三方を海に囲まれる房総半島に位置する千葉県。
首都圏からのアクセスもよく、
通勤圏でありながら海や里山の豊かな恵みをあわせもち、
自然とともにある生活を楽しめるエリアです。
そんな「千葉の魅力」を支えるさまざまな活動や
想いムーブメントなどにスポットを当て、
現地取材の声も通して「魅力あふれる千葉」をご紹介していきます。

毎週月~木 18:35頃~「YOU 遊 チバ」はこちら
※「YOU 遊 チバ」は、ミンナノチカラ~CHIBA~と連動し週ごとにさまざまなテーマで千葉の魅力をお届けしているコーナーです。

Every Fri. 18:45~18:59

“安房国”の盛大なお祭り「安房やわたんまち」 @館山市

2024/9/10 UP!

  • 今週は千葉の秋まつり!」をテーマにご紹介しています。
  • 「お祭りの後は ちょっと切ない!」中西悠理がご紹介しました、館山市で行われる「安房(あわ)やわたんまち」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.city.tateyama.chiba.jp/minato/page100195.html

             
  • 1000年以上の歴史を誇る、安房地域最大のお祭り「安房やわたんまち」。正確には、「鶴谷(つるがや)八幡宮(はちまんぐう) (れい)大祭(たいさい) 安房(あわ)(こく)司祭」(しさい)と言い、県の無形民俗文化財に指定されています。
  • 1日目は11社の御神輿による圧巻の「神輿振」。2日目は、鶴谷八幡宮への入祭を行う4基の山車と1基のお船が練り歩き、迫力満点!!
  • 今年は9月14日土曜日・15日日曜日の2日間 開催されます。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 夏祭りとは違った魅力がある秋のお祭り。お囃子の音がすると、なんだかワクワクするんですよね。
城下町を神輿が練り歩く「佐倉の秋祭り」 @佐倉市

2024/9/9 UP!

  • 今週は千葉の秋まつり!」をテーマにご紹介します。
  • 「小さい頃 近所のだんじりを引いていた!」中西悠理がご紹介しました、佐倉市で行われる「佐倉の秋祭り」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://www.sakura-maturi.jp

             
  • 300年の歴史があると言われていて、「麻賀(まかた)多神社(じんじゃ)」の御祭禮(ごさいれい)が母体となっている「佐倉の秋祭り」。佐倉城の旧城下町を中心に4つの神社の合同祭として、毎年10月中旬に開催されています。
  • 麻賀多神社の大神輿や山車人形、御神酒所、はなぐるまはなぐるまなど、見所たっぷり!!
  • 今年は10月11日 金曜日・12日土曜日・13日日曜日の3日間の開催です。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 収録終わりに、小さな秋を探してみました。でも、落ち葉拾いはさすがにまだ早かったみたい…
『多古米』の魅力広げる「たちばなふぁーむ」

2024/9/6 UP!

新米が出回る季節になってきましたね。

千葉県は8月中旬に新米ができる、関東一の早場米の産地でもあるし、米所として美味しいお米、ブランド米がいくつもあるんです。ふさおとめ、ふさこがね、粒すけ、こしひかりなど。そして千葉の三大銘柄米として 多古米、長狭米、いすみ米があります。

今回は、千葉県多古町の地域で作られているコシヒカリ「多古米」の魅力をいろんな方法で発信している農家さんの活動についてご紹介していきます。

ご紹介するのは、多古町で農業をされている「立花ふぁーむ」の皆さん。お母様の立花眞佐子さん、娘さんの青木清子さん、そして息子さんの立花よしおさんが、それぞれ多古米の魅力を発信していらっしゃいます。

多古町では地元で作られたお米の美味しさを競う「多古米グランプリ」という大会が毎年行われていて、旨み成分などを機械で測定する1次審査と、審査員による実食の2次審査を通じ、その年のNo.1多古米を決定しています。お母さんの眞佐子さんは、昨年の大会で、65歳以上の部の優勝と総合グランプリを獲得された、まさに多古米の匠の方なんです。美味しいお米を作る秘策はどんなところにあるんでしょう?

