今週は“八犬伝”ゆかりの街の魅力あるスポットをテーマにご紹介しています。
  • 「険しい道こそ 笑顔で登る!」中西悠理がご紹介しました、南房総市にある「富山(とみさん)のトレッキング」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.mboso-etoko.jp/info/hiking/hiking-5

             
  • 『房州低名山(ひくめいざん)』の1つの富山。北峰(ほっぽう)南峰(なんぽう)の 二つの頂上を持つ双耳(そうじ)(ほう)が特徴で、『南総里見八犬伝』の舞台と言われています。
  • ヒロインの伏姫八房が暮らした地として、また 物語のラストに、隠居した八犬士が仙人になった地として描かれていて、「伏姫と八房の像」「大蘇鉄(おおそてつ)」「(ふく)満寺」「福聚院」「伏姫(ふせひめ)(ろう)(けつ)など、ゆかりのスポットなどが点在しています。(まんじ)(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 私もいただきましたが、こんなに栗のゴロゴロ食感を堪能できる羊羹はじめてでした!本当に美味しかったです。
“八犬伝のまち”への入口はここ!「道の駅富楽里とみやま」

2024/10/15 UP!

  • 今週は“八犬伝”ゆかりの街の魅力あるスポットをテーマにご紹介しています。
  • 「映画が始まる前に ポップコーンを食べ終わる!?」中西悠理がご紹介しました、南房総市にある「道の駅 (ふ)楽里(らり)とみやま」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.furaritomiyama.jp

             
  • 去年、大規模にリニューアルした「道の駅 (ふ)楽里(らり)とみやま」。高速道路と一般道の両方からアクセスできる、房総でも人気の道の駅です。
  • 新鮮野菜や獲れたての鮮魚が並ぶ直売コーナーも拡大、新しくフードコートも誕生しました。「いわしのつみれ汁」や「伏姫和牛」、「鯨料理」、「海鮮丼」など、地元の新鮮食材を使った料理が大人気です!!(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • うちの『八房』です。
いざ“八犬伝”の世界へ!「館山城(八犬伝博物館)・館山市立博物館」

2024/10/14 UP!

  • 今週は“八犬伝”ゆかりの街の魅力あるスポット!をテーマにご紹介します。
  • 「犬と猫なら 断然、犬派!」の中西悠理がご紹介しました、館山市にある「館山(たてやま)(じょう)(はっ)犬伝(けんでん)博物館」(はくぶつかん)と「館山市立博物館」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
             
  • 『南総里見八犬伝』のモデルと言われるの戦国大名・房総里見氏。その居城跡には、城山公園が広がり、山頂には三層四階天守閣様式の「館山城」、中腹には「館山市立博物館」があります。
  • 「館山城」は八犬伝博物館ともいわれ、『南総里見八犬伝』の貴重な版本も展示されています。
  • 「館山市立博物館」は、里見氏の歴史や当時の人々の暮らしぶりなどを知ることができます。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 江戸時代に、こんなにダイナミックな物語が誕生していたなんて改めてすごいなと感じます!ぜひ館山で聖地巡礼を楽しんでください。
MADE IN九十九里 こころを込めたものづくり「菅原工芸硝子」

2024/10/11 UP!

今回のテーマは「MADE IN九十九里」。「ものづくり」「手作り」と聞くと、どんなものを想像しますか?

実は、今、千葉の九十九里は、その自然豊かな環境に惹かれた個性豊かな作家さんが集まっていて、お洒落な工房も増えているということで、注目されているんです。今回はそんな九十九里の地で手仕事による硝子製造にこだわっている「菅原(すがはら)工芸(こうげい)硝子(がらす)」のモノづくりへの想いをお聞きします。

今日ご紹介するのは、雄大な太平洋に面し、長い海岸線が広がる九十九里町で、ハンドメイドのガラスの食器などを、「江戸硝子」の伝統工芸士を含む熟練の職人達が、手仕事で生み出している菅原(すがはら)工芸(こうげい)硝子(がらす)です。東京の青山や銀座、大阪、福岡  にも店舗を構える人気のお店。まずは、三代目社長の菅原(すがはら)裕輔(ゆうすけ)さんに、会社の成り立ちを教えていただきました。

菅原さん:1932年に私の祖父が東京の江東区亀戸というところでおこした会社です。1962年にこちらの千葉県の九十九里に工房を移転しましてもともと創業当初から私どもは問屋さんからこういうものを作ってくださいということで、お願いされたものを作る下請けの会社でした。1970年代に入って大きな不況になりました。なかなか下請けの工場って買ってもらえないということで、できることに限りがあってどうしたものかということを考えていた時に、人の手で、自分たちで作っているので価格競争には限界があるということで、自分たちで新しい価値を生み出して届けていけるような会社になろうということに大きく転換をしました。自分たちでデザインをして製品を作って、それをなるべく自分たちの手で届けていく、大きく舵を切ったのが1976年になります。

1970年の不況=オイルショックなどがありました、。機械生産ではなく、職人さんが作っていたこともあり、リストラではなく、値引きでもなく、オリジナルで勝負していく道を社長のお祖父様が選ばれたそうです。そうは言ってもお客さんが買ってくれなければ、会社は苦しくなってしまいます。ところがここで逆転大ホームランが出ることになったんです。