立花眞佐子さん

お嫁に来てからここ50年になります。ずっとお米作りやってまして立花眞佐子といいます。今年からね、若い人と年寄りの方の2部にわかれて。ちょうど高齢者の方に入ったからおいしかったと思うんです。有機肥料で少しやってたから6種類ぐらい入ったかな?燕のふんとか海草とかだから土作りができてたからおいしかったのかなって。お水もね、その年は暑くて夜水引いてくれたの。 だからそれが良かったのか、みんな食べて美味しかったのかな?審査員の方々は、、、

100名をこえる参加者の中、堂々の総合グランプリ。「たちばなふぁーむ」のお米はすべて「有機栽培」か、化学肥料・農薬を通常の半分以下に減らす「減農薬・減化学肥料栽培」で作られているそうなんですが、そうしたことを10年続けてきた成果だと思うともおっしゃっていました。そして、その多古米のおいしさをもっと広めていこうと数年前から活動を始めたのが結婚で多古町を出て今は横浜にお住まいの娘の清子さんです。当たり前に食べていた多古米の味がとても評価が高いと知って、そんな味を周囲の方に知って貰いたいと、多古米を中心としたランチを横浜で提供するようになったんです。最初は横浜で、月に2回程度、農家カフェというのを始めた清子さん、そのメニューはどんなものだったんでしょう?そして、食べた方々の反応はどのようなものだったんでしょう。青木清子さんにリモートで伺いました。

青木清子さん:

農家カフェと銘打って、母から前日に送ってもらったとれたての、夏でしたらおくらとかゴーヤとかそういうものをその多古米とおかずとランチセットにして提供すると「新鮮な野菜ってこんなに美味しいんだね」なんて言ってくれて。母があと自家製のお味噌も作ってるので、自家製味噌で作ったトン汁とかね。あとはヤマトイモが有名なので、ヤマトイモ農家の人から泥付きで直送してもらったりとか。で、泥付きのヤマトイモ詰め放題とかも、結構都会の主婦にはウケるんですよね。産地直送の田舎を楽しんでもらうっていうのが、町でのそのカフェ営業で。ただただランチをいっぱい売りたいとかではなく、多古町を知らせたいっていうコンセプトでみんなこう。じゃあ私も多古町応援するわみたいな方も来てくれて。横浜のカフェのお得意様が3組ぐらいあのうちの田んぼに田植えに手伝いに来てくれたり、二拠点ならではの繋がりもできましたね。

収穫したものをその場でいただける農家カフェは多くありますが、横浜で多古町の作物を新鮮な状態で出す。それで多古町にも来てくれるっていうのは面白い展開ですね。

古くは江戸時代から時の将軍や皇室への献上米となり、また食味日本一に輝くなど、おいしさには定評がありますが、流通量が少ないため「知る人ぞ知る」銘柄米とも言われる多古米をもっとたくさんの人にしってもらいたい、という清子さんの活動はさらに広がっていきます。

多古米グランプリ2023で見事総合グランプリに輝いた眞佐子さんをはじめとするたちばなふぁーむの皆さん。娘の清子さんが東京湾を挟んだ横浜で、多古米を始めとした多古の野菜の美味しさを発信するカフェを始めて、大人気に。そうしていると、場所を貸してくれている方からこんな提案をされたそうなんです。

青木清子さん:

2018年の11月に横浜を基本に活動して、そこにシェアキッチンをされてる方が近所にいらっしゃって、そこを間借りして多古米のランチを始めました。多古米美味しいねって横浜の方たちにも結構評判になって,実際にやっぱ食べてもらうっていうのがすごく宣伝になるんだなあっていうのを実感しまして、五年経ちまして。そしたらそこのオーナーさんから、多古町にもシェアキッチンとかで作ってみたらどうってすすめられて町の役場にも相談しに行ったんですね。なんとか保健所にも何度も足を運んで渋々オッケーをもらって、町もまあ農業の六次化っていうことで、すごく応援してくれて、もうすぐ二年になるんですけど、現在ポロポロと増えて6組借りてくれてる方がいます。

シェアキッチンの認可をとるのもいろいろ苦労されたようですが、多古町で、というか、立花さんの家の一部を改装して「多古町のシェアキッチン」が完成しました。多古町や近隣の町にお住まいの方から利用の申し込みがあり、多古米の米粉を使った焼き菓子を作られる方などがいるそうです。専用の調理機材があるシェアキッチンの存在は、地元の方々に大きなチャンスを与える施設になっていきこの地域の食材を使った新しい食品が、ここから生まれてきているんです。

スタジオでは酵素玄米の試食をしました。

これは、多古米の玄米に小豆と少量の天然塩を加えて炊き上げ、炊飯器などで3日程度そのまま保温することで、活性化した酵素の働きで、玄米がモチモチと柔らかくなっているものです。電子レンジで温めて食べることができるんです

こんな風にいろいろな可能性が広がっていくのは素晴らしいですね。6次産業化することも魅力の発信につながっていくのでしょう。

現在、多古シェアキッチン・メンバーを募集していまして、1時間1100円から利用可能です。お試し無料体験もあるそうです。菓子製造許可付きキッチンですので、腕に自信のある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?最後に 眞佐子さんの息子で代表の立花良夫さんにもお話うかがいました。

立花良夫さん:

グランプリ取った母の息子です。多古米の将来の話です。今年からの多古町がオーガニックビレッジ宣言っていうのを出して、有機Jasのお米を増やして作ってでそれを、地産地消のような格好ですね、小中学校の給食に出したりとか、生産と消費量が有機農産物がそう回るような仕組みを作ろうという取り組みなんですよ。ちょうど今頃は、多古は稲刈り真っ最中ですね。もう一面黄色いんですよ。黄金色になってます。輝いてますよね。今機械化が進んでるんでね、稲刈りの翌日にはね。あの出荷可能になるんですよ。新米ですね。今年もおいしい新米できておりますのでね。皆さんぜひ多古米を買って食べてみてください。まあ食べればわかりますよ。

オーガニックビレッジ宣言、有機農業に地域ぐるみで取り組むという、多古町の素敵な姿勢で作られた美味しい多古米を地元の子供達も給食などでしっかり食べて、その美味しさをDNAに刻み込む。まさに食育の一環とも言えるんじゃないでしょうか

すでにもう新米をいただいた、なんて方もいらっしゃるかもしれませんが、お米の保存には冷蔵庫を使っていただくと食味が長持ちするそうです。ぜひ、今年も美味しい新米、召し上がってくださいね。

20年前からネット販売を始め、有機農法、農家カフェ、シェアキッチン、など様々なことに挑戦し続けてきたたちばなふぁーむのみなさんのこれからにも、期待しましょう。詳しくはたちばなふぁーむの公式サイトをぜひご覧ください。

https://tachibana-farm.com

手賀沼のほとりで育まれる古代米「エグチライスファーム」

2024/9/5 UP!

  • 今週はちばの新米!」をテーマにご紹介しています。
  • 「疲れた体に 塩むすびが染み渡る!」中西悠理がご紹介しました、柏市にある「エグチライスファーム」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。
  • 手賀沼のほとりで、環境に配慮した安心・安全な美味しいお米と無添加のおもち・あられなどをつくっているのが「エグチライスファーム」。「作りたいのは、100年後の農業のカタチ」をスローガンに、心豊かな食生活を創造し、地域社会の持続可能な発展に貢献 していきたいという想いで日々挑戦を続けています。
  • 特別栽培米のコシヒカリ・にじのきらめき・夢ごこちや、古代米の『(あさ)(むらさき)』という黒米、『夕焼けもち』という赤米も育てています。お米本来の美味しさと甘みを味わってください。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 秋空の下で新米のおにぎりを食べられたら最高ですね!秋ってお腹空くんだよなあ〜(年中)
美味しいお米で“ご縁”を結ぶ「1分おむすび」

2024/9/4 UP!