菅原さん:大変幸運なことに、すぐに大ヒット製品が生まれました。これ何かというと、コーヒーゼリーの器。実は今でも現役で作って販売している製品ですけども、#の330番という商品なんですけども、この製品が大ヒットしました。当時、喫茶店の中でコーヒーゼリーっていう食べ物がとても初めてお目見えして、とてもヒットしてたと人気があったという食べ物だったんですけども、初めてお目見えしたんで、専用の器っていうものがなくて、小鉢だったりだとかそういうものに入れてたわけなんですけども、どうもかっこよくないし食べにくいということで、コーヒーゼリー専用の器を発表したところ、まあこれが大ヒットした、というのがオリジナル製品作りが活発になるきっかけになった大きな出来事でした。

このコーヒーゼリーの容器は全国の喫茶店やレストランから注文が殺到し、

オリジナルでいこうと言う方向は間違っていなかったんだという確信に繋がったそうです。今も菅原工芸硝子では製品の多くを職人自ら開発、デザインしていて、オリジナル製品、カタログ的には4000種類もあるそうですよ。

東京の下町から九十九里に移り、オリジナル製品の制作に力を入れ、コーヒーゼリーの食器でヒットを飛ばした菅原工芸硝子。敷地内にある工房では、大きな炉でガラス原料を溶かし息を吹き込んだり、鋏などで形作ったりしています。さらに最近はSDG‘sが盛んに言われていますが、菅原工芸硝子では、新しい取り組みが行われているんです。

菅原さん:私ども今取り組んでいるSGHRリサイクルという活動はこの工場から捨てるガラスをゼロにしようという取り組みです。もともとガラスって非常にリサイクル性に優れているんで、実は使える端材はほぼ再利用してた。だけど一部色が混ざっちゃったりだとかいう状態の良くない端材とか失敗したものとかについてはこれはあの産廃業者さんにお願いをして処分をしていたと。せっかくリサイクル性の高い素材を使っているのに、またあのガラスの原料って砂なんですけども、地球の資源である砂を使って、そういうものを簡単に捨てるのは何か違うなというところで、これを大事にしていこうということで、取り組みを始めました。あのいろんな端材を混ぜて溶かすんで、どんな色ができるかわからない。作るたんびに当然色が変わります。もうそれを楽しめるようなものにしようということでやっているのが私たちのリサイクルです。

その「手作り」を大切にし、さらに作り手と使い手が作品を介して出会い、語り合える場を作りたいという想いで、菅原さん、工房とお店がある敷地の中でクラフトマーケット「くらしずく」を始めました。全国からハンドメイド職人がそれぞれの想いがこもった作品を持って九十九里に集まってきます。人気のマーケットに育っていますが、その開催に対する思い、伺いました。   

菅原さん:2017年からこのクラフトマーケット「くらしずく」をスタートしましたけども、なんでガラス屋さんがクラフトマーケットやるんだというのは非常に疑問に思われるわけですけども。その意味二つあって。一つは九十九里という地域に、もっともっと多くの人が足を運んでいただきたい。もう一つは、あの私たち手作りでガラス製品を作っていて、単にデザインがいいとか品質がいいとかだけではなくて、もっともっとそのどういう人たちが作ってるとか、どういう想いで作ってるとか、そういうこともお届けしていきたいなあと常日頃思っている中で。しかもそういう話を聞きながらお買い物をして買って帰ったものをより愛着がわいて、長く大切に使いたくなるみたいなことを体験していただきたいなあという想いがあって。帰りがけには、ぜひ九十九里海岸もドライブしていただいたりとか。一日楽しんでいただければいいなというふうに思ってます。

ハンドメイド作品だけでなく、マーケットでは九十九里の美味しいものの屋台やキッチンカーも並びます。「くらしずく2024(にせんにじゅうよん)」は10月19日(土)20日(日)開催です。入場料など詳しくは公式サイトをご覧ください。そして、イベントがない日でも、工房の隣のショップや素敵なカフェで、ゆったりとした時間を過ごすことができます。九十九里のお出かけプランに菅原工芸硝子、ぜひ加えてはいかがでしょうか

https://kurashizuku.com

https://www.sugahara.com

木の個性が光る作品「atelier dehors(アトリエ・ドゥオル)」 @大網白里市

2024/10/10 UP!

  • 今週はMADE IN 九十九里をテーマにご紹介しています。
  • 「動きに 無駄が多い!?」中西悠理がご紹介しました、大網白里市(おおあみしらさとし)にある「atelier dehors」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.dehors.info

https://www.instagram.com/atelier_dehors/reels

             
  • 木製カップをはじめとする木の器などを制作している、大網白里市(おおあみしらさとし)にある「atelier dehors」。作品は全て1点もので、一つ一つに存在感があり、木の持つ美しさやぬくもりを感じられます。
  • 10月19日・20日に、九十九里町の菅原工芸硝子で開催されるクラフトマーケット「くらしずく」に出展を予定しているとのこと。 ぜひ、実際に手にとって作品に宿る木の個性を感じてみてください。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 木の個性を大切にしている長谷川さんの作品は、どれもとても優しい表情です。
1 9 10 11 12 13 14 15 16 17 111
サイトTOPへ戻る
WHAT’s NEW