  • 今週はちばの新米!」をテーマにご紹介しています。
  • 「1分待って欲しい!」中西悠理がご紹介しました、木更津市にある「1分おむすび」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://1min-omusubi.jimdofree.com

             
  • 農薬や化学肥料を使わない有機栽培の「強い米」にこだわり、価値のある美味しいお米をおむすびにして販売している「1分おむすび」は、ドライブスルーで買えるおむすび専門店。
  • 地元食材にもこだわり、常時20種類ほどのおむすびが1分で購入できます。愛情たっぷりの縁をむすぶ「おむすび」を、忙しい人にも美味しい食事として届けられるよう、日々いろいろな事にチャレンジ中です!(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 今年も美味しい新米が沢山食べられますように…
安房鴨川からの贈り物「米屋新蔵」

2024/9/3 UP!

  • 今週はちばの新米!」をテーマにご紹介しています。
  • 「次のごはんが楽しみで生きている!」中西悠理がご紹介しました、鴨川市にある「米屋(こめや)新蔵」(しんぐら)(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://komeyashingura.jp

             

  • 皇室献上米としての誇りを胸に、蛇紋岩(水)・棚田(土)・日照時間の長さ(太陽)に恵まれた長狭米は、心地よい食感と適度な粘り、香りや米のうまみがしっかり味わえる、千葉県を代表する銘柄米のひとつです。
  • その伝統の長狭米を守るため、一切の妥協を許さず、日々努力・挑戦を続けているのが明治39年に創業した老舗米店「米屋新蔵」。
  • お米の無駄を無くす為、米の加工食品も開発。「ぬれ揚げ煎」や「純米ばうむ」は、鴨川のお土産としても人気の商品です。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • あれ?お昼ご飯のおにぎり、見当たらない…。
厳選の極上米!『いすみの輝き』

2024/9/2 UP!

  • 今週はちばの新米!」をテーマにご紹介します。
  • 「平均点は 狙わない!」中西悠理がご紹介しました、いすみ市の「いすみの輝き」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://jaisumi.or.jp/agriculture-and-food/farm_crops/5.html

             
  • 千葉県の三大銘柄米の一つ、いすみ米。そのいすみ米の最上級が「いすみの輝き」。より一層もっちりとした食感で、甘く香り豊かなお米だけを選別した自慢の銘柄米です。
  • お米の美味しさの指標である「食味値」にこだわり「食味値81以上」、数値が低い程粘り強くなる「タンパク質6.9以下」の厳選された「いすみ米コシヒカリ」だけが「いすみの輝き」として販売されています。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 味、食感、粘り、香り、どこをとっても最高の選ばれしお米!それは美味しいはずですね。
未来に繋げる有機野菜~「ONE DROP FARM」

2024/8/30 UP!

突然ですが、明日、8月31日は何の日でしょうか?831(はち・さん・いち→ヤ・サ・イ)で野菜の日なんです。今回は市原市で蜂を飼う「養蜂」で里山を再生、有機農業を行っている方の挑戦をご紹介していきます。

市原市にある「ONE(ワン) DROP(ドロップ) FARM(ファーム)」の取り組みを紹介します。「養蜂で里山を再生する」を合言葉に、耕作放棄地を再び整備して、養蜂と有機農業を行っています。ミツバチや周辺の生態系に配慮して栽培された野菜はすべて有機JAS認証を受けたもの。実はスタジオにもその力強い野菜が並んでいます。まず最初に、代表の豊増(とよます)洋右(ようすけ)さんに、有機農業に取り組むことになったいきさつを伺いました。

豊増さん:僕自身はもともと農家の生まれなんですよ。佐賀県の鳥栖市の酪農家の長男として生まれたんですが、大学を卒業した後は経営コンサルタントの会社で八年ほど経営とかマネジメントを勉強させてもらったあと環境関係の活動している団体に転職して、その団体でたまたま千葉県に農場を作るという仕事があって。木更津市に移住したというのが、実は僕が千葉県で農業を始めたきっかけだったんですが、それが今から15年ほど前ですかね。2010年ぐらいのことで。その農場を七年ぐらいで卒業させてもらって、七年前に市原市に来てONE DROP FARMという会社をスタートしたのがこの事業の始まりです

豊増さんは経験、知識を生かしながら耕作放棄地を農地としてよみがえらせるため最初は農作物ではなく、あるものを育てることに力を注ぎます。そして、副産物として、あまーい蜂蜜を作ることになったそうなんです。農業を始めるにあたり、豊増さんが力を入れたこととは何なのでしょうか?

豊増さん:やっぱ最初にやらなきゃいけなかったのは、地力を向上することで、土木的に農地を再生すること、それももちろん大変なんですが、最終的にその農地で品質の良い野菜が作れるようになるかどうかって、やっぱり地力になりますから。自然界の力といいますが、僕ら緑肥と呼んでますが、この緑の肥料の緑肥という植物を育てることによって、その土地の土が持つ生物性とか、物理性とか、あるいは科学性を整えていくっていうことが、やっぱり急務だなという風に最初に感じました。先ほど申し上げた緑肥という植物の中には 蜜源植物っていうんですけど、蜂蜜が採れる植物がたくさんあるんですね。例えばクローバーとかナノハナとか、この蜜源植物のいいところは当然、あの土も育ててくれるんですけども、お花が咲くことで蜂蜜が採れるという効果もありますので、そこでミツバチを育てればはちみつが収穫できると、一石二鳥じゃないですけどそんな効果も期待して、土を作りながら蜂蜜も育てているっていうのが、僕らが今やっていることです。

その土作り、市原市のJR外房線 誉田(ほんだ)駅から近いところにある(せ)(また)地区で何年もかけて行っているそうなんですが、そこまで土づくりをしっかりと行う、じっくりと進めているのには、その後、この畑で作りたい作物へのこだわりがあるからなんですね。  

ONE DROP FARMでは価値のある野菜を力のある土で作っていくことに取り組んでいて、有機野菜に関する国の厳しい基準「有機JAS認証」を取得しています。認証のハードルも、ONE DROP FARMならではの方法で乗り越えているようです。

豊増さん:この認証を取得するためには、最低でも二年間科学的なものを使わずに土地を管理しなければならないというルールがあります。普通ですとこの二年間は有機野菜として販売出来ないので、収入があまり得られないということになるわけですが、あのお花畑で農地を管理することで有機認証を待っている間も蜂蜜を収穫しながら収入を得ることができるという。まあ、これ非常に大きな効果がありますまあ、認証が得られたからといってすぐにね、品質が良い野菜ができるわけじゃなくて、まあ、実質的にはやっぱね納得のいく高い品質の野菜ができたなと思うのは5年目とかね。まあ、その土地のプロフィールにもよりますが、場合によっては十年ぐらいかかるような畑も正直あります。今、僕ら有機JAS認証の畑で7ヘクタールほど管理してるんですが、年間で作付けしてるのはそのうちの1/4ぐらいですかね。2ヘクタール前後にとどめています。それをまあローテーションしながら。少しずつ土が良くなっていくのに合わせて野菜を育てていると、まあそんなやり方をやっています。

スタジオでも、届いたばかりのピーマンを頂きましたよ!

市原市の瀬又地区で着実に野菜づくりを続けるワンドロップファーム。その農作物の評判は次第に広がっていきます。ネット販売や近隣の大型商業施設などで販売もされるようになりますが、広い土地で一気に農業を拡大させることなく、品質の高いものを出荷していくことに重点を置いているそうです。そして、豊増さんおっしゃるところの「野望」、こんな風に語っていただきました。

豊増さん:この瀬又という地域からぜひ世界に飛び出して行きたいなという意味で、瀬又から世界へっていうのは一つのキーワードにして今いろんなことを考えています。やっぱりなんといっても千葉県はね、成田空港があって、海外の方が一番アクセスしやすいところでありますので、海外から来られた方が、あ、千葉でこんな本物があったと。こんな美味しいものがあったとまあ、感動していただける心を動かすような美味しいものを瀬又で味わっていただきたい。できればこういったものを作る仲間もね地域にどんどん増やして行きたいと思ってますので、品質が高いものをどんどんどんどん作っていきたいなというふうに考えています。農産物の海外取引って非常にチェックが厳しいですけども、有機農産物に関しては一般の農産物と比べると非常に少ない手続きで海外に輸出することができます。海外の方にもどんどん輸出という形になりますけども、そんなこともできていけるんじゃないかということで、今あの行政の方ともね相談して進めているところです。

千葉にこんな美味しい野菜がある、ということを「世界」にまでアピールしていく。行政の方とも詰めているなんて、もう野望じゃなくて現実的なすぐ未来の話なんでしょうね。豊増さんは、農業だけでなく里山再生に関する講演やコンサルティングなども行っていて、たくさんの方が話をききたいと訪れているそうですよ。「おいしい・気持ちいい・楽しい」のコンセプトのもと、次世代に引き継げる持続可能な農業を目指し、ワンドロップファームをゆくゆくは「県内の有機農業の拠点にしたい」という豊増さん。地域の農家さんとの連携も視野に、これからも新しい形を模索しながらまさに「瀬又から世界へ」ハチミツと有機野菜の二刀流で世界に挑戦続けていっていただきたいですね!

https://onedropfarm.jp/

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旬の野菜の美味しさと出会える「柴海農園」@印西市

2024/8/29 UP!

  • 今週は野菜を美味しく 食べよう!」をテーマにご紹介しています。
  • 「トウモロコシを食べている表情が 必死すぎて怖い!?」中西悠理がご紹介しました、印西市(いんざいし)にある「(しば)(かい)農園(のうえん)(おおはし)(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://shibakai-nouen.com

  • 「旬のある生活を共に分かち合おう」「農を通して豊かなライフスタイルを創造する」をテーマに、年間60品目の野菜を栽培している柴海農園。印西市で400年続く農家に生まれた柴海祐也(しばかいゆうや)さんが、国内外で培ったノウハウを生かして、有機栽培を実現しました。
  • 旬の定番野菜はもちろん、珍しい西洋野菜も入る事もあるやさいセットが定番の人気商品。加工食品にも力を入れていて「季節野菜のピクルス」や野菜ジュース、ジャムなど、様々な野菜の美味しさに出会える人気の農園です。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • まもなく9月に突入!夏バテせずに夏を走りきりたいてすね。
かき氷で野菜を楽しむ!?「グラスラパン」

2024/8/28 UP!

  • 今週は野菜を美味しく 食べよう!」をテーマにご紹介しています。
  • 「夏の日差しで グングン育った!」中西悠理がご紹介しました、松戸市にあるフレンチかき氷専門店「グラスラパン」(とうふてん)の情報は、以下のHPでご覧いただけます。

https://glacelapin.com

             
  • 松戸市のフレンチかき氷専門店 「グラスラパン」は、地域密着、地産地消がモットーのフレンチレストラン「モンラパン」と 「モンシュシュ」のオーナー、倉持さんが、お客様の要望に応えて、去年の夏にオープンしました。
  • 松戸市の()()農園()の野菜を使ってシロップや ソースを作るこだわりで、旬の野菜の美味しさを味わって欲しいという想いがこめられた、千葉の野菜の美味しさをかき氷で味わえる名店です。(とうふてん)(ほんどじ)(こうえん)
  • 千葉県のさまざまな魅力を知って、一緒に千葉県を盛り上げていきましょう!
  • 『収穫の季節』っぽい写真が撮れました。
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